JP2000184199A - 垂直偏向制御装置 - Google Patents
垂直偏向制御装置Info
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- JP2000184199A JP2000184199A JP10360315A JP36031598A JP2000184199A JP 2000184199 A JP2000184199 A JP 2000184199A JP 10360315 A JP10360315 A JP 10360315A JP 36031598 A JP36031598 A JP 36031598A JP 2000184199 A JP2000184199 A JP 2000184199A
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Abstract
タル的に生成された階段状波形の歪みを低減して低コス
トの垂直偏向制御装置を提供。 【解決手段】 垂直同期信号により垂直周期の鋸波信号
を発生する鋸波発生回路1と、その鋸波信号が入力され
る第一の加算器2及び第二の加算器3と、第一の加算器
の出力信号を濾波する低域通過フィルタ4と、低域通過
フィルタ4の入力側にカソード、出力側にアノードが接
続される理想ダイオード5と、低域フィルタ4の出力信
号を反転する反転器6で構成され、反転器6の出力は第
二の加算器3に接続され、第二の加算器3の出力は第一
の加算器2に接続されている。
Description
に係り、特に、CRTを用いた表示装置の画面上のノイ
ズ低減装置及び垂直偏向を制御する垂直偏向制御装置に
関する。
路で形成した場合、デジタル的に生成した信号は階段状
の波形となり、この信号をそのまま使用して垂直偏向を
行うと、段差の部分で偏向に疎密を生じて画面品位を保
てなくなるため、デジタル回路の出力後に低域フィルタ
を用いて階段状の歪みを低減している。
すように、鋸波発生回路11はCPUとD/Aコンバー
タで構成されており、CPUは垂直同期信号に基づき、
垂直周期の鋸波を作成するためのデータをD/A変換器
に送信する。D/A変換器は前記データを受け取り、D
/A変換器のビット数に応じたアナログ信号を低域通過
フィルタ14に送出する。この時のD/Aコンバータ出
力信号は図6の(a)に示すような階段状の信号とな
り、低域通過フィルタ14は鋸波信号を濾波した後、信
号を垂直偏向回路へ送出する。低域通過フィルタ14の
入出力端子間にはスイッチ20が接続されており、この
スイッチ20は制御信号により垂直帰線期間のみ導通し
て、低域通過フィルタ14通過時に発生する垂直鋸波信
号の立ち上がり時の歪みを低減させている。
垂直偏向制御装置では、低域通過フィルタのカットオフ
周波数を低くしていくと、図6の(b)のように、鋸波
信号の立ちあがり時の歪みが増加するばかりでなく、鋸
波信号自身の周波数成分も失われて鋸波信号の振幅及び
直流電圧レベルが減衰し、正常な垂直偏向制御をできな
くなるため、フィルタ回路のカットオフ周波数は高く設
定しておく必要があり、デジタル的に生成された階段状
波形の歪みを低減するには、鋸波発生回路のD/Aコン
バータの信号分解能を高くする必要が生じ、その結果、
D/A変換器の構成が複雑となってコストが上昇すると
いう課題があった。
分解能が低い場合でもデジタル的に生成された階段状波
形の歪みを低減する垂直偏向制御装置を提供することに
ある。
めに、本発明の垂直偏向制御装置は、水平同期信号及び
垂直同期信号に基づいて生成される画像信号と、この画
像信号の垂直同期信号から鋸波信号を生成する鋸波発生
回路と、この鋸波発生回路に接続された第一の加算器
と、この第一の加算器に出力が接続された第二の加算器
と、上記第一の加算器の出力信号を濾波する低域通過フ
ィルタと、この低域通過フィルタの入力側にカソード及
び出力側にアノードが接続されたダイオードと、上記低
域通過フィルタの出力信号を反転し、かつ上記第二の加
算器に出力が接続された反転器とで構成されたことを特
徴とする。
明の垂直偏向制御装置は、上記第二の加算器の出力と上
記第一の加算器の入力との間に設け、かつ増幅率を上記
垂直同期信号の周波数に応じて変化させる電圧制御増幅
回路で構成されたことを特徴とする。
よる垂直偏向制御装置を図面を参照して説明する。
直偏向制御装置のブロック構成図である。
直偏向制御装置の各部波形図である。
直偏向制御装置に減算器を付加したのブロック構成図で
ある。
御装置は、図1に示すように、水平同期信号及び垂直同
期信号に基づいて生成される画像信号と、この画像信号
の垂直同期信号から鋸波信号を生成する鋸波発生回路1
と、この鋸波発生回路1に接続された第一の加算器2
と、この第一の加算器2に出力が接続された第二の加算
器3と、第一の加算器2の出力信号を濾波する低域通過
フィルタ4と、この低域通過フィルタ4の入力側にカソ
ード及び出力側にアノードが接続されたダイオード5
と、低域通過フィルタ4の出力信号を反転して第二の加
算器3に出力が接続された反転器6とで構成される。
偏向制御装置の動作を図面を参照して説明する。
御装置の動作は、図1及び図2に示すように、鋸波発生
回路1が垂直同期信号に基づいた垂直周期の鋸波信号を
発生し、この鋸波発生回路がデジタル回路で構成されて
いる場合、その鋸波信号の出力波形は図2の(a)のよ
うな内部のD/Aコンバータのビット数に応じた階段状
の信号となり、この階段状の信号は、第一の加算器2を
通過した後、低域通過フィルタ4により濾波され、階段
状の段差が除去され、かつダイオード5により垂直帰線
期間のみ低域通過フィルタ4の時定数を変化させて、垂
直帰線期間の信号の歪みを抑えている。
は、図2の(b)に示す通り、鋸波発生回路1の出力信
号に対して、振幅及び直流電圧レベルが減衰し、鋸波信
号の立ち上がり部分に歪みを生じた波形となり、低域通
過フィルタ4の出力信号を反転器6により反転し、第二
の加算器3で鋸波発生回路1の出力信号と加算すること
により、第二の加算器3からは図2の(c)に示すよう
な低域通過フィルタ4通過時に失われる信号成分の反転
信号が出力される。
加算器2で鋸波信号と加算することにより、第一の加算
器2の出力信号は図2の(d)に示すような、鋸波信号
と低域通過フィルタ4で減衰する信号成分の合成信号と
なり、この合成信号を低域通過フィルタ4に通すことに
より、低域通過フィルタ4通過後の信号は、第二の加算
器3の出力信号と垂直鋸波信号の高域の周波数成分のみ
が減衰した信号として出力されるため、階段状の段差の
みが取り除かれた信号として出力される。
第一の加算器2と、第二の加算器3及び反転器6の替わ
りに第一の減算器7と第二の減算器8を用いて構成した
実施例であり、図1と同様の効果が得られる。
偏向制御装置を図面を参照して説明する。
直偏向制御装置のブロック構成図である。
御装置は、図4に示すように、図1における第二の加算
器3の出力と第一の加算器2の間に電圧制御増幅回路9
を設け、電圧制御増幅回路9の増幅率を制御電圧により
変化させる構成となる。
偏向制御装置の動作を図面を参照して説明する。
御装置の動作は、図4に示すように、垂直同期信号の動
作周波数が変化した場合、動作周波数におけるループゲ
インの違いから、低域フィルタ4の出力信号の立ち上が
り特性が変化し、画面上におけるリニアリティ特性が垂
直周波数によって変化し、図1における第二の加算器3
の出力と第一の加算器2の入力の間に電圧制御増幅回路
9を設けて制御電圧により帰還量を変化させる構成と
し、動作周波数が変化しても常に一定の立ち上がり特性
を得ることができる。
制御装置によれば、鋸波信号の振幅及び直流電圧レベル
を維持したまま、階段状の段差のみ除去することがで
き、良好な垂直偏向制御信号を生成でき、かつ垂直同期
信号の周波数が変化した場合でも、常に良好な垂直偏向
制御信号を得る効果がある。
ば、低域通過フィルタのカットオフ周波数を低く設定で
きるので、D/Aコンバーターの分解能を低くすること
ができて安価に構成でき、かつ回路構成としてフィード
バック方式を用いているため、鋸波信号の振幅の変化に
応じて帰還がかかり、常に入力信号と同レベルの信号を
出力できる効果がある。
置のブロック構成図である。
置の各部波形図である。
置に減算器を付加したのブロック構成図である。
置のブロック構成図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
て生成される画像信号と、この画像信号の垂直同期信号
から鋸波信号を生成する鋸波発生回路と、この鋸波発生
回路に接続された第一の加算器と、この第一の加算器に
出力が接続された第二の加算器と、上記第一の加算器の
出力信号を濾波する低域通過フィルタと、この低域通過
フィルタの入力側にカソード及び出力側にアノードが接
続されたダイオードと、上記低域通過フィルタの出力信
号を反転し、かつ上記第二の加算器に出力が接続された
反転器とで構成されたことを特徴とする垂直偏向制御装
置。 - 【請求項2】 上記第二の加算器の出力と上記第一の加
算器の入力との間に設け、かつ増幅率を上記垂直同期信
号の周波数に応じて変化させる電圧制御増幅回路で構成
されたことを特徴とする請求項1記載の垂直偏向制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360315A JP2000184199A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 垂直偏向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360315A JP2000184199A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 垂直偏向制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184199A true JP2000184199A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18468876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10360315A Pending JP2000184199A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 垂直偏向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000184199A (ja) |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10360315A patent/JP2000184199A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051031 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051101 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
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A711 | Notification of change in applicant |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080129 |