JP2000170547A - ノイズ伝達を減少させるエンジンのロッカ―ア―ムカバ― - Google Patents

ノイズ伝達を減少させるエンジンのロッカ―ア―ムカバ―

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JP2000170547A
JP2000170547A JP11347353A JP34735399A JP2000170547A JP 2000170547 A JP2000170547 A JP 2000170547A JP 11347353 A JP11347353 A JP 11347353A JP 34735399 A JP34735399 A JP 34735399A JP 2000170547 A JP2000170547 A JP 2000170547A
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cover
arm cover
diesel engine
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V Charles E Freese
チャールズ・エドウィン・フリーズ・ヴィ
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    • F01L3/00Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼルエンジンのロッカーアームカバー
に随伴するノイズを減少させること。 【解決手段】 ディーゼルエンジンのロッカーアームカ
バーは、ノイズの周囲環境への伝達を最小限にするため
に剛性の成形プラスチック材で形成することができる。
カバーの音響振動は、カバー材の剛性度を小さくするこ
とによって減少させることができる。カバー材の剛性度
を小さくすることにより、音波を受けたときカバーの屋
根部分をシリンダーヘッドから離れる方向に一瞬の間変
位させ、それによって、屋根部分が振動運動を起こすの
に必要な復原力を醸成することができないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのロッカ
ーアーム(揺り腕)カバーに関し、特に、エンジンのロ
ッカーアーム及びその他の機器の平常作動に随伴するノ
イズを減少させるための手段を備えたロッカーアームカ
バーに関する。本発明は、又、内燃エンジンの平常作
動、特にディーゼルエンジンの作動に随伴するノイズを
減少させるための手段を備えたエンジンノイズカバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】現行のディーゼルエンジンは、普通、ス
パーク着火式エンジンに比べて高い(やかましい)ノイ
ズ(騒音)を発する。ディーゼルエンジンが発するノイ
ズの一部は、エンジンのロッカーアームの平常作動に起
因するが、ディーゼルエンジンに用いられる圧縮着火プ
ロセスによって更に追加のノイズが発生する。
【0003】エンジンノイズのかなりの部分が、ロッカ
ーアームチャンバー及びロッカーアームカバーを通して
周囲環境又は周囲雰囲気に伝わる。ロッカーアームカバ
ーは、周囲環境へ音響振動を伝える共鳴板又は反響板と
して機能してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エン
ジンのロッカーアームカバーに随伴するノイズを減少さ
せることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、音響振動の周囲環境又は周囲雰囲気への
伝達を最小限にするように構成されたエンジンのロッカ
ーアームカバーを提供する。本発明の1つの特徴は、ロ
ッカーアームチャンバー内で発生した音波に応答して発
生する振動を受け入れる容量が小さいプラスチック材で
ロッカーアームカバーを形成することである。
【0006】本発明の第2の特徴は、ロッカーアームカ
バーに、例えばゴム、フォームラバー又はプラスチック
フォーム材等の吸音材で形成されたライニングを施すこ
とである。
【0007】本発明の第3の特徴は、ロッカーアームカ
バーの屋根部分が音波の力に応答して平常位置から変位
されるようにロッカーアームカバーを形成又は構成する
ことである。カバーの屋根部分が対応するエンジンのシ
リンダーブロックから僅かに変位するだけで、カバーが
音波と共鳴して振動するのを防止するのに十分に音波を
吸収又は軽減する。それによってロッカーアームカバー
は、音波(ノイズ)を中継又は伝播する共鳴板として機
能することを防止される。
【0008】本発明のその他の目的、特徴及び利点は、
以下の好ましい実施形態の説明及び添付図から当業者に
は明らかになろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照説明すると、慣用のデ
ィーゼルエンジンに装着された本発明の一実施形態によ
るロッカーアームカバー18が示されている。ディーゼ
ルエンジンは、エンジンブロック12に固定されたシリ
ンダーヘッド10を有する。シリンダーヘッド10は、
その下面14がブロック12に固定されており、その上
面16は、ロッカーアームカバー18を装着するように
なされている。ロッカーアーム軸20は、複数のロッカ
ーアーム22を軸の長手に沿って互いに離隔した部位で
回転自在に支持する。各ロッカーアーム22は、シリン
ダーヘッド10とロッカーアームカバー18との間の分
割線上に位置するカム軸26上に乗るローラ24を有す
る。各ロッカーアーム22に自由端は、弁30に連結さ
れている。図には1つの弁30だけが示されているが、
このエンジンには数個の同様の構造の弁が設けられてい
る。通常、各燃焼シリンダー32に2ないし4個の弁3
0、即ち、1ないし2個の吸気弁と1ないし2個の排気
弁が設けられている。
【0010】本発明は、特に、ロッカーアームカバーの
構造、特に、エンジンのノイズ発生を抑制するためのロ
ッカーアームカバーの特徴に関する。図1に示されたロ
ッカーアームカバー18は、合成プラスチック材から好
ましくは吹込成形法によって形成される。カバー材とし
て合成プラスチック材を使用するのは、カバーがロッカ
ーアームチャンバー34内で発生した音響振動に応答し
て振動する傾向を小さくするという点で従来のシート材
の使用より有利である。そのような音響振動は、エンジ
ンシリンダー内での圧力着火式燃焼によって発生し、
又、ロッカーアームの往復動によっても発生することが
ある。
【0011】本発明の別の特徴として、ロッカーアーム
カバー18は、吸音性材から成る防音のライニング36
を備えている。通常、防音ライニング36は、全体に亘
って分布した多数の細孔(ポア)又はセルを有するラバ
ーフォーム材又はプラスチックフォーム材とする。各細
孔又はセルは、音響振動を吸収又は捕捉する能力を有
し、それによって、プラスチックカバー18の内表面に
与える音波の強度を軽減する。
【0012】チャンバー34内の空間には油霧粒子(以
下、単に「油粒子」とも称する)が存在し、それらの油
霧粒子が防音ライニング36の露出表面に付着すること
がある。そのような油粒子がライニング36の細孔内へ
侵入するのを防止するために、ライニング36は、露出
ライニング表面38を形成する無孔スキンを有するもの
とすることが好ましい。
【0013】ロッカーアームカバー18は、屋根部分4
0と、周縁フランジ42と、屋根部分40を周縁フラン
ジ42に連結している垂直(直立)環状側壁部分44と
から成る。ロッカーアームカバー18は、吹込成形法に
よって形成された一体プラスチック成形品であることが
好ましい。
【0014】ロッカーアームカバー18は、周縁フラン
ジ42を貫通してシリンダーヘッド10の面のねじ穴に
螺入させた多数のボルト46によってシリンダーヘッド
10に固定される。各ボルト46に嵌められた圧縮制限
スリーブ48により、防音ライニング36がボルトによ
って過度に圧縮されるのを防止する。
【0015】本発明の主要な特徴の1つは、チャンバー
34内の音波の発生又は伝達に起因するロッカーアーム
カバーの屋根部分40の振動運動を実質的に減衰させる
ための手段をロッカーアームカバー18に設けたことで
ある。図1に示されるように、ロッカーアームカバーの
屋根部分40の振動運動を実質的に減衰させるための手
段は、カバー18の環状側壁44に組み入れられた環状
ベロー50から成る。環状ベロー50は、側壁44の剛
性を減少させるとともに、側壁44が屋根部分40の振
動運動の支点として機能する能力を減少させる。
【0016】薄い壁に与えられた音響振動は、その壁を
その音響振動の振動数で振動させるので、壁が音波を周
囲環境へ再伝達又は中継伝達する共鳴板として機能して
しまう。音波と共鳴して振動する壁の能力は、その壁の
質量、剛性度及び肉厚の薄さによって影響される。薄い
プレート(壁)の方が厚い壁に比べて振動しやすい。
又、剛性の高い壁の方が、剛性の低い(可撓性の高い)
壁より振動する傾向が大きい。しかしながら、一方で、
ロッカーアームカバーの剛性度は、エンジンの動作励振
振動数領域内での共鳴を回避するように調整しなければ
ならない。この調整(チューニング)を行うには、カバ
ーの固有振動数を励振振動数領域外へ移行させるように
カバーの剛性及び質量を調節しなければならない。
【0017】図1の実施形態では、剛性の屋根部分40
にぶつかった内部音波は、最初は屋根部分40をシリン
ダーヘッド10から離す方向に撓ませる。その結果、環
状ベロー50が存在しないと仮定すると、剛性の屋根部
分40は、応力を受けてシリンダー10の方に向かって
下向きの反動運動を起こす。この反動運動は、最初の屋
根部分40の位置を行き過ぎる(オーバーシュートす
る)ので、屋根部分40に振動運動が誘起される。次の
音波は、この屋根部分の振動運動を更に強化する(勢い
をつける)ので、カバー18は、音響ノイズを周囲環境
へ伝達伝する共鳴板として機能することになる。
【0018】本発明による環状ベロー50は、環状側壁
44の垂直方向(軸方向)の剛性を減少させるので、屋
根部分40の振動容量(能力)を減少させる。音波がカ
バー18の内面にぶつかると、屋根部分40が僅かに外
方へ、即ち、シリンダーヘッド10から上方へ撓まされ
る。すると、環状ベロー50が、屋根部分40を音波と
共に移動するのを許容し、屋根部分に応力がかかって、
シリンダーヘッドに向かって反動下向き運動を起こすの
を回避する。従って、屋根部分40は、振動運動の原因
となる反動下向き運動を起こさない。ベロー50は、環
状側壁44の垂直方向の剛性を小さくするように設計さ
れているので、側壁44は、屋根部分40のための固定
した補剛材として機能することができない。ベロー50
は、屋根部分40の振動運動の振幅を大幅に減少させる
ことによって、屋根部分40がエンジン内で発生した音
響ノイズの共鳴板として機能するのを防止する。
【0019】図2〜4は、ロッカーアームカバー18が
共鳴板として機能するのを防止するのに用いることがで
きるいろいろな追加の機構を示す。図2は、ロッカーア
ームカバーの長手軸線54に沿って間隔を置いて配置さ
れた多数のボルト52によってシリンダーヘッド10に
固定されたロッカーアームカバー18aを示す。図2に
は単一のボルト52が示されているが、実際はロッカー
アームカバーの長手軸線54に沿って間隔を置いた部位
に多数のボルト52が用いられている。通常、軸線54
に沿って間隔を置いて3本のボルト52が用いられる。
【0020】各ボルト52は、カバーの屋根部分40a
に圧接係合するボルトヘッド56を有する。カバー材に
作用する単位面積当りの力を小さくするためにボルトヘ
ッド56とカバーの表面の間にワッシャー53を介設す
ることができる。ロッカーアームカバーのシルエット小
さくするために、屋根部分40aの、ボルト52を受容
する部位を凹状にへこませてある。各ボルト52は、シ
リンダーヘッド10のねじ穴に螺合するねじ付き下端を
有する。オイルシール60とシリンダーヘッドの表面1
6との間に所望の密封圧力を設定するために、バルトヘ
ッド56を位置決めするための肩部58がボルトの軸部
に形成されている。
【0021】先に述べた実施形態の場合と同様に、この
実施形態のロッカーアームカバーも、カバーの側壁44
に組み入れられた環状ベロー50を有している。ベロー
50は、側壁44の垂直方向(軸方向)の剛性を減少さ
せるので、屋根部分40aが共鳴板として機能するのを
防止する。ベロー50の働きは、各ボルト52を音響振
動によって発生される力レベルの範囲内で多少弾性とな
るように構成することによって高めることができる。
【0022】図3は、図2に示された構成の変型例を示
す。図3の例では、各ボルトのボルトヘッド56は、ボ
ルトの軸部に被せられた環状の圧力制限スリーブ62の
長さ分だけシリンダーヘッド10の表面16から所定の
距離だけ上に位置される。スリーブ62は、図2に実施
形態の肩部58と同じ機能を果たす。即ち、環状のオイ
ルシール60に作用する圧力を制限する手段として機能
する。
【0023】図3のロッカーアームカバーにおいては、
その屋根部分40bと屋根部分の凹状区域との間に補助
ベロー64が設けられている。補助ベロー64は、その
内面が音波衝撃を受けたとき、屋根部分40bの大区域
(凹状区域より大きい平坦区域)をその常態位置から僅
かに上方へ浮動させる働きをする。各ベロー64は、環
状ベロー50と同期して動作し、ロッカーアームカバー
の屋根部分が振動運動の原因となる反動下向き運動を起
こすのを防止する。
【0024】図4は、本発明の変型実施形態を示す。図
4の例では、各カバー取付ボルト52のボルトヘッド5
6が、そのボルトの軸部に被せられた環状の弾性又は圧
縮自在プラグ66によってロッカーアームカバーの屋根
部分の表面から離隔される。プラグ66は、先の実施形
態におけるベロー50とほぼ同じ機能を果たす。
【0025】即ち、音波がロッカーアームカバーの屋根
部分の内面にぶつかると、弾性プラグ66が軸方向に僅
かに圧縮され、それによって屋根部分をシリンダーヘッ
ド10の表面16から僅かな距離だけ上方へ変位させ
る。それによってロッカーアームカバーの屋根部分が振
動運動の原因となる反動下向き運動を起こすのを防止す
る。
【0026】図4の実施形態のロッカーアームカバー
は、主要な点で、上述した各実施形態と本質的に同じ防
音作用を有する。本発明の主要な特徴は、ロッカーアー
ムチャンバー内に生じる音波によって惹起されるロッカ
ーアームカバーの屋根部分の振動運動を軽減又は排除す
るための機構にある。本発明の機構は、音波に応答し、
ロッカーアームカバーの屋根部分をシリンダーヘッドか
ら一瞬の間変位させ、屋根部分がシリンダーヘッドに向
かう下向き運動を回復するための反動力を醸成すること
ができないようにする。
【0027】図5は、本発明の更に別の変型実施形態を
示す。この実施形態では、ロッカーアームカバーの屋根
部分40bはその全長に亘って均一な肉厚を有するのに
対し、環状側壁44b及びその内側に貼り合わされたラ
イニング36b及び無孔スキン38bは、可変肉厚を有
している。更に、環状ベロー50bは、硬質(即ち、高
ジュロメーター硬度の)プラスチックの薄い層と、可撓
性を付与するための軟質で低ジュロメーター硬度の材料
の厚い層を有する。この高ジュロメーター硬度の材料と
低ジュロメーター硬度の材料の異なる厚さの層の組み合
わせが、ロッカーアームカバーの異なる領域に異なる共
鳴特性を与え、それによってその構造体の共鳴を減衰さ
せ、ノイズの増幅及び再伝達又は伝播を減少させるので
ある。
【0028】ここでは本発明をエンジンのロッカーアー
ムカバーに適用した場合に関連して説明したが、本発明
は、エンジンを囲包するのに用いることができるエンジ
ンノイズカバー、例えばエンジンのトップカバー、歯車
箱カバー、エンジンの下方隔室カバー等にも適用するこ
とができることは、当業者には明らかであろう。いずれ
の場合にも、上述した本発明の各実施形態に例示された
ものに類似した機構を利用したカバーは、ノイズ減衰手
段として機能する。
【0029】以上、本発明を実施形態に関連して説明し
たが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形
状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可
能であり、いろいろな変更及び改変を加えることができ
ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構成されたロッカーア
ームカバーを備えたディーゼルエンジンの部分断面図で
ある。
【図2】図2は、図1と同じ方向に沿ってみた断面図で
あるが、ロッカーアームカバーの変型実施形態を示す。
【図3】図3は、本発明の更に別の実施形態のロッカー
アームカバーの断面図である。
【図4】図4は、図1と同じ方向に沿ってみた断面図で
あるが、ロッカーアームカバーの変型実施形態を示す。
【図5】図2は、更に別の実施形態のロッカーアームカ
バーの断面図であり、カバーの各層の厚さが異なる態様
を示す。
【符号の説明】 10:シリンダーヘッド 12:エンジンブロック 16:シリンダーヘッドの上面又は表面 18,18a:カバー、ロッカーアームカバー 20:ロッカーアーム軸 34:ロッカーアームチャンバー 36,36b:ライニング、防音ライニング 38:露出ライニング表面 38b:無孔スキン 40,40a,40b:屋根部分 42:周縁フランジ 44,44b:環状側壁、環状側壁部分 46:ボルト 48:圧縮制限スリーブ 50:ベロー、環状ベロー 52:カバー取付ボルト 53:ワッシャー 56:ボルトヘッド 58:肩部 60:オイルシール 62:圧力制限スリーブ 64:補助ベロー 66:圧縮自在プラグ、弾性プラグ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーヘッドと、該シリンダーヘッ
    ド上に座着されたロッカーアームカバーを有するディー
    ゼルエンジンにおいて、 該ロッカーアームカバーは、前記シリンダーヘッドから
    離隔した屋根部分と、該シリンダーヘッド上に座着され
    た周縁フランジと、該屋根部分を周縁フランジに連結し
    ている環状の側壁とから成り、前記屋根部分を前記シリ
    ンダーヘッドから所定距離離隔させた常態位置に設定す
    るように該ロッカーアームカバーを該シリンダーヘッド
    に取り付けるカバー取付手段が設けられており、 該ロッカーアームカバーは、内側表面と外側表面を有す
    る一体の成形部品であり、 該ロッカーアームカバーの内部に発生した音波により該
    ロッカーアームカバーの前記屋根部分をその常態位置か
    ら離そうとする振動運動を減衰させるための振動運動減
    衰手段が設けられていることを特徴とするディーゼルエ
    ンジン。
  2. 【請求項2】 前記振動運動減衰手段は、前記環状の側
    壁に一体に組み入れられたベローから成ることを特徴と
    する請求項1に記載のディーゼルエンジン。
  3. 【請求項3】 前記振動運動減衰手段は、前記カバー取
    付手段と前記ロッカーアームカバーとの間に介設された
    環状の圧縮自在プラグから成ることを特徴とする請求項
    1に記載のディーゼルエンジン。
  4. 【請求項4】 前記カバー取付手段は、該カバーに沿っ
    て間隔を置いて位置する複数の部位において前記屋根部
    分を貫通して前記シリンダーヘッドに挿入された複数の
    ボルトから成り、前記振動運動減衰手段は、該各ボルト
    に被せられて該カバーに圧接係合せしめられた環状の圧
    縮自在プラグから成ることを特徴とする請求項1に記載
    のディーゼルエンジン。
  5. 【請求項5】 前記振動運動減衰手段は、前記屋根部分
    に受けた音波の力に応答して該屋根部分をその常態位置
    から前記シリンダーヘッドより離れる方向に一瞬の間変
    位させるための手段から成ることを特徴とする請求項1
    に記載のディーゼルエンジン。
  6. 【請求項6】 前記ロッカーアームカバーの内側面に吸
    音性ライニングが施されていることを特徴とする請求項
    1に記載のディーゼルエンジン。
  7. 【請求項7】 前記カバー取付手段は、該カバーの周縁
    に沿って間隔を置いて位置する複数の部位において前記
    周縁フランジを貫通して挿入された複数のボルトから成
    り、前記振動運動減衰手段は、前記環状の側壁に組み入
    れられたベローから成ることを特徴とする請求項1に記
    載のディーゼルエンジン。
  8. 【請求項8】 前記ロッカーアームカバーは、ジュロメ
    ーター硬度の異なる複数の材料の複合層から成り、該各
    層は、可変厚さを有することを特徴とする請求項1に記
    載のディーゼルエンジン。
  9. 【請求項9】 前記ロッカーアームカバーは、硬質プラ
    スチック材層と、軟質吸音性ライニング層と、耐油性非
    孔質材層との複合材から成ることを特徴とする請求項1
    に記載のディーゼルエンジン。
JP11347353A 1998-12-10 1999-12-07 ノイズ伝達を減少させるエンジンのロッカ―ア―ムカバ― Withdrawn JP2000170547A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/224128 1998-12-10
US09/224,128 US6085709A (en) 1998-12-10 1998-12-10 Engine rocker arm cover having reduced noise transmission

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EP (1) EP1008743A3 (ja)
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KR (1) KR20000047543A (ja)
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