JP2000167469A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2000167469A
JP2000167469A JP10350971A JP35097198A JP2000167469A JP 2000167469 A JP2000167469 A JP 2000167469A JP 10350971 A JP10350971 A JP 10350971A JP 35097198 A JP35097198 A JP 35097198A JP 2000167469 A JP2000167469 A JP 2000167469A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液を吐出するノズルを洗浄する機能を有
する基板処理装置の構造を簡易なものとし、装置のコス
トを抑える。 【解決手段】 塗布装置は、基板にレジスト液をコーテ
ィングする装置であり、ノズル7と、ポット31と、自
動開閉バルブ45aとを備える。ノズル7の吐出口20
aはレジスト液を吐出する。ポット31は開口50を有
しリンス液を貯留する。リンス液は、ノズルの洗浄及び
ノズルの乾燥を抑えるもので、レジスト液の溶剤と同種
のものが用いられる。また、自動開閉バルブ45aの制
御により、ポット31内の液位が第1液位H1と第2液
位H2とに変化させられる。第1液位H1はリンス液が
吐出口20aと接触する液位であり、第2液位H2はリ
ンス液が吐出口20aと接触しない液位である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示用基板、
半導体、あるいはカラーフィルター等の製造に使用され
る基板処理装置、特に、基板処理のための処理液をノズ
ルの吐出口から吐出させる基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板処理装置には、基板に対して処理液
を供給して基板処理を行う装置が多く存在する。例え
ば、基板の表面に塗布液を塗布する装置としては、一方
向に長いスリットを有する塗布液供給用のノズルを基板
表面に沿って走査させるコーターや、基板の中央部に塗
布液を滴下し基板を回転させて遠心力によって基板表面
全体に塗布液を拡散させるスピンコーターが知られてい
る。
【0003】このような基板処理装置においては、ノズ
ル先端のスリット(吐出口)やその周囲に残っているレ
ジスト液等の処理液が凝集したりノズルに固着したりす
ることを抑えるために、ノズル先端のスリット周辺を洗
浄する必要がある。そこで従来の基板処理装置において
は、基板を処理する場所とは別の洗浄位置にノズルを退
避させ、この洗浄位置にてノズル先端を有機溶剤等の洗
浄液によって洗浄するようにしている。
【0004】また、基板を処理していないときにノズル
先端が乾燥することで、ノズル先端に付着した処理液が
乾燥し、パーティクルが発生することを防止するため
に、上記洗浄液と同等の有機溶剤を内部に貯留し上部空
間が有機溶剤の雰囲気となるポットを設けることがあ
る。このポットには、基板を処理していないときのノズ
ル先端が待機させられる。ポット内では、有機溶剤が揮
発して有機溶剤の雰囲気を作りだし、ノズル先端の乾燥
が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は、特願平
9−234552号において、ノズル先端を洗浄する洗
浄ブロックと処理液の乾燥固化を防ぐノズルポットとを
備えた塗布装置を開示している。ここでは、洗浄ブロッ
クとノズルポットとを上下に配置しているが、図6に示
すように両者を並べて配置することも考えられる。
【0006】図6に示す洗浄ブロック131は、ノズル
107の長手方向(図7参照)においてノズル107よ
りも短く、洗浄ブロック移動機構によってノズル107
の長手方向に移動可能となっており、ノズル107をそ
の長手方向の全域にわたって走査が可能である。この洗
浄ブロック131は、ノズル107の先端に対して、洗
浄ノズル142からリンス液を吹き付ける。ノズルポッ
ト132は、ノズル107の長手方向の長さよりも長く
形成されており(図7参照)、その上部には開口が形成
されている。また、ノズルポット132には、レジスト
液の溶剤が適当なレベルまで貯留されている。このノズ
ルポット132は、アクチュエータにより昇降が可能と
なっている。
【0007】ノズル107を洗浄する動作について説明
すると、ノズル107が図6の実線で示す待機位置に位
置した後、まず洗浄ノズル142からリンス液を吐出し
ながら洗浄ブロック131がノズル107の長手方向に
移動する。これによってノズル107の先端部が洗浄さ
れると、ノズル107はノズルポット132の上方に移
動し、ノズルポット132が上昇する。そして、ノズル
107の先端がノズルポット132内に位置した状態
で、ノズル107が待機する、あるいはプリディスペン
ス処理が行われる。プリディスペンス処理では、ノズル
107のスリットの先端にあるレジスト液がリンス液の
ために濃度が薄くなっているため、ノズル107からレ
ジスト液を少量吐出する。ノズル107が待機している
ノズルポット132内には、レジスト液の溶剤が貯留さ
れており、この溶剤が気化して溶剤雰囲気を形成してい
る。ノズル107の先端はこのような溶剤雰囲気下にお
かれるので、ノズル107のスリット周辺のレジスト液
の乾燥固化を防ぐことができる。
【0008】ところで、図6に示す洗浄ブロック131
やノズルポット132を有する装置や特願平9−234
552号に示されている装置においては、洗浄ブロック
をノズルの長手方向に沿って移動させる駆動機構とノズ
ルポット132を昇降させる駆動機構とが別個に必要と
なり、洗浄ブロック及びその駆動機構の占有スペースと
ノズルポット及びその駆動機構の占有スペースとがそれ
ぞれ必要となる。
【0009】また、洗浄ブロックの洗浄ノズルからノズ
ル先端にリンス液を当てて洗い流す方式では、カラーレ
ジスト、オーバーコート材、ポリイミド等の処理液を完
全に洗浄することは難しく、ソルベントショックといっ
て処理液の凝集が起こったり処理液がノズルに固着する
こともある。さらに、スリット内にリンス液がしみ上が
ると、スリット内においても処理液の凝集や固着が発生
することもある。このように処理液がノズルに凝集・固
着すると、基板へ処理液を吐出するときにこれらが剥が
れ落ち、パーティクルとなって基板上に付着してしま
う。
【0010】本発明の課題は、処理液を吐出するノズル
を洗浄する機能を有する基板処理装置の構造を簡易なも
のとし、装置のコストを抑えることにある。
【0011】本発明の別の課題は、処理液を吐出するノ
ズルを洗浄する機能を有する基板処理装置において、ノ
ズル先端での処理液の凝集や固着を低減させることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る基板処理
装置は、基板に処理液を供給して基板処理を行う装置で
あって、吐出口を有するノズルと、ポットと、液位変更
手段とを備えている。ノズルの吐出口は、処理液を吐出
する。ポットは、開口を有している。また、このポット
は、洗浄・乾燥防止液を貯留する。洗浄・乾燥防止液
は、ノズルの洗浄及びノズルの乾燥を抑えるために用い
られる液であり、処理液の溶剤等が用いられる。液位変
更手段は、ノズルの吐出口がポットの開口からポット内
に進入している状態において、ポット内の洗浄・乾燥防
止液の液位を、第1液位と第2液位とに変化させる。第
1液位とは、洗浄・乾燥防止液がノズルの吐出口と接触
する液位であり、第2液位とは、洗浄・乾燥防止液がノ
ズルの吐出口と離れる液位である。
【0013】本装置では、ノズルが吐出口から基板に対
して処理液を吐出することにより、基板に処理液が供給
されて基板処理が為される。そして、基板処理を行って
いないときにノズルを待避させ、このノズルの吐出口周
辺に付着している処理液が乾燥してパーティクルの原因
となるのを防ぐために、ポットを配備している。このポ
ットには洗浄・乾燥防止液が貯留されているため、ノズ
ルの吐出口がポットの開口からポット内に進入している
状態では、ノズルの吐出口周辺の処理液が乾燥すること
が抑えられる。このようにノズルの吐出口周辺の処理液
の乾燥を防止するときには、液位変更手段により洗浄・
乾燥防止液がノズルの吐出口と離れる第2液位としてお
けばよい。
【0014】一方、基板処理時や基板処理前に予めノズ
ルから処理液を吐出させる時においてノズルの吐出口周
辺に付着(固着)した処理液の固形化物を除去するとき
には、ポット内において洗浄・乾燥防止液の液位を第1
液位とすることによりこれを行うことができる。すなわ
ち、液位変更手段により第1液位とすれば、ポットの開
口からポット内に進入しているノズルの吐出口が洗浄・
乾燥防止液に接触するようになり、ノズルの吐出口周辺
の付着物が除去される。
【0015】このように、本装置のポットは、その内部
の液位が液位変更手段により変化させられることによっ
て、ノズルの吐出口周辺の乾燥を防ぐ作用(役割)を果
たしたり、ノズルの吐出口周辺の付着物を除去する作用
を果たしたりする。すなわち、ここでは本装置のポット
が前記2つの作用を兼ね備えており、これらの作用をそ
れぞれ有する別個の2つの構造体の代わりにポット1つ
を配備すればよくなるため、基板処理装置の構造が簡易
なものとなり、占有スペースが小さくなり、装置のコス
トが抑えられる。
【0016】請求項2に係る基板処理装置は、請求項1
に記載の装置であって、超音波発振器をさらに備えてい
る。超音波発振器は、ポット内の洗浄・乾燥防止液に接
触しているノズルの吐出口に超音波をあてる。
【0017】本装置では、ポット内で洗浄・乾燥防止液
に接触して吐出口周辺の付着物の除去が行われているノ
ズルに対して、さらにこの吐出口及び吐出口周辺に洗浄
・乾燥防止液を介して超音波があてられる。この超音波
発振器からの超音波によって、キャビテーション破壊作
用あるいは液振動の加速度による作用がかかり、ノズル
の吐出口周辺の付着物の洗浄・乾燥防止液への溶解分散
が促進される。これにより、ノズルの吐出口周辺に付着
した付着物の洗浄除去がより確実に為されるようにな
る。
【0018】請求項3に係る基板処理装置は、請求項2
に記載の装置であって、処理液排出ガイドをさらに備え
ている。処理液搬出ガイドは、ポット内に設けられるも
のであり、ポット内にノズルの吐出口が進入している状
態において吐出口の近傍から下方に向かって延びる。ま
た、超音波発振器から発振される超音波は、洗浄・乾燥
防止液を介して処理液排出ガイドにもあてられる。
【0019】本装置では、ポットにノズルを待避させノ
ズルの吐出口がポット内に位置し洗浄・乾燥防止液の液
位が第2液位となっているときに、プリディスペンス処
理、すなわちノズルの吐出口から処理液を少量吐出させ
る処理を行った場合に、処理液排出ガイドが設けられて
いるため、ノズルの吐出口周辺に処理液がしずくとなっ
て残存することが抑えられる。すなわち、プリディスペ
ンス処理において吐出口から吐出される処理液は処理液
排出ガイドを伝って良好に下方に排出される。
【0020】そして、この処理液排出ガイドの特に第2
液位よりも高い部分には処理液が固着することがある
が、ノズルの吐出口周辺の付着物の洗浄除去を行うとき
に処理液排出ガイドにも超音波があてられるため、処理
液排出ガイドからも固着物が除去され処理液排出ガイド
が清浄に保たれる。また、処理液排出ガイドを洗浄する
ための別個の洗浄具を設ける必要がなくなるため、装置
のコストを低減することができる。
【0021】請求項4に係る基板処理装置は、請求項1
から3のいずれかに記載の装置であって、液位変更手段
は、第1排液管と、第2排液管とを有している。第1排
液管は、第1液位よりも上方にある洗浄・乾燥防止液を
排液することができる。第2排液管は、第2液位よりも
上方にある洗浄・乾燥防止液を排液することができる。
【0022】本装置においては第1排液管を設けている
ため、新しい洗浄・乾燥防止液をポット内の流入させて
いても第1液位を保つことができる。また、第2排液管
により第2液位よりも上方にある洗浄・乾燥防止液を排
液するようにすれば、第2液位を保つことができる。こ
のように、本装置では容易にポット内の洗浄・乾燥防止
液の液位を変更・保持させることができる。
【0023】なお、第1液位としてノズルの吐出口周辺
の付着物を除去するときには、除去した付着物を洗い流
すため、第1排液管による排液を行ってポット内の洗浄
・乾燥防止液をオーバーフローさせておくことが望まし
い。
【0024】請求項5に係る基板処理装置は、請求項1
から4のいずれかに記載の装置であって、制御手段をさ
らに備えている。この制御手段は、ノズルの吐出口がポ
ット内に進入している状態であり、且つ洗浄・乾燥防止
液の液位が第1液位にあるときに、ノズルの吐出口から
処理液を吐出させる制御を行う。
【0025】本装置では、ポット内を第1液位としてノ
ズルの吐出口周辺の付着物を除去するときに、洗浄・乾
燥防止液と接触しているノズルの吐出口から処理液を吐
出させる制御を行っている。これにより、吐出口からノ
ズル内部に洗浄・乾燥防止液が入り込んで処理液の凝集
の原因となることを抑えることができる。すなわち、ノ
ズル内部に溶剤等の洗浄・乾燥防止液が入って処理液の
濃度が変わるとソルベントショックといって処理液が凝
集する恐れが出るが、ここでは上記のように制御してい
るため、これを防ぐことができる。
【0026】請求項6に係る基板処理装置は、請求項1
から5のいずれかに記載の装置であって、シール部材を
さらに備えている。シール部材は、ノズルの吐出口がポ
ット内に進入している状態において、ポット内から開口
を通ってポット外に洗浄・乾燥防止液の雰囲気が流出す
ることを抑える。
【0027】従来のポット、例えば図6及び図7に示す
ノズルポット132では、これをノズルの吐出口に接近
させることにより待機中のノズルの吐出口周辺の乾燥を
抑制している。
【0028】しかしながら、接近させたときにもポット
とノズルとの間には隙間が存在しており、ポット内の揮
発した洗浄・乾燥防止液の雰囲気の一部がこの隙間から
大気中に流れ出している。このため、ノズルの吐出口近
傍において十分な濃度の洗浄・乾燥防止液の雰囲気が得
られないことがあり、この場合にはノズルの吐出口周辺
が乾燥してノズルの詰まりが発生するという不具合が起
こる。
【0029】本請求項に係る装置では、シール部材を設
けて、これによりポット内から開口を通ってポット外に
洗浄・乾燥防止液の雰囲気が流出することを抑えてい
る。このため、ノズルの吐出口周辺の乾燥がより確実に
防止されるようになり、ノズルの詰まりが起こり難くな
る。また、これに従って、プリディスペンス処理の回数
も低減することが可能となり、処理液の使用量を削減す
ることができる。
【0030】請求項7に係る基板処理装置は、請求項6
に記載の装置であって、シール部材は、ノズルの吐出口
がポット内に進入している状態において、ポットの開口
の周囲とノズルとの間の隙間を埋める部材である。
【0031】ここでは、シール部材が、ノズルの吐出口
がポット内に進入している状態のときにポットの開口の
周囲とノズルとの間の隙間を埋めることによって、ポッ
ト内から開口を通ってポット外に洗浄・乾燥防止液の雰
囲気が流出することを抑えている。このシール部材は、
ポットやノズルとは別個のものであってもよいし、ポッ
トの開口の周囲あるいはノズルに装着させるようにして
もよい。
【0032】
【発明の実施の形態】<全体構成>図1において、本発
明の一実施形態が採用されたレジスト液塗布装置は、処
理部1と、レジスト液圧送部2と、ノズル待機部30と
を主に備えている。この塗布装置では、図2に示すよう
な矩形のガラス基板Pに対してフォトレジスト(以下、
単にレジスト液と記す。)が塗布され、コーティング処
理が行われる。
【0033】<処理部の構成>処理部1は、基板Pを真
空吸着し水平に保持し得る基板保持部4と、基板保持部
4に保持された基板Pに対してレジスト液を供給するレ
ジスト液供給部5とを備えている。基板保持部4は、回
転自在とされており、モータ機構26によって水平回転
させられるようになっている。基板保持部4の周囲に
は、回転時におけるレジスト液の飛散を防止するための
カップ6が配置されている。
【0034】レジスト液供給部5は、図1及び図2に示
すように基板Pの上面に沿って基板Pの短辺方向(図1
の紙面に対して奥行き方向)に延びるノズル7を有して
いる。ノズル7は、断面が倒立家型の部材であり、その
底面の両側壁は逆三角形状に傾斜している。また、ノズ
ル7は、基板Pの短辺長さよりも短い長さのスリット2
0を有しており、図3のようにスリット20の先端が吐
出口20aとなっている。このノズル7は、図1のよう
にノズル支持アーム8の下端に固定されている。ノズル
支持アーム8の上端部は、移動フレーム9に上下移動可
能に支持されている。移動フレーム9は、移動ガイド1
0に移動可能に支持されている。移動ガイド10は、基
板Pの長手方向(図1の左右方向)に沿って延びてい
る。
【0035】また図3に示すように、ノズル7内部にお
いて、スリット20の上方にはスリット20よりも幅の
広い液溜め空間21が形成されている。この液溜め空間
21は、後述するレジスト液供給配管16から供給され
たレジスト液をノズル7の長手方向に均一に拡散させる
ためのものである。
【0036】<レジスト液圧送部の構成>レジスト液圧
送部2は、図1に示すように、レジスト液を貯溜したガ
ラス瓶12を収納し、かつ内部が気密に封止された加圧
タンク11を有している。加圧タンク11の上部には、
図示しない窒素ガス供給源から加圧された窒素ガスを加
圧タンク11内に供給する加圧配管13が接続されてい
る。加圧配管13の途中には、給排用の三方弁14及び
レギュレータ15が加圧タンク11側からこの順に配置
されている。三方弁14は、窒素ガスを加圧タンク11
に供給するかまたは排気するかを選択できる。レジスト
液供給配管16は、その一端がガラス瓶12の底面近傍
に達しており、他端がノズル7に接続されている。この
レジスト液供給配管16の途中には、レジスト液供給弁
18及びサックバックバルブ17がガラス瓶12側から
この順で配置されている。
【0037】<ノズル待機部の構成>ノズル待機部30
は、主として、ポット31と、超音波発振器33と、ポ
ット昇降用のアクチュエータ34とから構成されてい
る。
【0038】ポット31は、ノズル7が待機位置に移動
してきたときにこのノズル7と対向可能な位置、すなわ
ちノズル7の待機位置の下方に配置されている。ポット
31は、図4に示すようにノズル7の長手方向(図4の
左右方向)の長さよりも長く形成されており、その上部
には開口50が形成されている。また、ポット31の中
央部には、長手方向のほぼ全域にわたって延び、かつノ
ズル7の吐出口20aよりも若干低い位置から下方に所
定の長さだけ延びる排出ガイド(処理液排出ガイド)5
1が設けられている。すなわち、この排出ガイド51
は、ノズル7の先端(吐出口20a近傍)がポット31
内に位置する状態(図3参照)において、ノズル7の先
端の吐出口20aに近接するように設けられている。な
お、この排出ガイド51とノズル7の先端との距離は、
概ね5mm程度以下の値、例えば約3mmに設定され
る。
【0039】また、ポット31の側面には、図3及び図
4に示すように、リンス液供給配管41、オーバーフロ
ー配管(第1排液管)43、液位低下配管(第2排液
管)45、及びメンテナンス用のドレン配管47が接続
されている。
【0040】リンス液供給配管41は、図示しないリン
ス液の供給源からポット31内にリンス液を供給するた
めの配管である。このポット31に供給されるリンス液
としては、ノズル7へ供給されているレジスト液の溶剤
と同種のものが用いられる。
【0041】オーバーフロー配管43は、リンス液供給
配管41よりも若干低い位置においてポット31に接続
されており、その内面底部の高さが第1液位H1(図
3)となっている。この第1液位H1は、待避位置にあ
るノズル7に対しポット31が上昇している状態におい
て、ノズル7の先端が貯留されているリンス液に浸され
るような液位である。したがって、この第1液位H1
は、この状態のノズル7の吐出口20aよりも高い位置
にある。そして、リンス液供給配管41からのリンス液
の供給によって第1液位H1よりも液位が高くなりそう
になっても、このオーバーフロー配管43からリンス液
が排液されるため、ポット31内において液位が第1液
位H1よりも高くなることはない。
【0042】液位低下配管45は、オーバーフロー配管
43よりも低い位置においてポット31に接続されてお
り、その内面底部の高さが第2液位H2(図3)となっ
ている。この第2液位H2は、待避位置にあるノズル7
に対しポット31が上昇している状態において、ノズル
7の先端よりも若干低い位置にある。この液位低下配管
45には、図示しない制御部(制御手段)からの指令に
より開閉される自動開閉バルブ45aが介装されてい
る。自動開閉バルブ45aを開の状態にすると、第2液
位H2よりも上方にあるリンス液が液位低下配管45か
ら排液され、ポット31内のリンス液の液位が第2液位
H2となる。
【0043】ドレン配管47は、ポット31の最下部に
接続されており、その内面底部の高さはポット31の底
面と同じ高さとなっている。このドレン配管47には手
動バルブ47aが介装されており、メンテナンス時には
手動バルブ47aを開ければポット31内のリンス液を
全て排液することができる。
【0044】超音波発振器33は、ポット31の下方に
配置され、その超音波発振子から上方に向けて、特にポ
ット31内のリンス液に浸かっているノズル7の先端に
向けて超音波を発振する。この超音波は、ポット31内
の液位が第1液位H1であるとき、すなわちノズル7の
先端の吐出口20a周辺を洗浄しているときに発振され
る。
【0045】アクチュエータ34は、ポット31を昇降
させるための駆動手段であって、1つのエアーシリンダ
あるいは油圧シリンダを用いている。アクチュエータ3
4の上下動部材34bの上端には、上面及び一側面が開
放された箱状の支持部材34aが固定されている。な
お、図4のように支持部材34aの長手方向において2
つのガイド受け部材36が設けられ、これらのガイド受
け部材36はそれぞれ、垂直方向に延びる2つのリニア
ガイド37と係合している。そして、ポット31は、当
該リニアガイド37に沿って上下方向に案内されてい
る。ポット31は、支持部材34aの上面に固着され、
アクチュエータ34によって昇降させられる。超音波発
振器33は、箱状の支持部材34aの内部に配置され
る。なお、ここではアクチュエータ34にシリンダを採
用しているが、電動ボールネジ等の他の駆動手段を用い
ることも可能である。
【0046】<装置の動作>まず、基板表面のコーティ
ング処理について簡単に説明する。
【0047】コーティング処理では、ノズル7をスター
ト位置に移動させ、ノズル7の先端と基板Pとの間に所
定の隙間があくようにノズル7を配置する。そして、図
1のようにノズル7を基板Pの長手方向に水平移動させ
ながら、スリット20の吐出口20aからレジスト液を
吐出する。レジスト液の吐出動作は、三方弁14を供給
側に切り換え、さらにレジスト液供給弁18を開いてガ
ラス瓶12からレジスト液をノズル7に供給することで
行う。ノズル7が基板Pの塗布領域の終端に到達する
と、三方弁14を排気側に切り換えるとともにレジスト
液供給弁18を閉じてレジスト液の供給を停止する。こ
のようにして基板Pの所定領域へのレジスト液の塗布が
終了すれば、ノズル7を待機位置(ノズル待機部30)
に移動させ、次の基板処理のために待機させる。
【0048】次に、モータ機構26を駆動して基板保持
部4を回転させる。これにより、基板Pの上面に塗布さ
れたレジスト液は遠心力によって外周方向に移動し、基
板Pの表面全域にレジスト液が拡散されて所定の厚みに
塗布されるとともに、余剰のレジスト液は基板P外方へ
飛散し除去される。
【0049】次に、ノズル7の洗浄動作について説明す
る。
【0050】ノズル7が待機位置に位置している状態を
図3に示す。ここでは、ポット31がアクチュエータ3
4により上昇させられているが、ポット31はノズル7
がポット31の上方に移動してきた後に上昇させられ
る。そして、洗浄、すなわちノズル7の吐出口20aの
周辺に付着した付着物の除去を行わせるときには、図示
しない制御部が自動開閉バルブ45aを閉め、リンス液
供給配管41からポット31にリンス液を供給しながら
ポット31内の液位を第1液位H1としてリンス液をオ
ーバーフローさせる。この状態で図3に示すようにノズ
ル7の先端がリンス液に浸かっている状態となるため、
ここで超音波発振器33から超音波を発振させる。する
と、ノズル7の吐出口20aの周辺に付着していた凝集
したレジスト液の固形物などがリンス液に溶解分散し
て、ノズル7から除去される。これにより、ノズル7の
先端が洗浄されてきれいになる。
【0051】なお、ポット31内の液位を第1液位H1
としてノズル7の先端をリンス液に浸しているときに
は、常時プリディスペンス処理を行い、レジスト液を吐
出口20aからポット31内に吐出し続けることでポッ
ト31内のリンス液がスリット20内にしみ上がってく
ることを防止する。
【0052】ノズル7の洗浄が終了すると、制御部の指
令により自動開閉バルブ45aが開けられ、ポット31
内の液位が第1液位H1から第2液位H2に変えられ
る。これによって、ノズル7の先端がポット31内のリ
ンス液に接触しない状態となる。そして、この状態でプ
リディスペンス処理が行われると、その上端部がリンス
液の液面とノズル7の先端との間に位置する排出ガイド
51の存在により、吐出口20aから吐出されたレジス
ト液は排出ガイド51を伝って良好に下方に排出され
る。したがってレジスト液がノズル7の先端にしずくと
なって残ることはない。このため、残存するレジスト液
の乾燥固化によるパーティクルの発生が抑えられる。
【0053】この後、次の基板処理まではポット31内
にノズル7の先端が待機することになるが、ポット31
内にはリンス液が第2液位H2まで貯留されているた
め、このリンス液が揮発して溶剤雰囲気を形成し、ノズ
ル7の吐出口20a周辺及びスリット20内のレジスト
液の乾燥固化を防ぐことができる。
【0054】<本装置の特徴>本装置では、ポット31
が、その内部の液位を自動開閉バルブ45a等を制御す
ることにより第1液位H1と第2液位H2とに変化させ
ることで、ノズル7の吐出口20a周辺の付着物を除去
する作用を果たしたり、ノズル7の先端(吐出口20a
周辺)の乾燥を防ぐ作用を果たしたりする。すなわち、
このポット31がこれらの2つの作用を兼ね備えてお
り、これらの作用をそれぞれ有する別個の2つの構造体
(例えば、洗浄ブロックとノズルポット)の代わりにポ
ット31を1つを配備するだけでよくなり、装置の構造
が簡易なものとなっているとともに、装置の占有スペー
スが小さくなっている。
【0055】また本装置では、ポット31内でリンス液
に浸かって吐出口20a周辺の付着物の洗浄除去が行わ
れているノズル7に対して、さらに超音波発振器33に
よって超音波をあてている。この超音波によるキャビテ
ーション破壊作用やリンス液の振動の加速度による作用
がかかるため、ノズル7の先端に付着している付着物の
リンス液への溶解分散が促進され、洗浄除去の効率が向
上している。
【0056】また本装置では、ノズル7の先端の洗浄を
行うときに、排出ガイド51もリンス液に浸かった状態
で超音波があてられることになる。このため、排出ガイ
ド51、特に排出ガイド51の第2液位H2よりも上部
にある部分からも効果的に付着物が除去され、排出ガイ
ド51が清浄に保たれる。また、この排出ガイド51を
洗浄するための別個の洗浄具を設ける必要がなくなるた
め、装置のコストが低減されている。
【0057】[他の実施形態] (A)上記実施形態ではノズル7からレジスト液を吐出
する塗布装置について説明したが、これに限らず、例え
ばノズル7から現像液を吐出する基板現像装置について
も本発明は適用し得る。その場合、リンス液としては例
えば純水が用いられる。
【0058】また、基板にエッチング処理や剥離処理を
施すような基板処理装置についても、本発明を適用する
ことが可能である。
【0059】(B)上記実施形態においては、ノズル7
がノズル待機部30に待機しているときには、図3に示
すような状態となっている。この状態においては、ノズ
ル7がその先端をポット31の開口50からポット31
内に進入させ、ポット31の開口50を概ね覆うように
なっているが、ポット31の内部とポット31の外部と
はこれらの隙間を介して連通している。
【0060】図3に示すノズル7の待機状態のときに
は、ポット31内のリンス液が揮発してノズル7の先端
の周りに溶剤雰囲気を形成し、ノズル7の吐出口20a
周辺やスリット20内のレジスト液が乾燥固化すること
を防いでいる。しかしながら、上記のようにノズル7と
ポット31の隙間が存在すると、ここからポット31内
の溶剤雰囲気がポット31外に流れ出してしまい、ノズ
ル7の先端の周りにおいて十分な濃度の溶剤雰囲気が得
られなくなり、ノズル7の吐出口20a周辺やスリット
20内のレジスト液が乾燥してしまう恐れがある。
【0061】このため、上記実施形態においてはノズル
7とポット31との間の隙間がなるべく小さくなるよう
に位置制御しているが、これに加えて下記のようにパッ
キンを装着させることが望ましい。
【0062】図5に示すパッキン(シール部材)80
a,80bは、ノズル70が待機状態のときにノズル7
0とポット31の開口50の周囲との間の隙間を埋める
ように、ポット31の開口50周囲の上面31a,31
bに接着されるものである。ノズル70は、ノズル7
に、ポット31の上面31bに対向する平行下面70b
が平行下面70aに加えて形成されているものである。
したがって、ノズル70に対してポット31が上昇する
と、図5に示すように、ポット31の上面31aとノズ
ル70の平行下面70aとの隙間がパッキン80aによ
って埋められ、ポット31の上面31bとノズル70の
平行下面70bとの隙間がパッキン80bによって埋め
られる。これによりポット31内から開口50周囲の隙
間を通ってポット31外に溶剤雰囲気が流出することが
抑えられる。
【0063】このように溶剤雰囲気の流出を抑えること
で、ノズルの先端の乾燥がより確実に防止されるように
なり、ノズルの詰まりが起こり難くなる。また、これに
従って、プリディスペンス処理の回数も低減することが
可能となり、レジスト液の使用量も削減することができ
る。
【0064】なお、パッキン80a,80bについて
は、シート状のパッキンを使用してもよいし、合成ゴム
からなるパッキンを使用してもよい。また、ここではポ
ット31側にパッキン80a,80bを接着させている
が、ノズル70側にこれを装着するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明では、ポットに、その内部の液位
を液位変更手段により変化させることによって、ノズル
の吐出口周辺の乾燥を防ぐ作用、及びノズルの吐出口周
辺の付着物を除去する作用を兼ね備えさせている。これ
により、これらの作用をそれぞれ有する別個の2つの構
造体の代わりにポット1つを配備すればよくなるので、
基板処理装置の構造が簡易なものとなり、占有スペース
が小さくなって、装置のコストが抑えられる。
【0066】また、別の本発明では、ポット内で洗浄・
乾燥防止液に接触して吐出口周辺の付着物の除去が行わ
れているノズルに対して、さらにこの吐出口及び吐出口
周辺に超音波があてられるので、ノズルの吐出口周辺に
付着した付着物の洗浄除去がより確実に為されるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたレジスト液塗
布装置の全体構成図。
【図2】塗布装置のノズルの斜視図。
【図3】ノズル及びポットの一部横断面図。
【図4】ノズル、ポット及びアクチュエータの側面図。
【図5】他の実施形態のノズル及びポットの一部横断面
図。
【図6】洗浄ブロック及びノズルポットの一部横断面
図。
【図7】ノズル及びノズルポットの斜視断面図。
【符号の説明】
7 ノズル 20 スリット 20a 吐出口 30 ノズル待機部 31 ポット 33 超音波発振器 34 アクチュエータ 43 オーバーフロー配管(第1排液管) 45 液位低下配管(第2排液管) 45a 自動開閉バルブ(液位変更手段のひとつ) 50 開口 51 排出ガイド(処理液排出ガイド) 80a,80b パッキン(シール部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に処理液を供給して基板処理を行う基
    板処理装置であって、 処理液を吐出する吐出口を有するノズルと、 開口を有し、前記ノズルの洗浄及び前記ノズルの乾燥を
    抑えるために用いられる洗浄・乾燥防止液を貯留するポ
    ットと、 前記ノズルの吐出口が前記ポットの開口から前記ポット
    内に進入している状態において、前記ポット内の洗浄・
    乾燥防止液の液位を、洗浄・乾燥防止液が前記吐出口と
    接触する第1液位と洗浄・乾燥防止液が前記吐出口と離
    れる第2液位とに変化させる液位変更手段と、を備えた
    基板処理装置。
  2. 【請求項2】前記ポット内の洗浄・乾燥防止液に接触し
    ている前記ノズルの吐出口に前記洗浄・乾燥防止液を介
    して超音波をあてる超音波発振器をさらに備えた、請求
    項1に記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】前記ポット内に設けられ、前記ポット内に
    前記ノズルの吐出口が進入している状態において前記吐
    出口の近傍から下方に向かって延びる処理液排出ガイド
    をさらに備えており、 前記超音波発振器から発振される超音波は前記洗浄・乾
    燥防止液を介して前記処理液排出ガイドにもあてられ
    る、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】前記液位変更手段は、前記第1液位よりも
    上方の洗浄・乾燥防止液を排液することのできる第1排
    液管と、前記第2液位よりも上方の洗浄・乾燥防止液を
    排液することのできる第2排液管とを有している、請求
    項1から3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】前記ノズルの吐出口が前記ポット内に進入
    している状態であり、前記洗浄・乾燥防止液の液位が前
    記第1液位にあるときに、前記ノズルの吐出口から処理
    液を吐出させる制御を行う制御手段をさらに備えた、請
    求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】前記ノズルの吐出口が前記ポット内に進入
    している状態において、前記開口を通って前記ポット内
    から前記ポット外に洗浄・乾燥防止液の雰囲気が流出す
    ることを抑えるシール部材をさらに備えた、請求項1か
    ら5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】前記シール部材は、前記ノズルの吐出口が
    前記ポット内に進入している状態において、前記ポット
    の開口の周囲と前記ノズルとの間の隙間を埋める、請求
    項6に記載の基板処理装置。
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