JP4464002B2 - オーブン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼成炉内の蒸気を前面側に排気することができるオーブンの改良に関し、更に詳しくは、加湿焼成に十分で最適な蒸気を供給することができる有用なオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、斯かるオーブンとしては、例えば、▲1▼実開平4−27301号公報及び▲2▼特公昭61−14412号公報に開示されたものが従来例として周知である。この先例の▲1▼実開平4−27301号公報における従来例のオーブンは、オーブン庫内で発生した蒸気を外部へ排出する電子レンジと、該電子レンジの上方に配設されたコンベクションと、前面下部に設けられた吸気口と、前面上部に設けられた排気口と、前記コンベクションの上方に配設され、下方からの空気を前記排気口から排出する排気ファンとを備え、前記電子レンジが排出した蒸気を前面に導くためのダクトを備えている。
【0003】
また、後例の▲2▼特公昭61−14412号公報における従来例のオーブンは、スチームオーブン本体と、該本体内に設けられたオーブン庫と、該オーブン庫にスチームを供給するボイラと、該ボイラに水を供給する給水タンクとを備え、上記ボイラに供給されている水に対してボイラの外壁面に、かつ上方に位置して発熱体を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例のうち、前例の▲1▼実開平4−27301号公報公報に開示されているオーブンにあっては、排気ファン及びダクトを介して蒸気を前面排気口から強制的に排気できるものの、被焼成物の種類や焼成条件に応じて、蒸気の排気量を変えることができないといった問題を有するものである。
【0005】
また、後例の▲2▼特公昭61−14412号公報に開示されているオーブンにあっては、給水タンクが必要となると共に、スチーム供給口からの一点噴射であるため、加湿焼成に十分な蒸気を被焼成物にムラ無く供給することができないといった問題を有するものである。
【0006】
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、被焼成物や焼成条件に応じて蒸気を前面側に排気することができる他、加湿焼成に十分で最適な蒸気を供給することができる有用なオーブンを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とする構成は、焼成炉に開閉自在に装着された開閉扉と、焼成炉内に配設された少なくとも一以上のヒーターと、焼成炉内に蒸気を発生させるための蒸気発生手段と、焼成炉の前面側に蒸気を導くための排気手段とを備えてなるオーブンにおいて、前記排気手段は、焼成炉内の奥から炉外に連通すべく配設された排気筒と、該排気筒に摺動自在に挿着された排気口筒と、該排気口筒の遊端側に形成された排気蓋とを備えてなるオーブンに存する。
【0008】
また、前記排気口筒は、排気筒内に押し込んだ位置で気密に閉塞し、排気筒外に引き出した位置で開放される排気口を有するのが良い。
【0009】
更に、前記排気口は、排気口筒の引き出し具合でその開口面積を調整するのが良い。
【0010】
また、前記蒸気発生手段は、ヒーターの近傍に配置される蒸気発生プレートと、該蒸気発生プレートに設置された水受板と、該水受板に向けて延出された給水パイプと、これらを被装すべく前記蒸気発生プレートに組み付けられるメッシュネットとを備えてなる蒸気発生槽を有するのが良く、延いては、前記メッシュネットは、二重に配設されるのが良い。
【0011】
更に、前記ヒーターは、開閉扉側に向かうに連れて次第に間隔が狭くなるべく配設するのが良い。
【0012】
また、前記開閉扉は、少なくとも透視窓部をペアガラスで形成すると共に、照明手段を内設するのが良い。
【0013】
更に、前記焼成炉は、少なくとも組立接合部分をリベット止めし、かつ、耐熱セラミック接着剤を施してなる炉体内箱を有するのが良い。
【0014】
このように構成される本発明のオーブンは、前記排気手段が、焼成炉内の奥から炉外に連通すべく配設された排気筒と、該排気筒に摺動自在に挿着された排気口筒と、該排気口筒の遊端側に形成された排気蓋とを備えてなることによって、前記排気口筒の摺動操作で排気口の開閉が行えることとなる。
【0015】
また、前記排気口筒が、排気筒内に押し込んだ位置で気密に閉塞し、排気筒外に引き出した位置で開放される排気口を有することにより、排気口筒の引き出し操作具合で、蒸気の排気量を調整し得ることとなる。
【0016】
更に、前記排気口が、排気口筒の引き出し具合でその開口面積を調整することによって、被焼成物や焼成条件に応じて蒸気の排気量を変え得ることとなる。
【0017】
また、前記蒸気発生手段が、ヒーターの近傍に配置される蒸気発生プレートと、該蒸気発生プレートに設置された水受板と、該水受板に向けて延出された給水パイプと、これらを被装すべく前記蒸気発生プレートに組み付けられるメッシュネットとを備えてなる蒸気発生槽を有することによって、炉内一面に蒸気を噴射し得ることとなる。
【0018】
延いては、前記メッシュネットを二重に配設すれば、水滴の飛散を防止し、また、蒸気をより細かく拡散し得ることとなる。
【0019】
更に、前記ヒーターが、開閉扉側に向かうに連れて次第に間隔が狭くなるべく配設されることによって、外気の影響を受け易い開閉扉側を高温に加熱し得ることとなる。
【0020】
また、前記開閉扉が、少なくとも透視窓部をペアガラスで形成すると共に、照明手段を内設すれば、デッドスペースの有効利用が図れると共に、照明手段の油汚れ等をも阻止し得ることとなる。
【0021】
更に、前記焼成炉が、少なくとも接合部分をリベット止めし、かつ、耐熱セラミック接着剤を施してなる炉体内箱を有することによって、炉体の歪みを解消し得ると共に、気密性を高め得ることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るオーブンの実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本発明に係るデッキオーブンであり、このオーブンAは、焼成炉1に開閉自在に装着された開閉扉2と、該開閉扉2の側面に隣設されたスイッチボックス3と、焼成炉1内に配設された少なくとも一以上のヒーター4,4…と、焼成炉1内に蒸気を発生させるための蒸気発生手段5と、焼成炉1の前面側に蒸気を導くための排気手段6とを備えている。
【0023】
焼成炉1は、図3乃至図5に示すように、炉体外箱1aと炉体内箱1bとを備えている。炉体外箱1aは、側面を被装するサイドカバー1a1 と、正面を被装する正面上部カバー1a2 と、スイッチボックス3を被装するボックスカバー1a3 とから構成されている。
【0024】
また、炉体内箱1bは、上下配置の天面内板1b1 及び底面内板1b2 と、左右配置の側板1b3 ,1b4 とからなり、両板の接合部をリベット1c、1c…で止着することにより歪みを防止しており、かつ、図7に示すように、その合せ面に耐熱セラミック接着剤1dを施すことにより、同炉体の気密性を高めている。
【0025】
更に、斯かる炉体内箱1bの接合部では、蒸気漏れ対策として、底面内板1b2 の遊端側を(側板1b3 ,1b4 の折曲部よりも)長く外方に張り出させると共に、その端部を上方に折り上げており、かつ、これらの表面に耐熱シリコン塗装(図示せず)を施している。
【0026】
開閉扉2は、図8に示すように、長手方向(上下)に配設された扉上部カバー2a及び扉下部カバー2bと、左右両端に配設された扉サイドカバー2c、2dと、これらカバー2a,2b,2b,2dに囲繞されるべくガラスパッキン2e1 及びガラス押さえ2e2 とを介して装着されたペアガラスからなる透視窓部2eと、炉体上端縁に沿って平行になるべく前記扉上部カバー2a突設された取手2fと、前記扉下部カバー2b内の長手方向に延設された扉シャフト2gとから構成されている。
【0027】
また、この開閉扉2には、前記透視窓部2eの両端側に外装された扉サイドカバー2c下に照明手段7が内設されている。照明手段7は、透視窓部2bを透光して焼成炉1内を効率良く照らせるように同透視窓部2bの両端側に立設された透孔窓7a1 付き光ガイドカバー7aと、該光ガイドカバー7aの透孔窓7a1 に臨むように配置された照明灯等の光源7bと、該光源7bを取り替え自在に支持する電源ソケット7cとから構成されており、また、これらが外部から見えないように前記扉サイドカバー2c、2dで目隠しされている。
【0028】
一方、前記ヒーター4,4…は、例えば、シーズヒーター若しくはセラミックヒーターからなり、図11に示すように、上火遮蔽板8及び炉床板9のそれぞれ内側(炉体外箱側)に配設されている。
【0029】
因に、シーズヒーターとしては、両端にターミナルを取り付けたヒータ線(図示せず)を金属パイプの内部中央に設置し、ヒータ線及びターミナルと金属パイプとの間に電気絶縁材料(図示せず)を充填したものが挙げられる。また、セラミックヒーターの場合は、炉内天板に組み込むことで、セラミックパネルから輻射される遠赤外線が食品の焼成効率を大幅にアップすることができる。
【0030】
また、このヒーター4,4…の取付・配列方法としては、図12に示すように、上火遮蔽板受け10及び側面炉床板受け11に間隔スペーサ12,12…を介して取り付けしており、更に好ましくは開閉扉2側に向かうに連れて各ヒーター4,4…の間隔が次第に狭くなるように配列するのが良い。
【0031】
更に、炉内及び炉床板9下の必要部位には、上火温度センサー13と下火温度センサー14とが設置されていると共に、前記炉床板9の上に石質板15(図11参照)が配置されている。
【0032】
他方、蒸気発生手段5は、図13乃至図14に示すように、上火のヒーター4,4…の上面に配置される蒸気発生プレート5aと、該蒸気発生プレート5aの上面に設置された水受板5bと、該水受板5b上に向けて延出された給水パイプ5cと、これらを被装すべく前記蒸気発生プレート5aに組み付けられるメッシュネット5dとからなる蒸気発生槽を備えている。
【0033】
また、蒸気発生プレート5aは、外周面に取付フレーム5a1 が周設されており、取付金具5a2 を介して上火遮蔽板受け10の上端縁にビス止めにて固定される。
【0034】
更に、給水パイプ5cは、焼成炉1外から配管されるものであり、先端側にノズル5c1 を介して前記水受板5b上に臨むように組み付けてある。
【0035】
また、メッシュネット5dは、周面に取付フレームを5d3 有する上部ネット5d1 と、断面箱蓋状に形成された下部ネット5d2 とで二重に構成されており、上火のヒーター4,4…の加熱で蒸気発生プレート5a上に発生する蒸気を炉内一面に無駄なく送給できるように工夫されている。
【0036】
一方、排気手段6は、図15至図16に示すように、炉内の奥から焼成炉1の前面側に向けて配設された排気筒6aと、該排気筒6a内に摺動自在に挿着された排気口筒6bと、該排気口筒6bの遊端側に形成された排気蓋6cとを備えている。
【0037】
排気筒6aは、奥行き側の吸気口6a1 が斜めにカットされて炉内に大きく開放されていると共に、下位に排気筒受け6dを介して位置決め支持されている。
【0038】
また、前記排気口筒6bは、排気筒6a内に押し込んだ位置で気密に閉塞し、排気筒6a外に引き出した位置で開放される楕円状の排気口6b1 を有しており、同排気口筒6bの引き出し具合でその開口面積を変えることができ、被焼成物や焼成条件に応じて蒸気の排気量を調整できるようになっている。
【0039】
更に、排気蓋6cは、前記排気口筒6bの先端開放に外設されており、遊端側に排気シャフト6eを介してレバーボール6fが突設されている。
【0040】
他方、スイッチボックス3は、タッチパネル(前面操作板)3aにて操作するものであり、加熱コントロール、マイコン・プログラムコントロール等の制御回路が内設され、また、タイマー機能等も合わせて制御できる。
【0041】
例えば、焼成炉1内にそれぞれ組み込んだヒーター4,4…の各給電路を、タッチパネル3aのスイッチでONにすると共に、各ヒーター4,4…の作動を上火及び下火温度センサー13,14で検出し、設定温度に達することでOFFになるように制御できるものであり、また、比例制御を採用した連続ステップ加熱コントロールで、製品に応じて加熱量を0〜100%まで連続ステップでコントロールし、また、休日設定付きの24時間タイマー機能を設けることで、休日をはさんでも安心して焼成できる。
【0042】
このように構成される本発明のオーブンは、タッチパネル3aの操作だけで被焼成物に応じたベイキングができる他、マイコンに、予め設定した焼成プログラムを記憶させることにより(被焼成物にあったプログラムを選択するだけで)、簡単に同じものがベイキングできるものである。
【0043】
また、本発明のオーブンでは、手指で前記レバーボール6fを引くだけで、前記排気口筒6aが摺動して排気口6b1 を開口させることができるなど、斯かる排気口筒6aの摺動操作だけで、炉内に充満する蒸気を焼成炉1の前面側より排気調整することができるため、従来の背面排気のオーブンと異なり、室内壁面の結露発生や過剰加熱を防ぎ、防火に役立つ他、被焼成物や焼成条件に応じて、その都度、蒸気の排気量を変えることができるため、和洋中華などのあらゆるベイキングに適応できる。
【0044】
更に、蒸気発生手段5が、従来の如きスチーム供給口からの一点噴射ではないため、換言すれば、二重のメッシュネット5dを組み付けてなる蒸気発生槽を有するため、水滴の飛散が防止されると共に、加湿焼成に十分な蒸気を炉内にムラ無く供給することができる。
【0045】
尚、本発明はこれら実施例に限定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包摂するものである。例えば、本実施例では一段式のデッキオーブンについて説明しているが、これに限定されることなく、必要に応じて多段式(一段式〜6段式など)に組み合わせ(ユニットコンビネーション化)が自由にできるものであり、その他、ホイロユニット、ベースユニット、ドゥコンディショナーユニットなどと組み合わせても使用できる。
【0046】
また、ユニットコンビネーション化仕様のオーブンにあっては、各段の炉内温度を一度に制御する、所謂、多室一制御方式を採用することで、省エネタイプのオーブンを提供できるものであり、また、本発明に係るオーブンは、ガス式若しくは電気式の何れでも良い。尚、図中16は下火遮蔽板、17はスリップピール(フランスパン生地挿入器具)の引掛金具である。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係るオーブンでは、前記排気手段が、焼成炉内の奥から炉外に連通すべく配設された排気筒と、該排気筒に摺動自在に挿着された排気口筒と、該排気口筒の遊端側に形成された排気蓋とを備えてなることによって、前記排気口筒の摺動操作で排気口の開閉が行えるため、被焼成物や焼成条件に応じて、その都度、蒸気の排気量を変えることができるといった効果を奏するものである。
【0048】
また、前記排気口筒が、排気筒内に押し込んだ位置で気密に閉塞し、排気筒外に引き出した位置で開放される排気口を有することにより、排気口筒の引き出し操作具合で、蒸気の排気量を調整できるため、焼成条件に最適な雰囲気を供給することができるといった効果を奏するものである。
【0049】
更に、前記排気口が、排気口筒の引き出し具合でその開口面積を調整することによって、被焼成物や焼成条件に応じて蒸気の排気量を微妙に変えられるため、和洋中華などのあらゆるベイキングに適応できるといった効果を奏するものである。
【0050】
また、前記蒸気発生手段が、ヒーターの近傍に配置される蒸気発生プレートと、該蒸気発生プレートに設置された水受板と、該水受板に向けて延出された給水パイプと、これらを被装すべく前記蒸気発生プレートに組み付けられるメッシュネットとを備えてなる蒸気発生槽を有することによって、蒸気が炉内一面に噴霧できるため、フランスパンなどのスチーム加湿焼成に十分で、質の高い蒸気を提供でき、ムラ無く焼成できるといった効果を奏するものである。
【0051】
延いては、前記メッシュネットを二重に配設すれば、水滴の飛散を防止できると共に、蒸気をより細かく拡散できるため、素人では決して真似することのできないプロのシェフ達のこだわりや焼き上がりを満足させることができるといった効果を奏するものである。
【0052】
更に、前記ヒーターが、開閉扉側に向かうに連れて次第に間隔が狭くなるべく配設されることによって、外気の影響を受け易い開閉扉側でも高温でムラ無く焼成できるといった効果を奏するものである。
【0053】
また、前記開閉扉が、少なくとも透視窓部をペアガラスで形成すると共に、照明手段を内設すれば、デッドスペースの有効利用が図れると共に、照明手段の油汚れ等を阻止できるといった効果を奏するものである。
【0054】
更に、前記焼成炉が、少なくとも組立接合部分に耐熱セラミック接着剤を介してリベット止めしてなる炉体内箱を有することによって、更なる組立作業の効率アップを図ることができる他、炉体の歪みを解消できると共に、気密性を高めることができるといった効果を奏するものである。
【0055】
このように本発明は、被焼成物や焼成条件に応じて蒸気を前面側に排気することができる他、加湿焼成に十分で最適な蒸気を供給することができるものであり、また、構成が単純であるため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーブンを示す正面図である。
【図2】同オーブンの平面図である。
【図3】同オーブンの斜視図である。
【図4】本実施例で使用する炉体内箱を示す斜視図である。
【図5】同炉体内箱の組立分解斜視図である。
【図6】図6(a)は同炉体内箱のリベット止めを示す横断面図、図6(b)は同縦断面図である。
【図7】図7(a)は同炉体内箱天井部分の耐熱セラミック接着剤の施工状態を示す部分横断面図、図7(b)は同底部分の横断面図である。
【図8】図8(a)は本発明に係るオーブンの斜視図、図8(b)は照明手段を示す要部拡大説明図である。
【図9】本実施例で使用する同照明手段の要部拡大説明図である。
【図10】図10(a)は実施例で使用する開閉ドアの縦断面図、図10(b)は同開閉ドアの照明手段を示す縦断面図、図10(c)は同照明手段を示す要部横断面図である。
【図11】本発明に係るオーブンの縦断面図である。
【図12】上火及び下火ヒーターの取付位置を示す同オーブンの縦断面図である。
【図13】図13(a)は本実施例で使用する蒸気発生槽を示す平面図、図13(b)は同断面図である。
【図14】本実施例で使用する蒸気発生手段の組立分解斜視図である。
【図15】図15(a)は本発明に係るオーブンの斜視図、図15(b)は排気手段を示す要部拡大説明図である。
【図16】本実施例で使用する排気手段を示す要部縦断面図である。
【図17】同排気手段を示すオーブンの要部縦断面図である。
【図18】図18(a)は同排気手段の排気口筒を押し込んだ状態(閉口状態)を示す説明図、図18(b)は同排気口筒を引き出した状態(開口状態)を示す説明図である。
【図19】本実施例で使用するタッチパネルの拡大正面図である。
【符号の説明】
1 焼成炉
1a 炉体外箱
1a1 サイドカバー
1a2 正面上部カバー
1a3 ボックスカバー
1a4 背面上部カバー
1b 炉体内箱
1b1 天面内板
1b2 底面内板
1b3 側板
1b4 側板
1c リベット
1d 耐熱セラミック接着剤
2 開閉扉
2a 扉上部カバー
2b 扉下部カバー
2c 扉サイドカバー
2d 扉サイドカバー
2e 透視窓部
2e1 ガラスパッキン
2e2 ガラス押さえ
2f 取手
2g 扉シャフト
3 スイッチボックス
3a タッチパネル(前面操作板)
4 ヒーター
5 蒸気発生手段
5a 蒸気発生プレート
5a1 取付フレーム
5a2 取付金具
5b 水受板
5c 給水パイプ
5c1 ノズル
5d メッシュネット
5d1 上部ネット
5d2 下部ネット
5d3 取付フレーム
6 排気手段
6a 排気筒
6a1 吸気口
6b 排気口筒
6b1 排気口
6c 排気蓋
6d 排気筒受け
6e 排気シャフト
6f レバーボール
7 照明手段
7a 光ガイドカバー
7a1 透孔窓
7b 光源
7c 電源ソケット
8 上火遮蔽板
9 炉床板
10 上火遮蔽板受け
11 側面炉床板受け
12 間隔スペーサ
13 上火温度センサー
14 下火温度センサー
15 石質板
16 下火遮蔽板
17 スリップピール引掛金具

Claims (8)

  1. 焼成炉に開閉自在に装着された開閉扉と、焼成炉内に配設された少なくとも一以上のヒーターと、焼成炉内に蒸気を発生させるための蒸気発生手段と、焼成炉の前面側に蒸気を導くための排気手段とを備えてなるオーブンにおいて、前記排気手段は、焼成炉内の奥から炉外に連通すべく配設された排気筒と、該排気筒に摺動自在に挿着された排気口筒と、該排気口筒の遊端側に形成された排気蓋とを備えてなることを特徴とするオーブン。
  2. 前記排気口筒は、排気筒内に押し込んだ位置で気密に閉塞し、排気筒外に引き出した位置で開放される排気口を有することを特徴とする請求項1に記載のオーブン。
  3. 前記排気口は、排気口筒の引き出し具合でその開口面積を調整することを特徴とする請求項2に記載のオーブン。
  4. 前記蒸気発生手段は、ヒーターの近傍に配置される蒸気発生プレートと、該蒸気発生プレートに設置された水受板と、該水受板に向けて延出された給水パイプと、これらを被装すべく前記蒸気発生プレートに組み付けられるメッシュネットとを備えてなる蒸気発生槽を有することを特徴とする請求項1に記載のオーブン。
  5. 前記メッシュネットは、二重に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のオーブン。
  6. 前記ヒーターは、開閉扉側に向かうに連れて次第に間隔が狭くなるべく配設してなることを特徴とする請求項1に記載のオーブン。
  7. 前記開閉扉は、少なくとも透視窓部をペアガラスで形成すると共に、照明手段を内設してなることを特徴とする請求項1に記載のオーブン。
  8. 前記焼成炉は、少なくとも組立接合部分に耐熱セラミック接着剤を介してリベット止めした炉体内箱を有することを特徴とする請求項1に記載のオーブン。
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