JP3817724B2 - Xyテーブル装置 - Google Patents
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Description
本発明は、XYテーブルをリニアモータで駆動するXYテーブル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のXYテーブル装置は、図3ないし図5に示すように構成している。
図において、20はXYテーブルで、X軸方向およびY軸方向に移動できるように固定部21に支持されている。前記XYテーブル20の四辺の側部にそれぞれに可動子22、23、24、25が取付けられている。この可動子22、23、24、25は、図4に示すようにコ字状のヨーク26の内側に永久磁石27、27を取付けている。28は固定部21に取付けた固定子で、この固定子28は基板29の上面にコイル30を2個並べて取付け、前記コイル30の端部を基板29のプリント配線に接続している。前記コイル30を挟んで配置した永久磁石27、27は図5に示すようにコイル30に対向する面を平面にしてある。
つぎに、このように構成したXYテーブル装置の動作について説明をする。
まず、基板29に取付けたコイル30に直流定電流を通電すると、コイル30に磁束が発生し、この磁束とXYテーブル20に取付けた可動子23、25の永久磁石27、27との電磁作用によりXYテーブル20をX軸方向に移動して、XYテーブル20を所定の位置に停止する。つぎに、基板29に取付けたコイル30に直流定電流を通電すると、コイル30に磁束が発生し、この磁束とXYテーブル20に取付けた可動子22、24の永久磁石27、27の磁束との電磁作用によりXYテーブル20をY軸方向に移動して、XYテーブル20を所定の位置に停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のXYテーブル20の動作は、可動子23、25の永久磁石27、27の電磁作用によりXYテーブルをX軸方向に移動するが、可動子22、24は非推力発生方向に移動されることになる。この状態で、Y軸方向に移動するには可動子22、24が対向するコイル30に通電するが、電気的中心にあったときに比べ可動子22、24のコイル30に鎖交する磁束が低下しており、発生推力が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、XYテーブルを移動する推力が可動子の位置により変化しないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明は、固定部に対してX軸およびY軸方向に移動しうるように支持されたXYテーブルと、前記XYテーブルの可動方向の四辺部にそれぞれ取付けられた永久磁石からなる可動子と、前記各可動子と対向する位置の固定部に取付けられたコイルからなる固定子とからなるXYテーブル装置において、前記可動子の永久磁石の前記固定子と対向する面の中央部を、該永久磁石の周囲部よりも前記XYテーブルが移動する際の推力が可動子の位置により変化しないような薄肉に形成するようにしたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示すXYテーブル装置の構成図で、(a)はXYテーブル装置の斜視図、(b)は要部拡大図、(c)は永久磁石の斜視図、(d)は図(c)のX−X線に沿う断面図、(e)は図(c)のY−Y線に沿う断面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。図3、4、5と同一のものは同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図において、1はヨーク26に取付けた永久磁石で、図1の(c)(d)(e)に示すように中央部2を周囲部3より薄肉に形成して、3個並べて取付けている。したがって、XYテーブル20がX軸方向に移動しても可動子22、24の磁束がコイル30に鎖交する磁束と変化することなくXYテーブル20を移動する推力は低下しない。また、XYテーブル20がY軸方向に移動しても可動子23、25のコイル30に鎖交する磁束が変化することなくXYテーブル20を移動する推力は低下しない。したがって、XYテーブルの位置による制御性が変わることがない。
なお、図1の実施例では可動子をXYテーブルの四辺の側部に取付けたが、XYテーブルの上部あるいは下部に取付けてもよい。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば永久磁石の中央部を周囲部より薄肉にしたので、XYテーブルを駆動する可動子の位置によらず駆動する推力が変化せず、制御性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すXYテーブル装置の構成図で、(a)はXYテーブル装置の斜視図、(b)は要部拡大図、(c)は永久磁石の斜視図、(d)は図(c)のX−X線に沿う断面図、(e)は図(c)のY−Y線に沿う断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来のXYテーブル装置の平面図である。
【図4】従来のXYテーブル装置の側面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面拡大図である。
【符号の説明】
1 永久磁石、 2 中央部、 3 周囲部、20 XYテーブル、
21 固定部、 22、23、24、25 可動子、 26 ヨーク、
27 永久磁石、 28 固定子、 29 基板、 30 コイル
Claims (1)
- 固定部に対してX軸およびY軸方向に移動しうるように支持されたXYテーブルと、前記XYテーブルの可動方向の四辺部にそれぞれ取付けられた永久磁石からなる可動子と、前記各可動子と対向する位置の固定部に取付けられたコイルからなる固定子とを有するXYテーブル装置において、
前記可動子の永久磁石の前記固定子と対向する面の中央部を、該永久磁石の周囲部よりも前記XYテーブルが移動する際の推力が可動子の位置により変化しないような薄肉に形成したことを特徴とするXYテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24202597A JP3817724B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | Xyテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24202597A JP3817724B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | Xyテーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169753A JPH1169753A (ja) | 1999-03-09 |
JP3817724B2 true JP3817724B2 (ja) | 2006-09-06 |
Family
ID=17083157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24202597A Expired - Fee Related JP3817724B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | Xyテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3817724B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4756438B2 (ja) * | 2001-09-07 | 2011-08-24 | 株式会社安川電機 | リニアモータ |
JP4796674B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-10-19 | 日立ビアメカニクス株式会社 | スキャナ |
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1997
- 1997-08-22 JP JP24202597A patent/JP3817724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH1169753A (ja) | 1999-03-09 |
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