JP2000170451A - 引戸式サッシ構造 - Google Patents
引戸式サッシ構造Info
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- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/14—Measures for draining-off condensed water or water leaking-in frame members for draining off condensation water, throats at the bottom of a sash
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/32—Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing
- E06B3/34—Arrangements of wings characterised by the manner of movement; Arrangements of movable wings in openings; Features of wings or frames relating solely to the manner of movement of the wing with only one kind of movement
- E06B3/42—Sliding wings; Details of frames with respect to guiding
- E06B3/46—Horizontally-sliding wings
- E06B3/4609—Horizontally-sliding wings for windows
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- E06B7/00—Special arrangements or measures in connection with doors or windows
- E06B7/26—Rain or draught deflectors, e.g. under sliding wings also protection against light for doors
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B1/00—Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings
- E06B1/62—Tightening or covering joints between the border of openings and the frame or between contiguous frames
- E06B1/64—Tightening or covering joints between the border of openings and the frame or between contiguous frames by loosely-inserted means, e.g. strip, resilient tongue
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 窓サッシを安全、迅速に着脱できて、優れた
防水性を具えた引戸式サッシ構造を提供する。 【解決手段】 形棒状の上枠体、該上枠体両端にそれぞ
れ垂設される両縦枠体、及び該両縦枠体の下端間に跨設
される形棒状の下枠体を具えて、上記上枠体が開口を具
えた枠フレームと該枠フレームの開口部位に横設される
ガイドレール板を含み、該枠フレームと該ガイドレール
板との間に溝内空間を形成して、該ガイドレール板上に
少なくとも両差込ピンを移動可能に設け、該両縦枠体に
それぞれ該差込ピンが対応挿入する固定孔及びその上方
に係止孔を開設して、該ガイドレール板を該枠フレーム
の溝内空間内で上下移動可能に定位させ、これにより室
内で窓サッシや網窓を容易に着脱できるようにする。
防水性を具えた引戸式サッシ構造を提供する。 【解決手段】 形棒状の上枠体、該上枠体両端にそれぞ
れ垂設される両縦枠体、及び該両縦枠体の下端間に跨設
される形棒状の下枠体を具えて、上記上枠体が開口を具
えた枠フレームと該枠フレームの開口部位に横設される
ガイドレール板を含み、該枠フレームと該ガイドレール
板との間に溝内空間を形成して、該ガイドレール板上に
少なくとも両差込ピンを移動可能に設け、該両縦枠体に
それぞれ該差込ピンが対応挿入する固定孔及びその上方
に係止孔を開設して、該ガイドレール板を該枠フレーム
の溝内空間内で上下移動可能に定位させ、これにより室
内で窓サッシや網窓を容易に着脱できるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は横引戸式サッシに関
し、特に安全、迅速に窓サッシを着脱できて、防水性を
兼ね具えた左右横向きに開閉する引戸式サッシ構造に関
する。
し、特に安全、迅速に窓サッシを着脱できて、防水性を
兼ね具えた左右横向きに開閉する引戸式サッシ構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の引戸式サッシにおける内外窓サッ
シの着脱方法は、図９の従来例の引戸式サッシ１の側視
断面図に示す如く、主として上枠体１４と下枠体１５と
を具えて、両者の間で外側窓サッシ１２と内側窓サッシ
１３が往復滑り移動でき、且つその間に網窓１１を張っ
て昆虫などが侵入するのを防ぐようにしても良い。該サ
ッシの優点は防水性に優れて、雨水等が室内に侵入する
のを防止するため、下枠体１５の堰板１５１の高さを内
側レール１５２の二倍以上に高めて、これにより雨水が
内側へ溢れ入ることがなく、大風雨の場合でも室内に水
が侵入しない。一方、該サッシの欠点は取外し作業が極
めて危険であり、つまり防水効果を向上させるために堰
板１５１を高くしたことで、窓サッシ１２，１３を直接
内向きに取外すことができなくなり、特に高層ビルの場
合は室外で取外し操作ができないので、室内で窓サッシ
１２，１３を外側から内側へと一枚ずつ外さなければな
らず、作業者の手や腕の動きが内側窓サッシ１３に邪魔
されて、充分な把持力及び腕力がなければ、容易に掴み
取れずに落ちてしまう危険性がある。このような状況の
下では、一般にビル清掃の専門業者に窓サッシ洗浄を頼
まなくてはならず、費用が嵩むなどの欠点がある。
シの着脱方法は、図９の従来例の引戸式サッシ１の側視
断面図に示す如く、主として上枠体１４と下枠体１５と
を具えて、両者の間で外側窓サッシ１２と内側窓サッシ
１３が往復滑り移動でき、且つその間に網窓１１を張っ
て昆虫などが侵入するのを防ぐようにしても良い。該サ
ッシの優点は防水性に優れて、雨水等が室内に侵入する
のを防止するため、下枠体１５の堰板１５１の高さを内
側レール１５２の二倍以上に高めて、これにより雨水が
内側へ溢れ入ることがなく、大風雨の場合でも室内に水
が侵入しない。一方、該サッシの欠点は取外し作業が極
めて危険であり、つまり防水効果を向上させるために堰
板１５１を高くしたことで、窓サッシ１２，１３を直接
内向きに取外すことができなくなり、特に高層ビルの場
合は室外で取外し操作ができないので、室内で窓サッシ
１２，１３を外側から内側へと一枚ずつ外さなければな
らず、作業者の手や腕の動きが内側窓サッシ１３に邪魔
されて、充分な把持力及び腕力がなければ、容易に掴み
取れずに落ちてしまう危険性がある。このような状況の
下では、一般にビル清掃の専門業者に窓サッシ洗浄を頼
まなくてはならず、費用が嵩むなどの欠点がある。
【０００３】上記引戸式サッシの欠点を改善するため、
業者の中では、図９のサッシの下枠体１５の堰板１５１
を最大で内側レール１５２と同じ高さにして、窓サッシ
１２，１３を取外す際に、それを持上げて直接内向きに
取外せるようにしているのがあり、これにより室内で容
易で安全に窓サッシの取外し作業が普通の人でも行うこ
とができ、任意に窓サッシ１２，１３を取外して洗浄で
きるので、窓を常に清潔かつ明るく保持できるものの、
防水性に欠ける欠点がある。その原因は窓サッシ１２，
１３の着脱上の便利性と安全性を図るため防水性に対す
る要求を犠牲にしたことで、下枠体１５の堰板１５１を
最大で内側レール１５２と同じ高さにすることにより、
該窓サッシ１２，１３を邪魔されずに内側から取外せる
のである。この種の設計は大雨の際に雨水が容易に堰板
１５１を越えて室内に入り、特に大風雨であれば雨水が
大量室内に侵入して家具、インテリア等が水浸しになる
恐れがある。
業者の中では、図９のサッシの下枠体１５の堰板１５１
を最大で内側レール１５２と同じ高さにして、窓サッシ
１２，１３を取外す際に、それを持上げて直接内向きに
取外せるようにしているのがあり、これにより室内で容
易で安全に窓サッシの取外し作業が普通の人でも行うこ
とができ、任意に窓サッシ１２，１３を取外して洗浄で
きるので、窓を常に清潔かつ明るく保持できるものの、
防水性に欠ける欠点がある。その原因は窓サッシ１２，
１３の着脱上の便利性と安全性を図るため防水性に対す
る要求を犠牲にしたことで、下枠体１５の堰板１５１を
最大で内側レール１５２と同じ高さにすることにより、
該窓サッシ１２，１３を邪魔されずに内側から取外せる
のである。この種の設計は大雨の際に雨水が容易に堰板
１５１を越えて室内に入り、特に大風雨であれば雨水が
大量室内に侵入して家具、インテリア等が水浸しになる
恐れがある。
【０００４】上記両種引戸式サッシの設計にはもう一つ
の共通した欠点があり、図９が示すように、窓サッシ１
２，１３を外す際に、スムーズに持上げて傾き取出しで
きるよう、窓サッシ１２，１３と上枠体１４との間に少
なくとも２０ｍｍの余分な空隙を残して、下枠体１５と
の間にも少なくとも１０ｍｍの余分空隙を残さなければ
ならず、それにより気密性が悪く、この欠点を補うた
め、一般に上、下枠体１４，１５と窓サッシ１２，１３
との間にゴム等の密封材料を設けるのであるが、取付作
業が極めて煩わしい。
の共通した欠点があり、図９が示すように、窓サッシ１
２，１３を外す際に、スムーズに持上げて傾き取出しで
きるよう、窓サッシ１２，１３と上枠体１４との間に少
なくとも２０ｍｍの余分な空隙を残して、下枠体１５と
の間にも少なくとも１０ｍｍの余分空隙を残さなければ
ならず、それにより気密性が悪く、この欠点を補うた
め、一般に上、下枠体１４，１５と窓サッシ１２，１３
との間にゴム等の密封材料を設けるのであるが、取付作
業が極めて煩わしい。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の引戸式サッ
シ構造における問題点に鑑み、本発明は、窓サッシを安
全、迅速に着脱でき、優れた防水性を具えた引戸式サッ
シ構造を提供することを目的とする。
シ構造における問題点に鑑み、本発明は、窓サッシを安
全、迅速に着脱でき、優れた防水性を具えた引戸式サッ
シ構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、それぞれが形棒状の上枠体、該上枠体両
端に垂設される両縦枠体、及び該両縦枠体の下端間に跨
設される下枠体を具えてなる横引戸式サッシにおいて、
上記上枠体が下方に開口を具えた溝形状の枠フレームと
該枠フレーム内の上下移動が可能に該開口部位に横設さ
れるガイドレール板を含んで、該枠フレームと該ガイド
レール板との間に溝内空間を形成し、該ガイドレール板
を該溝内空間内で上下移動可能且つ定位させるようにし
て構成される。
め、本発明は、それぞれが形棒状の上枠体、該上枠体両
端に垂設される両縦枠体、及び該両縦枠体の下端間に跨
設される下枠体を具えてなる横引戸式サッシにおいて、
上記上枠体が下方に開口を具えた溝形状の枠フレームと
該枠フレーム内の上下移動が可能に該開口部位に横設さ
れるガイドレール板を含んで、該枠フレームと該ガイド
レール板との間に溝内空間を形成し、該ガイドレール板
を該溝内空間内で上下移動可能且つ定位させるようにし
て構成される。
【０００７】そして、上記ガイドレール板が枠フレーム
に位置付けられる少なくとも一つの固定段部と、上記溝
内空間内で上、下移動する少なくとも一つの活動段部を
具えて、該活動段部の長さを該段部に設置される窓サッ
シの長さよりもやや大きく或は等しくし、且つ該活動段
部一端に差込ピンを設けて、上記縦枠体にそれと対応し
て該差込ピンが挿着係止できる固定孔及び該固定孔の上
方にいる係止孔を開設し、該固定段部と該活動段部の対
向端部にそれぞれ控えを嵌設して、該固定段部の控えが
承接部を具えて、該活動段部の控えが該承接部上面に係
合する接合部を具え、更に該枠フレームの下端両側にそ
れぞれ該ガイドレール板を支承する凸縁を設けて、該ガ
イドレール板の活動段部上端面に複数のガイド条を形成
し、両隣接ガイド条の上端面に相対的に規制板を装設し
て、それらガイド条の間に少なくとも一個の固定片を取
付け、各固定片にそれぞれ螺定ボルトを螺装して、該螺
定ボルトの胴部を該固定片より凸出させて枠フレームの
天井に当接抵触させ得るようにしたり、上記下枠体が形
棒状の中空枠体であって、その上端面に少なくとも分離
した両円弧断面軌道を形成して、各円弧断面軌道底部に
多数の水落し口を開設し、且つ該下枠体内に傾斜付き隔
離板を設けて、該隔離板を該水落し口下方に位置付け、
該隔離板の最低部位における該下枠体の外側壁に少なく
とも一個の排水口を開設して、各排水口と対応する該下
枠体の外側壁にそれぞれ風除を枢設し、更に該上枠体と
該下枠体の両外側壁にそれぞれ適当な幅で直交して長手
沿いに延伸する横向き固定片を形成して、該横向き固定
片上に適当な間隔で両直立ひれを下向きに凸設したり、
上記ガイドレール板の活動段部に少なくとも一つのスペ
ーサーを装設して、該ガイドレール板上のそれらスペー
サーと対応する部位に操作長孔を設け、該スペーサーが
中空状の枠フレーム、該枠フレームに枢設される突張り
板及び該枠フレーム上で移動できる固定桿等を含んで、
該枠フレームの両側壁にそれぞれ滑り溝を開設し、それ
ら滑り溝の該突張り板枢接部位に近い一端に係止縁を形
成して、該係止縁の設置レベルを該突張り板枢接部位の
設置レベルよりも低くし、同時に該固定桿の両端をそれ
ぞれ該両滑り溝内に貫挿して、該突張り板のその枢設部
位から遠ざかった一端に円弧ガイド辺を形成したり、す
ると一層好ましい。
に位置付けられる少なくとも一つの固定段部と、上記溝
内空間内で上、下移動する少なくとも一つの活動段部を
具えて、該活動段部の長さを該段部に設置される窓サッ
シの長さよりもやや大きく或は等しくし、且つ該活動段
部一端に差込ピンを設けて、上記縦枠体にそれと対応し
て該差込ピンが挿着係止できる固定孔及び該固定孔の上
方にいる係止孔を開設し、該固定段部と該活動段部の対
向端部にそれぞれ控えを嵌設して、該固定段部の控えが
承接部を具えて、該活動段部の控えが該承接部上面に係
合する接合部を具え、更に該枠フレームの下端両側にそ
れぞれ該ガイドレール板を支承する凸縁を設けて、該ガ
イドレール板の活動段部上端面に複数のガイド条を形成
し、両隣接ガイド条の上端面に相対的に規制板を装設し
て、それらガイド条の間に少なくとも一個の固定片を取
付け、各固定片にそれぞれ螺定ボルトを螺装して、該螺
定ボルトの胴部を該固定片より凸出させて枠フレームの
天井に当接抵触させ得るようにしたり、上記下枠体が形
棒状の中空枠体であって、その上端面に少なくとも分離
した両円弧断面軌道を形成して、各円弧断面軌道底部に
多数の水落し口を開設し、且つ該下枠体内に傾斜付き隔
離板を設けて、該隔離板を該水落し口下方に位置付け、
該隔離板の最低部位における該下枠体の外側壁に少なく
とも一個の排水口を開設して、各排水口と対応する該下
枠体の外側壁にそれぞれ風除を枢設し、更に該上枠体と
該下枠体の両外側壁にそれぞれ適当な幅で直交して長手
沿いに延伸する横向き固定片を形成して、該横向き固定
片上に適当な間隔で両直立ひれを下向きに凸設したり、
上記ガイドレール板の活動段部に少なくとも一つのスペ
ーサーを装設して、該ガイドレール板上のそれらスペー
サーと対応する部位に操作長孔を設け、該スペーサーが
中空状の枠フレーム、該枠フレームに枢設される突張り
板及び該枠フレーム上で移動できる固定桿等を含んで、
該枠フレームの両側壁にそれぞれ滑り溝を開設し、それ
ら滑り溝の該突張り板枢接部位に近い一端に係止縁を形
成して、該係止縁の設置レベルを該突張り板枢接部位の
設置レベルよりも低くし、同時に該固定桿の両端をそれ
ぞれ該両滑り溝内に貫挿して、該突張り板のその枢設部
位から遠ざかった一端に円弧ガイド辺を形成したり、す
ると一層好ましい。
【０００８】上記のように構成された本発明は、その上
枠体が開口を具えた枠フレームと該枠フレームの開口部
位に横設されるガイドレール板を含んで、該枠フレーム
と該ガイドレール板との間に溝内空間を形成し、該ガイ
ドレール板上に少なくとも両差込ピンを移動可能に設け
て、該両縦枠体にそれぞれ該差込ピンが対応挿入する固
定孔及びその上方に係止孔を開設し、これにより該ガイ
ドレール板を該枠フレームの溝内空間内で上下移動可能
に定位させ得るので、該ガイドレール板を上方側に移動
定位させて、室内で窓サッシや網窓を容易に着脱するこ
とができると共に、該ガイドレール板を下方側に移動定
位して、窓サッシや網窓を該上、下枠体の間に横向き滑
り移動可能に規制することができる。また、その下枠体
が形棒状の中空枠体であって、その室内側の側壁をやや
高くして、上端面の両円弧断面軌道底部に多数の水落し
口を開設し、且つ水落し口下方の下枠体の外側壁に複数
の排水口を開設しているので、雨水が室内に進入するの
を防止できる。
枠体が開口を具えた枠フレームと該枠フレームの開口部
位に横設されるガイドレール板を含んで、該枠フレーム
と該ガイドレール板との間に溝内空間を形成し、該ガイ
ドレール板上に少なくとも両差込ピンを移動可能に設け
て、該両縦枠体にそれぞれ該差込ピンが対応挿入する固
定孔及びその上方に係止孔を開設し、これにより該ガイ
ドレール板を該枠フレームの溝内空間内で上下移動可能
に定位させ得るので、該ガイドレール板を上方側に移動
定位させて、室内で窓サッシや網窓を容易に着脱するこ
とができると共に、該ガイドレール板を下方側に移動定
位して、窓サッシや網窓を該上、下枠体の間に横向き滑
り移動可能に規制することができる。また、その下枠体
が形棒状の中空枠体であって、その室内側の側壁をやや
高くして、上端面の両円弧断面軌道底部に多数の水落し
口を開設し、且つ水落し口下方の下枠体の外側壁に複数
の排水口を開設しているので、雨水が室内に進入するの
を防止できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて具体的に説明するが、本発明はこの例だけに限定さ
れない。図１は本発明における比較的好ましい実施例の
立体図で、図示の如く、本実施例が示す横引戸式サッシ
２は、形棒状の上枠体２１、該上枠体２１両端にそれぞ
れ垂設される両縦枠体２２、及び該両縦枠体２２の下端
間に跨設される形棒状の下枠体２４などを具えている。
いて具体的に説明するが、本発明はこの例だけに限定さ
れない。図１は本発明における比較的好ましい実施例の
立体図で、図示の如く、本実施例が示す横引戸式サッシ
２は、形棒状の上枠体２１、該上枠体２１両端にそれぞ
れ垂設される両縦枠体２２、及び該両縦枠体２２の下端
間に跨設される形棒状の下枠体２４などを具えている。
【００１０】図２に示すのは、本発明における比較的好
ましい実施例の局部立体分解図で、図示の如く、該上枠
体２１は開口を具えた枠フレーム２１２と該枠フレーム
２１２の開口部位に横設されるガイドレール板２１１等
を含み、該枠フレーム２１２の断面が開口下向きのコの
字形状を呈しているので、該枠フレーム２１２と該ガイ
ドレール板２１１との間に溝内空間２１０を形成して、
該枠フレーム２１２の下端両側にそれぞれ該ガイドレー
ル板２１１を支承する凸縁２１４を設け、同時に該ガイ
ドレール板２１１の両端近くにそれぞれピン差込孔２１
５（図中は一つだけを示す）を開設して、該ガイドレー
ル板２１１に多数の操作長孔２１８（図中は一つだけを
示す）を開設し、並びに該ガイドレール板２１１上にそ
れぞれ該ガイドレール板２１１の両端より伸出する両ガ
イド桿２１６を固設して、更に該ガイドレール板２１２
両外側面にそれぞれ適当な幅で直交して長手沿いに延伸
する横向き固定片２１３を形成し、該横向き固定片２１
３上に適当な間隔で高さが異なる両直立ひれ片２１９を
凸設する。
ましい実施例の局部立体分解図で、図示の如く、該上枠
体２１は開口を具えた枠フレーム２１２と該枠フレーム
２１２の開口部位に横設されるガイドレール板２１１等
を含み、該枠フレーム２１２の断面が開口下向きのコの
字形状を呈しているので、該枠フレーム２１２と該ガイ
ドレール板２１１との間に溝内空間２１０を形成して、
該枠フレーム２１２の下端両側にそれぞれ該ガイドレー
ル板２１１を支承する凸縁２１４を設け、同時に該ガイ
ドレール板２１１の両端近くにそれぞれピン差込孔２１
５（図中は一つだけを示す）を開設して、該ガイドレー
ル板２１１に多数の操作長孔２１８（図中は一つだけを
示す）を開設し、並びに該ガイドレール板２１１上にそ
れぞれ該ガイドレール板２１１の両端より伸出する両ガ
イド桿２１６を固設して、更に該ガイドレール板２１２
両外側面にそれぞれ適当な幅で直交して長手沿いに延伸
する横向き固定片２１３を形成し、該横向き固定片２１
３上に適当な間隔で高さが異なる両直立ひれ片２１９を
凸設する。
【００１１】なお図２に示す如く、該ガイドレール板２
１１の各ピン差込孔２１５に対応してそれぞれ差込ピン
２５を設け、該差込ピン２５底面に下向きに凸伸する押
ロッド２５１を形成して、該押ロッド２５１が該ピン差
込孔２１５に貫挿して該ピン差込孔２１５内で移動で
き、同時に該差込ピン２５を封着できる蓋板２５２を利
用して、該差込ピン２５を該ガイドレール板２１１上に
定位させ、且つ該差込ピン２５が該ガイドレール板２１
１上で限度ある移動をできるようにする。そして、該ガ
イドレール板２１１の各操作長孔２１８にスペーサー２
６を設けて、各スペーサー２６がそれぞれ中空状の枠フ
レーム２６１、該枠フレーム２６１に枢設される突張り
板２６２、及び該枠フレーム２６１上で移動できる固定
桿２６４等の部材を含む。そのうち、該突張り板２６２
は軸ピン２６０により該枠フレーム２６１内に直立状に
枢設されて、その枢設部位から遠ざかった一端に円弧ガ
イド辺２６９を設け、且つ該枠フレーム２６１の内周壁
底縁に該突張り板２６２を支承する凸片２６５を形成し
て、該枠フレーム２６１の両側壁にそれぞれ滑り溝２６
３を開設し、それら滑り溝２６３の該突張り板２６２の
枢接部位に近い一端に係止縁２６６を形成して、該係止
縁２６６の設置レベルを軸ピン２６０の設置部位よりも
低くし、同時に該固定桿２６４の両端をそれぞれ該両滑
り溝２６３内に貫挿して、該両滑り溝２６３内で移動で
きるようにする。また、該両縦枠体２２はそれぞれ該差
込ピン２５が対応伸入する固定孔２２１と係止孔２２３
を開設して、該係止孔２２３の開設位置を該固定孔２２
１の開設位置よりも高くし、且つ該両縦枠体２２の上記
両ガイド桿２１６と対応する部位にそれぞれ上下向きの
ガイド条孔２２２を開設して、該ガイド桿２１６がそれ
ぞれの対応するガイド条孔２２２内に貫挿し、該ガイド
条孔２２２内で移動できるようにする。
１１の各ピン差込孔２１５に対応してそれぞれ差込ピン
２５を設け、該差込ピン２５底面に下向きに凸伸する押
ロッド２５１を形成して、該押ロッド２５１が該ピン差
込孔２１５に貫挿して該ピン差込孔２１５内で移動で
き、同時に該差込ピン２５を封着できる蓋板２５２を利
用して、該差込ピン２５を該ガイドレール板２１１上に
定位させ、且つ該差込ピン２５が該ガイドレール板２１
１上で限度ある移動をできるようにする。そして、該ガ
イドレール板２１１の各操作長孔２１８にスペーサー２
６を設けて、各スペーサー２６がそれぞれ中空状の枠フ
レーム２６１、該枠フレーム２６１に枢設される突張り
板２６２、及び該枠フレーム２６１上で移動できる固定
桿２６４等の部材を含む。そのうち、該突張り板２６２
は軸ピン２６０により該枠フレーム２６１内に直立状に
枢設されて、その枢設部位から遠ざかった一端に円弧ガ
イド辺２６９を設け、且つ該枠フレーム２６１の内周壁
底縁に該突張り板２６２を支承する凸片２６５を形成し
て、該枠フレーム２６１の両側壁にそれぞれ滑り溝２６
３を開設し、それら滑り溝２６３の該突張り板２６２の
枢接部位に近い一端に係止縁２６６を形成して、該係止
縁２６６の設置レベルを軸ピン２６０の設置部位よりも
低くし、同時に該固定桿２６４の両端をそれぞれ該両滑
り溝２６３内に貫挿して、該両滑り溝２６３内で移動で
きるようにする。また、該両縦枠体２２はそれぞれ該差
込ピン２５が対応伸入する固定孔２２１と係止孔２２３
を開設して、該係止孔２２３の開設位置を該固定孔２２
１の開設位置よりも高くし、且つ該両縦枠体２２の上記
両ガイド桿２１６と対応する部位にそれぞれ上下向きの
ガイド条孔２２２を開設して、該ガイド桿２１６がそれ
ぞれの対応するガイド条孔２２２内に貫挿し、該ガイド
条孔２２２内で移動できるようにする。
【００１２】図３は本発明の下枠体の局部立体表示図
で、図示の如く、本実施例の下枠体２４は形棒状の中空
枠体であって、その比較的高い側壁を堰板２４０とする
ことができ、その上面に平行状に両円弧断面軌道２４１
及び円弧凹み溝２４６を並列形成して、各円弧断面軌道
２４１底部に多数の水落し口２４２を開設し、それら水
落し口２４２の下方、即ち該下枠体２４内に傾斜付き隔
離板２４３を設けて、該隔離板２４３の最低部位におけ
る該下枠体２４の外側壁に複数の排水口２４４を開設
し、且つ各排水口２４４と対応する下枠体２４の外側壁
にそれぞれ風除２４５を枢設して、該風除２４５がそれ
ぞれの対応する排水口２４４を封鎖でき、それら風除２
４５を外向きに開けるようにする。また、該下枠体２４
の両外側壁にもそれぞれ適当な幅で直交して長手沿いに
延伸する横向き固定片２４７を形成し、該横向き固定片
２４７上に適当な間隔で高さが異なる両直立ひれ２４８
を下向きに凸設する。
で、図示の如く、本実施例の下枠体２４は形棒状の中空
枠体であって、その比較的高い側壁を堰板２４０とする
ことができ、その上面に平行状に両円弧断面軌道２４１
及び円弧凹み溝２４６を並列形成して、各円弧断面軌道
２４１底部に多数の水落し口２４２を開設し、それら水
落し口２４２の下方、即ち該下枠体２４内に傾斜付き隔
離板２４３を設けて、該隔離板２４３の最低部位におけ
る該下枠体２４の外側壁に複数の排水口２４４を開設
し、且つ各排水口２４４と対応する下枠体２４の外側壁
にそれぞれ風除２４５を枢設して、該風除２４５がそれ
ぞれの対応する排水口２４４を封鎖でき、それら風除２
４５を外向きに開けるようにする。また、該下枠体２４
の両外側壁にもそれぞれ適当な幅で直交して長手沿いに
延伸する横向き固定片２４７を形成し、該横向き固定片
２４７上に適当な間隔で高さが異なる両直立ひれ２４８
を下向きに凸設する。
【００１３】図４に示すのは、本発明における比較的好
ましい実施例の組立後の局部断面表示図で、図２を併せ
て参照するに、図示の如く、該ガイドレール板２１１両
端の両差込ピン２５の押ロッド２５１はそれぞれの対応
するピン差込孔２１５に貫挿して該ガイドレール板２１
１底面から露出し、したがって、該押ロッド２５１を動
かして移動させると、該両差込ピン２５を適時に該ガイ
ドレール板２１１の端縁から凸出させて、それぞれの相
対する縦枠体２２の固定孔２２１内に挿入させることが
でき、これにより該ガイドレール板２１１を両縦枠体２
２の間に定位させて、しかる後に、使用者が順にガイド
レール板２１１の各操作長孔２１８を通じてスペーサー
２６の突張り板２６２に抵触し、且つ該突張り板２６２
を推すと、該突張り板２６２が該軸ピン２６０を軸とし
て回動して、その円弧ガイド辺２６９が該枠フレーム２
１２の天井内壁に当接してから止め、最後に、再び該操
作長孔２１８を通じて、該固定桿２６４を図４が示す滑
り溝２６３の係止縁２６６へ移動して該突張り板２６２
の下端に抵触させ、該係止縁２６６の設置レベルが該軸
ピン２６０の設置高さよりも低いことから、該固定桿２
６４が該突張り板２６２の回動を防ぐことができて、該
突張り板２６２の円弧ガイド辺２６９が段々と該枠フレ
ーム２１２の天井に緊着当接する事と相俟って、それら
スペーサー２６を確実に該ガイドレール板２１１に緊密
抵触させて、該ガイドレール板２１１を該枠フレーム２
１２に固定することができる。一方、該ガイドレール板
２１１を移動する時は、先ずそれぞれスペーサー２６の
固定桿２６４を滑り溝２６３の該突張り板２６２の枢接
部位から遠ざかった一端に移動して、次に、該操作長孔
２１８を通じて該突張り板２６２を水平状態に回動さ
せ、且つ各差込ピン２５の押ロッド２５１をそれぞれ移
動して、該差込ピン２５を対応する縦枠体２２の固定孔
２２１から離脱させると、該ガイドレール板２１１をそ
の上の両ガイド桿２１６が該縦枠体２２のガイド条孔２
２２内で移動規制されることにより、スムーズに該上枠
体２１の溝内空間２１０内で垂直上下移動させて、該ガ
イドレール板２１１が図４の左側上方の仮想線が示す位
置に推移すれば、該差込ピン２５の押ロッド２５１を移
動して、該差込ピン２５をその対応する縦枠体２２の係
止孔２２３内に挿着させ、これにより、該ガイドレール
板２１１を該枠フレームの天井近くに定位させて、該ガ
イドレール板２１１下方の溝内空間を拡大し、後続の着
脱作業の進行を便利にする。
ましい実施例の組立後の局部断面表示図で、図２を併せ
て参照するに、図示の如く、該ガイドレール板２１１両
端の両差込ピン２５の押ロッド２５１はそれぞれの対応
するピン差込孔２１５に貫挿して該ガイドレール板２１
１底面から露出し、したがって、該押ロッド２５１を動
かして移動させると、該両差込ピン２５を適時に該ガイ
ドレール板２１１の端縁から凸出させて、それぞれの相
対する縦枠体２２の固定孔２２１内に挿入させることが
でき、これにより該ガイドレール板２１１を両縦枠体２
２の間に定位させて、しかる後に、使用者が順にガイド
レール板２１１の各操作長孔２１８を通じてスペーサー
２６の突張り板２６２に抵触し、且つ該突張り板２６２
を推すと、該突張り板２６２が該軸ピン２６０を軸とし
て回動して、その円弧ガイド辺２６９が該枠フレーム２
１２の天井内壁に当接してから止め、最後に、再び該操
作長孔２１８を通じて、該固定桿２６４を図４が示す滑
り溝２６３の係止縁２６６へ移動して該突張り板２６２
の下端に抵触させ、該係止縁２６６の設置レベルが該軸
ピン２６０の設置高さよりも低いことから、該固定桿２
６４が該突張り板２６２の回動を防ぐことができて、該
突張り板２６２の円弧ガイド辺２６９が段々と該枠フレ
ーム２１２の天井に緊着当接する事と相俟って、それら
スペーサー２６を確実に該ガイドレール板２１１に緊密
抵触させて、該ガイドレール板２１１を該枠フレーム２
１２に固定することができる。一方、該ガイドレール板
２１１を移動する時は、先ずそれぞれスペーサー２６の
固定桿２６４を滑り溝２６３の該突張り板２６２の枢接
部位から遠ざかった一端に移動して、次に、該操作長孔
２１８を通じて該突張り板２６２を水平状態に回動さ
せ、且つ各差込ピン２５の押ロッド２５１をそれぞれ移
動して、該差込ピン２５を対応する縦枠体２２の固定孔
２２１から離脱させると、該ガイドレール板２１１をそ
の上の両ガイド桿２１６が該縦枠体２２のガイド条孔２
２２内で移動規制されることにより、スムーズに該上枠
体２１の溝内空間２１０内で垂直上下移動させて、該ガ
イドレール板２１１が図４の左側上方の仮想線が示す位
置に推移すれば、該差込ピン２５の押ロッド２５１を移
動して、該差込ピン２５をその対応する縦枠体２２の係
止孔２２３内に挿着させ、これにより、該ガイドレール
板２１１を該枠フレームの天井近くに定位させて、該ガ
イドレール板２１１下方の溝内空間を拡大し、後続の着
脱作業の進行を便利にする。
【００１４】図５は本発明における比較的好ましい実施
例の使用状態表示図で、図示のように、横引戸式サッシ
２を側壁５の所定部位に取付ける場合は、先ず網片５０
をそれぞれ上枠体２１及び下枠体２４の横向き固定片２
１３，２４７に固設して、次にコンクリートを該横向き
固定片２１３，２４７に塗布し、その上の直立ひれ片２
１９，２４８を利用して、横引戸式サッシ２のコンクリ
ート吸着力及び抓み強度を高め、同時に最外層の直立ひ
れ片２１９，２４８を横引戸式サッシ２と側壁５の介面
収束基準して、該横引戸式サッシ２の便利迅速に取付け
得るようにしても良い。更に、図４も一緒に参照する
に、該横引戸式サッシ２に網窓２７、外側窓サッシ２８
及び内側窓サッシ２９を取付ける時は、該ガイドレール
板２１１上の両差込ピン２５を移動して、該両縦枠体２
２との係着から離脱させ、同時に該ガイドレール板２１
１上の各スペーサー２６の突張り板２６２を水平状態に
位置付ければ、該ガイドレール板２１１を該上枠体２１
の溝内空間２１０内で移動させて、順に網窓２７、外側
窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９を該上枠体２１と該
下枠体２４との間に取付け、最後に、該両差込ピン２５
をそれぞれ動かして、再び該両縦枠体２２に係着させ、
同時に各スペーサー２６の突張り板２６２及び固定桿２
６４を移動して、該突張り板２６２を該上枠体２１の枠
フレーム２１２の天井に緊着抵触させて取付作業を完成
する。この際、外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９
の移動上のスムーズ性を考慮すれば良いので、外側窓サ
ッシ２８及び内側窓サッシ２９の上端部とガイドレール
板２１１底面間の間隔距離を僅か１ｍｍ程度の活動間隙
だけに留め、該外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９
の下端部にタイヤ式ローラ２８１、２９１を設けたこと
から、該外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９の下端
部と下枠体２４の両円弧断面軌道２４１との間の距離も
僅かに１ｍｍ程度の活動空隙を保持し、したがって、外
側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９と上枠体２１及び
下枠体２４との間の溝内空間２１０を最低程度に押さえ
て、単に該上枠体２１と下枠体２４の適当部位に例えば
ゴム、棕櫚の皮繊維を押し詰めれば、容易に該サッシの
気密性及び防塵性を確保することができる。また、該下
枠体２４の内側壁が形成する堰板２４０は該上枠体２１
内の溝内空間２１０の高さと実際の需要に応じて適当な
高さに設けられるので、優れた防水効果を提供すること
ができる。尚、本実施例のサッシに侵入した雨水等の液
体は水落し口２４２から隔離板２４３上に落下して、該
隔離板２４３の傾斜角度沿いに該排水口２４４から流出
でき、且つ該排水口２４４に枢設した風除２４５は単に
外向きに開けて、室外が大風の時に該排水口２４４を封
じるが、水液の排出には影響をもたらさない。
例の使用状態表示図で、図示のように、横引戸式サッシ
２を側壁５の所定部位に取付ける場合は、先ず網片５０
をそれぞれ上枠体２１及び下枠体２４の横向き固定片２
１３，２４７に固設して、次にコンクリートを該横向き
固定片２１３，２４７に塗布し、その上の直立ひれ片２
１９，２４８を利用して、横引戸式サッシ２のコンクリ
ート吸着力及び抓み強度を高め、同時に最外層の直立ひ
れ片２１９，２４８を横引戸式サッシ２と側壁５の介面
収束基準して、該横引戸式サッシ２の便利迅速に取付け
得るようにしても良い。更に、図４も一緒に参照する
に、該横引戸式サッシ２に網窓２７、外側窓サッシ２８
及び内側窓サッシ２９を取付ける時は、該ガイドレール
板２１１上の両差込ピン２５を移動して、該両縦枠体２
２との係着から離脱させ、同時に該ガイドレール板２１
１上の各スペーサー２６の突張り板２６２を水平状態に
位置付ければ、該ガイドレール板２１１を該上枠体２１
の溝内空間２１０内で移動させて、順に網窓２７、外側
窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９を該上枠体２１と該
下枠体２４との間に取付け、最後に、該両差込ピン２５
をそれぞれ動かして、再び該両縦枠体２２に係着させ、
同時に各スペーサー２６の突張り板２６２及び固定桿２
６４を移動して、該突張り板２６２を該上枠体２１の枠
フレーム２１２の天井に緊着抵触させて取付作業を完成
する。この際、外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９
の移動上のスムーズ性を考慮すれば良いので、外側窓サ
ッシ２８及び内側窓サッシ２９の上端部とガイドレール
板２１１底面間の間隔距離を僅か１ｍｍ程度の活動間隙
だけに留め、該外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９
の下端部にタイヤ式ローラ２８１、２９１を設けたこと
から、該外側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９の下端
部と下枠体２４の両円弧断面軌道２４１との間の距離も
僅かに１ｍｍ程度の活動空隙を保持し、したがって、外
側窓サッシ２８及び内側窓サッシ２９と上枠体２１及び
下枠体２４との間の溝内空間２１０を最低程度に押さえ
て、単に該上枠体２１と下枠体２４の適当部位に例えば
ゴム、棕櫚の皮繊維を押し詰めれば、容易に該サッシの
気密性及び防塵性を確保することができる。また、該下
枠体２４の内側壁が形成する堰板２４０は該上枠体２１
内の溝内空間２１０の高さと実際の需要に応じて適当な
高さに設けられるので、優れた防水効果を提供すること
ができる。尚、本実施例のサッシに侵入した雨水等の液
体は水落し口２４２から隔離板２４３上に落下して、該
隔離板２４３の傾斜角度沿いに該排水口２４４から流出
でき、且つ該排水口２４４に枢設した風除２４５は単に
外向きに開けて、室外が大風の時に該排水口２４４を封
じるが、水液の排出には影響をもたらさない。
【００１５】同時に図４及び図５を参照するに、該横引
戸式サッシ２から網窓２７、外側窓サッシ２８及び内側
窓サッシ２９を取外す時は、ガイドレール板２１１の両
差込ピン２５をそれぞれ移動して、該両差込ピン２５を
該両縦枠体２２との係着から離脱させ、同時に該ガイド
レール板２１１の各スペーサー２６の突張り板２６２を
皆水平状態に回動させて、これにより、該ガイドレール
板２１１が上枠体２１の溝内空間内で上下垂直移動がで
き、該ガイドレール板２１１を図４左側上方の仮想線が
示す位置に推移して、差込ピン２５の押ロッド２５１を
動かし、該差込ピン２５をその対応する係止孔２２３に
挿着すれば、該ガイドレール板２１１を枠フレーム２１
２の天井近くに位置付けて、該ガイドレール板２１１底
面の溝内空間を拡大し、この際、室内で順に内側窓サッ
シ２９、外側窓サッシ２８及び網窓２７を上枠体２１と
下枠体２４の間から取外すことができて、取外し作業を
完成する。
戸式サッシ２から網窓２７、外側窓サッシ２８及び内側
窓サッシ２９を取外す時は、ガイドレール板２１１の両
差込ピン２５をそれぞれ移動して、該両差込ピン２５を
該両縦枠体２２との係着から離脱させ、同時に該ガイド
レール板２１１の各スペーサー２６の突張り板２６２を
皆水平状態に回動させて、これにより、該ガイドレール
板２１１が上枠体２１の溝内空間内で上下垂直移動がで
き、該ガイドレール板２１１を図４左側上方の仮想線が
示す位置に推移して、差込ピン２５の押ロッド２５１を
動かし、該差込ピン２５をその対応する係止孔２２３に
挿着すれば、該ガイドレール板２１１を枠フレーム２１
２の天井近くに位置付けて、該ガイドレール板２１１底
面の溝内空間を拡大し、この際、室内で順に内側窓サッ
シ２９、外側窓サッシ２８及び網窓２７を上枠体２１と
下枠体２４の間から取外すことができて、取外し作業を
完成する。
【００１６】上記説明から本発明と従来技術を比較する
と、本発明は確かに安全かつ迅速に窓サッシを着脱でき
て、良好な防水機能の優点及び効果を具えて従来のサッ
シにおける欠点を排除でき、加えるに優れた防塵及び気
密などの作用を具えているのが分かる。図６，図７に示
すのは、それぞれ本発明におけるもう一つの比較的好ま
しい実施例の立体分解図、及び使用状態断面図で、図示
のように、本実施例の横引戸式サッシ３は上記実施例と
同じく、同様に形棒状の上枠体３１、該上枠体３１両端
にそれぞれ垂下状態に設けられる両縦枠体３２、及び該
両縦枠体３２下端間に取付けられる下枠体３３等の部材
を含み、そのうち、該上枠体３１は開口を具えた枠フレ
ーム３１１及び該枠フレーム３１１内に設置されるガイ
ドレール板３１２を含んで、該枠フレーム３１１と該ガ
イドレール板３１２の間に溝内空間３１３を形成して、
該枠フレーム３１１の長手方向両内側下縁にも該ガイド
レール板３１２を支承する凸縁３１４を設ける。また、
上記縦枠体３２にもそれぞれ差込ピン３８が挿着係止す
る固定孔３２１と該固定孔３２１の上方にある係止孔３
２２を開設して、該固定孔３２１と該係止孔３２２の両
側にそれぞれ互いに対応するガイド条孔３２３を設け、
且つ該縦枠体３２と該ガイドレール板３１２の上端面と
の間にガイド桿３１０を連設して、該ガイドレール板３
１２を上、下移動させた際に、該ガイド桿３１０が該ガ
イド条孔３２３内沿いに移動する。
と、本発明は確かに安全かつ迅速に窓サッシを着脱でき
て、良好な防水機能の優点及び効果を具えて従来のサッ
シにおける欠点を排除でき、加えるに優れた防塵及び気
密などの作用を具えているのが分かる。図６，図７に示
すのは、それぞれ本発明におけるもう一つの比較的好ま
しい実施例の立体分解図、及び使用状態断面図で、図示
のように、本実施例の横引戸式サッシ３は上記実施例と
同じく、同様に形棒状の上枠体３１、該上枠体３１両端
にそれぞれ垂下状態に設けられる両縦枠体３２、及び該
両縦枠体３２下端間に取付けられる下枠体３３等の部材
を含み、そのうち、該上枠体３１は開口を具えた枠フレ
ーム３１１及び該枠フレーム３１１内に設置されるガイ
ドレール板３１２を含んで、該枠フレーム３１１と該ガ
イドレール板３１２の間に溝内空間３１３を形成して、
該枠フレーム３１１の長手方向両内側下縁にも該ガイド
レール板３１２を支承する凸縁３１４を設ける。また、
上記縦枠体３２にもそれぞれ差込ピン３８が挿着係止す
る固定孔３２１と該固定孔３２１の上方にある係止孔３
２２を開設して、該固定孔３２１と該係止孔３２２の両
側にそれぞれ互いに対応するガイド条孔３２３を設け、
且つ該縦枠体３２と該ガイドレール板３１２の上端面と
の間にガイド桿３１０を連設して、該ガイドレール板３
１２を上、下移動させた際に、該ガイド桿３１０が該ガ
イド条孔３２３内沿いに移動する。
【００１７】図６，図７に示す如く、本実施例と上記実
施例が異なる所は、該ガイドレール板３１２が枠フレー
ム３１１に位置付けられる固定段部３１５と、上記溝内
空間３１３内で上、下移動する活動段部３１６を具え
て、該活動段部３１６の長さを該段部に設置される窓サ
ッシの長さよりもやや大きく或は等しくし、且つ該ガイ
ドレール板３１２の活動段部３１６上端面に複数のガイ
ド条３１７を形成して、両隣接ガイド条３１７の上端面
に相対的に規制板３１８を設け、並びにそれらガイド条
３１７の間に少なくとも一個の固定片３４を取付けて、
各固定片３４にそれぞれ螺定ボルト３５を螺装し、更に
該螺定ボルト３５の胴部３５１を該固定片３４より凸出
させて枠フレーム３１１の天井に当接抵触させ、該螺定
ボルト３５の胴部３５１両端に近い部位に雄ねじ３５２
を形成する。そして、該ガイドレール板３１２の固定段
部３１５と活動段部３１６の対向端部にそれぞれ断面Ｌ
字形状及び断面逆さＬ字形状の控え３６、３７を嵌設
し、即ち該固定段部３１５の控え３６が承接部３６１を
具えて、該活動段部３１６の控え３７が該承接部３６１
上面に係合する組接ぎ部３７１を具え、且つ該ガイドレ
ール板３１２の活動段部３１６一端に差込孔３１９を開
設して、該差込孔３１９上面に対応する差込ピン３８を
取付け、該差込ピン３８底面にも下向きに凸出して該差
込孔３１９内で移動できる押ロッド３８１を形成する。
施例が異なる所は、該ガイドレール板３１２が枠フレー
ム３１１に位置付けられる固定段部３１５と、上記溝内
空間３１３内で上、下移動する活動段部３１６を具え
て、該活動段部３１６の長さを該段部に設置される窓サ
ッシの長さよりもやや大きく或は等しくし、且つ該ガイ
ドレール板３１２の活動段部３１６上端面に複数のガイ
ド条３１７を形成して、両隣接ガイド条３１７の上端面
に相対的に規制板３１８を設け、並びにそれらガイド条
３１７の間に少なくとも一個の固定片３４を取付けて、
各固定片３４にそれぞれ螺定ボルト３５を螺装し、更に
該螺定ボルト３５の胴部３５１を該固定片３４より凸出
させて枠フレーム３１１の天井に当接抵触させ、該螺定
ボルト３５の胴部３５１両端に近い部位に雄ねじ３５２
を形成する。そして、該ガイドレール板３１２の固定段
部３１５と活動段部３１６の対向端部にそれぞれ断面Ｌ
字形状及び断面逆さＬ字形状の控え３６、３７を嵌設
し、即ち該固定段部３１５の控え３６が承接部３６１を
具えて、該活動段部３１６の控え３７が該承接部３６１
上面に係合する組接ぎ部３７１を具え、且つ該ガイドレ
ール板３１２の活動段部３１６一端に差込孔３１９を開
設して、該差込孔３１９上面に対応する差込ピン３８を
取付け、該差込ピン３８底面にも下向きに凸出して該差
込孔３１９内で移動できる押ロッド３８１を形成する。
【００１８】図８は本発明におけるもう一つの比較的好
ましい実施例の組立後の局部横断面図であり、一緒に図
７も参照するに、図示のように、上枠体３１の枠フレー
ム３１１の天井には係止片３９が固設されて、該ガイド
レール板３１２を上向きに移動して単に該係止片３９の
向きにやや移動させれば、該ガイドレール板３１２の係
止片３９に近い一端を該係止片３９上面に係着すること
ができる。本実施例を組立完成した後、ガイドレール板
３１２の活動段部３１６上面における差込ピン３８の押
ロッド３８１がそれぞれの対応する差込孔３１９に貫挿
して、該ガイドレール板３１２の底面より露出し、使用
者が単に該押ロッド３８１を動かして、該差込ピン３８
を縦枠体３２の固定孔３２１内に挿入させて該ガイドレ
ール板３１２を該両縦枠体３２間に固定することがで
き、この時、該固定片３４の該ガイドレール板３１２上
における螺定ボルト３５の上端を該上枠体３１の枠フレ
ーム３１１の天井に当接抵触できるように、その下端側
の雄ねじ３５２を該固定片３４内に牢固に螺着させる。
そして、網窓４１、外側窓サッシ４２及び内側窓サッシ
４３を該横引戸式サッシ３から取外す時は、単に差込ピ
ン３８を動かして、該差込ピン３８を縦枠体３２の固定
孔３２１から離脱させ、同時に螺定ボルト３５を回動し
て、該螺定ボルト３５の上端側雄ねじ３５２を該固定片
３４内に退縮螺定させれば、該ガイドレール板３１２と
該上枠体３１の枠フレーム３１１との間の溝内空間３１
３内に何の障害もなくなり、該ガイドレール板３１２の
活動段部３１６を該溝内空間３１３内で上下垂直移動で
き、この際、該ガイドレール板３１２の活動段部３１６
を図４が示す仮想線の位置に推移させ、且つ該活動段部
３１６を該係止片３９向きに微少移動させて、該係止片
３９に近い該活動段部３１６の端縁を該係止片３９上に
伸入載置し、しかる後に該押ロッド３８１を動かして該
差込ピン３８を互いに対応する縦枠体３２の係止孔３２
２内に挿入させ、これにより該ガイドレール板３１２の
活動段部３１６を該枠フレーム３１１の天井近くに固持
して、該ガイドレール板３１２底面の溝内空間３１３を
拡大し、即ち室内で該上、下枠体３１，３３間から順に
内側窓サッシ４３、外側窓サッシ４２及び網窓４１を取
外すことができて、有効迅速かつ安全に窓サッシを取外
せる作用を果たせる。
ましい実施例の組立後の局部横断面図であり、一緒に図
７も参照するに、図示のように、上枠体３１の枠フレー
ム３１１の天井には係止片３９が固設されて、該ガイド
レール板３１２を上向きに移動して単に該係止片３９の
向きにやや移動させれば、該ガイドレール板３１２の係
止片３９に近い一端を該係止片３９上面に係着すること
ができる。本実施例を組立完成した後、ガイドレール板
３１２の活動段部３１６上面における差込ピン３８の押
ロッド３８１がそれぞれの対応する差込孔３１９に貫挿
して、該ガイドレール板３１２の底面より露出し、使用
者が単に該押ロッド３８１を動かして、該差込ピン３８
を縦枠体３２の固定孔３２１内に挿入させて該ガイドレ
ール板３１２を該両縦枠体３２間に固定することがで
き、この時、該固定片３４の該ガイドレール板３１２上
における螺定ボルト３５の上端を該上枠体３１の枠フレ
ーム３１１の天井に当接抵触できるように、その下端側
の雄ねじ３５２を該固定片３４内に牢固に螺着させる。
そして、網窓４１、外側窓サッシ４２及び内側窓サッシ
４３を該横引戸式サッシ３から取外す時は、単に差込ピ
ン３８を動かして、該差込ピン３８を縦枠体３２の固定
孔３２１から離脱させ、同時に螺定ボルト３５を回動し
て、該螺定ボルト３５の上端側雄ねじ３５２を該固定片
３４内に退縮螺定させれば、該ガイドレール板３１２と
該上枠体３１の枠フレーム３１１との間の溝内空間３１
３内に何の障害もなくなり、該ガイドレール板３１２の
活動段部３１６を該溝内空間３１３内で上下垂直移動で
き、この際、該ガイドレール板３１２の活動段部３１６
を図４が示す仮想線の位置に推移させ、且つ該活動段部
３１６を該係止片３９向きに微少移動させて、該係止片
３９に近い該活動段部３１６の端縁を該係止片３９上に
伸入載置し、しかる後に該押ロッド３８１を動かして該
差込ピン３８を互いに対応する縦枠体３２の係止孔３２
２内に挿入させ、これにより該ガイドレール板３１２の
活動段部３１６を該枠フレーム３１１の天井近くに固持
して、該ガイドレール板３１２底面の溝内空間３１３を
拡大し、即ち室内で該上、下枠体３１，３３間から順に
内側窓サッシ４３、外側窓サッシ４２及び網窓４１を取
外すことができて、有効迅速かつ安全に窓サッシを取外
せる作用を果たせる。
【００１９】また、図７，図８に示すように、それら窓
サッシを取付ける時は、単に活動段部３１６の差込ピン
３８を動かして、両差込ピン３８を該縦枠体３２の係止
孔２３２から離脱させ、且つ網窓４１、外側窓サッシ４
２及び内側窓サッシ４３をそれぞれ該上、下枠体３１，
３３の間に取付けて、該螺定ボルト３５を回動し、該螺
定ボルト３５の胴部３５１を該固定片３４より上へと凸
出させて、上枠体３１の枠フレーム３１１の天井に抵触
当接させ、該ガイドレール板３１２が相対的に下向き移
動して該枠フレーム３１１下端縁の凸縁３１４に当接
し、該ガイドレール板３１２の活動段部３１６を窓サッ
シに緊着抵触させて、このように、それら窓サッシの取
付け作業を迅速に完成することができる。
サッシを取付ける時は、単に活動段部３１６の差込ピン
３８を動かして、両差込ピン３８を該縦枠体３２の係止
孔２３２から離脱させ、且つ網窓４１、外側窓サッシ４
２及び内側窓サッシ４３をそれぞれ該上、下枠体３１，
３３の間に取付けて、該螺定ボルト３５を回動し、該螺
定ボルト３５の胴部３５１を該固定片３４より上へと凸
出させて、上枠体３１の枠フレーム３１１の天井に抵触
当接させ、該ガイドレール板３１２が相対的に下向き移
動して該枠フレーム３１１下端縁の凸縁３１４に当接
し、該ガイドレール板３１２の活動段部３１６を窓サッ
シに緊着抵触させて、このように、それら窓サッシの取
付け作業を迅速に完成することができる。
【００２０】
【発明の効果】上記のように構成された本発明は、その
上枠体が開口を具えた枠フレームと該枠フレームの開口
部位に横設されるガイドレール板とを含み、該枠フレー
ムと該ガイドレール板との間に溝内空間を形成し、且つ
該ガイドレール板上に少なくとも両差込ピンを移動可能
に設けて、該両縦枠体にそれぞれ該差込ピンが対応挿入
する固定孔及びその上方に係止孔を開設し、これにより
該ガイドレール板を該枠フレームの溝内空間内で上下移
動可能に定位させることができるので、該ガイドレール
板を上方側に移動定位させて、室内で窓サッシや網窓を
容易に着脱することができる一方で、該ガイドレール板
を下方側に移動定位させて、窓サッシや網窓を該上、下
枠体の間に横向き滑り移動可能に規制することができ
る。また、その下枠体が形棒状の中空枠体であって、そ
の室内側の側壁をやや高くして、上端面の両円弧断面軌
道底部に多数の水落し口を開設し、且つ水落し口下方の
下枠体の外側壁に複数の排水口を開設しているので、雨
水が室内に進入することなく、優れた防水効果を具えて
いる。
上枠体が開口を具えた枠フレームと該枠フレームの開口
部位に横設されるガイドレール板とを含み、該枠フレー
ムと該ガイドレール板との間に溝内空間を形成し、且つ
該ガイドレール板上に少なくとも両差込ピンを移動可能
に設けて、該両縦枠体にそれぞれ該差込ピンが対応挿入
する固定孔及びその上方に係止孔を開設し、これにより
該ガイドレール板を該枠フレームの溝内空間内で上下移
動可能に定位させることができるので、該ガイドレール
板を上方側に移動定位させて、室内で窓サッシや網窓を
容易に着脱することができる一方で、該ガイドレール板
を下方側に移動定位させて、窓サッシや網窓を該上、下
枠体の間に横向き滑り移動可能に規制することができ
る。また、その下枠体が形棒状の中空枠体であって、そ
の室内側の側壁をやや高くして、上端面の両円弧断面軌
道底部に多数の水落し口を開設し、且つ水落し口下方の
下枠体の外側壁に複数の排水口を開設しているので、雨
水が室内に進入することなく、優れた防水効果を具えて
いる。
【図１】本発明における比較的好ましい実施例の立体図
である。
である。
【図２】上記実施例の局部立体分解図である。
【図３】上記実施例の下枠体の局部立体表示図である。
【図４】上記実施例の組立後の局部断面表示図である。
【図５】上記実施例の使用状態表示図である。
【図６】本発明における比較的好ましいもう一つの実施
例の立体分解図である。
例の立体分解図である。
【図７】上記もう一つの実施例の使用状態横断面図であ
る。
る。
【図８】上記更にもう一つの実施例の局部側視断面表示
図である。
図である。
【図９】従来の横引戸式サッシの使用態様表示図であ
る。
る。
２１，３１ 上枠体 ２１０，３１３ 溝内空間 ２１１，３１２ ガイドレール板 ２１２，３１１ 枠フレーム ２１３，２４７ 横向き固定片 ２１５ 差込孔 ２１６ ガイド桿 ２１８ 操作長孔 ２２，３２ 縦枠体 ２２１，３２１ 固定孔 ２２２，３２３ ガイド条孔 ２２３，３２２ 係止孔 ２４，３３ 下枠体 ２４１ 円弧断面軌道 ２４２ 水抜き孔 ２４３ 隔離板 ２４４ 排水口 ２４５ 風除 ２４０ 堰板 ２５ 差込ピン ２５１ 押ロッド ２６ スペーサー ２６１ 枠フレーム ２６２ 突張り板 ２６３ 滑り溝 ２６４ 固定桿 ３４ 固定片 ３６，３７ 控え ３９ 係止片
Claims (4)
- 【請求項１】 それぞれが形棒状の上枠体、該上枠体両
端に垂設される両縦枠体、及び該両縦枠体の下端間に跨
設される下枠体を具えてなる横引戸式サッシにおいて、 上記上枠体が下方に開口を具えた溝形状の枠フレームと
該枠フレーム内の上下移動が可能に該開口部位に横設さ
れるガイドレール板を含んで、該枠フレームと該ガイド
レール板との間に溝内空間を形成し、該ガイドレール板
を該溝内空間内で上下移動可能且つ定位させるようにし
てなる引戸式サッシ構造。 - 【請求項２】 上記ガイドレール板が枠フレームに位置
付けられる少なくとも一つの固定段部と、上記溝内空間
内で上、下移動する少なくとも一つの活動段部を具え
て、該活動段部の長さを該段部に設置される窓サッシの
長さよりもやや大きく或いは等しくし、且つ該活動段部
一端に差込ピンを設けて、上記縦枠体にそれと対応して
該差込ピンが挿着係止できる固定孔及び該固定孔の上方
にいる係止孔を開設し、該固定段部と該活動段部の対向
端部にそれぞれ控えを嵌設して、該固定段部の控えが承
接部を具えて、該活動段部の控えが該承接部上面に係合
する接合部を具え、更に該枠フレームの下端両側にそれ
ぞれ該ガイドレール板を支承する凸縁を設けて、該ガイ
ドレール板の活動段部上端面に複数のガイド条を形成
し、両隣接ガイド条の上端面に相対的に規制板を装設し
て、それらガイド条の間に少なくとも一個の固定片を取
付け、各固定片にそれぞれ螺定ボルトを螺装して、該螺
定ボルトの胴部を該固定片より凸出させて枠フレームの
天井に当接抵触させ得るようにしてなる請求項１に記載
の引戸式サッシ構造。 - 【請求項３】 上記下枠体が形棒状の中空枠体であっ
て、その上端面に少なくとも分離した両円弧断面軌道を
形成して、各円弧断面軌道底部に多数の水落し口を開設
し、且つ該下枠体内に傾斜付き隔離板を設けて、該隔離
板を該水落し口下方に位置付け、該隔離板の最低部位に
おける該下枠体の外側壁に少なくとも一個の排水口を開
設して、各排水口と対応する該下枠体の外側壁にそれぞ
れ風除を枢設し、更に該上枠体と該下枠体の両外側壁に
それぞれ適当な幅で直交して長手沿いに延伸する横向き
固定片を形成して、該横向き固定片上に適当な間隔で両
直立ひれを下向きに凸設してなる請求項１に記載の引戸
式サッシ構造。 - 【請求項４】 上記ガイドレール板の活動段部に少なく
とも一つのスペーサーを装設して、該ガイドレール板上
のそれらスペーサーと対応する部位に操作長孔を設け、
該スペーサーが中空状の枠フレーム、該枠フレームに枢
設される突張り板及び該枠フレーム上で移動できる固定
桿等を含んで、該枠フレームの両側壁にそれぞれ滑り溝
を開設し、それら滑り溝の該突張り板の枢接部位に近い
一端に係止縁を形成して、該係止縁の設置レベルを該突
張り板の枢接部位の設置レベルよりも低くし、同時に該
固定桿の両端をそれぞれ該両滑り溝内に貫挿して、該突
張り板のその枢設部位から遠ざかった一端に円弧ガイド
辺を形成してなる請求項２に記載の引戸式サッシ構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/208,038 US6098355A (en) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | Sliding-type window frame for mounting a window panel assembly |
| JP10351464A JP3011270B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-10 | 引戸式サッシ構造 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/208,038 US6098355A (en) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | Sliding-type window frame for mounting a window panel assembly |
| JP10351464A JP3011270B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-10 | 引戸式サッシ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3011270B1 JP3011270B1 (ja) | 2000-02-21 |
| JP2000170451A true JP2000170451A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=26579397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10351464A Expired - Fee Related JP3011270B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-10 | 引戸式サッシ構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6098355A (ja) |
| JP (1) | JP3011270B1 (ja) |
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