JP5132971B2 - 研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

研磨装置及び研磨方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5132971B2
JP5132971B2 JP2007098257A JP2007098257A JP5132971B2 JP 5132971 B2 JP5132971 B2 JP 5132971B2 JP 2007098257 A JP2007098257 A JP 2007098257A JP 2007098257 A JP2007098257 A JP 2007098257A JP 5132971 B2 JP5132971 B2 JP 5132971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
head
holder
unit
eccentric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007098257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008254109A (ja
Inventor
康男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Micro Coating Co Ltd
Original Assignee
Nihon Micro Coating Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Micro Coating Co Ltd filed Critical Nihon Micro Coating Co Ltd
Priority to JP2007098257A priority Critical patent/JP5132971B2/ja
Publication of JP2008254109A publication Critical patent/JP2008254109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5132971B2 publication Critical patent/JP5132971B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本発明は、研磨テープを用いた研磨に関し、得に液晶パネル基板やガラス基板を研磨テープにより均一に研磨する研磨装置及び研磨方法に関するものである。
液晶表示器に使用される液晶カラーフィルター基板や液晶パネル基板の表面、さらにはブラウン管用ガラスパネル等は、製造時にその表面に微細な凹凸、突起が形成されるため、これを除去する必要から研磨加工が施される。
この研磨加工には、従来から、エンドレスベルト、エッチング、サンドブラスト、バフ等が用いられているが、研磨精度の向上と取り扱いの便宜から研磨テープを使用した研磨方法が広く用いられるようになってきた。
研磨テープを使用した研磨加工には、被研磨体である平板の走行方向と逆方向に研磨テープを走行させ、さらに平板の走行方向と垂直方向に研磨テープを往復運動させる研掃方法とその装置が提案されている(特許文献1)。
また研掃テープを走行させながら、走行テープを格納したテープヘッドを回転させて、研磨の効率を向上させたものも提案されている(特許文献2)。
しかしながら、上記特許文献1の研磨加工では、研磨テープが平板の走行方向と垂直方向に往復運動させているため、往復運動の両端部では移動速度がゼロとなり、往復運動の中間部では速度が最大になるため、研磨テープによる研磨が均一にならないという問題がある。
また上記特許文献2の研磨加工では、研磨ヘッドの回転により回転する研磨テープの回転中心付近とそれ以外の部分とで、周速差が生じ研磨加工の不均一を招いていた。
また往復運動のような直線運動の機構は、モータ、カム、LMガイド等の組み合わせが主流で、ヘッド構造のような重量のあるものの場合、直線運動の両端部では急停止、急発進状態となり高イナーシャルが機構全体に働くため、高速での直線運動は非常に困難となる。
本発明は、研磨テープを使用した研磨加工を均一、かつ高速に行うことが可能な研磨技術を提案することを目的とする。
本発明は、巻取走行する研磨テープを格納する研磨ヘッド部の動作に工夫を加えることによって、前記課題の解決を図ったものである。
すなわち、前記目的を達成するために本発明が提案するものは、巻取走行する研磨テープにより研磨対象物を研磨する研磨装置であって、前記研磨テープとその巻取を行う巻取装置とを格納する研磨ヘッド部と、該研磨ヘッド部を操作する操作機構部とを備え、該操作機構部は、回転動作を行う回転駆動手段と、該回転駆動手段の回転動作を非回転の偏芯円運動にして前記研磨ヘッド部に伝達する偏芯カム機構手段とを有することを特徴とする研磨装置である。
研磨ヘッド部を非回転偏芯円運動、すなわち回転を伴わない一定方向を向いたままの円運動をおこさせるものである。そのため研磨テープの各部分に周速差を生じさせないので、研磨対象物に対して均一な研磨が可能となる。また偏芯円運動による研磨であるから、速さの変化を頻繁に行う往復運動と異なり、一定の速さを維持するので研磨を高速に行うことができる。
前記偏芯カム機構手段は、連動する2個の偏芯カムによる2軸の偏芯円運動により前記研磨ヘッド部に非回転の偏芯円運動を伝達することができる。
2個の偏芯カムは、例えばその1個の偏芯カムを回転駆動手段であるモータにより直接回転させ、他の1個の偏芯カムにはベルト等で連結することにより連動させることができる。
また前記研磨ヘッド部を前記研磨対象物に向けて押圧する押圧機構部を更に備えてなることが好ましい。押圧により研磨テープを研磨対象物に押圧することで研磨効率を向上させるものである。なお押圧機構部は、その押圧を調整することができるものである。
また本発明がさらに提案するものは、巻取走行する研磨テープにより研磨対象物を研磨する研磨方法であって、前記巻取走行と共に前記研磨テープを偏芯カム機構を介して非回転の偏芯円運動を起こさせることを特徴とする研磨方法である。
前記偏芯カム機構による非回転の偏芯円運動は、連動する2個の偏芯カムによる2軸の偏芯円運動によることが可能である。
そして前記研磨の際に、押圧機構部により前記研磨テープを研磨対象物に向けて押圧させることが好ましい。
本発明によれば、巻取走行する研磨テープを、さらに非回転円運動させるので、研磨加工を均一、かつ高速に行うことが可能となるものである。
以下発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明する。
図1及び図2は本発明の実施例1を示すもので、図1(a)は研磨装置の平面図、図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図2は押圧機構部を備えた研磨装置の断面図である。
図1に示すように、本発明に係る研磨装置11は、巻取走行する研磨テープとその巻取装置とを格納する研磨ヘッド部12と、研磨ヘッド部12を非回転の偏芯円運動を起こさせる操作機構部13と、研磨ヘッド12を研磨対象物15に向けて押圧させる押圧機構部16とを備えてなるものである。
研磨ヘッド部12は、主に、下部先端部分を四角錘台とした縦長直方体形状のハウジング21と、その内部に配置された研磨テープ22とその巻取装置とを有するものである。巻取装置は、研磨テープ22が巻回された巻き出しリール23と、研磨テープ22を巻き取る巻取りリール25と、その間に配置されるガイドリール26a、26bと、コンタクトリール27a、27bと、研磨テープ22を研磨対象物15に向けて押圧する押圧板28とを有してなるものである。
押圧板28は、ハウジング21の下部先端部分の四角錘台の平面部分に位置するコンタクトリール27a、27bの間である研磨部に配置されていて、研磨テープ22を研磨対象物15に向けて押圧するようになっている。
巻取りリール25は、ハウジング内に設けられたモータ(図示せず)を駆動させて巻取り回転するようになっている。この巻取りリール25の研磨テープ22の巻取りによって、巻き出しリール23に巻回された研磨テープ22は、ガイドリール26aにより案内され、コンタクトリール27aおよび27bそしてその間に位置する押圧板28によって研磨対象物15に向けて押圧され、さらにガイドリール26bに案内されて走行するようになっている。
研磨テープ22の材質としては、発泡ウレタン、スエード、又はポリエステルやナイロンからなる織布、不織布、植毛布、さらに綿織物などが選択可能である。
研磨テープ22による研磨は、研磨ステージ29に送られた研磨対象物15を、上記した押圧板28により押圧調整された研磨テープ22によって研磨するようになっている。
研磨ヘッド部12は、研磨ヘッド部12を非回転の偏芯円運動をさせる操作機構部13の構成部分であるヘッドホルダ31の中央部分に垂下固定されている。
このヘッドホルダ31は、研磨ヘッド部12に非回転偏芯円運動を円滑に伝達できるように、ヘッドホルダ31の上部に上部ベアリングユニット32が設けられており、その上に位置する上部ベアリング押え板33との間で摺動可能となるようになっている。さらにヘッドホルダ31の下部四隅に配置されている下部ベアリング押え板35に載置された下部ベアリングユニット36(36a、36b、36c、36d)により、ヘッドホルダ31の下部も摺動可能となっている。
ヘッドホルダ31は、後述する偏芯カム43a、43bに接続され、研磨ヘッド部に偏芯偏円運動を伝達する役割を有するものである。そのため上記したように上下をベアリングユニットにより摺動可能に挟持された構造になっているものである。
上部ベアリング押え板33は下部を開放したコ字状のホルダ41の内側天井部に取付られており、下部ベアリング押え板35は板状のベース42に載置されており、ベース42はホルダ41の下端部に取付けられている。
またベアリング37は、硬球(セラミック類を含む)が使用され、ベアリングユニット32、36を構成するベアリングホルダには軟質金属、樹脂などが使用される。また各ベアリングユニット32、36に配置される複数のベアリング37は、それぞれヘッドホルダ31均等に圧力が加わるように配置構成されるものである。
2個の偏芯カム43a、43bは、ホルダ41の内部、上部ベアリング押え板33の両側にそれぞれは位置されている。偏芯カム43a、43bの下部にそれぞれ取り付けられている軸体45a、45bはヘッドホルダ31に軸受けを介して回転可能に挿着されている。また偏芯カム43a、43bの上部にそれぞれ取り付けられている軸体46a、46bはホルダ41内を摺動可能に貫通して配置されている。そして軸体46a、46bはホルダ31の上部に位置するプーリ47a、47bに接続され、このうちプーリ47aが回転駆動手段であるモータ48(図1中鎖線で示す)に回転可能に接続されている。またプーリ47bはベルト49によりプーリ47aと回転可能に連動するようになっている。
なお偏芯カム43aに取付けられている上部の軸体45aと下部の軸体46aとは同一直線上になく、同じく偏芯カム43bに取付けられている上部の軸体45bと下部の軸体46bとは同一直線上にないことから、偏芯カム43a、43bが回転駆動手段であるモータ48の回転運動を偏芯円運動に変えてヘッドホルダ31及び研磨ヘッド部12に伝達するようになっているものである。
なお偏芯円運動の大きさは、偏芯カム43a、43bの偏芯量によって適宜選択可能である。例えば研磨テープ22の偏芯円運動により研磨効果を得るには、偏芯量は1mm以上とし回転数は10rpm以上とすることが好ましい。偏芯円運動は、時計回転方向(CW)、反時計回転方向(CCW)とも回転可能である。
また図2に示すように、操作機構部13のホルダ41がLMガイド51に上下スライド可能に接続されるとともに、加圧機構42によるホルダ41上面への加圧調整によって上下にスライドされるようになっている。このホルダ41の上下スライドに伴って、研磨ヘッド部12の研磨テープ面により研磨対象物15に対して押圧調整することができるようになっており、この押圧調整によって研磨の精度、効率を調整することが可能となっている。
加圧機構42は、例えばモータ、エアシリンダー、油圧等によりホルダ41を加圧調整することで、LMガイド51を上下スライド可能とするものである。
次に本発明に係る研摩装置11の動作である研磨方法について説明する。研磨ステージ29に送られてきた研磨対象物15は、研磨ステージ29の所定位置に置かれる。
加圧機構42による加圧により操作機構部13およびこれに接続される研磨ヘッド部12とがLMガイド51をスライド降下してくる。このとき研磨ヘッド部12の研磨テープ22が研磨対象物15の研磨対象面を押圧する。押圧量は研磨程度に応じて設定する。
研磨ヘッド部12内に格納される研磨テープ22は、巻き出しリール23に巻回されており、これを巻取りリール25が巻き取ることで、巻き取り走行される。巻取り速さは、研磨対象物15の材質、研磨テープ22の材質、そして研磨程度等により適宜定めるものとする。研磨中に巻取り走行されることで、研磨テープ22は常時適切な研磨面を提供することができ、磨耗による研磨不足を防止することができる。
回転駆動手段であるモータ48の回転駆動は、軸体46aにより偏芯カム43aに伝達されると共に、軸体46aに接続されるプーリ47a、ベルト49を介してプーリ47b、そして軸体46bにより偏芯カム43bにも伝達される。これにより偏芯カム43a、43bは連動されることになる。
偏芯カム43a、43bに伝達された回転運動は、軸体46aと同軸上になり軸体45aに、軸体46bと同軸上にない軸体45bに、それぞれ偏芯円運動として伝達される。
このため軸体45a、45bは軸受けにより回転可能に接続されているヘッドホルダ31を偏芯円運動させることになり、この結果ヘッドホルダ31に垂下固定された研磨ヘッド12も偏芯円運動を行うことになる。
このヘッドホルダ31の偏芯円運動が円滑に行えるように、ヘッドホルダの上下には上部ベアリングユニット32、下部ベアリングユニット36(36a、36b、36c、36d)が設けられている。
研磨ヘッド部12の偏芯円運動により、研磨ヘッド部12に格納された研磨テープ22も巻取り走行されながら、さらに偏芯円運動を行いながら研磨対象物15を研磨することになる。
図3(a)は、本発明の研磨装置11による研磨テープ22の偏芯円運動における研磨粒子の軌跡を示す図である。研磨ステージ29(図示せず)に送られてきた長方形の研磨対象物15(図中破線で示す)に対して等しい幅長さの研磨テープ22を配置し、偏芯カム43a、43b(図示せず)により伝達される偏芯円運動による研磨ヘッド部12の研磨テープ22による研磨軌跡55である。
図3(a)に示すように、本発明による研磨装置による研磨は、等間隔で均一に研磨される様子が理解できる。また回転を伴わない偏芯円運動であることから周速差を生じることがなく、不均一な研磨の発生を抑えることができる。
図3(b)は、従来の研磨ヘッドを回転する場合の研磨粒子の軌跡を示す研磨軌跡56の図である。研磨テープ22の幅を直径とする回転運動のため、周速差の発生による研磨不均一に加え、研磨対象物の4隅57(57a、57b、57c、57d)に研磨不足が発生するなどの不具合が生じてしまう。
このように本発明に係る研磨装置及び研磨方法によれば、非回転の偏芯円運動による研磨であるため、周速差が発生せず、また等間隔に均一に研磨軌跡を描くので、均一な研摩が可能となる。
次に本発明に係る研磨装置および研磨方法についての第2の実施例を説明する。説明は第1の実施例と異なる部分を中心にし、同一内容の部分は説明を適宜省略する。また第1の実施例と同一部分は同一名称、同一符号を付してある。
図4(a)は実施例2の研磨装置の平面図、(b)は図4(a)のB−B断面図である。
図4に示すように、第2の実施例では4個の上部ベアリングユニット71(71a、71b、71c、71d)が、ヘッドホルダ31の4隅に対称的に配置され、また下部ベアリングユニット72(72a、72b、72c、72d)がそれぞれ上部ベアリングユニット71(71a、71b、71c、71d)と鉛直線上に配置されている。
この上下ベアリングユニット71、72が配置されているため、実施例1と異なり、ヘッドホルダ31の中央上部に配置されていた上部ベアリングユニット32が不要となる。実施例2では鉛直線上にヘッドホルダ31を上下に挟んだため、偏芯カム43a、43bによる偏芯円運動がより円滑に伝わることになる。
図4(a)に示した上部ベアリングユニット71(71a、71b、71c、71d)および下部ベアリングユニット72(72a、72b、72c、72d)とも、ベアリング37が円形に配置されているが、実施例1のように敷詰めた配置でもよい。その他の構造および配置は、実施例1と同様である。
上下鉛直にベアリングユニットを配置したこのような回転機構は、実施例1が集中荷重を受ける場合に有効であるのに対し、研磨テープの幅が広く分散荷重として受ける研磨の場合、特に有効であるものとなる。
次に本発明に係る研磨装置および研磨方法についての第3の実施例を説明する。説明は第1の実施例と異なる部分を中心にし、同一内容の部分は説明を適宜省略する。また第1の実施例と同一部分は同一名称、同一符号を付してある。
図5(a)は実施例2の研磨装置の平面図、(b)は図5(a)のC−C断面図である。
実施例3では、研磨ヘッド部12がヘッドホルダ83に垂下取付されており、ヘッドホルダ83の下部には上部ベアリングユニット81を介してベアリングホルダ84が設けられており、ベアリングホルダ84の下部には下部ベアリングユニット82がベアリング受ベース85に載置されている。
上部ベアリングユニット81および下部ベアリングユニット82ともベアリング37は、円形に配置されている。
そしてベアリングホルダ84にはさらに偏芯カム86a、86bが設けられており、このうち一方の偏芯カム86bがベルトによりモータ48に連結されており、モータ48の回転運動が伝達されるようになっている。
モータ48の回転運動が伝達された偏芯カム86bは、偏芯円運動をその上部に位置するヘッドホルダ83に伝達する。このとき偏芯カム86aも同様に偏芯円運動を行うようになっている。そしてヘッドホルダ83は偏芯円運動を研磨ヘッド部12に伝達して、研磨テープ22による偏芯円運動による研磨なされることになる。
実施例3は、ベアリングユニットの配置数と、ベアリングユニット内のベアリング数を少数にすることができるので、部品点数の少ない研磨装置を提供することができるものである。
(a)は本発明の実施例1の研磨装置の平面図、(b)は図1(a)のA−A断面図。 本発明の実施例1の押圧機構部を備えた研磨装置の断面図。 (a)は本発明の研磨装置11による研磨テープ22の偏芯円運動における研磨粒子の軌跡を示す図、(b)は従来の研磨ヘッドを回転する場合の研磨粒子の軌跡を示す図。 (a)は実施例2の研磨装置の平面図、(b)は図4(a)のB−B断面図。 (a)は実施例2の研磨装置の平面図、(b)は図5(a)のC−C断面図。
符号の説明
11 研磨装置
12 研磨ヘッド部
13 操作機構部
15 研磨対象物
22 研磨テープ
43a、43b 偏芯カム
48 回転駆動手段(モータ)

Claims (6)

  1. 巻取走行する研磨テープにより研磨対象物を研磨する研磨装置であって、
    前記研磨テープとその巻取を行う巻取装置とを格納する研磨ヘッド部と、
    該研磨ヘッド部を操作する操作機構部とを備え、
    該操作機構部は、前記研磨ヘッドを垂下するヘッドホルダと、回転動作を行う回転駆動手段と、該回転駆動手段の回転動作を非回転の偏芯円運動にし、前記ヘッドホルダを介して前記研磨ヘッド部に伝達する偏芯カム機構手段とを有し、
    前記ヘッドホルダが、ヘッドホルダ上部を上部ベアリングホルダにより、及びヘッドホルダ下部を下部ベアリングホルダにより、摺動可能に挟持されてなることを特徴とする研磨装置。
  2. 前記偏芯カム機構手段は、連動する2個の偏芯カムによる2軸の偏芯円運動により前記研磨ヘッド部に非回転の偏芯円運動を伝達することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨ヘッド部を前記研磨対象物に向けて押圧する押圧機構部を更に備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨装置。
  4. 巻取走行する研磨テープとその巻取を行う巻取装置とを格納する研磨ヘッド部、及び該研磨ヘッド部を操作する操作機構部を備えて成る研磨装置の前記巻取走行する研磨テープにより研磨対象物を研磨する研磨方法であって、
    前記操作機構部及び前記操作機構部のヘッドホルダにより垂下された前記研磨ヘッド部を降下させて、研磨ステージに載置された前記研磨対象物に前記研磨テープを押圧する工程と、
    前記操作機構部の回転駆動手段による前記回転動作を、前記操作機構部の偏芯カム機構手段により前記ヘッドホルダを介して前記研磨ヘッドに非回転の偏芯円運動として伝達して前記研磨対象物を研磨する工程とを有し
    前記ヘッドホルダが、ヘッドホルダ上部を上部ベアリングホルダにより、及びヘッドホルダ下部を下部ベアリングホルダにより、摺動可能に挟持されてなることを特徴とする研磨方法。
  5. 前記偏芯カム機構手段による非回転の偏芯円運動は、連動する2個の偏芯カムによる2軸の偏芯円運動によることを特徴とする請求項4に記載の研磨方法。
  6. 前記押圧する工程では、押圧機構部により前記研磨テープを研磨対象物に向けて押圧させることを特徴とする請求項4又は5に記載の研磨方法。
JP2007098257A 2007-04-04 2007-04-04 研磨装置及び研磨方法 Expired - Fee Related JP5132971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007098257A JP5132971B2 (ja) 2007-04-04 2007-04-04 研磨装置及び研磨方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007098257A JP5132971B2 (ja) 2007-04-04 2007-04-04 研磨装置及び研磨方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008254109A JP2008254109A (ja) 2008-10-23
JP5132971B2 true JP5132971B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39978217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007098257A Expired - Fee Related JP5132971B2 (ja) 2007-04-04 2007-04-04 研磨装置及び研磨方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5132971B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102453254B1 (ko) * 2017-07-10 2022-10-12 주식회사 케이씨텍 순환 구동 유닛 및 이를 포함하는 기판 연마 장치
JP6941008B2 (ja) * 2017-08-31 2021-09-29 株式会社荏原製作所 基板を研磨する方法および装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3966030B2 (ja) * 2002-03-11 2007-08-29 株式会社サンシン 板状部材研磨装置
JP2003266294A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Sanshin Co Ltd 板状部材研磨装置
JP3997480B2 (ja) * 2002-10-02 2007-10-24 株式会社サンシン 板状部材研磨方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008254109A (ja) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8393935B2 (en) Polishing apparatus
KR102673905B1 (ko) 기판 처리 장치 및 그 제어방법
JP5132971B2 (ja) 研磨装置及び研磨方法
KR102474519B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102506047B1 (ko) 기판 처리 장치
US20130115860A1 (en) Linear, automated apparatus and method for clean, high purity, simultaneous lapping and polishing of optics, semiconductors and optoelectronic materials
JP3613345B2 (ja) 研磨装置および研磨装置用キャリア
KR102525738B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102331074B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102535777B1 (ko) 연마헤드 및 이를 구비하는 기판 연마 장치
KR102503624B1 (ko) 기판 처리 장치
KR20200025487A (ko) 기판 처리 장치
KR102583017B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102528070B1 (ko) 기판 처리 장치
KR101904268B1 (ko) 기판 처리 장치
KR20190092758A (ko) 기판 처리 장치
KR102564114B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102432581B1 (ko) 순환 운동 유닛 및 이를 포함하는 기판 연마 장치
KR102506050B1 (ko) 기판 처리 장치
CN110340799B (zh) 基板处理装置
KR20190078802A (ko) 기판 처리 장치 및 이에 사용되는 이송 벨트
KR20190057826A (ko) 기판 처리 장치
KR102490812B1 (ko) 연마헤드 및 이를 구비하는 기판 연마 장치
KR102085668B1 (ko) 기판 처리 장치
WO2009011408A1 (ja) 研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5132971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees