JPH0821739A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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JPH0821739A
JPH0821739A JP6157044A JP15704494A JPH0821739A JP H0821739 A JPH0821739 A JP H0821739A JP 6157044 A JP6157044 A JP 6157044A JP 15704494 A JP15704494 A JP 15704494A JP H0821739 A JPH0821739 A JP H0821739A
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Shigeru Ichikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図が多数の文字で見づらくなるのを防止す
る。 【構成】 GPS受信機2で検出された車両位置データ
に基づき地図画像描画部12はCD−ROM1から車両
位置周辺の地図データをバッファメモリ11に読み出
し、文字データについてはフラグデータFDを附加して
おく。抽出部15は車両位置から一定距離範囲内に表示
開始位置の入っている文字を抽出し、フラグデータFD
を1とし、車両位置から一定距離範囲内に表示開始位置
の入っていない文字についてFDを0とする。地図画像
描画部12はバッファメモリ11の地図データを用いて
車両位置を含む地図画像をビデオRAM13に描画し、
この際、文字はFDが1となっているものだけ描画す
る。そして、ビデオRAM13の所定箇所に車両位置マ
ークを描画する。ビデオRAM13の画像は映像変換部
14が読み出し所定の映像信号に変換してディスプレイ
装置4に出力し、画面表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用ナビゲーション装
置に係り、特に地図データ記憶手段から車両位置周辺の
地図データを読み出し、車両位置周辺の背景と、市町村
名などの行政区画名、道路名等の文字を含む地図画像を
車両位置マークとともに描画し表示手段に画面表示させ
るようにした車載用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置は、大量の地
図データを記憶するCD−ROM等の大容量記憶装置、
ディスプレイ装置、車両の現在位置を検出する車両位置
検出装置等を有し、車両の現在位置を含む地図データを
CD−ROMから読み出し、該地図データに基づいて地
図画像を描画し、ディスプレイ画面に表示するととも
に、車両位置マーク(ロケーションカーソル)をディス
プレイ画面の一定位置(例えば画面中央)に固定し、車
両の移動に応じて地図画像をスクロールしたり、地図画
像は画面に固定し、車両位置マークを移動したりして、
車両が現在どこを走行しているか一目で判るようにして
ある。
【0003】CD−ROMに記憶されている地図は縮尺
レベルに応じて適当な大きさの経度幅、緯度幅に区切ら
れており、道路等は経緯度で表現された頂点(ノード)
の座標集合で示される。なお、道路は2以上のノードの
連結からなり、2つのノードを連結した部分はリンクと
呼ばれる。地図データには、(1)道路リスト、ノード
テーブル、交差点構成ノードリスト、交差点ネットリス
トなどからなるマップマッチング、経路探索用の道路レ
イヤ、(2)地図画面上に道路、建物、河川等を表示す
るための背景レイヤ、(3)市町村名などの行政区画
名、道路名等の文字、地図記号等を表示するための文字
・記号レイヤなどから構成されている。文字・記号レイ
ヤの文字データは文字コード列、表示開始位置データ、
縦または横の表示方向データ、文字サイズデータ、表示
色データなどから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地図データ
は北を上向きにして地図画像を描画するのを前提にして
構成されており、文字データは図9(1)に示す如く北
を上向きにした地図画像上に文字を描画するとき(ノー
スアップモード)、互いに重ならないようになっている
ものの、例えば行政区画が狭く道路の密度も高い市街地
などでは行政区画名や道路名を全て表示すると画面が文
字で一杯となって地図が見づらくなってしまうという問
題があった。また、地図データを車両方位に従い座標変
換し車両進行方向を上向きにして地図画像を描画するヘ
ディングアップモードでは、文字データにつき表示開始
位置データのみ座標変換し、表示方向データについては
座標変換せずにそのまま用いることで画面上で常に文字
が縦向きまたは横向きを維持するように文字を描画する
とき、図9(2)に示す如く複数の文字が互いに重なっ
てしまい、地図が見づらくなってしまう問題があった。
以上から本発明の目的は、地図が多数の文字で見づらく
なるのを防止することのできる車載用ナビゲーション装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にお
いては、地図データを記憶した地図データ記憶手段と、
車両位置と車両方位を検出する車両位置検出手段と、地
図データ記憶手段から読み出した地図データを用いて車
両位置周辺の背景と、行政区画名、道路名等の文字を含
む地図画像を車両位置マークとともに描画し表示手段に
画面表示させる地図画像描画手段とを備えた車載用ナビ
ゲーション装置において、地図データ中の文字データに
つき車両位置から一定範囲内に表示開始位置の入るもの
を抽出する抽出手段を設け、地図画像描画手段は地図画
像を描画する際、文字については抽出手段で抽出された
ものだけを描画することにより達成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、地図データ中の文字データに
つき車両位置から一定範囲内に表示開始位置の入るもの
を抽出し、地図画像を描画する際、文字については抽出
したものだけを描画する。これにより、表示開始位置が
車両位置から一定範囲内に存在する運転者に取って重要
な文字はこれを表示して不便にならないようにする一
方、表示開始位置が車両位置から一定範囲外に存在する
文字は表示を省略し、地図が見づらくなるのを防止する
ことができる。
【0007】また、地図画像描画手段は地図画像を描画
する際、他の文字と互いに重なる文字については車両位
置に最も近い文字についてだけを描画する。これによ
り、文字が互いに重なり合って地図が見づらくなるのを
防止することができ、また、運転者に取って重要な車両
により近い文字はこれを表示して不便にならないように
することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る車載用ナビ
ゲーション装置の全体構成図である。図中、1は縮尺別
の道路レイヤ、背景レイヤ、文字・記号レイヤなどから
構成された地図データを記憶したCD−ROM、2は車
両位置と車両方位を衛星航法により検出するGPS受信
機、3は地図の拡大・縮小操作等を行う操作部、4は車
両の現在位置を含む地図画像を車両位置マークなどとと
もに表示するディスプレイ装置である。
【0009】10はマイコン構成のナビゲーションコン
トローラであり、CD−ROM1に記憶された地図デー
タを用いて車両位置を中心とする地図画像を車両位置マ
ークとともに描画しディスプレイ装置4に表示させる。
11はCD−ROM1から読み出された地図データを格
納するバッファメモリ、12は車両位置を含み、ユーザ
の指定した縮尺の地図データを用いて車両位置を中心と
する北を上向きにした地図画像を車両位置マークととも
に描画する地図画像描画部である。この地図画像描画部
12はCD−ROM1からバッファメモリ11に地図デ
ータを読み出す際、各文字データにつき図2に示す如
く、1ビット分のフラグデータFDを附加する。13は
地図画像描画部12によって描画された画像を格納する
ビデオRAM、14はビデオRAM13に格納された画
像を読み出し、所定の映像信号に変換してディスプレイ
装置4に出力する映像変換部である。
【0010】15は車両位置とバッファメモリ11に読
み出された地図データ中の文字データの表示開始位置と
の位置関係により、表示すべき文字を抽出部であり、車
両位置から縮尺Aに応じて予め定められた一定の実距離
L(A)の範囲内に表示開始位置が入る文字データにつ
いては附加されたフラグデータFDを1とし、現在の車
両位置から実距離L(A)の範囲内に表示開始位置が入
っていない文字データについてはFDを0とする。例え
ば、ここでは画面の大きさが20×20cm、画面上で
車両位置から半径5cm内に表示開始位置が入る文字を
表示するものとして、L(A)=5/A(cm)とな
り、Aが1/12500 、1/25000 、1/50000 のとき各
々L(A)=625 (m)、1250(m)、2500(m)とな
る。地図画像描画部12は文字を描画する際、バッファ
メモリ11の中でフラグデータFDが1となっているも
のについてのみ文字を描画する。16はユーザの地図拡
大・縮小操作に応じて画面表示する地図の縮尺Aを設定
する縮尺設定部である。
【0011】図4はナビゲーションコントローラ10の
動作を示す流れ図、図5は画面表示例の説明図であり、
以下、これらの図を従って説明する。電源がオンされる
とGPS受信機2は衛星航法により定期的に車両位置、
車両方位の検出を行う。一方、ナビゲーションコントロ
ーラ10は電源オン後、縮尺設定部16がA=1/1250
0 に初期設定したあと(図4のステップ101)、GP
S受信機2から車両位置データ、車両方位データを入力
し、地図画像描画部12がCD−ROM1から縮尺A=
1/12500 で車両位置周辺の地図データをバッファメモ
リ11に読み出す(ステップ102、103)。この
際、地図データ中の各文字データにはフラグデータFD
を附加する(図2参照)。続いて、抽出部15はバッフ
ァメモリ11に読み出された各文字データにつき、現在
の車両位置から一定の実距離L(A)=5/A(cm)
=625 (m)(画面上では車両位置から5cm)の範囲
内に表示開始位置が入っているものを探し、該当する文
字データのフラグデータFDを1とし、それ以外の文字
データについてはフラグデータFDを0とする(ステッ
プ104)。
【0012】次に、地図画像描画部12はバッファメモ
リ11に読み出した縮尺A=1/12500 の地図データを
用いて車両位置を中心とする北を上向きにした地図画像
をビデオRAM13に描画する(ステップ105)。具
体的には地図データ中の背景レイヤのデータを用いて車
両位置を中心とする北を上向きにした道路、建物、河川
等の背景画像をビデオRAM13に描画し、文字・記号
レイヤのデータを用いて背景画像上の該当箇所に市町村
名などの行政区画名、道路名等の文字、地図記号を描画
する。この際、文字についてはフラグデータFDが1と
なっているものについてのみ描画する。そして、地図画
像描画部12は地図画像の中心に車両方位方向を向けた
車両位置マークを描画する(ステップ106)。ビデオ
RAM13に描画された画像は映像変換部14により読
み出され、所定の映像信号に変換されてディスプレイ装
置4に出力され、画面表示される(ステップ107、図
5参照)。
【0013】画面には車両位置から実距離で625 m、画
面上で5cm以内に表示開始位置が入っていない文字は
表示されないので、市街地を走行しても画面が文字で一
杯になったり、文字が重なったりして地図が見づらくな
ることはない。また、車両位置から実距離で625 m、画
面上で5cm以内に表示開始位置が入っており運転者が
現在位置や目標物の確認に必要な文字は表示されるので
不便にならない。
【0014】ステップ107のあと、ナビゲーションコ
ントローラ10は縮尺設定部16が操作部3で地図の拡
大・縮小操作がなされたかチェックし(ステップ10
8)、NOであればGPS受信機2から車両位置デー
タ、車両方位データを入力する(ステップ109)。そ
して、地図画像描画部12が車両位置が変化したチェッ
クする(ステップ110)。変化していなければステッ
プ108に戻り、変化していればステップ103以降の
処理を繰り返す。車両が走行を続けると、画面の地図画
像は車両位置マークを中心にしたまま車両の移動に従い
スクロールする。この間、文字について、画面には車両
位置から一定範囲内に表示開始位置が入っているものだ
けが表示される。
【0015】なお、ユーザが地図の縮尺を変更する操作
をしたとき、ナビゲーションコントローラ10の縮尺設
定部16は操作に応じて縮尺Aを変更する(ステップ1
08でYES、111)。例えば、1/12500 の地図を
表示している状態で縮小操作がされると、A=1/2500
0 とする。よって、ステップ103に戻ったとき、地図
画像描画部12はCD−ROM1から縮尺A=1/2500
0 で車両位置周辺の地図データをバッファメモリ11に
読み出す。このとき、抽出部15はバッファメモリ11
に読み出された各文字データにつき、現在の車両位置か
ら一定の実距離L(A)=5/A(cm)=1250(m)
の範囲内に表示開始位置が入っているものを探し、該当
する文字データのフラグデータFDを1とし、それ以外
の文字データについてはフラグデータFDを0とする
(ステップ104)。このあと、地図画像描画部12は
バッファメモリ11に読み出してある縮尺A=1/2500
0 の地図データを用いて車両位置を中心とする北を上向
きにした地図画像をビデオRAM13に描画する(ステ
ップ105)。この際、文字についてはフラグデータF
Dが1となっているものについてのみ描画する。そし
て、地図画像の中心に車両方位方向を向けた車両位置マ
ークを描画する(ステップ106)。
【0016】よって、画面には車両位置から実距離で12
50m、画面上で5cm以内に表示開始位置が入っていな
い文字は表示されないので、市街地を走行しても画面が
文字で一杯になったり、文字が重なったりして地図が見
づらくなることはない。また、車両位置から実距離で12
50m、画面上で5cm以内に表示開始位置が入っており
運転者が現在位置や目標物の確認に必要な文字は表示さ
れるので不便にならない。
【0017】図6は本発明の第2実施例に係る車載用ナ
ビゲーション装置の全体構成図である。図中、1は縮尺
別の道路レイヤ、背景レイヤ、文字・記号レイヤなどか
ら構成された地図データを記憶したCD−ROM、2は
車両位置と車両方位を衛星航法により検出するGPS受
信機、3は地図の拡大・縮小操作等を行う操作部、4は
車両の現在位置を含む地図画像を車両位置マークなどと
ともに表示するディスプレイ装置である。
【0018】10Aはマイコン構成のナビゲーションコ
ントローラであり、CD−ROM1に記憶された地図デ
ータを用いて車両位置を中心とする地図画像を車両位置
マークとともに描画しディスプレイ装置4に表示させ
る。11はCD−ROM1から読み出された地図データ
を格納するバッファメモリ、12Aは車両位置を含み、
ユーザの指定した縮尺の地図データを用いて車両位置と
車両方位に応じて座標変換しながら車両位置を中心と
し、車両進行方向を上向きにした地図画像を車両位置マ
ークとともに描画する地図画像描画部である。この地図
画像描画部12Aは文字データに基づき文字を描画する
際、文字データ中の表示開始位置データだけ座標変換
し、表示方向データは座標変換せずに画面上で縦方向ま
たは横方向となるように描画するが、複数の文字が重な
り合う場合は表示開始位置(座標変換前の表示開始位置
と座標変換後の表示開始位置のいずれでも良い)が車両
位置に最も近い文字だけ選び出して描画する。13は地
図画像描画部12Aによって描画された画像を格納する
ビデオRAM、14はビデオRAM13に格納された画
像を読み出し、所定の映像信号に変換してディスプレイ
装置4に出力する映像変換部である。16はユーザの地
図拡大・縮小操作に応じて画面表示する地図の縮尺Aを
設定する縮尺設定部である。
【0019】図7はナビゲーションコントローラ10A
の動作を示す流れ図、図8は画面表示例の説明図であ
り、以下、これらの図を従って説明する。電源がオンさ
れるとGPS受信機2は衛星航法により定期的に車両位
置、車両方位の検出を行う。一方、ナビゲーションコン
トローラ10Aは電源オン後、縮尺設定部16がA=1
/12500 に初期設定したあと(図7のステップ20
1)、GPS受信機2から車両位置データ、車両方位デ
ータを入力し、地図画像描画部12AがCD−ROM1
から縮尺A=1/12500 で車両位置周辺の地図データを
バッファメモリ11に読み出す(ステップ202、20
3)。
【0020】次に、地図画像描画部12Aはバッファメ
モリ11に読み出した縮尺A=1/12500 の地図データ
を用いて車両位置と車両方位に応じて座標変換しながら
車両位置を中心とし、車両進行方向を上向きにした地図
画像を車両位置マークとともに描画する(ステップ20
4)。具体的には地図データ中の背景レイヤのデータを
用いて車両位置を中心とする車両進行方向を上向きにし
た道路、建物、河川等の背景画像をビデオRAM13に
描画し、文字・記号レイヤのデータを用いて背景画像上
の該当箇所に市町村名などの行政区画名、道路名等の文
字、地図記号を描画する。但し、文字データに基づき文
字を描画する際、文字データ中の表示開始位置データだ
け座標変換し、表示方向データは座標変換せずに画面上
で縦方向または横方向となるように描画するが、複数の
文字が重なり合う場合は座標変換前または後の表示開始
位置が車両位置に最も近い文字だけ選び出して描画す
る。そして、地図画像の中心に車両方位方向を向けた車
両位置マークを描画する(ステップ205)。ビデオR
AM13に描画された画像は映像変換部14により読み
出され、所定の映像信号に変換されてディスプレイ装置
4に出力され、画面表示される(ステップ206)。
【0021】ステップ206のあと、ナビゲーションコ
ントローラ10Aは縮尺設定部16が操作部3で地図の
拡大・縮小操作がなされたかチェックし(ステップ20
7)、NOであればGPS受信機2から車両位置デー
タ、車両方位データを入力する(ステップ208)。そ
して、地図画像描画部12Aが車両位置または車両方位
が変化したチェックする(ステップ209)。変化して
いなければステップ207に戻り、変化していればステ
ップ203以降の処理を繰り返す。
【0022】画面の地図画像は車両位置マークを中心に
したまま車両の移動に従いスクロールし、また、車両の
方向転換に従い車両進行方向が常に上向きとなるように
回転する。画面に表示される文字は地図画像の回転に関
わらず、常に表示方向データの示す縦方向または横方向
に表示されるが、車両進行方向が北から大きくずれるな
どして複数の文字が重なり合うような場合は、座標変換
前または後の表示開始位置が車両位置に最も近い文字だ
け表示される(図8参照)。よって、文字が互いに重な
り合って地図が見づらくなるのを防止することができ、
また、運転者に取って重要な車両により近い文字はこれ
を表示して不便にならないようにすることができる。
【0023】なお、ユーザが地図の縮尺を変更する操作
をしたとき、ナビゲーションコントローラ10Aの縮尺
設定部16は操作に応じて縮尺Aを変更する(ステップ
207でYES、210)。例えば、1/12500 の地図
を表示している状態で縮小操作がされると、A=1/25
000 とする。よって、ステップ203に戻ったとき、地
図画像描画部12AはCD−ROM1から縮尺A=1/
25000 で車両位置周辺の地図データをバッファメモリ1
1に読み出し、該読み出した地図データを用いて車両進
行方向を上向きにした地図画像を描画する。
【0024】
【発明の効果】以上本発明によれば、地図データ中の文
字データにつき車両位置から一定範囲内に表示開始位置
の入っているものを抽出し、地図画像を描画する際、文
字については抽出したものだけを描画するように構成し
たから、表示開始位置が車両位置から一定範囲内に存在
する運転者に取って重要な文字はこれを表示して不便に
ならないようにする一方、表示開始位置が車両位置から
一定範囲外に存在する文字は表示を省略し、地図が見づ
らくなるのを防止することができる。
【0025】また、地図画像描画手段は地図画像を描画
する際、他の文字と互いに重なる文字については車両位
置に最も近い文字についてだけを描画するように構成し
たので、文字が互いに重なり合って地図が見づらくなる
のを防止することができ、また、運転者に取って重要な
車両により近い文字はこれを表示して不便にならないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車載用ナビゲーショ
ン装置の全体構成図である。
【図2】文字データに附加されるフラグデータFDの説
明図である。
【図3】フラグデータFDの設定方法の説明図である。
【図4】ナビゲーションコントローラの動作を示す流れ
図である。
【図5】画面表示例を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る車載用ナビゲーショ
ン装置の全体構成図である。
【図7】ナビゲーションコントローラの動作を示す流れ
図である。
【図8】画面表示例を示す説明図である。
【図9】ノースアップモードとヘディングアップモード
における従来の画面表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CD−ROM 2 GPS受信機 3 操作部 4 ディスプレイ装置 10、10A ナビゲーションコントローラ 11 バッファメモリ 12、12A 地図画像描画部 13 ビデオRAM 14 映像変換部 15 抽出部 16 縮尺設定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを記憶した地図データ記憶手
    段と、車両位置と車両方位を検出する車両位置検出手段
    と、地図データ記憶手段から読み出した地図データを用
    いて車両位置周辺の背景と、行政区画名、道路名等の文
    字を含む地図画像を車両位置マークとともに描画し表示
    手段に画面表示させる地図画像描画手段とを備えた車載
    用ナビゲーション装置において、 地図データ中の文字データにつき車両位置から一定範囲
    内に表示開始位置の入るものを抽出する抽出手段を設
    け、 地図画像描画手段は地図画像を描画する際、文字につい
    ては抽出手段で抽出されたものだけを描画するようにし
    たこと、 を特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 地図データを記憶した地図データ記憶手
    段と、車両位置と車両方位を検出する車両位置検出手段
    と、地図データ記憶手段から読み出した地図データを用
    いて車両位置周辺の背景と、行政区画名、道路名等の文
    字を含む地図画像を車両位置マークとともに描画し表示
    手段に画面表示させる地図画像描画手段とを備えた車載
    用ナビゲーション装置において、 地図画像描画手段は地図画像を描画する際、複数の文字
    が重なりあう文字については車両位置に最も近い文字に
    ついてだけを描画するようにしたこと、 を特徴とする車載用ナビゲーション装置。
JP15704494A 1994-07-08 1994-07-08 車載用ナビゲーション装置 Expired - Lifetime JP3445834B2 (ja)

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