JP2000180932A - カメラの日付設定装置 - Google Patents

カメラの日付設定装置

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JP2000180932A
JP2000180932A JP10354540A JP35454098A JP2000180932A JP 2000180932 A JP2000180932 A JP 2000180932A JP 10354540 A JP10354540 A JP 10354540A JP 35454098 A JP35454098 A JP 35454098A JP 2000180932 A JP2000180932 A JP 2000180932A
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Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録モードの切り替えを明確にすると共に、表
示セグメントの数を減らして表示スペース及び配線スペ
ースを縮小したカメラの日付設定装置を提供する。 【解決手段】日付情報を記録媒体に記録するカメラにお
いて、「年月日」の記録順序を表示するための日付表示
エリアを備える表示部100と、「年月日」、「月日
年」、「日月年」のうちの少なくとも1つを含む複数の
記録順序の中から1つを選択可能な選択部101と、
「年月日」、「月日年」、「日月年」の記録順序の何れ
かが選択されていることを表示部100に表示するとと
もに、選択部101を介して選択された記録順序の日付
を記録媒体に記録する制御部102とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラの日付設定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラの日付設定モードの切替え
は、例えば、図24の(a)〜(e)に示すように、モ
ードボタンを押す毎に、表示を切り替えてどの記録モー
ドにあるかを示すことにより行なわれている。(a)
は、年月日の順序で一般に日本で用いられる。(b)は
月日年の順序で一般に米国で用いられる。(c)は日月
年の順序で一般に英国、欧州で用いられる。(d)は
“日”と時刻を記録するモードである。(e)は日付情
報を記録しないモードであり、液晶表示パネルには、
“-- -- --”と表示される。モードボタンを押す毎に
上記した(a)〜(e)のモード表示を繰り返すように
なっている。
【0003】特開平8−129,222号公報は、D
(Day)、M(Month)、Y(Year)を表示
するための表示セグメントに加えて、DMY,MDYの
記録種類を表示する表示セグメントを備え、モードボタ
ンを押すたびに記録モードを切り換えて記録種類を表示
する技術を開示している。
【0004】また、特開平9−179186号公報は、
D(Day)、M(Month)、Y(Year)を表
示するための表示セグメントに加えて、D(Day)を
表示するための表示セグメントを備え、選択された記録
種類を表示するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラでは、カ
メラの日付表示部分に日と月の区別が無いものもあり、
わかりにくい。また2000年を越えた年号と月日がど
れも12以下の場合にはとても見づらいこととなり、と
っさの区別がつかなくなる。
【0006】日本人にとって、YMD以外のDMY,M
DYの表示は必要なく、かえって煩わしい。同様に、英
国、欧州の人にとっては、DMYを常用、米国人は、M
DYを常用するためにそれ以外の表示は必要ない。
【0007】さらに、上記した特開平8−129,22
2号公報や特開平9−179186号公報においては、
YMD,DMY,MDYのどの表示かを示す為の表示セ
グメント(DMY,MDY,D)が余分に必要になるの
で表示セグメント数が増大してしまう。
【0008】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、表示セグメントの数を減らして表示スペ
ース及び配線スペースを縮小するとともに、記録モード
の切り替えを明確にしたカメラの日付設定装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係るカメラの日付設定装置は、日付
情報を記録媒体に記録するカメラにおいて、「年月日」
の記録順序を表示するための日付表示エリアを備える表
示部と、「年月日」、「月日年」、「日月年」のうちの
少なくとも2つを含む複数の記録順序の中から1つを選
択可能な選択部と、「年月日」、「月日年」、「日月
年」の記録順序の何れかが選択されていることを前記表
示部の日付表示エリアに表示するとともに、上記選択部
を介して選択された記録順序の日付を記録媒体に記録す
る制御手段とを具備する。
【0010】また、第2の発明に係るカメラの日付設定
装置は、第1の発明に係るカメラの日付設定装置におい
て、前記表示部は、7セグメントから構成されるデジタ
ル表示部である。
【0011】また、第3の発明に係るカメラの日付設定
装置は、第2の発明に係るカメラの日付設定装置におい
て、前記表示部は、7セグメントから構成されるデジタ
ル表示部であり、このデジタル表示部にアルファベット
を用いて表示する。
【0012】また、第4の発明に係るカメラの日付設定
装置は、第3の発明に係るカメラの日付設定装置におい
て、前記表示部に表示される記録順序は、地域情報に基
づいて表示される。
【0013】また、第5の発明に係るカメラの日付設定
装置は、第1〜第4の発明のいずれか1つの発明に係る
カメラの日付設定装置において、前記表示部は、液晶表
示パネルである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態を適用したカメラの日付設定装置の機能ブロック図
である。表示部100は、「年月日」の記録順序を表示
するための日付表示エリアを備えている。選択部101
は、「年月日」、「月日年」、「日月年」のうちの少な
くとも1つを含む複数の記録順序の中から1つを選択可
能である。制御部102は、「年月日」、「月日年」、
「日月年」の記録順序の何れかが選択されていることを
表示部100に表示するとともに、選択部101を介し
て選択された記録順序の日付を記録手段103を制御し
て記録媒体としての図示せぬフィルムに記録する。ここ
で、制御部102は、カメラに内蔵されたワンチップマ
イコン内部に設けられているものとする。
【0016】図2の(a)乃至(c)及び、図3の
(a)乃至(c)は、本実施形態のカメラの外観を三面
図で示している。このカメラは、一眼レフ方式で、各種
の撮影モードを任意に設定可能なシステムを有してい
る。
【0017】パワースイッチ1は、電源スイッチであり
その所定位置へのスライド操作によりスイッチがオンし
て、当該カメラを撮影可能にする。フラッシュ2は、ス
トロボユニットを本体頭部内に通常格納して備え、必要
に応じてばね付勢の係止を解除し立上げて使用される。
レリーズボタン3は、シャッタレリーズを許可して撮影
動作を行わせる為のスイッチである。
【0018】セルフ/リモコン窓4は、セルフタイマー
作動時に内部のLEDを点灯、点滅させ、セルフタイマ
ー動作を使用者に示す為に開けられた窓で、その他に内
部に格納された赤外受光素子によりリモコン信号を受信
する為の窓でもある。撮影レンズ5は、撮影する為のレ
ンズである。
【0019】三脚ネジ6は、カメラを三脚に固定する際
に必要なネジである。途中巻戻しボタン7は、撮影途中
でフィルムを取り出す際に、フィルムを巻き戻す為に操
作するスイッチである。電池ふた開閉レバー8は電池交
換時に電池ふた9の開閉を行うレバーである。カートリ
ッジふた10は、不図示のフィルムカートリッジを装填
する際にカートリッジふた開放ノブ13と、ロックボタ
ン14を操作して開閉する。
【0020】ロックレバー11は、カートリッジが装填
されたことをメカ的に検出する為のレバーである。スト
ラップ取付部12及び15は、ストラップを通す為の穴
が設けられている。ファインダー窓16は、一眼レフ方
式により撮影レンズ5からの像を観察すると共にファイ
ンダの視界内にも所定の撮影モードの情報を一部確認す
ることもできる。
【0021】プリントタイプ切替ノブ17は、撮影画面
をいくつかの種類に切り替えるためのレバーで、ファイ
ンダー窓16内部の表示に連動する。ズームレバー18
は、カメラの焦点距離を変更する為のボタンで、ズーム
アップスイッチとズームダウンスイッチの二つのスイッ
チから構成され互いにシーソースイッチとなっている。
【0022】液晶表示パネル19は、当該カメラの諸情
報を表示出力する。視度調整ノブ20は、撮影者の視力
に合わせ、ファインダー画面が適切に見えるように調整
するノブである。フラッシュモードボタン21は、上記
フラッシュ2の発光モードを設定するモードボタンであ
る。セルフ/リモコンボタン22は、セルフタイマーモ
ード、リモコン撮影モードに設定するモードボタンであ
る。
【0023】逆光補正モードボタン23は逆光時、露出
をオーバーに補正する為のボタンである。フルオートボ
タン24、イメージセレクトボタン25は、5つの撮影
モードを選択設定するためのボタンで、スイッチ群から
なるモード設定用ボタンであり、一つの撮影モードに対
し、一つのスイッチが割り当てられ、ワンタッチで例え
ば、五種類の撮影モードたとえば「風景モード」、「ポ
ートレートモード」、「ストップアクションモード」、
「夜景モード」及び「フルオートモード」から一つを選
択できる。
【0024】これらセレクトボタン群は、所定の複数の
撮影モードを切り替える為のボタンであり、撮影条件に
合わせて撮影者が所望のモードの選択を行う。
【0025】デートセット/ライトボタン26は、デー
タ修正時に所望のデータを“1”繰り上げる為に操作さ
れるボタンと、液晶表示パネル19に備えてあるバック
ライトにより表示パネルを照明させる為のボタンとを兼
用するスイッチである。
【0026】デートモードボタン27は、日付け情報の
記録モードの切り替えを行うためのボタンと、日付情報
を修正するモードに切り替えるためのボタンを兼用する
スイッチである。デートモードボタン27を押下するた
びに、記録するモードを切り替える。また、修正するモ
ードにしたい場合には、デートモードボタン27を2秒
間以上押し続けることにより、日付情報が点滅し、前記
デートセット/ライトボタン26により修正が可能とな
り、デートモードボタン27を押すと次の情報を修正で
きる。これら操作を続けて、日付情報の修正を行う。
【0027】図4は、前記液晶表示パネル19の表示を
説明する図である。
【0028】31は、撮影駒数、撮影可能駒数、フィル
ム感度を表示するエリアである。32は、電池の残量を
表示する。33,35は、撮影モードを表示するエリア
である。33は、撮影モードがフルオートモードである
ことを示し、35は、イメージセレクトモードの内どの
モードが選ばれているかを表示し、それらは、前記フル
オートボタン24、イメージセレクトボタン25のそれ
ぞれに対応して表示されるようになっている。
【0029】36は、逆光補正モードであることを表示
する。37は、セルフタイマー撮影モード、リモコン撮
影モードであることを表示する。38は、日付情報を表
示するエリアである。39は、駒数表示エリア31に兼
用表示されている情報が、撮影可能駒数である場合に点
灯する。40は、駒数表示エリア31に兼用表示されて
いる情報が、フィルム感度である場合に点灯する。41
は、カートリッジがカメラ内に装填されている場合に点
灯する。
【0030】この実施形態では液晶表示パネルを用いた
が、特開平10−312173号公報に開示されたよう
に、有機ELを用いた表示装置でも同様のことが実施で
きる。
【0031】図5は、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラの制御部102の処理を示すフローチャートである。
【0032】パワースイッチ1がオンされると、制御部
102が初期設定を行う(ステップS1)。次に、デー
トモードボタン27が押されたかどうかを検出する(ス
テップS2)。デートモードボタン27が押された場合
には、次に、このデートモードボタン27が2秒以上押
されたかどうかで、撮影者が、日付情報を修正したいの
か、記録モードを変更したいのか、を判断する(ステッ
プS3)。
【0033】ここで2秒以上押されたことが判断された
場合には、ステップS4に移行してサブルーチン「日付
情報の修正」処理を行い、一方2秒未満であればステッ
プS5に移行して記録モードの変更を行う。
【0034】以下にサブルーチン「日付情報の修正」の
詳細を、図6〜図12に基づいて説明する。図6は「日
付情報の修正」の工程の概略を示している。まず、ステ
ップS20では、「年」データを修正するサブルーチン
「“年”データ修正」を実行する。
【0035】図7により、このサブルーチン「“年”デ
ータ修正」を説明する。ステップS30では、液晶表示
パネル19の日付表示エリア38に日付を表示し、その
中で、「年」データを点滅表示させる。ステップS31
では、デートセットボタン26が押されたかどうかを判
断し、押されていれば、ステップS32に移行する。一
方、デートセットボタン26が押されていなければステ
ップS33に移行する。
【0036】ステップS32では、「年」データを
“1”インクリメントする。そしてステップS33に移
行する。ステップS33では、デートモードボタン27
が押されたかどうかを判断し、押されていなければ、ス
テップS31に戻り以降の処理を繰り返す。一方、デー
トモードボタン27が押されていれば、「年」データの
修正を終わる為にサブルーチン「“年”データの修正」
を終了する。
【0037】次に図6のステップS21に戻り、図8に
示すステップに基づいてサブルーチン「“月”データの
修正」を実行する。図8のサブルーチン「“月”データ
修正」の処理内容(ステップS40〜S43)は、前記
サブルーチン「“年”データの修正」と同様にして、
「月」データを修正する。
【0038】次に図6のステップS22に戻り、図9に
示すステップに基づいてサブルーチン「“日”データの
修正」を実行する。図9のサブルーチン「“日”データ
修正」の処理内容(ステップS50〜S53)は、前記
サブルーチン「“年”データの修正」と同様にして、
「日」データを修正する。
【0039】次に図6のステップS23に戻り、図10
に示すステップに基づいてサブルーチン「“時”データ
の修正」を実行する。図10のサブルーチン「“時”デ
ータ修正」の処理内容(ステップS60〜S63)は、
前記サブルーチン「“年”データの修正」と同様にし
て、「時」データを修正する。
【0040】次に図6のステップS24に戻り、図11
に示すステップに基づいてサブルーチン「“分”データ
の修正」を実行する。図11のサブルーチン「“分”デ
ータ修正」の処理内容(ステップS70〜S73)は、
前記サブルーチン「“年”データの修正」と同様にし
て、「分」データを修正する。
【0041】次に図6のステップS25に戻り、サブル
ーチン「“年月日”表示順序の修正」を実行する。ここ
では図12により、サブルーチン「“年月日”表示順序
の修正」を詳細を説明する。
【0042】まずステップS80では、“年月日”の順
序で記録することを意味する“ymd”を液晶表示パネ
ル19の日付表示エリア38に表示する(図13の
(a)参照)。次に、ステップS81では、デートセッ
トボタン26が押されたかどうかを判断し、押されてい
れば、ステップS82に移行する。一方、デートセット
ボタン26が押されていなければステップS83に移行
する。
【0043】ステップS82では“年月日”の表示順序
を変更して“月日年”の順序で記録することを意味する
“mdy”を液晶表示パネル19の日付表示エリア38
に表示する(図13の(b)参照)。再度、デートセッ
トボタン26が押された場合には、“日月年”の順序で
記録することを意味する“dmy”を液晶表示パネル1
9の日付表示エリア38に表示する(図13の(c)参
照)。
【0044】このように、デートセットボタン26が押
される度毎に、図13のように、表示の切り替えを繰り
返す。
【0045】その後ステップS83に移行する。ステッ
プS83では、デートモードボタン27が押されたかど
うかを判断し、押されていなければ、ステップS81に
戻り以降の処理を繰り返す。一方、デートモードボタン
27が押されていれば、記録順序の設定を終わる為にサ
ブルーチン「“年月日”表示順序の修正」を終了する。
このサブルーチンの説明では、最初に便宜上“ymd”
の順序で始まるように話を進めたが、前回の設定情報を
そのまま残しておき、その設定情報から始めるようにす
るとなお良い。
【0046】ここで図5に戻り、ステップS4のサブル
ーチン「日付情報の修正」を終了した後は、ステップS
6に移行する。
【0047】一方、ステップS3でNOの場合には前記
したように記録モードの変更を行なうが、この記録モー
ドの変更は、上記ステップS25で選択した、「年月
日」、「月日年」、「日月年」のいずれか一つと、「日
時分」、「記録しない」の三つから選択することにな
る。例えば、上記ステップS25で、日本人向けに、
「年月日」を選んだ場合には、図14の(a)〜(c)
のように、デートモードボタン27が押されるたびに繰
り返し変化し、記録モードを選択することが可能にな
る。
【0048】その後、ステップS6ではデートセットボ
タン26が押されたかどうかを判断し、押された場合に
はステップS7に移行し、一方押されていない時にはス
テップS8に移行する。ステップS7では、日付情報の
修正中でなければ、デートセットボタン26が押された
ことに応答して液晶表示パネル19に備えてあるバック
ライトにより表示パネルを照明させる。これは、デート
セットボタン26は、バックライトボタンを兼用してい
るためである。
【0049】その後ステップS8に移行する。ステップ
S8では、不図示のレリーズスイッチがオンであるかど
うかを判断することにより、シャッターレリーズボタン
3が押下されているかどうかを判断する。レリーズスイ
ッチがオフである場合には、前記ステップS2に戻っ
て、前記処理を繰り返す。一方、レリーズスイッチがオ
ンである場合にはステップS9に移行する。
【0050】ステップS9では、測距、測光を行い、次
に前記ステップS9で実行した測距による情報に基づい
て被写体に合焦するように撮影レンズ5を繰り出し(ス
テップS10)、次に、シャッターを制御し、撮影を行
う(ステップS11)。次に、撮影終了後、制御部10
2は不図示のフィルム機構を制御し、前記装填されたフ
ィルムに記録を開始させる(ステップS12)。さら
に、制御部102は記録手段103を制御して、フィル
ム上の撮影情報記録エリアに撮影情報を記録させる(ス
テップS13)。
【0051】続いて、制御部102は前記フィルムへの
記録が完了したかどうかを判断し(ステップS14)、
完了していないときはステップS13へ戻り上記記録を
続行させ、一駒分の情報の記録が完了した時点でステッ
プS2に移行し、前記処理を繰り返す。
【0052】上記した第1実施形態によれば、ユーザが
記録モードを選択する際に、日付情報を表示するエリア
を用いて記録順序を表示するようにしたので、表示セグ
メントの数を減らして表示スペース及び配線スペースを
縮小することができる。これにより、カメラのコストダ
ウンや、カメラの小型化がはかれる。
【0053】また、記録モードをアルファベットで表示
するようにしたので記録モードの切り替えが明確になっ
て、年、月、日のデータが似通っていても通常使う日付
の順序の設定を間違えることがなくなる。
【0054】図15は、本発明の第1実施形態の変形例
に係るカメラの制御部102の処理を示すフローチャー
トである。
【0055】この変形例では被写体像や位置情報をフィ
ルム上に記録する銀塩カメラではなく、被写体像や位置
情報を記録媒体に電子的に記録するようにする。記録媒
体としては例えば、電子スチルカメラに内蔵された不揮
発性メモリや、電子スチルカメラに着脱可能なメモリカ
ード(スマートメディアカード)が用いられる。
【0056】図15のフローチャートで図5と同一の参
照符号のステップを有するものは図5の動作と同様であ
る。図5のフローチャートと異なる点は以下の点であ
る。ステップS11’において適正露出とする撮影露出
動作を行い、電子スチルカメラに組み込まれている不図
示の撮像素子に結像させる。ステップS12’では日付
情報を選択された記録順序で記録媒体であるメモリの所
定のエリアに記録する。ステップS13’では撮像素子
により撮像された被写体像をディジタル化した画像信号
としてメモリに記録する。
【0057】上記した変形例においても第1実施形態と
同様の効果を奏する。
【0058】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を説明する。第2実施形態にカメラの日付設定装置
についての機能ブロック図は図1と同様である。図16
は本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートであり、第1実施形態で説明した図5のステッ
プS4で実行されているサブルーチン「日付情報の修
正」に対応している。
【0059】第1実施形態で説明した、サブルーチン
「日付情報の修正」では、最後のステップ(ステップS
25)において“年月日”の表示順序を修正していた
が、第2実施形態では、最初のステップにおいて“年月
日”の表示順序を修正し、その順序に従い、年月日の情
報を修正するものである。
【0060】まずステップS91では、サブルーチン
「“年月日”表示順序の修正」を実行し、そこで、撮影
者が求めている、日付順序を決定する。
【0061】次に、ステップS92では、前記ステップ
S91で設定した順序が、“ymd”の順序かどうかを
判断する。ここで、“ymd”の順序であった場合に
は、ステップS93に移行し、一方、“ymd”の順序
で無かった場合にはステップS96に移行する。
【0062】ステップS93では、前記設定された順序
に従い、まず、「“年”データの修正」を行い、次に、
「“月”データの修正」を行い(ステップS94)、次
に、「“日”データの修正」を行い(ステップS9
5)、そして、ステップS104に移行する。
【0063】一方、前記ステップS92で、“ymd”
の順序で無かった場合にはステップS96に移行して、
前記ステップS91で設定した順序が、“mdy”の順
序かどうかを判断する。ここで、“mdy”の順序であ
った場合には、ステップS97に移行し、一方、“md
y”の順序で無かった場合にはステップS100に移行
する。
【0064】ステップS97では、前記設定された順序
に従い、まず、「“月”データの修正」を行い、次に、
「“日”データの修正」を行い(ステップS98)、次
に、「“年”データの修正」を行い(ステップS9
9)、そして、ステップS104に移行する。
【0065】一方、前記ステップS96で、“mdy”
の順序で無かった場合にはステップS100に移行し
て、前記ステップS91で設定した順序が、“dmy”
の順序かどうかを判断する。ここで、“dmy”の順序
であった場合には、ステップS101に移行し、一方、
“dmy”の順序で無かった場合にはステップS104
に移行する。
【0066】ステップS101では、前記設定された順
序に従い、まず、「“日”データの修正」を行い、次
に、「“月”データの修正」を行い(ステップS10
2)、次に、「“年”データの修正」を行い(ステップ
S103)、そして、ステップS104に移行する。
【0067】ステップS104では、「“時”データの
修正」を行い、次に、「“分”データの修正」を行い
(ステップS105)、そして、このサブルーチン「日
付情報の修正」を終了する。
【0068】上記した第2実施形態によれば、日付表示
順序の習慣に基づき、その習慣の順序で修正できるの
で、ユーザは間違わずにスムーズに日付情報の修正を行
うことができる。
【0069】(第3実施形態)以下に本発明の第3実施
形態を説明する。第3実施形態は、ユーザが記録モード
を間違えないようにする為に、月情報を通常の表示と異
ならせることにより、“日”と“月”の見分けをつける
ようにする。
【0070】例えば、図17のように、日付が西暦20
02年11月12日であった場合には、記録モードを変
えると従来の表示では、図17の(a)から(c)のよ
うに変わる。また、西暦2002年3月4日であった場
合には、従来の表示では、図19の様になる。図17の
(b)と(c)では見分けがつかないので、見分けをつ
ける為に、たとえば、図18の(a)のように、月デー
タの10の位の“1”の表示をセグメントを一つだけ使
って表示することにより見分ける。10月から12月は
上記表示方法により、一方1月から9月までは、図20
の(a),(b)に示すように、10の位に“0”を付
けるようにする。さらに“0”の表示にも、大きい
“0”(図20の(a))と、小さい“0”(図20の
(b))とを分けて使う方法がある。そして、日データ
には“0”を付けないようにする。
【0071】また、月データをアルファベットで表示す
ることもできる。各月と表示例を図23に示す。
【0072】その他の例として、図20の(c),
(d)に示すように“月”データの表示を従来どおりと
し、“日”データの表示の10の位に必ず、“0”を付
ける方法や、図18の(c)に示すように、“日”デー
タの表示の10の位の“1”を小さく表示するといった
ことも可能である。
【0073】上記した第3実施形態によれば、年月日情
報を表示する際に、年月日情報のうち少なくとも1つの
数字の表記を他の情報と違えるようにしたので、日付表
示がわかりやすくなるという効果を奏する。
【0074】(第4実施形態)本発明の第4実施形態と
して、図21のように「YMD」のかわりに「JaPa
n」、「MDY」のかわりに「EuroPE」、「DM
Y」のかわりに「usa」というふうに地域情報を表示
することで、ユーザがその地域の習慣から記録順序を容
易に連想できるようにしてもよい。また、それ以外に
も、図22のように、「JaPan」を「JPn」のよ
うに短縮形を表す表示でもかまわない。
【0075】上記した第4実施形態によれば、その地域
の習慣に基づいた表示順序で記録順序を表示するのでユ
ーザは記録順序がより理解しやすくなる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが記録モードを
選択する際に、日付情報を表示するエリアを用いて記録
順序を表示するようにしたので、表示セグメントの数を
減らして表示スペース及び配線スペースを縮小すること
ができる。これにより、カメラのコストダウンや、カメ
ラの小型化がはかれる。
【0077】また、記録モードをアルファベットで表示
するようにしたので記録モードの切り替えが明確になっ
て通常使う日付の順序の設定を間違えることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用したカメラの日付
設定装置の機能ブロック図である。
【図2】本実施形態のカメラの外観を三面図で示す図で
ある。
【図3】本実施形態のカメラの外観を三面図で示す図で
ある。
【図4】液晶表示パネル19の表示を説明する図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態に係るカメラの制御部1
02の処理を示すフローチャートである。
【図6】「日付情報の修正」の工程の概略を示すフロー
チャートである。
【図7】サブルーチン「“年”データ修正」の詳細を示
すフローチャートである。
【図8】サブルーチン「“月”データの修正」の詳細を
示すフローチャートである。
【図9】サブルーチン「“日”データの修正」の詳細を
示すフローチャートである。
【図10】サブルーチン「“時”データの修正」の詳細
を示すフローチャートである。
【図11】サブルーチン「“分”データの修正」の詳細
を示すフローチャートである。
【図12】サブルーチン「“年月日”表示順序の修正」
の詳細を示すフローチャートである。
【図13】デートセットボタン26が押されるたびに表
示が切り替わるようすを示す図である。
【図14】「年月日」を選んだ場合に、デートモードボ
タン27が押されるたびに表示が切り替わるようすを示
す図である。
【図15】本発明の第1実施形態の変形例に係るカメラ
の制御部102の処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第2実施形態の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図17】本発明の第3実施形態(その1)を説明する
ための図である。
【図18】本発明の第3実施形態(その2)を説明する
ための図である。
【図19】本発明の第3実施形態(その3)を説明する
ための図である。
【図20】本発明の第3実施形態(その4)を説明する
ための図である。
【図21】本発明の第4実施形態(その1)を説明する
ための図である。
【図22】本発明の第4実施形態(その2)を説明する
ための図である。
【図23】月データをアルファベットで表示するときに
用いられる、各月と表示例との対応関係を示す図であ
る。
【図24】従来のカメラの日付設定モードの切替えを説
明するための図である。
【符号の説明】
1…パワースイッチ、 2…フラッシュ、 3…レリーズボタン、 4…セルフ/リモコン窓、 5…撮影レンズ、 6…三脚ネジ、 7…途中巻戻しボタン、 8…電池ふた開閉レバー、 9…電池ふた、 10…カートリッジふた、 11…ロックレバー、 12…ストラップ取付部、 13…カートリッジふた開放ノブ、 14…ロックボタン、 15…ストラップ取付部、 16…ファインダー窓、 17…プリントタイプ切替ノブ、 18…ズームレバー、 19…液晶表示パネル、 20…視度調整ノブ、 21…フラッシュモードボタン、 22…セルフ/リモコンボタン、 23…逆光補正モードボタン、 24…フルオートボタン、 25…イメージセレクトボタン、 26…デートセット/ライトボタン、 27…デートモードボタン、 100…表示部、 101…選択部、 102…制御部、 103…記録手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日付情報を記録媒体に記録するカメラに
    おいて、 「年月日」の記録順序を表示するための日付表示エリア
    を備える表示部と、 「年月日」、「月日年」、「日月年」のうちの少なくと
    も2つを含む複数の記録順序の中から1つを選択可能な
    選択部と、 「年月日」、「月日年」、「日月年」の記録順序の何れ
    かが選択されていることを前記表示部の日付表示エリア
    に表示するとともに、上記選択部を介して選択された記
    録順序の日付を記録媒体に記録する制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラの日付設定装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、7セグメントから構成さ
    れるデジタル表示部であることを特徴とする請求項1記
    載のカメラの日付設定装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、7セグメントから構成さ
    れるデジタル表示部であり、このデジタル表示部にアル
    ファベットを用いて表示することを特徴とする請求項2
    記載のカメラの日付設定装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部に表示される記録順序は、地
    域情報に基づいて表示されることを特徴とする請求項3
    記載のカメラの日付設定装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部は、液晶表示パネルであるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のカ
    メラの日付設定装置。
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