JP2000182196A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2000182196A
JP2000182196A JP10359567A JP35956798A JP2000182196A JP 2000182196 A JP2000182196 A JP 2000182196A JP 10359567 A JP10359567 A JP 10359567A JP 35956798 A JP35956798 A JP 35956798A JP 2000182196 A JP2000182196 A JP 2000182196A
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JP10359567A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Muraki
亮介 村木
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠くにいる人的障害物も近くにいる人的障害
物と同等の精度で検出し、画像を鮮明にして画像による
判断の精度を高める。 【解決手段】 車両前方を撮像手段で撮像し、その画像
の中央部の部分画像を表示画像として抽出し、さらに抽
出された部分画像の中からその中に含まれる物標の輪郭
を抽出する。抽出された物標の輪郭の座標を特徴点とし
てメモリに記憶し、前回の特徴点の座標と、今回の特徴
点の座標との縦軸方向のずれ量を算出し、ずれ量が所定
値以下の時、表示画像をそのまま表示手段に供給する。
ずれ量が所定値より大きいとき、部分画像をずれ量だけ
ずらして表示画像を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の安全走行に
用いられ、車両前方の画像を画像処理することによって
人的障害物等を検出して表示する画像表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば特開平9−
326096号公報に開示されているようなものがあ
り、それは、人的障害物の検出領域を、近距離用、中距
離用、遠距離用の3つに分け、その3つに分けられた3
つの領域のそれぞれに対して検出領域の検出サイズを設
定している。そして、赤外線カメラによって検出してい
る頭部を検出対象として認識し、その検出された赤外線
映像を2値化して、頭部の特徴である円形の、その外接
四角形に対する充填率を算出すると共に、四角形の縦横
比判断を行って人的障害物としての候補を検出する。
【0003】その候補として検出された人的障害物は、
さらにその検出領域によって所定の検出範囲内に存在す
るのか否かの判断が行われ、走行にとって障害とならな
い走行路外に存在する人的障害物は検出対象から外さ
れ、走行路上に存在すると判断された人的障害を検出す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような装置においては、近くにいる人的障害物に比べ
て遠くにいる人的障害物は画像として小さいので、充填
率、縦横比が精度良く求められないという問題点があっ
た。
【0005】そこで、この発明は、遠くにいる人的障害
物も近くにいる人的障害物と同等の精度で検出できるよ
うにして、判断の精度を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像表示
装置は、車両前方を撮像し、1画面分ずつ出力する撮像
手段と、該撮像手段で撮像され、出力された1画面分の
画像の中央部の部分画像を表示画像として抽出する画像
抽出手段と、該画像抽出手段によって抽出された部分画
像の中からその中に含まれる前方物標の輪郭を抽出する
前方物標輪郭抽出手段と、該前方物標輪郭抽出手段で抽
出された前方物標の輪郭の座標を特徴点として記憶する
メモリと、該メモリに記憶された前回得られた特徴点の
座標と、前記前方物標輪郭抽出手段で抽出された今回の
特徴点の座標との縦軸方向の座標のずれ量を算出するず
れ量算出手段と、該ずれ量算出手段で算出されたずれ量
が所定値以下のとき、前記表示画像をそのまま表示手段
に供給し、またずれ量が所定値より大きいとき、前記画
像抽出手段が抽出する部分画像をそのずれ量だけ、ずれ
た方向に対して反対方向にずらして表示画像を抽出して
出力する画像選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この実施の形態を
図1に基づいて説明する。1は赤外線暗視カメラ(撮像
装置)で、車両前方に向けて取り付けられると共に、ズ
ームレンズ2を介して車両前方の走行車線及びその周囲
の光景を撮像する。3は車速センサで、車両の速度に応
じた信号を出力し、その出力を駆動制御回路4に供給
し、前記ズームレンズ2の倍率を制御する。すなわち、
車両の速度が所定値以上に大きいときには、遠方を撮像
する必要があるので、倍率が大きくなるように制御し、
また所定値より小さいときには、近距離の範囲を撮像す
る必要があるので、倍率が小さくなるように制御する。
【0008】5は舵角センサで、車両のステアリングの
回転角を検出し、その検出値が所定値以上の時には、曲
率半径の小さな急カーブ等を走行している運転者は前方
を十分に確認して運転しているものと判断して、画像補
正の禁止信号を出力し、また検出値が所定値より小さい
時には、曲率半径の大きな緩やかなカーブ等を走行して
いる運転者は、急カーブの時に比較して前方を確認する
意識が低下した状態で運転しているものと判断して、画
像補正の要求信号を出力する。
【0009】6はCPUで、前記赤外線暗視カメラ1か
ら画像信号を1画面分(図3の符号Aの部分)ずつ入力
し、その入力した画像Aの中から中央部の部分画像(図
3の符号Bの部分)を抽出し、抽出する毎にその抽出し
た部分画像Bを第1キャッシュメモリ7に記憶せしめら
れるが、そのとき、前回記憶された部分画像Bは廃棄さ
れ、新しい部分画像Bに更新される。
【0010】また、前記CPU6は、前記舵角センサ5
から禁止信号が供給されているときには前記入力した部
分画像Bをそのままの状態にして表示器9に供給し、ま
た前記舵角センサ5から要求信号が供給されているとき
には、表示器9に表示される画像が上下にブレないよう
に、すなわち、車両が上り坂に入ると、前記赤外線暗視
カメラ1が撮像する画像は上方を撮像することになるの
で、その範囲は、図3において符号Aの状態から符号
A’の状態に撮像範囲が変わる。それに伴って抽出され
る部分画像は、符号Bで示す部分画像から符号B’で示
す部分画像に変化してしまい、その場合にはブレがでて
見づらくなるので、符号A’で示される画像の中から、
その中央部の符号Bで示される部分画像を選択して出力
する。
【0011】また、車両が下り坂に入ると、前記赤外線
暗視カメラ1が撮像する画像は下方を撮像することにな
るので、その範囲は符号Aの状態から符号A”の状態の
範囲に変わる。それに伴って符号Bで示す部分画像が符
号B”で示す部分画像に変化してしまうので、その場合
には同様にブレがでて見づらくなるので、符号A”で示
される画像の中から、その中央部の符号B”で示される
部分画像を選択して出力する。
【0012】以下に前記CPU6の作動を図2に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。電源が投入される
と、CPU6は、ステップ100からステップ110に
進み、赤外線暗視カメラ1から一画面分の画像データを
形成する輝度をアナログ信号として入力し、その入力し
たアナログの画像データAの中から画面の中央部の画像
Bを形成する部分画像を示すデータをステップ120で
切り出す。
【0013】その切り出したアナログの部分画像Bのデ
ータをデジタルにするために、所定の基準値を境にして
ステップ130で2値化し、画像の中の明暗、すなわち
画像の各画素を「白」、「黒」の何れかに割り振り、画
像中の物標と、その物標の背景との境目をハッキリさ
せ、輪郭線を作成する。
【0014】次のステップ140で、その物標の輪郭線
を抽出し、その輪郭線の特徴点、例えば人間の頭部は円
形、胴体は縦長の長方形等の形状として認識し、抽出す
る。その抽出した部分画像Bのデータを座標データと共
に、ステップ150で第1キャッシュメモリ7に記憶さ
せると共に、この時第1キャッシュメモリ7に直前まで
記憶されていた記憶内容は第2キャッシュメモリ8にシ
フトされ、第2キャッシュメモリ8に記憶されていた記
憶内容は廃棄される。
【0015】その後、ステップ160に進み、第2キャ
ッシュメモリ8に記憶されていた部分画像Bのデータを
読み取る。更にその後、ステップ170で舵角センサ5
からの信号に基づいて、車両が曲率半径の小さな急カー
ブ等を走行し、画像補正を必要としない禁止信号を入力
したときには、ステップ110で赤外線暗視カメラ1か
ら出力された画像をそのまま表示器9に出力して、表示
せしめる。
【0016】一方、次のステップ180で、直進してい
るかを判断し、NO、つまり、車両が曲率半径の大きな
緩やかなカーブ等を走行し、画像補正を必要とする要求
信号を入力したときには、次のステップ190で第2キ
ャッシュメモリ8に記憶された特徴点の部分画像と第1
キャッシュメモリ7に記憶された特徴点の部分画像との
相関を取る。また、ステップ180の判断がYESの場
合はステップ240に移行する。
【0017】その相関値が所定値を越えているか否かを
ステップ200で判断し、YES、すなわち、相関値が
所定値を越えていると判断した場合には、画像にブレは
ないと判断し、ステップ240に移行して、ステップ1
20で切り出した部分画像をそのまま表示器9に出力し
て、表示せしめる。また、ステップ180の判断がN
O、すなわち、相関値が所定値より小さいと判断した場
合には、画像が上方向、または下方向にブレていると判
断し、次のステップ210で第2キャッシュメモリ8に
記憶された特徴点の部分画像B’またはB”に対して第
1キャッシュメモリ7に記憶された特徴点の部分画像B
を上下方向に、双方の画像が一致するまで移動させて、
ブレ量を算出する。
【0018】次いで、ステップ220でブレ量が所定値
より大きいかを判断し、YESであれば、ステップ26
0でブレ量を0にセットしてステップ240へ移行す
る。また、ステップ220の判断がNOであれば、ステ
ップ230へ移行する。ステップ230では、ステップ
210で算出したブレ量に基づいてステップ110で入
力した画像データからの切り出し位置を上下に移動さ
せ、表示器9に表示される画像が上下にブレないように
する。すなわち、図3に示すように、車両が上り坂に入
ると、前記赤外線暗視カメラ1が撮像する画像の範囲は
符号Aから符号A’の範囲に変わるので、それに伴って
符号Bで示す部分画像が符号B’で示す部分画像に変化
してしまった場合にはブレがでて見づらくなるので、符
号A’で示される画像から符号Bで示される部分画像を
選択して表示器9に出力する。
【0019】また、車両が下り坂に入ると、前記赤外線
暗視カメラ1が撮像する画像の範囲は符号Aから符号
A”の範囲に変わるので、それに伴って符号Bで示す部
分画像が符号B”で示す部分画像に変化してしまう。そ
の場合には同様にブレがでて見づらくなるので、符号
A”で示される画像から符号B”で示される部分画像を
選択して表示器9に出力する。
【0020】また一方、車速センサ3からの車速が、例
えば時速100Kmの如く高速走行に入った場合には、
近距離よりも遠方の交通状況が大切になるので駆動制御
回路4を介してズームレンズの倍率を拡大せしめる。そ
れによって、より遠方の光景が撮像されるようになり、
鮮明な遠方の拡大画像が得られるので、遠方の交通状
況、道路状況も鮮明に得られ、表示を瞬間的に視ただけ
で瞬時に状況を判断できる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、坂道等で車両が、前
方または後方に傾いた場合であっても表示画面への影響
が小さくなるので、表示のブレがなくなるという効果が
発揮される。また、遠くにいる人的障害物もズームで拡
大した画像を撮像することができるので、近くにいる人
的障害物と同等の精度で検出でき、品質のよい画像を得
ることができ、信号処理も容易に、かつ精度を向上でき
るという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による暗視カメラ装置の回路ブロック説
明図である。
【図2】図1に示したCPUの作動を説明するフローチ
ャートである。
【図3】図1に示すCPUの画像の切り出しを説明する
図である。
【符号の説明】
1 赤外線暗視カメラ(撮像装置) 2 ズームレンズ 3 車速センサ 4 駆動制御回路 5 舵角センサ 6 CPU 7,8 キャッシュメモリ 9 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方を撮像し、1画面分ずつ出力す
    る撮像手段と、該撮像手段で撮像され、出力された1画
    面分の画像の中央部の部分画像を表示画像として抽出す
    る画像抽出手段と、該画像抽出手段によって抽出された
    部分画像の中からその中に含まれる前方物標の輪郭を抽
    出する前方物標輪郭抽出手段と、該前方物標輪郭抽出手
    段で抽出された前方物標の輪郭の座標を特徴点として記
    憶するメモリと、該メモリに記憶された前回得られた特
    徴点の座標と、前記前方物標輪郭抽出手段で抽出された
    今回の特徴点の座標との縦軸方向の座標のずれ量を算出
    するずれ量算出手段と、該ずれ量算出手段で算出された
    ずれ量が所定値以下のとき、前記表示画像をそのまま表
    示手段に供給し、またずれ量が所定値より大きいとき、
    前記画像抽出手段が抽出する部分画像をそのずれ量だ
    け、ずれた方向に対して反対方向にずらして表示画像を
    抽出して出力する画像選択手段とを備えたことを特徴と
    する画像表示装置。
JP10359567A 1998-12-17 1998-12-17 画像表示装置 Pending JP2000182196A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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