JP6011379B2 - 改竄検知システム、電子制御ユニット - Google Patents
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Description
図2は、改竄検知システム100の概略構成図の一例を示す。改竄検知システム100は、電源制御コンピュータ11により制御され、電源制御コンピュータ11は電源系No1を経由してナビECU21、エンジンECU22、及び、ブレーキECU23に+B電源13を供給し、電源系No2を経由してECU E24、ECU F25に+B電源13を供給する(以下、区別しない場合には電源系No1と2のECUを単に「ECU」12という場合がある)。また、電源制御コンピュータ11は通信線No1によりナビECU21、エンジンECU22、及び、ブレーキECU23と通信可能に接続されており、通信線No2によりECU E24、ECU F25と通信可能に接続されている。
図3(a)は、電源制御コンピュータ11又はECU12のハードウェア構成図の一例を示す。ECU12は入力回路31、マイコン32、出力回路33、CAN通信部35、及び、電源回路34を有している。なお、本実施例では特徴部の説明に用いる機能を図示したに過ぎず、ECU12は図示した以外にも機能を有しており、各ECU12の機能は同一でも異なっていてもよい。
図4は、ナビECU21、電源制御コンピュータ11、及び、ECU12の機能ブロック図の一例を示す。ナビECU21は他のECU12と同様に+B電源13のON→OFF→ONにより起動するが、ユーザが改竄検知について設定するためのインタフェースを提供するため別に図示した。したがって、ナビECU21もECU12と同様の機能を有している。また、ユーザが改竄検知について設定するためのインタフェースを提供するのは他のECUでもよい。
図6は、電源制御コンピュータ11とECU12の動作手順の一例を示すフローチャート図である。電源制御コンピュータ11は+B電源13なので周期的にこの処理を行う。
ステップS230で+B電源のECU12が再起動する。再起動したECU12の改竄検知部61は電源フラグF43がLowか否かを判定する(S235)。+B電源のECUでは電源フラグF43がないか又はLowなので、+B電源のECU12はRAM37にデータを復帰する(S240)。
A.駐車中
IG電源のECUは駐車中は作動していない。電源制御コンピュータが+B電源をON→OFF→ONに制御すると、電源回路34は+B電源をマイコン32に供給することでIG電源のECU12が起動する(S230)。
B.IGスイッチのON時
ユーザが乗車してIGスイッチをONに操作するとIG電源がONになる。これにより、IG電源のECU12が起動する(S230)。
12 ECU
13 +B電源
21 ナビECU
26 スイッチング回路
27 通信回路
32 マイコン
34 電源回路
39 不揮発メモリ
61 改竄検知部
100 改竄検知システム
Claims (8)
- バッテリー電源から電源供給可能な電子制御ユニットを有するソフトウェアの改竄検知システムであって、
第1の電子制御ユニットは、自車両が駐車中であると判断した場合、バッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える電源制御手段を有し、
1つ以上の第2の電子制御ユニットは、原動力始動操作部材がONに操作されても起動しないが、
駐車中に省エネモードに移行し省エネモードでバッテリー電源がONからOFFに、さらにOFFからONに切り替わることで起動し、起動することで記憶媒体に記憶されているソフトウェアの改竄の有無を検知する改竄検知手段を有することを特徴とする改竄検知システム。 - バッテリー電源に加え、原動力始動操作部材がONに操作されることで電源供給を開始する原動力電源系から電源供給可能な第3の電子制御ユニットをさらに有し、
前記第3の電子制御ユニットの前記改竄検知手段は、バッテリー電源がONに切り替わることで起動する際、改竄検知を行うが、前記原動力電源系がONになることで起動する場合には改竄検知を行わない、ことを特徴とする請求項1記載の改竄検知システム。 - 前記第1の電子制御ユニットと前記第2の電子制御ユニットは通信ネットワークを介して通信可能に接続されており、
前記第1の電子制御ユニットは、前記電源制御手段がバッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える前に、揮発性メモリに記憶されているデータの退避を前記第2の電子制御ユニットに指示し、
前記第2の電子制御ユニットは、退避の指示により、揮発性メモリに記憶されているデータを不揮発性メモリに退避するデータ退避手段と、
再起動後に、不揮発性メモリに退避したデータを揮発性メモリに復帰するデータ復帰手段と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の改竄検知システム。 - 前記第2の電子制御ユニット及び前記第3の電子制御ユニットは、前記改竄検知手段による改竄の検知結果を前記第1の電子制御ユニットに送信する検知結果送信手段、を有することを特徴とする請求項2に記載の改竄検知システム。
- 改竄検知するタイミングと間隔の設定を受け付ける設定画面を表示装置に表示する設定受付手段を有し、
前記電源制御手段は、最後に改竄検知してから前記設定受付手段が受け付けた前記間隔が経過しかつ前記タイミングになった場合、バッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の改竄検知システム。 - 前記第1の電子制御ユニットは、前記電源制御手段がバッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える前に自機を再起動し、
再起動する際、記憶媒体に記憶されているソフトウェアの改竄の有無を検知する改竄検知手段を有し、
前記改竄検知手段がソフトウェアが改竄されていることを検知しなかった場合に、前記電源制御手段がバッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える、
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の改竄検知システム。 - バッテリー電源から電源供給され駐車中に省エネモードに移行する電子制御ユニットであって、
原動力始動操作部材がONに操作されても起動せず、
前記電子制御ユニットが省エネモードの状態で、第2の電子制御ユニットが、自車両が駐車中であると判断し、バッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替えた場合、
バッテリー電源がONからOFFに、さらにOFFからONに切り替わることで起動し、
起動することで記憶媒体に記憶されているソフトウェアの改竄の有無を検知する改竄検知手段を有する、
ことを特徴とする電子制御ユニット。 - 原動力始動操作部材がONに操作されても起動しないが、駐車中に省エネモードに移行し省エネモードでバッテリー電源がONからOFFに、さらにOFFからONに切り替わることで起動し、起動することで記憶媒体に記憶されているソフトウェアの改竄の有無を検知する第2の電子制御ユニットに供給するバッテリー電源をON又はOFFする電子制御ユニットであって、
自車両が駐車中であると判断した場合、バッテリー電源をONからOFFに、さらにOFFからONに切り替える電源制御手段を有する、ことを特徴とする電子制御ユニット。
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