JP2000174593A - 周波数信号発生装置及び周波数信号生成方法 - Google Patents

周波数信号発生装置及び周波数信号生成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定周波数の切り換え時に整定時間がほとんど
発生しない周波数信号発生装置。 【解決手段】本願発明の一実施例では、2つの周波数信
号を出力する周波数発生回路(20A、20B)と、こ
れら2つの信号を選択して出力する第1のマルチプレク
サ110と、選択された信号を分周しこれを出力信号と
する分周回路30を備える。また、分周回路30の分周
動作のための分周値を選択して分周回路に供給する第2
のマルチプレクサ120を備えており、第1のマルチプ
レクサで選択された周波数信号に関連した分周値が選択
されて分周が行われる。これを実現するため、さらに、
第1と第2のマルチプレクサの選択動作を同期させる制
御信号SEL_OUTをこれらマルチプレクサに供給す
る同期回路130を備えており、これは、2つの周波数
信号の位相が所定の範囲内に整合した時点で両マルチプ
レクサを作動させるように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数信号発生装
置に関するものである。特に、出力信号の設定周波数切
り換え時の整定時間がほとんど発生しない周波数信号発
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1には、一般に、パルス発生器または
パターン発生器のような装置に用いられる、当該技術に
おいて既知の周波数信号発生装置10が示されている。
周波数信号発生装置10は、所定の周波数範囲fmin
maxを有する、その出力がライン25を介して分周回
路30に結合された発振器20を備えている。分周回路
30は、ライン25の発振器20の出力周波数fosc
出力周波数fout<fminに分周するために利用される。
出力周波数foutを設定するために、発振器20がライ
ン40から発振器制御信号を受信し、分周回路30がラ
イン50から分周器制御信号を受信する。
【0003】出力周波数foutのレンジは、ライン50
の分周器制御信号によって分周回路30に供給される選
択された分周率DFに基づいたいくつかのサブ・レンジ
をなすように規定される。発振器20の周波数範囲が、
例えば、fmin:fmax=1:2でfmax=100MHz
の場合、出力周波数foutは、下記表に示すように、い
くつかのサブ・レンジをなすように規定される。
【0004】
【表1】
【0005】出力周波数foutを変更しようとする場
合、発振器20は、ライン40で特定の発振器制御信号
を受信し、分周回路30は、ライン50で指定の分周率
DFを受信する。
【0006】図2a及び図2bには、出力周波数fout
を変更しようとする場合の例が示されている。図2aの
場合、出力周波数foutは周波数foldから新たな周波数
newに変更され、2つの周波数fold及びfnewは、1
つのサブ・レンジ内に含まれる。発振器20は、通常
は、マイクロ秒〜ミリ秒の範囲のある整定時間内に、対
応する発振器周波数fosc_oldからfosc_newまで掃引す
る。整定時間中、出力周波数foutは、foldからfnew
に連続して変化し、必ずfoldとfnewの間のある値にあ
る。
【0007】図2bの場合、2つの出力周波数fold
びfnewは、異なるサブ・レンジ内に含まれる。発振器
20は、新たな周波数にプログラムしなければならず、
分周回路30は、分周比を変更しなければならない。分
周率DFの変更は、1つのクロック周期から次のクロッ
ク周期までに行うことが可能であるが、発振器周波数f
oscの変更は、もう少し時間がかかる(図2a参照)。
すなわち、出力周波数foutの変化の開始時に、発振器
周波数は、まだ、値fosc_oldのままであるが、分周率
DFは、旧分周率DFoldから新分周率DFnewに変化し
てしまっている。従って、出力周波数foutは、すぐに
値fout=fosc_old/DFoldから値fout’=f
osc_old/DFnewに変更されてしまうと、値fout
は、2つの出力周波数範囲fold〜fnewの範囲を超えて
しまう可能性が出てくる。図2bの場合、出力周波数f
outは、まず、2つのサブ・レンジ間でfoldからfnew
に変更され、次に、foldに戻される。図2aとは対照
的に、出力周波数foutは、発振器20のそれぞれの整
定時間中にfold〜fnewの範囲を超える。
【0008】図2bの場合と同様、図2aの場合も、発
振器20の整定時間中に、「誤った」周波数にならず
に、新たな出力周波数foutを発生することは不可能で
ある。これは、位相ロック・ループ(PLL)またはク
ロック回復回路のような回路の動的挙動をテストする場
合には、とりわけ望ましくない。
【0009】しかし、出力周波数foutが、整定時間中
に、fold〜fnewの周波数範囲を超えるという、より深
刻な問題が生じるのは、図2bの場合である。これは、
例えば、ユーザが回路の動作上限の検査を所望する場
合、周波数の変更によって、所望の値よりはるかに高い
周波数になる可能性があるので、特に受け入れることが
できない。従って、テスト回路は、整定時間中に故障を
生じたり、あるいは、ロックがはずれる可能性がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
説明した従来技術の問題点を解消すべく改良された周波
数信号発生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、周波数
outの出力信号を発生する周波数信号発生装置には、
周波数発生回路、周波数変更回路、及び、同期回路が含
まれている。周波数発生回路は、周波数選択制御信号を
受信して、周波数foscの周波数出力を発生する。これ
によって、ほとんど整定時間なしで、異なる周波数間に
おけるスイッチングが可能である。周波数変更回路は、
周波数出力及び周波数変更制御信号を受信して、これに
したがって出力信号を抽出する。これによって、周波数
変更制御信号に基づいて、周波数foscに関連する出力
周波数foutに変更することができる。同期回路は、周
波数変更制御信号を周波数選択制御信号に同期させるよ
うに動作する。
【0012】本発明によるもう1つの周波数信号発生装
置には、第1と第2の発振器と、周波数選択装置と、周
波数変更回路が設けられている。第1の発振器は、第1
の発振器制御信号を受信して、第1の発振器周波数f
oscAの第1の周波数出力を発生する。第2の発振器は、
第2の発振器制御信号を受信して、第2の発振器周波数
oscBの第2の周波数出力を発生する。周波数選択装置
は、入力として第1と第2の周波数出力を受信し、周波
数選択制御信号による制御を受けて、出力として入力の
一方を選択する。周波数変更回路は、第1の入力におい
て周波数選択装置の出力を受信し、第2の入力において
周波数変更制御信号を受信する。これによって、該周波
数変更制御信号の設定に基づいて、周波数foscに関連
する周波数foutに出力信号を変更して出力することが
できる。
【0013】従って、本発明によれば、異なる周波数間
でのスイッチングの改良が可能になる。
【0014】異なる周波数間でのスイッチング時におけ
る出力信号の移相を低減または回避するためには、発振
器周波数間におけるスイッチングの同期がとれるように
しなければならない。従って、同期回路には、発振器周
波数の位相が所定の範囲内で整合するまで、続いて周波
数選択制御信号及び/または周波数変更制御信号を加え
ることができないようにするための手段が含まれている
のが望ましい。
【0015】
【実施例】図3aには、本発明による周波数信号発生装
置100のブロック図が示されている。周波数信号発生
装置100には、ライン40Aにおいて第1の発振器制
御信号を受信し、ライン25Aにおいて出力として周波
数foscAの第1の発振器出力を発生する第1の発振器2
0Aが含まれている。第2の発振器20Bは、ライン4
0Bにおいて第2の発振器制御信号を受信し、ライン2
5Bにおいて出力として周波数foscBの第2の発振器出
力を発生する。
【0016】第1のマルチプレクサ110は、入力とし
て、ライン25Aにおいて第1の発振器周波数foscA
受信し、ライン25Bにおいて第2の発振器周波数f
oscBを受信する。第2のマルチプレクサ120は、入力
として、第1の分周率DFA及び第2の分周率DFBを受
信する。第1のマルチプレクサ110及び第2のマルチ
プレクサ120は、それぞれ、ライン140の周波数選
択制御信号SEL_OUTによって制御される。
【0017】第1のマルチプレクサ110は、出力とし
て、ライン25で、周波数foscを分周回路30に送り
出し、第2のマルチプレクサ120は、出力として、ラ
イン50から分周器制御信号を分周回路30に送り出
す。分周回路30は、ライン35へ周波数信号発生装置
100の出力周波数foutを送り出す。
【0018】動作時、第1の発振器20Aは、ライン4
0Aの第1の発振器制御信号の設定に基づいて、ライン
25Aを介して第1の発振器周波数foscAを第1のマル
チプレクサ110に送り出す。従って、第2の発振器2
0Bは、ライン40Bの第2の発振器制御信号の設定に
基づいて、ライン25Bを介して第2の発振器周波数f
oscBを第1のマルチプレクサ110に送り出す。ライン
140の周波数選択制御信号SEL_OUTの設定に基
づいて、マルチプレクサ110は、ライン25Aの第1
の発振器周波数foscAとライン25Bの第2の発振器周
波数foscBのいずれかを選択し、これをfoscとして、
ライン25を介して分周回路30まで伝搬させる。ま
た、周波数選択制御信号SEL_OUTは、第2のマル
チプレクサ120を制御して、第1の分周率DFAと第
2の分周率DFBのいずれかが分周器制御信号として分
周回路30へライン50を介して伝搬するようにする。
第1の分周率DFAは、第1の出力周波数foscAに対応
し、第2の分周率DFBは、第2の出力周波数foscB
対応するのが望ましい。ライン50及び25に加えられ
る信号に基づいて、分周回路30は、ライン35に出力
周波数foutを送り出す。
【0019】出力周波数foutを変更する場合、周波数
選択制御信号SEL_OUTがマルチプレクサ110を
スイッチして、第2の発振器周波数foscBが第1の発振
器周波数foscAの代わりに分周回路30に加えられる
か、あるいはその逆になるようにする。また、周波数選
択制御信号SEL_OUTは、第2のマルチプレクサ1
20をスイッチして、対応する分周率がライン50を介
して分周回路30に供給されるようにする。発振器周波
数foscAとfoscBの間で直接スイッチすることによっ
て、図2a及び2bに示す発振器周波数foscAからf
oscBへのスイッチングとは対照的に、整定時間が排除さ
れる。従って、周波数信号発生装置100によれば、ほ
とんど整定時間なしで、ライン25における周波数f
oscの変更、つまりは出力周波数foutの変更が可能にな
る。
【0020】もちろん、第1の分周率DFA及び第2の
分周率DFBを用意して、これら該分周率の間で切り換
えるようにするのではなく、単一の分周率をライン50
を介して分周回路30に直接供給することも可能である
が、単一の分周率の変更は、第1の発振器周波数foscA
及び第2の発振器周波数foscBの変更と同期をとって行
われるようにしなければならない。これは、当該技術に
おいて既知の任意の手段によって実施可能である。
【0021】望ましい実施態様の場合、第1のマルチプ
レクサ110及び第2のマルチプレクサ120は、それ
ぞれ、同期回路130によって制御される。同期回路1
30は、入力として、ライン150上の周波数選択信号
SELECT_A/Bを受信し、ライン140で、第1
のマルチプレクサ110及び第2のマルチプレクサ12
0に周波数選択制御信号SEL_OUTを送り出す。ラ
イン150の信号SELECT_A/Bの設定に基づい
て、同期回路130は、上述のように、選択制御信号S
EL_OUTによって第1のマルチプレクサ110及び
第2のマルチプレクサ120を制御する。もちろん、例
えば汎用データ処理装置のような当該技術における既知
の他の手段によって、それぞれの分周率DFの供給と周
波数選択制御信号SEL_OUTの供給との間の同期を
とることも可能である。
【0022】第1のマルチプレクサ110が、発振器周
波数をfoscAからfoscBに、または、その逆にスイッチ
する場合、発振器周波数foscAとfoscBの間にある位相
不整合が生じて、ライン25における周波数foscの移
相(すなわち、急速な位相変化)、つまりはライン35
の出力信号の移相を引き起こす可能性がある。ライン2
5及び35における出力信号の移相を低減または回避す
るため、第1の発振器周波数foscAと第2の発振器周波
数foscBの間におけるスイッチングの同期がとれるよう
にしなければならない。これは、当該技術において既知
である、任意の手段によって実施可能である。望ましい
実施態様の場合、同期回路130は、ライン25A及び
25Bを介して、第1の発振器周波数foscAと第2の発
振器周波数foscBを受信する。ライン150の信号SE
LECT_A/Bが、発振器周波数foscAとfoscBの間
におけるスイッチングを要求すると、同期回路130
は、発振器周波数foscAとfoscBの位相が所定の範囲内
に整合するまで、周波数選択制御信号SEL_OUTを
第1のマルチプレクサ110に送り出すのを待つ。
【0023】図3bには、第1の発振器周波数foscA
ら第2の発振器周波数foscBへのスイッチング例がタイ
ミング図で示されている。時点t0において、信号SE
LECT_A/Bは、「ロー」から「ハイ」に変化し
て、ライン25の発振器周波数foscを第1の発振器周
波数foscAから第2の発振器周波数foscBにスイッチす
ることを同期回路130に指示する。時点t1におい
て、発振器周波数foscA及びfoscBの位相はある程度整
合し、同期回路130は、「ハイ」信号SEL_OUT
をライン140に送り出して、第1の発振器周波数f
oscAから第2の発振器周波数foscBにスイッチするよう
に第1のマルチプレクサ110に要求し、分周率DFA
から分周率DFBにスイッチするように第2のマルチプ
レクサ120に要求する。
【0024】周波数及び位相整合のそれ以上の、また
は、さらなる改善として、ライン35における第1の出
力周波数foutから第2の出力周波数foutへのスイッチ
ング時に、同期回路130はさらに入力として、ライン
160を介して分周回路30からターミナル・カウント
信号TCを受信する。信号TCは、分周回路30の周波
数分周サイクルの終了を表す。同期回路130は、第1
の発振器周波数foscAと第2の発振器周波数foscBの位
相の整合が検出されるまでだけではなく、ライン160
の信号TCによってそれぞれの周波数分周サイクルの終
了が指示されるまで、第1のマルチプレクサ110と第
2のマルチプレクサ120それぞれのスイッチングを待
つ。
【0025】望ましい実施態様の場合、分周回路30
は、そのCLOCK_IN入力において、ライン25の
発振器周波数foscを受信するカウンタ回路、好適には
デクリメント・カウンタによって実施される。該カウン
タは、ライン50から分周率をロードし、勾配が正のス
ロープ信号をライン35に出力することでその動作が始
まる。foscの新たなクロック・サイクルが始まる毎
に、カウンタは、そのカウンタ値を(DFから始めて)
1ずつデクリメントする。カウンタ値がDF/2に達す
ると、ライン35に勾配が負のスロープ信号を発生す
る。カウンタは、ライン160の信号TCを起動する時
には、さらに1までデクリメントする。foscの次のサ
イクルに向けて、カウンタは、次の正勾配のスロープ信
号をライン35に発生し、ライン50から分周率DFを
再ロードすることによって、foutの1つの出力周期を
終了させる。つまりカウンタは、周波数がfout=fosc
/DFの、正と負の勾配が連続するスロープ信号をライ
ン35に出力する。ちなみに、スロープ信号の勾配の正
/負は、上述した論理と逆になるようにすることもでき
る。
【0026】図3aから明らかなように、発振器周波数
oscAとfoscBの位相が整合する(要求される程度に)
には、とりわけ、ターミナル・カウント信号TCが(さ
らに)位相整合と一致するには、比較的長時間を必要と
する可能性がある。このため、同期回路130によるマ
ルチプレクサ110及び120のスイッチングが可能に
なるまで、比較的長時間を要することになる可能性があ
る。この時間を短くするために、発振器20A及び20
Bの少なくとも一方が、それぞれの入力ライン170A
及び/または170Bから位相制御信号であるPHAS
E_CONTROL信号を受信するのが望ましい。ライ
ン170A及び170Bの信号PHASE_CONTR
OLは、同期回路130によって制御するのが望ましい
が、当該技術において既知の他の適当な任意回路によっ
て制御することも可能である。信号PHASE_CON
TROLは、位相が整合するまで、発振器信号のスイッ
チングを遅延させるのが望ましい。これは、信号PHA
SE_CONTROLによって可変遅延長が制御され
る、可制御遅延線を設けることによって実施可能であ
る。
【0027】図4aには、本発明による周波数信号発生
装置100のもう1つの実施態様が示されている。2つ
の発振器20A及び20Bを設ける代わりに、図4aに
よる周波数信号発生装置100には、発振回路200が
1つだけしか設けられていない。発振回路200は、整
定時間をほとんど必要としない、2つの異なる可変発振
周波数foscA及びfoscBの間でスイッチング可能な発振
器、できれば、デジタル発振器が望ましい。発振回路2
00は、ディレイ・チェインの出力信号が反転されて該
チェインの入力に戻るように結合される、リング・オシ
レータとして実施するのが望ましい。
【0028】発振回路200は、ライン205から制御
信号CONTROLを受信し、ライン140から周波数
選択制御信号SEL_OUTを受信する。信号CONT
ROLは、現在選択中の発振器周波数foscの設定、並
びに、ライン140に次の有効信号SEL_OUTが生
じる際にスイッチすることになる発振器周波数の設定を
制御する。発振器信号は、ライン25に出力され、分周
回路30及び同期回路230の入力として用いられる。
同期回路230は、それ以外の入力として、ライン15
0から信号SELECT_A/Bを受信し、ライン16
0からターミナル・カウント信号を受信する。同期回路
230は、出力として、発振回路200及びマルチプレ
クサ120の入力に結合されたライン140に信号SE
L_OUTを送り出す。マルチプレクサ120は、さら
に、分周率DFA及びDFBを受信して、ライン50から
分周回路30へ出力を送り出す。もちろん、マルチプレ
クサ120、分周回路30、及び、同期回路230は、
図3aの対応する部品に基づいて実施することが可能で
ある。
【0029】図4bには、図4aの周波数信号発生装置
100の周波数変更に関する例がタイミング図で示され
ている。最初、発振回路200は、ライン25を介し
て、周波数foscAの発振器出力を分周回路30に供給す
る。分周回路30が、ライン50から分周率DFA(図
4bの場合、DFA=2)を受信すると、ライン35の
周波数出力がfout=foscA/DFA(図4bの場合、f
out=foscA/2)になる。時点t0において、信号SE
LECT_A/Bが「ハイ」になり、発振器200に対
してfoscAからfoscBにスイッチするように、また、マ
ルチプレクサ200に対して分周率DFAからDFBにス
イッチするように指示される。時点t1において、fosc
の負のエッジが、「ロー」信号TC及び「ハイ」信号S
ELECT_A/Bと一致し、同期回路230が、信号
SEL_OUTを「ロー」から「ハイ」に変更する。こ
の信号SEL_OUTの変化によって、発振回路200
は、時点t2において、foscAの現在の周期が終了する
と、その周波数をfoscAからfoscBに変更する。従っ
て、信号SEL_OUTの変化によって、マルチプレク
サ120は、ライン50におけるその出力を分周率DF
Aから分周率DFBに変更する。発振器周波数のfoscA
らfoscBへの変化、及び、分周率のDFAからDFBへの
(図4bの例の場合、DFA=2からDFB=4への)変
化によって、周波数の変化fout=foscB/DFB(図4
bの場合、fout=foscB/4)が生じる。
【0030】図5aには、発振回路200の望ましい実
施態様が示されている。発振回路200には、入力とし
て信号SEL_OUTを受信する第1のANDゲート2
10と、インバータ235から反転信号SEL_OUT
を受信する第2のANDゲート220が設けられてい
る。ANDゲート210の出力は、第1の可変遅延セル
240への入力信号を送り出し、第2のANDゲート2
20の出力は、第2の可変遅延セル250への入力を送
り出す。第1の可変遅延セル240及び第2の可変遅延
セル250のそれぞれの遅延時間は、信号CONTRO
Lによって制御される。第1の可変遅延セル240及び
第2の可変遅延セル250の出力は、NORゲート26
0に供給される。NORゲート60の出力に接続された
ライン25は、発振回路200の出力foscを送り出
し、さらに、第1のANDゲート210及び第2のAN
Dゲート220の第2の入力に戻るように接続される。
【0031】信号SEL_OUTは、第1のANDゲー
ト210か、或いはインバータ235を介して第2のA
NDゲート220を選択する。選択された方のANDゲ
ート210または220によって、ライン25の「ハ
イ」信号を対応する可変遅延セル240または250の
入力まで伝搬させ、これを信号CONTROLによって
設定された遅延時間だけ遅延させることが可能になる。
非活動可変遅延セルの出力は、常に「ロー」であるの
で、NORゲート260を利用して2つの可変遅延セル
240及び250の出力信号を結合することが可能であ
る。
【0032】図5bには、図5aの回路におけるタイミ
ング図の例が示されている。この例の場合、信号SEL
_OUTが「ロー」であれば、ANDゲート210が選
択され、信号SEL_OUTが「ハイ」であれば、AN
Dゲート220が選択される。時点t1において、信号
SEL_OUTが「ロー」であるため、インバータ23
5の出力は「ハイ」になり、ANDゲート220のもう
一方の入力(fosc)がハイになる場合、ANDゲート
220の出力は「ハイ」になる。時点t2において、A
NDゲート220の出力における立ち上がりエッジはす
でに遅延セル250まで伝搬しており、NORゲート2
60によってこれが反転されると、その出力(fosc
における立ち下がりエッジになる。従って、ANDゲー
ト220の出力の図5bにおける第1の立ち下がりエッ
ジは、時点t3において、NORゲート260の出力
(fosc)の出力における立ち上がりエッジになる。信
号SEL_OUTが「ロー」から「ハイ」に変化した
後、時点t4におけるfoscの立ち上がりエッジによっ
て、ANDゲート210の出力は「ハイ」になる。時点
5において、可変遅延セル240の入力の立ち上がり
エッジはすでにその出力まで伝搬しており、これによっ
てNORゲート260はその出力を「ハイ」から「ロ
ー」に変化させる。
【0033】図5bから明らかなように、発振回路20
0の出力foscは、時点t4において、foscAからfoscB
に変化する。この変化は、信号SEL_OUTが周波数
変更を指示した後、現在の周期が終了するとすぐに整定
時間なしに生じる。従って、時点t6において、信号S
EL_OUTが「ハイ」から「ロー」に変化した後、時
点t7において、出力foscは、foscBからfoscAに変化
する。
【0034】図5aの構成によって、可変遅延セル24
0と250のいずれか一方が利用されている間に、利用
されていないもう一方の遅延時間を変更することが可能
になる。周波数選択制御信号SEL_OUTを同期させ
て、発振回路200の出力foscが「ロー」の場合に限
って、その状態を変化させるようにするのが望ましい。
これは、例えば、非同期信号SEL_OUTを、分周回
路30の信号TCと発振器出力foscの負のスロープ信
号に同期させることによって実施可能である。
【0035】図3a、図4a、及び、図5aの論理が、
他の論理手段によって実施することも可能であることは
明らかである。図5cには、図5aの回路におけるもう
1つの論理実施例が示されている。フィードバック・ル
ープ25は、信号SEL_OUTの設定に従って、ライ
ン25の信号を第1の可変遅延セル240と第2の可変
遅延セル250のいずれかにスイッチする、スイッチ3
00の入力に結合されている。第1の可変遅延セル24
0の出力は、インバータ310によって反転されて、マ
ルチプレクサ320に結合されるが、マルチプレクサ3
20は、信号SEL_OUTによる制御も受けて、発振
器200の出力foscを送り出す。従って、第2の可変
遅延セル250の出力は、インバータ330によって反
転され、その出力は、マルチプレクサ320のもう一方
の入力に結合される。
【0036】また、各種信号、とりわけ、分周器制御信
号及び/または信号CONTROL、PHASE_CO
NTROL、SEL_OUT、及び/またはSELEC
T_A/Bは、2つ以上の信号またはラインを表すこと
も可能であることは明らかである。一例として、図5a
または5cの信号CONTROLは、2つの異なる信
号、すなわち、第1の可変遅延セル240に関する信号
と、第2の可変遅延セル250に関する信号とを表すこ
とが可能である。しかし、簡略化のため、該信号は、こ
こでは単一の信号として表されている。
【0037】本発明のために、分周回路30の代わり
に、周波数逓倍回路または任意の他の周波数変更回路を
用いることも可能である。従って、本明細書において言
及した各種マルチプレクサとして、任意の可制御スイッ
チング装置を用いることが可能である。さらに、3つ以
上の発振器を用いて、より高速のスイッチングが行える
ようにすることも可能である。
【0038】図3b、図4b、及び、図5bのタイミン
グ図において、例えばfoscに対してわずかに遅延した
出力信号foutから明らかなように、幾分か伝搬時間が
付加されている。
【0039】可変遅延セル240及び/または250
は、本願出願人による欧州特許出願97 120 15
7.9号に記載の可変遅延セルによって実施されるのが
望ましい。
【0040】本発明の回路は、CMOSまたはECLの
ような最新の半導体テクノロジによって容易に実施及び
/または集積化することが可能である。
【0041】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
【0042】〔実施態様1〕周波数がfoutの出力信号
(35)を発生するための周波数信号発生装置(10
0)であって、周波数選択制御信号(SEL_OUT)
を受信し、これに従って少なくとも2つの周波数から選
択して周波数がfoscの周波数出力(中間周波数出力)
(25)を発生する周波数発生回路(20A、20B、
110;200)と、前記中間周波数出力(25)及び
周波数変更制御信号(50)を受信し、該周波数変更制
御信号(50)に基づいて、受信した前記中間周波数出
力(25)の周波数をfoscからfoutに変更してこれを
出力信号(35)として出力する周波数変更回路(3
0)と、前記周波数変更制御信号(50)を前記周波数
選択制御信号(SEL_OUT)に同期させるための同
期回路(130;230)とを具備しており、前記同期
回路によって、ほとんど整定時間なしで周波数発生回路
(20A、20B、200)を異なる周波数間で切り換
えることができることを特徴とする周波数信号発生装
置。
【0043】〔実施態様2〕前記周波数発生回路(20
A、20B、110;200)は、第1の発振器制御信
号(CONTROL)を受信して、第1の発振器周波数
oscAの第1の前置周波数出力(25A)を発生する第
1の発振器(20A;240、260、25;240、
310、25)と、第2の発振器制御信号(CONTR
OL)を受信して、第2の発振器周波数foscBの第2の
前置周波数出力(25B)を発生する第2の発振器(2
0B;250、260、25;250、330、25)
と、前記周波数選択制御信号(SEL_OUT)による
制御を受けて、前記中間周波数出力(25)として、前
記第1の前置周波数出力(25A)と前記第2の前置周
波数出力(25B)のいずれか一方を選択して出力する
周波数選択装置(110;210、220、235;3
00、320)とを備えていることを特徴とする、実施
態様1に記載の周波数信号発生装置(100)。
【0044】〔実施態様3〕前記第1の発振器(24
0、260、25)は、前記第1の発振器制御信号(C
ONTROL)による制御を受ける第1の可変遅延セル
(240)を備えており、該第1の可変遅延セルの反転
出力がその入力に戻るように結合されることと、前記第
2の発振器(250、260、25)は、前記第2の発
振器制御信号(CONTROL)による制御を受ける第
2の可変遅延セル(250)を備えており、該第2の可
変遅延セルの反転出力がその入力に戻るように結合され
ることを特徴とする、実施態様2に記載の周波数信号発
生装置(100)。
【0045】〔実施態様4〕 第1の周波数変更信号
(DFA)と第2の周波数変更信号(DFB)を受信し、
周波数選択制御信号(SEL_OUT)による制御を受
けて、前記第1の周波数変更信号(DFA)と前記第2
の周波数変更信号(DFB)の一方を選択してこれを前
記周波数変更制御信号(50)として出力する周波数変
更制御信号発生回路(120)をさらに備えていること
を特徴とする、実施態様1乃至実施態様3のいずれか一
項に記載の周波数信号発生装置(100)。
【0046】〔実施態様5〕前記同期回路(130)
が、周波数選択信号(SELECT_A/B)を受信
し、これに応答して前記周波数選択制御信号(SEL_
OUT)を発生することを特徴とする、実施態様1乃至
実施態様4のいずれか一項に記載の周波数信号発生装置
(100)。
【0047】〔実施態様6〕前記同期回路(130)
が、第1の発振器周波数foscAと第2の発振器周波数f
oscBの間におけるスイッチングを、これら異なる周波数
の信号が同位相になった時点で行うように動作すること
を特徴とする、実施態様2乃至実施態様5のいずれか一
項に記載の周波数信号発生装置(100)。
【0048】〔実施態様7〕前記同期回路(130)
が、第1の発振器周波数foscAと第2の発振器周波数f
oscBの位相が所与の範囲内に整合するまで、次の周波数
選択制御信号(SEL_OUT)の供給を禁止する手段
を備えていることを特徴とする、実施態様2乃至実施態
様6のいずれか一項に記載の周波数信号発生装置(10
0)。
【0049】〔実施態様8〕前記同期回路(130)
が、入力として、第1の発振器周波数foscAと第2の発
振器周波数foscBを受信することを特徴とする、実施態
様2乃至実施態様7のいずれか一項に記載の周波数信号
発生装置(100)。
【0050】〔実施態様9〕周波数foutの出力信号
(35)を発生するための周波数信号発生装置(10
0)であって、第1の発振器制御信号(CONTRO
L)を受信して、第1の発振器周波数foscAの第1の前
置周波数出力(25A)を発生する第1の発振器(20
A)と、第2の発振器制御信号(CONTROL)を受
信して、第2の発振器周波数foscBの第2の前置周波数
出力(25B)を発生する第2の発振器(20B)と、
入力として前記第1の前置周波数出力(25A)及び前
記第2の前置周波数出力(25B)を受信し、周波数選
択制御信号(SEL_OUT)による制御を受けて、入
力の一方を選択しこれを中間周波数出力fosc(25)
として出力する周波数選択装置(110)と、第1の入
力(25)において周波数foscの信号を受信し、第2
の入力(50)において周波数変更制御信号を受信し、
該周波数変更制御信号に基づいて周波数fosc信号をこ
れに関連した周波数foutの信号に変更してこれを出力
する周波数変更回路(30)とを設けて成る周波数信号
発生装置。
【0051】〔実施態様10〕周波数foutの出力信号
(35)を生成する方法であって、第1の発振器制御信
号(CONTROL)を受信して、第1の発振器周波数
oscAの第1の前置周波数出力(25A)を生成するス
テップと、第2の発振器制御信号(CONTROL)を
受信して、第2の発振器周波数foscBの第2の前置周波
数出力(25B)を生成するステップと、前記第1の前
置周波数出力(25A)及び前記第2の前置周波数出力
(25B)を受信し、周波数選択制御信号(SEL_O
UT)に基づいてその一方を選択してこれを周波数f
oscの中間周波数出力として出力するステップと、前記
周波数foscの中間周波数出力と周波数変更制御信号を
受信して、該周波数変更制御信号に基づいて、周波数f
osc信号をこれに関連した周波数foutの信号に変更して
出力信号(35)として出力するステップとを設けて成
る方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の周波数信号発生装置10を示す図であ
る。
【図2a】従来の周波数信号発生装置の出力周波数f
outが変更される時の実際の周波数変化の例を示す図で
ある。
【図2b】従来の周波数信号発生装置の出力周波数f
outが変更される時の実際の周波数変化の例を示す図で
ある。
【図3a】本発明による周波数信号発生装置100のブ
ロック図である。
【図3b】図3aに示す装置において、第1の発振器周
波数foscAと第2の発振器周波数foscBの間で切り換え
を行う場合の各信号の変化を示す図である。
【図4a】本発明による周波数信号発生装置100の代
替実施態様を示す図である。
【図4b】図4aに示す装置において、第1の発振器周
波数foscAと第2の発振器周波数foscBの間で切り換え
を行う場合の各信号の変化を示す図である。
【図5a】本発明による周波数発生回路200の一実施
例を示す図である。
【図5b】図5aに示す装置において、第1の発振器周
波数foscAと第2の発振器周波数foscBの間で切り換え
を行う場合の各信号の変化を示す図である。
【図5c】本発明による周波数発生回路200の代替実
施例を示す図である。
【符号の説明】
20A:第1の発振器 20B:第2の発振器 30:周波数変更回路 100:周波数信号発生装置 110:周波数選択装置 120:周波数変更制御信号発生回路 130:同期回路 200:周波数発生回路 230:同期回路 240:第1の可変遅延セル 250:第2の可変遅延セル 260:NORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A.

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の周波数の出力信号を発生するための
    周波数信号発生装置であって、 周波数選択制御信号を受信し、これに従って少なくとも
    2つの周波数から1つの周波数を選択してこれを中間周
    波数出力として発生する周波数発生回路と、 前記中間周波数出力及び周波数変更制御信号を受信し、
    該周波数変更制御信号に基づいて、受信した前記中間周
    波数出力の周波数から前記所望の周波数に変更してこれ
    を前記出力信号として出力する周波数変更回路と、 前記周波数変更制御信号を前記周波数選択制御信号に同
    期させる同期回路とを設けて成る周波数信号発生装置。
  2. 【請求項2】前記周波数発生回路は、 第1の発振器制御信号を受信して、第1の発振器周波数
    の第1の前置周波数出力を発生する第1の発振器と、 第2の発振器制御信号を受信して、第2の発振器周波数
    の第2の前置周波数出力を発生する第2の発振器と、 前記周波数選択制御信号による制御を受けて、前記第1
    の前置周波数出力と前記第2の前置周波数出力のいずれ
    か一方を選択してこれを前記中間周波数出力として出力
    する周波数選択装置とを備えていることを特徴とする、
    請求項1に記載の周波数信号発生装置。
  3. 【請求項3】前記第1の発振器は、前記第1の発振器制
    御信号による制御を受ける第1の可変遅延セルを備えて
    おり、該第1の可変遅延セルの反転出力がその入力に戻
    るように結合されることと、 前記第2の発振器は、前記第2の発振器制御信号による
    制御を受ける第2の可変遅延セルを備えており、該第2
    の可変遅延セルの反転出力がその入力に戻るように結合
    されることを特徴とする、請求項2に記載の周波数信号
    発生装置。
  4. 【請求項4】第1の周波数変更信号と第2の周波数変更
    信号を受信し、前記周波数選択制御信号による制御を受
    けて、前記第1の周波数変更信号と前記第2の周波数変
    更信号の一方を選択してこれを前記周波数変更制御信号
    として出力する周波数変更制御信号発生回路をさらに備
    えていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のい
    ずれか一項に記載の周波数信号発生装置。
  5. 【請求項5】前記同期回路が、周波数選択信号を受信
    し、これに応答して前記周波数選択制御信号を発生する
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一
    項に記載の周波数信号発生装置。
  6. 【請求項6】前記同期回路が、前記第1の前置周波数出
    力と前記第2の前置周波数出力の間におけるスイッチン
    グを、これら異なる周波数の信号が同位相になった時点
    で行うように動作することを特徴とする、請求項2乃至
    請求項5のいずれか一項に記載の周波数信号発生装置。
  7. 【請求項7】前記同期回路が、前記第1の前置周波数出
    力と前記第2の前置周波数出力の位相が所与の範囲内に
    整合するまで、次の周波数選択制御信号の供給を禁止す
    る手段を備えていることを特徴とする、請求項2乃至請
    求項6のいずれか一項に記載の周波数信号発生装置。
  8. 【請求項8】前記同期回路が、入力として、前記第1の
    前置周波数出力と前記第2の前置周波数出力を受信する
    ことを特徴とする、請求項2乃至請求項7のいずれか一
    項に記載の周波数信号発生装置。
  9. 【請求項9】所望の周波数の出力信号を生成する方法で
    あって、 第1の発振器制御信号を受信して、第1の周波数の第1
    の前置周波数出力を生成するステップと、 第2の発振器制御信号を受信して、第2の周波数の第2
    の前置周波数出力を生成するステップと、 前記第1の前置周波数出力及び前記第2の前置周波数出
    力を受信し、周波数選択制御信号に基づいてその一方を
    選択してこれを中間周波数出力として出力するステップ
    と、 前記中間周波数出力と周波数変更制御信号を受信して、
    該周波数変更制御信号に基づいて、前記中間周波数出力
    をその周波数に関連した周波数の信号に変更し、前記所
    望の周波数の出力信号として出力するステップとを設け
    て成る方法。
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