JP2000171262A - カーナビゲーション情報の記録方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーによる操作が不要で、必要なカーナビ
ゲーション情報を携帯端末の記録メディアに取り込むこ
とができ、カーナビゲーション情報を有効に活用できる
ようにする。 【解決手段】車両の運転状況を検知し（ステップＳ１
０）、車両の運転状況に基づいてカーナビゲーション情
報の記録タイミングを自動的に判断する（ステップＳ１
２）。このようにして判断した記録タイミング時にその
ときの車両の位置に関連するカーナビゲーション情報を
収集し（ステップＳ１４）、この収集したカーナビゲー
ション情報をＰＣカードに記録する。これにより、ユー
ザーの操作が不要で、必要なカーナビゲーション情報を
得ることができ、カーナビゲーション情報をカーナビゲ
ーション装置以外の携帯端末で利用可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はカーナビゲーション
情報の記録方法及び装置に係り、特にカーナビゲーショ
ン装置からＰＣカードなどの記録メディアにカーナビゲ
ーション情報を記録するカーナビゲーション情報の記録
方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、カーナビゲーション装置は、地
球の上空を周回する複数のＧＰＳ( Global Positioning
System ）用の人工衛星から電波を受けて車両の位置等
を検知し、地図情報等が記録されたカーナビゲーション
用の記録メディア（ＣＤ−ＲＯＭ等）から車両の現在位
置に対応する地図情報を読み出し、車両の計器盤に組み
込まれ又は近傍に取り付けられた液晶モニタに地図と該
地図上の車両の位置を表示し、案内をするものである。

【０００３】また、カーナビゲーション用の記録メディ
アには、地図以外の観光案内等も記録されており、更
に、ＦＭ、ＶＩＣＳ、インターネット等を用いて上記記
録メディアに記録されていない情報（渋滞情報、観光案
内など）を取得することができ、地図以外の情報も提供
することができる。現在、デジタルカメラで撮影した画
像のカーナビゲーション装置への記録や、カーナビゲー
ション装置に記録した画像の読み出し等が検討されてい
る。

【０００４】この種のカーナビゲーション装置を利用し
たものとして、ＧＰＳ利用カメラが提案されている（特
願平８−３１３９８９号公報）。このＧＰＳ利用カメラ
は、カーナビゲーション装置から位置情報を取り込み、
カメラでの撮影時に画像とともにその位置情報を記録す
るようにしている。また、音声又は映像を含むユーザー
のオリジナル情報を地図情報とリンクさせて入出力しう
るナビゲーションシステム（特開平８−２１９７９８号
公報）や、位置情報とＷＷＷサーバーのＵＲＬアドレス
を対応付けたテーブルをもち、ＧＰＳの位置情報を基に
サーバーにアクセルし情報を取得する通信機能付きカー
ナビゲーション（特開平１０−１０３９７７号公報）が
提案されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、カーナビゲ
ーション装置には、上述したように地図情報だけでな
く、観光情報などの多くの情報が記録されているが、こ
れらの情報はカーナビゲーション装置以外ではほとんど
活用されていない。また、他のメディアに情報を移して
使用することも検討されているが、この場合にはユーザ
ーの操作を介さなければならず、操作が煩雑であるとい
う問題がある。

【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ユーザーによる操作が不要で、必要なカーナビ
ゲーション情報を記録メディアに取り込むことができ、
カーナビゲーション情報を有効に活用することができる
カーナビゲーション情報の記録方法及び装置を提供する
ことを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項１に係る発明は、カーナビゲーション装
置から記録メディアにカーナビゲーション情報を記録す
るカーナビゲーション情報の記録方法であって、車両の
運転状況を検知し、前記検知した車両の運転状況に基づ
いてカーナビゲーション情報の記録タイミングを自動的
に判断し、前記判断した記録タイミング時における車両
の位置に関連する前記カーナビゲーション情報を収集
し、前記収集したカーナビゲーション情報を前記記録メ
ディアに記録するようにしたことを特徴としている。

【０００８】即ち、車両の運転状況から記録タイミング
を自動的に判断し、そのときの車両の位置に関連するカ
ーナビゲーション情報を記録メディアに記録するように
している。これにより、ユーザーの操作が不要で、必要
なカーナビゲーション情報を得ることができ、カーナビ
ゲーション情報をカーナビゲーション装置以外の携帯端
末で利用することができる。

【０００９】前記車両の運転状況の検知は、本願請求項
２に示すように車両の速度、パーキングブレーキのＯＮ
／ＯＦＦ、現在位置から目的地までの距離、現在位置か
ら目的地までの到着時間、エンジンの回転の有無、及び
車両の始動スイッチの入り／切りのうちの少なくとも１
つに基づいて検知するようにしている。また、前記記録
タイミングは、本願請求項３に示すように車両の速度０
が所定時間継続したとき、パーキングブレーキがＯＮさ
れたとき、現在位置から目的地までの距離が所定の距離
となったとき、現在位置から目的地までの到着時間が所
定の時間となったとき、エンジンの回転が停止したと
き、及び車両の始動スイッチが切りとなったときのうち
の少なくとも１つが検知されたときである。

【００１０】前記収集するカーナビゲーション情報は、
本願請求項４又は５に示すように前記記録タイミング時
における車両の位置を中心とした所定の半径以内の地図
情報や、観光案内情報である。また、前記観光案内情報
は、本願請求項６に示すように画像データとテキストデ
ータからなり、前記収集するカーナビゲーション情報は
すべて画像データに変換することを特徴としている。従
って、画像表示が可能な携帯端末であれば、各種のカー
ナビゲーション情報を表示することができる。

【００１１】本願請求項７に係る発明は、カーナビゲー
ション装置に設けられたカーナビゲーション情報の記録
装置であって、車両の運転状況を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知した車両の運転状況に基づい
てカーナビゲーション情報の記録タイミングを判断する
判断手段と、前記判断手段によって判断した記録タイミ
ング時における車両の位置に関連するカーナビゲーショ
ン情報を前記カーナビゲーション装置から収集する情報
収集手段と、前記情報収集手段によって収集したカーナ
ビゲーション情報を携帯端末の記録メディアに記録し又
は携帯端末を介して携帯端末の記録メディアに記録させ
る手段と、を備えたことを特徴としている。

【００１２】前記検知手段は、本願請求項８に示すよう
に車両の速度を検出する車速センサ、パーキングブレー
キのＯＮ／ＯＦＦを検出するパーキングブレーキ検出手
段、現在位置から予め入力された目的地までの距離を算
出する距離算出手段、現在位置から予め入力された目的
地までの到着時間を算出する到着時間算出手段、エンジ
ンの回転の有無を検出するエンジン回転検出手段、及び
車両の始動スイッチの入り／切りを検出する始動スイッ
チ検出手段のうちの少なくとも１つである。尚、カーナ
ビゲーション装置には、もともと前記車速センサ、パー
キングブレーキ検出手段、距離算出手段、及び到着時間
算出手段等を備えたものがあり、その場合にはこれらの
検知手段を利用することができる。

【００１３】前記判断手段は、本願請求項９に示すよう
に前記車速センサによって車両の速度０が検出され且つ
所定時間継続したとき、前記パーキングブレーキ検出手
段によってパーキングブレーキがＯＮされたとき、前記
距離算出手段によって算出された距離が所定の距離とな
ったとき、前記到着時間算出手段によって算出された到
着時間が所定の時間となったとき、前記エンジン回転検
出手段によってエンジンの回転停止が検出されたとき、
及び始動スイッチ検出手段によって始動スイッチが切り
となったときのうちの少なくとも１つが検知されたとき
に前記カーナビゲーション情報の記録タイミングと判断
する。

【００１４】前記携帯端末は、本願請求項１０に示すよ
うに画像表示手段を有するカメラ、ノートパソコン又は
個人情報機器である。また、前記記録メディアは本願請
求項１１に示すように上記各種の携帯端末のＰＣカード
である。尚、ＰＣカードはメモリカードを含むものであ
る。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカーナビゲーション情報の記録方法及び装置の好まし
い実施の形態について詳説する。図１は本発明が適用さ
れたカーナビゲーションシステムの概略を示すブロック
図である。

【００１６】同図に示すように、このカーナビゲーショ
ンシステムは、主としてカーナビゲーション装置本体１
０と、液晶モニタ１２と、車速センサ１４と、パーキン
グブレーキ検出器１６と、記録装置１８とから構成され
ている。液晶モニタ１２は、図２に示すように車両の計
器盤１７に組み込まれている。また、記録装置１８は、
デジタルカメラに着脱される記録メディア（ＰＣカー
ド）２０に必要なデータを記録するもので、この記録装
置１８も計器盤１７に組み込まれている。図２上で、１
８ＡはＰＣカード２０の挿入口である。尚、上記液晶パ
ネル１２は計器盤１７の近傍に取り付けてもよく、記録
装置１８の取付位置も任意の位置に設けることができ
る。

【００１７】カーナビゲーション装置本体１０は、地図
情報のほかに、周辺の旧跡／名所、食事処等の観光情報
が記録されたＣＤ−ＲＯＭ等の記録メディアが収納され
ている。また、カーナビゲーション装置本体１０には、
ＧＰＳ受信機が内蔵される。このＧＰＳ受信機は、例え
ば車両のリヤウインドウに取り付けられるＧＰＳアンテ
ナ１１に接続されている。ＧＰＳアンテナ１１は、ＧＰ
Ｓ用の複数台の人工衛星（図示せず）から発信された電
波を捕捉し、ＧＰＳ受信機に出力する。また、ＧＰＳ受
信機は各電波を復調すると共に、復調した信号に基づい
て車両の現在の緯度、経度等を測定する。

【００１８】カーナビゲーション装置本体１０は、この
ようにして測定した車両の現在の緯度、経度等の位置情
報に基づいて内蔵している記録メディアから地図情報を
読み出し、これを液晶モニタ１２に出力して地図を表示
させるとともに、車両の現在位置を示すマーク等を地図
上に重ねて表示させる。また、このカーナビゲーション
装置本体１０には、車速センサ１４、ジャイロセンサ
（図示せず）、パーキングブレーキ検出器１６が接続さ
れている。カーナビゲーション装置本体１０は、車速セ
ンサ１４からの車速パルスやジャイロセンサによって検
出される方位に基づいて前記ＧＰＳ航法とともに自律航
法を併用できるようになっている。

【００１９】液晶モニタ１２は、パワースイッチ１３や
メニューを選択する手段、リモコン受信器等を有し、ま
た液晶画面上で目的地の設定等もできるようになってい
る。このカーナビゲーション装置本体１０は、上記のよ
うにして液晶モニタ１２に地図等を表示するとともに、
カーナビゲーション装置本体１０が有する地図情報、観
光情報などの各種の情報（以下、「カーナビゲーション
情報」という）を、以下の記録方法によってデジタルカ
メラのＰＣカード２０に自動的に記録する。

【００２０】図３は本発明に係るカーナビゲーション情
報の記録方法の実施の形態を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、カーナビゲーション装置本体１
０は、車速センサ１４から入力する車速パルスや、パー
キングブレーキ検出器１６から入力するパーキングブレ
ーキのＯＮ／ＯＦＦを示す信号から車両の運転状況を検
知する（ステップＳ１０）。そして、上記検知した車両
の運転状況に基づいてカーナビゲーション情報の書き込
みタイミングを判断する（ステップＳ１２）。即ち、車
両の速度０が所定時間継続し、且つパーキングブレーキ
がＯＮされた時点を書き込みタイミングとして判断す
る。

【００２１】ステップＳ１２で書き込みタイミングと判
別されると、デジタルカメラのＰＣカード２０に記録す
るための書き込み情報を収集する（ステップＳ１４）。
この書き込み情報は、上記書き込みタイミング時の車両
の停止位置を中心として、例えば半径２Ｋｍの範囲内の
地図情報、及び半径２Ｋｍの範囲内の観光案内情報であ
る。次に、ステップＳ１４で収集したカーナビゲーショ
ン情報を、記録装置１８を介してデジタルカメラのＰＣ
カード２０に書き込む（ステップＳ１６）。

【００２２】尚、このようにしてカーナビゲーション情
報がＰＣカード２０に記録されたのち、再び記録タイミ
ングが発生した場合には、改めてカーナビゲーション情
報を収集して記録する。この場合、ＰＣカード２０の記
録内容は最新のカーナビゲーション情報に書き換えるの
は好ましい。図４はカーナビゲーション情報のうちのデ
ータ変換前の地図情報とＰＣカード２０に記録するデー
タ変換後の地図情報を示す図である。

【００２３】即ち、図４（Ａ）はデータ変換前の地図を
示し、図４（Ｂ）はデータ変換後の地図を示している。
これらの図面に示すように、この実施の形態では、地図
画像を４つの地図画像に分割して記録するようにしてい
る。これは、カーナビゲーションシステムの液晶モニタ
１２に比べて、デジタルカメラに設けられている液晶モ
ニタは小さいため、デジタルカメラの液晶モニタで地図
を見る場合に縮尺が小さくなりすぎないようにするため
である。

【００２４】一方、観光案内情報は、例えば図５に示す
ように名所／旧跡などの画像データと、名所／旧跡など
を説明するテキストデータとによって構成されている
が、この実施の形態では、図６（Ａ）乃至（Ｃ）に示す
ように３つに分割して記録する。即ち、図６（Ａ）に示
すように画像データはそのまま記録するとともに、案内
及び説明のテキストデータは、それぞれ図６（Ｂ）及び
（Ｃ）に示すように分割し、それぞれ画像データに変換
して記録する。

【００２５】図７は上記のようにしてＰＣカード２０に
記録されたカーナビゲーション情報のディレクトリ構造
の一例を示す。車両から降りて観光などをする場合に
は、ユーザーは、上記のようにしてカーナビゲーション
情報が自動的に記録されたＰＣカード２０を記録装置１
８から取り出し、デジタルカメラに装着する。そして、
地図や観光案内を見る場合には、デジタルカメラを再生
モードにし、ＰＣカード２０から必要な情報を選択し、
液晶モニタに表示させる。これにより、カーナビゲーシ
ョン情報を有効に活用することができる。

【００２６】尚、この実施の形態では、カーナビゲーシ
ョン情報の記録タイミングを、下記の項目のとの組
み合わせとしたが、これに限らない。例えば、下記の項
目の単独又は組み合わせでもよい。 車両の速度０が所定時間継続しているとき パーキングブレーキがＯＮされているとき カーナビゲーション情報として駐車場情報がある場合
に、停車位置が駐車場であるとき 目的地を入力した場合に現在位置から目的地までの距
離が所定の距離（残り何キロ）となったとき 目的地を入力した場合に現在位置から目的地までの到
着時間が所定の時間（到着まであと何分）となったとき エンジンの回転が停止したとき 車両の始動スイッチが切りとなったとき 尚、又はの場合には、記録するカーナビゲーション
情報は、記録タイミング発生時の車両位置に関連するカ
ーナビゲーション情報に限らず、目的地に関連するカー
ナビゲーション情報でもよい。また、の場合は、カー
ナビゲーションシステムの電源は切らずに、記録終了後
に自動的に電源をＯＦＦにする。

【００２７】また、この実施の形態では、カーナビゲー
ション装置本体１０からＰＣカード２０に記録するカー
ナビゲーション情報としては、地図情報、観光案内情報
としたが、これに限らず、レストラン、レジャー情報等
の各種の情報が考えられる。また、これらの情報はカー
ナビゲーション装置内のものに限らず、カーナビゲーシ
ョン装置がインターネット等から取得した情報でもよ
い。

【００２８】更に、カーナビゲーション装置から取り出
した情報をデジタルカメラで再生できるように全て画像
データに変換して記録したが、下記のようなデータを記
録するようにしてもよい。 カーナビゲーション装置で保持しているデータ形式の
まま記録する。 テキストデータは音声データに変換して記録する。

【００２９】また、データの区分けはフォルダごとに分
けたが、ＨＴＭＬ等を用いて各データを関連付けて記録
してもよい。この実施の形態では、記録メディアとして
ＰＣカード２０としたが、記録可能なメディアであれば
種類は問わない。また、カーナビゲーション装置側の記
録装置によって記録メディアにカーナビゲーション情報
を記録するようにしたが、デジタルカメラのデジタル入
出力端子とカーナビゲーション装置とを接続し、これに
よりデジタルカメラ内の記録メディアにカーナビゲーシ
ョン情報を記録させるようにしてもよい。更に、デジタ
ルカメラに限らず、ノートパソコン、個人情報機器（Ｐ
ＤＡ）等の画像表示手段を有する携帯端末でもよい。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両の運転状況から記録タイミングを自動的に判断し、そ
のときの車両の位置に関連するカーナビゲーション情報
を携帯端末の記録メディアに記録するようにしたため、
ユーザーの操作が不要で、必要なカーナビゲーション情
報を得ることができ、カーナビゲーション情報をカーナ
ビゲーション装置以外の携帯端末で有効に利用すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用されたカーナビゲーションシステ
ムの概略を示すブロック図

【図２】図１に示した液晶モニタ等の配置を示す図

【図３】本発明を説明するために用いたフローチャート

【図４】データ変換前の地図情報とＰＣカードに記録す
るデータ変換後の地図情報を示す図

【図５】データ変換前の観光案内情報を示す図

【図６】図５に示した観光案内情報のデータ変換後の情
報を示す図

【図７】ＰＣカードに記録されたカーナビゲーション情
報のディレクトリ構造の一例を示す図

【符号の説明】

１０…カーナビゲーション装置本体 １１…ＧＰＳアンテナ １２…液晶モニタ １４…車速センサ １６…パーキングブレーキ検出器 １８…記録装置 ２０…ＰＣカード

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カーナビゲーション装置から記録メディ
   アにカーナビゲーション情報を記録するカーナビゲーシ
   ョン情報の記録方法であって、 車両の運転状況を検知し、 前記検知した車両の運転状況に基づいてカーナビゲーシ
   ョン情報の記録タイミングを自動的に判断し、 前記判断した記録タイミング時における車両の位置に関
   連する前記カーナビゲーション情報を収集し、 前記収集したカーナビゲーション情報を前記記録メディ
   アに記録するようにしたことを特徴とするカーナビゲー
   ション情報の記録方法。
2. 【請求項２】 前記車両の運転状況の検知は、車両の速
   度、パーキングブレーキのＯＮ／ＯＦＦ、現在位置から
   目的地までの距離、現在位置から目的地までの到着時
   間、エンジンの回転の有無、及び車両の始動スイッチの
   入り／切りのうちの少なくとも１つに基づいて検知する
   請求項１のカーナビゲーション情報の記録方法。
3. 【請求項３】 前記記録タイミングは、車両の速度０が
   所定時間継続したとき、パーキングブレーキがＯＮされ
   たとき、現在位置から目的地までの距離が所定の距離と
   なったとき、現在位置から目的地までの到着時間が所定
   の時間となったとき、エンジンの回転が停止したとき、
   及び車両の始動スイッチが切りとなったときのうちの少
   なくとも１つが検知されたときである請求項１のカーナ
   ビゲーション情報の記録方法。
4. 【請求項４】 前記収集するカーナビゲーション情報
   は、前記記録タイミング時における車両の位置を中心と
   した所定の半径以内の地図情報である請求項１のカーナ
   ビゲーション情報の記録方法。
5. 【請求項５】 前記収集するカーナビゲーション情報
   は、前記記録タイミング時における車両の位置を中心と
   した所定の半径以内の観光案内情報である請求項４のカ
   ーナビゲーション情報の記録方法。
6. 【請求項６】 前記観光案内情報は、画像データとテキ
   ストデータからなり、前記収集するカーナビゲーション
   情報はすべて画像データに変換することを特徴とする請
   求項５のカーナビゲーション情報の記録方法。
7. 【請求項７】 カーナビゲーション装置に設けられたカ
   ーナビゲーション情報の記録装置であって、 車両の運転状況を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知した車両の運転状況に基づい
   てカーナビゲーション情報の記録タイミングを判断する
   判断手段と、 前記判断手段によって判断した記録タイミング時におけ
   る車両の位置に関連するカーナビゲーション情報を前記
   カーナビゲーション装置から収集する情報収集手段と、 前記情報収集手段によって収集したカーナビゲーション
   情報を携帯端末の記録メディアに記録し又は携帯端末を
   介して携帯端末の記録メディアに記録させる手段と、 を備えたことを特徴とするカーナビゲーション情報の記
   録装置。
8. 【請求項８】 前記検知手段は、車両の速度を検出する
   車速センサ、パーキングブレーキのＯＮ／ＯＦＦを検出
   するパーキングブレーキ検出手段、現在位置から予め入
   力された目的地までの距離を算出する距離算出手段、現
   在位置から予め入力された目的地までの到着時間を算出
   する到着時間算出手段、エンジンの回転の有無を検出す
   るエンジン回転検出手段、及び車両の始動スイッチの入
   り／切りを検出する始動スイッチ検出手段のうちの少な
   くとも１つを含む請求項７のカーナビゲーション情報の
   記録装置。
9. 【請求項９】 前記判断手段は、前記車速センサによっ
   て車両の速度０が検出され且つ所定時間継続したとき、
   前記パーキングブレーキ検出手段によってパーキングブ
   レーキがＯＮされたとき、前記距離算出手段によって算
   出された距離が所定の距離となったとき、前記到着時間
   算出手段によって算出された到着時間が所定の時間とな
   ったとき、前記エンジン回転検出手段によってエンジン
   の回転停止が検出されたとき、及び始動スイッチ検出手
   段によって始動スイッチが切りとなったときのうちの少
   なくとも１つが検知されたときに前記カーナビゲーショ
   ン情報の記録タイミングと判断する請求項７のカーナビ
   ゲーション情報の記録装置。
10. 【請求項１０】 前記携帯端末は、画像表示手段を有す
    るカメラ、ノートパソコン又は個人情報機器である請求
    項７のカーナビゲーション情報の記録装置。
11. 【請求項１１】 前記記録メディアはＰＣカードである
    請求項７又は１０のカーナビゲーション情報の記録装
    置。