JP2000179425A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2000179425A
JP2000179425A JP10356324A JP35632498A JP2000179425A JP 2000179425 A JP2000179425 A JP 2000179425A JP 10356324 A JP10356324 A JP 10356324A JP 35632498 A JP35632498 A JP 35632498A JP 2000179425 A JP2000179425 A JP 2000179425A
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needle
fuel
lift
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urging
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Masaaki Kato
正明 加藤
Toshiyuki Yoda
稔之 依田
Kenji Date
健治 伊達
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Denso Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/162Means to impart a whirling motion to fuel upstream or near discharging orifices
    • F02M61/163Means being injection-valves with helically or spirally shaped grooves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの運転状態に応じて適切な噴射率お
よび噴霧状態で燃料を供給することのできる燃料噴射装
置を提供する。 【解決手段】 制御室70の圧力Pctが低下すると、
Pctと第一ばね15の荷重Fs1とを合わせた力よ
り、ポンプから供給される圧力Pdが大きくなりニード
ル30が押し上げられて開弁する。ニードル30が第一
リフトh1まで上昇すると、第二ばね16の荷重Fs2
が負荷され、ニードル30はh1でリフトを停止する。
制御室70の油圧が低下してもニードル30はリフトh
1で停止する。制御室70の油圧がさらに低下するとニ
ードル30は再びリフトを開始する。リフトhがh1+
h2になると、最大リフト状態で停止する。従って、ニ
ードルリフトを段階的に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を直接筒内に
噴射する内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンとい
う)の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば米国特許5,694,
903号に開示されているように、高圧燃料供給ポンプ
からインジェクタに燃料を供給する燃料供給装置におい
て、油圧力によりニードルリフトを変化させ噴射率特性
を可変にしようとする技術が提案されている。米国特許
5,694,903号に開示される従来の燃料供給装置
は、蓄圧式燃料噴射装置のインジェクタ200に関する
もので、図9に示すようにソレノイド274への通電電
流と2個のばね290、297により、パイロットバル
ブステム270のリフトを制御して制御室260の油圧
を変化させて、ニードル224のリフトを制御してい
る。ステム270は、吸引力とばね力の均衡で2段階リ
フトする構成になっている。燃料噴射装置が噴射する噴
霧の濃度や拡散状態は、燃料の着火特性、、NOX、黒
煙、HCなどの発生量、燃焼効率などに大きく影響す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の燃料噴射装置の構成では、ソレノイド27
4に流す駆動電力を2段階に変化させることが必要で、
駆動装置が複雑で高価となる。また、駆動装置はステム
270のリフトを制御するのであって、ニードル224
は、制御室260の圧力の変化とノズルばね237と、
燃料溜まり222の燃料圧力との均衡でリフトする。そ
のため、ステム270のリフトのように、明確に段階的
なリフトは実現できない。さらに、温度変化により吸引
力が変化するとステム270のリフト特性が変化し、ス
テム270のシート271の開口面積特性を変化させ
る。また、燃料特性の変化により、制御室260の圧力
変化が不安定になり、ニードル224のリフト特性が変
化して噴射燃料の噴射率が不安定になることがある。ま
た、シート271下部の非常に狭い面積の制御を行うた
めに、インジェクタ200の個体間のばらつきを押さえ
ることが難しく、安定した微小噴射制御は困難であっ
た。
【0004】また、ニードルに対して2つのばねを所定
のニードルリフト間隔をおいて付勢するように構成した
二段開弁圧ノズルも公知となっている。この技術によれ
ば、ニードルは噴射圧力に従い安定してリフトする。し
かし、噴射圧力が噴射ポンプからの圧送圧力により決定
されるために、エンジンの要求する噴射率を全運転条件
にて実現するのは、困難である。
【0005】また、上記のいずれも、噴射率を可変制御
することは可能であるが、噴霧角や噴霧の到達距離など
の噴霧状態の可変制御は実現不可能である。噴霧状態が
適切に制御されない場合、燃費出力が低下し、NOX
黒煙、HCなどの発生が多くなるという問題がある。本
発明の目的は、エンジンの運転状態に応じて適切な噴射
率および噴霧状態で燃料を供給することのできる燃料噴
射装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1〜3記
載の燃料噴射装置によれば、噴孔を開閉するニードルを
段階的にリフトさせる手段と、ニードルのリフトに従い
噴射される燃料の噴射率及び噴霧状態を変化させる燃料
流路とを有するため、噴射率と噴霧角および到達距離な
どの噴霧特性とをニードルリフト量に応じて変化させる
ことができ、低圧で微粒化できるため、燃費が向上し、
NOX、黒煙、HCなどの発生が低減することができ
る。
【0007】ニードルを段階的にリフトさせる手段とし
ては、例えば、ニードルを閉弁方向に付勢する第一の付
勢手段とニードルのリフトが第一のリフト以上のときニ
ードルを閉弁方向に付勢する第二の付勢手段とを設け、
第一の付勢手段の付勢力をニードルに負荷するピンの少
なくとも一つは燃料圧力を受けてニードルを閉弁方向に
付勢する構成とすることにより実現可能である。ニード
ルのリフトに従い噴射される燃料の噴射率及び噴霧状態
を変化させるには、例えば、燃料流路中の燃料に旋回力
を発生させる斜め溝を形成することにより、実現可能で
ある。
【0008】本発明の請求項4または5記載の燃料噴射
装置によれば、ニードルを閉弁方向に付勢するピンの断
面積はニードルが開弁時に油圧力を受ける断面積より小
さく、あるいはニードルが閉弁時に油圧力を受ける断面
積と開弁時に油圧力を受ける断面積の中間に形成され
る。そのため、着座直前のニードル閉弁速度を低減し、
閉弁衝撃をやわらげることができる。
【0009】本発明の請求項6記載の燃料噴射装置によ
れば、燃料流路はニードルのリフトに従い噴霧角を変化
させる渦巻き室を有するため、低い噴射圧力でより噴霧
を微粒化することができる。本発明の請求項7記載の燃
料噴射装置によれば、ニードルのリフトに従い開口する
噴孔を変更するため、異なる噴霧角で燃料を噴射するこ
とが可能である。本発明の請求項8記載の燃料噴射装置
によれば、ピンに付勢する燃料圧力を制御する制御室を
有する。そのため、制御室の圧力を制御することにより
ニードルのリフトを制御することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施例を図
面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例の燃料噴射装置を図
1、図2及び図3を用いて説明する。図1は、本発明の
第1実施例における、エンジンの燃料供給装置に用いら
れる燃料噴射装置1である。燃料噴射装置1は図示しな
いエンジンのエンジンヘッドに挿入搭載され、エンジン
のシリンダとシリンダ内を往復運動するピストンとの間
に形成された燃焼室に向けて燃料を噴射するように構成
されている。燃料噴射装置1は、エンジンの回転数、負
荷、あるいは、燃料、吸入空気、冷却水の温度、圧力の
入力に従いECUにより演算されコントロールされた、
ポンプからの高圧燃料によって駆動される。燃料噴射装
置1には、ニードルリフトを制御する第一の付勢手段と
しての第一ばね15及び第二の付勢手段としての第二ば
ね16、制御室70、および噴霧角の変化あるいは開口
噴孔を変更することのできる噴射弁部40を含むノズル
部2が構成されている。
【0011】燃料噴射装置1は、ノズル部2をチップパ
ッキン12をはさんでホルダ17にリテーニングナット
11で締結した構成になっている。ノズル部2のノズル
ボディ20の内径部22には、ニードル30が摺動自在
に嵌挿されている。ニードル30は、第一ばね15によ
ってロッド14とプレッシャピン19を介して、ノズル
ボディ20のシート面に押接されている。第一ばね15
はホルダ17の内径部に設けられたばね室15aに嵌挿
されている。第一ばね15の初期設定荷重はFs1、ば
ね定数はk1である。第二ばね16が同様にホルダ17
の内径部に設けられたばね室16aに嵌挿され、ばね座
13をチップパッキン12に押接している。第二ばね1
6の初期設定荷重はFs2、ばね定数はk2である。ば
ね座13がチップパッキン12に着座しているとき、ば
ね座13の下端面はプレッシャピン19と隙間h1、す
なわち第一リフトを形成している。また、その時ばね座
13の下端面はチップパッキン12の凹面の下端面より
h2、すなわち第二リフト分だけ突き出している。した
がって、ニードル30が上方にリフト可能な最大リフト
はh1+h2となる。
【0012】また、ホルダ17には制御電磁弁3がナッ
ト58で締結されている。制御電磁弁3はソレノイド5
4、制御弁51、ボディ52、出口絞り74を有するプ
レート60、入口絞り73を有するプレート61、及び
制御弁51のシート55をボディ52のシート面56に
押接するばね53で構成される。入口絞り73、出口絞
り74は上述の制御室70に開口している。制御ピスト
ン4は、ホルダ17の内径部4aに嵌挿され、その下部
はロッド14に当接する。制御ピストン4の上部はホル
ダ17との間に制御室70を形成している。制御ピスト
ン4が制御室70の油圧を受ける断面積Actは、ニー
ドル30のガイド部、すなわちノズルボディ20の内径
部22の断面積Agより小さく形成されている。制御ピ
ストン4、ロッド14およびプレッシャピン19が特許
請求の範囲に記載したピンを構成している。
【0013】図示しない高圧ポンプより供給される高圧
燃料は、ホルダ17内の高圧流路18、チップパッキン
12内の通路12a、ノズルボディ20内の通路21と
内径部22aを介して噴孔23へ供給される。同様に、
ホルダ17内の通路76を介して、入口絞り73、制御
室70、出口絞り74へと連通している。制御弁51が
ボディ52の開口57を開閉制御することで、前記出口
絞り74は低圧側の燃料通路71、72、75を介して
ホロースクリュー62を通過して燃料タンクへ連結され
る。通路75は、ばね室15aにも開口して、ばね室1
5a、16aの低圧燃料をタンクへ連絡排出している。
【0014】次に、噴射弁部40について、その構成を
説明する。図3に示す噴射弁部40は、旋回力形成部3
1、渦巻き室25、シート35および噴孔23を有す
る。旋回力形成部31は、ノズルボディ20のシート面
24と、ニードル30外周上に形成された円錐面32、
36、38、円筒面37と複数の斜め溝33によって構
成され、通過する燃料にニードル30の周方向の旋回力
を加える。円錐面32はシート面24と同一か、あるい
はわずかに小さい円錐角度で形成されている。旋回力形
成部31は上記の構成だけでなく、基本構成として、シ
ート面24のようなノズルボディ20の内径部に形成さ
れた円錐面と、ニードル30の外周面に形成された円錐
面32とが相対し、円錐面である24または32のいず
れかに斜め溝33が形成されている構造であれば、同様
の効果を十分得ることができる。また、円錐面でなくと
も球面同士であってもよい。
【0015】渦巻き室25は、ノズルボディ20上のシ
ート面24とニードル30の前記旋回力形成部31の下
流部にある円錐面38と円筒面34とによって形成され
る。この渦巻き室25は、前記形状に限定されるもので
なく、円筒面34は円錐面であっても、または円筒と円
錐の合成面や球面等としても構成可能である。
【0016】ニードル30のシート35は、第一ばね1
5によって閉弁されノズルボディ20のシート面24に
当接し、噴射圧力により第一ばね15に抗して押し上げ
られ開弁する。シート35の下流側にはノズルボディ2
0のシート面24とそれより大きな円錐角をもつニード
ル30の円錐面39とさらに大きな円錐角を持つ円錐面
391とにより流路を構成する。ノズルボディ20はシ
ート面24から241と連続的に円錐面を変化させて噴
孔23へと連通し、流路を構成する。ここで、円錐面3
9と391は同じ角度で形成された一つの円錐面であっ
てもよい。また、ノズルボディ20側も円錐面241は
円錐面24と同じ角度でひとつの円錐面であってもよ
く、さらには円弧等の曲面でも構成可能である。
【0017】斜め溝33は、その上流側入口は円錐面3
6、円筒面37とは溝33の傾斜入口を大きな曲面半径
Raで、逆側入口を小さい曲率Rbで形成され、出口側
も同様にRa’>Rb’に形成されている。制御ピスト
ン4が油圧を受ける断面積Act、ノズルボディ20の
内径部22の断面積Ag、ニードル30のシート35の
断面積Asは、Act<Ag、あるいは(Ag−As)
< Act<Agの関係が成立するように形成されてい
る。
【0018】次に、本実施例の燃料噴射装置の作動を図
2を用いて説明する。図2は制御用パルス、圧力挙動お
よび弁のリフトhを示すタイミングダイアグラムであ
る。まず、図示しない高圧ポンプにより、所定の噴射圧
力が生成され、燃料噴射装置1に供給される。また、図
示しないECUによりエンジンの運転条件に応じた制御
弁駆動パルスが発生され、制御電磁弁3に供給される。
ソレノイド54に電流が供給されることにより励起吸引
力が発生すると制御弁51は、ばね53に抗して引き上
げられる。これにより、制御室70が開口57と出口絞
り74を介して低圧側に連通する。2つの絞りの面積
は、入口絞り73より出口絞り74が大きく設定されて
いるために、流入燃料より流出燃料量が多く、制御室7
0の圧力Pctは低下し始める。この圧力低下速度は、
ふたつの絞りの面積差と制御室70の容積の設定で任意
に調節することが可能である。
【0019】圧力Pctがニードル30を押し上げる力
より小さくなるとニードル30は開弁しはじめる。ここ
で、ニードル30に働く力を各場合に分けて説明する。 ニードル30のリフトhがh1より小さいとき(h<
h1) ニードル30に働く力は、次のようになっている。 (i) ニードル閉弁時(h=0) 閉弁力Fc1は、制御ピストン4に働く油圧力Fctと
第一ばね15の初期設定荷重Fs1の合計である。 Fc1=Fct+Fs1=Pct×Act+Fs1 となる。開弁力Foは、ニードル30に加わる油圧力F
dで Fo=Fd=Pd(Ag−As) となる。したがって、ニードルに加わる力Fは、 F=Fo−Fc1=Pd(Ag−As)−Pct×Act+Fs1 (1) である。
【0020】(ii)ニードル開弁時(0<h<h1) 第一ばね15の収縮分が加わり、ばね力Fsは、 Fs=Fs1+k1×h となり、閉弁力は、 Fc1=Fct+Fs=Fct+Fs1+k1×h となる。開弁力は、 Fo=Fd=Pd×Ag となる。したがって、ニードルに加わる力Fは、 F=Fo−Fc1=Pd×Ag−Fct−Fs1−k1×h (2) である。
【0021】ニードル30のリフトhが第一リフトh
1以上のとき(h1≦h) ばね力Fsは第二ばね16の初期設定荷重Fs2と収縮
分が加わり Fs=k1×h+Fs1+k2(h−h1)+Fs2 閉弁力Fc1は、 Fc1=Fct+Fs =Pct×Act+k1×h+Fs1+k2(h−h1)+Fs2 となり、開弁力Foは、 Fo=Fd=Pd×Ag となる。したがって、ニードル30に加わる力Fは、 F=Fo−Fc1 =Pd×Ag−Pct×Act−k1×h−Fs1 −k2(h−h1)−Fs2 (3) である。
【0022】制御室70の圧力Pctが低下すると、P
ctと第一ばね15の初期設定荷重Fs1とを合わせた
力より、ポンプから供給される圧力Pdが大きくなりニ
ードル30が噴射圧力によって第一ばね15に抗して押
し上げられ開弁する。これが、式(1)のニードルに働
く力F≧0の条件が成立したときである。
【0023】ニードル30が第一リフトh1まで上昇す
ると、このリフトh1から第二ばね16の初期設定荷重
Fs2が負荷されるために、ニードル30はh1でリフ
トを停止する。これが図2のニードルリフト線図のa点
で示す位置である。制御室70の油圧がさらに低下して
も式(2)でF≧0、式(3)でF<0である間は、ニ
ードル30はリフトh1で停止する。これが図2のb点
で示す位置である。
【0024】さらに、制御室70の油圧が低下して式
(3)のF≧0が成立するとニードル30は再びリフト
を開始する。これが図2のc点で示す位置である。さら
に、ニードルがh2だけ上昇し、リフトhがh1+h2
になると、最大リフト状態で停止する。これが図2のd
点で示す位置である。
【0025】制御室70の油圧が低下していくとニード
ル30を開弁させようとする力は、さらに増加していく
が、ニードル30はこれ以上は上昇しない。このときの
負荷重はチップパッキン12が受ける。これが図2のd
〜f点で示す位置である。
【0026】所定の駆動パルス時間が過ぎると、ソレノ
イド54への通電が停止され、制御弁51が閉弁し始め
て制御室70の油圧が上昇を開始する。これが図2のe
点で示す位置である。さらに、制御ピストン4を押し下
げる力が上昇すると、ニードル30をロッド14を介し
て閉弁方向に駆動を開始する。これが図2のf点で示す
位置である。
【0027】ニードル30がh2だけ下降したところ
で、第二ばね16の荷重が負荷されなくなる(図2のg
〜h点)。そのため、ニードル30に加わる閉弁力は制
御室70の油圧と第一ばね15の付勢力Fs1だけとな
り、シート35は速度を落としてシート面24に着座す
る。したがって、着座時の衝撃力と騒音を低減すること
ができる。
【0028】このように、2つの絞り73、74の面積
の設定と2つのばね15、16により、ニードル30を
段階的に開閉弁でき、開弁時はリフトh1の期間を長く
し、閉弁時はリフトがh1の期間をなくするか短く設定
することができる。これにより、燃焼初期の燃料噴射量
を減少させて窒素酸化物の発生や、燃焼時の騒音を低下
させることができる。さらに、噴射終わりの燃料噴射率
の終了を短時間で行うことで黒煙の発生を押さえること
ができる。
【0029】次に、上述のようにニードル30のリフト
が制御されたときのノズル部2の作動を図3〜図5を用
いて説明する。ニードル30のリフトhがh1のとき、
図3(a)に示すようにニードル30の円錐面32とシ
ート面24はごくわずかなすきまを形成する。このとき
図4に示すように、斜め溝33を流れる燃料の速度Vn
と円錐面32とシート面24を流れる燃料速度Wbが発
生する。速度Vnは図5の(a)に示すように円周方向
速度成分Unと軸方向速度成分Wnに分解することがで
きる。
【0030】VnとWbの速度の大きさの比は、ほぼそ
れぞれの流路面積比で決まり、ニードル30のリフトに
対し図5の(b)に示すように変化する。斜め溝33の
流速Vnは斜め溝33がニードル30のリフトにかかわ
らず一定の流路断面積を有しているために、リフトによ
り開口するシート35とシート面24との間の面積に従
い、流量が増加するにつれてVnは増加する。第一リフ
トh1付近でシート35の開口面積と斜め溝33の断面
積が等しくなる程度に設定すると、第一リフト時にVn
は最高速に達する。
【0031】一方、Wbはほぼニードル30のリフトに
比例して増加するが、Vnの増加に比して、実際のノズ
ルのリフト量の十分の数mm程度では値は小さく緩やか
な増加である。その結果、第一リフト付近でVnとWb
の比は最大になる。このとき、噴霧角は噴孔出口での円
周方向速度成分と軸方向速度成分の比で決まるが、運動
量保存則と自由渦の法則から、渦巻き室25に流入する
円周方向速度成分Unと軸方向速度成分W=Wn+Wb
の比と同じになる。従って、 tan(α/2)= Un/(Wn+Wb) の式から求められる噴霧角αで噴孔23から燃料が噴射
される。
【0032】制御室70の油圧が低下していくと、ニー
ドル30は第一ばね15及び第二ばね16の付勢力に抗
して押し上げられ、最大リフトh1+h2に達する。こ
の状態では、シート35とシート面24との間の面積が
増加するため軸方向流速Wbが増加し、斜め溝33内の
速度Vnは、Wbに乱されてやや減速する。この結果、
噴霧角αは図4bに示すように小さくなる。
【0033】また、渦巻き室25の径を小さく形成する
ことにより容積を少なくでき、旋回力を形成するのに時
間遅れが少なくできる。さらに、シート35の直上に渦
巻き室25が形成されているために、噴霧角の変化はリ
フトに素早く追随する。渦巻き噴射弁による噴霧は、燃
料をせん断して微粒化するために、ホールノズル他に比
べて低い噴射圧力でより微粒化できる。
【0034】上述したように、本実施例によれば、ノズ
ル内に渦巻き弁とニードルリフトを安定して二段階に制
御し、ニードルリフトに従って旋回形成力を変化させる
ように構成することで、将来の燃焼概念に必要とされる
噴霧角可変技術が安価にかつ低噴射圧力で実現できる。
また、斜め溝33の出入り口の曲面の曲率半径をそれぞ
れ傾斜側、つまり入口では流れ込む側、出口側では渦巻
き流の下流側を大きく形成していることより、流れの損
失が少なく剥離が起こりにくいのでキャビテーションの
発生を防止できる。すなわち、噴射系の不要な圧力上昇
を少なくし、機械効率を向上させることができ、かつ、
ノズルの信頼性を向上させることができる。
【0035】また、閉弁開始時は、第一ばね15の荷重
と第二ばね16の荷重とで閉弁速度は大きいが、第一リ
フトh1以下になるとニードルより小さい径の制御ピス
トンの油圧と第一ばね15の小さい初期設定荷重によ
り、着座直前のニードル閉弁速度を低減し、閉弁衝撃を
やわらげるため、この面からも、ノズル部の信頼性を向
上することができる。また、第一リフトだけの噴射期間
で済む軽負荷時には、ノズルの噴射率を低く押さえられ
るために微小噴射量を安定して制御できる。
【0036】さらに、渦巻き室25を有することによ
り、ニードル30がシート35に対して偏心した場合で
も、渦巻き室25内の圧力均衡作用により調心して、ニ
ードル30をノズルボディ20と同軸に維持し噴霧の変
形を防止することができる。
【0037】(第2実施例)本発明の第2実施例を図6
に従い説明する。図6は第2実施例の燃料噴射装置のノ
ズル部を示す断面図である。第1実施例では、旋回力形
成部31とシート面24の間の距離で旋回速度方向を変
えたが、第2実施例では、ノズルボディ20の径方向に
複数の噴孔123aからなる第一の噴孔群と、複数の噴
孔123bからなる第二の噴孔群とを設け、ニードル3
0のリフトに従って開口する噴孔群を変更することによ
り、噴射率、噴霧状態を変化させる構成になっている。
【0038】第2実施例では、ニードル30はその内部
に燃料通路127と128が形成され、ノズルボディ2
0内にある燃料通路21が油溜まり126を介して燃料
通路127、128と連通している。ニードル30は先
端部122をノズルボディ20に形成されたシート部1
21に押接している。先端部122には、燃料通路12
7に連なる円錐面133と134とが形成され、円錐面
133と134の交線がシート135を形成し、シート
部121のシート面124に接し燃料通路127と噴孔
123a、123bの連通を開閉する。
【0039】ニードル30先端の外径部140はノズル
ボディ20の内径部22aに嵌挿され、摺動自在になっ
ている。外径部140と円錐面134との交線により噴
孔開口制御部136を形成している。噴孔123a、1
23bはノズルボディ20の内径部22aと外径部を連
通させるように複数開口し、第一の噴孔群と第二の噴孔
群を構成している。噴孔123aと123bとは、それ
ぞれの内径側で下端面が軸方向距離Lhの差を有するよ
うに開口している。この距離Lhは前記のニードル30
の第一リフトh1より大きく、最大リフトh1+h2よ
りも小さく構成されている。
【0040】ニードル30が制御電磁弁3の駆動により
リフトを開始すると、シート135がシート面124を
離れ、高圧燃料は噴孔開口制御部136が開口させる第
一の噴孔123aより燃料を噴射開始する。ニードル3
0はさらにリフトを継続し、第一リフトh1で停止す
る。この状態では、開口制御部136は第一の噴孔群の
噴孔123aのみを開口している。図2に示すようにニ
ードル30がさらにリフトして、リフトが噴孔123a
と123bの下端間距離Lhより大きくなると、第二の
噴孔群の噴孔123bが開口し噴孔123bからも燃料
噴射を開始する。ニードル30のリフトがh1+h2の
最大リフトでは、噴孔123a、123bが完全に開口
され最大の噴射率となる。h1+h2はLh+(第二の
噴孔123bの径)よりも大きく設定されている。
【0041】この構成によれば、第1実施例における一
つの広い角度をもつ円錐噴霧とは異なり、各噴孔群の小
さな噴霧角度をもつ複数の噴霧が形成され、噴霧群全体
として、一つの円錐角をもつ噴霧を形成する。また、第
一の噴孔群と第二の噴孔群とで異なる円錐噴霧角をもつ
ことが可能である。また、噴射率が開口する噴孔に応じ
て2段階に変化する。さらに第一の噴孔123aと第二
の噴孔123bの噴孔径を変化させることで噴射率を調
整することができる。
【0042】(第3実施例)次に第3実施例について図
7を参照して説明する。第1実施例と異なるのは、第一
ばね15を制御ピストン4上部の制御室70内に構成し
たことにある。基本的な作動は第1実施例と同様であ
る。この構成によれば、制御ピストン4とロッド14の
合計質量が軽減できるため、ニードル30の開閉応答性
を向上できるとともに、ニードル30の閉弁時に質量が
少ないため、ニードル30の着座時の衝撃力と騒音をよ
り低減できる効果がある。
【0043】(第4実施例)さらに、第4実施例につい
て図8を参照して説明する。第1実施例と異なるのは、
第一ばね15をプレッシャピン130を介してニードル
30に付勢するように下方へ移動し、第二ばね16をロ
ッド80を介して制御ピストン4を押接してニードル3
0を付勢するように、制御室70の上方に設けた構成に
ある。
【0044】制御ピストン4はロッド14を押接する。
制御ピストン4とロッド14は一体化することも可能で
ある。ロッド80とロッド4との隙間が第一リフトh1
を形成する。ニードル30の肩部30bとチップパッキ
ン12の下端面の距離が最大リフトh1+h2を規定す
る。基本的な作動は第1実施例、第3実施例と同様であ
る。この構成によれば、ニードル30と一体で運動する
質量がさらに軽減される。すなわち、ロッド80はニー
ドル30の閉弁時にはリフトh1以下であり、ニードル
30より離れることで閉弁質量よりロッド80の質量は
軽減され、制御ピストン4とロッド14は合計全長を短
縮でき質量が軽減される。これにより、ニードル30の
閉弁衝撃と騒音をより軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料噴射装置を示す
断面図である。
【図2】図1に示す燃料噴射装置の作動ダイアグラムを
示す図である。
【図3】(a)は本発明の第1実施例におけるノズル部
の先端を示す拡大図であり、(b)はニードル低リフト
時の(a)のA−A線断面図であり、(c)はニードル
最大リフト時の(a)のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第1実施例によるニードルがリフトし
た状態を示す図である。
【図5】(a)は本発明の第1実施例における斜め溝を
流れる燃料流速を軸方向と円周方向に分解する説明図で
あり、(b)はニードルのリフト量と燃料流速との関係
を示す特性図であり、(c)はニードルのリフト量と噴
霧角との関係を示す特性図である。
【図6】本発明の第2実施例によるノズル部を示す断面
図である。
【図7】本発明の第3実施例による燃料噴射装置を示す
断面図である。
【図8】本発明の第4実施例による燃料噴射装置を示す
断面図である。
【図9】従来の燃料噴射装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 ノズル部 3 制御電磁弁 4 制御ピストン(ピン) 14 ロッド(ピン) 15 第一ばね(第一の付勢手段) 16 第二ばね(第二の付勢手段) 17 ノズルホルダ 19 プレッシャピン(ピン) 20 ノズルボディ 25 渦巻き室 30 ニードル 70 制御室
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 61/18 310 F02M 61/18 310A 320 320D 61/20 61/20 P (72)発明者 伊達 健治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3G066 AB02 AD12 BA17 BA19 BA22 BA24 BA25 BA26 BA40 CC06T CC08T CC14 CC26 CC30 CC42 CC48 CC52 CC55 CC61 CC64T CC66 CC67 CC68U CC70 CE13 CE22 DA08 DA12 DA14 DA16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の気筒内に燃料を噴射する噴孔
    を有するノズルボディと、 前記ノズルボディ内に軸方向に摺動自在に設けられ前記
    噴孔を開閉するニードルと、 前記ニードルを開弁方向に付勢する燃料圧力と、前記ニ
    ードルを閉弁方向に付勢する複数の付勢手段の付勢力と
    の均衡により、前記ニードルを段階的にリフトさせる手
    段と、 前記ニードルと前記ノズルボディとの間に設けられ、前
    記ニードルのリフトに従い噴射される燃料の噴射率及び
    噴霧状態を変化させる燃料流路とを有することを特徴と
    する燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記ニードルを閉弁方向に付勢する第一
    の付勢手段と、前記ニードルのリフトが第一のリフト以
    上のとき前記ニードルを閉弁方向に付勢する第二の付勢
    手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料
    噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の付勢手段の付勢力をニードル
    に負荷するピンを有し、前記ピンの少なくとも一つは燃
    料圧力を受けて前記ニードルを閉弁方向に付勢すること
    を特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の燃料
    噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記ニードルを閉弁方向に付勢するピン
    の断面積は、前記ニードルが開弁時に油圧力を受ける断
    面積より小さく形成されることを特徴とする請求項3に
    記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記ニードルを閉弁方向に付勢するピン
    の断面積は、前記ニードルが閉弁時に油圧力を受ける断
    面積と開弁時に油圧力を受ける断面積の中間に形成され
    ることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記燃料流路は、前記ニードルのリフト
    に従い噴霧角を変化させる渦巻き室を有することを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料噴射装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の噴孔を有し、前記ニードルのリフ
    トに従い開口する噴孔を変更することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記ピンに付勢する燃料圧力を制御する
    制御室を有することを特徴とする請求項3〜7のいずれ
    か一項に記載の燃料噴射装置。
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