JP2000176426A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

Info

Publication number
JP2000176426A
JP2000176426A JP10356486A JP35648698A JP2000176426A JP 2000176426 A JP2000176426 A JP 2000176426A JP 10356486 A JP10356486 A JP 10356486A JP 35648698 A JP35648698 A JP 35648698A JP 2000176426 A JP2000176426 A JP 2000176426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
processed material
processing
gutter
processing tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10356486A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruji Furuta
東司 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP10356486A priority Critical patent/JP2000176426A/ja
Publication of JP2000176426A publication Critical patent/JP2000176426A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理物を、適正な処理状態で、処理部から回
収部へ排出させられる生ゴミ処理装置を提供すること。 【解決手段】 生ゴミを生分解して処理する処理部と、
生分解処理された処理物を回収する回収部と、処理部或
いは回収部からの臭気を脱臭して排気する脱臭排気部と
を備えた生ゴミの処理装置において、生ゴミを収容する
処理槽と、処理物を処理物回収器へ案内する排出樋との
間に、細粒の処理物を、処理槽から排出樋へ送る分送手
段を設ける。分送手段に、粗粒の処理物を処理槽へ戻す
再投入樋を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、家庭等の調理場や
食品工場などの食品加工現場、更には、野菜等の田畑な
ど食品生産現場から排出される生物系のゴミ一般を、分
解処理する生ゴミ処理装置に関する。特に、処理物を、
適正な処理状態で、処理部から回収部へ排出する構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】生ゴミを生分解処理する生ゴミ処理装置
は、諸々の装置が既に市場で流通している。例えば、生
ゴミを発酵処理する処理部と、発酵処理された処理物を
回収する回収部と、処理部からの臭気を脱臭して排気す
る脱臭排気部と、を備えた生ゴミ発酵処理装置は、公知
である。この種の生ゴミ処理装置では、生ゴミは、ま
ず、発酵菌等の発酵促進材料と共に、処理部の発酵処理
槽に投入される。投入された生ゴミは、発酵処理槽に装
備された回転撹拌爪によって撹拌され、発酵熟成を促進
される。発酵処理された処理物は、回収部の処理物回収
器へ収容される。そして、最終処理物は、肥料などとし
て再利用される。
【0003】従来、処理物は、回転撹拌爪によって持ち
上げられ、発酵処理槽の側壁の上部に設けられた切欠窓
へ誘導され、排出樋を通って、処理物回収器へ排出され
ていた。この構成によると、回転撹拌爪の駆動に伴っ
て、処理物が有効に処理槽から回収器へ排出される利点
があった。
【0004】しかし、粉砕が不十分で粗粒の処理物が排
出されてしまったり、逆に、細粒になりすぎて塵芥状に
なった処理物が、処理槽の底部に固着して排出されない
不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みて創出されたものであり、その目的は、処理物
を、適正な処理状態で、処理部から回収部へ排出させら
れる生ゴミ処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の生ゴミ処理装置は、次の構成を備える。す
なわち、生ゴミを生分解して処理する処理部と、生分解
処理された処理物を回収する回収部と、処理部或いは回
収部からの臭気を脱臭して排気する脱臭排気部とを備え
た生ゴミの処理装置において、生ゴミを収容する処理槽
と、処理物を処理物回収器へ案内する排出樋との間に、
細粒の処理物を、処理槽から排出樋へ送る分送手段を設
ける。
【0007】分送手段に、粗粒の処理物を処理槽へ戻す
再投入樋を設けて、処理物の再分解処理に寄与させても
よい。
【0008】このような分送手段としては、処理槽の底
部近傍に処理物の入口と、処理物を入口から上方へ移送
するスクリューコンベアと、スクリューコンベアを内装
する分送管の排出樋に面する管壁に設けられ、細粒の処
理物を排出樋へ送る排出孔と、スクリューコンベアで分
送管の上部へ移送された粗粒の処理物を、処理槽へ戻す
再投入樋と、を備えたものが好適に利用できる。
【0009】ここで、スクリューコンベアに切刃を設け
て、処理物の細粒化に寄与させてもよい。
【0010】排出孔に、その開口面積を調節するスライ
ド板を設けて、排出する処理物の粒度の調整に寄与させ
てもよい。
【0011】処理物が再投入樋で移送される量を、分送
管で移送される量より少なくなるようにして、移送最中
の処理物の細粒化と、排出孔から排出される処理物の細
粒化に寄与させてもよい。
【0012】生ゴミの生分解処理を、発酵による方法で
構成して、連続運転と経費節減に寄与させてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面の
例に基づいて説明する。本発明は、生ゴミを生分解して
処理する処理部と、生分解処理された処理物を回収する
回収部と、処理部或いは回収部からの臭気を脱臭して排
気する脱臭排気部と、を備えた任意の生ゴミ処理装置を
対象とすることができる。しかし、以下では、好適実施
例として、典型的な生ゴミ発酵処理装置を例示して説述
する。なお、本発明の構成は、その主旨から逸脱しない
限り適宜設計変更可能なものである。
【0014】ここでは、生ゴミは、処理部で発酵菌によ
って分解処理される。発酵による処理方法は、連続運転
と経費節減の点で利用価値が高い。しかし、生ゴミの処
理方法は、発酵菌によって糖質を分解する狭義の発酵に
限らず、他の微生物が関与する諸々の生分解や、微生物
より薬品類の関与が深い分解処理であってもよい。
【0015】例えば、澱粉やセルロース、キチンなどの
天然高分子、ポリカプロラクトンなどの合成高分子を分
解する微生物を、発酵菌に混入させてもよい。すると、
これら高分子を原料とした生分解性プラスティックで形
成された包装材や容器も、分解処理される。そのため、
生ゴミを、包装材や容器から分ける必要なく、一緒に処
理部へ投入して分解処理することが可能になる。
【0016】図1及び2は、本発明による生ゴミ発酵処
理装置の正面断面図及び側面断面図である。 1.要部構成 生ゴミ発酵処理装置は、その主な構成要素として、少な
くとも、処理部(S)、回収部(K)、脱臭排気部
(D)を備える。処理部(S)は、生ゴミを発酵熟成さ
せて生分解処理する部分であり、回収部(K)は、処理
部(S)で処理された処理物を回収する部分であり、脱
臭排気部(D)は、処理部(S)或いは回収部(K)か
らの臭気を脱臭して排気する部分である。なお、処理物
は、回収部(K)から装置外へ取り出され、肥料等とし
て再利用される。
【0017】2.生ゴミ投入部 この生ゴミ発酵処理装置は、立脚姿勢では縦長の略直方
体であり、その上面に、平板状の蓋(10)が、開閉自
在に設置されている。生ゴミは、この蓋(10)を開け
て投入され自由落下し、その直下の処理部(S)に収容
される。蓋(10)の内部(11)は中空であり、発泡
樹脂等の断熱材が充填されている。
【0018】3.処理部(S) 処理部(S)において、生ゴミは、処理槽(20)内
で、回転撹拌爪(30)によって撹拌されることで、発
酵熟成が促進され処理される。処理の際に生じる臭気
は、脱臭排気部(D)へ送られて脱臭された後に排気さ
れる。処理物は、処理槽(20)の下に位置する回収部
(K)へ送られて装置外へ排出される。
【0019】3−1.処理槽(20) 処理槽(20)は、生ゴミの投入口(20a)が、上方
の蓋(10)に面して開口し、生ゴミの溜まる底部(2
0b)が、U字状に形成されている。この底部(20
b)のU字形状は、図2に明示されるように、撹拌爪
(30)の回転軌跡に呼応させるためである。処理槽底
部(20b)の裏面には、パネルヒーター(25)が略
全面にわたって張設され、処理槽(20)の室温が加熱
制御されている。室温は、およそ45〜50℃が発酵熟
成に好適である。処理槽(20)は、2重の槽になって
いて、内外の槽壁の間に中空部分(21)が設けられ、
断熱が図られている。
【0020】また、処理槽(20)は、仕切板(24)
によって、第1処理槽(22)と第2処理槽(23)と
に分割されている。第1処理槽(22)は、処理物の移
送経路における上流側に位置し、主に生ゴミの破砕発酵
に利用され、第2処理槽(23)は下流側に位置し、主
に生ゴミの発酵熟成に利用される。仕切板(24)の上
部には、切欠窓(24w)が設けられ、処理物の移送通
路として機能している。
【0021】3−2.回転撹拌爪(30) 処理槽(20)には、細長い薄板状の撹拌爪(30)が
複数連架されている。撹拌爪(30)は、その中央に設
けられた孔に、撹拌爪支軸(31)を貫通されて支持さ
れる。撹拌爪(30)の長さは、処理槽底部(20b)
のU字形状における円弧の径より若干短い。撹拌爪支軸
(31)は、処理槽底部(20b)の円弧の中心位置で
水平に懸架され、回転駆動される。この配置により、処
理槽(20)に投入された生ゴミは、処理槽底部(20
b)と撹拌爪(30)先端との間で着実に破砕される。
撹拌爪(30)を回転させて生ゴミを撹拌するのは、生
ゴミに十分な空気を均等に供給しながら破砕すると共
に、熱伝導を促進するためである。これによって、生ゴ
ミの発酵熟成と乾燥が、均一に高速で行なわれる。な
お、撹拌爪支軸(31)は、モーター(35)の動力を
伝動チェーン(33)を介して受けて回転駆動される。
【0022】3−3.生ゴミ発酵熟成方法 生ゴミは、上記のように、処理槽(20)に投入され、
ヒーターによる加熱と撹拌爪(30)による撹拌を受け
て、発酵熟成されて処理される。生ゴミを発酵させるた
めには、発酵菌が必要である。そこで、初めて生ゴミを
投入する場合や、発酵菌を補給したい場合には、発酵菌
の付着した副資材を処理槽(20)に投入する。その副
資材としては、好気性の発酵菌を種菌として付着させた
おが屑やゼオライトなどが好適である。生ゴミは、例え
ば1ヶ月等の所定期間、処理槽(20)に滞留され、発
酵熟成処理された後、回収部(K)へ送られる。この
際、処理槽(20)に、生ゴミの半処理物を一部残留さ
せておくと、それに発酵菌が含有されているので、生ゴ
ミを追加して連続投入することができ、処理効率が芳し
い。
【0023】生ゴミを効率よく着実に発酵熟成させるた
めには、処理槽(20)の環境を調整したり、撹拌爪
(30)による撹拌を制御することが好ましい。
【0024】3−3−1.処理槽(20)の環境調整 処理槽(20)の室内を、生ゴミが発酵熟成し易い環境
になるように調整するパラメーターとしては、温度、p
Hなどが挙げられる。温度は、処理槽底部(20b)の
裏面に張設されたヒーター(25)によって調整し、p
Hは、石灰や米糠等のpH調整剤を添加することによっ
て調整する。発酵菌の活性を向上させるためには、酸素
発生剤を添加する。
【0025】3−3−2.撹拌爪(30)の撹拌制御撹
拌爪(30)による撹拌運転を制御する際のパラメータ
ーとしては、生ゴミの内容や量、含水率などが挙げられ
る。生ゴミの内容が、蛋白質分の高い肉類など発酵し易
い物か、繊維質の野菜など発酵し難い物かによって、撹
拌爪(30)の回転速度や回転数を変えたり、場合によ
っては形状の異なる撹拌爪に交換したりする。生ゴミの
処理程度に応じて、運転様式は変えられる。その運転様
式としては、生ゴミが液状化しない程度に粉砕する破砕
運転や、加熱しながら断続的に短い時間だけ撹拌する発
酵運転、放置時間の長い熟成運転などが挙げられる。
【0026】4.回収部(K) 発酵熟成処理された処理物は、処理槽(20)に連通す
る排出樋(42)を経て、その下に位置する回収部
(K)へ送られる。回収部(K)には、箱形の処理物回
収器(40)が備わり、排出樋(42)から落下する処
理物を収容する。処理物回収器(40)は、生ゴミ発酵
処理装置の外面に開口した処理物排出口(41)に、引
き出し自在に挿入設置されている。これによって、回収
器(40)に充満した処理物は、装置外へ排出され肥料
等として再利用される。
【0027】5.脱臭排気部(D) 発酵熟成処理の際に生じる臭気は、脱臭排気部(D)へ
送られて脱臭された後に排気される。脱臭排気部(D)
は、臭気を脱臭して排気する脱臭ケース(60)と、こ
の脱臭ケース(60)へ生ゴミ処理槽(20)を連通す
る臭気案内ダクト(50)を備える。回収部(K)の処
理物回収器(40)と脱臭ケース(60)とを連通する
臭気案内ダクトを付設して、回収部(K)からの臭気を
も脱臭するように構成してもよい。
【0028】5−1.臭気案内ダクト(50) 生ゴミ処理槽(20)の上部には、幅広の通気口(5
1)が、図示しない網状体を装備されて開口している。
この通気口(51)に、臭気案内ダクト(50)の上流
端(50a)が連結される。そして、下流端(50b)
が、脱臭ケース(60)天井壁のダクト連結口(61)
に連結される。
【0029】5−2.脱臭ケース(60) 脱臭ケース(60)は、横長の略箱形であり、臭気案内
ダクト下流端(50b)が連結された端部であるダクト
連結口(61)の他端に、排気口が開口している。臭気
案内ダクト(50)から流入した臭気は、脱臭ケース
(60)内を、ダクト連結口(61)から排気口へ向か
って流れる。その際、臭気を脱臭する脱臭器としてのオ
ゾン発生器や、熱触媒によって脱臭される。なお、脱臭
排気作用は、オゾン発生器のオゾン発生量や、排気口に
設けられた排気ファンの回転速度などによって調整され
る。
【0030】6.本発明 以上のような生ゴミ発酵処理装置において、本発明は、
生ゴミを収容する処理槽(20)と、処理物を処理物回
収器(40)へ案内する排出樋(42)との間に、処理
物の分送手段(70)を付設して改良を施した。分送手
段(70)とは、処理槽(20)から供給された処理物
が、細粒ならば排出樋(42)へ送り、粗粒ならば処理
槽(20)へ戻す機能を有する。この分送手段(70)
によって、処理物は、適正な処理状態で、処理槽(2
0)から処理物回収器(40)へ排出させられる。詳細
は以下の通りである。
【0031】分送手段(70)は、処理槽(20)と排
出樋(42)との間、すなわち、第2処理槽(23)の
下流側に並んで配置される。第2処理槽(23)から処
理物を供給される円筒状の分送管(71)は、略鉛直に
立脚し、その底部に処理物の入口(72)が開口する。
処理物の入口(72)が、第2処理槽(23)の底部に
隣接して配置するので、細粒になりすぎて塵芥状になっ
てしまった処理物も、入口(72)から分送管(71)
へ供給される。そのため、塵芥状になってしまった処理
物が、第2処理槽(23)の底部に固着して排出されな
かった従来の不都合が解消される。
【0032】分送管(71)には、スクリューコンベア
(73)が内装される。入口(72)から分送管(7
1)へ供給された処理物は、このスクリューコンベア
(73)によって、分送管(71)中を上方へ移送され
る。この移送の際、処理物は、細粒ならば、分送管(7
1)から排出孔(74)を通って排出樋(42)へ送ら
れ、粗粒ならば、分送管(71)の上端に達し、再投入
樋(76)を経て処理槽(20)へ戻される。
【0033】排出孔(74)は、排出樋(42)に面す
る分送管(71)の管壁に多数設けられる小孔である。
細粒の処理物は、分送管(71)の中でスクリューコン
ベア(73)によって上方へ移送される途中、この排出
孔(74)を通って排出樋(42)へ排出される。
【0034】排出孔(74)の設けられた分送管(7
1)の管壁には、排出孔(74)の開口面積を調節する
スライド板(75)が付設される。スライド板(75)
は、留めネジ(75a)によって分送管(71)に固定
される。スライド板(75)には、排出孔(74)の分
布形態と同様の孔が開口している。スライド板(75)
の位置をずらすと、排出孔(74)の開口面積が変わ
り、そこを通過できる処理物の粒度を調整することが可
能になる。
【0035】粗粒なために排出孔(74)を通過できな
かった処理物は、スクリューコンベア(73)によって
分送管(71)の上端まで達する。そして、再投入樋
(76)へ案内され、処理槽(20)へ戻される。
【0036】再投入樋(76)の径は、分送管(71)
の径より小さく設計されている。そのため、処理物が再
投入樋(76)で移送される量の方が、分送管(71)
で移送される量より少ない。従って、分送管(71)中
に滞留した処理物は、スパイラ(73b)に押し付けら
れながら移送されるので細粒化される。また、分送管
(71)の管壁に押し付けられた処理物は、排出孔(7
4)から強制的に排出されると同時に細粒化される。
【0037】なお、スクリューコンベア(73)に、切
刃を付設して、処理物の細粒化に一層寄与させてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を備えることによ
って、下記の効果を奏する。請求項1に記載の生ゴミ処
理装置によると、処理槽と排出樋との間に、細粒の処理
物を排出樋へ送る分送手段を備える。そのため、処理物
は、適正な処理状態で、処理槽から処理物回収器へ排出
させられる。
【0039】請求項2に記載の装置によると、分送手段
が、粗粒の処理物を処理槽へ戻す再投入樋を備える。そ
のため、粗粒の処理物が排出されずに再分解処理され、
適正な処理状態になった後に、処理槽から処理物回収器
へ排出される。
【0040】請求項3に記載の装置によると、分送手段
が、処理槽の底部近傍に処理物の入口を配置し、処理物
をこの入口から上方へ移送するスクリューコンベアと、
スクリューコンベアを内装する分送管の排出樋に面する
管壁に設けられ、細粒の処理物を排出樋へ送る排出孔
と、スクリューコンベアでその上部へ移送された粗粒の
処理物を、処理槽へ戻す再投入樋とを備える。このよう
な簡素な構成によって、処理物は、確実に分送される。
また、分送手段の入口が、処理槽の底部近傍にあるた
め、細粒になりすぎて塵芥状になってしまった処理物
も、分送管へ供給されので、処理槽での残留が抑止され
る。
【0041】請求項4に記載の装置によると、スクリュ
ーコンベアが切刃を備えるので、処理物が移送される最
中に一層細粒化される。
【0042】請求項5に記載の装置によると、排出孔
に、その開口面積を調節するスライド板が設けられるの
で、排出する処理物の粒度を自在に調整することができ
る。
【0043】請求項6に記載の装置によると、処理物が
再投入樋で移送される量の方が、分送管で移送される量
より少ないため、分送管中に滞留した処理物が押圧され
るので、移送最中の処理物が細粒化されると共に、細粒
化された処理物が排出孔から強制的に排出され、排出効
率も向上する。
【0044】請求項7に記載の装置によると、発酵によ
り生ゴミが生分解処理されるので、連続運転と経費節減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の正面断面図
【図2】同、側面断面図
【符号の説明】
S 処理部 K 回収部 D 脱臭排気部 10 蓋 11 中空部分 12 開閉支軸 13 取手 20 処理槽 20a 投入口 20b 底部 21 中空部分 22 第1処理槽 23 第2処理槽 24 仕切板 24w 切欠窓 25 パネルヒーター 26 側壁 27 流入規制片 28 切欠窓の高さ調整部材 30 撹拌爪 31 撹拌爪支軸 32、34 スプロケット 33 伝動チェーン 35 モーター 40 処理物回収器 41 処理物排出口 42 排出樋 42a 排出樋の上流端 42b 排出樋の下流端 50 臭気案内ダクト 50a 臭気案内ダクトの上流端 50b 臭気案内ダクトの下流端 51 通気口 60 脱臭ケース 61 ダクト連結口 70 分送手段 71 分送管 72 入口 73 スクリューコンベア 73a 駆動軸 73b スパイラ 74 排出孔 75 スライド板 75a 留めネジ 76 再投入樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F040 BA01 DA07 EA02 4D004 AA03 AC01 AC10 BA04 CA04 CA19 CA44 CA48 CB04 CB05 CB13 CB28 CB32 CB43 CB44 CC01 CC08 CC09 CC12 CC15 CC20 DA02 DA06 DA20 4H061 AA03 CC42 CC55 FF07 GG12 GG13 GG14 GG49 GG67 HH42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生ゴミを生分解して処理する処理部と、 生分解処理された処理物を回収する回収部と、 処理部或いは回収部からの臭気を脱臭して排気する脱臭
    排気部とを備えた生ゴミの処理装置であって、 生ゴミを収容する処理槽と、 処理物を処理物回収器へ案内する排出樋との間に、 細粒の処理物を、処理槽から排出樋へ送る分送手段を備
    えることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】分送手段が、 粗粒の処理物を、処理槽へ戻す再投入樋を備える請求項
    1に記載の生ゴミ処理装置。
  3. 【請求項3】分送手段が、 処理槽の底部近傍に、処理物の入口と、 処理物を、入口から上方へ移送するスクリューコンベア
    と、 スクリューコンベアを内装する分送管の排出樋に面する
    管壁に設けられ、細粒の処理物を排出樋へ送る排出孔
    と、 スクリューコンベアで分送管の上部へ移送された粗粒の
    処理物を、処理槽へ戻す再投入樋と、を備える請求項2
    に記載の生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】スクリューコンベアが、 切刃を備える請求項3に記載の生ゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】排出孔が、 その開口面積を調節するスライド板を備える請求項3ま
    たは4に記載の生ゴミ処理装置。
  6. 【請求項6】処理物が、 分送管で移送される量より、 再投入樋で移送される量の方が少ない請求項3ないし5
    に記載の生ゴミ処理装置。
  7. 【請求項7】生ゴミの生分解処理が、 発酵による方法である請求項1ないし6に記載の生ゴミ
    処理装置。
JP10356486A 1998-12-15 1998-12-15 生ゴミ処理装置 Withdrawn JP2000176426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10356486A JP2000176426A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 生ゴミ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10356486A JP2000176426A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 生ゴミ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000176426A true JP2000176426A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18449265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10356486A Withdrawn JP2000176426A (ja) 1998-12-15 1998-12-15 生ゴミ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000176426A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000176426A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2022007833A (ja) 生ゴミ処理方法、及び、生ゴミ処理機
JP2000271558A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000176417A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000153251A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000176407A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001025743A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001025741A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000176406A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001121111A (ja) 生ゴミの処理方法および処理装置
JP2000153257A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2003320358A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000288522A (ja) 生ゴミ処理方法及び装置
JP2000126728A (ja) 生ゴミ生分解処理装置
JP2000153258A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2000176418A (ja) 生ゴミ処理方法及び装置
JPH08259363A (ja) 厨芥のコンポスト化方法及び装置
JP2001219141A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001025742A (ja) 生ゴミ処理方法及び装置
JP2000126731A (ja) 生ゴミ生分解処理装置
JP2003181426A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001113250A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2001025747A (ja) 生ゴミ処理装置
JP2003181428A (ja) 生ゴミ処理装置の異常検出方法
JPH1029883A (ja) 有機物の堆肥化処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307