JP2000175007A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集約された画像データを印字出力作業を経る
ことなく容易にファクシミリ送信データとして利用でき
る画像処理装置を提供する。 【解決手段】 シートフェドタイプの画像読取機能とフ
ァクシミリ送受信機能とを有する装置において、Ｎｉｎ
１画像集約機能により集約された画像データを装置内の
自動制御によりファクシミリ送信データとして利用する
ことができるようにする。また、Ｎｉｎ１画像集約機能
により複数原稿画像の集約をした上で１枚の送信原稿と
してファクシミリ送信したい画像データを、どのような
用紙サイズのＮｉｎ１送信原稿画像データとしてファク
シミリ送信処理するか、装置利用者が任意に設定できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シートフェドタイ
プの画像読取機能とファクシミリ送受信機能とを有する
ファクシミリ機器、多機能複写機、多機能プリンタ等の
画像処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年より、電子写真方式を用いた事務機
器の機能の多様化が進む中で、その機能の１つとして、
複数の原稿画像のイメージデータを一旦画像メモリに保
存しておき、この画像メモリに保存された複数の原稿画
像のイメージデータをそのページ順に印字出力させる、
電子ソート機能を具備した画像形成装置が提供されてい
る。

【０００３】また、画像メモリを利用することで、複数
（Ｎ枚）の原稿画像のイメージデータを画像メモリ内の
転写紙１枚分のエリアを分割した分割エリアに順次読み
込ませることを可能とした画像集約機能、いわゆるＮｉ
ｎ１画像集約機能を具備した画像形成装置が提供されて
いる。

【０００４】さらには、例えば特開平９−１６０４３０
号公報に示されるように、画像集約機能により画像集約
が行われた転写紙１枚々々や、各転写紙１枚々々の分割
エリアに割り当てられた各々の原稿画像データ毎にペー
ジ付けを行う、ページ付け集約モードを有する画像形成
装置が提案されている。

【０００５】ところで、上記のような各画像形成装置の
形態では、画像形成装置に付加された画像集約機能によ
って、Ｎｉｎ１画像集約された転写紙１枚々々の画像デ
ータを、画像形成装置により転写紙上に画像出力するこ
とに利用してきた。

【０００６】また、従来のファクシミリ装置において
は、一般的にシートフェドタイプの画像読取装置が用い
られている。ここで、シートフェドタイプとは、固定し
て配置された読取ラインセンサ等を含む読取部に対し、
原稿を順次送って読み取りを行うものであり、読取部側
に複雑な光学系や駆動機構を持たない簡易な構成の画像
読取装置である。

【０００７】このシートフェドタイプの画像読取装置を
用いたファクシミリ装置では、画像の読み取りに際し
て、複写機のように細かいサイズ検出は行っておらず、
ファクシミリの交信時にも、Ａ４、Ｂ４といった代表的
な定型サイズの情報のみをやりとりするものが一般的と
なっている。

【０００８】そして、このような従来のシートフェドタ
イプの画像読取装置によるファクシミリ装置では、送信
原稿１枚々々の画像が画像集約をされることなく送信処
理されていたので、受信機器側からみれば、受信した画
像、つまりは転写された転写紙１枚々々が送信原稿１枚
々々に対応して受信していたにすぎなかった。

【０００９】また、従来のファクシミリ装置において、
送信したい原稿サイズが受信機器側に準備されている転
写紙サイズより小さい場合、送信原稿サイズの等倍の画
像データとして送信し、その逆の場合は、送信原稿サイ
ズを受信機側に準備されている転写紙サイズに転写可能
となる画像サイズに自動縮小して送信するという機能が
一般的に送信機側のファクシミリ送受信機能部に付加さ
れていた。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、シートフェドタイプの画像読取機能とファ
クシミリ送受信機能とを有する装置において、Ｎｉｎ１
画像集約機能により集約された画像データを装置内の自
動制御によってファクシミリ送信データとして利用する
ような機能は提供されていなかった。

【００１１】また、Ｎｉｎ１画像集約機能により複数原
稿画像の集約をした上で１枚の送信原稿としてファクシ
ミリ送信したい画像データを、どのような用紙サイズの
Ｎｉｎ１送信原稿画像データとしてファクシミリ送信処
理するか、装置の利用者が任意に設定できる機能は提供
されていなかったので、送信したい用紙サイズが受信機
側に準備されている転写紙サイズより小さい場合、送信
原稿サイズの等倍の画像データとして送信せざるを得な
かった。

【００１２】そこで本発明は、集約された画像データを
印字出力作業を経ることなく容易にファクシミリ送信デ
ータとして利用でき、また、集約画像の用紙サイズを任
意に設定することができ、利便性に優れた画像処理装置
を提供することを目的とする。

【００１３】

【課題を解決するための手段】本出願の請求項１に係る
発明は、シートフェドタイプの画像読取機能とファクシ
ミリ送受信機能とを有する画像処理装置において、前記
画像読取機能によって読み込まれた複数原稿画像のデー
タを用紙１枚分の画像データとして伸縮し、分配する画
像データ集約手段と、前記画像データ集約手段により処
理された前記用紙１枚分の集約画像データを一時データ
保存する集約画像データメモリ手段と、前記集約画像デ
ータメモリ手段に一時データ保存された前記集約画像デ
ータをファクシミリ機能によりファクシミリ送信できる
ように制御する集約画像データ送信制御手段とを有する
ことを特徴とする。

【００１４】また、本出願の請求項２に係る発明は、請
求項１の発明において、当該画像処理装置の利用者が、
前記画像データ集約手段にて前記複数原稿画像のデータ
の分配対象となる前記用紙１枚分の用紙サイズを、前記
画像読取機能の読み取り性能範囲内で任意設定するため
の集約画像用紙サイズ設定手段を有することを特徴とす
る。

【００１５】また、本出願の請求項３に係る発明は、シ
ートフェドタイプの画像読取機能とファクシミリ送受信
機能とを有する画像処理装置の制御方法において、前記
画像読取機能によって読み込まれた複数原稿画像のデー
タを用紙１枚分の画像データとして伸縮し、分配する画
像データ集約工程と、前記画像データ集約工程により処
理された前記用紙１枚分の集約画像データを一時データ
保存する集約画像データメモリ工程と、前記集約画像デ
ータメモリ工程によって一時データ保存された前記集約
画像データをファクシミリ機能によりファクシミリ送信
できるように制御する集約画像データ送信制御工程とを
有することを特徴とする。

【００１６】また、本出願の請求項４に係る発明は、請
求項３の発明において、当該画像処理装置の利用者が、
前記画像データ集約手段にて前記複数原稿画像のデータ
の分配対象となる前記用紙１枚分の用紙サイズを、前記
画像読取機能の読み取り性能範囲内で任意設定するため
の集約画像用紙サイズ設定工程を有することを特徴とす
る。

【００１７】以上のような請求項１、請求項３に係る発
明では、シートフェドタイプの画像読取機能とファクシ
ミリ送受信機能とを有する装置において、Ｎｉｎ１画像
集約機能により集約された画像データを装置内の自動制
御にてファクシミリ送信データとして利用することがで
きる。

【００１８】また、請求項２、請求項４に係る発明で
は、Ｎｉｎ１画像集約機能により複数原稿画像の集約を
した上で１枚の送信原稿としてファクシミリ送信したい
画像データを、どのような用紙サイズのＮｉｎ１送信原
稿画像データとしてファクシミリ送信処理するか、装置
利用者が任意に設定できるので、送信したい原稿サイズ
が受信機側に準備されている転写紙サイズより小さい場
合、送信原稿サイズの等倍の画像データとして送信せざ
るを得なかったような場合でも、受信機側で準備されて
いる（または、準備されているであろうと予測させる）
転写紙サイズの最大サイズに合わせた送信用紙サイズを
任意に設定することが可能になる。

【００１９】

【発明の実施の形態および実施例】図１は、本発明の一
実施例における画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。

【００２０】本実施例の画像処理装置１２６は、シート
フェドタイプの画像読取機能部１２７とファクシミリ送
受信機能部１２１とを有するものである。コントローラ
部１０１は、この画像処理装置全体の制御を行うもので
ある。

【００２１】画像読取機能部１２７において、原稿台１
０２には、例えば本実施例で説明する２ｉｎ１画像集約
ＦＡＸモードを実施する原稿１０３がセットされてい
る。

【００２２】第１のセンサ１０４は、通常は紙有無セン
サとトップセンサを兼ねており、その検出出力はコント
ローラ部１０１で監視されている。

【００２３】操作機能部１０５は、画像処理装置１２６
の利用者が画像処理装置１２６を操作するためのキー入
力や表示等を行うものであり、特に本実施例で説明する
２ｉｎ１画像集約モードのファクシミリ送信を操作する
ためのものでもある。

【００２４】原稿給紙搬送駆動系１０６は、原稿１０３
を給紙し、搬送する駆動系であり、原稿搬送経路１０７
は、駆動系１０６によって搬送される原稿の搬送路であ
る。第２のセンサ１０８は、通常、排紙センサと呼ばれ
るものである。

【００２５】画像読取センサ１０９は、例えばコンタク
トタイプのセンサであり、原稿の画像を読み取って読取
画像データを出力するものである。なお、１１１は、読
取画像データのイメージを表している。伝送路１１０
は、画像読取センサ１０９による読取画像データを伝送
する信号線である。

【００２６】変換・補正処理部１１２は、Ａ／Ｄ変換や
シェーディング補正、さらにはＭＴＦ＆γ補正といった
読込画像データ１１１の各種変換・補正処理を行うもの
である。

【００２７】セレクタ部１１３は、読込画像データ１１
１や２ｉｎ１画像集約した画像データ１１８の伝送経路
を、コントローラ部１０１の指示１１４により切り替え
るものである。

【００２８】画像集約コントローラ部１１５は、コント
ローラ部１０１からの指示１１６により２ｉｎ１画像集
約に関する処理を実施し、画像データを画像メモリ１１
９に一時保存したり、画像データを画像メモリ１１９か
ら読み出したりするものである。なお、１１７は、２ｉ
ｎ１画像集約する媒体である用紙サイズのイメージを表
している。また、１１８は、２ｉｎ１画像集約した画像
データのイメージを表している。

【００２９】画像メモリ１１９は、画像データを一時保
存するメモリ手段であり、信号線１２０は、２ｉｎ１画
像集約した画像データのファクシミリ送信を実施する画
像データ伝送経路である。

【００３０】ファクシミリ送受信機能部１２１は、送受
信データの変復調等を行うモデム手段やファクシミリ受
信機側の転写紙サイズに合わせた画像縮小手段等を含む
ものである。なお、１２２は、ファクシミリ送信する画
像データのイメージを表している。

【００３１】画像出力部１２３は、ファクシミリ送受信
機能部１２１以外の画像形成機能を有するものであり、
画像データの印字出力を行うものである。

【００３２】信号線１２４は、コントローラ部１０１か
ら画像処理装置１２６の各機能部への、または画像処理
装置１２６の各機能部からコントローラ部１０１への制
御信号の伝送経路を模式的に表したものである。また、
信号線１２５は、操作機能部１０５とコントローラ部１
０１との間の信号伝送経路である。 ［第１実施例］図２は、本発明の第１実施例による動作
を示すフローチャートである。

【００３３】まず、画像処理装置１２６が電源ＯＮ（２
０１）され、画像処理装置１２６の利用者が、所定のキ
ー操作により、２ｉｎ１画像集約機能を利用したファク
シミリ転送を実施しようとした場合、画像処理装置１２
６のコントローラ部１０１は、原稿台１０２に原稿１０
３があるかどうか、第１のセンサ１０４の信号出力から
判断する（２０２）。

【００３４】そして、原稿１０３が準備されている場合
（２０３）、コントロ−ラ部１０１は、操作機能部１０
５の操作によって、２ｉｎ１ＦＡＸモードが設定された
かどうか確認する（２０４）。

【００３５】ここで、２ｉｎ１ＦＡＸモードが設定され
た場合（２０５）、コントローラ部１０１は、操作機能
部１０５の操作によりＦＡＸ送信スタートが指示された
かどうかを確認する（２０６）。ＦＡＸ送信スタートが
指示された場合（２０７）、２枚の原稿１０３が原稿給
紙搬送駆動系１０６により順次給紙され、搬送経路１０
７を搬送される。

【００３６】なお、２枚の原稿１０３は原稿台１０２に
おける給紙優先順位の１番目と２番目の原稿のことであ
り、第１のセンサ１０４と第２のセンサ１０８とからの
信号をコントローラ部１０１が監視することにより、搬
送状態や搬送枚数が逐次確認されている。

【００３７】そして、画像読取センサ１０９において搬
送されてきた２枚の原稿１０３に対し、順次画像の読取
りが行われ（１１０、２０９）、読取画像データ１１１
は変換・補正処理部１１２を経て、セレクタ部１１３に
伝送される。ここで、コントローラ部１０１の指示１１
４により、セレクタ部１１３は、読取画像データ１１１
を画像集約コントローラ部１１５に伝送するよう切り替
わっている（２０８）。

【００３８】画像集約コントローラ部１１５は、コント
ローラ部１０１の指示１１６により、２ｉｎ１画像集約
（２１０）する媒体である既定用紙サイズ１１７に対
し、２枚の原稿１０３の読込画像データ１１１を伸縮
し、分配する画像データの集約処理を実施し（２１
０）、２ｉｎ１画像集約（２１０）した画像データ１１
８を画像メモリ１１９に一時保存する（２１１）。

【００３９】再びコントローラ部１０１の指示１１４に
より、セレクタ部１１３は、２ｉｎ１画像集約（２１
０）した画像データ１１８がファクシミリ送信を実施す
る画像データ伝送経路１２０の伝達されるように切り替
わる（２１２）。

【００４０】そして、画像メモリ１１９に一時保存（２
１１）された２ｉｎ１集約画像データ１１８は、コント
ローラ部１０１の指示により、ファクシミリ送受信機能
部１２１に伝送され、ファクシミリ送信画像データ１２
２としてファクシミリ送信処理を実施される（２１
３）。

【００４１】そして、このファクシミリ送信が終了する
と（２１４）、２ｉｎ１画像集約機能を利用したファク
シミリ転送モードはリセットされ、初期状態に戻る（２
１５）。

【００４２】以上のような動作により、シートフェドタ
イプの画像読取機能とファクシミリ送受信機能とを有す
る装置において、２ｉｎ１画像集約機能により集約され
た画像データを装置内の自動制御でファクシミリ送信す
ることが可能となる。

【００４３】したがって、本実施例によれば、従来例に
対しては、シートフェドタイプの画像読取機能とファク
シミリ送受信機能とを有する装置において、２ｉｎ１画
像集約機能により集約された画像データを、印字出力作
業等を経ることなく、装置内の自動制御でファクシミリ
送信することが可能となり、ユーザビリティ向上やファ
クシミリ送信機側の転写紙節約を図ることが可能とな
る。 ［第２実施例］図３は、本発明の第２実施例による動作
を示すフローチャートである。なお、図３において、図
２と共通する動作については同一番号を付してある。

【００４４】この第２実施例は、上述した第１実施例に
対して、画像処理装置１２６の利用者が操作機能部１０
５の操作により、２ｉｎ１画像集約（２１０）する媒体
である用紙サイズ１１７を任意設定可能とする機能を付
加したものである。

【００４５】すなわち、この第２実施例では、図３にお
いて、２ｉｎ１ＦＡＸモードが設定された後（２０
５）、画像処理装置１２６の利用者に、２ｉｎ１画像集
約用紙サイズ１１７を任意設定（２１６、２１７）させ
てから、ＦＡＸ送信スタートボタンを押させる（２０
６、２０７）ようにしたものである。

【００４６】以上のような動作により、シートフェドタ
イプの画像読取機能とファクシミリ送受信機能とを有す
る装置において、利用者が操作機能部１０５の操作によ
り２ｉｎ１画像集約する媒体である用紙サイズを任意設
定した上で、２ｉｎ１画像集約ＦＡＸ送信機能によりフ
ァクシミリ送信することが可能となる。

【００４７】したがって、本実施例によれば、上述した
第１実施例に対して、利用者が操作機能部の操作により
２ｉｎ１画像集約する媒体である用紙サイズを任意に設
定可能となるので、さらなるユーザビリティ向上を図る
ことが可能となる。

【００４８】なお、以上の説明では、Ｎｉｎ１画像集約
機能の例として、２ｉｎ１画像集約の場合を説明した
が、本発明はこれに限定されないことは勿論である。

【００４９】また、以上のような各実施例の動作は、コ
ントローラ部１０１内のＣＰＵがＲＯＭやＲＡＭ等に記
憶したプログラムに基づいて行うものであるが、本発明
は、このようなプログラムをフロッピディスクやハード
ディスク、光ディスクやＣＤ−ＲＯＭ、さらにはメモリ
カード等の外部記憶媒体に格納し、これを専用の読取装
置によってコントローラ部１０１内に取り込み、これを
コントローラ部１０１内のＣＰＵで実行するようにして
もよい。

【００５０】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。

【００５１】

【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項
１、請求項３に係る発明によれば、シートフェドタイプ
の画像読取機能とファクシミリ送受信機能とを有する装
置において、Ｎｉｎ１画像集約機能により集約された画
像データを装置内の自動制御にてファクシミリ送信デー
タとして利用することができ、ユーザビリティ向上やフ
ァクシミリ送信機側の転写紙節約を図ることが可能とな
る。

【００５２】また、本出願の請求項２、請求項４に係る
発明によれば、Ｎｉｎ１画像集約機能により複数原稿画
像の集約をした上で１枚の送信原稿としてファクシミリ
送信したい画像データを、どのような用紙サイズのＮｉ
ｎ１送信原稿画像データとしてファクシミリ送信処理す
るか、装置利用者が任意に設定できるので、送信したい
原稿サイズが受信機側に準備されている転写紙サイズよ
り小さい場合、送信原稿サイズの等倍の画像データとし
て送信せざるを得なかったような場合でも、受信機側で
準備されている（または、準備されているであろうと予
測させる）転写紙サイズの最大サイズに合わせた送信用
紙サイズを任意に設定することが可能になり、さらなる
ユーザビリティ向上を図ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】本発明の第１実施例の動作を示すフローチャー
トである。

【図３】本発明の第２実施例の動作を示すフローチャー
トである。

【符号の説明】

１０１…コントローラ部、 １０２…原稿台、 １０３…原稿、 １０４…第１のセンサ、 １０５…操作機能部、 １０６…原稿給紙搬送駆動系、 １０７…原稿搬送経路、 １０８…第２のセンサ、 １０９…画像読取センサ、 １１２…変換・補正処理部、 １１３…セレクタ部、 １１５…画像集約コントローラ部、 １１９…画像メモリ、 １２１…ファクシミリ送受信機能部、 １２３…画像出力部、 １２６…画像処理装置。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートフェドタイプの画像読取機能とフ
   ァクシミリ送受信機能とを有する画像処理装置におい
   て、 前記画像読取機能によって読み込まれた複数原稿画像の
   データを用紙１枚分の画像データとして伸縮し、分配す
   る画像データ集約手段と、 前記画像データ集約手段により処理された前記用紙１枚
   分の集約画像データを一時データ保存する集約画像デー
   タメモリ手段と、 前記集約画像データメモリ手段に一時データ保存された
   前記集約画像データをファクシミリ機能によりファクシ
   ミリ送信できるように制御する集約画像データ送信制御
   手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 【請求項２】 請求項１において、 当該画像処理装置の利用者が、前記画像データ集約手段
   にて前記複数原稿画像のデータの分配対象となる前記用
   紙１枚分の用紙サイズを、前記画像読取機能の読み取り
   性能範囲内で任意設定するための集約画像用紙サイズ設
   定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
3. 【請求項３】 シートフェドタイプの画像読取機能とフ
   ァクシミリ送受信機能とを有する画像処理装置の制御方
   法において、 前記画像読取機能によって読み込まれた複数原稿画像の
   データを用紙１枚分の画像データとして伸縮し、分配す
   る画像データ集約工程と、 前記画像データ集約工程により処理された前記用紙１枚
   分の集約画像データを一時データ保存する集約画像デー
   タメモリ工程と、 前記集約画像データメモリ工程によって一時データ保存
   された前記集約画像データをファクシミリ機能によりフ
   ァクシミリ送信できるように制御する集約画像データ送
   信制御工程と、 を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
4. 【請求項４】 請求項３において、 当該画像処理装置の利用者が、前記画像データ集約手段
   にて前記複数原稿画像のデータの分配対象となる前記用
   紙１枚分の用紙サイズを、前記画像読取機能の読み取り
   性能範囲内で任意設定するための集約画像用紙サイズ設
   定工程を有することを特徴とする画像処理装置の制御方
   法。