JP2000179591A - 電磁クラッチの励磁装置 - Google Patents

電磁クラッチの励磁装置

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JP2000179591A
JP2000179591A JP10361117A JP36111798A JP2000179591A JP 2000179591 A JP2000179591 A JP 2000179591A JP 10361117 A JP10361117 A JP 10361117A JP 36111798 A JP36111798 A JP 36111798A JP 2000179591 A JP2000179591 A JP 2000179591A
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coil
terminal
press
exciting
groove
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Tatsuya Yokoyama
達也 横山
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Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィールドコアの環状溝に充填さ
れるモールド樹脂によりカプラが一体に形成される励磁
装置において、端子と励磁コイルの電気的な接合を簡単
にする。 【解決手段】 コイルボビンの端子保持部13
に、2つの端子圧入部13a,13bを形成した。各端
子圧入部13a,13b内には、コイル引出し口12b
から引き出された励磁コイル9の端部9a,9bが嵌合
されるコイル係合溝13cと、ダイオード17のリード
線17aが嵌合されるリード係合溝13dと、これら溝
13c,13dと交差する端子圧入溝13eが形成され
ている。またコイル引出し部12の周壁には、モールド
樹脂の流動を円滑にするための凹部12cが形成されて
いる。端子を端子圧入溝13eに圧入することにより、
端子と励磁コイル9の端部9a,9bは電気的に接合さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、励磁コイルを保
持するためにフィールドコア内に充填されるモールド樹
脂によりコネクタのカプラが一体に形成された電磁クラ
ッチの励磁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁クラッチにおいて、モールド
樹脂によりコネクタのカプラを一体に形成した電磁クラ
ッチは、特開平7−127662号公報、特開平7−1
27663号公報、特開平7−190094号公報に説
明されている。これら公報の電磁クラッチは、自動車用
空調装置の圧縮機への動力伝達装置として使用され、圧
縮機の円筒突出部に軸受により回転自在に支持されたロ
ータと、このロータの環状溝の中に挿入され圧縮機のハ
ウジングに支持された励磁装置と、ロータの摩擦面と対
向する摩擦面が形成され圧縮機の回転軸側に装着された
アーマチュアが設けられている。
【0003】励磁装置は、矩形状を呈する形状からなる
一対の端子挿入穴と、この端子挿入穴の近傍に形成され
た一対のコイル引出し溝が一方の巻枠に設けられ、半径
方向外側に開口したコイルボビンと、このコイルボビン
に巻線され巻始めと巻終わり端部がコイル引出し溝から
外側へ引き出されている励磁コイルと、この励磁コイル
の端部がカシメ固定される接合部(爪部)と、コイルボ
ビンの端子挿入穴に圧入される鋸歯状の突起と、電源側
と電気的に接続される接続部と、この接続部と接合部
(爪部)との間の部位に形成された折り返し部が設けら
れた一対の端子と、コイルボビンが挿入される環状溝
と、コイルボビンの端子挿入部分が嵌合される底部の貫
通穴が形成されたフィールドコアと、コイルボビンの端
子挿入穴周辺と所定の角度に折り曲げられた端子の接続
部の周りを包み込むように形成されたカプラが設けら
れ、このカプラがフィールドコアの環状溝の中に充填さ
れるモールド樹脂により一体に形成された構造になって
いる。
【0004】またこのような励磁装置の製造方法は、フ
ィールドコアの底部に形成された貫通穴とコイルボビン
の端子挿入穴が形成された部位を位置合わせして、フィ
ールドコアの環状溝に励磁コイルが巻線されたコイルボ
ビンを挿入するとともに、フィールドコアの底部外側か
らコイルボビンの端子挿入穴に一対の端子を嵌合する。
また励磁コイルの端部が挿入されたコイルボビンの接合
部(爪部)をカシメ加工するとともに、接合部(爪部)
に電極を押し当てて励磁コイルの絶縁被膜を破ることに
より、励磁コイルの端部と端子を電気的に接合する。ま
た同時にコイルボビンの端子挿入穴周辺を溶かし、その
溶けた樹脂で端子の突起部分を包み込むことによりコイ
ルボビンと端子を一体に固定する。このような励磁コイ
ルと端子の電気的な接合が行われた後は、端子の接続部
を所定の角度に折り曲げるとともに射出成形によりフィ
ールドコアの環状溝の中にモールド樹脂を充填する。そ
して充填されたモールド樹脂により、端子の接続部を包
囲するカプラまで一体に形成することにより励磁装置は
完成する。
【0005】またこのような励磁装置には、励磁コイル
への通電を停止したときに発生するサージ電圧を吸収す
るためのダイオードが組込まれる。特開平7−1276
62号公報においては、端子が挿入される端子穴にリー
ド線が露呈されるようにダイオードのケースが組込まれ
たサージ電圧吸収装置が設けられ、端子の接続部を端子
穴に挿入しながらサージ電圧吸収装置をカプラの中に嵌
合することにより、励磁コイルに対してダイオードは並
列に接続されている。
【0006】このような構造からなる励磁装置を備えた
電磁クラッチは、ロータの外周面に溶着されたプーリ
に、他の自動車用補機のプーリにも掛けられるベルトが
掛けられロータに動力が伝達されるので、励磁コイルへ
通電することにより発生する磁束によりアーマチュアを
ロータに磁気吸着することにより、圧縮機の回転軸に動
力が伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁クラッチの
励磁装置は、端子をコイルボビンの端子挿入穴に挿入す
るとともに、端子に形成された接合部(爪部)をカシメ
加工することにより端子に励磁コイルの端部を固定する
構造である。また接合部(爪部)に電極を押し当てて加
熱することにより、励磁コイルの絶縁被膜を破りその励
磁コイルの端部と端子を電気的に接合している。また更
に、電極を端子の接合部(爪部)に押し当てることによ
り発生する熱により、端子が挿入されたコイルボビンの
端子挿入穴周辺が溶かされ、その溶けた樹脂で端子の突
起周辺を包み込むことによりコイルボビンと端子を一体
に固定している。したがって、励磁コイルの巻始めと巻
終わり端部を端子に固定するカシメ固定作業、これらを
電気的に接合するための加熱作業などを行わなければな
らず、励磁装置の生産性向上を図ることが難しい。
【0008】またサージ電圧を吸収するダイオードを組
込むために、端子穴に端子の接続部を挿入しながらサー
ジ吸収装置をカプラに嵌合しなければならず、このよう
な組込み作業は面倒であり励磁装置の生産性向上を図る
ことが難しい。この発明は、励磁コイルの巻始めと巻終
わり端部と端子との電気的な接合、励磁コイルと端子及
びダイオードとの電気的な接合が簡単にできるようにし
て、励磁装置の生産性向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載されたこの発明の電磁クラッ
チの励磁装置は、所要形状に巻線された励磁コイル(実
施形態において符号9、以下同様に示す)と、この励磁
コイル(9)が保持されるコイル保持空間(11a)が
形成されたコイル保持部(11)と、このコイル保持部
(11)から引き出された励磁コイル(9)の端部(9
a,9b)が係入される係入溝(13c)とこの係入溝
(13c)と交差する端子圧入溝(13e)が形成され
た2つの端子圧入部(13a,13b)が円周方向に間
隔をおいて設けられ半径方向外側に開口した端子保持部
(13)と、この端子保持部(13)と前記コイル保持
部(11)との間に設けられ前記コイル保持空間(11
a)から前記端子保持部(13)に貫通した一対のコイ
ル引出し口(12b)が形成されたコイル引出し部(1
2)が一体に設けられたコイルボビン(10)と、前記
コイル保持部(11)が収容された環状溝(8a)と前
記コイル引出し部(12)が挿通された貫通穴(8c)
が形成され、前記端子保持部(13)が外側へ突出した
フィールドコア(8)と、前記端子保持部(13)の端
子圧入溝(13e)に圧入された接合部(15)と、こ
の接合部(15)から所定の角度を持って外側へ延びた
接続部(16)が形成された一対の端子(14)と、前
記コイルボビン(10)の端子保持部(13)と前記端
子(14)の接続部(16)の周りを包み込むように形
成されたカプラ(20)が設けられ、前記カプラ(2
0)は前記フィールドコア(8)の環状溝(8a)の中
に充填されるモールド樹脂(19)により一体に形成さ
れていることを特徴とする。
【0010】また請求項2に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1に記載された電磁クラッチの励磁
装置において、円板状保持枠(11d)と円筒状保持枠
(11c)により画定された前記コイル保持空間(11
a)に前記励磁コイル(9)が保持されているととも
に、前記円筒状保持枠(11c)の周壁のうち、前記コ
イル保持空間(11a)側の周壁からは半径方向に突出
することなく前記コイル保持空間(11a)の外側の周
壁からは半径方向に突出するように前記円筒状保持枠
(11c)の先端に形成された係合部(11b)が設け
られた前記コイルボビン(10)と、円筒状の内周壁と
円筒状の外周壁及びこれら周壁の端部を連結した底部壁
により画定された前記環状溝(8a)に前記コイルボビ
ン(10)が収容された前記フィールドコア(8)が設
けられ、前記コイルボビン(10)の円筒状保持枠(1
1c)を前記フィールドコア(8)の環状溝(8a)の
周壁に嵌合することにより前記係合部(11b)は、前
記コイル保持空間(11a)側へ弾性変形して前記励磁
コイル(9)と前記環状溝(8a)の周壁との間に圧入
されることを特徴とする。
【0011】また請求項3に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1または請求項2に記載された電磁
クラッチの励磁装置において、前記コイルボビン(1
0)のコイル引出し部(12)の周壁には、前記フィー
ルドコア(8)の貫通穴(8c)に圧入されるくさび状
の突起(12a)が形成されていることを特徴とする。
【0012】また請求項4に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項3に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記コイルボビン(10)
のコイル引出し部(12)の周壁、または前記フィール
ドコア(8)の貫通穴(8c)の周壁には、前記モール
ド樹脂(19)が流れる流路として設けられた凹陥部
(12c)が形成されていることを特徴とする。
【0013】また請求項5に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項4に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記コイルボビン(10)
の各端子圧入部(13a,13b)には、前記係入溝
(13c)とこの係入溝(13c)と交差する2つの前
記端子圧入溝(13e)が形成されているとともに、前
記端子(14)の接合部(15)には、前記励磁コイル
(9)の端部(9a,9b)が圧入されるコイル圧入溝
(15b)が形成された側板(15a)が間隔をおいて
対向しており、前記側板(15a)を前記端子圧入溝
(13e)に圧入することにより前記端子(14)の接
合部(15)と前記励磁コイル(9)の端部(9a,9
b)とは電気的に接合されていることを特徴とする。
【0014】また請求項6に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項5に記載された電磁クラッチの励磁
装置において、前記コイルボビン(10)の各端子圧入
部(13a,13b)には、サージ吸収素子(17)の
リード線(17a)が係入されるリード係入溝(13
d)が設けられているとともに、前記端子(14)の側
板(15a)には前記サージ吸収素子(17)のリード
線(17a)が圧入されるリード圧入溝(15c)が形
成され、前記側板(15a)を前記端子圧入溝(13
e)に圧入することにより前記励磁コイル(9)と前記
サージ吸収素子(17)が電気的に接合されていること
を特徴とする。
【0015】また請求項7に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項6に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記接合部(15)から前
記接続部(16)に移行する前記端子(14)の曲折部
分に補強用のリブ(18)が形成されていることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1から図12には、この発明の
実施の形態として自動車空調用圧縮機に装着された電磁
クラッチが図示されている。図1は電磁クラッチの断面
図、図2は図1のカプラ周辺を拡大した断面図である。
図3から図9にはコイルボビンが図示されており、図3
は平面図、図4は一部分が破断された側面図、図5は背
面図、図6は図3のコイル引出し口周辺の拡大図、図7
は図5の端子保持部周辺の拡大図、図8は図7のA矢視
図、図9は図8のB−B線断面図である。図10は端子
保持部に保持される状態で並べられた端子の正面図、図
11は端子の側面図、図12は図1の励磁装置の要部を
拡大した断面図である。以下これら図面に基づき実施形
態を説明する。
【0017】電磁クラッチは、圧縮機の回転軸にアーマ
チュア組立体が装着されている。このアーマチュア組立
体には、回転軸にキー嵌合され抜け止めされたハブ1
と、このハブ1に溶着されたストッパプレート2と、こ
のストッパプレート2に基端部がリベットで固定された
複数の(3枚の)板ばね3と、この板ばね3の自由端部
がリベットで固定されたアーマチュア4と、ストッパプ
レート2に固定されアーマチュア4の反摩擦面側に当接
した複数の(3つの)ストッパゴム5が設けられてい
る。なおアーマチュア4には、磁束を迂回するための円
弧状の長穴が形成されている。
【0018】また圧縮機の円筒突出部には、軸受により
ロータ6が回転自在に支持されている。ロータ6は、圧
縮機のハウジング側に開口した環状溝6aが形成され、
反開口側の側面をアーマチュア4の摩擦面と所定の隙間
(エアギャップ)をおいて対向する摩擦面としている。
またロータ6の外周面にはプーリ溝6bが形成されてい
るとともに、プーリ溝6bの底部が摩擦面よりアーマチ
ュア4の外側まで延びた構造になっている。なおロータ
6には、磁束を迂回するための円弧状の長穴が形成され
ている。
【0019】ロータ6の環状溝6aには、圧縮機のハウ
ジングに固定された励磁装置7のフィールドコア8が挿
入されている。フィールドコア8は、断面がコ字状の環
状部材に形成され環状溝8aが設けられている。環状溝
8aは、底部から開口部に向かって中心からの寸法が小
さくなる円筒状の内周壁と、底部から開口部に向かって
中心からの寸法が大きくなる円筒状の外周壁、及びこれ
ら周壁の端部を連結した底部壁により画定され、底部側
より開口部側が広くなっている。また外周壁には、外部
振動により励磁コイル9がモールド樹脂19とともに脱
落することを防止した環状な溝8bが形成されている。
またフィールドコア8の底部には、後述するコイルボビ
ン10のコイル引出し部12、端子保持部13の断面と
相似形状の貫通穴8cが形成されている。そして、この
ような形状のフィールドコア8の環状溝8a内には、励
磁コイル9とコイルボビン10が収容されている。
【0020】実施形態の励磁コイル9は、所要形状(円
筒状)に巻線された自己融着銅線であり加熱することに
より固められている。また合成樹脂材製のコイルボビン
10は、励磁コイル9を保持する保持枠とフィールドコ
ア8の貫通穴8cから挿入され外側に突出した端子支持
台が一体に形成されている。保持枠には、断面がL字状
の環状部材に形成され円筒状保持枠11cと円板状保持
枠11dにより画定されたコイル保持空間11aが形成
されたコイル保持部11が設けられている。また円筒状
保持枠11cの先端には、円周方向を12等分すること
により形成された係止部11bが設けられている。各係
止部11bのコイル保持空間11a側の壁面は、上述し
た円筒状保持枠11cの周壁(外周面)と同じ周壁面に
形成され、コイル保持空間11aの外側となる各係止部
11bの壁面は、円筒状保持枠11cから先端に向かっ
て中心からの寸法が次第に小さくなるように形成され、
換言すれば円筒状保持枠11cから先端に向かって肉厚
が厚くなるように傾斜した壁面に形成されている。なお
円筒状保持枠11cの内周面は、フィールドコア8の環
状溝8aの内周壁と略同じ角度の周壁に形成されてい
る。
【0021】またコイルボビン10の端子支持台は、半
径方向外側を円弧状の曲面とした直方体の形状に形成さ
れフィールドコア8の貫通穴8c内に臨むコイル引出し
部12と、フィールドコア8の貫通穴8cから外側へ突
出しているとともに半径方向外側に開口した箱形の端子
保持部13が形成されている。なお符号12aは、コイ
ル保持部11からコイル引出し部12の側面まで延びた
くさび状の突起であり貫通穴8cに圧入される。
【0022】端子保持部13は、円周方向に間隔をおい
て設けられた左右2つの端子圧入部13a,13b、こ
れら端子圧入部13a,13bの間に形成された載置部
13fとを有する形状に形成されている。端子圧入部1
3a,13bは、このコイルボビン10の中心線に対し
て直交するように設けられているとともにコイル引出し
部12側に形成されたコイル係入溝13cと、このコイ
ル係入溝13cと平行に形成されたリード係入溝13d
と、これらコイル係入溝13cとリード係入溝13dに
直交するように、このコイルボビン10の中心線方向に
延びた平行な2つの端子圧入溝13eが形成されてい
る。なお、コイル係入溝13cは端子圧入部13a,1
3bの壁部外側面まで形成されており、またコイル引出
し部12と中心線方向で対向する載置部13fの壁部
は、モールド樹脂19の流動を円滑にするために後述す
るコイル引出し口12bが見える高さに低く形成されて
いる。
【0023】コイル引出し部12には、コイル保持部1
1の円板状保持枠11dの内側面に形成された薄肉部1
1eからこのコイルボビン10の中心線方向に延び端子
保持部13の載置部13f側へ貫通した2つのコイル引
出し口12bが形成されている。またこのコイル引出し
部12の円弧状曲面部分とコイル保持部11の円板状保
持枠11dには、モールド樹脂19の流路として設けら
れた凹陥部12cが形成されている。なおこのような凹
陥部12cは、端子支持台の半径方向内側の壁面にも形
成してもよい。
【0024】このような形状に形成されたコイルボビン
10の端子圧入部13a,13bには、それぞれ端子1
4(14a,14b)が保持されている。端子14は銅
合金などの金属から設けられており、コ字状に折り曲げ
られ対向する側板15aが形成された接合部15と、こ
の接合部15から所定の角度を持って外側へ延びた接続
部16が一体に形成されている。また接合部15の各側
板15aには、励磁コイル9の巻始めと巻終わり端部9
a,9bが圧入されるコイル圧入溝15bと、サージ吸
収素子としてのダイオード17のリード線17aが圧入
されるリード圧入溝15cが形成されている。また更に
各側板15aの端面には、コイルボビン10の端子保持
部13に形成された端子圧入溝13eの壁面に喰い込む
係止片15dが形成されている。また接合部15から接
続部16に移行する曲折部分には、モールド樹脂19の
射出成形に伴う樹脂圧力により端子14が変形しないよ
うに補強用のリブ18が一体に形成されている。
【0025】またこの実施の形態では、励磁コイル9と
コイルボビン10及び端子14をフィールドコア8に組
込んだ状態において、フィールドコア8の開口部側から
モールド樹脂19が充填される。そしてフィールドコア
8の底部外側に、コイルボビン10の端子保持部13と
端子14の接続部16の周りを包み込むように、モール
ド樹脂19によりカプラ20が形成されている。なお以
上のような構造の励磁装置7は、フィールドコア8の底
部外側に溶着された取付板21を介して圧縮機のハウジ
ングに固定される。
【0026】次に励磁装置7の組立について説明する。
この励磁装置7は、巻始めと巻終わり端部9a,9bを
コイルボビン10のコイル引出し口12bから引き出し
ながら、固められた励磁コイル9をコイルボビン10の
コイル保持部11に嵌合する。またコイルボビン10の
端子支持台をフィールドコア8の底部貫通穴8cに挿入
しながら、コイルボビン10を環状溝8aに嵌合する。
このときコイルボビン10に形成した係止部11bは、
環状溝8aの内周壁に圧入嵌合されるとともに、弾性変
形してコイル保持空間11a内に起こされ隆起する(図
12参照)。また係合部11bは、固められた励磁コイ
ル9の角部分と環状溝8aの内周壁との間に圧入され
る。したがって励磁コイル9は、コイルボビン10の円
板状保持枠11dと係止部11bとにより保持される。
また突起12aが貫通穴8cに圧入嵌合され、コイルボ
ビン10はフィールドコア8に固定される。
【0027】次に、コイルボビン10の端子保持部13
(詳細には載置部13fの上方)に引き出された励磁コ
イル9の端部9a,9bを、それぞれ離間する方向に9
0゜折り曲げてその先端をコイル係入溝13cに係入す
る。またケース部分を載置部13f上に載置した状態
で、ダイオード17のリード線17aをリード係入溝1
3dに係入する。そして、コイル圧入溝15bと励磁コ
イル9の端部9a,9b、リード圧入溝15cとダイオ
ード17のリード線17aを位置合わせした状態で、接
合部15の側板15aを端子圧入溝13eに圧入するこ
とにより、一対の端子14をコイルボビン10の端子保
持部13に装着する。またこのように組み立てられた半
製品を射出成形機の型内にセットするとともに、フィー
ルドコア8の開口部側に配置される樹脂注入口からモー
ルド樹脂19を充填する。
【0028】充填されたモールド樹脂19は、フィール
ドコア8の環状溝8aから底部貫通穴8cとコイルボビ
ン10のコイル引出し部12との間に形成された隙間、
及びコイルボビン10のコイル引出し部12に形成され
た凹陥部12cを流れる。そして、フィールドコア8の
底部外側に設けられたカプラ20部分の型内にまでモー
ルド樹脂19が充填される。またフィールドコア8のコ
イル脱落防止用溝8bにも、モールド樹脂19は充填さ
れる。このようにして射出成形された励磁装置7は、モ
ールド樹脂19が固化することにより完成する。その
後、フィールドコア8の底部外側面に取付板21が溶着
される。
【0029】以上のような構造からなる実施形態の電磁
クラッチは、圧縮機を自動車に搭載することにより、カ
プラ20に電源側のコネクタが接続され励磁コイル9へ
の通電が可能になるとともに、他の自動車用補機のプー
リにも掛けられる図示せぬベルトがプーリ溝6bに掛け
られる。従って、エンジンからの動力が伝達されロータ
6が回転する。また励磁コイル9に通電して磁束を発生
させれば、板ばね3のばね力に抗してアーマチュア4の
摩擦面はロータ6の摩擦面に磁気吸着するので、圧縮機
は駆動される。
【0030】なお実施形態の励磁装置7においては、コ
イルボビン10のコイル保持部11を断面がL字状の環
状部材として例示したが、コイル保持部11はフィール
ドコア8と同方向に開口する断面がコ字状の環状部材と
してもよい。そして内側または外側の円筒状保持枠の先
端に係止部11bを形成してもよい。またコイル保持部
11の円筒状保持枠11cは、従来の励磁装置のように
円周方向に間隔をおいて配列した形状にしてもよい。ま
た更にモールド樹脂19の流路として、コイルボビン1
0のコイル引出し部12に凹陥部12cを形成したが、
そのコイル引出し部12が臨むフィールドコア8の貫通
穴8cの周壁に凹陥部を形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された電磁
クラッチの励磁装置は、所要形状に巻線された励磁コイ
ルと、この励磁コイルが保持されるコイル保持空間が形
成されたコイル保持部と、このコイル保持部から引き出
された励磁コイルの端部が係入される係入溝とこの係入
溝と交差する端子圧入溝が形成された2つの端子圧入部
が円周方向に間隔をおいて設けられ半径方向外側に開口
した端子保持部と、この端子保持部と前記コイル保持部
との間に設けられ前記コイル保持空間から前記端子保持
部に貫通した一対のコイル引出し口が形成されたコイル
引出し部が一体に設けられたコイルボビンと、前記コイ
ル保持部が収容された環状溝と前記コイル引出し部が挿
通された貫通穴が形成され、前記端子保持部が外側へ突
出したフィールドコアと、前記端子保持部の端子圧入溝
に圧入された接合部と、この接合部から所定の角度を持
って外側へ延びた接続部が形成された一対の端子と、前
記コイルボビンの端子保持部と前記端子の接続部の周り
を包み込むように形成されたカプラが設けられ、前記カ
プラは前記フィールドコアの環状溝の中に充填されるモ
ールド樹脂により一体に形成されている構造にしたの
で、端子の接合部をコイルボビンの端子圧入部に圧入す
ることにより励磁コイルと端子を電気的に接合すること
ができる。従って、従来のような励磁コイルの端部を端
子に固定するカシメ固定作業、これらを電気的に接合す
るための加熱作業がなく励磁装置の生産性向上を図るこ
とができる。
【0032】また請求項2に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1に記載された電磁クラッチの励磁
装置において、円板状保持枠と円筒状保持枠により画定
された前記コイル保持空間に前記励磁コイルが保持され
ているとともに、前記円筒状保持枠の周壁のうち、前記
コイル保持空間側の周壁からは半径方向に突出すること
なく前記コイル保持空間の外側の周壁からは半径方向に
突出するように前記円筒状保持枠の先端に形成された係
合部が設けられた前記コイルボビンと、円筒状の内周壁
と円筒状の外周壁及びこれら周壁の端部を連結した底部
壁により画定された前記環状溝に前記コイルボビンが収
容された前記フィールドコアが設けられ、前記コイルボ
ビンの円筒状保持枠を前記フィールドコアの環状溝の周
壁に嵌合することにより前記係合部は、前記コイル保持
空間側へ弾性変形して前記励磁コイルと前記環状溝の周
壁との間に圧入される構造にしたので、モールド樹脂に
より保持される励磁コイルの位置が設計上の位置からは
ずれることがなく優れた品質の励磁装置が提供できる。
【0033】また請求項3に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1または請求項2に記載された電磁
クラッチの励磁装置において、前記コイルボビンのコイ
ル引出し部の周壁には、前記フィールドコアの貫通穴に
圧入されるくさび状の突起が形成されている構造にした
ので、モールド樹脂により成形されるカプラ内の端子の
位置が設計上の位置からはずれることがなく優れた品質
の励磁装置が提供できる。
【0034】また請求項4に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項3に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記コイルボビンのコイル
引出し部の周壁、または前記フィールドコアの貫通穴の
周壁には、前記モールド樹脂が流れる流路として設けら
れた凹陥部が形成されている構造にしたので、モールド
樹脂の流動が円滑に行われ成形不良などの発生を防止す
ることができる。
【0035】また請求項5に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項4に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記コイルボビンの各端子
圧入部には、前記係入溝とこの係入溝と交差する2つの
前記端子圧入溝が形成されているとともに、前記端子の
接合部には、前記励磁コイルの端部が圧入される圧入溝
が形成された側板が間隔をおいて対向しており、前記側
板を前記端子圧入溝に圧入することにより前記端子の接
合部と前記励磁コイルの端部とは電気的に接合されてい
る構造にしたので、端子と励磁コイルの接合作業が簡単
にかつ確実に行える。
【0036】また請求項6に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項5に記載された電磁クラッチの励磁
装置において、前記コイルボビンの各端子圧入部には、
サージ吸収素子のリード線が係入されるリード係入溝が
設けられているとともに、前記端子の側板には前記サー
ジ吸収素子のリード線が圧入されるリード圧入溝が形成
され、前記側板を前記端子圧入溝に圧入することにより
前記励磁コイルと前記サージ吸収素子が電気的に接合さ
れている構造にしたので、従来のようなサージ吸収素子
が収容されるケースを設けそのケースをカプラに嵌合す
ることにより励磁コイルとサージ吸収素子を電気的に接
合する構造と相違して、励磁装置にサージ吸収素子を簡
単に組込むことができる。
【0037】また請求項7に記載された電磁クラッチの
励磁装置は、請求項1乃至請求項6に記載された電磁ク
ラッチの励磁装置において、前記接合部から前記接続部
に移行する前記端子の曲折部分に補強用のリブが形成さ
れている構造にしたので、モールド樹脂を充填するとき
の樹脂圧力により端子が変形することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態として示された電磁クラ
ッチの断面図である。
【図2】図1のカプラ周辺を拡大した断面図である。
【図3】コイルボビンの平面図である。
【図4】コイルボビンの一部分が破断された側面図であ
る。
【図5】コイルボビンの背面図である。
【図6】図3のコイル引出し口周辺の拡大図である。
【図7】図5の端子保持部周辺の拡大図である。
【図8】図7のA矢視図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】端子保持部に保持される状態で並べられた端
子の正面図である。
【図11】端子の側面図である。
【図12】図1の励磁装置の要部を拡大した断面図であ
る。
【符号の説明】
7 励磁装置 8 フィールドコア 9 励磁コイル 10 コイルボビン 11 コイル保持部 11a コイル保持空間 11b 係止部 11c 円筒状保持枠 11d 円板状保持枠 12 コイル引出し部 12a 突起 12b コイル引出し口 12c 凹陥部 13 端子保持部 13a 端子圧入部 13b 端子圧入部 13c コイル係入溝 13d リード係入溝 13e 端子圧入溝 14 端子 15 接合部 15b コイル圧入溝 15c リード圧入溝 16 接続部 17 ダイオード 18 リブ 19 モールド樹脂 20 カプラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に巻線された励磁コイルと、こ
    の励磁コイルが保持されるコイル保持空間が形成された
    コイル保持部と、このコイル保持部から引き出された励
    磁コイルの端部が係入される係入溝とこの係入溝と交差
    する端子圧入溝が形成された2つの端子圧入部が円周方
    向に間隔をおいて設けられ半径方向外側に開口した端子
    保持部と、この端子保持部と前記コイル保持部との間に
    設けられ前記コイル保持空間から前記端子保持部に貫通
    した一対のコイル引出し口が形成されたコイル引出し部
    が一体に設けられたコイルボビンと、前記コイル保持部
    が収容された環状溝と前記コイル引出し部が挿通された
    貫通穴が形成され、前記端子保持部が外側へ突出したフ
    ィールドコアと、前記端子保持部の端子圧入溝に圧入さ
    れた接合部と、この接合部から所定の角度を持って外側
    へ延びた接続部が形成された一対の端子と、前記コイル
    ボビンの端子保持部と前記端子の接続部の周りを包み込
    むように形成されたカプラが設けられ、前記カプラは前
    記フィールドコアの環状溝の中に充填されるモールド樹
    脂により一体に形成されていることを特徴とする電磁ク
    ラッチの励磁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された電磁クラッチの励
    磁装置において、円板状保持枠と円筒状保持枠により画
    定された前記コイル保持空間に前記励磁コイルが保持さ
    れているとともに、前記円筒状保持枠の周壁のうち、前
    記コイル保持空間側の周壁からは半径方向に突出するこ
    となく前記コイル保持空間の外側の周壁からは半径方向
    に突出するように前記円筒状保持枠の先端に形成された
    係合部が設けられた前記コイルボビンと、円筒状の内周
    壁と円筒状の外周壁及びこれら周壁の端部を連結した底
    部壁により画定された前記環状溝に前記コイルボビンが
    収容された前記フィールドコアが設けられ、前記コイル
    ボビンの円筒状保持枠を前記フィールドコアの環状溝の
    周壁に嵌合することにより前記係合部は、前記コイル保
    持空間側へ弾性変形して前記励磁コイルと前記環状溝の
    周壁との間に圧入されることを特徴とする電磁クラッチ
    の励磁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された電
    磁クラッチの励磁装置において、前記コイルボビンのコ
    イル引出し部の周壁には、前記フィールドコアの貫通穴
    に圧入されるくさび状の突起が形成されていることを特
    徴とする電磁クラッチの励磁装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載された電磁
    クラッチの励磁装置において、前記コイルボビンのコイ
    ル引出し部の周壁、または前記フィールドコアの貫通穴
    の周壁には、前記モールド樹脂が流れる流路として設け
    られた凹陥部が形成されていることを特徴とする電磁ク
    ラッチの励磁装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載された電磁
    クラッチの励磁装置において、前記コイルボビンの各端
    子圧入部には、前記係入溝とこの係入溝と交差する2つ
    の前記端子圧入溝が形成されているとともに、前記端子
    の接合部には、前記励磁コイルの端部が圧入されるコイ
    ル圧入溝が形成された側板が間隔をおいて対向してお
    り、前記側板を前記端子圧入溝に圧入することにより前
    記端子の接合部と前記励磁コイルの端部とは電気的に接
    合されていることを特徴とする電磁クラッチの励磁装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された電磁クラッチの励
    磁装置において、前記コイルボビンの各端子圧入部に
    は、サージ吸収素子のリード線が係入されるリード係入
    溝が設けられているとともに、前記端子の側板には前記
    サージ吸収素子のリード線が圧入されるリード圧入溝が
    形成され、前記側板を前記端子圧入溝に圧入することに
    より前記励磁コイルと前記サージ吸収素子が電気的に接
    合されていることを特徴とする電磁クラッチの励磁装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6に記載された電磁
    クラッチの励磁装置において、前記接合部から前記接続
    部に移行する前記端子の曲折部分に補強用のリブが形成
    されていることを特徴とする電磁クラッチの励磁装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004085866A1 (en) * 2003-03-27 2004-10-07 Woory Industry Company Ltd Structure and method of mounting built-in type of discharge element part
CN100340786C (zh) * 2003-01-29 2007-10-03 汉拏空调株式会社 场线圈的装配结构
WO2014157301A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 サンデン株式会社 電磁クラッチ
JP2018133546A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 コイル組立体およびブレーキ制御装置

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