JP2000175012A - データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体

Info

Publication number
JP2000175012A
JP2000175012A JP10346362A JP34636298A JP2000175012A JP 2000175012 A JP2000175012 A JP 2000175012A JP 10346362 A JP10346362 A JP 10346362A JP 34636298 A JP34636298 A JP 34636298A JP 2000175012 A JP2000175012 A JP 2000175012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
communication
data communication
data
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10346362A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10346362A priority Critical patent/JP2000175012A/ja
Publication of JP2000175012A publication Critical patent/JP2000175012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー訂正モードまたはノーマルモードを用
いて中継通信を行なうデータ通信装置において、適切な
中継処理を行ない、中継宛先のユーザに不審を抱かせる
ことのないデータ通信方式を提供する。 【解決手段】 所定のメモリボックスにECM通信機能
を有する中継宛先AおよびBと、同機能を有さない中継
宛先Cが登録されており、中継指示局からの画像受信が
ノーマルG3モードにより行なわれ、しかもそこで伝送
エラーが生じていた場合、その旨の画像情報を生成し、
画像データに付加して宛先AおよびBへ送信する。たと
えば、「ライン抜けがあります」のような文字列を画像
データに展開し、エラーのあったページの所定位置に合
成して送信する。宛先Cに対してはノーマルG3モード
を用い、エラーの有無に関係なく、上記の中継依頼時に
生じた伝送エラーに関する情報は送信画像には付加しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のデータ通信
方式により、中継指示局から受信したデータを中継宛先
に中継送信する中継通信を行なうデータ通信手段を有す
るデータ通信装置、データ通信装置の制御方法、および
データ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュー
タ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置などの画像
通信装置において、データの中継通信を行なう技術が知
られている。
【0003】たとえば、中継指示局から中継指示ととも
に受信した画像などのデータ中継局が中継宛先(たとえ
ばA、B、Cの3つの宛先)に受信したデータを同報す
る構成が知られている。
【0004】また、最近では、ファクシミリ通信におい
て、ITU−T勧告T30に規定されるサブアドレス、
あるいはISDNなどのサブアドレスをメモリボックス
などと呼ばれる仮想的な宛先として用い、このメモリボ
ックスなどに受信したデータについて、メモリボックス
にあらかじめ設定された仕様の通信処理を行なう技術が
知られているが、このようなメモリボックスの機能を用
いて中継同報を行なうこともできる。たとえば、中継装
置のメモリボックスにA、B、Cの3つの中継宛先を設
定しておけば、サブアドレスでこのメモリボックスが指
定された場合にこれらの中継宛先に画像データを中継同
報することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の中継同報方式では、画像などのデータの伝
送中に発生したエラーの処理に関しては、公知の方式を
そのまま適用するだけで、何ら特別な処理を行なってい
なかった。
【0006】従来のG3ファクシミリ通信においては、
ノーマルG3モードによる伝送の他、ECM(エラー訂
正モード)による通信方式が知られているが、上記のよ
うな従来の中継方式では、いずれの通信モードを用いる
かは中継指示局と中継局、および中継局と中継宛先の間
で、それぞれ通信手順により独立して決定されていた。
たとえば、中継局の動作として見ると、ECM通信機能
を有する中継局は、相手局である中継指示局または中継
宛先がECM通信機能を有していればECM通信モード
を用いて画像の受信または送信を行ない、相手局である
中継指示局または中継宛先がECM通信機能を有してい
なければノーマルG3モードを用いて画像の受信または
送信を行なう。
【0007】したがって、中継指示局がECM通信機能
を有していないが、中継宛先はECM通信機能を有して
いる、というようなケースも考えられる。この場合、中
継局と中継宛先の間で、CRCエラーなどの伝送エラー
が生じた場合には、その部分の画像は訂正されずにその
まま中継局に転送されるだけなので、たとえ中継宛先が
ECM通信機能を有していたとしても、このエラーは訂
正することができない。
【0008】この問題は、中継指示局がECM通信機能
を有していない以上致しかたのない問題であるが、単に
エラーをそのまま記録してしまう従来の方式では、ユー
ザ、特に自機がECM通信機能を有していることを熟知
している中継宛先のユーザの不審をかう恐れがあった。
特に、エラー発生により慌てた中継宛先のユーザが、自
機の故障を疑い、無用の修理依頼などを行なってしまう
ことも考えられる。
【0009】以上のような問題はファクシミリ装置に限
定されるものではなく、エラー訂正モードを有する経路
およびエラー訂正モードを有さない経路を介して中継通
信を行なうデータ通信装置に共通するものである。
【0010】本発明の課題は、エラー訂正モードを有す
る経路およびエラー訂正モードを有さない経路を介して
中継通信を行なうデータ通信装置において、適切な中継
処理を行ない、中継宛先のユーザに不審を抱かせること
のないデータ通信方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、所定のデータ通信方式により、中
継指示局から受信したデータを中継宛先に中継送信する
中継通信を行なうデータ通信手段を有するデータ通信装
置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置
の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記
録媒体において、相手局との間で行なう通信の通信モー
ドがエラー訂正モードであるか否かを判定し、前記判定
の結果に応じて、前記データ通信手段により行なう中継
宛先に対する中継送信で送信する通信データまたは通信
モードを変更する構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、中継指示局との間で行な
う通信において発生した伝送エラーに関する情報を記憶
手段に記憶させ、前記判定により中継指示局との間の通
信モードがエラー訂正モードではないと判定された場
合、前記データ通信手段により中継宛先に対する中継送
信において前記記憶手段に記憶された伝送エラーに関す
る情報を所定の形式で中継宛先に送信させる構成を採用
した。
【0013】あるいはさらに、前記判定により、中継宛
先との間の通信モードがエラー訂正モードであると判定
された場合のみ、中継宛先に前記伝送エラーに関する情
報を所定の形式で中継宛先に送信させる構成を採用し
た。
【0014】あるいはさらに、前記データ通信手段によ
り行なわれる通信がファクシミリ画像通信であり、前記
伝送エラーに関する情報を画像データに変換して中継送
信する画像データに付与し、中継宛先に送信させる構成
を採用した。
【0015】あるいはさらに、前記伝送エラーに関する
情報を画像データに変換して中継送信する画像データに
付与し記録出力する構成を採用した。
【0016】あるいはさらに、前記判定により中継指示
局との間の通信モードがエラー訂正モードではないと判
定された場合、前記データ通信手段により、中継宛先の
通信機能に拘らずエラー訂正モードを用いずに中継指示
局から受信したデータを中継宛先に中継送信させる構成
を採用した。
【0017】あるいはさらに、所定のサブアドレス情報
に対応した通信仕様として中継送信処理をメモリボック
ス登録手段に登録し、中継指示局から所定のサブアドレ
ス情報を受信した場合前記メモリボックス登録手段に登
録された中継宛先に対して前記データ通信手段により中
継送信を行なう構成を採用した。
【0018】あるいはさらに、前記中継送信において、
複数の宛先に対して前記データ通信手段により中継同報
を行なう構成を採用した。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。以下では、ファクシミリ装置に関す
る実施形態を示す。
【0020】図1は本発明を採用したファクシミリ装置
の構成を示している。図1において符号2は、NCU
(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するた
めに、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御
を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ル
ープの保持を行うものである。また、NCU2は制御回
路20からの信号レベル(信号線20a)が「0」であ
れば、電話回線2aを電話機側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に
接続するものである。なお、通常状態では、電話回線2
aは電話機4側に接続されている。
【0021】符号6はハイブリッド回路で、送信系の信
号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信
信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側か
らの信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で変
復調器8に送るものである。
【0022】符号8は変復調器であり、ITU−T勧告
V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.1
7、V.34に基づいた変調、及び、復調を行う変復調
器であり、信号線20cにより各伝送モードが指定され
る。変復調器8は信号線20bに出力されている信号を
入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6a
に出力されている受信信号を入力し、復調データを信号
線8bに出力する。
【0023】符号10は、ITU−T勧告V.8のAN
Sam信号(音声応答信号)を送出する回路であり、信
号線20dに信号レベル「1」の信号が出力されている
時には、信号線10aにANSam信号を送出し、信号
線20dに信号レベル「0」の信号が出力されている時
には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0024】符号12は送信信号を加算する加算回路で
あり、信号線8aの情報と信号線10aの情報を入力
し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0025】符号14は画像データの読取回路であり、
原稿搬送系、光学読み取り素子などから成る公知の構成
を有し、読取られた画像データは信号線14aに出力さ
れる。
【0026】符号16は画像データを記録する記録回路
であり、電子写真方式、インクジェット方式などの各種
の記録方式により構成される。ここでは記録回路16
は、信号線20eに出力されている情報を順次1ライン
毎にビットイメージに変換して記録するものとする。
【0027】符号18はメモリ回路であり、ROM、R
AM、あるいはハードディスクなどの任意の記憶装置か
ら構成され、種々のデータの記憶に用いられる。特に、
画像情報の記憶に関しては、メモリ回路18は読取り画
像データの生情報、あるいは符号化した画像情報を格納
したり、また、生の受信画像情報、あるいは復号化した
画像情報等を格納するために使用される。本実施形態の
場合、このメモリ回路18は、本発明の記憶媒体に該当
する。
【0028】符号22は発呼回路であり、信号線20g
に発呼命令パルスが発生したとき信号線20fに出力さ
れている電話番号情報を入力し、信号線22aにダイヤ
ルトーンやパルスあるいはセットアップ信号のような回
線2aの種別に適した選択信号を出力する。
【0029】符号24は操作部であり、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、セットキ
ー、スタートキー、および後述のメモリボックス登録回
路26への登録キー、その他ファンクションキーなどが
実装されており、押下されたキー情報は信号線24aを
介して制御回路20に出力される。
【0030】符号26は、メモリボックスの登録回路で
あり、メモリ回路18同様、任意の記憶装置から構成さ
れる。本実施形態では、1個のメモリボックスには、少
なくともメモリボックスを識別するためのメモリボック
ス番号、当該メモリボックスに対応するサブアドレス、
当該メモリボックス(サブアドレス)に受信した場合に
実行する通信の仕様の識別情報、中継同報を実行する場
合はその宛先情報(電話番号など)、あるいはさらに、
実行する通信の仕様に応じて種々のカウンタやレジスタ
の記憶領域、画像データの記憶領域ないし画像データの
記憶領域へのポインタなどのメモリボックスを構成する
に必要な種々のデータ領域が確保される。メモリボック
スとしてはたとえば10個程度を任意にユーザ設定でき
るようにしておく。
【0031】メモリボックスの使い方は、登録された主
として通信の仕様に応じて適宜変更されるが、本実施形
態においては、メモリボックスの1つ(メモリボックス
番号は「01」とする)に、サブアドレス「1234」
が設定され、その通信仕様として「中継同報送信」が設
定され、その中継同報宛先がA、B、Cの3つの宛先で
あるものとする。本実施形態においては宛先AおよびB
はECM受信機能を有し、宛先CはECM受信機能を有
さないものとする。図1の装置は、ECM通信機能(送
信および受信)を有するものとする。ECM通信を実現
するためのハードウェアおよびソフトウェア構成は公知
であるので、ここでは詳細な説明は省略するものとす
る。
【0032】なお、サブアドレス方式については任意の
ものを用いることができるが、本実施形態においては、
相手局からITU−T勧告T30に基くサブアドレス指
定を受け付けるものとする。
【0033】符号20はマイクロプロセッサ、メモリな
どから構成された制御回路であり、装置全体の動作を制
御する。制御回路20は、内部のROMなどのメモリ、
あるいはメモリ回路18のROM部などに格納された後
述のプログラムに基づき装置全体の動作を制御する。
【0034】前記のように本実施形態のファクシミリ装
置は、メモリボックスを用いた中継同報を行なうもので
あり、制御回路20の制御により行なわれる動作は、概
略次のようなものである。
【0035】すなわち、制御回路20は、中継指示局か
ら中継依頼を受けた場合、中継指示局からの送信モード
がECM(エラー訂正モード)であるか否かにより、中
継同報送信の際の制御を変更する。具体的には、中継指
示局からの送信がECM通信ではなく、しかもその際伝
送エラーが発生した場合で、かつ、中継同報送信がEC
M通信により行なわれる場合は、中継宛先に送信する送
信画像データに「送信画像にエラーが含まれている」旨
のメッセージを付加する。このメッセージは、本実施形
態においては画像データの一部として送信するものとす
る。
【0036】次に図2〜図5を参照して、上記構成にお
ける動作につき説明する。図2〜5は、制御回路20が
実行する通信制御手順を示したもので、図示の手順は制
御回路20のプログラムとしてメモリ回路18のROM
部分などに格納される。図2〜5の同一番号の個所はそ
れぞれの位置で連続しているものとする。
【0037】図2において、ステップS0はリセット操
作(あるいは電源投入など)などに応じて開始される処
理の始めを表わしている。
【0038】ステップS2、S4、S6は初期化処理を
示しており、このうちステップS2は、メモリボックス
登録回路26に記憶された登録情報をクリアするもの
で、ユーザの明示的なリセット操作などに続いて行われ
るものである。
【0039】これに対して、ステップS4、S6は、装
置の稼働中の適当なタイミング、たとえば通信の終了時
などに実行されるもので、ステップS4では信号線20
aに信号レベル「0」の信号を出力し、NCU2のCM
Lリレーをオフする。これにより回線2aは電話機4に
接続される。ステップS6では、信号線20dに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信しな
いように設定する。
【0040】ステップS8、S10は操作部24におけ
る所定の操作に基づき、メモリボックス登録回路26に
メモリボックスの仕様を登録する処理を示している。
【0041】まず、ステップS8では、信号線24aを
介して操作部24の操作情報を入力し(この操作の方式
は当業者において任意のものを採用すればよい)、メモ
リボックス登録回路26への登録が選択されたか否かが
判断され、登録が選択されるとステップS10に進み、
登録が選択されなければステップS12に進む。
【0042】メモリボックス登録回路26への登録が選
択されると、ステップS10において、ユーザは所望の
メモリボックスに登録を行なう。ここでは、前述のよう
に、ユーザがメモリボックスの1つ(メモリボックス番
号は「01」とする)に、サブアドレス「1234」
を、また、その通信仕様として「中継同報送信」を設定
し、その中継同報宛先としてA、B、Cの3つの宛先を
登録するものとする。また、前述のように宛先Aおよび
BはECM受信機能を有し、宛先CはECM受信機能を
有さないものとする。
【0043】ステップS12では、呼出信号の検出など
によって受信動作が選択されたか否かが判断され、受信
動作が選択されるとステップS16に進み、選択されて
いなければステップS14でその他の処理(原稿のコピ
ー動作、原稿送信処理、あるいは他の通信管理のための
操作など)を実行する。
【0044】ステップS16では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCMLリレー
をオンとし、回線2aをファクシミリ装置側に接続す
る。
【0045】図3のステップS18では、ファクシミリ
通信前手順を実行する。本実施形態では、ECM通信
(送受信)機能、およびITU−T勧告T30に基くサ
ブアドレス信号(図中ではSUB信号と表記)の受信機
能を有している旨をファクシミリ通信手順信号により相
手局に通知する。
【0046】ステップS20では、前手順において相手
局からサブアドレス信号を受信したかどうかを判定す
る。サブアドレス信号を受信した場合にはステップS2
6に、受信しなかった場合にはステップS22に進む。
【0047】サブアドレス信号はITU−T勧告T30
準拠の場合、所定のファクシミリ手順信号に格納されて
送信され、変復調器8を介して取り出され、信号線8b
を介して制御回路20に伝達される。前手順において、
サブアドレス信号を受信しなかった場合は、ステップS
22において、通常の画像受信処理を行ない、ステップ
S24において公知のファクシミリ通信後手順を実行し
ステップS4に復帰する。ステップS22の画像受信処
理は、ノーマルG3、ECM受信など通常の前手順に応
じて決定される任意の通信モードにより行なうことがで
きる。
【0048】一方、ステップS20でサブアドレス信号
の受信が確認された場合には、ステップS26におい
て、受信したサブアドレス信号を解析し、本実施形態の
処理を実行すべきメモリボックスが受信したサブアドレ
スで指定されたか否かを判定する。本実施形態の処理を
実行すべき受信したサブアドレスで指定されていた場合
にはステップS30へ、指定されていなかった場合には
ステップS28に移行する。ただし、図3では、説明を
容易にするため、メモリボックスがこの1つのみ登録さ
れているものとし、ステップS26では、前述のメモリ
ボックス「01」に対応するサブアドレス信号「123
4」を受信したかどうか、という記載にしてある。一般
的な処理では、当然ステップS26では受信したサブア
ドレスが本実施形態の処理を実行すべきメモリボックス
に対応するものかどうかを判定する処理を行なう。
【0049】本実施形態の処理を実行すべきメモリボッ
クスが受信したサブアドレスで指定されていなかった場
合にはステップS28において、受信したサブアドレス
で指定されたかメモリボックスに登録されている仕様の
通信(画像受信およびメモリボックスに登録された仕様
の通信処理、たとえば、親展受信のためのメモリ受信な
どが考えられる)を行なう。ここで実行すべき相手局と
の間の画像受信は、ノーマルG3、ECM受信など通常
の前手順に応じて決定される任意の通信モードにより行
なうことができる。ステップS28が終了したら、処理
はステップS4に復帰する。
【0050】一方、本実施形態の処理を実行すべきメモ
リボックス(本実施形態においては「1234」のサブ
アドレスを有するメモリボックス)が受信したサブアド
レスで指定されていた場合には、ステップS30におい
て相手局との間で実行すべき画像通信(画像受信)がE
CMモードかどうかを判定する。ここでECMモードと
判定された場合にはステップS32へ、また、ECMモ
ードではなかった場合には図4のステップS42に進
む。
【0051】ECMモードと判定された場合は、ステッ
プS32において、ECMモードによるメモリ受信およ
び記録回路16による記録処理を行なう。ただし、メモ
リボックス(「1234」)の目的が中継同報のみであ
れば、記録処理は行なわなくてもかまわない。
【0052】このステップS32では、メモリボックス
(本実施形態においては「1234」のサブアドレスを
有するメモリボックス)に対応づけられたメモリ回路1
8上のメモリ領域が受信に用いられる。また、ここで行
なう受信処理はECM通信であるため、理論的には相手
局との間の伝送においては伝送エラー無しに画像を受信
できるものとする。ECM受信が終了したら、ステップ
S34においてファクシミリ通信後手順を実行し、ステ
ップS36でNCU2のCMLリレーをオフ(電話機4
側への接続)し、ステップS38に進む。
【0053】ステップS38では、メモリボックスに登
録された中継同報を開始する前に適当な待ち時間(本実
施形態では10秒とする)をカウントし、図4のステッ
プS40に進む。
【0054】図4のステップS40においては、ステッ
プS32でECMモードを用いてメモリ受信した宛先
A、B、およびCに中継同報送信する。ここでは、それ
ぞれの中継同報宛先の通信機能に応じて、宛先A、Bに
対してはECM通信モードが用いられ、宛先Cに対して
はノーマルG3モードが用いられる。送信画像は、ステ
ップS32でECMモードにより(エラーフリーで)メ
モリ受信したものをそのまま用い、何も付加しない。
【0055】なお、メモリボックスに登録されたそれぞ
れの中継同報宛先の通信機能のうち、ECM機能の有無
に関する情報は、あらかじめメモリボックス登録回路2
6に登録されていてもよいが、毎回、通信手順により認
識することによっても本発明の目的は達成することがで
きる。あるいは通信の際に手順信号から取得した情報に
基づき、ECM機能の有無に関する情報をメモリボック
ス登録回路26に自動登録し、これにより通信制御やフ
ァクシミリ通信手順の所要時間の短縮などに役立てるこ
とも考えられる。また、このような情報を自動取得すれ
ば、たとえば、メモリボックス登録回路26の登録情報
をレポートとして出力させる際、出力されるレポートの
情報をより充実させることもできる。
【0056】一方、図4のステップS42は、図3のス
テップS30において、中継指示局からの受信がECM
モードではない事が確認された場合に行なわれる処理で
ある。この場合には、ステップS42において、ノーマ
ルG3モードによるメモリ受信および記録回路16によ
る記録処理を行なう。なお、ステップS42では、記録
処理も行なうものとしているが、前述のステップS32
同様にメモリボックス(「1234」)の目的が中継同
報のみであれば、記録処理は行なわなくてもよい。
【0057】ステップS42の中継指示局からのノーマ
ルG3モードによる画像受信では伝送エラーが発生する
可能性があるが、もし、伝送エラーが発生した場合に
は、発生位置、エラーの種類などの伝送エラーに関する
情報を、また、伝送エラーが無ければ、その旨の情報を
メモリ回路18の所定の領域に記憶する。この伝送エラ
ーに関する情報は、伝送エラーが発生していた場合に後
に中継同報宛先に送信する場合に画像として付加する。
【0058】なお、ステップS42で記録出力も行なう
場合には、中継同報宛先に送信する際に画像に付加する
のと同じ様式で付加して記録回路16により記録出力す
ることができ、このようにすれば、中継局(本装置)の
ユーザも中継指示局と中継局の間で発生した伝送エラー
の位置や内容などに関する情報を明確に知ることができ
る。
【0059】なお、中継依頼時に生じた伝送エラーに関
する情報の画像付加の様式については、後述のステップ
S50で詳述するが、ステップS42の中継局(本装
置)の記録出力においても同様に実施できる。
【0060】ステップS42の後、ステップS44にお
いてはファクシミリ通信後手順を実行し、さらにステッ
プS46でNCU2のCMLリレーをオフ(電話機4側
への接続)し、ステップS48に進む。
【0061】ステップS48では、メモリボックスに登
録された中継同報を開始する前に適当な待ち時間(本実
施形態では10秒とする)をカウントし、図5のステッ
プS50に進む。
【0062】図5のステップS50は、上記から明らか
なように中継指示局からの画像受信がノーマルG3モー
ドにより行なわれた場合の宛先A、B、およびCへの中
継同報送信処理を示している。このステップS50で
は、中継同報宛先の機能に応じて宛先AおよびBへの送
信はECMモードにより、また、宛先Cへの送信はノー
マルG3モードにより行なう(これらのモードの決定
は、各宛先への通信の際、ファクシミリ通信前手順によ
り行なうが、その際、前記のようにECM機能の有無に
関する情報をメモリボックス登録回路26に自動登録し
ている場合は、ファクシミリ通信前手順の際にこれを参
照することにより、モード決定処理を高速化することも
できる)。
【0063】図示のように、本実施形態においては、宛
先AおよびBへの送信はECMモードにより行なうが、
その際、ステップS42で記憶した伝送エラーに関する
情報を参照し、ノーマルG3モードにより行なわれた中
継指示局からの画像受信においてエラーが生じていた場
合には、その旨の画像情報を生成し、画像データに付加
して宛先AおよびBへ送信する。
【0064】たとえば、この中継依頼時に生じた伝送エ
ラーに関する情報は、エラーの性質にもよるが、ライン
抜けがあった場合には、「ライン抜けがあります」のよ
うな文字列をメモリ回路18内のフォントROMなどを
用いてG3画像データに展開し、エラーのあったページ
の画像の所定位置に合成して送信する。
【0065】中継依頼時に生じた伝送エラーに関する情
報を画像として合成する位置は、エラーのあったページ
の画像の所定位置、たとえばページ先頭や終端、あるい
はエラーの生じた位置などが考えられる。また、ヘッダ
ページなどを生成して、中継依頼元、中継局その他の制
御情報とともに、エラーの生じた位置(何ページ目の何
ライン目など)をリストとして記録させることも考えら
れる。
【0066】また、宛先Cに対しては、ノーマルG3モ
ードによる送信を行なうが、ここではエラーの有無に関
係なく、上記の中継依頼時に生じた伝送エラーに関する
情報は送信画像には付加しない(あるいは付加するよう
にしてもよい)。ステップS50が終了したら、図2の
ステップS4に復帰する。
【0067】なお、ステップS50の宛先A、B、およ
びCへの中継同報送信処理における通信モードの決定、
登録などについては、ステップS40で示した種々の手
法をここでも用いることができる。
【0068】以上のようにして、本実施形態によれば、
中継指示局と中継局の間で行なわれる通信の方式に応じ
て、中継宛先に対する中継送信で送信する通信データま
たは通信モードを変更するようにしているので、中継宛
先のユーザの不興をかったり、当惑させたり混乱させる
ことがない、という優れた利点がある。
【0069】特に、中継指示局と中継局の間でノーマル
G3モードの通信が行なわれ、中継局と中継宛先の間で
はECM通信が行なわれ、しかも最初の中継指示局と中
継局の間で伝送エラーが生じた場合には、中継宛先に対
してエラーが生じた旨の情報を付加して送信することが
できるので、自機がECM通信機能を有していることを
熟知している中継宛先のユーザを混乱させることがな
く、また、エラーの内容やそれが中継指示局と中継局の
間で発生したものであることを中継宛先のユーザに明示
できる、という優れた利点がある。
【0070】また、中継宛先との間の通信モードがEC
Mモードであると判定された場合のみ、前記伝送エラー
に関する情報を中継宛先に送信させることにより、無駄
な情報を中継宛先に送信することがなく、必要充分なエ
ラー情報の通知が可能である。
【0071】また、画像情報として中継宛先に前記伝送
エラーに関する情報を中継宛先に送信させることによ
り、中継宛先のユーザは中継指示局と中継局の間で発生
した伝送エラーの位置や内容などに関する情報を明確に
知ることができる。
【0072】以上では、中継局と中継宛先の間ではEC
M通信が可能であれば中継局と中継宛先の間ではECM
通信を利用するようにしている。しかし、中継指示局と
中継局の間でノーマルG3モードの通信が行なわれた場
合には、たとえ中継局と中継宛先の間ではECM通信が
可能でも、中継指示局と中継局との通信モードに合せて
中継局と中継宛先の間ではノーマルG3モードを用いる
構成も考えられる。図6にこのような処理を行なう場合
の処理を示す。
【0073】図6のステップS62は、図5のステップ
S50を置換するものであり、ステップS60は図4の
ステップS48に、またステップS64は図2のステッ
プS4に相当する。図示のように、図6の処理では、中
継指示局からの画像受信がノーマルG3モードにより行
なわれた場合、宛先A、B、およびCへの中継同報送信
処理は全てノーマルG3モードを用いる。このノーマル
G3モードの中継同報は、中継指示局との間の通信にお
ける伝送エラーの有無には無関係に実行すればよく、伝
送エラーに関する情報も中継宛先に転送する必要はな
い。
【0074】図6のように、中継指示局と中継局との通
信モードに整合させて中継局と中継宛先の間でもノーマ
ルG3モードを用いるようにすれば、中継宛先のユーザ
は自機への転送がノーマルG3モードが用いられたこと
を認識できれば(通常、通信レポートなどを出力させれ
ばこのような通信モードに関する情報は取得することが
できる)、エラーが発生してもそのこと自体は納得する
ことができる。
【0075】なお、図6のように中継指示局と中継局の
間でノーマルG3モードの通信が行なわれ、これに合せ
て中継局と中継宛先(A、B、C)の間でもノーマルG
3モードを用いる構成、あるいは、図5の処理における
中継宛先Cへの中継におけるようにノーマルG3モード
で中継通信を行なう場合においても、前述と同様に伝送
エラーに関する情報を画像情報として付加するなどして
中継宛先に送信することも考えられる。
【0076】この場合、中継指示局と中継局の間のノー
マルG3モード、および中継局と中継宛先の間のノーマ
ルG3モードにおいても伝送エラーが発生し得る。しか
し、中継局(本装置)の構成を上記の通りとし、中継指
示局と中継局の間のノーマルG3モードで発生した伝送
エラーに関する情報を発生経路を明示した上で(たとえ
ば、「中継指示局との通信でライン抜けが発生しまし
た」などの画像メッセージを用いる)画像情報として付
加するなどして中継宛先に送信すれば、少なくとも伝送
エラーの発生経路を特定することができ、ユーザが混乱
するのを回避することができる。
【0077】また、上記実施形態に示したように、本発
明はメモリボックスの機能を用いて中継同報を行なう構
成において実施でき、その場合、容易に多数の中継処理
のパターンを登録して自動実行可能なメモリボックス方
式において、何ら面倒な操作を必要とすることなく自動
的に行なうことができる。たとえば、伝送エラーに関す
る情報を中継宛先に送信するか否かは、中継指示局、お
よび中継宛先との間の通信モード(ECMモードである
か否か)や、伝送エラーが発生したかどうかなどに応じ
て自動的に決定されるため、面倒な操作は一切必要な
い。
【0078】しかし、本発明の中継制御は、メモリボッ
クス方式でなくても、たとえば中継モード設定を行なう
ことにより実現されるような中継機能を有する通信装置
においても実施することができる。その場合、複数局へ
の同報を行なわず、単なる1対1の中継が行なわれる場
合であっても、本発明の中継制御は実施可能である。
【0079】また、以上ではサブアドレス方式は、IT
U−T勧告T30に合致するものを考えたが、ISDN
サブアドレスなどを用いても実施することができる。た
だし、その場合、採用するサブアドレス方式に応じてサ
ブアドレスの検出タイミングは、上記の着呼後のタイミ
ングとは別のタイミングに変更する必要がある。
【0080】以上では、ファクシミリ装置を例示した
が、本発明は何らかの方式で伝送エラーの有無を検出で
き、エラー訂正モードを有する経路およびエラー訂正モ
ードを有さない経路を介して中継通信を行なうデータ通
信装置に共通して実施することが可能である。また、本
発明が実施されるデータ通信装置は、単一の装置である
必要はなく、たとえばパーソナルコンピュータと、モデ
ムやTA(ターミナルアダプタ)やISDNルータなど
の別体の通信機器から構成されるような構成においても
実施することができる。さらに、本発明の制御手順は、
コンピュータ読み取り可能な任意の記録媒体(RAM、
ROM、各種メモリカード、ハードディスクやフロッピ
ーディスクなど)に格納して供給することができる。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、相手局との間で行なう通信の通信モードがエ
ラー訂正モードであるか否かを判定し、前記判定の結果
に応じて、データ通信手段により行なう中継宛先に対す
る中継送信で送信する通信データまたは通信モードを変
更する構成を採用しているので、中継宛先のユーザの不
興をかったり、当惑させたり混乱させることがない。
【0082】特に、中継指示局との間で行なう通信にお
いて発生した伝送エラーに関する情報を記憶手段に記憶
させ、前記判定により中継指示局との間の通信モードが
エラー訂正モードではないと判定された場合、前記デー
タ通信手段により中継宛先に対する中継送信において前
記記憶手段に記憶された伝送エラーに関する情報を所定
の形式で中継宛先に送信させる構成を用いることによ
り、エラーの内容やそれが中継指示局と中継局の間で発
生したものであることを中継宛先のユーザに明示でき
る、という優れた利点がある。
【0083】また、前記判定により、中継宛先との間の
通信モードがエラー訂正モードであると判定された場合
のみ、中継宛先に前記伝送エラーに関する情報を所定の
形式で中継宛先に送信させる構成を採用することによ
り、無駄な情報を中継宛先に送信することがなく、必要
充分なエラー情報の通知が可能である、という優れた利
点がある。
【0084】また、前記データ通信手段により行なわれ
る通信がファクシミリ画像通信であり、前記伝送エラー
に関する情報を画像データに変換して中継送信する画像
データに付与し、中継宛先に送信させる構成を採用する
ことにより、中継宛先のユーザは中継指示局と中継局の
間で発生した伝送エラーの位置や内容などに関する情報
を明確に知ることができる、という優れた利点がある。
【0085】また、前記伝送エラーに関する情報を画像
データに変換して中継送信する画像データに付与し記録
出力する構成を採用することにより、中継局のユーザも
中継指示局と中継局の間で発生した伝送エラーの位置や
内容などに関する情報を明確に知ることができる、とい
う優れた利点がある。
【0086】また、前記判定により中継指示局との間の
通信モードがエラー訂正モードではないと判定された場
合、前記データ通信手段により、中継宛先の通信機能に
拘らずエラー訂正モードを用いずに中継指示局から受信
したデータを中継宛先に中継送信させる構成を採用する
ことにより、中継指示局と中継局、および中継局と中継
宛先の間における通信モードを整合させることにより、
中継宛先のユーザは自機への転送がエラー訂正モードで
行われなかったことさえ認識できれば、エラーが発生し
てもそのこと自体は納得することができ、中継宛先のユ
ーザを混乱させることがない、という優れた利点があ
る。
【0087】また、所定のサブアドレス情報に対応した
通信仕様として中継送信処理をメモリボックス登録手段
に登録し、中継指示局から所定のサブアドレス情報を受
信した場合前記メモリボックス登録手段に登録された中
継宛先に対して前記データ通信手段により中継送信を行
なう構成を採用することにより、容易に多数の中継処理
のパターンを登録して自動実行可能なメモリボックス方
式において、何ら面倒な操作を必要とすることなく自動
的に本発明の中継処理を行なうことができる、という優
れた利点がある。
【0088】また、本発明には、前記中継送信におい
て、複数の宛先に対して前記データ通信手段により中継
同報を行なう構成においても、中継指示局、および中継
宛先との間の通信モードがエラー訂正モードであるか否
か、伝送エラーが発生したかどうかなどに応じて自動的
に決定されるため、面倒な操作は一切必要ない、という
優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】図1の制御回路による中継処理の実施形態を示
したフローチャート図である。
【図3】図1の制御回路による中継処理の実施形態を示
したフローチャート図である。
【図4】図1の制御回路による中継処理の実施形態を示
したフローチャート図である。
【図5】図1の制御回路による中継処理の実施形態を示
したフローチャート図である。
【図6】図1の制御回路による中継処理の変形例を示し
たフローチャート図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 発呼回路 24 操作部 26 メモリボックス登録回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA14 AA34 AB11 AB43 AB44 AC04 AC43 AE02 AE14 BA00 BC01 BC06 5C075 AB03 BA05 CA15 CA90 CD07 DD04 FF03 FF05 5K034 AA17 CC04 DD01 FF11 HH01 HH09 HH11 HH14 HH17 HH18 HH26 HH63 MM01 MM39 NN22 TT01 5K101 KK01 LL03 NN21 RR18 RR19 TT06 VV04

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ通信方式により、中継指示
    局から受信したデータを中継宛先に中継送信する中継通
    信を行なうデータ通信手段を有するデータ通信装置にお
    いて、 相手局との間で行なう通信の通信モードがエラー訂正モ
    ードであるか否かを判定する手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて、前記データ通信
    手段により行なう中継宛先に対する中継送信で送信する
    通信データまたは通信モードを変更する制御手段を有す
    ることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 中継指示局との間で行なう通信において
    発生した伝送エラーに関する情報を記憶する手段を有
    し、前記判定手段により中継指示局との間の通信モード
    がエラー訂正モードではないと判定された場合、前記制
    御手段は、前記データ通信手段により中継宛先に対する
    中継送信において前記記憶手段に記憶された伝送エラー
    に関する情報を所定の形式で中継宛先に送信させること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段により、中継宛先との間の
    通信モードがエラー訂正モードであると判定された場合
    のみ、前記制御手段は中継宛先に前記伝送エラーに関す
    る情報を所定の形式で中継宛先に送信させることを特徴
    とする請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記データ通信手段により行なわれる通
    信がファクシミリ画像通信であり、前記制御手段は前記
    伝送エラーに関する情報を画像データに変換して中継送
    信する画像データに付与し、中継宛先に送信させること
    を特徴とする請求項2に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記伝送エラーに関する
    情報を画像データに変換して中継送信する画像データに
    付与し記録手段で記録出力することを特徴とする請求項
    4に記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により中継指示局との間の
    通信モードがエラー訂正モードではないと判定された場
    合、前記制御手段は、前記データ通信手段により、中継
    宛先の通信機能に拘らずエラー訂正モードを用いずに中
    継指示局から受信したデータを中継宛先に中継送信させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 所定のサブアドレス情報に対応した通信
    仕様として中継送信処理を登録可能なメモリボックス登
    録手段を有し、中継指示局から所定のサブアドレス情報
    を受信した場合前記メモリボックス登録手段に登録され
    た中継宛先に対して前記データ通信手段により中継送信
    を行なうことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    装置。
  8. 【請求項8】 前記中継送信において、複数の宛先に対
    して前記データ通信手段により中継同報を行なうことを
    特徴とする請求項1に記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 所定のデータ通信方式により、中継指示
    局から受信したデータを中継宛先に中継送信する中継通
    信を行なうデータ通信手段を有するデータ通信装置の制
    御方法において、 相手局との間で行なう通信の通信モードがエラー訂正モ
    ードであるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによる判定結果に応じて、前記データ
    通信手段により行なう中継宛先に対する中継送信で送信
    する通信データまたは通信モードを変更する制御ステッ
    プを有することを特徴とするデータ通信装置の制御方
    法。
  10. 【請求項10】 中継指示局との間で行なう通信におい
    て発生した伝送エラーに関する情報を記憶手段に記憶さ
    せ、前記判定ステップにより中継指示局との間の通信モ
    ードがエラー訂正モードではないと判定された場合、前
    記制御ステップにおいて、前記データ通信手段により中
    継宛先に対する中継送信において前記記憶手段に記憶さ
    れた伝送エラーに関する情報を所定の形式で中継宛先に
    送信させることを特徴とする請求項9に記載のデータ通
    信装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記判定ステップにより、中継宛先と
    の間の通信モードがエラー訂正モードであると判定され
    た場合のみ、前記制御ステップにおいて、中継宛先に前
    記伝送エラーに関する情報を所定の形式で中継宛先に送
    信させることを特徴とする請求項10に記載のデータ通
    信装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記データ通信手段により行なわれる
    通信がファクシミリ画像通信であり、前記制御ステップ
    において、前記伝送エラーに関する情報を画像データに
    変換して中継送信する画像データに付与し、中継宛先に
    送信させることを特徴とする請求項10に記載のデータ
    通信装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップにおいて、前記伝送
    エラーに関する情報を画像データに変換して中継送信す
    る画像データに付与し記録出力することを特徴とする請
    求項12に記載のデータ通信装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記判定ステップにより中継指示局と
    の間の通信モードがエラー訂正モードではないと判定さ
    れた場合、制御ステップにおいて、前記データ通信手段
    により、中継宛先の通信機能に拘らずエラー訂正モード
    を用いずに中継指示局から受信したデータを中継宛先に
    中継送信させることを特徴とする請求項9に記載のデー
    タ通信装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 所定のサブアドレス情報に対応した通
    信仕様として中継送信処理をメモリボックス登録手段に
    登録し、中継指示局から所定のサブアドレス情報を受信
    した場合前記メモリボックス登録手段に登録された中継
    宛先に対して前記データ通信手段により中継送信を行な
    うことを特徴とする請求項9に記載のデータ通信装置の
    制御方法。
  16. 【請求項16】 前記中継送信において、複数の宛先に
    対して前記データ通信手段により中継同報を行なうこと
    を特徴とする請求項9に記載のデータ通信装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 所定のデータ通信方式により、中継指
    示局から受信したデータを中継宛先に中継送信する中継
    通信を行なうデータ通信手段を有するデータ通信装置の
    制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録
    媒体において、 相手局との間で行なう通信の通信モードがエラー訂正モ
    ードであるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによる判定結果に応じて、前記データ
    通信手段により行なう中継宛先に対する中継送信で送信
    する通信データまたは通信モードを変更する制御ステッ
    プを制御プログラムとして格納したことを特徴とするデ
    ータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 中継指示局との間で行なう通信におい
    て発生した伝送エラーに関する情報を記憶手段に記憶さ
    せ、前記判定ステップにより中継指示局との間の通信モ
    ードがエラー訂正モードではないと判定された場合、前
    記制御ステップにおいて、前記データ通信手段により中
    継宛先に対する中継送信において前記記憶手段に記憶さ
    れた伝送エラーに関する情報を所定の形式で中継宛先に
    送信させるための制御プログラムを格納したことを特徴
    とする請求項9に記載のデータ通信装置の制御プログラ
    ムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記判定ステップにより、中継宛先と
    の間の通信モードがエラー訂正モードであると判定され
    た場合のみ、前記制御ステップにおいて、中継宛先に前
    記伝送エラーに関する情報を所定の形式で中継宛先に送
    信させるための制御プログラムを格納したことを特徴と
    する請求項10に記載のデータ通信装置の制御プログラ
    ムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記データ通信手段により行なわれる
    通信がファクシミリ画像通信であり、前記制御ステップ
    において、前記伝送エラーに関する情報を画像データに
    変換して中継送信する画像データに付与し、中継宛先に
    送信させるための制御プログラムを格納したことを特徴
    とする請求項10に記載のデータ通信装置の制御プログ
    ラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御ステップにおいて、前記伝送
    エラーに関する情報を画像データに変換して中継送信す
    る画像データに付与し記録出力するための制御プログラ
    ムを格納したことを特徴とする請求項12に記載のデー
    タ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記判定ステップにより中継指示局と
    の間の通信モードがエラー訂正モードではないと判定さ
    れた場合、制御ステップにおいて、前記データ通信手段
    により、中継宛先の通信機能に拘らずエラー訂正モード
    を用いずに中継指示局から受信したデータを中継宛先に
    中継送信させるための制御プログラムを格納したことを
    特徴とする請求項9に記載のデータ通信装置の制御プロ
    グラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 所定のサブアドレス情報に対応した通
    信仕様として中継送信処理をメモリボックス登録手段に
    登録し、中継指示局から所定のサブアドレス情報を受信
    した場合前記メモリボックス登録手段に登録された中継
    宛先に対して前記データ通信手段により中継送信を行な
    うための制御プログラムを格納したことを特徴とする請
    求項9に記載のデータ通信装置の制御プログラムを格納
    したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記中継送信において、複数の宛先に
    対して前記データ通信手段により中継同報を行なうため
    の制御プログラムを格納したことを特徴とする請求項9
    に記載のデータ通信装置の制御プログラムを格納したコ
    ンピュータ読取可能な記録媒体。
JP10346362A 1998-12-07 1998-12-07 データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体 Pending JP2000175012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346362A JP2000175012A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10346362A JP2000175012A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000175012A true JP2000175012A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18382907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10346362A Pending JP2000175012A (ja) 1998-12-07 1998-12-07 データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000175012A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001203849A (ja) 通信方法及び通信装置
JP2592541B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2000175012A (ja) データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2680892B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JPS6339263A (ja) デ−タ通信装置
US6546020B1 (en) Data communication system
JP3922322B2 (ja) データ通信装置、データ通信方法および記憶媒体
JP3922331B2 (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体
US7245390B1 (en) Communication apparatus for ring-type multiple address transmission/reception
JPH11308430A (ja) ファクシミリ装置
JP3013901B2 (ja) データ通信装置及び方法
JP2723307B2 (ja) 画像通信方法
JPH10243206A (ja) 通信装置
JP2001292285A (ja) 画像通信装置
JP2000209379A (ja) デ―タ通信装置、デ―タ通信装置の制御方法、およびデ―タ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュ―タ読取可能な記録媒体
JP2000151884A (ja) 通信装置
JP2001292287A (ja) 画像通信装置
JP2000022919A (ja) 通信装置
JP2000349993A (ja) データ通信装置、データ通信装置の制御方法、およびデータ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2001313775A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2001274967A (ja) 画像通信装置
JPH09270906A (ja) 通信装置
JP2001257853A (ja) 画像通信装置
JP2001111801A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2002185682A (ja) 画像通信装置およびその制御方法