JP2000176768A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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JP2000176768A
JP2000176768A JP10348149A JP34814998A JP2000176768A JP 2000176768 A JP2000176768 A JP 2000176768A JP 10348149 A JP10348149 A JP 10348149A JP 34814998 A JP34814998 A JP 34814998A JP 2000176768 A JP2000176768 A JP 2000176768A
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JP
Japan
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fixing member
height adjusting
film forming
substrate fixing
adjusting member
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Withdrawn
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JP10348149A
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English (en)
Inventor
Masanori Sakai
正憲 境
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成膜プロセス終了後に成膜装置の各部材が固
着せず、容易に解体することのできる成膜装置を提供す
ること。 【解決手段】 被処理基板を固定可能な基板固定部材2
と、これを保持する保持台3と、基板固定部材2と保持
台3との間に設けられるとともに基板固定部材2の高さ
を任意に変更できる高さ調整部材4と、保持台3に固定
され且つ基板固定部材2および高さ調整部材4の位置を
決定する位置決め部材5とを備えた成膜装置において、
高さ調整部材4と基板固定部材2、保持台3と位置決め
部材5とが面接触しない形状構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、成膜装置に関す
るものであり、さらに詳しくは成膜プロセス終了後に成
膜装置の各部材を容易に解体することのできる成膜装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造に用いられている成膜
装置の一例を図4に示す。図4の成膜装置10は、被処
理基板を固定可能な基板固定部材2と、これを保持する
保持台3と、この基板固定部材2と保持台3との間に設
けられ、かつ基板固定部材2の高さを任意に変更できる
高さ調整部材4を有する。
【0003】次に図5において、図4のA−A線に沿っ
た断面図を示す。高さ調節部材4の内部には、基板固定
部材2および高さ調整部材4の位置を決定する、保持台
3に固定された位置決め部材5が設けられている。
【0004】このような従来の成膜装置は、被処理基板
に堆積する膜厚の、面内または面間均一性を向上するた
め、高さ調整部材4の高さを変化させて、被処理基板の
上部の空間体積を変え、成膜種の反応量を調整すること
が行われている。つまり、高さ調整部材4の寸法を変え
たものを複数個用意して、それを交換することで、基板
固定部材2の高さを変化させている。このようにすれ
ば、被処理基板に堆積する膜厚の面内または面間均一性
が、高さ調整部材4の交換のみで得られるためコストが
それほどかからない。以上の構成によれば、基板固定部
材2及び保持台3とは共に高さ調整部材4と面接触して
おり、また、基板固定部部材2と位置決め部材5及び高
さ調整部材4と位置決め部材5とが線接触している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成によれば、成膜実施後、基板固定部材2、保持
台3、高さ調整部材4の間、すなわち面接触部に膜が残
存し、この膜が接着材として機能してしまい、これらの
各部品間が固着し、解体時にそれぞれが破損してしまう
という問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような従来の問題点を
解決するためになされたもので、成膜プロセス終了後に
成膜装置の各部材が固着せず、容易に解体することので
きる成膜装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明に係る成膜装置は、被処理基板を固定可
能な基板固定部材と、これを保持する保持台と、前記基
板固定部材と前記保持台との間に設けられるとともに前
記基板固定部材の高さを任意に変更できる高さ調整部材
と、前記保持台に固定され且つ前記基板固定部材および
高さ調整部材の位置を決定する位置決め部材とを備えた
成膜装置において、前記基板固定部材と高さ調整部材と
が面接触せず(例えば点接触し)、前記保持台と高さ調
整部材とが面接触せず(例えば点接触し)、且つ前記高
さ調整部材と前記位置決め部材とが面接触しない(例え
ば線接触、または点接触する)形状構造としたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
を用いて説明する。なお、実施の形態において、図4に
示された構成物に対応する構成物については、図4と同
じ符号を付して説明する。また、実施の形態における成
膜装置の各構成物は、図4に示されたと同様に、被処理
基板を固定可能な基板固定部材2と、これを保持する保
持台3と、この基板固定部材2と保持台3との間に設け
られ、かつ基板固定部材2の高さを任意に変更できる高
さ調整部材4を有している。また、高さ調節部材4の内
部には、基板固定部材2および高さ調整部材4の位置を
決定する、保持台3に固定された位置決め部材5が設け
られている。
【0009】この発明の特徴とするところは、基板固定
部材2と高さ調整部材4とが面接触せず、保持台3と高
さ調整部材4とが面接触せず、且つ高さ調整部材4と位
置決め部材5とが面接触しないことにある。これら各部
材間の接触面積を極力少なくすることにより、成膜実施
後の膜の残存が抑制されて接着材として機能することが
なく、容易に解体することができるようになる。更に、
線接触部についても極力、点接触とするのが望ましい。
【0010】この発明は、上記の各部材間の接触条件が
維持されれば、どのような実施態様であってもその効果
が発現するものではあるが、以下に好適な態様について
説明する。図1は基板固定部材2と高さ調整部材4とが
面接触せず、且つ保持台3と高さ調整部材4とが面接触
しないようにする手段の一例を説明するための図であ
る。図1によれば、高さ調整部材の端部が曲面処理され
ていることにより、他方の部材との接触が線接触状態に
なる。
【0011】図2(a)および(b)は、高さ調整部材
4と位置決め部材5とが面接触および線接触しないよう
にする手段の一例を説明するための図である。図2
(a)および(b)は、それぞれ高さ調整部材4および
位置決め部材5の斜視図および断面図である。これらの
図によれば、高さ調整部材4が従来のようにストレート
管ではなく、テーパー形状管であり、内部に位置決め部
材5が設けられている。テーパー形状管にすることによ
り、位置決め部材5が高さ調整部材4に線接触すること
がなく、すなわち高さ調整部材4と位置決め部材5とは
点接触している。また図1と同様に、高さ調整部材4の
上下両端部4a,4bは曲面処理され、これと、基板固
定部材2および保持台3との間は線接触している。
【0012】なお、図2では高さ調整部材4にテーパー
形状管を採用したが、従来のストレート管であってもそ
の内部構造を変更すれば、上記のような各部材間の接触
条件を満たすことができる。図3(a)および(b)
は、高さ調整部材4の別の態様を説明するための図であ
り、ストレート管の形状を採用している。図3(a)お
よび(b)は、それぞれその斜視図および断面図であ
る。この図によれば、高さ調整部材4は管の上下両端部
4a,4bが曲面処理され、且つその内部には位置決め
部材5を点接触で保持可能な、これも曲面処理された突
起部6が設けられている。尚、解体の際、考えられ得る
固着は、高さ調整部材4と基板固定部材2、高さ調整部
材4と保持台3、高さ調整部材4と位置決め部材5、位
置決め部材5と基板固定部材2の間の固着であるが、実
施の形態において、位置決め部材5と基板固定部材2の
間について、考慮されていない(点接触とされていな
い)のは、実際には、基板固定部材2は非常に薄い部材
であって、図中に示される厚さは、見易くするため誇張
して描いたものであり、したがって、位置決め部材5と
基板固定部材2との間の接触面積は、位置決め部材5と
高さ調整部材4との接触面積に比べて極めて小さいため
に、従来から問題が生じていないからである。もちろん
これら位置決め部材5と基板固定部材2とを点接触とし
ても良いことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】この発明に係る成膜装置によれば、基板
固定部材と高さ調整部材とが面接触せず、保持台と高さ
調整部材とが面接触せず、且つ高さ調整部材と位置決め
部材とが面接触しないために、各部材間の接触面積が極
力少なくなり、成膜実施後の膜の残存が抑制されて接着
材として機能することがなく、容易に解体することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板固定部材2と高さ調整部材4とが面接触せ
ず、且つ保持台3と高さ調整部材4とが面接触しないよ
うにする手段の一例を説明するための図である。
【図2】(a)および(b)は、高さ調整部材4と位置
決め部材5とが面接触および線接触しないようにする手
段の一例を説明するための図である。
【図3】(a)および(b)は、高さ調整部材4の別の
態様を説明するための図である。
【図4】従来の半導体製造に用いられている成膜装置の
一例を示す図である。
【図5】図5において、A−A線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
2 基板固定部材 3 保持台 4 高さ調整部材 5 位置決め部材 6 突起部 10 成膜装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を固定可能な基板固定部材
    と、これを保持する保持台と、前記基板固定部材と前記
    保持台との間に設けられるとともに前記基板固定部材の
    高さを任意に変更できる高さ調整部材と、前記保持台に
    固定され且つ前記基板固定部材および高さ調整部材の位
    置を決定する位置決め部材とを備えた成膜装置におい
    て、 前記高さ調整部材と、該高さ調整部材に接触する少なく
    とも前記基板固定部材、前記保持台、前記位置決め部材
    とが面接触しない形状構造としたことを特徴とする成膜
    装置。
JP10348149A 1998-12-08 1998-12-08 成膜装置 Withdrawn JP2000176768A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107470940A (zh) * 2017-08-18 2017-12-15 广西汽车集团有限公司 一种支承架定位工装

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307