JP2000184685A - リニアモーターカー用電磁石装置 - Google Patents
リニアモーターカー用電磁石装置Info
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- JP2000184685A JP2000184685A JP10353166A JP35316698A JP2000184685A JP 2000184685 A JP2000184685 A JP 2000184685A JP 10353166 A JP10353166 A JP 10353166A JP 35316698 A JP35316698 A JP 35316698A JP 2000184685 A JP2000184685 A JP 2000184685A
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Abstract
ットを有するリニアモーターカー用電磁石を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 電機子コイル保護板21と、電機子コイ
ル22Bと、電機子コイル台23からなるリニアモータ
ーカー用電磁石装置において、前記電機子コイル22B
は、平面コイルで構成された第1コイル41と、左右の
両端を下方に曲げた曲げコイルで構成された第2コイル
42からなり、電機子コイル台23を介して軌道20に
装着され、前記第1コイル41と第2コイル42は、軌
道20の前後方向に半分ずらして、第2コイル42の左
右の両端を下方に曲げた部分で、第1コイル41と第2
コイル42を重ねるとともに、第1コイル41の上面位
置と第2コイル42の上面位置が同じ高さになるよう設
置し、前記電機子コイル保護板21は、前記電機子コイ
ル22Bの上に設置されることを特徴とする。
Description
ーを浮上、推進させる電磁石コイルユニットについて、
より強力な磁束を発生させるコイルの組合わせを有する
リニアモーターカー用電磁石装置に関する。
原理の説明図、図8〜図9は、従来のリニアモーターカ
ー用電磁石のコイルユニットの説明図である。 (リニアモーターカーの浮上原理)リニアモーターカー
の永久磁石12は、図7に示すように、永久磁石用固定
台11を介して車両10に装着されている。
ル22は、図9に示すように、電機子コイル台23を介
して軌道20に装着されている。
ース43と電機子コイル台支柱47とを組み合わせたも
のである。
上は、図7(B)に示すように、永久磁石12と同じ極
が出来るように電機子コイル22に電流を流すことによ
り、反発力Fを発生させ、その反発力F(永久磁石12
に働く力F)により行う。
御は、電機子コイル22に流す電流の振幅の制御により
行う。 (リニアモーターカーの推進原理)リニアモーターカー
の推進は、図7(C)に示すように、永久磁石12の中
心と電機子コイル22が作る磁界の中心とをずらすこと
により(すなわち、位相差を発生させることにより)、
永久磁石12に働く力Fに傾きを発生させ、その傾いた
力の進行方向成分Tにより行う。
制御は位相差の制御により行い、永久磁石12に働く力
の傾いた力の垂直方向成分Lによりニアモーターカーを
浮上させる。 (従来のリニアモーターカー用電磁石)従来のリニアモ
ーターカー用電磁石のコイルユニットは、図8〜図9に
示すように、ただ単に、上段側コイル51と下段側コイ
ル52を,前後方向に半分ずらして、2段重ねにしてい
た。
ような問題がある。 (1)従来のリニアモーターカー用電磁石のコイルユニ
ットでは、図8〜図9に示すように、電機子コイル22
Aは上段側コイル51と下段側コイル52からなり、下
段側コイル52の上面位置(軌道20からの高さ)が上
段側コイル51の上面位置(軌道20からの高さ)より
離れている。 (2)そのため、下段コイル52の上面位置(軌道20
からの高さ)が、リニアモーターカーの車両側に取付け
た永久磁石12から離れすぎることになり、磁束のロス
が生じていた。
できるリニアモーターカー用電磁石装置、すなわち、下
段コイルの上面が上段コイルの上面と同じ高さ(軌道2
0からの高さ)になるようにすることにより、下段コイ
ルの上面がリニアモーターカー100の車両側に取付け
た永久磁石12から離れすぎることを防止し、前記下段
コイルの上面がリニアモーターカーの車両側に取付けた
永久磁石12から離れすぎたことによるロスを無くすこ
とが出来るリニアモーターカー用電磁石装置を提供する
ことを目的とする。
係るリニアモーターカー用電磁石装置は、電機子コイル
保護板21と、電機子コイル22Bと、電機子コイル台
23からなるリニアモーターカー用電磁石装置におい
て、(A)前記電機子コイル22Bは、平面コイルで構
成された第1コイル41と、左右の両端を下方に曲げた
曲げコイルで構成された第2コイル42からなり、電機
子コイル台23を介して軌道20に装着され、(B)前
記第1コイル41と第2コイル42は、軌道20の前後
方向に半分ずらして、第2コイル42の左右の両端を下
方に曲げた部分で、第1コイル41と第2コイル42を
重ねるとともに、第1コイル41の上面位置と第2コイ
ル42の上面位置が同じ高さになるよう設置し、(C)
前記電機子コイル保護板21は、前記電機子コイル22
Bの上に設置されることを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係るリニアモーターカー用電磁
石装置は、電機子コイル保護板21と、電機子コイル2
2Bと、電機子コイル台23からなるリニアモーターカ
ー用電磁石装置において、(A)前記電機子コイル22
Bは、左右の両端を上方に曲げた曲げコイルで構成され
た第1コイル41と、平面コイルで構成された第2コイ
ル42とからなり、前記電機子コイル台23を介して軌
道20に装着され、(B)前記第1コイル41と第2コ
イル42は、軌道20の前後方向に半分ずらして、第コ
イル41の左右の両端を上方に曲げた部分で、第1コイ
ル41と第2コイル42を重ねるとともに、第1コイル
41の上面位置と第2コイル42の上面位置が同じ高さ
になるよう設置し、(C)前記電機子コイル保護板21
は、前記電機子コイル22Bの上に設置されることを特
徴とする。 (第3の手段)本発明に係るリニアモーターカー用電磁
石装置は、電機子コイル保護板21と、電機子コイル2
2Bと、電機子コイル台23からなるリニアモーターカ
ー用電磁石装置において、(A)前記電機子コイル22
Bは、左右の両端を上方に曲げた曲げコイルで構成され
た第1コイル41と、左右の両端を下方に曲げた曲げコ
イルで構成された第2コイル42とからなり、前記電機
子コイル台23を介して軌道20に装着され、(B)前
記第1コイル41と第2コイル42は、軌道20の前後
方向に半分ずらして、第コイル41の左右の両端を上方
に曲げた部分と、第2コイル42の左右の両端を下方に
曲げた部分で、第1コイル41と第2コイル42を重ね
るとともに、第1コイル41の上面位置と第2コイル4
2の上面位置が同じ高さになるよう設置し、(C)前記
電機子コイル保護板21は、前記電機子コイル22Bの
上に設置されることを特徴とする。
示す。
ニアモーターカー用電磁石装置の説明図、図3〜図4
は、第2の実施の形態に係るリニアモーターカー用電磁
石装置の説明図、図5〜図6は、第3の実施の形態に係
るリニアモーターカー用電磁石装置の説明図である。
段側コイルの上面位置(軌道20からの高さ)は同じ高
さになるので、以下においては、上段側コイルを第1コ
イル41、下段側コイルを第2コイル42ということに
する。
イル41と第2コイル42からなり、第1コイル41と
第2コイル42は、リニアモーターカーの前後方向に、 第1コイル41、 第2コイル42、 第1コイル41、 第2コイル42、 ・・・・・ と交互に並べられるので、以下においては、奇数番目の
コイルが第1コイルであり、偶数番目のコイルが第2コ
イルである場合について説明する。
ース43と電機子コイル台支柱47とを組み合わせたも
のである。
22Bの空気に接触する面積を多くするため(冷却しや
すくするため)、できるだけ薄い板を使用する。 (第1の実施形態)本発明の第1実施形態を図1〜図2
に示す。
ように、電機子コイル保護板21と、電機子コイル22
Bと、電機子コイル台23からなる。
3を介して軌道20に装着する。
2Bの上に設置される。
カーの永久磁石12との距離dは、約5mmにする。
2コイル42の上面位置(軌道20からの高さ)を同じ
高さにするために、図1〜図2に示すように、第1コイ
ル(奇数番目のコイル)41は平面コイルとし、第2コ
イル(偶数番目のコイル)42は左右の両端を下方に曲
げた曲げコイルとする。
は、軌道20の前後方向に半分ずらして、第2コイル4
2の左右の両端を下方に曲げた部分で、第1コイル41
と第2コイル42が重なる(嵌め込む)ようにする。
上面位置(軌道20からの高さ)で同じ高さになるよう
に、第1コイル41と第2コイル42を重ねる(嵌め込
む)ようにするためには、図2のaに示す部分(曲げ部
分)が多く必要になる。
は、全くのロスになる部分であるため、無駄な電線が多
くなり、抵抗増につながる。
少なくなるようにする。
コイル(平面コイル)と第2コイル(曲げコイル)の2
種類の型が必要になるが、第1の実施の形態では、両コ
イルの上面が平面であるため、コイルの上面保護に必要
な電機子コイル保護板21を容易に設置することが出来
る。 (第2の実施形態)本発明の第2の実施の形態を図3〜
図4に示す。
ように、電機子コイル保護板21と、電機子コイル22
Bと、電機子コイル台23からなる。
3を介して軌道20に装着する。
2Bの上に設置される。
カーの永久磁石12との距離dは、約5mm前後にす
る。
2コイル42の上面位置(軌道20からの高さ)を同じ
高さにするために、図3〜図4に示すように、第1コイ
ル(奇数番目のコイル)41は左右の両端を上方に曲げ
た曲げコイルとし、第2コイル(偶数番目のコイル)4
2は平面コイルとする。
は、前後方向に半分ずらして、第1コイル41の左右の
両端を上方に曲げた部分で、第1コイル41と第2コイ
ル42が重なる(嵌め込む)ようにする。
上面位置(軌道20からの高さ)で同じ高さになるよう
に、第1コイル41と第2コイル42を重ねる(嵌め込
む)ようにするためには、図4のaに示す部分(曲げ部
分)が多く必要になる。
は、全くのロスになる部分であるため、図4のaの部分
(曲げ部分)は少なくなるようにする。
1コイル(曲げコイル)と第2コイル(平面コイル)の
2種類の型が必要になるが、第2の実施の形態では、第
1コイル(曲げコイル)の両端の磁力が中心方向に向い
ているため、左右に逃げようとする永久磁石を中心部分
で安定させる効果がある。 (第3の実施形態)本発明の第3の実施の形態を図5〜
図6に示す。
ように、電機子コイル保護板21と、電機子コイル22
Bと、電機子コイル台23からなる。
3を介して軌道20に装着する。
2Bの上に設置される。
カーの永久磁石12との距離dは、約5mm前後にす
る。
2コイル42の上面位置(軌道20からの高さ)を同じ
高さにするために、図5〜図6に示すように、第1コイ
ル41は左右の両端を上方に曲げたコイルとし、第2コ
イルは左右の両端を下方に曲げたコイルとする。
は、前後方向に半分ずらして、第1コイル41の左右の
両端を上方に曲げた部分と、第2コイル41の左右の両
端を下方に曲げた部分とで、第1コイル41と第2コイ
ル42が重なる(嵌め込む)ようにする。
図6のbの部分が少なくて済む。
で製作することが出来る。
あるが、永久磁石12を中心部分に安定させる効果があ
る。
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)本発明により、リニアモーターカー用電磁石装置
の電機子コイル22Bの第1コイルと第2コイルの上面
位置を同じ高さ(軌道20からの高さ)にし、リニアモ
ーターカーの車両側に取付けた永久磁石から前記第2コ
イルが離れすぎることを防止することが出来る。 (2)そのため、本発明により、従来のリニアモーター
カー用電磁石装置よりも強力な磁束を発生できるコイル
ユニットを有するリニアモーターカー用電磁石装置を製
作することが出来た。
ーカー用電磁石装置(1)。
ーカー用電磁石装置(2)。
ーカー用電磁石装置(1)。
ーカー用電磁石装置(2)。
ーカー用電磁石装置(1)。
ーカー用電磁石装置(2)。
図。
ルユニットの説明図(1)。
ルユニットの説明図(2)。
Claims (3)
- 【請求項1】電機子コイル保護板と、電機子コイルと、
電機子コイル台からなるリニアモーターカー用電磁石装
置において、(A)前記電機子コイルは、平面コイルで
構成された第1コイルと、左右の両端を下方に曲げた曲
げコイルで構成された第2コイルからなり、前記電機子
コイル台を介して軌道に装着され、(B)前記第1コイ
ルと第2コイルは、前記軌道の前後方向に半分ずらし
て、第2コイルの左右の両端を下方に曲げた部分で、第
1コイルと第2コイルを重ねるとともに、第1コイルの
上面位置と第2コイルの上面位置が同じ高さになるよう
設置し、(C)前記電機子コイル保護板は、前記電機子
コイルの上に設置されることを特徴とするリニアモータ
ーカー用電磁石装置。 - 【請求項2】電機子コイル保護板と、電機子コイルと、
電機子コイル台からなるリニアモーターカー用電磁石装
置において、(A)前記電機子コイルは、左右の両端を
上方に曲げた曲げコイルで構成された第1コイルと、平
面コイルで構成された第2コイルとからなり、前記電機
子コイル台を介して軌道に装着され、(B)前記第1コ
イルと第2コイルは、前記軌道の前後方向に半分ずらし
て、第コイルの左右の両端を上方に曲げた部分で、第1
コイルと第2コイルを重ねるとともに、第1コイルの上
面位置と第2コイルの上面位置が同じ高さになるよう設
置し、(C)前記電機子コイル保護板は、前記電機子コ
イルの上に設置されることを特徴とするリニアモーター
カー用電磁石装置。 - 【請求項3】電機子コイル保護板と、電機子コイルと、
電機子コイル台からなるリニアモーターカー用電磁石装
置において、(A)前記電機子コイルは、左右の両端を
上方に曲げた曲げコイルで構成された第1コイルと、左
右の両端を下方に曲げた曲げコイルで構成された第2コ
イルとからなり、前記電機子コイル台を介して軌道に装
着され、(B)前記第1コイルと第2コイルは、前記軌
道の前後方向に半分ずらして、第コイルの左右の両端を
上方に曲げた部分と、第2コイルの左右の両端を下方に
曲げた部分で、第1コイルと第2コイルを重ねるととも
に、第1コイルの上面位置と第2コイルの上面位置が同
じ高さになるよう設置し、(C)前記電機子コイル保護
板は、前記電機子コイルの上に設置されることを特徴と
するリニアモーターカー用電磁石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316698A JP3530407B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | リニアモーターカー用電磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316698A JP3530407B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | リニアモーターカー用電磁石装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184685A true JP2000184685A (ja) | 2000-06-30 |
JP3530407B2 JP3530407B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=18429014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35316698A Expired - Fee Related JP3530407B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | リニアモーターカー用電磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530407B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021068894A1 (zh) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 大连奇想科技有限公司 | 电磁悬浮列车轨道系统及悬浮电磁铁 |
-
1998
- 1998-12-11 JP JP35316698A patent/JP3530407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021068894A1 (zh) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 大连奇想科技有限公司 | 电磁悬浮列车轨道系统及悬浮电磁铁 |
EP4105058A4 (en) * | 2019-10-09 | 2024-05-01 | Dalian Whim Science & Technology Limited Company | ELECTROMAGNETIC LEVITATION TRAIN TRACK SYSTEM AND LEVITATION ELECTRO MAGNET |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3530407B2 (ja) | 2004-05-24 |
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