JP2000176307A - ドラム型磁性体選別回収装置 - Google Patents

ドラム型磁性体選別回収装置

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JP2000176307A JP10375636A JP37563698A JP2000176307A JP 2000176307 A JP2000176307 A JP 2000176307A JP 10375636 A JP10375636 A JP 10375636A JP 37563698 A JP37563698 A JP 37563698A JP 2000176307 A JP2000176307 A JP 2000176307A
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映 矢野
Toshimi Kawahara
登志美 川原
Norio Fukazawa
則雄 深澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原料中に混在する微小形状の弱磁性体異物の
選別回収を確実に行なうことができるドラム型磁性体選
別回収装置を提供する。 【解決手段】 原料供給手段と、その下方に回転自在に
設置された、外周面に複数の磁極を有する永久磁石部材
を備えた円筒状磁石ドラムと、磁性体異物排出口と、非
磁性体排出口とを有するドラム型磁性体選別回収装置に
おいて、前記磁石ドラムは、原料を受け取る表面層と永
久磁石部材とを備え、永久磁石部材は、外周部が歯車状
に形成された断面形状を有する磁性部材と、前記磁性部
材の外周凹部に設置され、前記磁石ドラムの接線方向と
同一の磁化方向を有する第一の磁石と、前記磁性部材の
外周凸部に設置され、前記磁石ドラムの法線方向と同一
の磁化方向を有する第二の磁石とを有し、前記第一の磁
石は、同極性の磁極が対向するように配置され、前記第
二の磁石は、前記磁石ドラムの外周側の磁極が、隣接す
る第一の磁石の接触面の磁極と同極性となるように配置
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体に混在する
極微細な磁性体異物および弱磁性体異物を分離、回収す
るためのドラム型磁性体選別回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉粒体中に混在する磁性体異物(鉄屑、
鉄粉など)を回収するために、ドラム型磁性体選別回収
装置が使用されている。図5に従来のドラム型磁性体選
別回収装置の断面を示す。図5において、1はケースで
あり、その内部に半円筒状の磁石ドラム2を内蔵した円
筒状非磁性ドラム3が回転自在に配置されている。ま
た、非磁性ドラム3の表面には対称位置に2個のスクレ
ーパ11が設けられている。ケース1の上部には、処理
物である原料5を受け取るホッパー4と、原料5を下方
に導く案内板6と、原料5を磁石ドラム2側へ連続的に
適量供給するダンパー7が設けられている。ケース1の
下部には、仕切部材12とその両側に位置する非磁性体
排出口9および磁性体異物排出口13が設けられてい
る。
【0003】図6に上記の非磁性ドラム3の構造を示
す。円筒状磁性部材14は、アーム17を介してシャフ
ト18に固定されている。鉄鋼材料で形成された磁性部
材14の外周面には、非磁性ドラム3側がN極になるよ
うに厚さ方向に磁化された永久磁石15と、非磁性ドラ
ム3側がS極になるように厚さ方向に磁化された永久磁
石16とが交互に等間隔を保ち配列され、磁性部材14
を介して磁気回路を構成する。すなわち永久磁石15の
N極から流出した磁束aは、非磁性ドラム3の表面に磁
界を発生させ磁性体異物10を貫通して磁気吸着させた
後、永久磁石16のS極に戻る磁気回路を構成する。
【0004】上記の装置によれば、次のようにして原料
中の異物が回収される。ホッパー4から投入された原料
5中の非磁性体である主原料8は、磁石ドラム2から発
生する磁力の影響を受けないために、自重により自由落
下して非磁性体排出口9から排出される。一方、原料5
中に混在する磁性体異物10は、磁石ドラム2から発生
する磁力の影響を受けるため非磁性ドラム3の表面に吸
着される。非磁性ドラム3を反時計方向RDに回転させ
ると、磁性金属異物10は非磁性ドラム3の表面に吸着
された状態で、スクレーパ11によってケース1の下部
に搬送される。この磁性体異物10は、仕切部材12の
図面右側領域に搬送されると磁石ドラム2から発生する
磁力の影響から解放され、非磁性ドラム3の表面から落
下して磁性体異物排出口13から排出されて主原料8か
ら分離回収される。上記のように、従来のドラム型磁性
体選別回収装置は、原料5中に混在する磁性金属異物1
0を磁石ドラム2の磁力で非磁性ドラム3の表面に吸着
させ、スクレーパ11によって搬送することにより、主
原料8との選別回収を行なっている。
【0005】一方、特開平9−173890号に示され
るように、回転自在に設置した円筒状非磁性ドラム内部
に、外周面に複数の永久磁石を有する半円筒状磁性部材
が固定配置された磁石ドラムを有し、前記磁石ドラム
は、外周部が歯車状に形成された断面形状を有する磁性
部材と、前記磁性部材の外周凹部に設置され、前記磁石
ドラムの接線方向と同一の磁化方向を有する第一の磁石
と、前記磁性部材の外周凸部に設置され、前記磁石ドラ
ムの法線方向と同一の磁化方向を有する第二の磁石とを
有し、前記第一の磁石は、同極性の磁極が対向するよう
に配置され、前記第二の磁石は、前記円筒状非磁性ドラ
ム側の磁極が、隣接する第一の磁石の接触面の磁極と同
極性となるように配置されている磁性体選別回収装置が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のド
ラム型磁性体選別回収装置では、磁石ドラムは図8に示
すような磁気回路構造を有し、磁石ドラムから発生する
磁力の強度に限界があるため、吸着選別回収される磁性
体異物が微小形状且つ弱磁性体になると選別回収率が著
しく低下するという問題点を有していた。また、特開平
9−173890号の装置でも、磁石ドラムと磁性体異
物を吸着する非磁性ドラム表面との間の距離が大である
ため、非磁性ドラム表面の磁力は磁石ドラム上の永久磁
石配列が作る磁力より低下する。従って、長さ50μm
以下の極微小磁性体および弱磁性体の選別回収には適さ
ないという問題点があった。
【0007】従って本発明の目的は、粒径0.1mm以
下程度の極微小磁性体異物および弱磁性体異物を効率良
く回収することのできるドラム型磁性体選別回収装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の手法に
より解決できる。すなわち、原料供給手段と、その下方
に回転自在に設置された、外周面に複数の磁極を有する
永久磁石部材を備えた円筒状磁石ドラムと、磁性体異物
排出口と、非磁性体排出口とを有するドラム型磁性体選
別回収装置において、前記磁石ドラムは、原料を受け取
る表面層と永久磁石部材とを備え、永久磁石部材は、外
周部が歯車状に形成された断面形状を有する磁性部材
と、前記磁性部材の外周凹部に設置され、前記磁石ドラ
ムの接線方向と同一の磁化方向を有する第一の磁石と、
前記磁性部材の外周凸部に設置され、前記磁石ドラムの
法線方向と同一の磁化方向を有する第二の磁石とを有
し、前記第一の磁石は、同極性の磁極が対向するように
配置され、前記第二の磁石は、前記磁石ドラムの外周側
の磁極が、隣接する第一の磁石の接触面の磁極と同極性
となるように配置されていることを特徴とする、ドラム
型磁性体選別回収装置。
【0009】第一の磁石の内周側磁極面に非磁性板が接
着固定された磁石ユニットと、第二の磁石の内周側磁極
面に磁性板が接着固定された磁石ユニットとを有し、両
磁石ユニットは円周方向に沿って交互に、かつ少なくと
も機械的に前記磁性部材に固定されていることを特徴と
するドラム型磁性体選別回収装置。
【0010】前記磁石ドラムに付着した非磁性体を掻き
落とすためのブラシ、またはブレードを有することを特
徴とするドラム型磁性体選別回収装置。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の磁性体選別回収装
置の断面図、図2に図1の磁性ドラム2の1/4断面図
を示す。図1において、図7と同一部分は同一の参照符
号で示す。
【0012】図1において、1はケースであり、その内
部に表面に複数の磁極を有する永久磁石部材27と、そ
の表面を保護するための表面層28とを備えた磁石ドラ
ム2を有する。ケース1の上部には、原料5を受け取る
ホッパー4と、ホッパー4内に投入された原料5を下方
に導く案内板6と、原料5の供給量を制御するダンパー
7が設けられている。ケース1の下部は、仕切部材12
により二股に分かれていて、一方は原料5中の非磁性体
である主原料8を排出する非磁性体排出口9であり、他
方は原料5中の磁性体異物10を排出する磁性体異物排
出口である。26は磁石ドラム2の表面層28に吸着さ
れた磁性体異物10を掻き落とすためのブラシ(ブレー
ドでもよい)である。表面層28は、例えばSUS30
4等のオーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性体で
形成されるが、厚さが大きいと磁石ドラム2の表面磁束
密度が小さくなり磁性体異物の吸着力が低下するので、
2mm以下の厚さであることが好ましい。
【0013】図2において、円筒状に形成された磁性部
材14は外周部が歯車状の断面形状を有しており、凹部
14aと凸部14bが円周方向に沿って交互に形成され
ている。磁性部材14の凹部14aには、磁石ドラム2
の接線方向と同一の磁化方向を有する(磁石の幅方向に
沿って磁化されている)第一の磁石19、19´が設置
され、磁性部材14の凸部14bには、磁石ドラム2の
法線方向と同一の磁化方向を有する(磁石の厚さ方向に
沿って磁化されている)第二の磁石20、20´が設置
されている。また、隣接する第一の磁石19、19´
は、同極性の磁極が対向するように配置されている。す
なわち、一方の第一の磁石19は第二の磁石20側がS
極であり、他方の第一の磁石19´も第二の磁石20側
がS極となっている。さらに第二の磁石20、20´
は、外周側の磁極が隣接する第一の磁石の接触面の磁極
と同極性となるように配置されている。すなわち、隣接
する第一の磁石19、19´の接触面の磁極がS極であ
るため、第二の磁石20の外周側の磁極はS極となって
いる。
【0014】本発明においては、磁石ドラムを図2に示
すように構成することにより、第二の磁石20、20´
は磁性部材14の凸部にて磁気回路を構成する(磁束線
が凸部を通る)ため、有効磁路長は大きくなり、もって
磁石動作点が高くなる。また第二の磁石20、20´と
第一の磁石19、19´との間の反発力も作用するの
で、磁石動作点の向上と相俟って高磁力を得ることが可
能となる。
【0015】図3に本発明の磁石ドラム2の外周面にお
ける円周方向の磁束密度分布を示す。また、従来の装置
の磁石ドラム2の非磁性ドラム3の外周面における円周
方向の磁束密度分布を図7に示す。また、特開平9−1
73890号の装置における磁石ドラム2の非磁性ドラ
ム3の外周面における円周方向の磁束密度分布を図9に
示す。なお、磁石材質及び寸法等は後述の実験例と同様
である。本発明と従来例を比較すると、従来例および特
開平9−173890号の装置の磁束密度が290mT
および433mTであるのに対し、本発明の磁束密度は
832mTであり、従来の1.9〜2.9倍の高磁力を
得られることが判る。
【0016】図4に磁石ドラム2の他の例を示す。この
磁石ドラム2は、非磁性板21上に第一の磁石19、1
9´を接着固定した磁石ユニット24と、磁性板22上
に第二の磁石20、20´を接着固定した磁石ユニット
25とが円周方向に沿って交互に並ぶように、それぞれ
ボルト23により磁性部材14に固定した構造を採用し
ている。磁石ドラム2は接着固定と機械的固定を併用し
て組み立てられているので、磁力による反発力があって
も機械的に強制固定が可能なため組立性が向上し、組立
時間の短縮等によるコスト低減を図ることができる。
【0017】磁石ドラム2の表面層28に吸着された磁
性体異物10は、ブラシ(またはブレード)26により
掻き落とされ、磁性体異物排出口13に落下し回収され
る。本発明における磁性体選別回収装置では、大きい粒
径の磁性体異物や強磁性体異物を投入した場合、選別さ
れた磁性体異物が磁石ドラムの表面層に強固に吸着する
ために、ブラシ(またはブレード)による回収は困難と
なる。また、投入された磁性体異物が磁石ドラムの表面
層に吸着される際の衝撃により磁石が破損することもあ
る。従って、本発明における磁性体選別回収装置の選別
対象となる磁性体異物は、粒径0.1mm程度の極微小
磁性体異物および弱磁性体異物である。
【0018】また、本発明における磁性体選別回収装置
では、磁石ドラムの回転数が遅いほどより確実に磁性体
異物の選別回収が行なわれる。すなわち、必要な処理能
力に応じて磁石ドラムの回転数を変化させればよい。回
転数可変モータ等を使用し、磁石ドラムの回転数を無段
階で制御することも可能である。さらに、原料の投入速
度を小さくした方が磁性体異物をより確実に選別回収で
きる。フィーダ等を使用して原料の投入速度を一定にす
ることも効果的である。
【0019】(実施例)図1に示す本発明に係る磁石ド
ラム(図4)を採用した装置と、図5に示す従来の磁石
ドラム(図6)を採用した装置をそれぞれ製作し、これ
らの装置を用いて原料中に混在した磁性金属異物の回収
率を測定した。装置の構成はいずれも同様とし、主要寸
法および材質は以下のとおりである。 ケース高さ:750mm ケース幅 :475mm(シャフト方向) ケース長さ:380mm ケース材質:SS400 磁石ドラム回転数:20rpm(50Hz) 原料投入速度:50kg/h 磁石ドラム磁極数:18極 磁石材質:Nd−Fe−B系希土類磁石(日立金属製H
S−40AH)
【0020】概略形状外径5mm×高さ10mmの樹脂
ペレット5000cm3中に、平均粒径0.1mmの球
状弱磁性体1000gを混合させたものを処理物として
使用し、装置上端のホッパーより処理物を供給させ繰り
返し試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1より、従来の磁石ドラムを採用した装
置では平均回収率が88.7%であるのに対し、本発明
に係る磁石ドラムを採用した装置では平均回収率が9
9.8%となっている。従って、本発明に係る磁石ドラ
ムを採用した装置は、従来の磁石ドラムを備えたものよ
りも原料中に混在する極微小磁性体異物および弱磁性体
異物の選別回収をより確実に行なうことができることが
明らかである。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のような構成および作用を
有しているので、従来公知のドラム型磁性体選別回収装
置における問題点を解決し、特に原料中に混在する極微
小磁性体異物を精度良く確実に選別回収することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る装置の磁石ドラムの1
/4断面を示す図である。
【図3】図1の磁石ドラムの外周面における円周方向の
磁束密度分布である。
【図4】本発明の他の実施例に係る装置の磁石ドラムの
1/4断面を示す図である。
【図5】従来の装置の要部断面図である。
【図6】従来の磁石ドラムの構造を示す図である。
【図7】図6の磁石ドラムの非磁性ドラムの外周面にお
ける円周方向の磁束密度分布である。
【図8】特開平9−173890号の装置の磁石ドラム
の1/4断面を示す図である。
【図9】図8の磁石ドラムの非磁性ドラムの外周面にお
ける円周方向の磁束密度分布である。
【符号の説明】
1…ケース、2…磁石ドラム、3…非磁性ドラム、4…
ホッパー、5…原料、6…案内板、7…ダンパー、8…
主原料、9…非磁性体排出口、10…磁性体異物、11
…スクレーパ、12…仕切部材、13…磁性体異物排出
口、14…磁性部材、14a…凹部、14b…凸部、1
5、16…永久磁石、17…アーム、18…シャフト、
19、19´…第一の磁石、20、20´…第二の磁
石、21…非磁性板、22…磁性板、23…ボルト、2
4、25…磁石ユニット、26…ブラシ(ブレード)、
27…永久磁石部材、28…表面層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 映 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号富士通株式会社内 (72)発明者 川原 登志美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号富士通株式会社内 (72)発明者 深澤 則雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料供給手段と、その下方に回転自在に
    設置された、外周面に複数の磁極を有する永久磁石部材
    を備えた円筒状磁石ドラムと、磁性体異物排出口と、非
    磁性体排出口とを有するドラム型磁性体選別回収装置に
    おいて、 前記磁石ドラムは、原料を受け取る表面層と永久磁石部
    材とを備え、永久磁石部材は、外周部が歯車状に形成さ
    れた断面形状を有する磁性部材と、前記磁性部材の外周
    凹部に設置され、前記磁石ドラムの接線方向と同一の磁
    化方向を有する第一の磁石と、前記磁性部材の外周凸部
    に設置され、前記磁石ドラムの法線方向と同一の磁化方
    向を有する第二の磁石とを有し、 前記第一の磁石は、同極性の磁極が対向するように配置
    され、 前記第二の磁石は、前記磁石ドラムの外周側の磁極が、
    隣接する第一の磁石の接触面の磁極と同極性となるよう
    に配置されていることを特徴とする、ドラム型磁性体選
    別回収装置。
  2. 【請求項2】 第一の磁石の内周側磁極面に非磁性板が
    接着固定された磁石ユニットと、第二の磁石の内周側磁
    極面に磁性板が接着固定された磁石ユニットとを有し、
    両磁石ユニットは円周方向に沿って交互に、かつ少なく
    とも機械的に前記磁性部材に固定されていることを特徴
    とする請求項1記載のドラム型磁性体選別回収装置。
  3. 【請求項3】 前記磁石ドラムに付着した非磁性体を掻
    き落とすためのブラシ、またはブレードを有することを
    特徴とする請求項1記載のドラム型磁性体選別回収装
    置。
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