JP2000169168A - ガラス素材の加熱方法及び装置 - Google Patents

ガラス素材の加熱方法及び装置

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JP2000169168A
JP2000169168A JP10368495A JP36849598A JP2000169168A JP 2000169168 A JP2000169168 A JP 2000169168A JP 10368495 A JP10368495 A JP 10368495A JP 36849598 A JP36849598 A JP 36849598A JP 2000169168 A JP2000169168 A JP 2000169168A
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air
heating
plate
temperature
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Kichizo Komiyama
吉三 小宮山
Hiroshi Murakoshi
洋 村越
Kazunori Urushibata
和則 漆畑
Isao Shogetsu
功 松月
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Toshiba Machine Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/04Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way
    • C03B29/06Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way with horizontal displacement of the products
    • C03B29/08Glass sheets
    • C03B29/12Glass sheets being in a horizontal position on a fluid support, e.g. a gas or molten metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • C03B35/22Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands on a fluid support bed, e.g. on molten metal
    • C03B35/24Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands on a fluid support bed, e.g. on molten metal on a gas support bed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス成形装置の外側において板状のガラス
素材を他の物体と融着することなくその転移点温度以上
に加熱昇温せしめる。 【解決手段】 板状のガラス素材をほぼ水平な姿勢に保
ちつつその下面に向けエア、好ましくは高温度のエアを
均一に吹き付けてその下面を浮上せしめると共にその上
面に向け上方から赤外線等の輻射エネルギーの照射を行
う。又、下面への吹き付けの向きを変えることにより浮
上したまま、前記ガラス素材の移動、停止を行わしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス素子例え
ば、プラズマディスプレイパネル(以下PDPと称す
る)のリブ付き背面基板の如き板状のガラス素子の成形
に係わり、より詳しくは、一対の金型およびガラス素材
を予め別々にそれぞれ所定の温度となるよう加熱してお
き前記ガラス素材を前記一対の金型間に配置し、同ガラ
ス素材をプレスすることにより所望形状のガラス素子を
成形するガラス素子の成形プロセスにおいて、前記ガラ
ス素材を成形機の近傍まで加熱して搬送するための板状
のガラス素材の加熱方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PDPのリブ付き背面基板を製作する方
法としてのスクリーン印刷法は印刷・乾燥を何度も繰り
返すためリブの形成が複雑になり精度も低い。又、サン
ドブラスト法は、形成工程が複雑であり、その形成の過
程で粉塵を発生するという欠点がある。最近に到り、前
記PDPその他のガラス素子を得るため、板状のガラス
素材をガラスプレスにより成形する方法が提案されてい
る。(特開平10―031958)
【0003】一方このガラスプレス成形については、従
来よりダイレクトプレス方式、又はリヒートプレス方式
とがその用途に応じて使い分けられていた。すなわち、
ダイレクトプレス方式は、約1500℃程度に加熱し溶
融させたガラス素材をプレス金型の一方の金型(下方金
型)上に滴下し、シャー切断し、上下の金型によりプレ
スすることにより成形品としてのガラス素子を得るもの
であるが、その精度についてはPDP背面基板に対する
要求精度に比べそれ程高くない分野例えば、テレビジョ
ン用ブラウン管の成形に使用される。このダイレクトプ
レス方式では、使用するガラスの温度は金型の温度より
もかなり高く、成形品の金型からの離型性も良好であ
る。
【0004】一方リヒートプレス方式は、予め用意され
た所定形状を有するガラス素材を金型上に配置し、加熱
・プレスすることにより成形品を得る方法であり、成形
精度は高いが、通常、成形時のガラス素材と金型温度と
を等温度に保持する等温成形を行うため金型とガラス素
材が融着しやすいという欠点がある。この方式の用途と
しては、例えばガラスレンズの成形がある。
【0005】ところで、前述したPDPの背面基板をプ
レス成形により製作する場合、ダイレクトプレス方式を
用いると、必要な高精度を得ることができないため、リ
ヒートプレスによる成形の採用が考えられる。しかしな
がら、リヒートプレス方式では等温成形を行うものの、
ガラス素材が軟化した状態では同素材が活性化するため
に、ガラス素材と金型が融着しやすい。特にPDPのよ
うな面積の比較的大きな板状のもの(20〜40インチ
以上)を成形する際にはこの融着が発生し易い。そこ
で、ダイレクトプレス方式の利点であるガラス温度が金
型温度より高いためガラスと金型が融着し難いという特
徴および、リヒートプレス方式の高い成形精度が可能と
いう特徴に鑑み、ガラスの不等温成形すなわちガラス素
材の温度を金型温度よりも高くし且つ、ガラス素材は軟
化しているが溶融はしていない状態で成形する方法の採
用が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この不等温成
形を行う場合、前述の如く予め金型とガラス素材を別々
に加熱する必要がある。加熱したガラス素材を成形機近
くまで搬送するためガラス素材の搬送用トレイを使用す
る場合、ガラス素材がガラス転移点温度Tg以上になる
と、搬送用トレイとガラス素材とが融着し、ガラス素材
を単体で成形機内の金型上へ移すことができないという
不具合が生じる。さらに又、ガラス素材の搬送を機械的
手段を用いて行うとその作動部分から粉塵等の発生が避
けられず特に、高い精度が必要とされるPDP背面基板
を成形しようとする場合は、そのガラス素材を機械的な
可動部分がなく粉塵等による素材表面の付着の恐れがな
いクリーンな環境下で取り扱うことが求められる。
【0007】又、PDPは今後、CRT(陰極線管)方
式に代って家庭、職場等へ普及していくものと考えられ
るが、その際には製造コストの低減が普及の前提と考え
られ、高精度のPDPを効率よく、クリーンな環境で安
価且つ大量に製造するのに適した新たなガラス素材の加
熱および搬送の方法、及びそのための装置をどのように
実現するかが課題となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決せんとするものであって、板状のガラス素材をその
転移点温度Tg以上に加熱しつつ、且つ融着等を発生す
ることなく搬送可能とする新規なガラス素材の加熱方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0009】上記目的を達成するための本発明は、ほぼ
常温の板状のガラス素材を加熱ゾーンに導き入れ、ほぼ
水平な姿勢を保ちつつ成形に適する温度まで均一に加熱
したのち成形機側へ引き渡すべく、前記ガラス素材の下
面よりエアを吹き付けてガラス素材を浮上させつつ、赤
外線等の輻射エネルギーをガラス素材上面に照射する板
状のガラス素材の加熱方法を提供する。さらに本発明
は、前記の加熱方法において、ガラス素材の下面に対
し、傾斜方向にエアを吹き付けるようにして傾斜吹き付
けの作用によりガラス素材を成形機側の引き渡し位置に
向け移動せしめるようにした板状のガラス素材の加熱方
法を提供する。さらに本発明は、前記の加熱方法におい
て、前記ガラス素材の下面より吹き付けるエアをガラス
転移点温度以上に高温とすることにより、必ずしも赤外
線等の輻射エネルギ−を別途ガラス素材上面に照射を必
要としないガラス素材の加熱方法を提供する。
【0010】さらに本発明は、前記の加熱方法において
浮上および、又は、移動用として供給するエアを高温度
にして供給する板状のガラス素材の加熱方法を提供す
る。さらに、本発明は、上記加熱方法を実施するための
装置として、ガラス素材の加熱ゾーン内待機位置から成
形機への引き渡し位置までの間にガラス素材の搬送路を
設け、同搬送路の上面に多数のエア吹出口を分散形成す
ると共に、同搬送路の上方に、同搬送路に沿って赤外線
等輻射エネルギーの照射部を配置し、さらに前記吹出口
は、それに通じるエア供給部を設けてなる板状のガラス
素材の加熱装置を提供する。
【0011】さらに、本発明は、上記の加熱装置におい
て、前記エア供給部には、エアを高温度に加熱するヒー
タ手段を備えてなる板状のガラス素材の加熱装置を提供
する。さらに、本発明は、前記の加熱方法を実施するた
めの装置として、加熱ゾーン内に設けたガラス素材の待
機位置から成形機への引き渡し位置までの搬送路上を移
動可能なガラス素材搬送用のトレイを設け、同トレイに
は同トレイ上にてガラス素材を浮上せしめるべく複数の
エア吹出口および同吹出口に通ずるエア供給部を備える
と共に前記搬送路上方には前記トレイの移動方向に沿っ
て赤外線等の輻射エネルギーを前記トレイの上方より照
射する輻射エネルギー供給部を設けてなる板状のガラス
素材の加熱装置を提供する。
【0012】前述した本発明によるガラス素材の加熱方
法および装置によれば、板状のガラス素材をほぼ水平な
姿勢を保ちつつその下面に向けて直接エアを吹き付けて
ガラス素材を浮上させながら上方から輻射エネルギーを
ガラス素材の上面に照射して加熱するようにしたので、
ガラス素材を他の物体と接触することなく転移点温度以
上に単体として加熱することが可能であり、他の物体と
の融着などの恐れがない。さらに、エア吹き付けの向き
をガラス素材下面に対し垂直のみでなく斜め方向とする
ことにより、ガラス素材を単体で成形機側の引き渡し位
置まで移動させることも可能である。又、上記のエアを
高温度に加熱して供給することにより、ガラス素材の均
一な昇温を素材下面側からも行うことが可能となる。さ
らに又、前述した搬送用のトレイを使用することにより
搬送路全長に亘る同一温度のエア吹出しを行う必要はな
くエアの消費を節約することが可能であると共に、トレ
イによる昇温中のエア温度を変えることが可能であり、
又トレイの移動装置によりガラス素材の位置や移動速度
をエア吹き付けの角度に依存せず必要に応じて自由に制
御できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明による板状の
ガラス素材に関する処理プロセスの概略を示すものであ
って、同図の左方より順にガラス素材の供給部11、ガ
ラス素材の加熱ゾーン12、加熱昇温されたガラス素材
を成形機13aによりプレス成形するための成形ゾーン
13、および成形されたガラス素子を常温まで徐冷する
冷却ゾーン14がそれぞれ配置されている。前記供給部
11では、成形対象物としての1つ又は複数の板状のガ
ラス素材GBP(Glass Before Press)を常温状態で収
納しており、その1つが呼び出し指令に対応して加熱ゾ
ーン12へ移送されるようになっている。
【0014】前記加熱ゾーン12では、待機位置12a
(記号12aによりガラス素材の位置を代表して示す)
にほぼ水平な姿勢で移送されたガラス素材GBPは、こ
のゾーン12の搬送路Lの上面に設けられた多数のエア
吹き出し口から素材GBP下面に向けて吹き出されるエ
ア、好ましくは高温のエアにより浮上されるようになっ
ている。一方、同搬送路Lの上方からはガラス素材GB
P上面を赤外線等の輻射エネルギーで照射し加熱するよ
うになっている。前記成形ゾーン13では、ガラスの転
移点温度(Tg)より少し高い温度に保持され、搬送路
L上面の右端引き渡し位置12b(記号12bによりガ
ラス素材GBPの位置を代表して示す)にあるガラス素
材GBPを一対の上下金型内に導き入れ、所望の表面形
状を有するガラス素子GAP(Glass After Press )と
して成形する。
【0015】なお図1において図示しないが、転移点温
度Tg以上の高温度に加熱されたガラス素材GBPを他
の物体と接触することなく加熱ゾーン12から成形ゾー
ン13の金型側へ引き渡すためには種々の方法が考えら
れるが、例えば非接触のままで板状物体を吸引可能なベ
ルヌーイチャックを用いて行うことができる。又ガラス
素材GBPを供給部11から加熱ゾーン12へ移送する
ことあるいは成形ゾーン13から冷却ゾーン14へ移送
することに関しては、短時間の接触では融着の心配はな
いので必ずしも非接触方式でなく、例えば真空吸着等の
方式を採用することが可能である。
【0016】次に、図2乃至図7を参照して、本発明の
主要部である加熱ゾーンの構成及び作用についてより詳
しく説明する。図2に示す、第1図A−A線断面図にお
いて、21は、コンプレッサ22により1気圧以上に圧
縮された空気(以下エアと称す)を高温度に加熱してチ
ューブ23へ供給する高温エア発生器であって、そこで
発生された高温エアはチューブ23を通り、加熱ゾーン
12の搬送路Lの下方に形成されたバッファ室24へ導
かれる。加熱ゾーン12内の搬送路Lは、前述したバッ
ファ室24を形成する底板25、前方の垂直板28、後
方の垂直板29、及び側板36、37(図3参照)と上
下2層の板材26、27とによって形成され、下板材2
7にはその上下に貫通する多数の小孔又はスリットS2
が下板材27の全面に亘り適当な間隔をもって形成され
ている。又、上板材26にも同様にして斜め右方向に向
いた多数の小孔又はスリットS1が形成されている。
【0017】上板材26と下板材27の間の空間は中間
バッファ室24aであって高温エアのバッファ室24内
での圧力分布をより均一にする役目をもつ。搬送路Lは
上記のような構造となっているのでバッファ室24内に
導入された高温エアはスリットS2を通って中間バッフ
ァ室24a内でより圧力分布が均一にされ、上板材26
のスリットS1を通ってその上面Fから斜め右方に向け
て高温エアを吹き出すようになっており、ガラス素材G
BPはその上面Fからわずかに浮上されると共に、矢印
右方に移動されるようになっている。
【0018】30は、搬送路Lの上方において搬送路L
に沿って図の左方から右方に配置された多数の赤外線ラ
ンプ30aを備えた、輻射エネルギーの一種である赤外
線の照射装置である。30bは赤外線ランプ30aから
発せられる上向きの赤外線を反射して下方へ与えるミラ
ーである。ランプ30aからの赤外線は石英板31を介
してガラス素材GBPの上面に照射されるようになって
いる。32は、下端に熱電対34を備えたセンサーユニ
ットで石英板31と上板材26の上面Fの間のエア温度
を検出する。このセンサーユニット32は搬送路L上方
の適宜位置に配置されるが、好ましくは、熱電対自体、
赤外線ランプ30aによって直接照射されない配置とす
る。又、上板材26の上面Fに熱電対素子34aを埋設
して吹き出される高温エアの温度を検出するようにして
もよい。なお、32aは、輻射温度計であってガラス素
材GBPから発せられる輻射線を検出し、ガラス素材G
BPの温度を測定するもので、上面Fの適宜位置に設け
られている。
【0019】36は上面Fより吹き出された高温エアを
回収するダクトであって、その一部又は全部をコンプレ
ッサ22側へ戻すようにすれば、高温エア発生器21の
電力節約に役立つ。図3は、図1のB−B線断面を示
し、ガラス素材GBPの左右方向に設けられた供給路3
8、39から供給される高温エアをスリットS3から吹
き出させ、一種のエアカーテンを形成するものであっ
て、これによりガラス素材GBPの移動中、左右に蛇行
又は側板に接触するのを防止する。なお、供給路38、
39への高温エアの供給は、図2のチューブ23から分
岐したライン57を介して与えられる。
【0020】50a、50bは上板材26上面の左右に
埋設されているレーザ光によるガラス素材下面の位置を
測る測定ヘッドであり、ガラス素材の傾斜を検知するこ
とができる。40、41は、浮上して移動されるガラス
素材GBPの移動中の位置を検出するもので、40は発
光部、41は受光部である。同40、41はガラス素材
GBPの進行方向の適宜位置に配置されることによりガ
ラス素材GBPの浮上高さ、位置および進行方向の先端
位置又は後端位置を受光部41によって検出するもので
ある。
【0021】具体的には、図4に示すように例えば発光
部40からガラス素材GBPの厚みより大なる幅の平行
光束を受光部41に向けて照射し、受光部41側で照射
される光量の上下方向の分布を測定することによってガ
ラス素材GBPの上下方向位置が検出可能となる。図4
で(a)は、受光部41の右端側からガラス素材GBP
がさしかかった状態を示し、光束の遮断部41aの存在
が受光部41の受光量の変化として検出され、ガラス素
材の位置を検知できる。又、図4の(b)では、遮断部
41aが受光部41の移動方向全体に亘る状態を示し、
上下の受光量R1,R2の差分からガラス素子GBPの
上下の位置を算出可能となる。なお、受光素子として電
荷結合素子CCDを用いれば光量をデジィタル量として
処理可能である。
【0022】図5は、図3と同じようにガラス素材GB
Pの進行方向の断面の他の例を示すものであって、高温
エアの供給を2系統即ちライン53、54で行うもので
ある。この例ではバッファ室24、中間バッファ室24
aはそれぞれ仕切板42、43によって仕切られてお
り、図では各バッファ室24、24aは7つの部屋に区
切られ、各部屋は上下にスリットS2を介し通じている
が図の左右に隣接する部屋rm1、rm2、rm3、r
m4、rm5、rm6、rm7は仕切板42及び43で
仕切られており通じていない。図示の如く、バッファ室
24の各部屋の下面は切換弁51、52を介してそれぞ
れライン53、54に通じており、コンプレッサ55と
結合している高温エア発生器56からライン53、54
に高温エアが供給されるようになっている。今、切換弁
51、52をそれぞれON,OFFとすれば部屋rm
1、rm3、rm5、rm7には高温エアが供給される
が、部屋rm2、rm4、rm6には供給されない。
【0023】上板材26の上方の太い矢印と白ぬき矢印
はそれぞれが切換弁51、52のON,OFF動作に対
応しており、この例では太い矢印のみ高温エアをガラス
素材GBP下面へ吹き出す。そして、上板材26の各ス
リットS1の向きは例えば太矢印に対応するものは進行
方向の方へ斜めに向いており、又、白ぬき矢印に対応す
るものは、進行方向と逆の方へ斜めに向くよう形成され
ている。このように吹き出口の向きを逆方向にすること
により、ガラス素材GBPを、進行方向へ移動させるこ
と及びその移動に制動をかけ浮上しながらその移動を停
止させること等を切換弁51、52の操作で行うことが
可能である。又、切換弁51、52をON,OFFのみ
でなくエアの流量制御可能な弁とすれば上記の制動操作
をよりきめ細かく行うことも可能となる。又、前記のコ
ンプレッサ55は、吐出側の圧力を調整可能となってお
り、例えばバッファ室24a内に設置した圧力センサー
に応答して最適な圧力の圧縮エアを供給する。
【0024】図6は、加熱ゾーンを3つのエリア61、
62、63に区分し、各エリア毎に、赤外線照射部の制
御ユニット61a、62a,63aを設け又、高温エア
発生器61b、62b、63bを設けるようにしてい
る。各制御ユニット61a、62a、63aは図示しな
いセンサーからの信号及び、中央制御部64からの指令
によりその出力を制御するようになっており、各高温エ
ア発生器61b、62b、63bも同様にして中央制御
部64からの指令によりその出力を制御するようになっ
ている。板状のガラス素材GBPは上板材26上方を浮
上しつつ右方へ移動されることが可能である。なお、同
図では下板材の図示を略した。図7は、本発明における
もう1つの実施形態を示すものである。同図で71は、
ガラス素材GBPを浮上させつつ収納するトレイ装置で
あって、図2の搬送路Lの断面形状と同様な上板材7
2、下板材73及底板74によりバッファ室75、中間
バッファ室76が設けられており各スリットS1、S2
は垂直に形成されている。77は、高温エア発生器であ
る。上記トレイ装置71の下方には搬送台78が設けら
れ、その上面をトレイ装置71下面に取付けられた車輪
79が走行できるようになっている。なお、トレイ装置
71には公知の自走手段を設けてもよい。又車輪79に
代えて、非接触方式でトレイ装置71を搬送するように
してもよい。例えば、浮上力として、磁気反発力又はエ
アを用い移動力としてリニアモータ方式を採用すること
もできる。
【0026】尚、図7の例では、トレイ装置71は図2
に示される搬送路Lの方向に配設した搬送台78上を上
述した車輪等で移動するものとし、搬送路Lに沿って上
方に配置される赤外線照射部が固定されているものとし
て説明したが、他の形態としては、トレイ装置71を固
定し、前記赤外線照射部が図の垂直方向に進退するよう
構成してもよい。このようにすれば、図2に示した加熱
ゾーンにおける搬送路Lは特に必要でなく、ガラス素材
GBPのトレイ装置71上への移送は真空チャックで行
い又、同トレイ装置71上で加熱昇温されたガラス素材
GBPの成形ゾーン13への引き渡しは前述したように
ベルヌーイ方式で行えばよい。又、このようにトレイ装
置71の上方に赤外線照射部を進退可能とすることによ
り照射装置をトレイ上面のみ照射することができればよ
く、図1に示すような、複数のガラス素材が搬送路L上
にて配置・移動させるための搬送路L全長に亘る照射部
を設ける必要もない。又、高温エアに供されるエアは通
常の大気に限定されず、不活性ガスを含むものでもよ
い。以上本発明の説明では、板状のガラス素材GBPと
して矩形状を例示したが、浮上可能であればその外周形
状は矩形、正方形、円等特定の形状に限るものではな
く、不定形でもよい。さらに又、前述した図2、図6、
図7の説明では赤外線ランプ等の輻射エネルギ−照射部
を設けガラス素材の加熱昇温を行わしめる例を示した
が、その代りにガラス転移点温度以上の温度にエアを加
熱してガラス素材を加熱・昇温させてもよく、その場合
は前記照射部の具備は不要であり、又、備えたとしても
補助的な加熱作用を行わしめるだけとすることも可能で
ある。
【0027】次に本発明による加熱方法及び装置を用い
て本発明者等の行ったテストの条件及び結果を従来方式
で行った結果と併せてテスト1、2、3として説明す
る。使用したガラス材は共にソーダライムガラス(歪
点:506℃、徐冷点:545℃、軟化点:726℃)
でその寸法は500mm×400mm×t2mmのもの
を用いた。
【0028】テスト1(本発明による方式) まず図6に示す搬送路の待機位置に板状のガラス素材を
配置した後、20℃からガラス素材の加熱を開始し、ガ
ラス素材の目標温度を3つのエリアでそれぞれ300
℃、500℃、800℃とした。各エリアごとに、ガラ
ス素材をエリア内に搬送後浮上したまま停止させ、目標
温度までガラス素材を加熱するステップと、目標温度到
達後、一定時間ガラス素材をエリア内で浮上したまま停
止させるステップ、および前記ステップ終了後ガラス素
材を次のエリアまたは工程に搬送するステップを設定し
た。ガラス素材の搬送・停止は、高温エア供給用バルブ
(図示しない)の開閉をコントロールさせることにより
行った。その結果、加熱後のガラス素材も、加熱・搬送
装置とは非接触であるため、搬送路との融着は認められ
なかった。また加熱後のガラス素材温度を測定したとこ
ろガラス素材表面の温度は800℃±5℃となり、ガラ
スの均熱性も良好であることが確認された。
【0029】テスト2(本発明による方式) 図7に示す板状のガラス素材のトレイ装置上にガラス素
材を配置した後、ガラス素材の目標温度は800℃とし
て、20℃からガラス素材の加熱を開始した。その結
果、加熱後のガラス素材はトレイとの融着は認められな
かった。また加熱後のガラス素材温度を測定したとこ
ろ、ガラス素材表面の温度は800℃±8℃以内とな
り、ガラスの均熱性も良好であることが確認された。
【0030】テスト3(従来方式) 接触式の加熱・搬送装置としては、板状のガラス素材を
セラミックスのトレイに配置し、電気炉にてガラス素材
を800℃まで加熱しつつ、トレイごとガラス素材を搬
送した。この場合、ガラス素材が高温で活性状態となる
ために、トレイと融着してしまい、トレイからガラス素
材を取り外すことができなかった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明による板状の
ガラス素材の加熱方法及び装置によればガラス素材の下
面にエアを吹き付けて浮上させながら、その上面を赤外
線等の輻射エネルギーで照射し加熱するようにしたので
搬送路やトレイ等との融着なしにガラス素材を均一に加
熱することが可能となる。また、搬送媒体をエアとする
ことで、精密プレスに必要なクリーンな搬送ができ、さ
らにエアを高温とすることにより板状のガラス素材をよ
り均一に加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される加熱ゾーンを含む板状のガ
ラス素材の処理プロセスのレイアウトを示す図である。
【図2】図1のA−A線による要部断面図である。
【図3】図1のB−B線による要部断面図である。
【図4】図3に示す一対の発光部と受光部間にガラス素
材が介在している状態を示すもので(a)は受光部の右
端側にガラス素材が到着して発光部からの光束の一部を
遮断している状態を示し、(b)は受光部の横方向全体
に亘り、ガラス素材により光束遮断されていることを示
す図である。
【図5】搬送路下部に設けられた高温エアのバッファ室
が複数の仕切部材で仕切られてなる本発明の実施形態を
示す図である。
【図6】本発明における加熱ゾーンを複数の領域に区分
して各領域ごとに加熱及びエアの供給を行うことを示す
図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態であって、ガラス
素材を浮上せしめるトレイ装置を示す図である。
【符号の説明】
11 供給部 12 加熱ゾーン 13 成形ゾーン 14 冷却ゾーン 21 高温エア発生器 24 バッファ室 26 上板材 27 下板材 30 赤外線照射部 31 石英板 32 センサーユニット 34 熱電対 41 受光部 42 仕切板 51 切換弁 71 トレイ装置 78 搬送台
フロントページの続き (72)発明者 松月 功 静岡県沼津市大岡2068―3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 Fターム(参考) 4G015 AA08 AB01 5C027 AA09 AA10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のガラス素材からプレス成形により
    所望の形状を有するガラス素子を成形するにあたり、前
    記ガラス素材をほぼ水平な姿勢を保ちつつ予めプレス成
    形に適した温度にまで昇温せしめる第1のステップと、
    前記第一のステップの進行中、前記ガラス素材の下面に
    対しエアを吹き付けガラス素材を浮上せしめる第2のス
    テップとからなる板状のガラス素材の加熱方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の加熱方法において、前記第2
    のステップとして、前記ガラス素材下面垂直方向に対し
    傾斜した向きにエアを吹き付け、前記ガラス素材を水平
    方向に浮上及び移動せしめることを特徴とする板状のガ
    ラス素材の加熱方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の加熱方法において、
    前記吹き付け用のエアの温度を常温より高くしたことを
    特徴とする板状のガラス素材の加熱方法。
  4. 【請求項4】 板状のガラス素材をプレス成形すること
    により所望の形状のガラス素子を成形するにあたり、前
    記ガラス素材をほぼ水平な姿勢を保ちつつガラス転移点
    温度以上の温度のエアを前記ガラス素材下面に吹き付
    け、前記ガラス素材を浮上させながら加熱する板状のガ
    ラス素材の加熱方法。
  5. 【請求項5】 板状のガラス素材をガラス転移点温度以
    上に均一加熱するための加熱ゾ−ン内に配置された前記
    ガラス素材の搬送路と、同搬送路面上に分散して形成さ
    れた複数のエア吹き出し口と、前記エア吹き出し口に通
    じるエア供給部とを備え、同供給部からのエア温度を前
    記ガラス素材の転移点温度以上の高温エアとして供給す
    ることを特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
  6. 【請求項6】 板状のガラス素材をほぼ水平な姿勢を保
    ちつつガラス転移点温度以上に均一加熱するための加熱
    ゾーン内に配置された前記ガラス素材の搬送路と、同搬
    送路面上に分散して形成された複数のエア吹き出し口
    と、前記搬送路上方に同搬送路に沿って配置された赤外
    線等輻射エネルギーの照射部と、前記エア吹き出し口に
    通じるエア供給部とを備えてなる板状のガラス素材の加
    熱装置。
  7. 【請求項7】 板状のガラス素材をガラス転移点温度以
    上に均一加熱するための加熱ゾーン内に前記ガラス素材
    をほぼ水平に収納するトレイ装置を設け、同トレイ装置
    にはその上面に分散して形成された複数のエア吹き出し
    口を形成すると共に同吹き出し口に通ずるエア供給部を
    備えてなり、前記トレイ装置の上方には前記ガラス素材
    上面に向けて赤外線等輻射エネルギーを照射する照射部
    を配置したことを特徴とする板状のガラス素材の加熱装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記輻射エネルギー
    照射部は、少なくとも前記トレイ装置上に浮上されたガ
    ラス素材を加熱中、前記トレイ装置真上に対応する第1
    の位置に位置付けされ、加熱終了後は前記第1の位置と
    は異なる第2の位置へ移動可能に構成してなる板状のガ
    ラス素材の加熱装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記加熱ゾーン内に
    配置されたトレイ搬送路と、前記トレイ搬送路に沿って
    トレイ装置の上方に配置されてなる前記輻射エネルギー
    照射部と、前記トレイ装置を前記トレイ搬送路上にて移
    動せしめるトレイ装置移動手段とを備えたことを特徴と
    する板状のガラス素材の加熱装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9において、前記エア供
    給部は常温より高い温度のエアを発生するヒータを備え
    たことを特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
  11. 【請求項11】 請求項6において、前記エア吹き出し
    口からのエアの吹き出し方向が前記ガラス素材の移動方
    向の成分を有するようにしたことを特徴とする板状のガ
    ラス素材の加熱装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記エア供給部
    には常温より高い温度のエアを発生するヒータを備えた
    ことを特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12において、前記吹
    き出し口は少なくとも第1及び第2からなる2つのグル
    ープに区分されており、前記エア供給部からのエアを弁
    を介して前記第1グループの吹き出し口及び第2グルー
    プの吹き出し口へ選択的にエアが供給されるようにした
    ことを特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記弁は供給エ
    アの流量を連続的に制御可能な流量制御弁であることを
    特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
  15. 【請求項15】 請求項11又は12において、加熱ゾ
    ーン内の搬送路ならびに輻射エネルギー照射部が複数の
    エリアを形成してなり、各エリア毎に、搬送路上面から
    吹き出されるエアの流量ならびに輻射エネルギーの照射
    量を制御する制御ユニットを備えてなる板状のガラス素
    材の加熱装置。
  16. 【請求項16】 請求項11又は12において、搬送路
    上を浮上しつつ移動するガラス素材の位置を検出する位
    置検出器を前記搬送路の側壁を形成する側板又は搬送路
    上面部材の適宜位置に取付けたことを特徴とする板状の
    ガラス素材の加熱装置。
  17. 【請求項17】 請求項6、11又は12において、前
    記搬送路の側板上部にほぼ搬送路全長に亘り下方に開口
    するスリットを設け、前記スリットを介して搬送路側端
    部下方に向けエアを吹き出してエアカーテンを形成する
    ことを特徴とする板状のガラス素材の加熱装置。
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