JP2000179677A - 駆動装置の制御装置 - Google Patents

駆動装置の制御装置

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JP2000179677A
JP2000179677A JP10356766A JP35676698A JP2000179677A JP 2000179677 A JP2000179677 A JP 2000179677A JP 10356766 A JP10356766 A JP 10356766A JP 35676698 A JP35676698 A JP 35676698A JP 2000179677 A JP2000179677 A JP 2000179677A
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clutch
transmission
motor
speed
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Atsushi Tabata
淳 田端
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンと電動機との間の動力伝達経路に流
体式動力伝達装置が配置されている車両において、変速
機のダウンシフトの応答性を向上させることの可能な駆
動装置の制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの動力が入力される変速機と、
エンジンおよび変速機に対して動力を伝達することの可
能なモータ・ジェネレータと、トルクコンバータの回転
部材同士による動力伝達状態を切り換えるために係合・
解放されるロックアップクラッチとを有する駆動装置の
制御装置において、変速機のダウンシフト時に、ロック
アップクラッチを係合させ、かつ、モータ・ジェネレー
タの動力によりエンジン回転数を上昇させるエンジン回
転数制御手段(ステップ102,〜107)を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変速機のダウン
シフト時に、エンジン回転数を電動機の動力により上昇
させる制御をおこなう駆動装置の制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、変速機のダウンシフト時に、エン
ジン回転数を電動機の動力により上昇させる制御をおこ
なう自動車の制御装置が提案され、その一例が特開平4
−328024号公報に記載されている。この公報に記
載された自動車は、車軸を駆動する内燃機関と、内燃機
関の主軸に直結された電磁的回転機と、運転操作により
発生する制御信号により制御される変速機およびクラッ
チとを備えている。そして、変速機のダウンシフト時
に、変速機がニュートラル位置にあることを確認し、電
磁的回転機に加速磁界を与えて回転速度を上昇させるこ
とにより内燃機関の回転速度を強制的に上昇させ、内燃
機関の回転速度と車軸側の回転速度とを同期することに
より、変速ショックを軽減することができるとされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、エンジンと電動
機に加えて、トルクコンバータ(流体式動力伝達装置)
を搭載した車両においては、エンジンのトルク変動をト
ルクコンバータにより吸収できる利点がある。このよう
な車両においては、配置スペースの関係上、トルクコン
バータを、エンジンと電動機との間の動力伝達経路に配
置するレイアウトが採用される場合がある。
【0004】しかしながら、エンジンおよび電動機なら
びにトルクコンバータが、上記レイアウトにより搭載さ
れた車両に対して、前記公報の技術を適用した場合、電
動機の動力がトルクコンバータを介してエンジンに伝達
される際に動力の損失が生じ、ダウンシフトの応答性が
低下する可能性があった。
【0005】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、エンジンと電動機との間の動力伝達経路
に流体式動力伝達装置が配置されている車両において、
変速機のダウンシフトの応答性を向上させることの可能
な駆動装置の制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するためにこの発明は、エンジンの動力が入力
される変速機と、前記エンジンおよび前記変速機に対し
て動力を伝達することの可能な電動機と、流体式動力伝
達装置の回転部材同士による動力伝達状態を切り換える
ために係合・解放されるロックアップクラッチとを有す
る駆動装置の制御装置において、前記変速機のダウンシ
フト時に、前記ロックアップクラッチを係合させ、か
つ、前記電動機の動力によりエンジン回転数を上昇させ
ることにより、このエンジン回転数と前記変速機のダウ
ンシフト後における入力回転数とを同期させるエンジン
回転数制御手段を備えていることを特徴とするものであ
る。ここで、ロックアップクラッチの係合には、半係
合、すなわちスリップ状態は含まれない。
【0007】この発明によれば、変速機のダウンシフト
時に、ロックアップクラッチが係合した状態で電動機の
動力がエンジンに伝達されるため、電動機の動力の伝達
効率が向上してエンジン回転数が可及的に迅速に上昇さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図を参照してよ
り具体的に説明する。図2および図3は、この発明を適
用したハイブリッド車のシステム構成を示すブロック図
である。車両の第1の動力源であるエンジン1として
は、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンまたは
LPGエンジン等の内燃機関が用いられる。この実施例
のエンジン1は、燃料噴射装置および吸排気装置ならび
に点火装置等を備えた公知の構造のものである。
【0009】また、エンジン1の吸気管には電子スロッ
トルバルブ1Bが設けられており、電子スロットルバル
ブ1Bの開度が電気的に制御されるように構成されてい
る。エンジン1から出力されるトルクの一方の伝達経路
には、トルクコンバータ2およびモータ・ジェネレータ
3ならびに歯車変速機構4が配置されている。また、エ
ンジン1から出力されるトルクの他方の伝達経路には、
駆動装置5を介して別のモータ・ジェネレータ6が配置
されている。モータ・ジェネレータ3,6としては、例
えば交流同期型のものが適用される。
【0010】まず、一方のトルク伝達経路の構成につい
て具体的に説明する。図4はトルクコンバータ2および
歯車変速機構4の構成を示すスケルトン図である。この
トルクコンバータ2および歯車変速機構4を有する自動
変速機の内部には、作動油としてオートマチック・トラ
ンスミッション・フルードが封入されている。
【0011】トルクコンバータ2は、駆動部材のトルク
を流体により従動部材に伝達するものである。このトル
クコンバータ2は、ポンプインペラ7に一体化させたフ
ロントカバー8と、タービンランナ9を一体に取付けた
ハブ10と、ロックアップクラッチ11とを有してい
る。また、ロックアップクラッチ11は、フロントカバ
ー8と入力軸14との間の動力伝達状態を切り換えるた
めのもので、ロックアップクラッチ11のオン(係合)
状態においては、フロントカバー8と入力軸14との間
で動力が機械的に直接伝達され、ロックアップクラッチ
11のオフ(解放)状態においては、フロントカバー8
と入力軸14との間で動力が流体を介して伝達される。
【0012】フロントカバー8はエンジン1のクランク
シャフト12に連結されている。また、ポンプインペラ
7およびタービンランナ9の内周側には、ステータ13
が設けられている。このステータ13は、ポンプインペ
ラ7からタービンランナ9に伝達されるトルクを増大す
るためのものである。さらに、ハブ10には入力軸14
が接続されている。したがって、エンジン1のクランク
シャフト12からトルクが出力されると、このトルクは
トルクコンバータ2またはロックアップクラッチ11を
介して入力軸14に伝達される。
【0013】前記歯車変速機構4は、副変速部15およ
び主変速部16から構成されている。副変速部15は、
オーバドライブ用の遊星歯車機構17を備えており、遊
星歯車機構17のキャリヤ18に対して入力軸14が連
結されている。この遊星歯車機構17を構成するキャリ
ヤ18とサンギヤ19との間には、多板クラッチC0と
一方向クラッチF0 とが設けられている。この一方向ク
ラッチF0 は、サンギヤ19がキャリヤ18に対して相
対的に正回転、つまり、入力軸14の回転方向に回転し
た場合に係合するようになっている。そして、副変速部
15の出力要素であるリングギヤ20が、主変速部16
の入力要素である中間軸21に接続されている。また、
サンギヤ19の回転を選択的に止める多板ブレーキB0
が設けられている。
【0014】したがって、副変速部15は、多板クラッ
チC0 もしくは一方向クラッチF0が係合した状態で遊
星歯車機構17の全体が一体となって回転する。このた
め、中間軸21が入力軸14と同速度で回転し、低速段
となる。また、ブレーキB0を係合させてサンギヤ19
の回転を止めた状態では、リングギヤ20が入力軸14
に対して増速されて正回転し、高速段となる。
【0015】他方、主変速部16は、三組の遊星歯車機
構22,23,24を備えており、三組の遊星歯車機構
22,23,24を構成する回転要素が、以下のように
連結されている。すなわち、第1遊星歯車機構22のサ
ンギヤ25と、第2遊星歯車機構23のサンギヤ26と
が互いに一体的に連結されている。また、第1遊星歯車
機構22のリングギヤ27と、第2遊星歯車機構23の
キャリヤ29と、第3遊星歯車機構24のキャリヤ31
とが連結されている。さらに、キャリヤ31に出力軸3
2が連結されている。この出力軸32はトルク伝達装置
(図示せず)を介して車輪32Aに接続されている。さ
らにまた、第2遊星歯車機構23のリングギヤ33が、
第3遊星歯車機構24のサンギヤ34に連結されてい
る。
【0016】この主変速部16の歯車列においては、後
進側の1つの変速段と、前進側の4つの変速段とを設定
することができる。このような変速段を設定するための
摩擦係合装置、つまりクラッチおよびブレーキが、以下
のように設けられている。先ずクラッチについて述べる
と、リングギヤ33およびサンギヤ34と、中間軸21
との間に第1クラッチC1 が設けられている。また、互
いに連結されたサンギヤ25およびサンギヤ26と、中
間軸21との間に第2クラッチC2 が設けられている。
【0017】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構22のサンギヤ25、および第2遊星歯車機構23の
サンギヤ26の回転を止めるように配置されている。ま
たこれらのサンギヤ25,26とケーシング35との間
には、第1一方向クラッチF1 と、多板ブレーキである
第2ブレーキB2 とが直列に配列されている。第1一方
向クラッチF1 はサンギヤ25,26が逆回転、つまり
入力軸14の回転方向とは反対方向に回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0018】第1遊星歯車機構22のキャリヤ37とケ
ーシング35との間に、多板ブレーキである第3ブレー
キB3 が設けられている。そして第3遊星歯車機構24
はリングギヤ38を備えており、リングギヤ38の回転
を止めるブレーキとして、多板ブレーキである第4ブレ
ーキB4 と、第2一方向クラッチF2 とが設けられてい
る。第4ブレーキB4 および第2一方向クラッチF2
は、ケーシング35とリングギヤ38との間に相互に並
列に配置されている。なお、この第2一方向クラッチF
2 はリングギヤ38が逆回転しようとする際に係合する
ように構成されている。さらに、歯車変速機構4の入力
回転数を検出する入力回転数センサ(タービン回転数セ
ンサ)4Aと、歯車変速機構4の出力軸32の回転数を
検出する出力回転数センサ(車速センサ)4Bとが設け
られている。
【0019】上記のように構成された歯車変速機構4に
おいては、各クラッチやブレーキなどの摩擦係合装置
を、図5の動作図表に示すように係合・解放することに
より、前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図5において○印は摩擦係合装置が係合す
ることを示し、◎印は、エンジンブレーキ時に摩擦係合
装置が係合することを示し、△印は摩擦係合装置が係合
・解放のいずれでもよいこと、言い換えれば、摩擦係合
装置が係合されてもトルクの伝達には無関係であること
を示し、空欄は摩擦係合装置が解放されることを示して
いる。
【0020】また、この実施例では、シフトレバー4C
のマニュアル操作により、図6に示すようなシフトポジ
ションを設定することが可能である。すなわち、P(パ
ーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N
(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジショ
ン、4ポジション、3ポジション、2ポジション、L
(ロー)ポジションの各ポジションを選択可能になって
いる。
【0021】また、図2に示された油圧制御装置39に
より、歯車変速機構4における変速段の設定または切り
換え制御、ロックアップクラッチ11の係合・解放やス
リップ制御、油圧回路のライン圧の制御、摩擦係合装置
の係合圧の制御などがおこなわれる。この油圧制御装置
39は電気的に制御されるもので、歯車変速機構4の変
速を実行するための第1ないし第3のシフトソレノイド
バルブS1 ,〜S3 と、エンジンブレーキ状態を制御す
るための第4ソレノイドバルブS4 とを備えている。
【0022】さらに、油圧制御装置39は、油圧回路の
ライン圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT
と、歯車変速機構4の変速過渡時におけるアキュームレ
ータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLN
と、ロックアップクラッチ11や所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUと
を備えている。
【0023】前記モータ・ジェネレータ3について具体
的に説明する。モータ・ジェネレータ3は、永久磁石を
有する回転子(図示せず)と、コイル(図示せず)が巻
き付けられた固定子(図示せず)とを備えている。そし
て、コイルの3層巻き線に3層交流電流を流すと回転磁
界が発生し、この回転磁界を回転子の回転位置および回
転速度に合わせて制御することにより、回転子に配置さ
れた永久磁石が、回転磁界に誘導されてトルクを発生す
る。発生するトルクは電流の大きさにほぼ比例し、回転
数は交流電流の周波数により制御される。モータ・ジェ
ネレータ3は入力軸14に接続されており、このモータ
・ジェネレータ3は、機械エネルギと電気エネルギとの
変換をおこなう機能、つまり、モータ・ジェネレータ3
は、電動機としての機能と、発電機としての機能とを兼
備している。
【0024】すなわち、モータ・ジェネレータ3は、車
輪32Aから入力される運動エネルギにより発電をおこ
ない、その電気エネルギをインバータ40を介してバッ
テリ41に充電することが可能に構成されている。ま
た、モータ・ジェネレータ3から出力された動力を、エ
ンジン1または車輪32Aに伝達することも可能であ
る。
【0025】さらにまた、インバータ40およびバッテ
リ41にはコントローラ42が接続されている。モータ
・ジェネレータ3が電動機として機能する場合は、バッ
テリ41からの直流電圧を交流電圧に変換してモータ・
ジェネレータ3に供給する。モータ・ジェネレータ3が
発電機として機能する場合は、回転子の回転により発生
した誘導電圧をインバータ40により直流電圧に変換し
てバッテリ41に出力する。コントローラ42は、バッ
テリ41からモータ・ジェネレータ3に供給される電流
値と、モータ・ジェネレータ3により発電される電流値
とを検出する機能を備えている。また、コントローラ4
2は、モータ・ジェネレータ3の回転数を制御する機能
と、バッテリ41の充電状態(SOC:state of charg
e)を検出および制御する機能とを備えている。
【0026】図7は、エンジン1の他方のトルク伝達経
路の構成を示す説明図である。駆動装置5は減速装置4
3を備えており、この減速装置43がエンジン1および
モータ・ジェネレータ6に接続されている。減速装置4
3は、同心状に配置されたリングギヤ44およびサンギ
ヤ45と、このリングギヤ44およびサンギヤ45に噛
み合わされた複数のピニオンギヤ46とを備えている。
この複数のピニオンギヤ46はキャリヤ47により保持
されており、キャリヤ47には回転軸48が連結されて
いる。また、エンジン1のクランクシャフト12と同心
状に回転軸49が設けられており、回転軸12とクラン
クシャフト12とを接続・遮断するクラッチ50が設け
られている。そして、回転軸49と回転軸48との間で
相互にトルクを伝達するチェーン51が設けられてい
る。なお、回転軸48には、チェーン48Aを介してエ
アコンプレッサ48Bなどの補機類が接続されている。
【0027】また、モータ・ジェネレータ6は回転軸5
2を備えており、回転軸52に前記サンギヤ45が取り
付けられている。また、駆動装置5のハウジング53に
は、リングギヤ44の回転を止めるブレーキ53が設け
られている。さらに、回転軸52の周囲には一方向クラ
ッチ54が配置されており、一方向クラッチ54の内輪
が回転軸52に連結され、一方向クラッチ54の外輪が
リングギヤ44に連結されている。上記構成の減速装置
43により、エンジン1とモータ・ジェネレータ6との
間のトルク伝達、または減速がおこなわれる。そして、
一方向クラッチ54はエンジン1から出力されたトルク
がモータ・ジェネレータ6に伝達される場合に係合する
構成になっている。
【0028】上記モータ・ジェネレータ6は、モータ・
ジェネレータ3とほぼ同様に構成されている。このモー
タ・ジェネレータ6は、機械エネルギと電気エネルギと
の変換をおこなう機能、つまり、モータ・ジェネレータ
6は、エンジン1を始動させるスタータとしての機能
と、発電機(オルタネータ)としての機能と、エンジン
1の停止時において、エアコンプレッサ48Bなどの補
機類を駆動する機能とを兼備している。
【0029】そして、モータ・ジェネレータ6をスター
タとして機能させる場合は、クラッチ50およびブレー
キ53が係合され、一方向クラッチ54が解放される。
また、モータ・ジェネレータ6をオルタネータとして機
能させる場合は、クラッチ50および一方向クラッチ5
4が係合され、ブレーキ53が解放される。さらに、モ
ータ・ジェネレータ6によりエアコンプレッサ48Bな
どの補機類を駆動させる場合は、ブレーキ53が係合さ
れ、クラッチ50および一方向クラッチ54が解放され
る。
【0030】すなわち、エンジン1から出力されたトル
クをモータ・ジェネレータ6に入力して発電をおこな
い、その電気エネルギをインバータ55を介してバッテ
リ56に充電することが可能である。また、モータ・ジ
ェネレータ6から出力されるトルクを、エンジン1また
はエアコンプレッサに伝達することが可能である。さら
に、インバータ55およびバッテリ56にはコントロー
ラ57が接続されている。コントローラ57は、バッテ
リ56からモータ・ジェネレータ6に供給される電流
値、またはモータ・ジェネレータ6により発電される電
流値を検出または制御する機能を備えている。また、コ
ントローラ57は、モータ・ジェネレータ6の回転数を
制御する機能と、バッテリ56の充電状態(SOC:st
ate of charge)を検出および制御する機能とを備えて
いる。
【0031】図8は、図2および図3ならびに図7に示
されたシステムの制御回路構成を示すブロック(図示せ
ず)である。電子制御装置(ECU)58は、中央演算
処理装置(CPU)および記憶装置(RAM、ROM)
ならびに入力・出力インターフェースを主体とするマイ
クロコンピュータにより構成されている。
【0032】この電子制御装置58には、エンジン回転
数センサ59の信号、エンジン水温センサ60の信号、
イグニッションスイッチ61の信号、バッテリ41,5
6の充電状態、およびモータ・ジェネレータ3,6の電
流値を示すコントローラ42,57の信号、エアコンス
イッチ62の信号、車速センサ4Bの信号、オートマチ
ック・トランスミッション・フルードの温度を検出する
油温センサ63の信号、シフトレバー4Cの操作位置を
検出するシフトポジションセンサ64の信号などが入力
されている。
【0033】また、電子制御装置58には、運転者の停
車意図を検出するパーキングブレーキスイッチ65の信
号、運転者の減速意図または制動意図を検出するフット
ブレーキスイッチ66の信号、排気管(図示せず)の途
中に設けられた触媒温度センサ67の信号、アクセルペ
ダル1Aの踏み込み量を示すアクセル開度センサ68の
信号、エンジン1の電子スロットルバルブ1Bの開度を
示すスロットル開度センサ69の信号、タービン回転数
センサ4Aの信号、モータ・ジェネレータ3,6の回転
数センサ(レゾルバ)70,71の信号、歯車変速機構
4の変速比を手動操作により変更することの可能な状態
を設定するスポーツモードスイッチ76の信号、このス
ポーツモードスイッチ76がオンされた状態において、
歯車変速機構4の変速段を手動操作するためのアップシ
フトスイッチ77およびダウンシフトスイッチ78の信
号等が入力されている。
【0034】図9は、スポーツモードスイッチ76を示
し、このスポーツモードスイッチ76は、例えばインス
トルメントパネルまたはコンソールボックスなどに配置
されている。図10は、アップシフトスイッチ77およ
びダウンシフトスイッチ78の配置位置の一例を示す図
である。図10においては、ステアリングホイール79
の表面側にダウンシフトスイッチ78が設けられてお
り、ステアリングホイール79の裏面側にアップシフト
スイッチ77が設けられている。なお、図10において
は、アップシフトスイッチ77は、便宜上図示されてい
ない。
【0035】さらに電子制御装置58からは、エンジン
1の点火装置72を制御する信号、エンジン1の燃料噴
射装置73を制御する信号、コントローラ42,57を
制御する信号、駆動装置5のクラッチ50およびブレー
キ53を制御する信号、油圧制御装置39を制御する信
号、エンジン1の始動・停止を示すインジケータ74へ
の制御信号、電子スロットルバルブ1Bの開度を制御す
るアクチュエータ75の制御信号などが出力されてい
る。このようにして、電子制御装置58に入力される各
種の信号に基づいて、エンジン1の動作およびモータ・
ジェネレータ3,6の動作ならびに歯車変速機構4の動
作が制御される。具体的には、エンジン1の始動・停
止、または出力の制御は、シフトポジションセンサ64
の信号、イグニッションスイッチ61の信号、アクセル
開度センサ68の信号、モータ・ジェネレータ3,6の
充電状態(電圧)を示す信号などに基づいておこなわれ
る。
【0036】ここで、電子制御装置58による歯車変速
機構4および油圧制御装置39ならびにロックアップク
ラッチ11の制御内容を具体的に説明する。電子制御装
置58には、歯車変速機構4の変速比を制御する変速線
図(変速マップ)が記憶されている。この変速線図に
は、車両の走行状態、例えばアクセル開度と車速とをパ
ラメータとして、所定の変速段から他の変速段に自動的
に変速(アップシフトまたはダウンシフト)するための
変速線が設定されている。
【0037】そして、この変速線図に基づいて変速判断
がおこなわれ、この変速判断が成立した場合は、電子制
御装置58から制御信号が出力され、この制御信号が油
圧制御装置39に入力される。その結果、所定のソレノ
イドバルブが動作し、所定の摩擦係合装置の係合・解放
がおこなわれて自動変速が実行される。ここで、エンジ
ン1から出力されるトルクは、スロットル開度およびエ
ンジン回転数をパラメータとしてマップ化され、そのマ
ップが電子制御装置58に記憶されている。そして、変
速を実行する摩擦係合装置の係合・解放のタイミング、
および摩擦係合装置に作用する油圧が、エンジントルク
に基づいて制御される。このように、歯車変速機構4お
よび油圧制御装置39により、いわゆる有段式の自動変
速機が構成されている。
【0038】一方、スポーツモードスイッチ76がオン
されると、歯車変速機構4の変速比を手動操作により変
更することが可能な状態、つまりステアマチックモード
になる。言い換えれば、歯車変速機構4の変速段を、変
速線図に関わりなく、運転者の手動操作により切り換え
ることが可能になる。このステアマチックモードが設定
された状態において、アップシフトスイッチ77がオン
された場合は、アップシフトがおこなわれ、ダウンシフ
トスイッチ78がオンされた場合はダウンシフトがおこ
なわれる。
【0039】さらに、電子制御装置58には、ロックア
ップクラッチ11の動作を制御するロックアップクラッ
チ制御マップが記憶されている。このロックアップクラ
ッチ制御マップには、アクセル開度および車速をパラメ
ータとして、ロックアップクラッチ11を係合または解
放する領域、もしくはスリップ制御する領域が設定され
ている。また、スポーツモードスイッチ76がオンさ
れ、かつ、ダウンシフトスイッチ78がオンされた場合
は、ロックアップクラッチ制御マップに関わりなくロッ
クアップクラッチ11を係合させる制御がおこなわれ
る。なお、ダウンシフトスイッチ78のオン操作に対応
するダウンシフトが終了した後は、ロックアップクラッ
チ制御マップに基づく制御に復帰する。
【0040】上記ハイブリッド車の制御内容を簡単に説
明する。イグニッションスイッチ61がスタート位置に
動作すると、モータ・ジェネレータ6のトルクが駆動装
置5を介してエンジン1に伝達され、エンジン1が始動
される。そして、例えば、エンジン水温が所定値にな
り、かつ、エアコンプレッサ48B等の補機類の駆動が
不要であり、かつ、バッテリ41,56の充電が不要な
場合は、所定時間後にエンジン1が自動的に停止され
る。
【0041】一方、アクセルペダル1Aが踏み込まれる
と、モータ・ジェネレータ3のトルクが歯車変速機構4
に伝達されて車両が発進する。車両の発進時および低速
走行時のように、エンジン効率が低下する領域において
は、燃料噴射をおこなわず、モータ・ジェネレータ3の
出力のみにより車両が走行する。また通常走行時には、
自動的にエンジン1が始動され、エンジン出力により車
両が走行する。高負荷走行時には、エンジン1の出力お
よびモータ・ジェネレータ3の出力により車両が走行す
る。
【0042】車両の走行に必要なパワーは、アクセル開
度および車速に基づいて演算される。そして、予め電子
制御装置58に記憶されている最適燃費線に基づいてエ
ンジン回転数が演算される。さらに、電子スロットルバ
ルブ1Bの開度制御をおこなうとともに、歯車変速機構
4の変速比に基づいてモータ・ジェネレータ3の回転数
を求め、エンジン回転数を制御する。これと同時に、必
要な駆動力に対して、モータ・ジェネレータ3が分担す
るトルクが演算される。
【0043】車両の減速時または制動時には、車輪32
Aから入力された運動エネルギを歯車変速機構4を介し
てモータ・ジェネレータ3に入力することにより、モー
タ・ジェネレータ3を発電機として機能させ、回収した
電気エネルギをバッテリ41に充電することができる。
また、バッテリ41,56は、充電量が所定の範囲にな
るように制御されており、充電量が少なくなった場合
は、エンジン出力を増大させ、その一部をモータ・ジェ
ネレータ3またはモータ・ジェネレータ6に伝達して発
電させる。なお、車両の停車時には自動的にエンジン1
が停止される。
【0044】ここで、この実施例の構成と、この発明と
の対応関係を説明する。歯車変速機構4および油圧制御
装置39がこの発明の変速機に相当し、モータ・ジェネ
レータ3がこの発明の電動機に相当し、トルクコンバー
タ2がこの発明の流体式動力伝達装置に相当し、フロン
トカバー8、ポンプインペラ7、タービンランナ9、ハ
ブ10がこの発明の回転部材に相当する。
【0045】つぎに、上記ハード構成を有するハイブリ
ッド車の制御内容を、図1のフローチャートに基づいて
説明する。この制御例は、歯車変速機構4をマニュアル
ダウンシフトさせる際に、モータ・ジェネレータ3の動
力によりエンジン回転数を上昇させ、ダウンシフト後に
おける歯車変速機構4の入力回転数と、エンジン回転数
とを同期させるものである。
【0046】まず、各種の検出信号が電子制御装置58
に入力され、電子制御装置58により入力信号の処理が
おこなわれる(ステップ101)。そして、バッテリ4
1の充電量SOCが所定値Lim%以上であるか否かが判
断される(ステップ102)。つまり、ステップ102
では、モータ・ジェネレータ3の動力によりエンジン回
転数を上昇させるために必要な電力が、バッテリ41に
存在しているか否かを判断している。
【0047】このステップ102で肯定判断された場合
は、アクセルペダル1Aのオフ状態において、エンジン
ブレーキ力を強めて車両の減速度を増加することを運転
者が意図して、シフトレバー4Cの操作、またはダウン
シフトスイッチ78の操作によるマニュアルダウンシフ
ト操作が発生したか否かが判断される(ステップ10
3)。ステップ103で否定判断された場合はそのまま
リターンされ、ステップ103で肯定判断された場合
は、ロックアップクラッチ制御マップに関わりなく、ロ
ックアップクラッチ11をオン(完全係合)する制御が
おこなわれる(ステップ104)。
【0048】ついで、歯車変速機構4をダウンシフトさ
せる制御、具体的にはシフトソレノイドバルブの切り換
えが開始され(ステップ105)、さらに、モータ・ジ
ェネレータ3の回転数を増加して、エンジン回転数を強
制的に上昇させる制御、いわゆる等速シフト制御をおこ
なう(ステップ106)。そして、モータ・ジェネレー
タ3の回転数またはエンジン回転数が、ダウンシフト後
における歯車変速機構4の入力回転数に同期したか否
か、言い換えれば、歯車変速機構4のダウンシフトが終
了したか否かが判断される(ステップ107)。
【0049】ステップ107で否定判断された場合はス
テップ106に戻り、ステップ107で肯定判断された
場合は、ロックアップクラッチ11の制御が、前述した
ロックアップクラッチ制御マップに基づく内容に復帰
し、車両の走行状態が、ロックアップクラッチ11をオ
ンする状態にあるか否かが判断される(ステップ10
8)。ステップ108で肯定判断された場合は、ロック
アップクラッチ11のオンを継続し(ステップ10
9)、リターンされる。これに対して、ステップ108
で否定判断された場合は、ロックアップクラッチ11を
オフ(スリップまたは完全解放)し(ステップ11
0)、リターンされる。
【0050】一方、前記ステップ102で否定判断され
た場合は、モータ・ジェネレータ3の動力によりエンジ
ン回転数を所期の値(同期回転数)まで上昇させること
が困難である。そこで、電子スロットルバルブ1Bの開
度を制御することにより、エンジン回転数を強制的に上
昇させる等速シフト制御をおこない(ステップ11
1)、リターンされる。
【0051】この電子スロットルバルブ1Bの制御によ
る等速シフトと、モータ・ジェネレータ3の制御による
等速シフトとを比較した場合、その特性により電子スロ
ットルバルブ1Bの制御による等速シフトの方が応答性
が低くなる。しかしながら、バッテリ41の充電量SO
Cの変化により、歯車変速機構4のダウンシフトの応答
性が著しく変化することは好ましくないために、モータ
・ジェネレータ3による等速シフト制御をおこなうこと
が困難な場合のバックアップとして、電子スロットルバ
ルブ1Bの制御による等速シフトをおこなっている。こ
こで、図1のフローチャートに示された機能的手段と、
この発明の構成との対応関係を説明する。すなわち、ス
テップ102,〜107がこの発明のエンジン回転数制
御手段に相当する。
【0052】図9は、図1の制御例に対応するタイムチ
ャートの一例を示している。図9において、マニュアル
ダウンシフトによる変速判断が成立する以前は、モータ
・ジェネレータ3の回転数がほぼ一定値に制御され、ロ
ックアップクラッチ11の係合圧が所定値に制御された
スリップ状態にある。そして、時刻t1でマニュアルダ
ウンシフトによる変速判断が成立すると、その後の時刻
t2において、ロックアップクラッチ11をオン(完全
係合)状態に切り換える信号が出力され、ロックアップ
クラッチ11の係合圧が増加する。
【0053】さらに、時刻t3において、歯車変速機構
4をダウンシフトさせるための制御信号が出力され、時
刻t4において、ロックアップクラッチ11のオンが完
了し、以後はロックアップクラッチ11の係合圧がほぼ
一定値に制御される。時刻t4よりも遅れた時刻t5に
おいて、モータ・ジェネレータ3の回転数の増加が開始
され、モータ・ジェネレータ3の回転数が、ダウンシフ
ト後の歯車変速機構4の入力回転数に同期した時刻t6
において変速が終了する。その後は、モータ・ジェネレ
ータ3の回転数は時刻t6時点の回転数に制御されてい
る。ついで、時刻t7において、ロックアップクラッチ
制御マップに基づくロックアップクラッチ11の係合・
解放が判断され、その判断結果に対応する制御信号が時
刻t8で出力されている。具体的には、時刻t8以降も
ロックアップクラッチ11をオン状態に制御する場合が
実線で示され、時刻t8以降はロックアップクラッチ1
1を、マニュアルダウンシフト前の係合圧(すなわちス
リップ状態)に戻す場合が破線で示されている。
【0054】以上のように、上記制御例によれば、歯車
変速機構4のマニュアルダウンシフト時に、ロックアッ
プクラッチ11がオンされ、かつ、モータ・ジェネレー
タ3自身の動力によりエンジン回転数が強制的に上昇す
るため、動力の伝達効率が高く、エンジン回転数を可及
的に迅速に上昇させることができる。つまり、この制御
例の場合と、車両の減速時に、ロックアップクラッチ1
1をオフ、もしくはスリップさせた状態で、歯車変速機
構4側からエンジン1に対して入力される動力によりエ
ンジン回転数が上昇する場合とを比べると、この制御例
をおこなった場合の方が、バッテリ41の電力は減りや
すいものの、エンジン回転数を歯車変速機構4のダウン
シフト後の入力回転数に同期させる際の応答性に優れて
いる。言い換えれば、車両の減速時において、エンジン
ブレーキ力による減速度が発生する状態を、可及的に早
期に達成することが可能である。また、モータ・ジェネ
レータ3による回生制動中であれば、その回生制動力の
発生状態が途切れる時間を可及的に短縮し、歯車変速機
構4のダウンシフト終了を早めることができる。
【0055】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、変速機
のダウンシフト時に、クラッチ機構を係合し、かつ、電
動機の動力によりエンジン回転数を変速機のダウンシフ
ト後の入力回転数に同期させるため、動力の伝達効率が
高くダウンシフトの応答性が向上してダウンシフトに要
する時間を可及的に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一制御例を示すフローチャートで
ある。
【図2】 この発明が適用されたハイブリッド車のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明が適用されたハイブリッド車のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図4】 図2および図3に示された歯車変速機構およ
びトルクコンバータの構成を示すスケルトン図である。
【図5】 図4に示された歯車変速機構で各変速段を設
定するための摩擦係合装置の作動状態を示す図表であ
る。
【図6】 図2に示された歯車変速機構を手動操作する
シフトレバーのシフトポジションを示す説明図である。
【図7】 図2に示されたエンジンと、駆動装置と、他
のモータ・ジェネレータとの配置関係を示すブロック図
である。
【図8】 図1に示されたハイブリッド車の制御回路構
成を示すブロック図である。
【図9】 図2に示すハイブリッド車に適用されるスポ
ーツモードスイッチを示す図である。
【図10】 図2に示すハイブリッド車に適用されるス
テアリングホイールおよびダウンシフトスイッチを示す
図である。
【図11】 図1の制御例に対応するシステムの過渡特
性を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…トルクコンバータ、 3…モータ
・ジェネレータ、 4…歯車変速機構、 7…ポンプイ
ンペラ、 8…フロントカバー、 9…タービンラン
ナ、 10…ハブ、 11…ロックアップクラッチ、
39…油圧制御装置、 58…電子制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AB26 AC03 AC32 AC36 3G093 AA05 AA07 AA16 AB00 AB01 CB08 DB00 EA09 EB00 EC04 FA10 3J053 CA02 CB05 CB08 CB18 DA02 DA06 DA12 DA13 DA24 EA01 FA03 5H115 PG04 PI16 PI24 PI29 PI30 PU10 PU24 PU25 PV09 QE10 QI04 QI09 QN03 QN12 RB08 RE01 RE02 RE03 RE05 RE13 SE04 SE05 SE06 SE08 SJ12 SJ13 TB01 TE03 TE07 TE08 TI01 TO05 TO12 TO21 TO30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの動力が入力される変速機と、
    前記エンジンおよび前記変速機に対して動力を伝達する
    ことの可能な電動機と、流体式動力伝達装置の回転部材
    同士による動力伝達状態を切り換えるために係合・解放
    されるロックアップクラッチとを有する駆動装置の制御
    装置において、 前記変速機のダウンシフト時に、前記ロックアップクラ
    ッチを係合させ、かつ、前記電動機の動力によりエンジ
    ン回転数を上昇させることにより、このエンジン回転数
    と前記変速機のダウンシフト後における入力回転数とを
    同期させるエンジン回転数制御手段を備えていることを
    特徴とする駆動装置の制御装置。
JP10356766A 1998-12-15 1998-12-15 駆動装置の制御装置 Pending JP2000179677A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7422543B2 (en) * 2005-09-14 2008-09-09 Conocophillips Company Rotation coupling employing torque converter and synchronization motor
CN103963776A (zh) * 2013-02-04 2014-08-06 丰田自动车株式会社 用于车辆的控制装置和控制方法
CN105620482A (zh) * 2014-11-19 2016-06-01 福特全球技术公司 包括防动力传动系统挡位波动策略的混合动力车辆
US11236820B2 (en) 2019-11-14 2022-02-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Shift control apparatus for vehicle automatic transmission

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