JP2000174738A - 画像データ転送装置 - Google Patents

画像データ転送装置

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JP2000174738A
JP2000174738A JP10345622A JP34562298A JP2000174738A JP 2000174738 A JP2000174738 A JP 2000174738A JP 10345622 A JP10345622 A JP 10345622A JP 34562298 A JP34562298 A JP 34562298A JP 2000174738 A JP2000174738 A JP 2000174738A
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time
transmission
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start timing
timing
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功一 渡邉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用的な高速シリアルバスインターフェースを
用いた際の送信側と受信側の転送速度のずれを吸収する
ために必要な緩衝メモリのサイズ、及び補正に必要な処
理量を増大させることなく画像データを転送する。 【解決手段】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側同期信号の発生周期を初期化して同期化制御
を開始し、送信側ライン同期信号発生部91の同期信号
が発生する毎に、送信側ライン同期信号開始時刻記憶レ
ジスタ93の同期信号発生時刻と受信側ライン同期信号
開始時刻記憶レジスタ94の同期信号発生時刻を取得
し、その差が時刻差目標値に対し許容範囲内に収まるよ
うにライン同期信号発生周期補正制御部92で送信側ラ
イン同期信号発生部91を補正制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一定量のデータ
ブロックを一定の周期で送信手段から伝送路を経由して
受信手段へ転送するデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージ情報は容易にデジタルデ
ータとして扱えるようになってきた。
【0003】これらを応用した機器としてデジタル複写
機(デジタルPPC)がある。これは、従来のアナログ
複写機(アナログPPC)の様に原稿からの反射光を光
学的に導いて感光体上に像形成を行うのではない。原稿
からの反射光は、一旦CCDセンサで電気信号として読
み取った後デジタル信号に変換される。一旦デジタル化
された原稿は様々な処理を施されたレーザプリンタによ
って紙に出力される。
【0004】原稿画像を一旦デジタル信号に変換するこ
とによって、CCDセンサからの入力特性やレーザプリ
ンタへの出力特性の補正、拡大・縮小、部分消去・枠外
消去等の様々な処理が信号処理によって可能となる。
【0005】更に、デジタル信号に変換された画像は、
符号化処理を行うことによりデータ量を圧縮して効率的
に蓄積することが可能となる。蓄積された画像は印字出
力を行いたい任意の順番でもとの画像に復号化され、任
意の枚数レーザプリンタへ出力することが可能である。
【0006】また、従来の画像を光学的に処理を行って
いたアナログPPCに比べ、画像をデジタル信号として
取り扱うことで、画像入力装置、画像処理装置、画像出
力装置間の接続レイアウトの自由度を飛躍的に向上する
ことができる。
【0007】従来、画像入力装置、画像処理装置、画像
出力装置等の処理モジュール間の画像データ転送手段と
して、画像データの転送速度や、1画素を表現するのに
必要なビット(bit)数に応じて複数ビット(bi
t)をデータ転送用に割り当て、転送クロックやページ
のカラム(画像横)方向の有効期間、ページのライン
(画像縦)方向の有効期間等の専用の制御信号を用いて
転送するパラレルビデオインタフェース(I/F)が一
般的であった。
【0008】しかしながら、前記したようなパラレルI
/Fは性能や用途によって個別に仕様が定義されるた
め、その都度専用のインタフェース(I/F)の設計が
必要になり汎用的に使用することができなかった。
【0009】このような問題点を解決する手段として、
高速シリアルバス規格であるIEEE1394が注目さ
れている。IEEE1394はパーソナルコンピュータ
および周辺機器間で高速なデータ転送を可能にする汎用
インタフェース(I/F)の規格である。
【0010】シリアルバス規格であるIEEE1394
を画像データ転送I/Fとして使用する場合、従来のパ
ラレルI/Fの様に画像データ信号や制御信号をそれぞ
れ専用の信号線として取り扱うことはできないため、画
像データと制御信号を伝送時には両者の情報をもった1
つのデータとして取り扱う必要がある。
【0011】また、従来、専用の制御信号で行っていた
ものと同等の制御が行える必要がある。
【0012】従来は、画像データの送信側と受信側のデ
ータ転送速度を同一にするため、専用の制御信号を使用
し、1ラインを転送する毎に送信と受信のタイミングの
同期をとっていた。従って、転送速度の差は1ラインの
転送期間中に吸収できるため、2ライン分の速度緩衝メ
モリを用いれば、速度差は完全に吸収することが可能で
あった。
【0013】しかしながら、画像データ転送I/Fとし
てIEEE1394を用いた場合、従来の専用の制御信
号で行っていたのと同様、1ライン転送する毎に制御信
号をデータとして転送して送信と受信のタイミングの同
期をとることは、同期化のために多くの処理能力を消費
し、処理装置の規模を増大させてしまう。
【0014】また、ライン単位の同期化を行わずに、送
信側、受信側それぞれの基準クロックに送ってデータ転
送を行った場合、送信側と受信側で1データの転送クロ
ックに±1%のずれがあったと仮定すると、解像度60
0DPIでA3縦方向の画像(約9920ライン)を転
送すると、ぺージ最終端では送信側と受信側で最大約1
00ラインの誤差を生じてしまう。これらの誤差を完全
に吸収するためには、遅れた場合と進んだ場合のそれぞ
れに対し100ライン分の合計200ライン分の速度緩
衝メモリが必要となり、装置及びコストが増大してしま
うという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、画像
データ転送I/Fとして汎用的な高速シリアルバスイン
ターフェースであるIEEE1394を用いた場合、従
来の専用の制御信号で行っていたのと同様、1ライン転
送する毎に制御信号をデータとして転送して送信と受信
のタイミングの同期をとることは、同期化のために多く
の処理能力を消費して処理装置の規模を増大させてしま
い、ライン単位の同期化を行わずに、送信側、受信側そ
れぞれの基準クロックに送ってデータ転送を行った場
合、送信側と受信側で1データの転送クロックに±1%
のずれがあったと仮定すると、ぺージ最終端では送信側
と受信側で最大約100ラインの誤差を生じてしまい、
これらの誤差を完全に吸収するために遅れた場合と進ん
だ場合のそれぞれに対し100ライン分の合計200ラ
イン分の速度緩衝メモリが必要となり、装置及びコスト
が増大してしまうという問題があった。
【0016】そこで、この発明は、汎用的な高速シリア
ルバスインターフェースを用いた際の送信側と受信側の
転送速度のずれを吸収するために必要な緩衝メモリのサ
イズ、及び補正に必要な処理量を増大させることなく画
像データを転送することのできる画像データ転送装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の画像データ転
送装置は、一定量のデータブロックを一定の周期で送信
手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデータ
転送装置において、上記伝送手段が、上記送信手段と受
信手段の共通の基準となる基準時刻発生手段を有し、上
記受信手段が、上記基準時刻発生手段で発生される基準
時刻を検出する第1の検出手段と、受信データブロック
の出力開始タイミングを発生する第1のタイミング発生
手段と、上記第1の検出手段で検出された基準時刻によ
り基準時刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第
1の時刻発生手段と、この第1の時刻発生手段により上
記第1のタイミング発生手段で発生された受信データブ
ロックの出力開始タイミングの発生時刻を計測する第1
の計測手段とを有し、上記送信手段が、上記基準時刻発
生手段で発生される基準時刻を検出する第2の検出手段
と、送信データブロックの送信開始タイミングを発生す
る第2のタイミング発生手段と、上記第2の検出手段で
検出された基準時刻により基準時刻と同一時刻になるよ
うに時刻合わせを行う第2の時刻発生手段と、この第2
の時刻発生手段により上記第2のタイミング発生手段で
発生された送信データブロックの送信開始タイミングの
発生時刻を計測する第2の計測手段と、上記第1の計測
手段で計測された受信データブロックの出力開始タイミ
ングの発生時刻を取得する取得手段と、この取得手段で
取得した受信データブロックの出力開始タイミングの発
生時刻と上記第2の計測手段で計測された送信データブ
ロックの送信開始タイミングの発生時刻との差が一定値
になるように送信データブロックの送信開始タイミング
発生周期を補正する補正手段とから構成されている。
【0018】この発明の画像データ転送装置は、一定量
のデータブロックを一定の周期で送信手段から伝送手段
を経由して受信手段へ転送するデータ転送装置におい
て、上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の
基準となる基準時刻発生手段を有し、上記受信手段が、
上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
第1の検出手段と、受信データブロックの出力開始タイ
ミングを発生する第1のタイミング発生手段と、上記第
1の検出手段で検出された基準時刻により基準時刻と同
一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻発生手
段と、この第1の時刻発生手段により基準時刻と同一時
刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻発生手段
と、この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミン
グ発生手段で発生された受信データブロックの出力開始
タイミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、上
記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミン
グの発生時刻を取得する取得手段と、この取得手段で取
得された送信データブロックの送信開始タイミングの発
生時刻と上記第1の計測手段で計測された受信データブ
ロックの出力開始タイミングの発生時刻との差が一定値
になるように送信データブロックの送信開始タイミング
発生周期を補正する補正量を検出する補正量検出手段と
を有し、上記送信手段が、上記基準時刻発生手段で発生
される基準時刻を検出する第2の検出手段と、送信デー
タブロックの送信開始タイミングを発生する第2のタイ
ミング発生手段と、上記第2の検出手段で検出された基
準時刻により基準時刻と同一時刻になるように時刻合わ
せを行う第2の時刻発生手段と、この第2の時刻発生手
段により上記第2のタイミング発生手段で発生された送
信データブロックの送信開始タイミングの発生時刻を計
測する第2の計測手段と、上記補正量検出手段で検出さ
れた補正量で上記第2のタイミング発生手段で発生され
る送信データブロックの送信開始タイミングの発生周期
を補正する補正手段とから構成されている。
【0019】この発明の画像データ転送装置は、一定量
のデータブロックを一定の周期で送信手段から伝送手段
を経由して受信手段へ転送するデータ転送装置におい
て、上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の
基準となる基準時刻発生手段を有し、上記受信手段が、
上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
第1の検出手段と、受信データブロックの出力開始タイ
ミングを発生する第1のタイミング発生手段と、上記第
1の検出手段で検出された基準時刻により基準時刻と同
一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻発生手
段と、この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミ
ング発生手段で発生された受信データブロックの出力開
始タイミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、
上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
ングの発生時刻が付加された送信データブロックを取得
する取得手段と、この取得手段で取得された送信データ
ブロックに付加された送信データブロックの送信開始タ
イミングの発生時刻を取り除く除去手段と、上記取得手
段で取得された送信データブロックに付加された送信デ
ータブロックの送信開始タイミングの発生時刻を取り出
す取出手段と、この取出手段で取り出された送信データ
ブロックの送信開始タイミングの発生時刻と上記第1の
計測手段で計測された受信データブロックの出力開始タ
イミングの発生時刻との差が一定値になるように送信デ
ータブロックの送信開始タイミング発生周期を補正する
補正量を検出する補正量検出手段とを有し、上記送信手
段が、上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検
出する第2の検出手段と、送信データブロックの送信開
始タイミングを発生する第2のタイミング発生手段と、
上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
発生手段と、この第2の時刻発生手段により上記第2の
タイミング発生手段で発生された送信データブロックの
送信開始タイミングの発生時刻を計測する第2の計測手
段と、この第2の計測手段で計測された送信データブロ
ックの送信開始タイミングの発生時刻を送信データブロ
ックに付加する付加手段と、上記補正量検出手段で検出
された補正量で上記第2のタイミング発生手段で発生さ
れる送信データブロックの送信開始タイミングの発生周
期を補正する補正手段とから構成されている。
【0020】この発明の画像データ転送装置は、一定量
のデータブロックを一定の周期で送信手段から伝送手段
を経由して受信手段へ転送するデータ転送装置におい
て、上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の
基準となる基準時刻発生手段を有し、上記受信手段が、
上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
検出手段と、受信データブロックの出力開始タイミング
を発生するタイミング発生手段と、上記検出手段で検出
された基準時刻により基準時刻と同一時刻になるように
時刻合わせを行う時刻発生手段と、この時刻発生手段に
より上記タイミング発生手段で発生された受信データブ
ロックの出力開始タイミングの発生時刻を計測する計測
手段と、上記送信手段より送信データブロックの送信開
始タイミングの発生時刻を取得する取得手段と、この取
得手段で取得された送信データブロックの送信開始タイ
ミングの発生時刻と上記計測手段で計測された受信デー
タブロックの出力開始タイミングの発生時刻との差が一
定値になるように上記タイミング発生手段で発生される
受信データブロックの出力開始タイミングの発生周期を
補正する補正手段とから構成されている。
【0021】この発明の画像データ転送装置は、一定量
のデータブロックを一定の周期で送信手段から伝送手段
を経由して受信手段へ転送するデータ転送装置におい
て、上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の
基準となる基準時刻発生手段を有し、上記受信手段が、
上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
第1の検出手段と、受信データブロックの出力開始タイ
ミングを発生する第1のタイミング発生手段と、上記第
1の検出手段で検出された基準時刻により基準時刻と同
一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻発生手
段と、この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミ
ング発生手段で発生された受信データブロックの出力開
始タイミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、
上記送信手段で検出された補正量で上記第1のタイミン
グ発生手段で発生される受信データブロックの出力開始
タイミングの発生周期を補正する補正手段とを有し、上
記送信手段が、上記基準時刻発生手段で発生される基準
時刻を検出する第2の検出手段と、送信データブロック
の送信開始タイミングを発生する第2のタイミング発生
手段と、上記第2の検出手段で検出された基準時刻によ
り基準時刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第
2の時刻発生手段と、この第2の時刻発生手段により上
記第2のタイミング発生手段で発生された送信データブ
ロックの送信開始タイミングの発生時刻を計測する第2
の計測手段と、上記第1の計測手段で計測された受信デ
ータブロックの出力開始タイミングの発生時刻を取得す
る取得手段と、この取得手段で取得された受信データブ
ロックの出力開始タイミングの発生時刻と上記第2の計
測手段で計測された送信データブロックの送信開始タイ
ミングの発生時刻との差が一定値になるように受信デー
タブロックの出力開始タイミング発生周期を補正する補
正量を検出する補正量検出手段とから構成されている。
【0022】この発明の画像データ転送装置は、一定量
のデータブロックを一定の周期で送信手段から伝送手段
を経由して受信手段へ転送するデータ転送装置におい
て、上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の
基準となる基準時刻発生手段を有し、上記受信手段が、
上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
第1の検出手段と、受信データブロックの出力開始タイ
ミングを発生する第1のタイミング発生手段と、上記第
1の検出手段で検出された基準時刻により基準時刻と同
一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻発生手
段と、この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミ
ング発生手段で発生された受信データブロックの出力開
始タイミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、
上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
ングの発生時刻が付加された送信データブロックを取得
する取得手段と、この取得手段で取得された送信データ
ブロックに付加された送信データブロックの送信開始タ
イミングの発生時刻を取り除く除去手段と、上記取得手
段で取得された送信データブロックに付加された送信デ
ータブロックの送信開始タイミングの発生時刻を取り出
す取出手段と、この取出手段で取り出された送信データ
ブロックの送信開始タイミングの発生時刻と上記第1の
計測手段で計測された受信データブロックの出力開始タ
イミングの発生時刻との差が一定値になるように上記第
1のタイミング発生手段で発生される受信データブロッ
クの出力開始タイミングの発生周期を補正する補正手段
とを有し、上記送信手段が、上記基準時刻発生手段で発
生される基準時刻を検出する第2の検出手段と、送信デ
ータブロックの送信開始タイミングを発生する第2のタ
イミング発生手段と、上記第2の検出手段で検出された
基準時刻により基準時刻と同一時刻になるように時刻合
わせを行う第2の時刻発生手段と、この第2の時刻発生
手段により上記第2のタイミング発生手段で発生された
送信データブロックの送信開始タイミングの発生時刻を
計測する第2の計測手段と、この第2の計測手段で計測
された送信データブロックの送信開始タイミングの発生
時刻を送信データブロックに付加する付加手段とから構
成されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0024】図1は、高速シリアルバスIEEE139
4により各ユニットを接続したデジタル複写機システム
の構成を示す。
【0025】デジタル複写機システム1は、画像の読み
取りを行うイメージスキャナ2、画像の印字出力を行う
ページプリンタ3、イメージスキャナ2及びページプリ
ンタ3の動作制御及び読みとった画像の蓄積、並び替え
出力、回転出力、複数画像の連結、複数画像の合成など
のイメージハンドリングを行うデジタル複写機コントロ
ーラ4、これらモジュールを接続するIEEE1394
シリアルバス6により構成されている。
【0026】また、デジタル複写機コントローラ4とパ
ーソナルコンピュータ(以下、PCと記述する)5とを
IEEE1394シリアルバス6で接続することによ
り、イメージスキャナ2からPC5への画像出力、PC
5からページプリンタ3への画像の印字出力、PC5と
デジタル複写機コントローラ4間のデータ入出力を行う
ことも可能である。
【0027】従って、IEEE1394シリアルバス6
において、イメージスキャナ2は画像データ送信部、ペ
ージプリンタ3は画像データ受信部、デジタル複写機コ
ントローラ4は画像データ送信制御部と画像データ受信
制御部の両方を持つモジュールとして位置づけられる。
【0028】図2は、本発明による画像データ転送にお
けるライン転送タイミングの同期方法を概念的に示して
いる。
【0029】画像データ転送は、画像データの発生及び
送信もととなる画像データ送信ノード8から、画像デー
タの受信及び出力を行う画像データ受信ノード9へ行わ
れる。
【0030】また、本発明においては、ライン転送タイ
ミングの同期化に必要な基準時刻発生(サイクルマス
タ)ノード7がIEEE1394シリアルバス6上に1
以上必要である。但し、基準時刻発生ノードとして動作
するノードは、IEEE1394シリアルバス上に唯一
であり、画像データ送信ノードもしくは画像データ受信
ノードが基準時刻発生ノードを兼ねることも可能であ
る。
【0031】次に本発明の概略について述べる。
【0032】画像データ送信ノード8及び画像データ受
信ノード9はそれぞれ内部に動作基準クロックを持って
おり、基準クロックを元に1ラインの処理周期を発生
し、画像の読み取りや印字出力を行っている。従って、
それぞれの1ラインの処理周期間に僅かではあるがずれ
や変動が生じてしまう。高解像で大容量の画像データを
転送する場合、僅かなずれであっても、ずれが積算さ
れ、ずれを吸収するための緩衝メモリが必要となり、装
置の規模及びコストを増大させるという問題があった。
【0033】本発明は、このずれを補正することによっ
て緩衝メモリのサイズを削減することを目的としてい
る。
【0034】次に、ずれの補正方法について述べる。
【0035】IEEE1394シリアルバス6上の基準
時刻発生ノード7は、サイクルタイマ7aを実装するこ
とで、サイクルマスタの時刻を基準に定期的に時刻合わ
せを行い、IEEE1394シリアルバス6内で同一性
の保証された時刻を知ることが出来る。
【0036】画像データ送信ノード8及び画像データ受
信ノード9は、それぞれの発生するライン同期信号発生
時刻8b,9bを、それぞれに設けられたサイクルタイ
マ8a,9aより取得する。
【0037】画像データ受信ノード9のライン同期信号
周期を基準に画像データ送信ノード8のライン同期信号
周期を補正する場合、それぞれのライン同期信号の開始
時刻8b,9bの差を求め、この差が一定値になるよう
に画像データ送信ノード8のライン同期信号周期を増減
することによって補正(8c)を行う。
【0038】画像データ送信ノード8のライン同期信号
周期を基準に画像データ受信ノード9のライン同期信号
周期を補正する場合、それぞれのライン同期信号の開始
時刻8b,9bの差を求め、この差が一定値になるよう
に画像データ受信ノード9のライン同期信号周期を増減
することによって補正(9c)を行う。
【0039】次に、従来方法の問題点について詳細に説
明する。
【0040】図3は、1ページの画像データのライン単
位の送・受信を示す。
【0041】A3サイズ縦置きの画像を解像度600D
PIで処理する場合、転送ライン数は約9922ライン
となる。画像データ送信ノードは画像を一定の周期でラ
イン単位に画像を送信し、画像データ受信ノードはライ
ン単位に画像を受信し、一定の周期で受信したデータで
出力する。
【0042】図4は、送信側と受信側でライン同期がと
れている状態の送信側ライン入力画像及び受信側ライン
出力画像を示す。
【0043】送信側は、送信側のライン同期信号毎に1
ライン分のデータを送信する。受信側は、受信側のライ
ン同期信号毎にすでに受信の完了している1ライン分の
画像データを出力する。送信側と受信側でライン同期が
とれている状態では、送信側と受信側の処理ラインの相
対関係がページスタートからページエンドまで一定に保
たれている。従って、伝送処理で生じる遅延時間分の緩
衝メモリを実装すれば良いことになる。
【0044】図5は、受信側のライン周期が送信側に対
し1%長いために処理ラインにずれを生じている状態を
示している。
【0045】9922ラインの画像を処理した場合、ペ
ージエンドで約100ラインのずれを生じるため、この
ずれを吸収するためには約100ライン分の緩衝メモリ
が必要となる。
【0046】図6は、受信側のライン周期が送信側に対
し1%短いために処理ラインにずれを生じている状態を
示している。
【0047】9922ラインの画像を処理した場合、ペ
ージエンドで約100ラインのずれを生じるため、この
ずれを吸収するためには約100ライン分の緩衝メモリ
が必要となる。
【0048】つまり、ライン周期が±1%範囲で誤差を
持っていると仮定すると、9922ラインの画像を処理
するためには、ずれを吸収するために前後100ライン
の合計200ライン分の緩衝メモリが必要となってしま
う。
【0049】次に、本発明によるラインずれの生じない
画像データ転送装置について詳細に説明する。すなわ
ち、画像データ転送装置20は、画像データ送信制御部
21、画像データ受信制御部22とがIEEE1394
シリアルバス6で接続され、IEEE1394シリアル
バス6にサイクルマスタノード23が接続されている。
【0050】図7は、画像データ送信制御部21の構成
を示している。
【0051】画像データ送信制御部21は、IEEE1
394シリアルバス6に対して送信パケットデータをア
イソクロナス(Isochronous)転送モードで送信し、制
御データをエイシンクロナス(Asynchronous)転送モー
ドで送・受信を行うためのIEEE1394シリアルバ
スコントローラ10、ページスタート信号及びライン同
期信号に同期してライン画像データを発生する画像デー
タ発生部11、ライン画像データを必要に応じてアイソ
クロナス転送に適したパケットサイドに変換し、必要に
応じて送信側ライン同期信号の開始時刻データをライン
画像データに付加して送信パケットを生成する送信パケ
ット変換部12、送信側ライン同期信号開始時刻を計測
し、ライン同期信号の発生周期制御を行う画像データ送
信ライン転送同期制御部13により構成されてる。
【0052】図8は、画像データ受信制御部22の構成
を示している。
【0053】画像データ受信制御部は、IEEE139
4シリアルバスコントローラ14、画像データ出力部1
5、受信パケット変換部16、画像データ受信ライン転
送同期制御部17により構成されている。
【0054】IEEE1394シリアルバスコントロー
ラ14は、IEEE1394シリアルバス6に対してパ
ケットデータをアイソクロナス(Isochronous)転送モ
ードで受信し、制御データをエイシンクロナス(Asynch
ronous)転送モードで送・受信を行う。
【0055】画像データ出力部15は、ページスタート
信号に従って出力動作を開始し、出力部の転送周期を基
準とする場合、基準となるライン同期信号を出力し、送
信部の転送周期を基準とする場合、画像データ受信ライ
ン転送同期制御部17の出力するライン同期信号に従っ
てライン画像データを出力する。
【0056】受信パケット変換部16は、受信パケット
データから必用に応じてパケットに付加された送信側ラ
イン同期信号開始時刻データを抽出・分離し、元のライ
ン単位の画像データに変換する。
【0057】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、受信側ライン同期信号開始時刻を計測し、送信側も
しくは受信側のライン同期信号の発生周期制御を行う。
【0058】次に、画像データ転送の同期化を行うため
の第1〜第6実施例について、画像データ送信ライン同
期制御部13、画像データ受信ライン転送同期制御部1
7の動作を詳細に説明する。
【0059】第1実施例は、送信側と受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、送信側が受信側の開
始時刻を取得し、時刻の差が一定値になるように送信側
のライン同期信号周期を補正するものである。
【0060】図9は、第1実施例における画像データ送
信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0061】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側ライン同期信号発生部91、ライン同期信号
発生周期補正制御部92、送信側ライン同期信号開始時
刻記憶レジスタ93、受信側ライン同期信号開始時刻記
憶レジスタ94、制御データ送・受信制御95により構
成されている。
【0062】送信側ライン同期信号発生部91は、ライ
ン同期信号発生周期補正制御部92から指示される周期
でライン同期信号を発生する。
【0063】制御データ送・受信制御95は、各種の制
御データをIEEE1394シリアルバス6に対してエ
イシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
し、画像データ発生部11に対してページスタート信号
を発生する。
【0064】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ94は、受信側のライン同期信号開始時刻をIEEE
1394シリアルバス6を経由して制御データ送・受信
制御95より読み出し、受信側のライン同期信号発生時
刻を記憶する。
【0065】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ93は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ライ
ン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値(I
EEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ値)
を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像データ送
信制御部21のIEEE1394シリアルバスコントロ
ーラ10より読み出され、IEEE1394シリアルバ
ス6上の共通時刻を示している。
【0066】IEEE1394規格準拠のサイクルタイ
マレジスタは、32ビットのレジスタ(この値をCYC
LE_TIME値と呼ぶ)で構成されている。このレジ
スタの下位12ビットは3072の剰余で24.576
MHzのクロック毎に増加する。次の13ビットは8K
Hz毎に増加する。上位7ビットは1秒ごとに増加す
る。従って、最小のカウントサイクル24.576MH
zで128秒までカウントすることが可能である。
【0067】また、サイクルタイマレジスタは、IEE
E1394シリアルバス6上の時刻基準となるサイクル
マスタノード23より125μsec毎にサイクルスタ
ート信号を受信し、サイクルスタート信号に含まれるサ
イクルマスタノードの基準時刻情報によって、時刻合わ
せが行われる。
【0068】従って、IEEE1394シリアルバス6
に接続されたサイクルタイマレジスタを持つ全てのノー
ドは、サイクルマスタノード23と同一の時刻情報を持
つことができる。
【0069】ライン同期信号発生周期補正制御部92
は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同期
信号開始時刻の関係により送信側ライン同期信号発生周
期の補正量を決定し、ライン同期信号発生部91に対
し、ライン同期信号発生周期を指示する。
【0070】ライン同期信号発生部91は、ライン同期
信号発生周期補正制御部92より指示された周期でライ
ン同期信号を発生する。
【0071】図10は、第1実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0072】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、制御データ送・受信制御部101、受信側ライン同
期信号開始時刻記憶レジスタ102より構成される。
【0073】制御データ送・受信制御101は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0074】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ102は、受信側ライン同期信号の開始毎に受信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ受信制御部22のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ14より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0075】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ102の内容はIEEE1394シリアルバス6を経
由して送信側より制御データとして読み出しが可能であ
る。
【0076】図11は、第1実施例における送信側ライ
ン同期信号発生部91の構成を示している。送信側ライ
ン同期信号発生部91は、基準クロック発生部113、
ダウンカウンタ112、同期信号発生部111により構
成される。
【0077】基準クロック発生部113は、ダウンカウ
ンタの基準クロックを発生する。ダウンカウンタ112
は、基準クロック113毎にカウンタ値をカウントダウ
ンし、カウント値が0になるとカウンタボロー信号を発
生すると共に送信側ライン同期信号発生周期(Pt)を
ダウンカウンタロード値として、ダウンカウンタ112
にロードする。従って、基準クロックを送信側ライン同
期信号周期(Pt)分カウントする毎にダウンカウンタ
ボロー信号を発生する。同期信号発生部111は、ダウ
ンカウンタ112からダウンカウンタボロー信号を受け
取る度に送信側ライン同期信号を発生する。
【0078】図12は、第1実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0079】本制御は、送信側同期信号の発生周期を初
期化して同期化制御を開始する(ST1,2)。送信側
の同期信号が発生する毎(ST3)に、送信側の同期信
号発生時刻(Tt)と受信側の同期信号発生時刻(T
r)を取得し(ST4,5)、その差(E)が時刻差目
標値(Tg)に対し許容範囲内(Ed)に収まるように
制御する(ST6,7,8)。
【0080】第1実施例では、同期信号周期(Pt)の
補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを同期信号周
期(Pt)に加えることによって行っている(ST
8)。
【0081】図13は、第1実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0082】本制御は、受信側同期信号発生時刻を取得
して同期化制御を開始する(ST11,12)。送信側
より受信側同期信号発生時刻(Tr)の取得要求があれ
ば(ST13)、受信側同期信号発生時刻(Tr)を送
信側に対して送信する(ST14)。受信側の同期信号
が発生する毎に(ST15)、受信側の同期信号発生時
刻(Tr)を取得し(ST16)、ステップST12へ
戻る。
【0083】図14は、第1実施例における制御によっ
て送信側の同期信号発生タイミングが受信側の同期信号
発生タイミングに同期する過程を示している。送信側ラ
イン同期信号発生時刻(Tt)と受信側ライン同期信号
発生時刻(Tr)の差(E)が時刻差の目標値(Tg)
に等しくなるように送信側の同期信号発生周期(Pt)
を増減する。制御が繰り返される毎に目標値に収束す
る。また、許容範囲から外れると再び同期信号発生周期
が補正され目標値に収束するように制御される。
【0084】第2実施例は、送信側と受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、受信側が送信側の開
始時刻を取得し、時刻の差が一定値になるように送信側
のライン同期信号周期を補正するものである。
【0085】図15は、第2実施例における画像データ
送信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0086】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側ライン同期信号発生部131、ライン同期信
号発生周期補正制御部132、送信側ライン同期信号開
始時刻記憶レジスタ133、制御データ送・受信制御1
34により構成されている。
【0087】送信側ライン同期信号発生部131は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御部132から指示される
周期でライン同期信号を発生する。
【0088】制御データ送・受信制御134は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ発生部11に対しページスター
ト信号を発生する。
【0089】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ133は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0090】ライン同期信号発生周期補正制御部132
は受信側からIEEE1394シリアルバスコントロー
ラ10を経由して制御データ送・受信部134で受けた
送信側ライン同期信号発生周期補正信号により送信側ラ
イン同期信号発生周期の補正量を決定し、ライン同期信
号発生部131に対し、ライン同期信号発生周期を指示
する。
【0091】ライン同期信号発生部131は、ライン同
期信号発生周期補正制御部132より指示された周期で
ライン同期信号を発生する。
【0092】ライン同期信号発生部131の構成は、第
1実施例における図11と同様である。
【0093】図16は、第2実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0094】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、制御データ送・受信制御部141、送信側ライン同
期信号開始時刻記憶レジスタ142、ライン同期信号発
生周期補正量検出部143、受信側ライン同期信号開始
時刻記憶レジスタ144より構成される。
【0095】制御データ送・受信制御141は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0096】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ144は、受信側ライン同期信号の開始毎に受信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ受信制御部22のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ14より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0097】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ142は、送信側のライン同期信号開始時刻をIEE
E1394シリアルバス6を経由して制御データ送・受
信制御141より読み出し、送信側のライン同期信号発
生時刻を記憶する。
【0098】ライン同期信号発生周期補正量検出部14
3は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同
期信号開始時刻の関係により送信側ライン同期信号発生
周期の補正量を決定し、送信側ライン同期信号発生周期
補正信号を制御データ送・受信制御141よりIEEE
1394シリアルバス6を経由し、送信側に対してライ
ン同期信号発生周期を指示する。
【0099】図17は、第2実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0100】本制御は、送信側同期信号発生周期を受信
側より受信して同期化制御を開始する(ST21、2
2)。受信側より送信側同期信号発生時刻(Tt)の取
得要求があれば(ST23)、送信側同期信号発生時刻
(Tt)を受信側に対して送信し(ST24)、受信側
より送信側同期信号発生周期の設定要求があれば(ST
25)、送信側同期信号発生周期を受信側より受信し送
信側同期信号発生周期として設定する(ST26)。そ
して、送信側の同期信号が発生する毎に(ST27)、
送信側の同期信号発生時刻(Tt)を取得し(ST2
8)、ステップST22へ戻る。
【0101】図18は、第2実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0102】本制御は、送信側同期信号の発生周期を初
期化して同期化制御を開始し(ST31、32)、受信
側の同期信号が発生する毎に(ST33)、送信側の同
期信号発生時刻(Tt)と受信側の同期信号発生時刻
(Tr)を取得し(ST35,36)、その差(E)が
時刻差目標値(Tg)に対し許容範囲内(Ed)に収ま
るように制御する(ST37,38,39)。
【0103】第2実施例では、同期信号周期(Pt)の
補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを同期信号周
期(Pt)に加えることによって行っている(ST3
8)。補正された送信側同期信号発生周期(Pt)は受
信側より送信側に設定される(ST39)。
【0104】図14は、第2実施例における制御によっ
て送信側の同期信号発生タイミングが受信側の同期信号
発生タイミングに同期化する過程を示している。送信側
ライン同期信号発生時刻(Tt)と受信側ライン同期信
号発生時刻(Tr)の差(E)が時刻差の目標値(T
g)に等しくなるように送信側の同期信号発生周期(P
t)を増減する。制御が繰り返される毎に目標値に収束
する。また、許容範囲から外れると再び同期信号発生周
期が補正され目標値に収束するように制御される。
【0105】第3実施例は、送信側と受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、受信側が送信側の同
期信号開始時刻を画像データに付加して受信側に送信
し、受信側は受信データから送信側の同期信号開始時刻
を分離することによって送信側の開始時刻を取得する。
受信側は、受信側と送信側との同期信号開始時刻の差が
一定値になるように送信側のライン同期信号周期を補正
する。
【0106】図19は、第3実施例に於ける送信パケッ
ト変換部12の構成を示している。
【0107】送信パケット変換部12は、ライン画像デ
ータパケット化バッファ151、タイムスタンプ付加制
御部152より構成されている。
【0108】1ライン画像データパケット化バッファ1
51は、送信するライン画像データを送信パケットのデ
ータサイズにまとめるためのデータバッファである。
【0109】1ラインの画像データが1送信パケットに
対応する場合、画像データはそのままパケットデータと
して転送する。また、2ラインの画像データが1送信パ
ケットに対応する場合、2ライン分の画像データが準備
できた段階でパケットデータとして転送する。
【0110】タイムスタンプ付加制御部152は、送信
画像データに送信側のライン同期信号発生時刻を付加
し、送信パケットデータを生成する。
【0111】送信側のライン同期信号発生時刻を付加す
る必要がない場合(第1実施例、第2実施例)、タイム
スタンプ付加制御部152はパケット化された画像デー
タをそのまま出力する。
【0112】図20は、1ライン毎にタイムスタンプを
付加する送信パケット変換の様子を示している。
【0113】図21は、2ライン毎にタイムスタンプを
付加する送信パケット変換の様子を示している。
【0114】図22は、第3実施例に於ける受信パケッ
ト変換部16の構成を示している。
【0115】受信パケット変換部16は、タイムスタン
プ分離処理部181、受信パケットデータライン画像デ
ータ化バッファ182より構成されている。
【0116】タイムスタンプ分離処理部181は、受信
パケットデータに送信側ライン同期信号開始時刻データ
が付加されている場合、それを分離して送信側ライン同
期信号開始時刻データと画像データを生成する。
【0117】受信パケットデータライン画像データ化バ
ッファ182は、受信した画像データを元のライン単位
の画像データに分離する。
【0118】図23は、1ライン毎にタイムスタンプを
付加された受信パケットのライン画像変換の様子を示し
ている。
【0119】図24は、2ライン毎にタイムスタンプを
付加された受信パケットのライン画像変換の様子を示し
ている。
【0120】図25は、第3実施例における画像データ
送信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0121】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側ライン同期信号発生部211、ライン同期信
号発生周期補正制御部212、送信側ライン同期信号開
始時刻記憶レジスタ213、制御データ送・受信制御2
14により構成されている。
【0122】送信側ライン同期信号発生部211は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御から指示される周期でラ
イン同期信号を発生する。
【0123】制御データ送・受信制御214は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ発生部11に対しページスター
ト信号を発生する。
【0124】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ213は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0125】送信側ライン同期信号開始時刻は、送信パ
ケット変換部12に入力され、送信パケットデータとし
て送信側ライン画像データに付加される。
【0126】ライン同期信号発生周期補正制御部212
は、受信側からIEEE1394シリアルバス6を経由
して制御データ送・受信部214で受けた送信側ライン
同期信号発生周期補正信号により送信側ライン同期信号
発生周期の補正量を決定し、ライン同期信号発生部21
1に対し、ライン同期信号発生周期を指示する。
【0127】ライン同期信号発生部211は、ライン同
期信号発生周期補正制御部212より指示された周期で
ライン同期信号を発生する。
【0128】ライン同期信号発生部211の構成は、第
1実施例における図11と同様である。
【0129】図26は、第3実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0130】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、制御データ送・受信制御部221、送信側ライン同
期信号開始時刻記憶レジスタ222、ライン同期信号発
生周期補正量検出部223、受信側ライン同期信号開始
時刻記憶レジスタ224より構成される。
【0131】制御データ送・受信制御221は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0132】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ224は、受信側ライン同期信号の開始毎に受信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ受信制御部22のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ14より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0133】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ222は、受信パケット変換部16により受信パケッ
トデータから分離された送信側のライン同期信号開始時
刻を取得し、送信側のライン同期信号発生時刻を記憶す
る。
【0134】ライン同期信号発生周期補正量検出部22
3は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同
期信号開始時刻の関係により送信側ライン同期信号発生
周期の補正量を決定し、送信側ライン同期信号発生周期
補正信号を制御データ送・受信制御221よりIEEE
1394シリアルバス6を経由して送信側に対し、ライ
ン同期信号発生周期を指示する。
【0135】図27は、第3実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0136】本制御は、送信側同期信号発生周期を受信
側より受信して同期化制御を開始する(ST41、4
2)。受信側より送信側同期信号発生周期の設定要求が
あれば(ST43)、送信側同期信号発生同期を受信側
より受信し送信側同期信号発生周期として設定する(S
T44)。送信側の同期信号が発生する毎に(ST4
5)、送信側の同期信号発生時刻(Tt)を取得する
(ST46)。取得した送信側周期信号発生時刻(T
t)を送信画像データに付加して受信側に転送する(S
T47)。
【0137】図28は、第3実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0138】本制御は、送信側同期信号の発生周期初期
化を行って同期化制御を開始する(ST51,52)。
受信側の同期信号が発生する毎に(ST53)、送信側
の同期信号発生時刻(Tt)と受信側の同期信号発生時
刻(Tr)を取得し(ST54,55)、その差(E)
が時刻差目標値(Tg)に対し許容範囲内(Ed)に収
まるように制御する(ST57,58,59)。送信側
の同期信号発生時刻は受信パケットデータから受信パケ
ット変換部によって分離される。
【0139】第3実施例では、同期信号周期(Pt)の
補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを同期信号周
期(Pt)に加えることによって行っている(ST5
8)。補正された送信側同期信号発生周期(Pt)は受
信側より送信側に設定される(ST59)。
【0140】図14は、第3実施例における制御によっ
て送信側の同期信号発生タイミングが受信側の同期信号
発生タイミングに同期化する過程を示している。送信側
ライン同期信号発生時刻(Tt)と受信側ライン同期信
号発生時刻(Tr)の差(E)が時刻差の目標値(T
g)に等しくなるように送信側の同期信号発生周期(P
t)を増減する。制御が繰り返される毎に目標値に収束
する。また、許容範囲から外れると再び同期信号発生周
期が補正され目標値に収束するように制御される。
【0141】第4実施例は、送信側の受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、受信側が送信側の開
始時刻を取得し、時刻の差が一定値になるように受信側
のライン同期信号周期を補正するものである。
【0142】図29は、第4実施例における画像データ
送信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0143】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側ライン同期信号発生部231、送信側ライン
同期信号開始時刻記憶レジスタ232、制御データ送・
受信制御223により構成されている。
【0144】送信側ライン同期信号発生部231は、一
定周期で送信側のライン同期信号を発生する。
【0145】制御データ送・受信制御233は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ発生部11に対しページスター
ト信号を発生する。
【0146】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ232は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0147】IEEE1394規格準拠のサイクルタイ
マレジスタは、32ビットのレジスタ(この値をCYC
LE_TIME値と呼ぶ)で構成されている。このレジ
スタの下位12ビットは3072の剰余で24.576
MHzのクロック毎に増加する。次の13ビットは8K
Hz毎に増加する。上位7ビットは1秒ごとに増加す
る。従って、最小のカウントサイクル24.576MH
zで128秒までカウントすることが可能である。
【0148】また、サイクルタイマレジスタは、IEE
E1394シリアルバス6上の時刻基準となるサイクル
マスタノード23より125μsec毎にサイクルスタ
ート信号を受信し、サイクルスタート信号に含まれるサ
イクルマスタノードの基準時刻情報によって、時刻合わ
せが行われる。
【0149】従って、IEEE1394シリアルバスに
接続されたサイクルタイマレジスタを持つ全てのノード
はサイクルマスタノードと同一の時刻情報を持つことが
できる。
【0150】図30は、第4実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0151】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、受信側ライン同期信号発生部243、ライン同期信
号発生周期補正制御部244、送信側ライン同期信号開
始時刻記憶レジスタ242、受信側ライン同期信号開始
時刻記憶レジスタ245、制御データ送・受信制御24
1により構成されている。
【0152】受信側ライン同期信号発生部243は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御部244から指示される
周期でライン同期信号を発生する。
【0153】制御データ送・受信制御241は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0154】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ242は、送信側のライン同期信号開始時刻をIEE
E1394シリアルバス6経由して制御データ送・受信
制御241より読み出し、送信側のライン同期信号発生
時刻を記憶する。
【0155】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ245は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0156】ライン同期信号発生周期補正制御部244
は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同期
信号開始時刻の関係により送信側ライン同期信号発生周
期の補正量を決定し、受信側ライン同期信号発生部24
3に対し、ライン同期信号発生周期を指示する。
【0157】受信側ライン同期信号発生部243は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御部244より指示された
周期でライン同期信号を発生する。
【0158】図31は、第4実施例における受信側ライ
ン同期信号発生部243の構成を示している。受信側ラ
イン同期信号発生部243は、基準クロック発生部12
3、ダウンカウンタ122、同期信号発生部121によ
り構成される。
【0159】基準クロック123発生部は、ダウンカウ
ンタ122の基準クロックである。ダウンカウンタ12
2は、基準クロック123からの基準クロック毎にカウ
ンタ値をカウントダウンし、カウント値が0になるとカ
ウンタボロー信号を発生すると共に受信側ライン同期信
号発生周期(Pr)をダウンカウンタロード値として、
ダウンカウンタ122にロードする。従って、基準クロ
ックを受信側ライン同期信号周期(Pr)分カウントす
る毎にダウンカウンタボロー信号を発生する。同期信号
発生部121は、ダウンカウンタ122からボロー信号
を受け取る度に受信側ライン同期信号を発生する。
【0160】図32は、第4実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0161】本制御は、送信側同期信号発生時刻を取得
して同期化制御を開始する(ST61、62)。受信側
より送信側同期信号発生時刻(Tt)の取得要求があれ
ば(ST63)、送信側同期信号発生時刻(Tt)を受
信側に対して送信する(ST64)。送信側の同期信号
が発生する毎に(ST65)、送信側の同期信号発生時
刻(Tt)を取得し(ST66)、ステップST62へ
戻る。
【0162】図33は、第4実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0163】本制御は、受信側同期信号の発生周期を初
期化して同期化制御を開始する(ST71,72)。受
信側の同期信号が発生する毎に(ST73)、送信側の
同期信号発生時刻(Tt)と受信側の同期信号発生時刻
(Tr)を取得し(ST74,75)、その差(E)が
時刻差目標値(Tg)に対し許容範囲内(Ed)に収ま
るように制御する(ST76,77,78)。
【0164】第4実施例では、同期信号周期(Pr)の
補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを同期信号周
期(Pr)に加えることによって行っている(ST7
8)。
【0165】図34は、第4実施例における制御によっ
て受信側の同期信号発生タイミングが送信側の同期信号
発生タイミングに同期化する過程を示している。
【0166】送信側ライン同期信号発生時刻(Tt)と
受信側ライン同期信号発生時刻(Tr)の差(E)が時
刻差の目標値(Tg)に等しくなるように送信側の同期
信号発生周期(Pr)を増減する。制御が繰り返される
毎に目標値に収束する。また、許容範囲から外れると再
び同期信号発生周期が補正され目標値に収束するように
制御される。
【0167】第5実施例は、送信側と受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、送信側が受信側の開
始時刻を取得し、時刻の差が一定値になるように受信側
のライン同期信号周期を補正するものである。
【0168】図35は、第5実施例における画像データ
送信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0169】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、制御データ送・受信制御部255、送信側ライン同
期信号発生部251、送信側ライン同期信号開発時刻記
憶レジスタ253、ライン同期信号発生周期補正量検出
部252、受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジスタ
254より構成される。
【0170】送信側ライン同期信号発生部251は、一
定周期で送信側のライン同期信号を発生する。制御デー
タ送・受信制御255は、各種の制御データをIEEE
1394シリアルバス6に対してエイシンクロナス(As
ynchronous)転送により送・受信する。また、画像デー
タ発生部11に対しページスタート信号を発生する。
【0171】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ253は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE2394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ受信制御部22のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ14より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス6上の共通時刻を示している。
【0172】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ254は、受信側のライン同期信号開始時刻をIEE
E1394シリアルバス6経由して制御データ送・受信
制御255より読み出し、受信側のライン同期信号発生
時刻を記憶する。
【0173】ライン同期信号発生周期補正量検出部25
2は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同
期信号開始時刻の関係により受信側ライン同期信号発生
周期の補正量を決定し、受信側ライン同期信号発生周期
補正信号を制御データ送・受信制御255よりIEEE
1394シリアルバス6経由して受信側に対し、ライン
同期信号発生周期を指示する。
【0174】図36は、第5実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0175】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、受信側ライン同期信号発生部262、ライン同期信
号発生周期補正制御部263、受信側ライン同期信号開
始時刻記憶レジスタ264、制御データ送・受信制御2
61により構成されている。
【0176】受信側ライン同期信号発生部262は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御部263から指示される
周期でライン同期信号を発生する。
【0177】制御データ送・受信制御261は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0178】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ264は、受信側ライン同期信号の開始毎に受信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス上の共通時刻を示している。
【0179】ライン同期信号発生周期補正制御部263
は、送信側からIEEE1394シリアルバス6を経由
して制御データ送・受信部261で受けた受信側ライン
同期信号発生周期補正信号により受信側ライン同期信号
発生周期の補正量を決定し、受信側ライン同期信号発生
部262に対し、ライン同期信号発生周期を指定する。
【0180】受信側ライン同期信号発生部262は、ラ
イン同期信号発生周期補正制御部263より指示された
周期でライン同期信号を発生する。
【0181】受信側ライン同期信号発生部262の構成
は、第4実施例における図31と同様である。
【0182】図37は、第5実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0183】本制御は、受信側同期信号の発生周期を初
期化して同期化制御を開始する(ST81,82)。送
信側の同期信号が発生する毎に(ST83)、送信側の
同期信号発生時刻(Tt)と受信側の同期信号発生時刻
(Tr)を取得し(ST84,85)、その差(E)が
時刻差目標値(Tg)に対し許容範囲内(Ed)に収ま
るように制御する(ST86,87,88,89)。
【0184】第5実施例では、受信側同期信号周期(P
r)の補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを同期
信号周期(Pr)に加えることによって行っている(S
T88)。補正された受信側同期信号発生周期(Pr)
は送信側より受信側に設定される(ST89)。
【0185】図38は、第5実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0186】本制御は、受信側の同期信号発生周期を送
信側より受信して同期化制御を開始する(ST91,9
2)。送信側より受信側同期信号発生時刻(Tr)の取
得要求があれば(ST93)、受信側同期信号発生時刻
(Tr)を送信側に対して送信し(ST94)、送信側
より受信側同期信号発生周期の設定要求があれば(ST
95)、受信側同期信号発生周期を送信側より受信し受
信側同期信号発生周期として設定する(ST96)。受
信側の同期信号が発生する毎に(ST97)、受信側の
同期信号発生時刻(Tr)を取得し(ST98)、ステ
ップST92へ戻る。
【0187】図34は、第5実施例における制御によっ
て受信側の同期信号発生タイミングが送信側の同期信号
発生タイミングに同期化する過程を示している。
【0188】送信側ライン同期信号発生時刻(Tt)と
受信側ライン同期信号発生時刻(Tr)の差(E)が時
刻差の目標値(Tg)に等しくなるように受信側の同期
信号発生周期(Pr)を増減する。制御が繰り返される
毎に目標値に収束する。また、許容範囲から外れると再
び同期信号発生周期が補正され目標値に収束するように
制御される。
【0189】第6実施例は、送信側と受信側のライン同
期信号開始時刻をそれぞれ測定し、送信側は送信側の同
期信号開始時刻を画像データに付加して受信側に送信
し、受信側は受信データから送信側の同期信号開始時刻
を分離することによって送信側の開始時刻を取得する。
受信側は、受信側と送信側との同期信号開始時刻の差が
一定値になるように受信側のライン同期信号周期を補正
するものである。
【0190】図19は、第6実施例に於ける送信パケッ
ト変換部12の構成を示している。第3実施例と同様で
あるので説明を省略する。図20イン毎にタイムスタン
プを付加する送信パケット変換の様子を示し、図21ラ
イン毎にタイムスタンプを付加する送信パケット変換の
様子を示している。
【0191】図22は、第6実施例に於ける受信パケッ
ト変換部16の構成を示している。第3実施例と同様で
あるので説明を省略する。図23は1ライン毎にタイム
スタンプを付加された受信パケットのライン画像変換の
様子を示し、図24は2ライン毎にタイムスタンプを付
加された受信パケットのライン画像変換の様子を示して
いる。
【0192】図39は、第6実施例における画像データ
送信ライン転送同期制御部13の構成を示している。
【0193】画像データ送信ライン転送同期制御部13
は、送信側ライン同期信号発生部271、送信側ライン
同期信号開始時刻記憶レジスタ272、制御データ送・
受信制御273により構成されている。
【0194】送信側ライン同期信号発生部271は、一
定周期で送信側のライン同期信号を発生する。
【0195】制御データ送・受信制御273は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ発生部11に対しページスター
ト信号を発生する。
【0196】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ272は、送信側ライン同期信号の開始毎に送信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ送信制御部21のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ10より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス上の共通時刻を示している。
【0197】送信側ライン同期信号開始時刻は、送信パ
ケット変換部に入力され、送信パケットデータとして送
信側ライン画像データに付加される。
【0198】図40は、第6実施例における画像データ
受信ライン転送同期制御部17の構成を示している。
【0199】画像データ受信ライン転送同期制御部17
は、制御データ送・受信制御部281、送信側ライン同
期信号開始時刻記憶レジスタ282、受信側ライン同期
信号発生部283、ライン同期信号発生周期補正量検出
部284、受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジスタ
285より構成される。
【0200】制御データ送・受信制御281は、各種の
制御データをIEEE1394シリアルバス6に対して
エイシンクロナス(Asynchronous)転送により送・受信
する。また、画像データ出力部15に対しページスター
ト信号を発生する。
【0201】受信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ285は、受信側ライン同期信号の開始毎に受信側ラ
イン同期信号開始時刻としてCYCLE_TIME値
(IEEE1394規格準拠のサイクルタイマレジスタ
値)を記憶する。CYCLE_TIME値は、画像デー
タ受信制御部22のIEEE1394シリアルバスコン
トローラ14より読み出され、IEEE1394シリア
ルバス上の共通時刻を示している。
【0202】送信側ライン同期信号開始時刻記憶レジス
タ282は、受信パケット変換部16により受信パケッ
トデータから分離された送信側のライン同期信号開始時
刻を取得し、送信側のライン同期信号発生時刻を記憶す
る。
【0203】ライン同期信号発生周期補正量検出部28
4は、受信側ライン同期信号開始時刻と送信側ライン同
期信号開始時刻の関係により送信側ライン同期信号発生
周期の補正量を決定し、受信側ライン同期信号発生部2
83に対し、ライン同期信号発生周期を指示する。
【0204】図41は、第6実施例における送信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0205】本制御は、同期化制御を開始し(ST10
1)、送信側の同期信号が発生する毎に(ST10
2)、送信側の同期信号発生時刻(Tt)を取得する
(ST103)。また、取得した送信側同期信号発生時
刻(Tt)を送信画像データに付加して受信側に転送す
る(ST105)。
【0206】図42は、第6実施例における受信側のラ
イン同期制御を示すフローチャートである。
【0207】本制御は、受信側同期信号の発生周期を初
期化して同期化制御を開始する(ST111,11
2)。受信側の同期信号が発生する毎に(ST11
3)、送信側の同期信号発生時刻(Tt)と受信側の同
期信号発生時刻(Tr)を取得し(ST114,11
5)、その差(E)が時刻差目標値(Tg)に対し許容
範囲内(Ed)に収まるように制御する(ST116,
117,118)。
【0208】送信側の同期信号発生時刻は、受信パケッ
トデータから受信パケット変換部16によって分離され
る。
【0209】第6実施例では、受信側の同期信号周期
(Pr)の補正を時刻差(E)を−1/2倍したものを
受信側の同期信号周期(Pr)に加えることによって行
っている(ST118)。
【0210】図34は、第6実施例における制御によっ
て送信側の同期信号発生タイミングが受信側の同期信号
発生タイミングに同期化する過程を示している。
【0211】送信側ライン同期信号発生時刻(Tt)と
受信側ライン同期信号発生時刻(Tr)の差(E)が時
刻差の目標値(Tg)に等しくなるように受信側の同期
信号発生周期(Pr)を増減する。制御が繰り返される
毎に目標値に収束する。また、許容範囲から外れると再
び同期信号発生周期が補正され目標値に収束するように
制御される。
【0212】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、送信側と受信側の転送速度のずれを吸収する
ために必要な緩衝メモリのサイズ、及び補正に必要な処
理量を増大させることなく、汎用的な高速シリアルバス
インターフェースで画像データを転送することができ
る。
【0213】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
汎用的な高速シリアルバスインターフェースを用いた際
の送信側と受信側の転送速度のずれを吸収するために必
要な緩衝メモリのサイズ、及び補正に必要な処理量を増
大させることなく画像データを転送することのできる画
像データ転送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速シリアルバスIEEE1394により各ユ
ニットを接続したデジタル複写機システムの構成を示す
図。
【図2】本発明による画像データ転送におけるライン転
送タイミングの同期方法を概念的に示す図。
【図3】1ページの画像データのライン単位の送・受信
を示す図。
【図4】送信側と受信側でライン同期がとれている状態
の送信側ライン入力画像及び受信側ライン出力画像を示
す図。
【図5】受信側のライン周期が送信側に対し1%長いた
めに処理ラインにずれを生じている状態を示す図。
【図6】受信側のライン周期が送信側に対し1%短いた
めに処理ラインにずれを生じている状態を示す図。
【図7】画像データ送信制御部の構成を示すブロック
図。
【図8】画像データ受信制御部の構成を示すブロック
図。
【図9】第1実施例における画像データ送信ライン転送
同期制御部の構成を示す図。
【図10】第1実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図11】第1実施例における送信側ライン同期信号発
生部の構成を示す図。
【図12】第1実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図13】第1実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図14】第1実施例における制御によって送信側の同
期信号発生タイミングが受信側の同期信号発生タイミン
グに同期する過程を示す図。
【図15】第2実施例における画像データ送信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図16】第2実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図17】第2実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図18】第2実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図19】第3実施例に於ける送信パケット変換部の構
成を示す図。
【図20】1ライン毎にタイムスタンプを付加する送信
パケット変換の様子を示す図。
【図21】2ライン毎にタイムスタンプを付加する送信
パケット変換の様子を示す図。
【図22】第3実施例に於ける受信パケット変換部の構
成を示す図。
【図23】1ライン毎にタイムスタンプを付加された受
信パケットのライン画像変換の様子を示す図。
【図24】2ライン毎にタイムスタンプを付加された受
信パケットのライン画像変換の様子を示す図。
【図25】第3実施例における画像データ送信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図26】第3実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図27】第3実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図28】第3実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図29】第4実施例における画像データ送信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図30】第4実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図31】第4実施例における受信側ライン同期信号発
生部の構成を示す図。
【図32】第4実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図33】第4実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図34】第4実施例における制御によって受信側の同
期信号発生タイミングが送信側の同期信号発生タイミン
グに同期化する過程を示す図。
【図35】第5実施例における画像データ送信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図36】第5実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図37】第5実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図38】第5実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図39】第6実施例における画像データ送信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図40】第6実施例における画像データ受信ライン転
送同期制御部の構成を示す図。
【図41】第6実施例における送信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【図42】第6実施例における受信側のライン同期制御
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…デジタル複写機システム 2…イメージスキャナ 3…ページプリンタ 4…デジタル複写機コントローラ 5…パーソナルコンピュータ 6…IEEE1394シリアルバス(伝送手段) 10、14…IEEE1394シリアルバスコントロー
ラ 11…画像データ発生部 12…送信パケット変換部 13…画像データ送信ライン転送同期制御部(第2の検
出手段、第2の発生手段、第2の計測手段、取得手段、
補正手段、付加手段、補正量検出手段) 15…画像データ出力部 16…受信パケット変換部 17…画像データ受信ライン転送同期制御部(第1の検
出手段、第1の発生手段、第1の計測手段、取得手段、
補正量検出手段、除去手段、取出手段、補正手段) 21…画像データ送信制御部(送信手段) 22…画像データ受信制御部(受信手段) 23…サイクルマスタノード(時刻発生手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第1の検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生する第
    1のタイミング発生手段と、 上記第1の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻
    発生手段と、 この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミング発
    生手段で発生された受信データブロックの出力開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第1の計測手段とを有し、 上記送信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第2の検出手段と、 送信データブロックの送信開始タイミングを発生する第
    2のタイミング発生手段と、 上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
    発生手段と、 この第2の時刻発生手段により上記第2のタイミング発
    生手段で発生された送信データブロックの送信開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第2の計測手段と、 上記第1の計測手段で計測された受信データブロックの
    出力開始タイミングの発生時刻を取得する取得手段と、 この取得手段で取得した受信データブロックの出力開始
    タイミングの発生時刻と上記第2の計測手段で計測され
    た送信データブロックの送信開始タイミングの発生時刻
    との差が一定値になるように送信データブロックの送信
    開始タイミング発生周期を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第1の検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生する第
    1のタイミング発生手段と、 上記第1の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻
    発生手段と、 この第1の時刻発生手段により基準時刻と同一時刻にな
    るように時刻合わせを行う第1の時刻発生手段と、 この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミング発
    生手段で発生された受信データブロックの出力開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、 上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
    ングの発生時刻を取得する取得手段と、 この取得手段で取得された送信データブロックの送信開
    始タイミングの発生時刻と上記第1の計測手段で計測さ
    れた受信データブロックの出力開始タイミングの発生時
    刻との差が一定値になるように送信データブロックの送
    信開始タイミング発生周期を補正する補正量を検出する
    補正量検出手段とを有し、 上記送信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第2の検出手段と、 送信データブロックの送信開始タイミングを発生する第
    2のタイミング発生手段と、 上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
    発生手段と、 この第2の時刻発生手段により上記第2のタイミング発
    生手段で発生された送信データブロックの送信開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第2の計測手段と、 上記補正量検出手段で検出された補正量で上記第2のタ
    イミング発生手段で発生される送信データブロックの送
    信開始タイミングの発生周期を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第1の検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生する第
    1のタイミング発生手段と、 上記第1の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻
    発生手段と、 この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミング発
    生手段で発生された受信データブロックの出力開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、 上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
    ングの発生時刻が付加された送信データブロックを取得
    する取得手段と、 この取得手段で取得された送信データブロックに付加さ
    れた送信データブロックの送信開始タイミングの発生時
    刻を取り除く除去手段と、 上記取得手段で取得された送信データブロックに付加さ
    れた送信データブロックの送信開始タイミングの発生時
    刻を取り出す取出手段と、 この取出手段で取り出された送信データブロックの送信
    開始タイミングの発生時刻と上記第1の計測手段で計測
    された受信データブロックの出力開始タイミングの発生
    時刻との差が一定値になるように送信データブロックの
    送信開始タイミング発生周期を補正する補正量を検出す
    る補正量検出手段とを有し、 上記送信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第2の検出手段と、 送信データブロックの送信開始タイミングを発生する第
    2のタイミング発生手段と、 上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
    発生手段と、 この第2の時刻発生手段により上記第2のタイミング発
    生手段で発生された送信データブロックの送信開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第2の計測手段と、 この第2の計測手段で計測された送信データブロックの
    送信開始タイミングの発生時刻を送信データブロックに
    付加する付加手段と、 上記補正量検出手段で検出された補正量で上記第2のタ
    イミング発生手段で発生される送信データブロックの送
    信開始タイミングの発生周期を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生するタ
    イミング発生手段と、 上記検出手段で検出された基準時刻により基準時刻と同
    一時刻になるように時刻合わせを行う時刻発生手段と、 この時刻発生手段により上記タイミング発生手段で発生
    された受信データブロックの出力開始タイミングの発生
    時刻を計測する計測手段と、 上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
    ングの発生時刻を取得する取得手段と、 この取得手段で取得された送信データブロックの送信開
    始タイミングの発生時刻と上記計測手段で計測された受
    信データブロックの出力開始タイミングの発生時刻との
    差が一定値になるように上記タイミング発生手段で発生
    される受信データブロックの出力開始タイミングの発生
    周期を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第1の検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生する第
    1のタイミング発生手段と、 上記第1の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻
    発生手段と、 この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミング発
    生手段で発生された受信データブロックの出力開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、 上記送信手段で検出された補正量で上記第1のタイミン
    グ発生手段で発生される受信データブロックの出力開始
    タイミングの発生周期を補正する補正手段とを有し、 上記送信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第2の検出手段と、 送信データブロックの送信開始タイミングを発生する第
    2のタイミング発生手段と、 上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
    発生手段と、 この第2の時刻発生手段により上記第2のタイミング発
    生手段で発生された送信データブロックの送信開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第2の計測手段と、 上記第1の計測手段で計測された受信データブロックの
    出力開始タイミングの発生時刻を取得する取得手段と、 この取得手段で取得された受信データブロックの出力開
    始タイミングの発生時刻と上記第2の計測手段で計測さ
    れた送信データブロックの送信開始タイミングの発生時
    刻との差が一定値になるように受信データブロックの出
    力開始タイミング発生周期を補正する補正量を検出する
    補正量検出手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 一定量のデータブロックを一定の周期で
    送信手段から伝送手段を経由して受信手段へ転送するデ
    ータ転送装置において、 上記伝送手段が、上記送信手段と受信手段の共通の基準
    となる基準時刻発生手段を有し、 上記受信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第1の検出手段と、 受信データブロックの出力開始タイミングを発生する第
    1のタイミング発生手段と、 上記第1の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第1の時刻
    発生手段と、 この第1の時刻発生手段により上記第1のタイミング発
    生手段で発生された受信データブロックの出力開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第1の計測手段と、 上記送信手段より送信データブロックの送信開始タイミ
    ングの発生時刻が付加された送信データブロックを取得
    する取得手段と、 この取得手段で取得された送信データブロックに付加さ
    れた送信データブロックの送信開始タイミングの発生時
    刻を取り除く除去手段と、 上記取得手段で取得された送信データブロックに付加さ
    れた送信データブロックの送信開始タイミングの発生時
    刻を取り出す取出手段と、 この取出手段で取り出された送信データブロックの送信
    開始タイミングの発生時刻と上記第1の計測手段で計測
    された受信データブロックの出力開始タイミングの発生
    時刻との差が一定値になるように上記第1のタイミング
    発生手段で発生される受信データブロックの出力開始タ
    イミングの発生周期を補正する補正手段とを有し、 上記送信手段が、 上記基準時刻発生手段で発生される基準時刻を検出する
    第2の検出手段と、 送信データブロックの送信開始タイミングを発生する第
    2のタイミング発生手段と、 上記第2の検出手段で検出された基準時刻により基準時
    刻と同一時刻になるように時刻合わせを行う第2の時刻
    発生手段と、 この第2の時刻発生手段により上記第2のタイミング発
    生手段で発生された送信データブロックの送信開始タイ
    ミングの発生時刻を計測する第2の計測手段と、 この第2の計測手段で計測された送信データブロックの
    送信開始タイミングの発生時刻を送信データブロックに
    付加する付加手段と、 を具備したことを特徴とするデータ転送装置。
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