JP2000172064A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000172064A
JP2000172064A JP34370798A JP34370798A JP2000172064A JP 2000172064 A JP2000172064 A JP 2000172064A JP 34370798 A JP34370798 A JP 34370798A JP 34370798 A JP34370798 A JP 34370798A JP 2000172064 A JP2000172064 A JP 2000172064A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 近年のデジタル画像やグラフィック化に対応
した画像の階調性並びに階調性安定性の要求を満たすと
ともに、現像剤担持体の寿命を共通化することによって
サービスマンによるメンテナンスの手間を省き、サービ
スコストを低減することができる現像装置を提供するこ
と。 【構成】 静電潜像担持体の回転方向に対して上流と下
流に配置される外径の異なる複数の現像スリーブ(現像
剤担持体)20,30を有し、各現像スリーブ20,3
0を内部の磁性部材の周りに非磁性部材とこれを覆うコ
ーティング部材を形成して構成した現像装置2におい
て、前記現像スリーブ20,30表面の各々のコーティ
ング部材を構成する樹脂(B)とピグメント部材(P)
の重量比P/Bを異ならせる。具体的には、外径が小さ
い方の現像スリーブ30のコーティング部材の重量比P
/Bを外径が大きい方の現像スリーブ20のコーティン
グ部材のそれよりも小さく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ、
印刷装置等に用いられる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電潜像担持体上に一様帯電を行
った後、アナログ露光又は半導体レーザー或はLEDに
より画像露光を行って静電潜像担持体上に静電潜像を形
成した後、この静電潜像を現像装置により現像剤像とし
て可視像化し、この現像剤像を転写材に転写した後、転
写材を静電潜像担持体より分離して定着装置に送り、定
着装置において現像剤像を転写材に定着して画像として
出力する画像形成装置が知られている。
【0003】ここで、図13を用いて画像形成工程を説
明する。
【0004】図13は画像形成装置要部の断面図であ
り、該画像形成装置は静電潜像担持体として例えば感光
ドラム1を有しており、該感光ドラム1は表面にOP
C、a−Si等の光導電層を備え、矢印A方向に回転駆
動される。この感光ドラム1の表面を一次帯電器3によ
り例えば−700Vに一様帯電する。次いで、画像信号
情報による画像露光12を行って感光ドラム1上の露光
部の表面電位を例えば−200Vに減衰させ、感光ドラ
ム1上に画像の画像信号に応じた潜像を形成する。尚、
画像露光12には例えば半導体レーザー或はLEDアレ
ーが用いられる。
【0005】次に、潜像を1成分現像器である現像装置
2により現像してトナー像として可視化する。尚、乾式
1成分現像剤を用いた現像装置は簡易でキャリア等の交
換が不要であるために高耐久・高寿命であり、現像方式
として例えば磁性1成分トナーを用いたジャンピング現
像等が採用される。
【0006】而して、現像装置2は負に帯電した黒トナ
ーを用いており、現像時に現像剤担持体である現像スリ
ーブには現像バイアスとして−500V程度の直流バイ
アスを印加して潜像を反転現像してトナー像として可視
化する。その後、必要に応じてポスト帯電器(チャージ
ャー)10を用いて転写前処理(通常はDC若しくはA
Cによるコロナの付与又は光除電等を組み合わせたりす
る)を施し、感光ドラム1に供給された転写材上にトナ
ー像を転写帯電器4によって転写する。そして、トナー
像が転写された転写材を定着装置7に送ってトナー像を
転写材に定着することによって所望の画像を得る。尚、
感光ドラム1上の転写残トナーはクリーニング装置6に
よって除去され、次の画像形成に備えられる。
【0007】ところで、画像形成装置の高速化に対して
は、現像装置においては2成分磁気ブラシを用いた現像
装置の現像ロールを複数にして対応したり(特開平3−
204084号公報参照)、現像スリーブと感光体の距
離を下流の現像スリーブ程近づけて現像スリーブからの
トナーの補給量の均一化を図っている(特開平2−18
8778号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の現像装置には以下のような問題があった。
【0009】即ち、複数現像剤担持体(現像スリーブ)
を有する現像装置は濃度維持の点で優れるものの、通常
の複数現像装置はφ30mmとφ20mm又はφ20m
mとφ16mmの組み合わせというように外径の異なる
現像スリーブを用いた場合が多い。これは主に現像する
ものと副で現像するものとに機能分離しているためであ
り、副現像は主を補うことを目的としている。そのた
め、コストを出来るだけ安くするために現像スリーブが
小径となっており、こののような系では以下のような問
題があった。
【0010】1.上流の現像スリーブと下流の現像スリ
ーブの径の差による現像ニップの違いによって現像特性
が異なり、省スペース化やコスト低減のために共通現像
バイアスを用いると現像スリーブ毎に現像性が異なって
しまい、現像性が現像スリーブ毎に異なるために濃度制
御に困難を伴っていた。これは近年のデジタル画像やグ
ラフィック化に対応した画像の階調性並びに階調性安定
性の要求に対して相反することであった。この現像性の
違いは現像スリーブ径が大きい程現像スリーブと感光体
の間に形成される現像領域の幅が大きくなるからであ
る。この現象はトナー帯電量が小さくて現像性の低い磁
性1成分トナーを用いた場合に特に顕著に現れる。
【0011】2.又、複数の現像スリーブを有する現像
装置においては、現像スリーブの外径が異なると各々の
現像スリーブでトナー層厚規制部材を通る回数が異なる
ためにスリーブ表面の受ける摩擦程度が異なり、結果と
してコート材の削れ度合いが違うために寿命が異なって
いた(径が小さい方がブレード通過回数が多いために寿
命も短い)。そのため、現像スリーブの交換メンテナン
ス間隔が異なり、サービスマンが度々ユーザーを訪れる
必要があるためにサービスコストも高騰していた。
【0012】3.現像スリーブピッチで生じるスリーブ
ゴースト画像に加え、高速機はそのスピードが速いため
に現像時間が短くなり、現像時間が十分に確保されない
ために結果として現像性が不安定で濃度の変動が大きく
なっていた。
【0013】而して、以上の問題を同時に解決すること
は困難であった。
【0014】従って、本発明の第1の目的とする処は、
近年のデジタル画像やグラフィック化に対応した画像の
階調性並びに階調性安定性の要求を満たすことができる
現像装置を提供することにある。
【0015】又、本発明の第2の目的とする処は、現像
剤担持体の寿命を共通化することによってサービスマン
によるメンテナンスの手間を省き、サービスコストを低
減することができる現像装置を提供することにある。
【0016】更に、本発明の第3の目的とする処は、ス
リーブゴースト画像の発生を防ぐとともに、高速化に対
して現像性及び濃度の安定化を図ることができる現像装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、静電潜像担持体の回転方向
に対して上流と下流に配置される外径の異なる複数の現
像剤担持体を有し、各現像剤担持体を内部の磁性部材の
周りに非磁性部材とこれを覆うコーティング部材を形成
して構成した現像装置において、前記現像剤担持体表面
の各々のコーティング部材を構成する樹脂(B)とピグ
メント部材(P)の重量比P/Bを異ならせたことを特
徴とする。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、外径が小さい方の現像剤担持体のコーティ
ング部材の重量比P/Bを外径が大きい方の現像剤担持
体のコーティング部材のそれよりも小さく設定したこと
を特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記コーティング部材を構成する樹
脂はフェノール樹脂又はエポキシ樹脂であることを特徴
とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記コーティング部材を構成す
るピグメントを導電性カーボン、結晶性グラファイト、
酸化チタンの少なくとも1つ以上より構成することを特
徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1〜3又は
4記載の発明において、負極性の磁性1成分現像剤を用
いた現像方法を採用することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】<実施の形態1>図3は本発明に係る現像
装置を備える画像形成装置要部の断面図であり、図示の
画像形成装置はプロセススピード450mm/secで
毎分82枚の出力が可能な白黒デジタル複写機であっ
て、感光体として直径φ108mmのa−Si感光ドラ
ム1を用いている。a−Siは有機感光体に比べて比誘
電率が10程度と大きく、帯電電位が比較的低くてOP
Cに比べ潜像電位が十分に取れないが、高耐久で寿命が
300万枚以上あるために高速機に向いているという特
徴を有している。
【0024】感光ドラム1は帯電器3によって例えば+
500Vに一様帯電された後、600dpiで画像露光
12がなされる。画像露光12は半導体レーザーを光源
として第1の画像信号により変調された第1のレーザー
ビームであり、該第1のレーザービームはモータにより
一定の回転数で回転する多面鏡により偏光され、結像レ
ンズを経て折り返しミラーで反射された後に感光ドラム
1上をラスタ走査され、その露光部の表面電位を例えば
+100Vに減衰して感光ドラム1上に像状の潜像を形
成する。尚、レーザービームの波長は680nmであ
る。
【0025】その後、感光ドラム1上に形成された潜像
を現像装置2によって正規現像してトナー像として顕像
化する。このように現像装置2で静電潜像を現像してト
ナー像として顕像化した後、ポスト帯電器10(図3参
照)で総電流(AC+DC)−200μAを流してトナ
ー像を帯電させた後、転写材が転写及び分離し易いよう
にし、感光ドラム1に供給された転写材上にトナー像を
転写帯電器4によって転写する。そして、トナー像が転
写された転写材を定着装置7に送ってトナー像を転写材
に定着することによって所望の画像を得る。尚、感光ド
ラム1上の転写残トナーはクリーニング装置6によって
除去され、次の画像形成に備えられる。
【0026】本実施の形態では、現像装置2において簡
易で現像スリーブ寿命2000k枚までメンテナンスが
不要な高耐久な現像方式である黒の磁性1成分現像剤を
用いた現像を行う。尚、トナーはネガトナーであって、
その粒径は8.5μmである。
【0027】而して、本実施の形態では、複数の現像剤
担持体(現像スリーブ)20,30を用いた正規現像を
行う。トナーの補給動作において、図1に示す2B付近
のトナーが無くなると、圧電素子22からの信号によっ
てマグネットロール24が回転駆動され、このマグネッ
トロール24の回転によってホッパー9Bからトナーが
現像装置2内に補給される。
【0028】次に、本発明に係る前記現像装置2の詳細
を図1及び図2について説明する。尚、図1は本発明に
係る現像装置の断面図、図2は同現像装置の現像スリー
ブの斜視図である。
【0029】本実施の形態に係る現像装置2では、現像
剤として簡易でメンテナンスが不要な高耐久・高信頼性
で生産性の高い負極性の1成分磁性トナーを用いた。
【0030】而して、現像装置2には図1に示すように
現像剤担持体として2本の現像スリーブ)20,30が
設けられており、第1の現像スリーブ20は非磁性部材
である直径φ30mmのアルミニウムA2017の上に
FGB#600でブラスト処理をした後、図2に示すよ
うにコーティングを行って構成されている。又、第2の
現像スリーブ30も同様に非磁性部材である直径φ20
mmのアルミニウムA2017の上にFGB#600で
ブラスト処理してコーティングを行って構成されてい
る。尚、このコーティングはアルミニウム(Al)表面
を保護する膜を形成するものであって、スリーブ周期で
発生するスリーブゴースト画像を防止するとともに、ス
リーブ表面の耐久性を高めるために施される。
【0031】ところで、第1の現像スリーブ20には図
3及び表1に示すような6極(N1〜N3,S1〜3)
の磁場パターンを有する固定マグネットが内蔵されてい
る。
【0032】 又、第1の現像スリーブ20は感光ドラム1に対して1
50%の速度で回転し、該現像スリーブ20上に担持さ
れたトナーは磁気ブレード20Aで層厚を規制され、現
像スリーブ20と磁気ブレード20Aとの隙間S−Bga
p は250μmに設定されている。そして、第1の現像
スリーブ20と感光ドラム1との隙間S−Dgap は20
0μmに設定され、現像スリーブ20には+200Vの
DCバイアスと図5に示すようにVpp1200V、周波
数2.5kHzの矩形波がACバイアスとして印加され
て磁性1成分非接触現像が行われる。従って、現像コン
トラストは飛翔方向に300V、かぶり取り(トナー引
き戻し)コントラストが100Vとなる。
【0033】第2の現像スリーブ30としては非磁性部
材である直径φ20mmのアルミニウムA2017に膜
を形成したものが用いられ、その内部には図3及び表2
に示す4極(N1,N2,S1,S2)の磁場パターン
より成るマグネットが設けられている。
【0034】 第2の現像スリーブ30には+200VのDCバイアス
と図5に示すVpp1200V、周波数2.5kHzの矩
形波が印加されるが、この第2の現像スリーブ30は第
1の現像スリーブ20と同一で共通であり、電源は1つ
で良いためにコストダウンが図られ、電源のスペースが
少なくて済むというメリットがある。
【0035】第2の現像スリーブ30は感光ドラム1に
対して150%の速度で回転し、該現像スリーブ30上
に担持されたトナーの層厚規制は磁気ブレード30Aに
よって行われる。そして、第2の現像スリーブ30と磁
気ブレード30Aとの隙間S−Bgap は250μm、現
像スリーブ30と感光ドラム1との隙間S−Dgap は2
00μmにそれぞれ設定されている。
【0036】ところで、磁気ブレード20A,30Aは
共に厚さ1.0mmの板状磁性ブレードであって、これ
らの磁気ブレード20A,30Aを同じように構成する
ことによって現像条件を出来るだけ同じに設定すること
ができ、環境や耐久によって濃度変動が生じた場合の補
正が可能となる。
【0037】而して、近年のデジタル画像やグラフィッ
ク化に対応した画像の階調性安定性の要求に応えるため
には、現像スリーブ20,30による現像特性(第1と
第2の現像特性)を一致させることが最も重要な課題で
ある。両現像スリーブ20,30についてS−Bgap は
同じであるため、これらの現像スリーブ20,30上の
トナーコート量(M/S)も約1.0mg/cm2 と同
じになる。又、第1の現像スリーブ20の現像極はN
2、第2の現像スリーブ30の現像極はS1であり、両
者の磁力と半値幅も同じである。
【0038】ところが、両現像スリーブ20,30の周
速も同じであるにも拘らず、実際の現像特性は図6に示
すように異なる。このことについて以下に説明する。
【0039】これは図12に示すように、複数の現像ス
リーブを用いた場合に外径が異なると現像領域(現像ニ
ップ)の大きさがスリーブ径によって異なるためであ
り、外径が大きくなると現像ニップも大きくなる。
【0040】現像性は基本的にトナーの供給量(M/
S)と単位重量当たりの帯電量であるトリボ(Q/M)
及び現像ニップに比例する。即ち、現像スリーブの周速
比が等しい場合、トナーの供給量(M/S)×トリボ
(Q/M)×現像ニップに比例する。従って、前記現像
条件の場合の現像ニップは第1現像で5.7mm、第2
現像で5.0mmであり、この差が図6に示す現像特性
の違いを生じさせる。尚、図6は横軸がコントラスト電
位Vcont(V)で縦軸が濃度であるV−D特性を示すも
のである。
【0041】次に、第2の問題点である現像スリーブの
寿命について説明する。
【0042】外径が異なる現像スリーブにおいては、外
径が大きい方が単位コピー(単位時間)にブレード部を
通過する回数が減るためにスリーブ上の膜の削れ量は少
ない。従って、径が本実施の形態の場合のようにφ20
mmとφ30mmではφ20mmのものはφ30mmの
ものに比べて約1.6倍多く削れるため、φ30mmの
現像スリーブは未だ寿命に達していないにも拘らずφ2
0mmの現像スリーブを先に交換しなければならず、そ
の後、φ30mmの現像スリーブを交換するとサービス
マンのコストが嵩むことになり、現像スリーブ寿命の共
通化が望まれる。
【0043】本実施の形態は以上のことに鑑みて実施し
たものである。
【0044】表3に従来系での膜処方(P/B)、削れ
量、トリボ(Q/M)、トナー供給量(M/S)、現像
ニップ及びトナー供給量(M/S)×トリボ(Q/M)
×現像ニップの値をそれぞれ示す。
【0045】 膜の処方はA1スリーブ表面にフェノール樹脂と結晶性
グラファイト及びカーボンを100:36:4の重量比
割合で混合し、膜厚10μmで温度150℃環境で硬化
させた膜を用いた。安定且つ均一な膜を形成するための
膜厚は10μm程度が適当である。この場合、P/B比
は1/2.5である。尚、Bは樹脂の重量、Pは樹脂以
外のピグメント(結晶性グラファイト+カーボン)の重
量である。
【0046】表3から分かるように、従来系では500
k枚において、φ30スリーブが6.7μm削れる間に
φ20スリーブは寿命10μmを超えてしまう。そし
て、現像ニップが異なり、現像特性の指標であるトナー
供給量(M/S)×トリボ(Q/M)×現像ニップは両
者異なった値を示す。それに対して、本実施の形態で
は、表4に示す構成を採用することによって以上の問題
を解決した。
【0047】 膜の処方は表5に示す通りである。樹脂(B)とピグメ
ント(P)の重量比P/Bについては外径の小さい方の
コーティング部材の値を外径の大きい方のコーティング
部材のそれよりも小さく設定した。因に、グラファイト
とカーボンの比はカーボンの分散性より9:1が好まし
い。
【0048】 以上のように構成にした際の効果を表4に示す。
【0049】先ず、500k枚における削れ量はφ30
スリーブが6.7μmであるのに対してφ20スリーブ
は6.8μmとほぼ同程度であった。これは図8に示す
ような性質を有するためである。即ち、図8はP/B比
と膜の削れ量との関係を示し、P/B比が大きくなると
膜は削れ易くなり、逆に小さくすると削れづらくなる特
性を応用した。
【0050】次に、トリボ(Q/M)については現像ニ
ップが小さくて現像性が劣るφ20スリーブの方を大き
くすることができた。これは図9に示すP/B比とトリ
ボ(Q/M)との関係から分かるように、P/B比を大
きくするとトリボ(Q/M)が小さくなり、P/B比を
小さくするとトリボ(Q/M)が大きくなる特性を利用
したものである。このようにすることによって現像特性
の指標であるトナー供給量(M/S)×トリボ(Q/
M)×現像ニップの値をほぼ同等にすることができ、そ
の結果として、従来図6に示すように現像特性であるV
−Dカーブに差があったものが、図7に示すようにほぼ
同一曲線にすることができた。この結果、画像の階調性
と階調性安定性の制御が可能となるとともに、現像スリ
ーブの耐久寿命の共通化を図ることができた。
【0051】以上のように構成することによって、高速
機対応の現像システムであるとともに、第1の目的であ
る複数の現像スリーブを有する現像装置において、現像
スリーブ毎に現像性が異なるのを防ぐことができ、近年
のデジタル画像やグラフィック化に対応した画像の階調
性と階調性安定性の要求を満たすことができ、又、第2
の目的である複数の現像スリーブを有する現像装置にお
いて、現像スリーブの寿命を共通化することができ、サ
ービスマンのメンテナンスの手間を省くことによってサ
ービスコストも低減することができ、本発明の第3の目
的であるスリーブゴースト画像の発生を防ぐとともに、
濃度が高濃度で且つ安定した現像装置を提供することが
できた。
【0052】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0053】本発明に係る画像形成装置は実施の形態1
と同様である。
【0054】本実施の形態の特徴は更に削れづらくて帯
電性の高い材料を用いることによって、現像スリーブの
更なる小径化を図り、省スペース化を実現した点にあ
る。
【0055】本実施の形態で用いた現像装置2について
詳しく説明する。
【0056】現像剤としては負極性の1成分磁性トナー
を用い正規現像を行う。図1に示すように現像装置2は
2本の現像スリーブ20,30を有し、第1の現像スリ
ーブ20は非磁性部材であるφ20mmのアルミニウム
A2017の上にFGB#600でブラスト処理をした
後、コーティングを行って構成されている。又、第2の
現像スリーブ30も同様に非磁性部材であるφ15mm
のアルミニウムA2017の上にFGB#600でブラ
スト処理し、コーティングを行って構成されている。コ
ーティングはスリーブ周期で発生するスリーブゴースト
画像を防止するとともにスリーブ表面の耐久性を高める
ために行われる。
【0057】第1の現像スリーブ20は感光ドラム1に
対して150%の速度で回転する。トナーは磁気ブレー
ド20Aによって層厚が規制され、S−Bgap は250
μmに設定されている。第1の現像スリーブ20と感光
ドラム1との距離S−Dgapは200μmとし、現像ス
リーブ20には+200VのDCバイアスと図5に示す
ようにVpp1200V、周波数2.5kHzの矩形波を
ACバイアスとして印加した磁性1成分非接触現像を行
う。従って、現像コントラストは飛翔方向に300V、
かぶり取り(トナー引き戻し)コントラストが100V
となる。
【0058】第2の現像スリーブ30としては非磁性部
材であるφ15mmのアルミニウムA2017に膜を形
成したものが用いられる。この現像スリーブ30には+
200VのDCバイアスと図5に示すようなVpp120
0V、周波数2.5kHzの矩形波を印加するが、電圧
印加手段は第1現像スリーブ20と同一であるために共
通化され、電源は1つで済むためにコストダウンが図ら
れるとともに、電源のスペースが少なくて済むメリット
がある。現像スリーブ30は感光ドラム1に対して15
0%の速度で回転する。トナーの層厚規制には磁気ブレ
ード30Aを用い、S−Bgap は250μm、S−Dga
p は200μmにそれぞれ設定される。尚、磁気ブレー
ド20A,30Aは実施の形態1と同様である。
【0059】次に、本実施の形態の特徴について説明す
る。
【0060】本実施の形態で用いた材料は樹脂(B)と
してエポキシ樹脂、ピグメント(P)として酸化チタン
(TiO2 )とカーボンを用いた。この膜は実施の形態
1で用いた膜よりも耐久性が高く、且つ、ネガ帯電に対
して帯電付与性の高い特徴がある。この材料を用いた際
の結果を次に示す。
【0061】表6に従来系での膜処方(P/B)、削れ
量、トリボ(Q/M)、トナー供給量(M/S)、現像
ニップ及びトナー供給量(M/S)×トリボ(Q/M)
×現像ニップの値をそれぞれ示す。
【0062】 膜の処方はA1スリーブ表面にエポキシ樹脂とTiO2
及びカーボンを100:36:4の重量比割合で混合
し、膜厚10μmで温度150℃環境で硬化させた膜を
用いた。安定且つ均一な膜を形成するための厚さは10
μm程度である。この場合、P/B比は1/2.5であ
る。Bは樹脂の重量、Pは樹脂以外のピグメント(結晶
性グラファイト+カーボン)の重量である。
【0063】表6から分かるように、従来系では500
k枚においてφ20スリーブが5.2μm削れる間にφ
15スリーブは7.0μm削れる。そして、現像ニップ
が異なり、現像特性の指標であるトナー供給量(M/
S)×トリボ(Q/M)×現像ニップは両者異なった値
を示す。
【0064】これに対して、本実施の形態では、表7に
示す構成を採用することによって以上の問題を解決し
た。
【0065】 膜の処方は表8に示す通りである。樹脂(B)とピグメ
ント(P)の重量比P/Bについては外径の小さい方の
コーティング部材を外径の大きい方のコーティング部材
よりも小さく設定した。因に、TiO2 とカーボンの比
はカーボンの分散性より9:1が好ましい。
【0066】 このような構成にした際の効果を表7に示す。
【0067】先ず、500k枚における削れ量はφ20
スリーブが5.2μmであるのに対してφ15スリーブ
が5.4μmとほぼ同程度にできた。これはスリーブを
小径化したにも拘らず削られなくなったことを意味す
る。同様に、P/B比が大きくなると膜は削れ易くな
り、逆にP/B比を小さくすると削れづらくなる特性を
応用した。
【0068】次に、トリボ(Q/M)は現像ニップが小
さくて現像性が劣るφ15スリーブの方が大きくでき
た。これはP/B比を大きくするとトリボ(Q/M)が
小さくなり、P/B比を小さくするとトリボ(Q/M)
が大きくなる特性を利用したものである。このようにす
ることによって現像特性の指標であるトナー供給量(M
/S)×トリボ(Q/M)×現像ニップの値をほぼ同等
にすることができ、その結果として、現像特性であるV
−Dカーブをほぼ同一曲線にすることができた。このこ
とによって、画像の階調性と階調性安定性の制御が可能
になるとともに、耐久寿命の共通化を図ることができ、
更にはこのような材料を選択することによって現像装置
2の省スペース化が可能となった。
【0069】以上のように構成にすることによって、高
速機対応の現像システムであるとともに、第1の目的で
ある複数の現像スリーブを有する現像装置において、現
像スリーブ毎に現像性が異なるのを防ぐことができ、近
年のデジタル画像やグラフィック化に対応した画像の階
調性と階調性安定性の要求を満たすことができ、又、第
2の目的である複数の現像スリーブを有する現像装置に
おいて、現像スリーブの寿命を共通化することができ、
サービスマンのメンテナンスの手間を省くことでサービ
スコストも低減することができ、濃度が高濃度で安定し
た現像装置を提供することができた。
【0070】又、第3の目的であるスリーブゴーストを
無くすとともに、高速化に対して濃度が高濃度で安定
し、省スペース化を図ることができ、90万枚の寿命の
現像装置を提供することができた。
【0071】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0072】本実施の形態の特徴はリユース画像形成装
置に本発明に係る現像装置を適用した点にある。
【0073】リユース系は基本的には転写されないで残
りクリーニングで回収された廃トナーであるために、劣
化でNewトナーと比較してトリボが極端に小さいため
に現像性が落ち、且つ、廃トナーの凝集度が高くなり、
S−Bgap でのシェアが高まり、膜の削れも多くなる。
これを示したのが図10のリユース系の現像特性であ
る。Newトナーの場合と比較して濃度が低く、更に現
像スリーブ差が大きくなっていることが分かる。本実施
の形態はこれらのことに鑑みて実施したものである。
【0074】本実施の形態では、図11に示す画像形成
装置で感光ドラム201としてa−Siドラムを用いた
デジタル複写機について説明する。
【0075】デジタル複写機のプロセススピードは56
0mm/sの115枚/分であり、感光ドラム201の
表面を一次帯電器203により+500Vに一様帯電す
る。次いで、波長680μmの半導体レーザーで600
dpiでPWMによる露光212を行って感光ドラム2
01上に静電潜像を形成する。
【0076】次に、現像装置202により正規現像して
静電潜像をトナー像として可視化する。現像剤として磁
性1成分ネガトナーを用いてジャンピグ現像する。トナ
ー粒径は6.0μmである。従来の2成分現像剤ではキ
ャリアの交換を10万枚毎にサービスマンが行わねばな
らず、メンテフリーではないためにリユースの利点が余
り反映できない。それに対して、耐久性が無視できノー
メンテナンスで済む乾式磁性1成分トナーを用いた。現
像バイアスは第1、第2共に2000Hz,1500V
pp,Duty50%の交流電圧に+200Vの直流電圧を重
畳したバイアス電圧を印加する。S−Bgap は共に25
0μm、S−Dgap は250μmとした。その後、ポス
ト帯電器210で総電流−200μAを流してトナー像
を帯電させた後、矢印方向に進む転写材にトナー像を転
写帯電器204によって転写し、トナー像が転写された
転写材を定着装置207に送ってトナー像を定着する。
【0077】一方、感光ドラム201上の転写残トナー
をクリーニング装置206により除去・回収して搬送パ
イプ208を経て廃トナー(リユーストナー)を現像ホ
ッパー209Bに戻す。搬送パイプ208内にはスクリ
ュー状の搬送部材が設けられており、この搬送部材が回
転することによってリユーストナーが搬送される。そし
て、リユーストナーは現像ホッパー209Bに回収され
て再利用される。
【0078】又、Newトナーはホッパー209Aに収
容されており、マグネットローラ21A,21Bの磁力
でそれぞれ引き付けられ、マグネットローラ21A,2
1Bが回転することによって現像装置202に搬送され
る。本実施の形態では、リユーストナーとnewトナー
を現像装置202内で混ぜる方法を採用したが、ホッパ
ー内に混合するスペースを設けて混ぜても構わない。
【0079】而して、現像装置202内で混ぜられたト
ナーは再び現像スリーブに送られ、感光ドラム201上
に形成された静電潜像の現像に供される。マグネットロ
ーラ21Aの通常の回転速度は2回転/分であり、マグ
ネットローラ21Bの回転速度を変化させる。現像装置
202内のピエゾセンサー(TDK製)にトナーの自重
が掛らなくなり、ピエゾセンサーが振動するとトナー供
給信号が発せられる。通常は、マグネットローラ21B
はマグネットローラ21Aに対して10/90(マグネ
ットローラ21A:マグネットローラ21B=9:1)
にする。
【0080】本実施の形態に係る現像装置202の構成
は前記実施の形態2と同様にエポキシ樹脂とTiO2
カーボンを用いた膜でスリーブ径はφ20mmとφ15
mmである。
【0081】表9に本実施の形態の効果を示す。
【0082】 表9に示すように、500k枚における削れ量はφ20
スリーブが6.0μmであるのに対してφ15スリーブ
が6.2μmとほぼ同程度にできた。これはユリースで
廃トナーの凝集にも拘らず寿命が800k程度もつこと
を意味する。
【0083】次に、トリボ(Q/M)は現像ニップが小
さくて現像性が劣るφ15スリーブの方を大きくでき、
劣化したトナーにも拘らず7.5、8.5とできた。こ
のようにすることによって現像特性の指標であるトナー
供給量(M/S)×トリボ(Q/M)×現像ニップの値
をほぼ同等にすることができ、その結果として、現像特
性であるV−Dカーブをほぼ同一曲線にすることができ
た。このことによって画像の階調性と階調性安定性の制
御が可能になるとともに、耐久寿命の共通化が図れたユ
リース系を実現することができた。
【0084】以上のような構成により、リユース対応の
現像システムであるとともに、第1の目的である複数の
現像スリーブを有する現像装置において現像スリーブ毎
に現像性が異なるのを防ぐことができ、近年のデジタル
画像やグラフィック化に対応した画像の階調性と階調性
安定性の要求を満たすことができ、又、第2の目的であ
る複数の現像スリーブを有する現像装置において現像ス
リーブの寿命を共通化することができ、サービスマンの
メンテナンスの手間を省くことによってサービスコスト
も低減することができ、濃度が高濃度で安定した現像装
置を提供することができた。
【0085】又、第3の目的である高速化に対して濃度
が高濃度で安定し、省スペース化が履かれるとともにリ
ユースで環境性に優れた現像装置を提供することができ
た。
【0086】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、近年のデジタル画像やグラフィック化に対応し
た画像の諧調性及び諧調性安定性の要求を満たすことが
できるという効果が得られる。
【0087】又、現像剤担持体の寿命を共通化すること
によってサービスマンによるメンテナンスの手間を省
き、サービスコストを低減することができるという効果
が得られる。
【0088】更に、スリーブゴースト画像の発生を防ぐ
とともに、高速化に対して現像性及び濃度の安定化を図
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の断面図である。
【図2】本発明に係る現像装置の現像スリーブの斜視図
である。
【図3】本発明に係る現像装置を備える画像形成装置要
部の断面図である。
【図4】本発明に係る現像装置の現像スリーブの磁極配
置を示す断面図である。
【図5】現像バイアス波形を示す図である。
【図6】従来の現像装置の現像特性を示す図である。
【図7】従来の現像装置の現像特性を示す図である。
【図8】膜組成のP/B比と膜の削れ量との関係を示す
図である。
【図9】膜組成のP/B比とトリボ(Q/M)との関係
を示す図である。
【図10】従来のリユース画像形成装置の現像特性を示
す図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る現像装置を備え
るリユース画像形成装置要部の断面図である。
【図12】スリーブ外径と現像ニップの大きさとの関係
を示す図である。
【図13】従来の現像装置を備える画像形成装置要部の
断面図である。
【符号の説明】 1 感光ドラム(静電潜像担持体) 2 現像装置 3 一次帯電器 4 転写帯電器 6 クリーニング装置 7 定着装置 10 ポスト帯電器 12 画像露光 20 現像スリーブ(現像剤担持体) 30 現像スリーブ(現像剤担持体)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AA17 AB02 AC10 AC11 AC19 AC31 AD03 BA03 BB01 BC01 CA11 EA07 2H077 AA12 AA15 AA25 AA37 AB02 AB07 AB22 AC02 AD02 AD06 AD13 AD24 AD36 AE03 DA42 DA75 EA13 EA16 EA21 FA13 FA19 FA27 GA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体の回転方向に対して上流
    と下流に配置される外径の異なる複数の現像剤担持体を
    有し、各現像剤担持体を内部の磁性部材の周りに非磁性
    部材とこれを覆うコーティング部材を形成して構成した
    現像装置において、 前記現像剤担持体表面の各々のコーティング部材を構成
    する樹脂(B)とピグメント部材(P)の重量比P/B
    を異ならせたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 外径が小さい方の現像剤担持体のコーテ
    ィング部材の重量比P/Bを外径が大きい方の現像剤担
    持体のコーティング部材のそれよりも小さく設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記コーティング部材を構成する樹脂は
    フェノール樹脂又はエポキシ樹脂であることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記コーティング部材を構成するピグメ
    ントを導電性カーボン、結晶性グラファイト、酸化チタ
    ンの少なくとも1つ以上より構成することを特徴とする
    請求項1,2又は3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 負極性の磁性1成分現像剤を用いた現像
    方法を採用することを特徴とする請求項1〜3又は4記
    載の現像装置。
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