JP2000172384A - 車載用コンピュータ及びその制御方法 - Google Patents

車載用コンピュータ及びその制御方法

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JP2000172384A
JP2000172384A JP10343882A JP34388298A JP2000172384A JP 2000172384 A JP2000172384 A JP 2000172384A JP 10343882 A JP10343882 A JP 10343882A JP 34388298 A JP34388298 A JP 34388298A JP 2000172384 A JP2000172384 A JP 2000172384A
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computer
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timer
vehicle computer
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Sadao Nagata
貞雄 永田
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACCオフなどのオフ動作にしたがって確実
に車載用コンピュータを停止させる。 【解決手段】 第1のウオッチドッグタイマT1と第2
のウオッチドッグタイマT2は、ACCスイッチ5がオ
フになったときにそれぞれ、予め決められた第1の待ち
時間t1と、第1の待ち時間t1よりも長い第2の待ち
時間t2とを計測開始する。リセット部16は、第1の
待ち時間t1が経過したときに所定のシャットダウン処
理が行われていない場合に、本体1をリセットしてシャ
ットダウン処理を再開させることで、車載用コンピュー
タを停止させる。遮断部18は、第2の待ち時間t2が
経過したときに車載用コンピュータが停止していない場
合に、車載バッテリ2から供給される車載用コンピュー
タの電源を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの移
動体に搭載して情報処理を行わせるための車載用コンピ
ュータにかかわる技術の改良に関するもので、より具体
的には、ACCオフなどのオフ動作にしたがって確実に
車載用コンピュータを停止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に代表される移動体の道案
内を自動的に行う電子機器として、ナビゲーションシス
テムが知られている。ナビゲーションシステムは、人工
衛星からの電波やジャイロなどを使って、搭載している
自動車の現在位置を計算し、液晶表示パネルなどの表示
画面で、自車位置を地図上でコンピュータグラフィック
ス表示しながら、次にどこをどちらへ曲がればよいとい
った道案内をするものである。
【0003】また、ナビゲーションシステムと同様に移
動体に搭載して情報処理を行うための電子機器として、
車載用コンピュータが提案されている。このような車載
用コンピュータは、コンピュータのメーカ、サードパー
ティーと呼ばれるソフトウェアメーカやユーザ個人など
が作成した各種のアプリケーションプログラムを、Wi
ndows(商標)CEなどの上で実行することが可能
であり、パーソナルコンピュータとしての機能を備えて
いる。
【0004】また、車載用コンピュータは、上記のよう
なナビゲーションシステムの機能を持ち、又はナビゲー
ションシステムと組み合わせて利用したり、カーオーデ
ィオシステムに関する音響信号を処理することにも用い
られる。なお、本出願において車載用コンピュータと
は、二輪車や船舶など他の移動体に搭載するためのコン
ピュータを含み、ナビゲーションシステムと無関係に使
用されるものも含む。
【0005】一方、自動車はエンジンスタ−トの際に大
きな電力を必要とするため、このような車載用コンピュ
ータを含む車載用機器においては、使用時以外は電力消
費を最小にすることで車載バッテリを放電から保護し、
いわゆるバッテリ上がりの状態を防止しなければならな
い。
【0006】具体的には、上記のような車載用コンピュ
ータは、イグニッションキーなどの操作によって、車載
バッテリから供給されるいわゆるアクセサリ電源(AC
Cと表す)がオフされた場合、このACCのオフを検出
し、その後記憶内容の保存など必要な手順を踏んで低消
費電力モ−ドに入る。このようにすることで、車載用コ
ンピュータがACCとは別系統に車載バッテリに直結さ
れていても、車載バッテリの消耗を防ぐことができる。
【0007】なお、ACCのオフは、車載用コンピュー
タを停止させるための代表的な操作であるが、別の専用
スイッチのオフなど他の動作によって車載用コンピュー
タを停止させるように構成することも可能であり、この
ように車載用コンピュータを停止させるための動作をオ
フ動作と呼ぶ。
【0008】また、低消費電力モードは、ACCがオン
されたときに車載用コンピュータを再起動したり、車載
用コンピュータに接続されている防犯システムを動作さ
せるなどに必要な最小限の回路だけを最小限の電力で動
作させるモードであり、車載用コンピュータの停止状態
の一種である。
【0009】すなわち、車載用コンピュータについて
「停止」というときは、完全な停止状態と、低消費電力
モードのような不完全な停止状態を両方含むものとす
る。また、車載用コンピュータをこのような停止状態に
する際に行う記憶内容保存などの手順をシャットダウン
処理と呼ぶ。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な車載用コンピュータで実行されるアプリケーションプ
ログラムは、ユーザ個人が作成することも可能であり、
十分なデバッグがされたものとは限らず、不適切な振る
舞いをしない保証はない。このため、アプリケ−ション
プログラムに何らかの問題があって、低消費電力モ−ド
など所定の停止状態に移行できない事態も考えられる。
【0011】このような事態への対応策として、車載用
コンピュータにいわゆるウォッチドッグタイマを設ける
ことが考えられる。このウォッチドッグタイマは、AC
Cのオフ後、予め決められたある待ち時間(ここでt1
とする)を過ぎてもシャットダウン処理に移行しない場
合、車載用コンピュータをリセットして再起動させ、再
起動直後に再度ACCオフを検出して、低消費電力モ−
ドに移行させるものである。
【0012】しかしながら、上記のような従来技術にお
いても、車載用コンピュータを確実に停止できない場合
が考えられるという問題があった。すなわち、上記のよ
うに、車載用コンピュータで実行されるアプリケーショ
ンプログラムは、不適切な振る舞いをしない保証がない
ため、プログラムの内容によっては上記のウォッチドッ
グタイマ自体を停止させ、その結果、ACCをオフした
にもかかわらず車載用コンピュータが動作し続けること
も考えられる。この状態が続くと、車載用コンピュータ
の電力消費で車載バッテリが放電していわゆるバッテリ
上がりの状態になり、車載用機器だけでなくエンジンの
再スタートも不可能になるなど、ユーザに不便を生じる
可能性もある。
【0013】この発明は、上記のような従来技術の問題
点を解決するために提案されたもので、その目的は、A
CCオフなどのオフ動作にしたがって確実に停止する車
載用コンピュータの技術を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上に述べた目的を達成す
るため請求項1の発明は、移動体に搭載して情報処理を
行わせるための車載用コンピュータにおいて、予め決め
られたオフ動作が行われたときに、予め決められた第1
の待ち時間を計測開始する第1のタイマと、前記第1の
待ち時間が経過したときに予め決められたシャットダウ
ン処理が行われていない場合に前記コンピュータを停止
させるための手段と、前記オフ動作が行われたときに、
前記第1の待ち時間よりも長い第2の待ち時間を計測開
始する第2のタイマと、前記第2の待ち時間が経過した
ときにコンピュータの電源を遮断する手段と、を備えた
ことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1の発明
を方法という見方からとらえたもので、移動体に搭載し
て情報処理を行わせるための車載用コンピュータの制御
方法において、予め決められたオフ動作が行われたとき
に、予め決められた第1の待ち時間を第1のタイマによ
って計測開始するステップと、前記第1の待ち時間が経
過したときに予め決められたシャットダウン処理が行わ
れていない場合に前記コンピュータを停止させるための
ステップと、前記オフ動作が行われたときに、前記第1
の待ち時間よりも長い第2の待ち時間を第2のタイマに
よって計測開始するステップと、前記第2の待ち時間が
経過したときにコンピュータの電源を遮断するステップ
と、を含むことを特徴とする。請求項1,3の発明で
は、第2のタイマが、第1のタイマより長い第2の待ち
時間を監視し、ACCオフなどのオフ動作にかかわらず
車載用コンピュータが停止しない場合でも、第2の待ち
時間が経過すると、車載用コンピュータに提供されてい
る電源が強制的に遮断される。このため、アプリケーシ
ョンプログラムの不適切な動作によって第1のタイマで
あるウォッチドッグタイマが停止されたような場合で
も、車載用コンピュータが確実に停止し、バッテリの消
耗が防止される。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の車載用
コンピュータにおいて、前記車載用コンピュータが停止
していない場合に、少なくとも前記第2のタイマに対し
て抑制信号を出力する手段と、前記オフ動作の不存在を
真の論理値に変換する手段と、前記抑制信号と前記論理
値の論理積を得る手段と、を備え、前記第2のタイマ
は、前記論理積が偽の場合に前記第2の待ち時間を計測
するように構成されたことを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項2の発明を方法という見方からとらえたも
ので、請求項3記載の車載用コンピュータの制御方法に
おいて、前記車載用コンピュータが停止していない場合
に、少なくとも前記第2のタイマに対して抑制信号を出
力するステップと、前記オフ動作の不存在を真の論理値
に変換するステップと、前記抑制信号と前記論理値の論
理積を得るステップと、を含み、前記第2のタイマは、
前記論理積が偽の場合に前記第2の待ち時間を計測する
ことを特徴とする。
【0016】請求項2,4の発明では、論理演算の働き
によって、オフ動作がなくかつ抑制信号が出ている場合
だけ第2のタイマの動作が抑制される。この結果、アプ
リケーションプログラムの不適切な振る舞いなどによっ
て抑制信号が誤って出力されていても、ACCがオフに
なっているなどのオフ動作が存在すれば、第2のタイマ
が確実に動作し、車載用コンピュータが正常に自律停止
しないかぎり強制的電源遮断によって車載バッテリの消
耗が阻止される。すなわち、請求項2,4の発明では、
単純な論理演算を実現する簡単な回路構成や処理ステッ
プによって車載用コンピュータの確実な停止が実現され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明の車載用コンピュ
ータの実施の形態(以下「実施形態」という)につい
て、図面を参照して具体的に説明する。なお、この実施
形態を実現するためのマイクロコンピュータやタイマな
どの構成要素については、具体的な回路構成が各種考え
られるので、以下では、この発明や実施形態に含まれる
個々の機能を実現する仮想的回路ブロックを使って、こ
の発明と実施形態とを説明する。
【0018】〔1.構成〕 〔1−1.全体の構成〕まず、図1は、本実施形態の車
載用コンピュータの全体構成を概念的に示す機能ブロッ
ク図である。すなわち、本実施形態は、本体1に、押ボ
タンなどの入力装置3と、液晶ディスプレイなどの表示
装置4の他、電源としての車載バッテリ2と、アクセサ
リ電源(ACC)をオンオフするACCスイッチ5と、
が接続されたものである。
【0019】また、本体1は、CPU11と、メモリ1
2と、不揮発性記憶装置13と、モード制御部14と、
第1のウオッチドッグタイマT1と、リセット部16
と、第2のウオッチドッグタイマT2と、遮断部18
と、を備えている。このうちCPU11は、本体1の各
部分を制御することで、アプリケーションプログラムに
したがった情報処理や、車載用コンピュータを停止状態
に移行させるためのシャットダウン処理、車載用コンピ
ュータを再起動させるウォームアップ処理など各種の処
理を行う部分である。
【0020】また、メモリ12は、RAMなどで構成さ
れた揮発性のメモリであり、本体1を含む本実施形態の
車載用コンピュータに、CDオートチェンジャなどどの
ようなユニットが接続されているかの構成、オーディオ
ボリュームなどの設定の他、OSやアプリケーションプ
ログラムのワークエリアなど各種の情報を格納する部分
である。
【0021】また、不揮発性記憶装置13は、CPU1
1がシャットダウン処理の際に、メモリ12に格納され
ている情報のうち、車載用コンピュータを停止前と同じ
状態に再起動するために必要な情報を保存しておくため
の部分であり、ハードディスクドライブ(HDD)やバ
ッテリバックアップ付きメモリなどで構成される。ま
た、モード制御部14は、車載用コンピュータを通常の
動作状態や低消費電力モードなどに切り替える部分であ
る。
【0022】また、第1のウオッチドッグタイマT1
は、予め決められたオフ動作が行われたときに、すなわ
ちACCスイッチ5がオフになったときに、予め決めら
れた第1の待ち時間t1を計測開始するウオッチドッグ
タイマであり、前記第1のタイマに相当する。また、リ
セット部16は、第1の待ち時間t1が経過したときに
所定のシャットダウン処理が行われていない場合に、本
体1をリセットしてシャットダウン処理を再開させるこ
とで、車載用コンピュータを停止させるための手段であ
る。
【0023】また、第2のウオッチドッグタイマT2
は、前記オフ動作が行われたときに、すなわちACCス
イッチ5がオフになったときに、第1の待ち時間t1よ
りも長い第2の待ち時間t2を計測開始する第2のウオ
ッチドッグタイマであり、前記第2のタイマに相当す
る。また、遮断部18は、第2の待ち時間t2が経過し
たときに車載用コンピュータが停止していない場合に、
車載バッテリ2から供給される車載用コンピュータの電
源を遮断する手段である。
【0024】〔1−2.具体的な回路構成〕次に、図1
に示したような車載用コンピュータを実現するための具
体的な回路構成を図2の回路ブロック図に示す。なお、
図2は、図1に示した本体1の構成のうち、ウオッチド
ッグタイマに特に関係が深い部分を示すもので、図1の
メモリ12と不揮発性記憶装置13とは省略している。
【0025】具体的には、図2に示す回路は、比較器C
1,C2,C3と、ASICと、マイクロコンピュータ
Mと、第1のウオッチドッグタイマT1と、第2のウオ
ッチドッグタイマT2と、システム電源Pと、を備えて
いる。このうち、マイクロコンピュータMは、図1のC
PU11やその周辺回路並びに本実施形態の特徴となる
動作を実現する基本プログラムを含むもので、モード制
御部14と、リセット部16と、の機能も実現する部分
である。また、システム電源Pは、図1における遮断部
18に対応するものである。
【0026】また、図2に示す回路では、図1に示した
ACCスイッチ5の状態は、信号線であるACCライン
(ACCと表す)から入力され、同様に、車載用コンピ
ュータに電源を供給しているメインバッテリと、車載用
コンピュータ内部のバックアップ用サブバッテリの電圧
は、それぞれ信号線であるメインバッテリライン(MA
INと表す)と、サブバッテリライン(SUBと表す)
の信号として入力される。
【0027】そして、比較器C1は、ACCの信号がオ
ンかオフかに応じてHIGHかLOWを信号線L1に出
力するように構成された部分であり、言い換えれば、オ
フ動作の不存在を真の論理値(HIGH=TRUE)に
変換する手段である。また、同様に、比較器C2は、M
AINの電圧が所定の基準値以上か以下かに応じてHI
GHかLOWかを信号線L7に出力するように構成され
た部分である。また、同様に、比較器C3は、SUBの
電圧が所定の基準値以上か以下かに応じてHIGHかL
OWかを信号線L8に出力するように構成された部分で
ある。
【0028】また、ASICは、論理和回路ORを使っ
て、ACC,MAIN,SUBの各状態をそれぞれ表す
信号線L1,L7,L8のうち1つでもLOWになった
場合に、そのことを信号線6でマイクロコンピュータM
に知らせると共に、ACC,MAIN,SUBそれぞれ
の具体的状態を信号線10でマイクロコンピュータMに
知らせるように構成された部分である。
【0029】また、マイクロコンピュータMは、車載用
コンピュータが停止していない通常の動作時、すなわち
ACC,MAIN,SUBの全てがHIGHの場合、第
1のウオッチドッグタイマT1と第2のウオッチドッグ
タイマT2の両方に信号線L2でリセット信号を出力す
ることによって、待ち時間の計測を抑制するように構成
されている。このリセット信号は、第1のウオッチドッ
グタイマT1及び第2のウオッチドッグタイマT2の動
作を抑制するための抑制信号である。
【0030】より具体的には、マイクロコンピュータM
は、ACC,MAIN,SUBのうち1つでもLOWに
なるとリセット信号の出力を停止するように構成されて
おり、これに対応して、第1のウオッチドッグタイマT
1は、信号線L2からのリセット信号が途絶えると第1
の待ち時間t1を計時開始するように構成されている。
【0031】一方、第2のウオッチドッグタイマT2
も、リセット信号が途絶えると待ち時間を計時開始する
ように構成されているが、第2のウオッチドッグタイマ
T2の側に分岐した信号線L2は、ACCの状態を表す
信号線L1とともに、論理積回路ANDに入力され、こ
の論理積回路ANDの出力が第2のウオッチドッグタイ
マT2の計時を抑制する抑制信号となっている。
【0032】すなわち、この論理積回路ANDは、抑制
信号であるリセット信号とオフ動作の不存在を表す論理
値との論理積を得る手段であり、この結果、第2のウオ
ッチドッグタイマT2は、ACCがオフになって信号線
L1がLOW(=FALSE)になれば、マイクロコン
ピュータMから信号線L2に対してリセット信号が出力
されている(TRUE)かいない(FALSE)かとは
無関係に、論理積回路ANDの出力は偽(FALSE)
となる。
【0033】そして、第2のウオッチドッグタイマT2
は、論理積回路ANDから出力される論理積が偽の場合
に第2の待ち時間を計測するように構成されているた
め、このように論理積回路ANDの出力が偽になったと
きに、抑制が解除されて計時を開始することになる。
【0034】また、第1のウオッチドッグタイマT1
は、第1の待ち時間t1が経過すると計時を終了し、信
号線L3でマイクロコンピュータMに、待ち時間t1の
時間切れを知らせる信号(第1タイムオーバー信号と呼
ぶ)を出力するように構成されている。このように第1
のウオッチドッグタイマT1から出力された信号は、マ
イクロコンピュータMに到達すると、ウオッチドッグタ
イマからのタイムオーバー信号を受け取るためのライン
L5に入力され、マイクロコンピュータMは、このよう
にタイムオーバー信号が入力されると本体1をリセット
するように構成されている。
【0035】また、第2のウオッチドッグタイマT2
は、第2の待ち時間t2が経過すると計時を終了し、信
号線L4でシステム電源Pに、待ち時間t2の時間切れ
を知らせる信号(第2タイムオーバー信号と呼ぶ)を出
力するように構成されている。
【0036】また、システム電源Pは、メインバッテリ
やサブバッテリから供給される電源を、本体1や表示装
置4など車載用コンピュータを構成している各装置すな
わち各部分に供給しているが、信号線L4から第2タイ
ムオーバー信号を受け取ると、それら各装置への電源供
給を強制的に遮断するように構成されている。
【0037】また、マイクロコンピュータMは、ACC
がオフになるなどのオフ動作に対してシャットダウン処
理が成功すると、図1に示したモード制御部14の動作
として、車載用コンピュータ全体を低消費電力モードに
移行させるように構成されている。また、第1のウオッ
チドッグタイマT1及び第2のウオッチドッグタイマT
2を作動させる電力については、マイクロコンピュータ
Mが信号線L9を通じて制御でき、通常の動作状態では
オン、低消費電力モードではオフされるように構成され
ている。
【0038】〔2.作用〕上記のように構成された本実
施形態は、次のように作用する。まず、図3は、本実施
形態における処理手順を示すフローチャートである。 〔2−1.シャットダウン以前の処理〕すなわち、ま
ず、リセット又は電源投入時には(ステップ1)、図1
のCPU11(図2のマイクロコンピュータM)が、不
揮発性記憶装置13に保存されていた情報をメモリに読
み出すなどのウォームアップ処理を行う(ステップ
2)。そして、ACCの状態を検出した結果ACCがオ
ンであれば(ステップ3)、車載用コンピュータは動作
状態となり、CPU11は、ACCがオンになっている
間(ステップ5)、メモリ12、入力装置3、表示装置
4などを使って、アプリケーションプログラムの実行な
どの処理を行う(ステップ4)。
【0039】また、このように通常の動作を行っている
間、マイクロコンピュータMは、第1のウオッチドッグ
タイマT1と第2のウオッチドッグタイマT2の両方に
信号線L2でリセット信号を出力することによって、待
ち時間の計測を抑制し、タイムオーバー信号が出力され
ることを阻止する。
【0040】〔2−2.正常なシャットダウン処理〕一
方、ACCがオフになったことが検出されると(ステッ
プ5)、マイクロコンピュータMは信号線L2からのリ
セット信号の出力を停止し、これによって第1のウオッ
チドッグタイマT1と第2のウオッチドッグタイマT2
がそれぞれ待ち時間t1,t2のカウントすなわち計時
を開始する(ステップ6)。そして、マイクロコンピュ
ータMはシャットダウン処理を開始し(ステップ7)、
このシャットダウン処理が成功すると(ステップ8)、
マイクロコンピュータMは、図1のモード制御部14の
動作として本体1を低消費電力モードに移行させると共
に(ステップ9)、信号線L9を通じて第1のウオッチ
ドッグタイマT1及び第2のウオッチドッグタイマT2
の電力供給を停止する。
【0041】〔2−3.第1のウオッチドッグタイマに
よる対応〕また、シャットダウン処理が失敗し(ステッ
プ8)、本体1が低消費電力モードに移行しない場合
も、まず、第1のウオッチドッグタイマT1による以下
のような対応が行われる。すなわち、このように本体1
が低消費電力モードに移行しない場合も、第1のウオッ
チドッグタイマT1は計時を続け、やがて第1の待ち時
間t1が経過すると(ステップ10)信号線L3を通じ
てマイクロコンピュータMに第1のタイムオーバー信号
を出力する。
【0042】この場合、この第1のタイムオーバー信号
を受けたマイクロコンピュータMは、リセット部16の
動作として車載用コンピュータをリセットし、ウォーム
アップ後(ステップ2)、ACCがオフであることが検
出されるとシャットダウン処理が再試行される(ステッ
プ17)。
【0043】〔2−4.第2のウオッチドッグタイマに
よる対応〕ところで、上記のような第1のウオッチドッ
グタイマT1についても、アプリケーションプログラム
の不適切な動作によって、信号線L2からのリセット信
号が停止されず計時開始しない場合や、一旦カウントを
開始したものの停止される場合も考えられる。このよう
に第1のウオッチドッグタイマT1が正常に動作できな
い場合、本実施形態では、第2のウオッチドッグタイマ
T2による以下のような対応が行われる。
【0044】すなわち、第2のウオッチドッグタイマT
2に入力されている抑制信号は、論理積回路ANDが、
信号線L2にリセット信号が出力されていることを示す
論理値1(TRUE)と、信号線L1のレベルがHIG
Hであることを示す論理値1(TRUE)との論理積を
とった値である。このため、ACCがオフになると信号
線L1のレベルがLOWすなわち論理値0(FALS
E)となり、例え信号線L2についてリセット信号が誤
って出力され続けているため論理値1(TRUE)のま
までも、論理積は0となるため第2のウオッチドッグタ
イマT2は必ず計時を開始する(ステップ6)。そし
て、第2の待ち時間t2としては第1の待ち時間t1よ
りも長い時間が設定されている。
【0045】このため、シャットダウン処理に失敗し
(ステップ8)、かつ第1のウオッチドッグタイマT1
が停止しているため第1の待ち時間t1が経過しても車
載用コンピュータがリセットされない場合でも(ステッ
プ10)、その後第2の待ち時間t2が経過すると(ス
テップ11)第2のウオッチドッグタイマT2は信号線
L4に第2のタイムオーバー信号を出力し、この信号を
受けたシステム電源Pは、遮断部18の動作として、車
載用コンピュータを構成する各装置への電源供給を強制
的に遮断する(ステップ12)。
【0046】すなわち、ACCの状態を示す信号線L1
がLOWになると、例えマイクロコンピュータMから誤
ってリセット信号が出力されても、論理積回路ANDの
作用によってそのリセット信号が第2のウオッチドッグ
タイマT2に届くことは確実に阻止される。このため、
第2の待ち時間t2内に車載用コンピュータが低消費電
力モードに移行し、信号線L9によって第2のウオッチ
ドッグタイマT2の供給電源がオフされないかぎり、第
2のウオッチドッグタイマT2は計時を続け、この結果
システム電源Pは強制的に遮断されることになる。
【0047】〔3.効果〕以上のように、本実施形態で
は、第2のウオッチドッグタイマT2が、第1のウオッ
チドッグタイマT1がカウントする第1の待ち時間t1
より長い第2の待ち時間t2を監視し、ACCオフなど
のオフ動作にかかわらず車載用コンピュータが停止しな
い場合でも、第2の待ち時間t2が経過すると、車載用
コンピュータに提供されている電源が強制的に遮断され
る。このため、アプリケーションプログラムの不適切な
動作によって第1のウオッチドッグタイマT1が停止さ
れたような場合でも、車載用コンピュータが確実に停止
する。このため、バッテリの消耗が防止され、バッテリ
上がりによってエンジンスタ−トが妨げられることもな
い。
【0048】また、本実施形態では、論理演算の働きに
よって、オフ動作がなくかつ抑制信号であるリセット信
号が出ている場合だけ第2のウオッチドッグタイマT2
の動作が抑制される。この結果、アプリケーションプロ
グラムの不適切な振る舞いなどによってリセット信号が
誤って出力されていても、ACCがオフになっているな
どのオフ動作が存在すれば、第2のウオッチドッグタイ
マT2が確実に動作し、車載用コンピュータが正常に自
律停止しないかぎり強制的電源遮断によって車載バッテ
リの消耗が阻止される。すなわち、本実施形態では、単
純な論理演算を実現する簡単な回路構成によって車載用
コンピュータの確実な停止が実現される。
【0049】〔4.他の実施の形態〕なお、この発明は
上に述べた実施形態に限定されるものではなく、次に例
示するような他の実施の形態も含むものである。例え
ば、この発明の車載用コンピュータは、自動車に搭載す
るものだけでなく、二輪車や船舶など他の種類の移動体
に搭載するものも含む。また、このような車載用コンピ
ュータに行わせる情報処理の内容は自由であり、例え
ば、電子メールといった文書の作成や送受信、住所録や
表計算の処理だけでなく、CD(コンパクトディスク)
やMD(ミニディスク)などから読み出される音響デー
タの処理、ナビゲーションシステムとしての処理の他、
移動体電話の制御、防犯装置の制御など自由に組み合わ
せて処理させることができる。
【0050】また、第1及び第2のタイマの動作原理も
それぞれ自由であり、例えば、第1のタイマは車載用コ
ンピュータの動作用クロック信号に基づいて時間を計測
し、第2のタイマは、前記クロック信号とは別個独立の
水晶発振子などに基づいて動作するなどの例が考えられ
る。
【0051】また、車載用コンピュータの停止状態の具
体的な種類、オフ動作やシャットダウン処理の具体的な
内容は自由に定義でき、さらに例えば、一定時間以上、
停車状態でかつスイッチ類も操作されないような場合
に、表示だけが消えるサスペンド状態に移行するなどの
設定も可能である。また、シャットダウン処理が「行わ
れていない場合」とは、シャットダウン処理が開始され
ていない場合としてもよいし、シャットダウン処理が終
了していない場合としてもよい。
【0052】また、第1や第2の待ち時間の具体的な長
さも自由であり、バッテリの消耗状態や電圧などに応じ
て可変としてもよい。また、上記実施形態では、第1の
待ち時間が経過するとコンピュータをリセットする例を
示したが、第1の待ち時間が経過したときに具体的にど
のようなやり方でコンピュータを停止させるかは自由で
あり、特定の種類の割り込みを発生させたり、プログラ
ムカウンタを所定のエントリポイントのアドレスに書き
換えるなど自由に設計することができる。
【0053】また、オフ動作の不存在を真の論理値に変
換したり、この論理値と抑制信号の論理積を得たり、こ
の論理積が偽の場合に第2のタイマに待ち時間を計測さ
せるといった論理構造は、例えば真と偽を逆転させたり
否定(NOT)を加えるなどどのように組み替えること
もでき、そのような組み替えは当然に本発明の範囲内で
ある。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ACC
オフなどのオフ動作にしたがって確実に車載用コンピュ
ータを停止させることができるので、車載バッテリの消
耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】本発明の実施形態における回路構成の例を示す
回路ブロック図。
【図3】本発明の実施形態における動作手順の一例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1…本体 2…車載バッテリ 3…入力装置 4…表示装置 5…ACCスイッチ 11…CPU 12…メモリ 13…不揮発性記憶装置 14…モード制御部 T1…第1のウオッチドッグタイマ T2…第2のウオッチドッグタイマ 16…リセット部 18…遮断部 ACC…ACCライン MAIN…メインバッテリライン SUB…サブバッテリライン C1,C2,C3…比較器 M…マイクロコンピュータ L1〜L10…信号線 AND…論理積回路 OR…論理和回路 P…システム電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載して情報処理を行わせるた
    めの車載用コンピュータにおいて、 予め決められたオフ動作が行われたときに、予め決めら
    れた第1の待ち時間を計測開始する第1のタイマと、 前記第1の待ち時間が経過したときに予め決められたシ
    ャットダウン処理が行われていない場合に前記コンピュ
    ータを停止させるための手段と、 前記オフ動作が行われたときに、前記第1の待ち時間よ
    りも長い第2の待ち時間を計測開始する第2のタイマ
    と、 前記第2の待ち時間が経過したときにコンピュータの電
    源を遮断する手段と、 を備えたことを特徴とする車載用コンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記車載用コンピュータが停止していな
    い場合に、少なくとも前記第2のタイマに対して抑制信
    号を出力する手段と、 前記オフ動作の不存在を真の論理値に変換する手段と、 前記抑制信号と前記論理値の論理積を得る手段と、を備
    え、 前記第2のタイマは、前記論理積が偽の場合に前記第2
    の待ち時間を計測するように構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の車載用コンピュータ。
  3. 【請求項3】 移動体に搭載して情報処理を行わせるた
    めの車載用コンピュータの制御方法において、 予め決められたオフ動作が行われたときに、予め決めら
    れた第1の待ち時間を第1のタイマによって計測開始す
    るステップと、 前記第1の待ち時間が経過したときに予め決められたシ
    ャットダウン処理が行われていない場合に前記コンピュ
    ータを停止させるためのステップと、 前記オフ動作が行われたときに、前記第1の待ち時間よ
    りも長い第2の待ち時間を第2のタイマによって計測開
    始するステップと、 前記第2の待ち時間が経過したときにコンピュータの電
    源を遮断するステップと、 を含むことを特徴とする車載用コンピュータの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記車載用コンピュータが停止していな
    い場合に、少なくとも前記第2のタイマに対して抑制信
    号を出力するステップと、 前記オフ動作の不存在を真の論理値に変換するステップ
    と、 前記抑制信号と前記論理値の論理積を得るステップと、
    を含み、 前記第2のタイマは、前記論理積が偽の場合に前記第2
    の待ち時間を計測することを特徴とする請求項3記載の
    車載用コンピュータの制御方法。
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