JP2000171044A - ガス調理器 - Google Patents

ガス調理器

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JP2000171044A
JP2000171044A JP10345021A JP34502198A JP2000171044A JP 2000171044 A JP2000171044 A JP 2000171044A JP 10345021 A JP10345021 A JP 10345021A JP 34502198 A JP34502198 A JP 34502198A JP 2000171044 A JP2000171044 A JP 2000171044A
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JP
Japan
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exhaust
chamber
plate
air
top plate
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JP10345021A
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English (en)
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Yutaka Aoki
豊 青木
Tomohito Kusui
智仁 楠井
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トッププレートの表面温度の上昇を低減す
る。 【解決手段】 調理中にバーナ20で発生した燃焼排気
が、排気室50から上方へ排出される際に、空気ダクト
36内で発生した熱気は、燃焼排気のドラフト力によっ
て排気室50へ引っ張られ、燃焼排気と共に器体の外部
へ排出される。その際、遮熱板32の側面に設けた空気
口34から加熱庫12外部の空気を吸引し、遮熱板32
を冷却させ、この遮熱板32によって加熱庫12内の熱
をトッププレート10に伝達することを抑制して、トッ
ププレート10の表面温度の上昇を低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリルを有するガ
ス調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、加熱庫内に備えたガスバーナ
により魚等の被調理物を加熱し、発生した燃焼排気を器
体後方より排出する後方排気式グリルを備えたテーブル
こんろが知られている。図5は、従来の片面焼きグリル
を側面からみた断面図である。このグリルは、被調理物
126を加熱調理する加熱庫112と、加熱庫112の
背部に併設され上方に排気口150aを開口して加熱庫
112内の燃焼排気を外部に導く排気室150とを備
え、加熱庫112の上部左右側面で燃料ガスを燃焼する
全一次空気式のバーナ120と、器体のトッププレート
110と加熱庫112との間に加熱庫112の天井部で
あるグリル天板130から所定の間隙を開けて設けた遮
熱板132とが設けられている。尚、遮熱板132によ
って、加熱庫112内で発生した熱がトッププレート1
10に直接伝達しないようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たガス調理器においては、バーナ120から発生した熱
によってグリル天板130が加熱され、遮熱板132と
グリル天板130との間で熱気が発生する。この熱気
は、図中のハッチングで示すように器体の外部へ排出さ
れずにこもってしまい、図中の波線矢印で示すようにト
ッププレート110を相当高温に加熱していた。このた
め、こんろで調理する際には、加熱庫112のバーナ1
20が外から見えないこともあってグリルが使用中であ
ることに気付かず、トッププレート110に手先を触れ
て火傷する可能性があった。従来より、この不具合を無
くすために、遮熱板に断熱材を組み付けて対処している
ものもあるが不十分で、火傷を防ぐ程度の安全温度に保
つことは困難であった。また特開平8ー200685に
おいては、グリル天板とトッププレートとの間に形成さ
れる空間を排気室に連通すると共に、その空間の正面を
外部と連通して、その空間に器体の正面から空気を取り
入れて排気室に導く空気通路を形成し、その空気通路の
下流側にモータファンを設け、モータファンの強制ドラ
フトにより空気の流れを作って、トッププレートの表面
温度の上昇を低減させるガス調理器が知られているが、
これはモータファンを必要としているため、構成が複雑
になり高価となる。また、モータファンを使用しない構
造では、自然ドラフトに頼るため、空気通路の手前正面
側に発生した熱気を後方の排気室にまで吸引するほどの
力が無い。このため正面側空気通路に溜まった熱気は、
逆に器体正面のトッププレート裏面(図5を用いれば1
40)から漏れてしまいトッププレートの正面部をかえ
って加熱してしまうので良くない。本発明のガス調理器
は上記課題を解決し、トッププレートの表面温度の上昇
を低減することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載のガス調理器は、バーナの燃焼熱によ
り被調理物を加熱調理する加熱庫と、上記加熱庫の背部
に併設され、上方に排気口を開口して該加熱庫内の燃焼
排気を外部に導く排気室とを備え、上記加熱庫と上記排
気室とを収納する器体のトッププレートと上記加熱庫と
の間に、上記加熱庫天板から所定の間隙を開けて遮熱板
を設けたガス調理器において、上記加熱庫天板と上記遮
熱板との間に形成される空間を上記排気室に連通すると
共に、該空間の正面を遮蔽して、該空間に左右側方から
空気を取り入れて上記排気室に導く空気通路を形成した
ことを要旨とする。
【0005】また、本発明の請求項2記載のガス調理器
は、上記請求項1記載のガス調理器において、上記遮熱
板を上記排気室に近いほど高い位置となるように傾斜さ
せて設けることを要旨とする。
【0006】また、本発明の請求項3記載のガス調理器
は、上記請求項1又は2記載のガス調理器において、複
数の通気孔を形成して火炎の通過を防止する遮炎装置
を、上記排気室の上記空気通路との連通部より上流側に
設けたことを要旨とする。
【0007】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
ガス調理器は、加熱庫天板と遮熱板との間に形成される
空間を排気室に連通し、左右側方に設けた空気口から空
気を取り入れて排気室に導く空気通路を形成しているた
め、空気通路内で発生した熱気を燃焼排気のドラフト力
によって排気室へ導き、その際空気口から加熱庫の外部
の空気を吸引し遮熱板の温度の上昇を低減して、遮熱板
からトッププレートへの伝熱を抑え、トッププレートの
表面温度の上昇を低減することができる。
【0008】また、本発明の請求項2記載のガス調理器
は、遮熱板を排気室に近いほど高い位置となるように傾
斜させることによって、加熱庫天板と遮熱板との間で発
生した熱気を傾斜した遮熱板に沿わせながら、円滑に排
気室へ導くことができる。
【0009】また、本発明の請求項3記載のガス調理器
は、加熱庫内で被調理物から出た焼き脂が発火した場
合、遮炎装置を排気室の空気通路との連通部より上流側
に設けることによって、その火炎は遮炎装置で遮られ、
空気通路の方へ流れ込むことはないので器体の外部への
火炎のあふれを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明のガス調理器の
好適な実施形態について説明する。
【0011】図4は、本発明のガス調理器の一実施形態
としての後方排気式グリルを備えたテーブルこんろの外
観図を示している。テーブルこんろは、トッププレート
10に2組のこんろバーナ74a、74bが設けられ、
それらの周囲に設けられたごとく75a、75b上に図
示しない調理鍋を載せ、テーブルこんろの前面に設けら
れる操作ボタン71a、71bを押すことによりそれぞ
れのこんろバーナ74a、74bが点火され、調理鍋が
加熱されるものである。こんろバーナ74a、74b間
の器体の中心部には、図示しない魚等の被調理物を焼く
ためのグリル1が設けられ、操作ボタン71cを押して
点火し加熱調理が行われる。
【0012】このグリル1は、図1及び図2に示すよう
に片面焼きタイプのグリルで、被調理物26を加熱調理
する加熱庫12を備える。加熱庫12には、上段左右側
面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物26を加熱
するバーナ20と、中段に設けられ被調理物26を載せ
る焼網22と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手
前にスライドさせて引き出すことができる受皿24とを
備える。
【0013】加熱庫12の正面中央には、受皿24と一
体的に固定され受皿24を手前に引き出す取手62と、
受皿24を引き出す時に連動して開閉する開閉扉61と
が設けられ、その開閉扉61にはガラス製の覗き窓61
aが設けられる。取手62を手前に引き出すと、取手6
2に固定された受皿24が加熱庫12の底面をスライド
し、受皿24に載置された焼網22が同時に引き出され
る。
【0014】加熱庫12の左右側面に設けたバーナ20
は、多孔質セラミックスの平面プレートに多数の小炎口
を貫通させた燃焼面を有し、燃焼に必要な空気のほとん
どを一次空気として吸入する全一次空気式のバーナで、
その燃焼面は加熱庫12の奥行方向に沿って形成され、
鉛直面に対してやや上方に傾けて設けられる。被調理物
26の上側は、主に、バーナ20からの輻射熱と、燃焼
排気とにより加熱される。尚、バーナ20に臨んで図示
しない点火電極が設けられる。
【0015】加熱庫12の天井部となるグリル天板30
は、正面からみてV字形状に形成され、中央が下がって
いる。加熱庫12の背部には、仕切壁52を介して排気
室50を併設し、この仕切壁52に開口して加熱庫12
と排気室50とを連通する連通口54を焼網22よりも
下方に設けている。この連通口54は、焼網22面にお
けるバーナ20からの受熱の少ない領域となる中央部分
ほど、その開口上端が高い位置になるように山形状に開
口形成される。トッププレート10の後方には、排気室
50の上端である排気口50aに臨んでトップ孔10a
が設けられる。トップ孔10aの上部には、湾曲面に複
数のスリット孔を形成した排気口カバー51を載置す
る。この排気口カバー51により、調理鍋をトップ孔1
0aに載置しようとしても加熱庫12からの燃焼排気の
排出経路が塞がれず、また被調理物等の排気室50への
落下を防止する。排気口50aは、トップ孔10aから
突出し、図5で示すような従来の排気口150aよりも
高い位置に形成している。
【0016】グリル天板30とトッププレート10との
間には、グリル天板30から所定の間隙を開けて遮熱板
32を設ける。この遮熱板32は、排気室50に近いほ
ど高い位置となるように傾斜させている。また、グリル
天板30と遮熱板32との間に形成される空間の正面を
遮蔽するために遮熱板32の前部を下へ折り曲げて前板
32aを設け、更にグリル天板30上で遮熱板32を支
えるために遮熱板32の左右を下へ折り曲げて支え板3
2bを設ける。但し、上述した空間に加熱庫12の外部
の空気を取り入れるため、遮熱板32の側面部(支え板
32b以外)は、空気口34として形成される。また、
上述の空間を排気室50と連通させ、加熱庫12の外部
の空気を空気口32から取り入れ排気室50へ導く空気
通路となる空気ダクト36を形成する。但し、この空気
ダクト36は、前板32aによって外部とは連通されて
いないので、空気ダクト36内の空気がトッププレート
10の正面部へ漏れていくことはない。
【0017】排気室50の空気ダクト36との連通部よ
り上流側に、複数の通気孔を形成する多孔板を用いて形
成した遮炎装置56を、排気室50を流れる燃焼排気の
全てが多孔板を通過するように燃焼排気の流れ方向に沿
って設置する。
【0018】上述した構成により、操作ボタン71cを
押すと、バーナ20へのガス流路を開閉する開閉弁が開
弁され、バーナ20から燃料ガスが噴出されると共に、
点火電極の連続放電により点火する。
【0019】調理中にバーナ20で発生した高温の燃焼
排気は、いったん加熱庫12の上部に溜まり連通口54
の中央部分からあふれて、排気室50を介して排出され
る。従って、バーナ20から遠いために輻射熱による受
熱が少ない中央部分に載置された被調理物26にも、排
気熱により加熱が補われ、被調理物26全体がより均一
に焼ける。しかも、グリル天板30がV字状に形成され
ているため、燃焼排気を一層効果的に中央部分に集める
ことができ、均一に加熱できる。また、バーナ20に全
一次式を用いているため、加熱庫12内に燃焼排気をこ
もらせても、良好な燃焼を実現している。
【0020】グリル天板30は、バーナ20から発生し
た熱によって加熱され、グリル天板30上部の空気ダク
ト36内で熱気が発生する。この熱気は、加熱庫12内
で発生した燃焼排気が排気室50を介して上方へ排出さ
れる際に生ずるドラフト力によって排気室50へ引っ張
られ、燃焼排気と共に器体の外部へ排出される。この際
空気ダクト36内は減圧となり、遮熱板32の側面下部
に設けた空気口34から加熱庫12外部の空気を吸引す
るため、空気ダクト36内で空気の流れが生じ、熱気の
こもりにくい構造となって、遮熱板32を冷却すること
ができる。この冷却された遮熱板32によって、加熱庫
12内の熱がトッププレート10に伝達されることを抑
え、トッププレート10の表面温度の上昇を低減してい
る。しかも、遮熱板32を排気室50に近いほど高い位
置となるように傾斜させてているため、空気ダクト36
内で発生した熱気を遮熱板32に沿わせながら排気室5
0へ円滑に導いている。
【0021】一方、遮熱板32の正面に設けられた前板
32aによって、空気ダクト36内で発生した熱気が器
体の前方へ漏れないようにし、使用者が最も触れ易いト
ッププレート10の正面部の加熱を抑えている。こうし
た理由から、空気口34を遮熱板32の正面ではなく左
右側面に設けているのである。また、排気口50aをト
ップ孔10aから突出させ、従来よりも高い位置に形成
し燃焼排気の上昇距離を長くさせているため、燃焼排気
によるドラフト力を更に強め、空気ダクト36内の熱気
の排出をより一層促進している。
【0022】ここで、空気ダクト36によるトッププレ
ート10の表面温度の上昇の低減の効果を表1の実験結
果により示す。尚、表1中のT1〜T8は、図4に示し
たトッププレート10の測定ポイントであり、実験時の
室温は31℃であった。
【表1】 本実施形態では、使用者が触れそうなT1やT2が10
0℃以下になり、しかもT2とT6とT7とに関して
は、従来例より30℃以上も低くなった。従ってこの結
果より、空気ダクト36によるトッププレート10の表
面温度の上昇の低減の効果は非常に大きいことが分か
る。
【0023】ところで、焼網22に被調理物26を載せ
加熱調理を行うと、被調理物26は加熱されその油脂分
すなわち焼き脂28が焼網22の間を通過して下方の受
皿24に落下し溜まり、焼き脂28が発火する危険性が
あった。しかしながら、バーナ20を加熱庫12の左右
側面に設け上方に傾けることによって、輻射熱による下
方への影響を低減して、加熱庫12の下段付近の温度上
昇を抑えることができ、受皿24に溜まった焼き脂28
を発火しにくくしている。この結果、受皿24に水を張
らない水無しグリルとして適正に使用できる。つまり、
調理に先立ち、焼き脂28を受ける受皿24に水を入れ
たり、調理終了後に排水したりする手間が省けるので、
使い勝手が良い。しかも、水の入れ忘れによる発火を防
止でき、安心して使うことができる。更に、加熱調理に
水を使わないので、被調理物26をこんがりと焼くこと
ができる。
【0024】また、排気室50の空気ダクト36との連
通部より上流側に、多孔板で形成された遮炎装置56を
併設しているため、加熱庫12内で被調理物26から出
た焼き脂28が万が一発火した場合でも、その火炎は遮
炎装置56で遮られ、排気口50aから流出しないだけ
でなく、下流側の空気ダクト36へ流れ込むことはない
ので、火炎が空気ダクト36から空気口34を介して器
体の外部へあふれることはなく、より安心して使用する
ことができる。
【0025】以上説明したように、この実施形態の後方
排気式グリルを備えたテーブルこんろによれば、燃焼排
気が排気室50を介して排出される際に、排気口50a
を高い位置に形成したことにより強められた燃焼排気の
ドラフト力によって、空気ダクト36内で発生した熱気
を傾斜した遮熱板32に沿わせながら円滑に排気室50
へ引っ張り、燃焼排気と共に器体の外部へ排出する。そ
の際、空気口34から加熱庫12外部の空気を吸引して
遮熱板32を冷却するため、モータファンを設置しなく
ても、加熱庫12内の熱をトッププレート10に伝達す
ることを抑制して、トッププレート10の表面温度の上
昇を低減することができる。また、排気室50の空気ダ
クト36との連通部より上流側に遮炎装置56を併設し
ているため、加熱庫12内で発火した場合に、その火炎
は遮炎装置56で遮られ、下流側の空気ダクト36へ流
れ込まないので、器体の外部への火炎のあふれを防止す
ることができる。
【0026】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、本実
施形態では、片面焼きグリルを備えたガス調理器におい
て説明したが、焼網の上下にバーナを設けた両面焼きグ
リルを備えたガス調理器に適用しても差し支えない。ま
た、バーナを全一次空気式のバーナの代わりにブンゼン
バーナを使用してもよいし、またバーナの傾斜角度も何
等限定していない。また、遮熱板は傾斜しなくてもよい
し、排気口はトップ孔から突出していなくてもよいし、
遮炎装置は無くても構わない。また、本実施形態の遮熱
板は側面に支え板を設けているが、吊るす等の他の方法
で設置すれば、側面を支え板によって塞がれずに済むの
で、空気口が広くなり、遮熱板の冷却効果をより高めて
トッププレートへの伝熱を抑制することができる。グリ
ル天板とトッププレートとの間に空気ダクトを複数設置
して、トッププレートへの伝熱抑制効果を向上させるこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のガス調理器によれば、燃焼排気のドラフト力によ
って空気通路内で発生した熱気を排気室へ引っ張り、燃
焼排気と共に器体の外部へ排出する。その際、空気通路
の左右側方から加熱庫外部の空気を吸引するため、熱気
の正面側への逆流が防止される。この結果、加熱庫内の
熱をトッププレートに伝達することを抑制して、トップ
プレートの表面温度の上昇を低減することができる。
【0028】更に、本発明の請求項2記載のガス調理器
によれば、空気通路内で発生した熱気を傾斜した遮熱板
に沿わせながら排気室へ導き、熱気の排出を一層促進す
ることができる。
【0029】更に、本発明の請求項3記載のガス調理器
によれば、加熱庫内で発火した場合、その火炎は遮炎装
置で抑えられ、下流側の空気通路へは流れ込まないので
器体の外部への火炎のあふれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態としての片面焼きグリルを側面から
みた断面図である。
【図2】一実施形態としての片面焼きグリルを正面から
みた断面図である。
【図3】一実施形態としての遮熱板の上面図である。
【図4】テーブルこんろの外観図である。
【図5】従来例としての片面焼きグリルを側面からみた
断面図である。
【符号の説明】
1…グリル、 10…トッププレート、 12…加熱
庫、 20…バーナ、30…グリル天板、 32…遮熱
板、 34…空気口、 36…空気ダクト、50…排気
室、 50a…排気口、 56…遮炎装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの燃焼熱により被調理物を加熱調
    理する加熱庫と、 上記加熱庫の背部に併設され、上方に排気口を開口して
    該加熱庫内の燃焼排気を外部に導く排気室とを備え、 上記加熱庫と上記排気室とを収納する器体のトッププレ
    ートと上記加熱庫との間に、上記加熱庫天板から所定の
    間隙を開けて遮熱板を設けたガス調理器において、 上記加熱庫天板と上記遮熱板との間に形成される空間を
    上記排気室に連通すると共に、該空間の正面を遮蔽し
    て、該空間に左右側方から空気を取り入れて上記排気室
    に導く空気通路を形成したことを特徴とするガス調理
    器。
  2. 【請求項2】 上記遮熱板を上記排気室に近いほど高い
    位置となるように傾斜させて設けることを特徴とする請
    求項1記載のガス調理器。
  3. 【請求項3】 複数の通気孔を形成して火炎の通過を防
    止する遮炎装置を、上記排気室の上記空気通路との連通
    部より上流側に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のガス調理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101087321B1 (ko) * 2004-11-04 2011-11-25 린나이코리아 주식회사 가스레인지의 그릴부 배기 구조
CN108662625A (zh) * 2018-07-16 2018-10-16 卢驭龙 电焰灶

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101087321B1 (ko) * 2004-11-04 2011-11-25 린나이코리아 주식회사 가스레인지의 그릴부 배기 구조
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