JP2000173349A - 誘電体薄膜とその製法およびコンデンサ - Google Patents

誘電体薄膜とその製法およびコンデンサ

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孝史 河野
Manabu Okamoto
学 岡本
Kazuo Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、水熱合成法で容易に形成でき、耐電
圧が高く、かつ高い誘電率まで設計可能な、非鉛系の誘
電体薄膜とそれを使用したコンデンサを提供することを
目的とする。 【解決手段】少なくとも表面にTi元素を有する導電性
の基板上に水熱合成法で形成されたBa1-xCaxZry
Ti1-y3(但し、0<x<0.2、0<y<1)で表
わされる誘電体薄膜とその製造方法および、その誘電体
薄膜を含むコンデンサであり、容易に緻密で耐電圧の高
い薄膜とコンデンサを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水熱合成法で形成
されたペロブスカイト型複合酸化物からなる誘電体層を
含むセラミックコンデンサに関するものであり、詳しく
は、耐電圧を向上させた薄膜セラミックコンデンサに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型化に伴い、コンデンサと
しては、静電容量を低下させることなく、小型化するこ
とが求められている。静電容量を大きくするためには、
誘電率を大きくし、厚さを小さくすることが必要であ
り、そのため、誘電体材料として誘電率の大きなペロブ
スカイト型セラミック材料が使われ、薄膜の形成方法の
一つとして、アルカリ水溶液中で薄膜化する水熱合成法
が、小型で大容量のコンデンサが容易に製造できるとい
う理由から、いくつか提案されている。
【0003】しかしながら、水熱合成で形成できる薄膜
は、固相法で作製するセラミックのように自由に組成を
制御したり、目的とする成分からなる薄膜を形成するこ
とは難しく、その開発が種々進められている。
【0004】従来、水熱合成により形成した薄膜を利用
したセラミック薄膜コンデンサとして、以下の通り開示
されている。
【0005】例えば、特開平4−111408号公報に
は、チタンからなる陽極体上に、水熱電気化学的にチタ
ン酸バリウムからなる誘電体を形成したコンデンサが開
示されている。
【0006】また、特開平6−21976号公報には、
チタン又はジルコニウム基板をアルカリ水溶液中で水熱
反応させ、SrTiO3、BaTiO3、PbTiO3
PbZrO3、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)の薄膜
を形成し、コンデンサとする方法が開示されている。
【0007】更に、特開平7−86075号公報、特開
平86076号公報にも、Ti基板または酸化チタン基
板上にBaTiO3,SrTiO3薄膜を形成してコンデ
ンサとし、その特性を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンデ
ンサとして使用する場合、静電容量と共に、耐電圧が使
用上重要な特性となる。特に、薄膜を使用する場合、静
電容量を大きくしようとすると、厚さが小さくなり、コ
ンデンサの破壊電圧が下がってしまい、実用上問題とな
る。上記の公報で開示されているようなBaTiO3
SrTiO3などの水熱合成の材料では、誘電体膜の生
成は、Ti又はZrなどの基板の中にBa、Srなどが
進入して、反応する機構で進行するため、生成した薄膜
は緻密なものでなく、絶縁破壊が起こり易いという問題
がある。また、Pbを含む組成は、環境汚染の問題があ
り、非鉛系の材料が求められている。
【0009】そこで、本発明は、水熱合成法で容易に形
成でき、耐電圧が高く、かつ高い誘電率まで設計可能
な、非鉛系の誘電体薄膜とそれを使用したコンデンサを
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、非鉛系
で、容易に作製できる、耐電圧の高い誘電体薄膜の水熱
合成を種々検討した結果、本発明を創生するに至った。
【0011】本発明は、少なくとも表面にTi元素を有
する導電性の基板上に水熱合成法で形成されたBa1-x
CaxZryTi1-y3(但し、0<x<0.2、0<y
<1)で表わされる誘電体薄膜に関する。
【0012】さらに、本発明は、それぞれ0.1mol
/l以下のBaイオン、Caイオン、Zrイオンおよび
Tiイオンを含むアルカリ水溶液中、80〜200℃の
温度で水熱反応させ、少なくとも表面にTi元素を有す
る導電性の基板上に、Ba1- xCaxZryTi1-y
3(但し、0<x<0.2、0<y<1)からなる誘電
体層を形成することを特徴とする誘電体薄膜の製造方法
に関する。
【0013】また、本発明は、少なくとも表面にTi元
素を有する導電性の基板と、基板上に水熱合成法で形成
されたペロブスカイト型導電性酸化物からなる誘電体層
と、その上に形成された電極を有するコンデンサにおい
て、誘電体層が水熱合成法で形成されたBa1-xCax
yTi1-y3(但し、0<x<0.2、0<y<1)
層を含むことを特徴とするセラミックコンデンサに関す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の高耐電圧を有する誘電体
薄膜は、水熱合成で基板上に形成されたBa 1-xCax
yTi1-y3(但し、0<x<0.2、0<y<1)
膜であり、ペロブスカイト型複合酸化物であるBaTi
3のBaの一部をCaで置換し、Tiの一部をZrで
置換した組成の誘電体膜である。水熱合成法で製造した
誘電体薄膜は、焼結法により製造したセラミックスと
は、結晶の形成過程が異なるために、多くの点でその性
質を異にする。本発明でいう水熱合成とは、以下に示す
ように、アルカリ水溶液中、原料イオンを50〜250
℃の温度範囲で加熱反応させることである。
【0015】Caの原子比xは、0<x<0.2であ
り、Caを含むことにより膜が成長し易くなり、xが
0.2以上では、逆に膜の緻密さが失われ、耐電圧が下
がり、好ましくない。またxが0.05〜0.15の範
囲では高い比誘電率の膜が得られる。
【0016】また、Zrの原子比yは、0<y<1であ
り、Ti単独に比べ、膜の成長が容易で緻密な膜ができ
る。yが0.4〜0.7に範囲では、高い比誘電率の膜
が得られる。また、ZrとCaを含まない場合は、Ba
TiO3であり、先に述べたように基板の中にBaが進
入していく機構であるため、膜の成長は制限され、緻密
な膜は得られない。
【0017】なお、上記の誘電体薄膜の組成は、EDS
−EPMA(エネルギー分散型電子線マイクロアナライ
ザー)により測定された値に基いている。
【0018】次に、本発明の誘電体薄膜の一般的製造方
法を説明する。
【0019】薄膜を形成するための基板としては、Ti
元素を含有する金属基板、または少なくともTi元素を
わずかでも表面に有する基板、またはTi元素を含有す
るチタン複合酸化物を表面に有する基板であればよく、
水熱合成のアルカリ溶液で安定なものであれば、無機材
料、有機材料等を問わない。ただし、基板表面の層の導
電性がなく、電極として十分でない場合、その下に電極
となる導電性の層を含むことが必要である。このような
材料としては、Ni、Cu、Pt、Auなどがある。
【0020】Tiを基板の表面に形成する方法として
は、メッキ法、スパッタ法、蒸着法および焼付法などが
ある。
【0021】水熱合成による薄膜の形成は、以下のよう
にして行なう。
【0022】少なくとも表面にTi元素を有する導電性
の基板を、それぞれ0.1mol/l以下のBaイオ
ン、Caイオン、Zrイオン、Tiイオンを含むアルカ
リ水溶液中で加熱することにより、基板上にBa1-x
xZryTi1-y3(但し、0<x<0.2、0<y<
1)膜が形成される。Ba、Ca、Zr、Tiの各イオ
ンを含む原料化合物としては、アルカリ溶液中でイオン
になるものであれば、何でも良いが、例えば、Ba(O
H)2、Ca(OH)2、ZrOCl2、TiCl4などが
ある。また、原料のイオン濃度が大きくなると、緻密な
膜ができなくなる傾向にあり、好ましくない。
【0023】反応温度は、50〜250℃の範囲であれ
ばよく、実用的には、80〜200℃の範囲が好まし
い。そのため、必要に応じてオートクレーブなどの反応
容器が使用される。水熱処理における加熱方法は油浴や
電気炉等による。
【0024】アルカリ水溶液とするため、上記Baまた
はCaの水酸化物あるいは、別途NaOH,KOHなど
を使用することもできる。アルカリが強いほど結晶化し
易く、pH12以上が好ましい。
【0025】その後、一般的な洗浄を行う。例えば、純
水中で超音波洗浄を行い、100〜200℃で2時間以
上乾燥させる。洗浄には酢酸等の有機酸、硝酸、硫酸等
の使用もできる。
【0026】コンデンサとする場合は、最後に、誘電体
上に、メッキ法、スパッタ法、蒸着法および焼付法など
の方法によって、上部電極を形成することにより、本発
明のコンデンサを得る。
【0027】なお、本発明の薄膜をコンデンサや圧電体
素子などの素子に使用する場合、本発明の薄膜だけでな
く、他の薄膜と積層して、希望の特性を有する素子を形
成することもできる。例えば、非鉛系に拘らなければ、
Tiを有する基板上に、基板との密着性のよい(PbS
r)(ZrTi)O3(以下PSZTという)薄膜を形
成し、さらにその上に圧電性の高いPZT(チタン酸ジ
ルコン酸鉛)層を形成し、その上に耐電圧の高い本発明
の膜を形成することにより、基板との密着性が高く、高
い圧電性を示し、耐電圧の高い素子を形成することがで
きる。
【0028】その場合の、各層の製造方法を例示する。
【0029】PSZT薄膜の水熱合成法による形成は、
次のようにして行なう。少なくとも表面にTi元素を有
する基板を、Pbイオン、Srイオン、Zrイオン、T
iイオンを含むアルカリ水溶液中で加熱することによ
り、基板上にPSZT(PbzSr1-zZrwTi
1-w3、但し、0<z<1、0<w<1)膜が形成され
る。Pb、Sr、Zr、Tiの各イオンを含む原料化合
物としては、アルカリ溶液中でイオンになるものであれ
ば、何でも良いが、例えば、Pb(NO32、Sr(N
32、ZrOCl2、TiCl4などがある。Pbまた
はSrの濃度は、50〜500mmol/l、Zrの濃
度は10〜500mmol/l、Tiの濃度は0〜50
0mmol/lの範囲であればよく、反応温度は、80
〜200℃、好ましくは100〜160℃の範囲であれ
ばよい。アルカリ水溶液とするため、上記Srの水酸化
物あるいは、別途NaOH,KOHなどを使用すること
もできる。アルカリが強いほど結晶化し易く、PH12
以上が好ましい。KOHを使用する場合、0.1〜8.
0mol/lの濃度で使用すると緻密な膜ができ、好ま
しい。
【0030】PZT膜の水熱合成法による形成は、次の
ようにして行なう。Pb(NO32水溶液50mmol
/l〜500mmol/l、ZrOCl2水溶液10m
mol/l〜500mmol/l、TiCl4水溶液1
0mmol/l〜500mmol/lおよびKOH水溶
液0.1mol/l〜8.0mol/lの混合溶液中
に、少なくとも表面にTi元素を有する基板または、P
SZTなどのペロブスカイト層を形成した基板を任意の
場所に設置固定し、80〜200℃、好ましくは100
〜160℃、さらに好ましくは120〜160℃で1分
以上、好ましくは10分以上水熱処理を行う。これより
基板上にPZT圧電結晶膜が形成される。
【0031】目的とするコンデンサの誘電体層が複数の
誘電体膜を含む場合は、上記基板の代わりに誘電体層を
形成した基板を使用して、上記の製造方法を順に実行す
ることにより、誘電体層の上に他の誘電体層を形成し、
目的とするコンデンサなどの素子を製造できる。
【0032】最後に、誘電体上に、メッキ法、スパッタ
法、蒸着法および焼付法などの方法によって、上部電極
を形成することにより、コンデンサなどの素子を得る。
【0033】
【実施例】以下、実施例を示してこの発明を具体的に説
明する。
【0034】実施例1 オートクレーブの内容器にTi基板を設置し、水酸化バ
リウム0.078mol/l、水酸化カルシウム0.0
05mol/l、オキシ塩化ジルコニウム0.046m
ol/l、四塩化チタン0.03mol/lおよび水酸
化カリウム3.5mol/lの混合水溶液中、160℃
で2時間反応させた。その結果、Ti基板表面に2.0
μmの厚みのBa1-xCaxZryTi1-y3薄膜を得
た。得られた薄膜のX線回折パターンを図1に、SEM
写真を図2に示す。エネルギー分散型電子線マイクロア
ナライザー(EDS−EPMA)による測定の結果、C
aの原子比xは0.05であり、Zrの原子比yは0.
60であった。得られたBa 0.95Ca0.05Zr0.6Ti
0.43薄膜の比誘電率は約1000であった。また、耐
電圧は、約40kV/mmであった。
【0035】実施例2〜10、比較例1〜3 原料の仕込み量を種々変え、実施例1と同様にして薄膜
を形成したときの組成と特性を表1にまとめた。
【0036】比較例4,5 Ba(OH)2およびCa(OH)2の代わりにSr(N
32またはPb(NO32を使用して実施例と同様に
してSrTiO3薄膜およびPbZr0.52Ti0 .483
を作製した時の結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】比較例1のように、Caの原子比xが0.
2以上では、表面状態が緻密でなくなり、粗い粒子が現
れ、その結果耐電圧が低下する。また、比較例2のよう
に、CaZrTiO3においては、さらに緻密な膜は得
られず、耐電圧も低下する。また、BaTiO3やSr
TiO3では、基板表面での膜の成長が進まず、好まし
い膜は得られない。さらに、PZTにおいても、誘電率
は好ましい値が得られるものの、耐電圧は十分でない。
【0039】
【発明の効果】高い耐電圧を有し、かつ高い比誘電率ま
で変更可能な誘電体薄膜を水熱合成法で作製する方法を
開発し、この方法で作製した薄膜をコンデンサの誘電体
層に使用することにより、薄膜で、高い静電容量まで設
計可能で、かつ、高い耐電圧を有するコンデンサを容易
に製造することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の水熱合成法で得られたBa1-xCax
ZryTi1-y3(但し、x=0.05、y=0.6)
薄膜のX線回折図である。
【図2】実施例1の水熱合成法で得られたBa1-xCax
ZryTi1-y3(但し、x=0.05、y=0.6)
薄膜の表面状態を示す図面に代わるSEM写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G048 AA05 AB02 AC02 AC08 AD02 AD08 AE05 AE06 AE07 4G075 AA24 BB02 BC01 BC02 BC10 CA02 CA51 5E001 AB06 AC09 AC10 AE00 AE01 AE02 AE03 AE04 AH00 AH01 AH03 AH07 AH08 AJ01 AJ02 AZ00 5E082 AB03 BC35 EE02 EE04 EE05 EE23 EE26 EE35 EE37 EE39 FG04 FG26 FG27 FG41 KK01 LL01 MM02 MM22 MM24 PP03 5G303 AA01 AB01 AB06 AB20 BA03 CA01 CB03 CB06 CB35 CB39 DA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表面にTi元素を有する導電性
    の基板上に水熱合成法で形成されたBa1-xCaxZry
    Ti1-y3(但し、0<x<0.2、0<y<1)で表
    わされる誘電体薄膜。
  2. 【請求項2】それぞれ0.1mol/l以下のBaイオ
    ン、Caイオン、ZrイオンおよびTiイオンを含むア
    ルカリ水溶液中、80〜200℃の温度で水熱反応さ
    せ、少なくとも表面にTi元素を有する導電性の基板上
    に、Ba1-xCaxZryTi1-y3(但し、0<x<
    0.2、0<y<1)からなる誘電体層を形成すること
    を特徴とする誘電体薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】少なくとも表面にTi元素を有する導電性
    の基板と、基板上に水熱合成法で形成されたペロブスカ
    イト型導電性酸化物からなる誘電体層と、その上に形成
    された電極を有するコンデンサにおいて、誘電体層が水
    熱合成法で形成されたBa1-xCaxZryTi1-y
    3(但し、0<x<0.2、0<y<1)層を含むこと
    を特徴とするセラミックコンデンサ。
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