JP2000181177A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000181177A
JP2000181177A JP10356205A JP35620598A JP2000181177A JP 2000181177 A JP2000181177 A JP 2000181177A JP 10356205 A JP10356205 A JP 10356205A JP 35620598 A JP35620598 A JP 35620598A JP 2000181177 A JP2000181177 A JP 2000181177A
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gear
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image
photosensitive drum
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JP10356205A
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English (en)
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州太 ▲浜▼田
Shuta Hamada
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
Shunei Miura
俊英 三浦
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体が偏心して回転されることによる色
ずれの発生を防止するカラー画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 像形成体は像露光手段を内包し、一体的
に回転する歯車を分離可能に設けると共に、像露光手段
を支持する固定部材と固定部材に対して像形成体を回転
可能に支持する支持部材を有し、歯車は中心部に固定部
材の保持手段を設けると共に、歯車の側面或いは支持部
材の側面の何れか一方に結合部材を、他方に結合部材と
係合する係合部材を設け、係合部材を結合部材に係合
後、係合部材を固定することを特徴とするカラー画像形
成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム状をした像
形成体の周面に複数の帯電、像露光並びに現像手段を配
置して像形成体の一回転中にトナーを像形成体上に重ね
合わせて形成し、中間転写体を介して記録材に転写を行
う電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像
手段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナ
ー像を中間転写体等に重ね合わせてカラー画像とする装
置(A)や、1つの像形成体を複数回転して各色毎の帯
電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成
する装置(B)或いは同じく1つの像形成体の一回転以
内に各色毎の帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカ
ラー画像を形成する装置(C)等が知られている。
【0003】しかし前記の装置(A)は複数の像形成体
や中間転写体を要するため装置の容積が大型化する欠点
があり、一方装置(B)は帯電手段、像露光手段や像形
成体が一つだけであるので容積は小型化されるものの、
形成される画像のサイズが像形成体の表面積以下に限定
されると云う制約がある。
【0004】これに対し装置(C)は画像サイズに制約
がなくかつ高速の画像形成が実現出来ると云う点で優れ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる理由から前述し
た装置(C)には小径の像形成体(感光体ドラム)が使
用されるが、その反面周面のスペースが不足するので、
感光体ドラムは基体を透明体としてその内部に像露光手
段を配置して像露光手段と共に一体のユニットとして装
置に着脱する形式が、例えば本出願人による特開平9−
258518号等によって提案されている。
【0006】また回転する感光体ドラムは装置本体側よ
りの回転動力を受けるための歯車を一体としているが、
回転速度の安定のために慣性の大きい従って重量のある
歯車が使用されることもあって、感光体ドラム自体可成
りの重量があって取り扱いが容易でない。
【0007】このため本願発明者らは、一体的に回転す
る歯車を分離可能に設けると共に、歯車の側面或いは像
形成体(感光体ドラム)を支持する支持部材の側面の何
れか一方に結合部材を、他方に結合部材と係合する係合
部材を設けて感光体ドラムを回転させているが、支持部
材の回転中心すなわち感光体ドラム回転中心と、歯車回
転中心にずれが生じると、感光体ドラム、歯車の回転半
径が感光体ドラム一周周期で変化することにより感光体
ドラムの周速度の変化につながるので、感光体ドラムが
偏芯して回転されることにより感光体ドラム一周周期で
色ずれが発生するという問題が起こる。
【0008】本発明は上記の問題点を解決し、像形成体
が偏心して回転されることによる色ずれの発生を防止す
るカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体に
対し複数組の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設
し、前記像形成体の1回転中に帯電、像露光及び現像を
繰り返し、前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね
合わせて形成し、重ね合わされたトナー像を記録材へ転
写を行うカラー画像形成装置において、前記像形成体は
像露光手段を内包し、一体的に回転する歯車を分離可能
に設けると共に、前記像露光手段を支持する固定部材と
前記固定部材に対して前記像形成体を回転可能に支持す
る支持部材を有し、前記歯車は中心部に前記固定部材の
保持手段を設けると共に、前記歯車の側面或いは前記支
持部材の側面の何れか一方に結合部材を、他方に前記結
合部材と係合する係合部材を設け、前記係合部材を前記
結合部材に係合後、前記係合部材を固定することを特徴
とするカラー画像形成装置によって達成される(第1の
発明)。
【0010】また、上記目的は、像形成体に対し複数組
の帯電手段、像露光手段及び現像手段を配設し、前記像
形成体の1回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し、
前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせて形
成し、重ね合わされたトナー像を記録材へ転写を行うカ
ラー画像形成装置において、前記像形成体は像露光手段
を内包し、一体的に回転する歯車を分離可能に設けると
共に、前記像露光手段を支持する固定部材と前記固定部
材に対して前記像形成体を回転可能に支持する支持部材
を有し、前記歯車は中心部に前記固定部材の保持手段を
設けると共に、前記歯車の側面或いは前記支持部材の側
面の何れか一方に結合部材を、他方に前記結合部材と係
合する係合部材を設け、前記結合部材と係合部材とによ
り回転される前記歯車の回転中心と前記支持部材の回転
中心のずれを±30μm以下とすることを特徴とするカ
ラー画像形成装置によって達成される(第2の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0012】本発明のカラー画像形成装置の一実施形態
の画像形成プロセス及び各機構について、図1ないし図
4を用いて説明する。図1は、本発明のカラー画像形成
装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断面構成
図であり、図2は、像形成体の支持及び駆動構造の一例
を示す側面断面図であり、図3は、図2の結合部材と係
合部材とを示す図であり、図4は、中間転写体の支持構
造を示す図である。
【0013】図1によれば、ドラム状の像形成体である
感光体ドラム10は、例えば、透明アクリル樹脂の透明
部材によって形成される円筒状の透明樹脂基体を内側に
設け、透明の導電層及び有機感光体層(OPC)を該基
体の外周に形成したものであり、接地された状態で図1
の矢印で示す方向に回転される。
【0014】本実施形態では、感光体ドラムの光導電体
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透光性樹脂基体の光透過率は、100%である
必要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収
されるような特性であっても構わない。透光性基体の素
材としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエ
ステルモノマーを用い重合したものが、透光性、強度、
精度、表面性等において優れており好ましく用いられる
が、その他一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリ
エステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレ
ート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、
露光光に対し透光性を有していれば、着色していてもよ
い。これらの樹脂の屈折率はほぼ1.5である。透光性
導電層の成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着
法、各種スパッタリング法、各種CVD法を用いて、イ
ンジウム錫酸化物(ITO)、アルミナ、酸化錫、酸化
鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、
Al等からなる透光性を維持した薄膜が用いられたり、
浸漬塗工法、スプレー塗布法等を用いて上記金属の微粒
子とバインダー樹脂とからなる導電性樹脂等が用いられ
る。また、光導電体層としては、各種有機感光体層(O
PC)が使用可能である。
【0015】以下に好ましい像形成体の例を示す。
【0016】プラスチック材料モノマーを合成し、重合
させるための触媒を添加した後、円筒状の型に注ぎ、側
板にて密封して固定し、これを高速に回転させると共
に、適度に加熱することにより均一な重合を促進させ
る。重合終了後は冷却し、得られた透明な樹脂基体を型
より取り出し、切断し、必要ならば仕上げ工程を経て画
像形成装置の感光体ドラム用の透光性樹脂基体が製造さ
れる(遠心重合法)。
【0017】遠心重合によって成型される透明なプラス
チックの透光性樹脂基体の素材としては、上記のごとく
メタクリル酸メチルエステルモノマーを用い重合したも
のが、透光性、強度、精度、表面性等において最も良い
が、その他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸
ブチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチ
ル、ポリスチレン、ポリイミド、ポリエステル或いはポ
リ塩化ビニル等、又はこれらの共重合体などが使用され
得る。遠心重合法では真円度が成型に用いられる型で決
まるので、高精度の基体を得ることができる。また、偏
肉は重合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変化
する。
【0018】導電層としては、インジウム錫酸化物(I
TO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、アルミナ、
ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる導電
性微粒子と樹脂とを混合した導電性樹脂が用いられ、成
膜法としては、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが好ま
しく利用される。
【0019】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。二層構成の
有機感光体層は、CGLが薄いために像露光光の透過性
が良く本発明に適する。なお有機感光体層は、電荷発生
物質(CGM)と電荷輸送物質(CTM)を1つの層中
に含有する単層構成とされてもよく、該単層構成又は前
記二層構成の感光体層には、通常バインダー樹脂が含有
される。
【0020】前記二層構成の有機感光体層を有する感光
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤〜赤外光(600nm
〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとして
は、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン顔
料等が好ましく用いられる。
【0021】CGLに用いられるバインダー樹脂として
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
【0022】CGLの形成に用いられる溶媒或いは分散
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
【0023】CGL中のCGMとバインダー樹脂との重
量比は100:1〜1000とされ、該CGLの膜厚は
0.01〜10μmとされ、該CGLの形成のための塗
布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー塗布、ス
プレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー塗布等の
各塗布方法がある。
【0024】次に前記CTLに含有されるCTMとして
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
【0025】前記CTLに用いられるバインダー樹脂と
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
【0026】バインダー樹脂とCTMとの配合比は1:
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は1〜100μmとされるが、更に5
〜50μmが好ましい。
【0027】塗布方法としては、CGLと同様な方法を
用いることができる。
【0028】又、有機感光体層と導電層との間に必要に
より中間層が設けられるが、中間層としては、例えば塩
ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合体、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、共重合タイ
プ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポリアミド樹
脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされる。
【0029】前記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透光性樹脂基体を用いることにより、肉
厚が均一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れ、像
露光光の焦点ズレのない感光体ドラムが提供される。
【0030】11はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及び黒色(K)の各色毎の帯電手段である
スコロトロン帯電器で、感光体ドラム10の前述した有
機感光体層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放
電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、
感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0031】12は感光体ドラム10の軸方向に配列し
たLEDと等倍結像系であるセルフォックレンズとから
構成されるY、M、C及びKの各色毎の像露光手段であ
る露光光学系で、別体の画像読み取り装置によって読み
取られた各色の画像信号がメモリより順次取り出されて
前記の各露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力
される。
【0032】前記の各露光光学系12は何れも光学系支
持手段として設けた支持体20に取り付けられて前記感
光体ドラム10の基体内部に収容される。
【0033】13はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及び黒色(K)の各現像剤を収容する各色
毎の現像器で、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し
所定の間隙を保って同方向に回転する現像スリーブ13
aを備えている。
【0034】前記の各現像器は、前述したスコロトロン
帯電器11による帯電、露光光学系12による像露光に
よって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像
バイアス電圧の印加により非接触の状態で反転現像す
る。
【0035】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像或いは
コンピュータで編集された画像を、Y、M、C及びKの
各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0036】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時にスコロトロン帯電器11(Y)の帯電作用に
より感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0037】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0038】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ13a上の現像剤が非接触の状態で反転現像さ
れ感光体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナ
ー像が形成される。
【0039】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更にスコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位を付与され、露光光学系1
2(M)の第2の色信号即ちマゼンタ(M)の画像信号
に対応する電気信号による露光が行われ、現像器13
(M)による非接触の反転現像によって前記のイエロー
(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順
次重ね合わせて形成していく。
【0040】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11(C)、露光光学系12(C)及び現像器13
(C)によって更に第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器11
(K)、露光光学系12(K)及び現像器13(K)に
よって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が
順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転
以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0041】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た露光波長に対し透光性の基体を通して行われる。従っ
て第2,第3及び第4の色信号に対応する画像の露光は
何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受けること
なく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電
潜像を形成することが可能となる。なお各露光光学系1
2の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化及び
温度上昇の防止は、前記支持体20に熱伝導性の良好な
材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合は
ヒートパイプを介して外部に放熱する等の措置を講ずる
ことにより支障のない程度迄抑制することができる。ま
た各現像器による現像作用に際しては、それぞれ現像ス
リーブ13aに対し直流或いは更に交流を加えた現像バ
イアスが印加され、現像器13の収容する一成分或いは
二成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透光
性の電導層を接地する感光体ドラム10に対して非接触
の反転現像が行われるようになっている。
【0042】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写体である中間転
写ベルト14の周面に転写される。
【0043】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好ま
しい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5m
mの半導電性のポリエステル、ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することも
できる。中間転写ベルト14がローラ14A,14B,
14C及び14Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達
される動力により感光体ドラム10の周速度に同期して
時計方向に循環して搬送される。
【0044】中間転写ベルト14はローラ14Aとロー
ラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周面に接
し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材である
転写ローラ15に接していてそれぞれの接点においてト
ナー像の転写域を形成している。
【0045】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像は
接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らすこと
なく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1〜2
kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト14
側に効率良く転写される。
【0046】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により記録材である記録紙Pが搬出さ
れてタイミングローラ18に給送され、中間転写ベルト
14上のカラートナー像の搬送に同期して転写ローラ1
5の転写域へと給送される。
【0047】転写ローラ15は中間転写ベルト14の周
速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙され
た記録紙Pは転写ローラ15と接地状態にあるローラ1
4Cとの間でニップ部を形成する転写域において中間転
写ベルト14上のカラートナー像に密着され転写ローラ
15への1〜2kVのトナーと反対極性のバイアス電圧
の印加により順次カラートナー像は記録紙P上に転写さ
れる。
【0048】カラートナー像の転写を受けた記録紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0049】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング装置100及び14
0が設置され、それぞれの備えるブレードが常時圧接さ
れていて、残留した付着トナーの除去がなされて周面は
常に清浄な状態に保たれている。
【0050】図2及び図3によれば、感光体ドラム10
と支持体20とは装置背面側と前面側の端部に、それぞ
れ感光体ドラム10を回転可能に支持する支持部材であ
るフランジ部材10A,10Bと支持体20を支持する
フランジ部材120A,120Bを圧入もしくはネジ等
の手段により一体としていて、感光体ドラム10は支持
部材であるフランジ部材10Aならびにフランジ部材1
0Bが、支持体20のフランジ部材120Aの一体とす
る固定部材であるシャフト121ならびにフランジ部材
120Bに対しそれぞれ軸受B1ならびにB2を介して
回動自在に支持されている。
【0051】シャフト121は感光体ドラム10を保持
する軸部121Aを備えており、また背面側の装置基板
70には係合穴130Aを備えるシャフト121の保持
手段である支軸130が設けられている。係合穴130
Aにはリニア軸受B4が嵌入されており、受け部材13
0aを挟んで支軸130がネジ等により背面側の装置基
板70に固定されている。支軸130は駆動歯車G1に
噛合する歯車G2の中心に位置され、歯車G2を一体と
する伝導部材131を軸受B3を介して回動自在に支持
している、一方装置前面側の装置基板70には支持体2
0に固定される露光光学系12を一体とする感光体ドラ
ム10を挿脱可能とする開口部70Aが開口されてい
る。
【0052】支持体20は背面側の装置基板70に対し
ては前記のシャフト121の軸部121Aを支軸130
に設けられたリニア軸受B4に挿入し、軸部121Aに
挿通した係合ピン121Pを支軸130の係合部130
Bに形成したV字状の溝に係合することにより露光光学
系12の角度関係位置を規制して取り付けられ、前面側
の装置基板70に対しては端部の一体とするフランジ部
材120Cを緩衝材Kを挟み前蓋Fを軸方向に押圧した
状態でネジTにより固定することにより所定の位置に装
着される。
【0053】支持体20を一体とする感光体ドラム10
の装着状態においては、図3に示すように、支持部材で
あるフランジ部材10Aの側面に取付けられる係合部材
であるカプリング10Cが伝導部材131の側面に取付
けられる結合部材である駆動ピン131Aに嵌込まれ、
係合後止めネジ51或いは接着剤を用いて駆動ピン13
1Aとカプリング10Cとが固定される。駆動歯車G1
の回転動力が歯車G2を有する伝導部材131の駆動ピ
ン131Aを介して感光体ドラム10に伝達される。
【0054】なお前記のカプリング10Cを伝導部材1
31側に設け、前記の駆動ピン131Aをフランジ部材
10Aに設けて、前述した係合部材と結合部材とを入れ
替えて設置し、係合後両者を固定することも可能であ
る。
【0055】駆動ピン131Aとカプリング10Cとを
固定し、また支軸130に設けられるリニア軸受B4に
てシャフト121を受ける上記の構成により、結合部材
と係合部材とにより回転される前記歯車の回転中心と前
記支持部材の回転中心のずれ、即ち後段において詳述す
る像形成体のずれを±30μm以下とすることが可能と
なり、像形成体が偏芯して回転されることによる色ずれ
の発生が極めて減少される。
【0056】図4によれば、各ローラ14Aないし14
Dは中間転写ベルト14をテンションローラTの付勢に
より張架した状態で、コの字状に形成して一体に接続さ
れた前後の各側板45の間に軸受け支持されている。側
板45は、更にコの字状に形成して一体に接続された非
対称形の前後の各支持基板85の間にクリーニング装置
140Aと共に挟持して一体とされている。
【0057】前方の支持基板85は上下の立上り部85
Aに吊り下げ手段としての基準穴H2を設け、一方後方
の支持基板85は背面に同じく吊り下げ手段としての一
対の基準ピンP4を備えていて、基準穴H2に前方の装
置基板70の備える基準ピンP3を、一方基準ピンP4
を後方の装置基板に設けた基準穴H3に係合した上ネジ
止メして固定することにより中間転写ベルト14は所定
の位置に設定され、感光体ドラム10の周面に圧接して
感光体ドラム10から中間転写ベルト14へのトナー像
の転写を行う第1の転写域を構成し、更に転写ローラ1
5の圧接により中間転写ベルト14から転写材に対する
トナー像の転写を行う第2の転写域が構成される。
【0058】支持基板85は前後の装置基板70に対
し、アキュライドレール(商品名)と呼ばれる2段階に
伸縮可能の一対のガイドレール200を介し装置本体の
前面側に引き出し可能に支持されている。
【0059】支持基板85は、左右の側部に設けたそれ
ぞれ前後一対の案内板86が前記のガイドレール200
の可動部200Aを上下方向に摺動可能に挟持してい
て、引き出し方向に対しては可動部200Aを一体とす
るが、上下方向に対しては突当板87が可動部200A
に突き当たる迄下降出来るように構成されている。
【0060】支持基板85はネジ止メを解除した上で装
置本体の全面側に僅かに引き出す操作により前述した各
基準ピンと各基準穴の係合が解除されて僅かに下方へと
さがり、従って前記の各突当板87が前記の可動部20
0Aに乗った状態でガイドレール200の伸長作動によ
り装置基板70の開口部70Aより装置本体の前面に大
きく引き出される。その結果中間転写ベルト14は感光
体ドラム10の周面より退避して圧接を解除した状態で
引き出され、再度の装着に当たってもガイドレール20
0の伸長状態からの復帰と各基準ピンのテーパ部の案内
により僅かに上方へと移動して感光体ドラム10への圧
接状態への復帰動作が自動的かつ確実に行われる。
【0061】従って支持基板85の極めて簡単な着脱操
作により感光体ドラム10は中間転写ベルト14に干渉
することなく取り出しが可能の状態となり、更に支持基
板85の引き出しにより搬送路に滞留したジャム紙の取
り出し処理や中間転写ベルト14の交換、点検等のメン
テナンスも容易に行えることとなる。
【0062】なお支持基板85は装置本体からの引き出
し操作に先立って中間転写ベルト14を張架するローラ
14Cに対する転写ローラ15の圧接作用を前もって解
除され、所定の設定位置への復帰後再び圧接状態に置か
れる。
【0063】像形成体の支持及び駆動構造の他の例を図
5により説明する。図5は、像形成体の支持及び駆動構
造の他の例を示す部分側面断面図である。
【0064】図2にて説明した前例と同様に、支持体2
0を一体とする感光体ドラム10の装着状態において
は、支持部材であるフランジ部材10Aの側面に取付け
られる係合部材であるカプリング10Cが伝導部材13
1の側面に取付けられる結合部材である駆動ピン131
Aに嵌込まれ、駆動ピン131Aとカプリング10Cと
が係合されるが、予め塗布された接着剤により駆動ピン
131Aとカプリング10Cとが固定され、駆動歯車G
1の回転動力が歯車G2を有する伝導部材131の駆動
ピン131Aを介して感光体ドラム10に伝達される。
【0065】前述したと同様に、固定部材であるシャフ
ト121が感光体ドラム10を保持する軸部121Aを
備えていて、また背面側の装置基板70には係合穴13
0Aを備えるシャフト121の保持手段である支軸13
0が歯車G2の中心位置に設けられているが、シャフト
121の先端の凸型の円錐形状(楔形状)のテーパ部T
1が支軸130の係合穴130Aの凹型の楔形状のテー
パ部T2に合致、契合されて、支軸130に対するシャ
フト121の芯出し(位置精度出し)がなされて、駆動
歯車G1の回転動力が歯車G2を有する伝導部材131
の駆動ピン131Aを介して感光体ドラム10に伝達さ
れ、感光体ドラム10が回転される。相互のテーパによ
り正確な芯出しがなされ、偏芯のない感光体ドラム10
の回転がなされる。さらに軸受B3はスラスト方向に押
圧することによりがたつきを抑えるスラスト軸受(スラ
ストベアリング)を用いており、歯車G2の面精度が向
上し駆動むらも減少するためより効果的である。
【0066】なお前例と同様に、前記のカプリング10
Cを伝導部材131側に設け、前記の駆動ピン131A
をフランジ部材10Aに設けて、前述した係合部材と結
合部材とを入れ替えて設置することも可能である。
【0067】上記の構成によっても、結合部材と係合部
材とにより回転される歯車の回転中心と支持部材の回転
中心のずれ、即ち後段において詳述する像形成体のずれ
を±30μm以下とすることが可能となり、像形成体が
偏芯して回転されることによる色ずれの発生が極めて減
少される。
【0068】色ずれ発生の問題点とその補正とについて
図6ないし図9を用いて以下に説明する。図6は、像形
成体と結合部材の回転中心のずれによる像形成体周速の
時間的変化を示す図であり、図7は、像形成体と結合部
材の回転中心のずれによる色ずれ量の時間的変化を示す
図であり、図8は、色ずれ補正の第1の例を示す図であ
り、図9は、色ずれ補正の第2の例を示す図である。
【0069】図2或いは図5の如き構成が採られ得ぬ場
合、歯車の側面或いは像形成体を支持する支持部材の側
面の、一方の結合部材と他方の係合部材とによる像形成
体の回転は、支持部材の回転中心すなわち像形成体の回
転中心と、結合部材を有する歯車の回転中心にずれが生
じ、以下に説明する如く、像形成体、歯車の回転半径が
像形成体の一周周期で変化することにより像形成体の周
速度の変化につながり、像形成体が偏芯して回転される
ことにより像形成体一周周期で色ずれが発生する。
【0070】即ち、駆動ピン131Aの回転半径の各時
間における変化量をΔrp(t)[mm]、各時間にお
ける感光体ドラム10の周速をVd(t)[mm/se
c]とすると、 Δrp(t)=Δd*(sin2πf)*t (1) Vd(t)=rω*rp/(rp+Δrp(t)) (2) のようになる。ここでΔdは感光体ドラム10と駆動ピ
ン131Aの回転中心のずれ[mm]、fは感光体ドラ
ム10の回転の周波数[Hz]、rは感光体ドラム10
の半径[mm]、ωは感光体ドラム10の角速度[ra
d/sec]、rpは駆動ピン131Aの基準回転半径
[mm]である。
【0071】例えばf=0.4、r=60、rp=3
0、ω=2πf=2π*0.4を代入し、Δd=0.0
3及び0.25の場合のVd(t)をグラフに表すと、
感光体ドラム10と駆動ピン131Aの回転中心のずれ
による感光体ドラム10の1周期での周速の時間的変化
は図6に示すようになり、感光体ドラム10と駆動ピン
131Aの回転中心のずれΔdが、30μm程度では感
光体ドラム10の周速の変化は殆どないが、Δdが25
0μmではその変化が大きい。
【0072】このVd(t)の値を用い、例えばイエロ
ー(Y)を基準とした180°離れた位置(本実施形態
においては略シアン(C)或いは黒色(K)の位置に相
当)での副走査方向の色ずれの時間的変化Δx(t)
[mm]は、 Δx(t)=∫Vd(t)dt−Vd0*t (3) となる。ここでVd0(ゼロ)はドラムの基準周速[m
m/sec]で、149.2mm/secとなってい
る。Δd=0.03及び0.25の場合のΔx(t)を
グラフに表すと、感光体ドラム10と駆動ピン131A
の回転中心のずれによる感光体ドラム10の1周期での
色ずれ量の時間的変化は図7に示すように、感光体ドラ
ム10と駆動ピン131Aの回転中心が30μm異なる
と最大で約0.1μm、250μm異なると最大で約1
mmの色ずれが発生することになり、感光体ドラム10
と駆動ピン131Aの回転中心のずれΔdが、30μm
程度では色ずれ量は殆どなく許容できる量であるが、Δ
dが250μmでは色ずれ量が大きく許容できない。
【0073】図2或いは図5にて前述した構成において
は、結合部材と係合部材とにより回転される歯車の回転
中心と支持部材の回転中心のずれ、即ち上述した像形成
体のずれを±30μm以下とすることが可能であり、像
形成体が偏芯して回転されることによる色ずれを、図7
に示したように極めて微少なものとすることができる。
【0074】他の構成を用いた場合に発生する色ずれの
補正としては、図8に示すように感光体ドラム10の非
画像部あるいは感光体ドラム10のフランジ(不図示)
に貼付けた磁気スケールPD1と磁気スケールPD1に
対向する磁気センサPS1とを検知手段として設け、該
検知手段により画像形成を始める前に感光体ドラム10
の一回転の周速の変化を測定し、感光体ドラム10の周
方向の露光光学系12(図8には不図示)の各位置での
書き込みタイミングを例えばイエロー(Y)を基準とし
て変化させる。即ち、本実施形態においてはイエロー
(Y)の位置と略180°異なるシアン(C)或いは黒
色(K)の位置で、図7にて説明したように、感光体ド
ラム10と駆動ピン131Aの回転中心が例えば250
μm異なると、図7に実線で示すように、最大で約1m
mの色ずれが発生するので、その分感光体ドラム10の
1周期での副走査方向の書込み時間を早くする。これに
より、結合部材と係合部材とによる像形成体の回転時の
色ずれが補正される。
【0075】或いは図9に示すように、ある特定の色、
例えば黒色(K)によって一定の時間間隔で主走査方向
の細線パターンPD2を描き、細線パターンPD2と対
向するフォトセンサPS2とを検知手段として設け、該
検知手段により細線パターンPD2をフォトセンサPS
2を用いて読みとることにより感光体ドラム10一回転
の周速の変化を測定し、実際に画像形成を行う際は感光
体ドラム10の周方向の露光光学系12(図9には不図
示)の各位置での書き込みタイミングを黒色(K)の位
置と略180°異なるイエロー(Y)を基準として変化
させる。これにより、結合部材と係合部材とによる像形
成体の回転時の色ずれが補正される。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、像形成体が偏心して回
転されることによる色ずれの発生が極めて減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施形態を示
すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】像形成体の支持及び駆動構造の一例を示す側面
断面図である。
【図3】図2の結合部材と係合部材とを示す図である。
【図4】中間転写体の支持構造を示す図である。
【図5】像形成体の支持及び駆動構造の他の例を示す部
分側面断面図である。
【図6】像形成体と結合部材の回転中心のずれによる像
形成体周速の時間的変化を示す図である。
【図7】像形成体と結合部材の回転中心のずれによる色
ずれ量の時間的変化を示す図である。
【図8】色ずれ補正の第1の例を示す図である。
【図9】色ずれ補正の第2の例を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 10A,10B,120A,120B,120C フラ
ンジ部材 10C カプリング 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14 中間転写ベルト 15 転写ローラ 20 支持体 121 シャフト 130 支軸 130A 係合穴 131 伝導部材 131A 駆動ピン G2 歯車 PD1 磁気スケール PD2 細線パターン PS1 磁気センサ PS2 フォトセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号 Fターム(参考) 2H027 DA17 DA38 EB04 EC20 ED02 ED06 EE02 EE03 EE04 EE07 EF09 2H030 AA01 AA06 AA07 BB02 BB23 BB71 2H071 BA05 BA16 BA27 CA02 CA05 DA15 DA26 EA18 5C074 AA10 BB01 BB02 BB26 CC01 DD11 DD21 EE05 FF15 GG01 GG02 GG12 HH02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体に対し複数組の帯電手段、像露
    光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の1回転中
    に帯電、像露光及び現像を繰り返し、前記像形成体の周
    面に複数のトナー像を重ね合わせて形成し、重ね合わさ
    れたトナー像を記録材へ転写を行うカラー画像形成装置
    において、 前記像形成体は像露光手段を内包し、一体的に回転する
    歯車を分離可能に設けると共に、 前記像露光手段を支持する固定部材と前記固定部材に対
    して前記像形成体を回転可能に支持する支持部材を有
    し、 前記歯車は中心部に前記固定部材の保持手段を設けると
    共に、 前記歯車の側面或いは前記支持部材の側面の何れか一方
    に結合部材を、他方に前記結合部材と係合する係合部材
    を設け、 前記係合部材を前記結合部材に係合後、前記係合部材を
    固定することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記係合部材を接着によって固定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像形成体に対し複数組の帯電手段、像露
    光手段及び現像手段を配設し、前記像形成体の1回転中
    に帯電、像露光及び現像を繰り返し、前記像形成体の周
    面に複数のトナー像を重ね合わせて形成し、重ね合わさ
    れたトナー像を記録材へ転写を行うカラー画像形成装置
    において、 前記像形成体は像露光手段を内包し、一体的に回転する
    歯車を分離可能に設けると共に、 前記像露光手段を支持する固定部材と前記固定部材に対
    して前記像形成体を回転可能に支持する支持部材を有
    し、 前記歯車は中心部に前記固定部材の保持手段を設けると
    共に、 前記歯車の側面或いは前記支持部材の側面の何れか一方
    に結合部材を、他方に前記結合部材と係合する係合部材
    を設け、 前記結合部材と係合部材とにより回転される前記歯車の
    回転中心と前記支持部材の回転中心のずれを±30μm
    以下とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材と前記固定部材の保持手段
    の位置決めに楔形状の契合を用いることを特徴とする請
    求項3に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像形成体の1回転周期の速度変動を
    検知する検知手段を設け、前記検知手段による検知結果
    に基づき複数の像露光手段の露光タイミングを変更する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のカラー画像
    形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276255A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276255A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4715268B2 (ja) * 2005-03-28 2011-07-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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