JP2000167217A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000167217A
JP2000167217A JP2000023777A JP2000023777A JP2000167217A JP 2000167217 A JP2000167217 A JP 2000167217A JP 2000023777 A JP2000023777 A JP 2000023777A JP 2000023777 A JP2000023777 A JP 2000023777A JP 2000167217 A JP2000167217 A JP 2000167217A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り遊技状態中に、電源電圧に異常が発生
したことを容易に知ることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 電圧が降下していれば(例えば、大当り
遊技状態のパチンコ装置1に異常電圧が発生:ステップ
S200)、ランプおよびソレノイドをオフし(ステッ
プS202)、異常電圧情報を設定(ステップS20
4)してホールの管理装置に出力する。これにより、管
理装置に対してランプおよびソレノイド電源電圧が降下
していることが知らされ、例えば当該大当り遊技状態が
終了してしまうことがあっても、遊技店側は適切な処置
を取ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部交流電源から所要
の直流電源を生成する電源生成手段と、前記電源生成手
段から供給される所定の直流電源に基づき遊技の進行を
制御する遊技制御手段とを備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体として玉を用いた遊技
機としては、例えばパチンコ機が代表的である。そし
て、遊技機によって遊技を行う過程で、大当り遊技状態
(特別遊技状態のことで、以下、単に適宜大当り状態と
いう)が発生する機種があり、これによると玉の賞球数
が多く、遊技者の興味を誘っている。従来の遊技機、例
えばいわゆる第1種に属する遊技機では、可変表示装置
の複数桁の表示図柄を可変し、その停止図柄の特別な組
み合せに基づき変動入賞装置等を所定期間遊技者にとっ
て有利な状態に変化させる特別遊技(大当り遊技)を行
っている。この場合、遊技者にとって有利な特定遊技
(例えば、大入賞口が30秒間又は入賞玉を10カウン
トするまで開放するような遊技内容のもの)を所定回数
(例えば、16サイクル)だけ遊技可能となっている。
また、遊技機には外部(例えば、島設備)から交流24
Vの電源が供給されており、この供給電源を直流電圧に
変換して各回路、ランプ、ソレノイド等の作動電源を得
ている。この場合、変換される直流電圧としては、例え
ばDC5V、DC12V、DC24V、DC30Vの各
電圧があり、DC5VはIC回路用、DC12VはLE
D用、DC24Vがランプ用、DC30Vがソレノイド
用に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技
機にあっては、大当り遊技状態の遊技機に異常電圧が発
生した場合に、遊技者が十分な遊技利益を得ることな
く、該大当り遊技状態が終了してしまうことがあった。
その場合に、遊技店側(例えば、管理装置)はどの台に
そのような事態が発生したかが特定できなかった。ま
た、その原因が遊技者の操作ミスによるものなのか、あ
るいは遊技機に異常が発生したことによるものなのか
が、判断(例えば、原因確認)できなかった。このた
め、遊技機に異常電圧が発生した場合の対処(例えば、
遊技者の利益保護)が難しかった。
【0004】そこで本発明は、大当り遊技状態中に電源
電圧に異常が発生したことを容易に知ることができる遊
技機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機は、外部交流電源から所
要の直流電源を生成する電源生成手段(例えば、電源回
路306)と、前記電源生成手段から供給される所定の
直流電源に基づき遊技の進行を制御する遊技制御手段
(401)と、を備えた遊技機(例えば、パチンコ装置
1)において、前記遊技制御手段が所定の遊技条件の成
立に基づき遊技者にとって有利な特別遊技状態(例え
ば、大当り遊技状態)を起生させ場合には、外部に特別
遊技状態信号を出力する特別遊技状態出力手段(例え
ば、遊技制御手段401)と、前記直流電源電圧に異常
状態が発生したか否かを監視する監視手段(例えば、電
圧降下検出装置324)と、前記監視手段からの異常信
号に基づき外部に電源電圧異常信号を出力する異常信号
出力手段(例えば、CPU301、ROM302、RA
M303、EEPROM304)と、を備えたことを特
徴とする。また、好ましい態様として請求項2記載の発
明による遊技機は、請求項1記載の遊技機において、前
記監視手段は、前記直流電源電圧が所定値より低い場合
に異常状態と判定することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、監視手段により直流電源電圧に異
常状態が発生したか否かが監視され、異常状態が発生す
ると、異常信号出力手段は監視手段からの異常信号に基
づき外部に電源電圧異常信号を出力する。これにより、
遊技店側は異常状態の発生を容易に知ることができ、例
えば遊技機に異常電圧が発生した場合の対処が容易とな
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図8は本発明をプリペイドカード方
式のパチンコ装置に適用した場合の一実施例を示してい
る。なお、本説明(図面も)中でパチンコ玉を、玉ある
いは球と記述しているが、これらは何れも基本的にパチ
ンコ玉を意味するものであり、表現が混在しているが、
玉と球は異なる概念ではなく、説明の都合に応じて使い
分けているに過ぎない。図1はパチンコ装置の全体を示
す外観斜視図である。図1において、1はパチンコ装置
であり、パチンコ装置1(遊技機)は同様のものが遊技
店内に所定数設置されている。本実施例のパチンコ装置
1は大きく分けてパチンコ機2と、パチンコ機2の側方
に配設された遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸機
(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、これ
らが対をなして設置されている。
【0008】玉貸機3は比較的狭い幅の縦長タイプに形
成され、一定の奥行を有している。そして、パチンコ装
置1の側方に配設されることによって、遊技者の便宜を
図れるようになっている。また、玉貸機3はパチンコ機
2と分離することが可能であり、修理の際には交換する
ことができる構造になっているが、少なくともパチンコ
装置1と玉貸機3が信号上、接続されていないと遊技が
できないようになっている。玉貸機3にはカードリーダ
ーが内蔵され、玉貸機3の前面パネル4には上記カード
リーダーに対応するプリペイドカード方式のカードが挿
入されるカード挿入口5と、カードの残り度数を表示す
るカード残度数表示器6とが設けられている。なお、カ
ード挿入口5はカードの受け付けを表示可能なものが用
いられ、例えばカード挿入口5の上にカード受付け表示
器7を有し、カード受付け表示器7は発光ダイオード等
からなり、カードの受け付けが有効であることを表示す
る。
【0009】カード残度数表示器6は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたプリペイドカードの残り度数を1
00の位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度
が100円に相当し、残りの度数を度/100円の計算
で遊技者に表示する。したがって、例えば3000円の
プリペイドカードを挿入した場合には30度としてカー
ド残度数表示器6に表示される。プリペイドカードとし
ては、例えば1000円、2000円、3000円、5
000円のものが相当し、既にメタルを用いたパチンコ
型スロットマシンの場合と同様に市場に出回っている。
ここで、プリペイドカードとしては、例えばパチンコ遊
技専用カードが用いられる。したがって、本実施例では
パチンコ玉を持込む以外に、プリペイドカードをカード
挿入口5に挿入することによって必要な玉を確保してゲ
ームを開始することが可能になっている。
【0010】パチンコ機1は、正面側に見える部分とし
て額縁状前面枠11と、額縁状前面枠11の開口部に配
設され、ガラス12aを支持する金枠(ガラス枠)12
と、遊技盤13(図2参照)と、前面表示パネル14
と、前面表示パネル14の下方の前面操作パネル15と
を有している。額縁状前面枠11はパチンコ機1を設置
している木製の機枠16に対して上部蝶番17および下
部蝶番(図示略)によって開閉可能に支持されている。
また、金枠12は額縁状前面枠11に開閉可能に支持さ
れている。前面表示パネル14は前面側が突出しつつや
や盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示パ
ネル14には賞球としてのパチンコ玉を受ける上皿21
が形成されるとともに、前面側にカード度数表示器(カ
ード残高表示器)22、玉貸釦(変換釦)23、カード
排出釦(返却釦)24および玉貸し可能表示器25が設
けられている。なお、玉貸し可能表示器としてはドット
LED25に限らず、例えば細長い形状の表示ランプに
してもよい。前面表示パネル14は一端側が額縁状前面
枠11に開閉可能に支持されている。また、26は上皿
21の玉を後述の玉貯留皿32に移すために、両者を接
続する通路を開閉するための押し釦である。
【0011】カード度数表示器22は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたプリペイドカードの残高を100
の位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が1
00円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で遊
技者に表示する。したがって、例えば3000円のプリ
ペイドカードを挿入した場合には30度としてカード度
数表示器22に表示される。なお、本実施例ではカード
度数表示器22として7セグメントの発光ダイオードを
用いて3列で構成しているが、これに限らず、例えばド
ットLED、液晶、蛍光表示管等を用いて構成してもよ
い。玉貸釦23は、カード挿入口5に挿入されたプリペ
イドカードの残高の範囲内で1度を単位としてパチンコ
玉をパチンコ機2裏面の後述の玉排出装置(賞球を行う
機能も兼ねているもの)から排出して貸し出すために遊
技者によって押されるスイッチである。この場合、パチ
ンコ玉を貸し出し可能な状態の表示は玉貸し可能表示器
25によって行われる。なお、パチンコ玉を貸し出し可
能な状態にあれば、玉貸釦23全体が輝くものでもよ
い。
【0012】一方、パチンコ玉を貸し出し可能な状態に
なければ、玉貸し可能表示器25が消灯し、かつ玉貸釦
23を押してもパチンコ玉の貸し出しのための排出が行
われない。この玉貸釦23を1回押すと、予め設定され
た度数に相当する分だけのパチンコ玉(例えば、3度数
に設定されていれば、75玉)が貸し出されて上皿21
に供給される。カード排出釦24は、カード挿入口5に
挿入されたプリペイドカードをカード挿入口5から外部
に引出すためのもので、本実施例では遊技者がゲームを
終了したい場合などに、この釦を押すことにより、プリ
ペイドカードがカード挿入口5から再び外部に引出され
る。遊技者は引出されたプリペイドカードを手にし、他
のパチンコ台でゲームを開始するか、あるいは今回はひ
とまずゲームを終るかの自由な選択ができる。前面操作
パネル15には、その左側に灰皿31が形成されるとと
もに、前面中央側が前方に突出するような形状に形成さ
れ、その突出部の内部は玉貯留皿(受皿)32となって
いる。玉貯留皿32は上皿21がパチンコ玉で一杯のと
きに賞品玉を受ける等の役目がある他、玉を一時的に貯
留するためのものである。また、前面操作パネル15に
は玉抜きレバー33および発射装置の発射操作ノブ34
が設けられている。玉抜きレバー33は玉貯留皿32に
貯留された玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜
きレバー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留
皿32の下底部が一部開口して玉を下方に放出すること
ができる。発射操作ノブ34は1列に整列しているパチ
ンコ玉のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊技盤1
3前面の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作を行う
ものである。
【0013】一方、パチンコ機1の額縁状前面枠11の
上部には、賞品球排出時に点灯する賞品球排出表示器4
1、貸玉排出時に点灯する貸玉排出表示器42、パチン
コ機1において打止状態が発生したときに点灯する完了
ランプ43が設けられている。金枠12は前面枠11に
開閉可能に支持され、通常は施錠装置によって前面枠1
1に対して施錠されている。金枠12を開く場合には、
施錠孔51に所定のキーを挿入して回動操作することに
より、施錠装置のロック状態が解除されてオープンす
る。なお、本実施例では玉貸機3にカードリーダを内蔵
しているが、カードリーダの配置場所は上記例に限ら
ず、他の場所でもよい。例えば、パチンコ機自体に組み
込むか、皿前装飾体の部分に設けるようにしてもよい。
また、カードリーダでなく、例えばパチンコ機2にカー
ドリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報や遊技客
の識別情報が記憶されている遊技用カードを用い、遊技
結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能なもので
あっても、本発明を適用することができる。なお、遊技
用カードはプリペイドカードに限らず、例えば玉数等の
価値情報が記憶されいる玉数カード、あるいは遊技客の
識別情報が記憶されている識別カード等を単独で使用す
る遊技機でもよい。
【0014】要は、遊技用カードを使用するために、こ
のカード情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは
読み込み/書き込み可能なカードリーダ・ライタであれ
ばよい。例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システ
ムで封入球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技
機)にも本発明を適用することができる。また、遊技用
カードとして磁気カードを用いている例に限らず、例え
ばICカードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用
いた場合、当然のことながらカードリーダ若しくはカー
ドリーダ・ライタはICカードに対応するものを使用す
ることになる。
【0015】次に、遊技盤13は発射されたパチンコ玉
を上方から落下させつつアウトあるいはセーフの判定を
行う領域であり、入賞口に玉が入って有効にセーフとな
る場合は所定数の賞品玉が後述の玉排出装置から排出さ
れて、これが上皿21に供給される。また、発射操作ノ
ブ34を操作して玉が発射されても、ファールになった
ときには、パチンコ玉が発射位置に戻るか、あるいは玉
貯留皿32に排出される。ここで、遊技盤13における
遊技領域は本発明の適用対象である遊技媒体を用いた各
種の遊技を行う遊技機に使用されるものであればよく、
例えばいわゆる「第1種」に属するもの、「第2種」に
属するもの、「第3種」に属するものあるいはその他の
種類のパチンコ機であれば、任意の構成をとり得る。一
例として本実施例では図2に示す「第1種」に属するタ
イプのものを用いている。したがって、本発明の適用は
図2に示す「第1種」に属するタイプのものに限らず、
上述したように幅広い遊技機に対して適用が可能であ
る。例えば、近時発達が著しい映像表示装置の図柄内容
を変化させてゲームを行うもの、液晶、カラーTV等を
備えて役物遊技を行うもの等に幅広く適用することがで
きる。
【0016】図2は遊技盤13の遊技領域を示す正面図
である。図2において、遊技領域の周囲には弾発された
玉を遊技領域の上方部まで案内したり、後述のアウト玉
回収口135まで案内するなどの機能を有するレール1
01が配置されている。また、遊技領域のほぼ中央部に
は映像を表示可能な可変表示装置(いわゆる役物装置
で、映像表示装置に相当)102が配置されている。可
変表示装置102の下方には、始動入賞口103が配置
されるとともに、可変表示装置102の図柄表示結果に
よって遊技玉を受け入れない第1の状態から受け入れ易
い第2の状態に変動する大入賞口としての変動入賞装置
(大入賞口のことで、いわゆるアタッカー)104が配
置されている。図2は、変動入賞装置104が遊技玉を
受け入れやすい第2の状態に変動した場合を示してい
る。105、106は始動入賞口、107、108は一
般入賞口、109、110は点灯可能で、かつ風車とし
ても回転可能な装飾部材、111、112はサイドラン
プ、113、114は装飾ランプである。サイドランプ
111、112および装飾ランプ113、114はゲー
ム内容に応じて適当に点灯あるいは点滅して遊技の臨場
感を高めるものである。また、遊技盤13の周囲のレー
ル101に沿った適宜位置には左から順次、大当り時に
点灯する大当り表示器121、可変表示装置102の表
示図柄がリーチの出目になった場合に点灯するリーチ表
示器122、可変表示装置102の表示図柄がスペシャ
ルリーチの出目になった場合に点灯するスペシャルリー
チ表示器123が配置されている。
【0017】スペシャルリーチ(スーパーリーチともい
う)とは、1、2個目の図柄が停止した後、3個目の図
柄を停止させるときに通常停止と異なる特別停止で3個
目の図柄を停止させるような制御を行うもので、例えば
特別停止としていわゆるロングリーチが採用される。具
体的には、1個目の左図柄が「2」、2個目の右図柄が
同じく「2」で、3個目の中図柄が「2」の手前で極め
てスローにスクロールしていく状態をロングリーチとい
う。したがって、特別停止における停止に関わる期間中
は、図柄のスクロールがより一層緩やかになる。これに
より、遊技者は長時間ロングリーチの醍醐味を味わうこ
とができ非常に“わくわく”することになる。可変表示
装置102は始動入賞口103、105、106に玉が
入賞したとき、その表示図柄を変化させ、その図柄が特
定の利益状態(すなわち、特別遊技状態で、例えば、大
当りのゾロ目状態:「777」など)になると、変動入
賞装置(アタッカー)104が開放するようになってい
る。なお、可変表示装置102の図柄が特定の利益状態
(大当りのゾロ目状態)になることは、所定の遊技条件
が成立したことに相当する。また、可変表示装置102
の上部には、いわゆる天入賞口(図2では見えにくいの
で、符号付けは省略)が形成され、これも一般入賞口と
なっている。さらに、遊技領域内の適宜位置には風車と
呼ばれる打球方向変換部材131〜134が回転自在に
複数設置されるとともに、障害釘(図示略)が多数植設
されている。加えて、遊技領域の中央下部にはアウト玉
回収口135が形成されている。
【0018】ここで、可変表示装置102としては蛍光
表示器(FIP)を用いて映像を表示可能なものが使用
されており、映像表示部102Aの詳細は図3のように
示される。図3において、映像表示部は大きく分けて3
つに区分され、第1グリッド141、第2グリッド14
2、第3グリッド143の3つの制御領域に分けて点灯
制御が行われる。蛍光表示器はキャラクターと5×7の
ドットマトリクスを用いて特別変動図柄(大当りの判定
を行う表示図柄で、以下、適宜特図という)やその他の
必要な映像を表示し、 1回の出力命令で1つのグリッ
ドを点灯するようになっている。特図の表示は、第1グ
リッド141〜第3グリッド143の3つの制御領域の
中央に配置されたパチンコ玉をイメージした多数の丸い
蛍光表示器(例えば、蛍光表示器144、145、14
6等)を含む特図領域141T、142T、143Tを
用い、これらの特図領域141T、142T、143T
において対応する複数の蛍光表示器が点灯して3列に配
置される3つの数字や記号(A、B、Cなど)を表示
し、大当り(例えば、「777」)あるいははずれ(例
えば、「123」)等の図柄を表示することができるよ
うになっている。そして、各グリッド141〜グリッド
143に表示する内容は映像データとして、グリッド単
位で後述のV−RAM354にいったん格納され、所定
の表示タイミングで読み出されてグリッド毎に点灯制御
される。この場合、V−RAM354は特図および始動
記憶表示のデータを格納する。
【0019】始動記憶表示のデータとは、いわゆる始動
メモリ表示器のデータに相当するもので、始動入賞口1
03、105、106の何れかに玉が入賞したとき、4
個の範囲内でその入賞玉数を記憶したことを表示するた
めのデータである。始動入賞口103、105、106
に入賞した玉を4個宛て記憶した範囲内(以下、始動記
憶範囲内という)での連続大当りは、通常、純連チャン
(あるいは単に連チャン)と称することがある。これに
よると遊技者への出玉が格段に多くなる。始動記憶の表
示は、第2グリッド142におけるチューリップタイプ
の蛍光表示器によって行われ、始動記憶がないときは蛍
光表示器151および蛍光表示器152が点灯し、他の
蛍光表示器153および数字を模した蛍光表示器154
が消灯している。一方、始動記憶が発生すると、蛍光表
示器151が消灯し、蛍光表示器152は引続き点灯を
維持するとともに、蛍光表示器153および数字を模し
た蛍光表示器154が点灯する。これにより、あたかも
チューリップが開いたような映像が表示され、遊技者に
1個の始動記憶表示を報知する。なお、2個目以降の始
動記憶表示についても同様で、数字を模した蛍光表示器
155〜157が順次点灯していく。このようにしてチ
ューリップが閉じるか、開くかによって始動記憶数が4
個の範囲内で蛍光表示器によって表示される。本実施例
では、始動記憶数に基づいて図柄の変動時間が変化し、
例えば始動記憶数が少ない場合には図柄の変動時間を長
くし、同記憶数が多い場合には図柄の変動時間を短くす
る制御を行うようになっている。
【0020】丸い蛍光表示器(例えば、蛍光表示器16
1)はパチンコ玉をイメージしており、ブルーの背景に
白い輝き点が写っているような図柄によりパチンコ玉と
見えるようにしている。そして、特図の表示を行わない
ときは、蛍光表示器161を点灯開始位置としてパチン
コ玉が発射位置から弾発されて遊技領域に移動していく
様子が、順次、蛍光表示器の点灯(例えば、蛍光表示器
162〜170が順次点灯)によって表示されるような
制御が行われる。なお、特図の表示を行わないときは、
他の表示、例えば呼込み表示、大当り発生を知らせるフ
ァンファーレ表示、大当り中の表示、インターバル表
示、大当り終了時の表示等を行う。一例として呼込み表
示は、3つの制御領域の中央に配置されたパチンコ玉を
イメージした多数の丸い蛍光表示器(例えば、蛍光表示
器144、145、146等)によって行われ、例えば
“イラッシャイマセ! ホンジツダイカイホウ”という
ような呼込みメッセージを表示可能になっている。パチ
ンコ玉をイメージした丸い蛍光表示器(例えば、蛍光表
示器161等)やチューリップタイプの蛍光表示器の他
は、遊技盤13における遊技領域をイメージした図形の
蛍光表示器に形成されており、例えばレールの蛍光表示
器181、装飾ランプの蛍光表示器182などになって
いる。
【0021】次に、図4はパチンコ機1の裏機構の構成
を示す図である。図4において、パチンコ機1の裏機構
の主要なものとして、貯留タンク(上タンク)201、
誘導路202、中継基盤(外部端子基盤)203、玉排
出装置204、排出制御回路盤205、役物制御回路盤
206、発射回路盤207、スピーカ208および裏機
構盤の基枠体210がある。基枠体210は合成樹脂製
の一体成型品から形成され、パチンコ機2の前面枠11
の裏側に固定された金属フレーム(図示略)に取り付け
られている。そして、この基枠体210の上に各種のユ
ニット部品、例えば貯留タンク201、誘導路202、
中継基盤(外部端子基盤)203、玉排出装置204、
排出制御回路盤205、役物制御回路盤206などが取
り付けられており(例えば、ワンタッチの爪部材によっ
て固定される)、これらの各種ユニット部品と基枠体2
10とを総称する概念として裏機構盤220と称してい
る。貯留タンク201は排出される前の玉を予め貯留し
ておくもので、この貯留タンク201の玉数の不足は補
給センサ(図示略)によって検出され、不足のときは島
設備から玉が補給される。貯留タンク201内の玉は誘
導路202により誘導され、玉排出装置204によって
排出される。玉排出装置204は賞品球の排出を行うと
ともに、貸玉の排出も行う。なお、この誘導路202は
特に限定されないが、短時間に多量の玉を排出できるよ
うに2条に形成されており、その途中には玉の重りを防
止する玉ならし部材および待機玉検出器(何れも図示
略)が設けられている。また、このような2条構成は玉
排出装置204の内部についても同様である。
【0022】中継基盤203はAC電源の入力やホール
の管理装置との間における信号の授受などについての中
継を行うもので、本実施例では、例えばノーマル大当り
図柄、ラッキー大当り図柄、スペシャルラッキー大当り
図柄が発生した情報および連続大当り(連チャン遊技)
の情報等を報知する信号の中継を行う報知用端子として
も用いられる。また、中継基盤203には役物制御回路
盤206へ供給するAC電源の入/切を行うスイッチ2
30が設けられている。さらに、中継基盤203には異
常電圧情報344をホールの管理装置に送信するための
端子が設けられており、この異常電圧情報344は電圧
降下検出装置324によって各種ランプおよびソレノイ
ドの電源電圧が所定値よりも降下したことが検出された
場合に、この異常状態を管理装置に知らせるためのもの
である。排出制御回路盤205は玉の排出に必要な各種
制御を行うもので、賞品球の排出やカードリーダのカー
ド読み取り情報に基づく貸玉の排出を行うべく、玉排出
装置204の作動を制御する。なお、排出制御回路盤2
05と玉貸機3の内部に配置されたカード制御装置との
間は配線231によって接続されている。役物制御回路
盤206は遊技盤13における役物の作動に必要な各種
制御を行うものである。また、役物制御回路盤206に
は可変表示装置102の大当り確率、リーチ確率を変
更、設定する確率設定装置の確率設定スイッチが内蔵さ
れており、確率設定スイッチのスイッチ挿入口206a
は役物制御回路盤206の表面側に露出配置されてい
る。確率設定スイッチは大当り確率のみを変更するもの
でもよい。
【0023】確率設定スイッチは、例えば1/200、
1/210、1/220の3段階に可変表示装置102
の大当り確率を外部から容易に変更できるように、大当
り確率用に3つの接点を有している。また、図柄変動の
リーチ率を例えば、外部から50%、30%、20%の
3段階に容易に変更できるようにリーチ率設定用に3つ
の接点を有している。各スイッチは連動にしてもよい
し、それぞれ単独で調整可能にしてもよい。なお、この
他に、例えば大当りの連チャン率を外部から50%、3
0%、20%の3段階に容易に変更できるように連チャ
ン率設定用の接点を設けてもよい。確率設定スイッチの
接点はホールの係員によって操作可能であり、その設定
値は役物制御回路盤206の端部に設けられた7セグメ
ントの確率設定表示LED232、233に表示可能に
なっている。一方の確率設定表示LED232は大当り
確率の設定値を表示し、他方の確率設定表示LED23
3は図柄変動のリーチ率の設定値を表示する。なお、2
つの確率設定表示LED232、233によって大当り
確率あるいはリーチ率そのものを直接に2桁の数値で表
示するようにしてもよい。確率設定表示LED232、
233には設定値が表示されるが、上記設定操作後一定
時間が経過すると、消えて外部から目視できないよう
に、機密が保たれている。なお、可変表示装置102の
大当り確率、リーチ率の変更は、上記のような3段階に
限らず、他の変更内容にしてもよい。また、役物制御回
路盤206の端部には確率設定表示LED232、23
3の他に各種のコネクタ234(他のコネクタは番号付
けを省略)が配置されており、これらのコネクタ234
によって役物制御回路盤206が他の回路盤等と接続さ
れる。
【0024】発射回路盤207は玉の発射に必要な各種
制御を行うもので、所定のケースに発射制御回路の基盤
が収納されている。スピーカ208は遊技に必要な効果
音(例えば、玉の排出に伴う効果音)や人工合成音を報
知するもので、玉排出数、賞態様および玉の貸出しに応
じて各種の音を発生して遊技者に知らせる。なお、制御
回路盤とは、制御回路の基盤(すなわち、制御回路の機
能を実現するボード)と、この基盤を収納している箱型
に形成された金属製あるいは樹脂製のシャーシ箱とを一
体として含む概念として用いている。図4は玉寄せカバ
ー(図示略)を取り外した状態を示しており、玉寄せカ
バーは玉寄せカバー本体240に着脱可能に装着される
ものである。そして、玉寄せカバーは基枠体210の中
央に大きく開口した中央開口部を塞ぐもので、この中央
開口部は可変表示装置102の取り付けのための空間と
なっている。なお、玉寄せカバーの後方は膨出形成され
ており、排出制御回路盤205や役物制御回路盤206
の後面に比べて大きく後方に突き出たような構造になっ
ている。そして、玉寄せカバーによって中央開口部を塞
ぐことにより、貯留タンク201などから落下した玉が
遊技盤13の裏面側に衝突しないようになっている。玉
寄せカバー本体240に囲まれた内部には中継基盤24
1が設けられており、中継基盤241は遊技盤13にお
ける各種電気部品(例えば、ランプ、ソレノイド、LE
D、モータ、センサ)と役物制御回路盤206を接続す
る配線の途中で一旦中継するものである。
【0025】次に、図5はパチンコ装置1における制御
系のブロック図である。図5において、この制御系は大
きく分けると、パチンコ遊技等に必要な制御を行うCP
U301と、制御プログラム等を格納しているROM3
02と、ワークエリアの設定や制御に必要なデータの一
時記憶等を行うRAM303と、必要なデータ等を記憶
し、電源がオフしても記憶を継続させる不揮発性のEE
PROM304と、CPU301の基本クロックを得る
ために所定の周波数を発振する水晶305と、外部交流
電源から所要の直流電源を生成してCPU301等に必
要な電源を供給する電源回路306(電源生成手段)
と、各種情報信号を受け入れるローパスフィルタ307
と、ローパスフィルタ307からの信号をバス308を
介してCPU301に出力するバッファゲート309
と、CPU301からの信号をバス308を介して受け
る出力ポート310と、出力ポート310を介して入力
される制御信号をドライブして各種駆動信号を生成して
各表示器等に出力するドライバ311と、遊技に必要な
効果音を生成する(あるいは音声合成を行ってもよい)
サウンドジェネレータ312と、サウンドジェネレータ
312からの音声信号を増幅するアンプ313とによっ
て構成される。
【0026】CPU301を含む上記各回路は、パチン
コ機2の裏側の所定位置に配置したマイクロコンピュー
タを含む遊技盤制御装置206というボードユニットに
よって実現されている。そして、マイクロコンピュータ
のボードユニットは玉貸機3、島設備、遊技店の管理装
置等との間で制御信号やデータの授受が行われるように
なっている。サウンドジェネレータ312は遊技に必要
な効果音を生成し、生成された効果音はアンプ313に
より増幅されてスピーカ208から放音される。なお、
サウンドジェネレータ312の他に、例えば音声合成I
Cを設け、遊技に必要な音声合成(例えば、リーチ時や
大当り時に遊技者への期待感を高める音声、“ヤッタ
ー”、“リーチだ”)を行うようにしてもよい。ローパ
スフィルタ307には第1種始動スイッチ321、継続
スイッチ322、カウントスイッチ323、電圧降下検
出装置324、確率設定スイッチ325、確率設定値表
示スイッチ326からの信号が入力されるとともに、排
出制御回路から玉の排出を要求する要求信号327が入
力されている。なお、ローパスフィルタ307からCP
U301に取り込まれる信号については、CPU301
でソフト的に2回読み込む処理を行うことにより、ノイ
ズの時定数等を考慮し、チャタリング防止を図ってい
る。
【0027】第1種始動スイッチ321は始動入賞口1
03、105、106に玉が入賞したことを検出する。
継続スイッチ322は大入賞口としての変動入賞装置1
04に配置され、いわゆるV入賞口に玉が入賞したこと
を検出する。カウントスイッチ323は変動入賞装置1
04がオープンしたとき、この変動入賞装置104内に
入賞した玉を検出する。なお、上記各検出スイッチは近
接スイッチからなり、玉の通過に伴う磁力の変化に基づ
いて玉を検出する。なお、第1種始動スイッチ321は
始動入賞を検出するものであるが、この始動入賞状態は
特定遊技状態を検出することに相当し、可変表示装置1
02での可変表示を開始できる特定遊技状態になったこ
とを意味する。特定遊技状態としては、第1種始動スイ
ッチ321による検出の例に限らず、例えば所定のゲー
ト(例えば、普通図柄ゲート)を玉が通過したときに可
変表示装置102での可変表示を開始できる特定遊技状
態になったとしてもよく、その場合にはゲートの通過を
検出するセンサ(特定遊技状態検出手段)を設け、この
センサからの通過検出信号によって可変表示装置102
での可変表示を開始する。
【0028】ここで、普図図柄ゲートとは遊技盤13の
特定位置に設けられ、玉が1個分だけ通過可能なゲート
を有し、玉がゲートを通過すると、普通電動始動口(本
実施例では省略している)に配置された普通図柄表示器
の図柄(例えば、数字)を変化させ、この数字が予め定
めた特定図柄(例えば、「7」)になると、普通電動始
動口のチューリップを電動動作させて一定時間だけ開く
ようになっているものである。普通電動始動口のチュー
リップは、通常は閉じているが、上記のように一定条件
下で開くように制御される。また、チューリップの開放
時間を可変制御してもよい。普通電動始動口のチューリ
ップが開放すると、普通電動始動口への入賞率が高ま
り、遊技者は有利になる。普通電動始動口の開放時間
は、例えば当り図柄が「7」のときは5秒に設定され、
当り図柄が「3」のときは2秒に設定される。また、こ
のような普図当り確率をアップする制御は、普通図柄表
示器の図柄に基づくものに限らず、例えば特図の変動図
柄によって制御してもよい。その場合、通常の普段動作
およびノーマル大当り図柄のときは普図当り確率がほぼ
1/20に設定し、ラッキー大当り図柄(例えば、「3
33」)のときおよびスペシャルラッキー大当り図柄
(例えば、「777」)が出現したときには、大当り終
了後における普図当り確率を1/4の高倍率にアップさ
せるような制御を行う。
【0029】普図当り確率をアップすることにより、普
通電動始動口への入賞率が高まり、次回に大当りが発生
する確率が始動入賞の面から間接的にアップする。した
がって、大当り発生確率を高めるのとは別の観点から遊
技者の遊技意欲が高まる。特に、特図の図柄がよく回転
するようになるので、ハラハラ、ドキドキしながら遊技
が行われ、遊技が面白くなる。また、普図当り確率に対
して大当り確率の変更を適切に組み合せるようにしても
よく、このようにすると、極めて遊技内容が充実する。
電圧降下検出装置(監視手段)324は各種ランプおよ
びソレノイドの電源電圧(すなわち、直流電源電圧)を
監視し、その電圧が所定値よりも降下したことを検出
(直流電源電圧が異常であると判定)するもので、例え
ばオペアンプを含む電子回路によって構成される。そし
て、電圧が所定値よりも降下したことを検出すると、例
えば“H”信号を出力する。なお、各種ランプ類にはD
C24Vが供給され、ソレノイドにはDC30Vが供給
される。また、CPU301を始めとするIC回路には
DC5Vが供給され、各種表示を行うLEDにはDC1
2Vが供給されるようになっている。確率設定スイッチ
325は可変表示装置102の大当り確率、リーチ確率
を変更、設定するもので、役物制御回路盤206に内蔵
され、そのスイッチ挿入口206aが役物制御回路盤2
06の表面側に露出配置されている。確率設定値表示ス
イッチ326は可変表示装置102の大当り確率、リー
チ確率を変更、設定した場合に、その設定値を外部に表
示するための操作スイッチで、設定値は前述した7セグ
メントの確率設定表示LED232、233に表示され
る。
【0030】ドライバ311からは確率設定表示LED
232、233、大入賞口ソレノイド330、遊技盤1
3の各種LED331、遊技盤13の各種ランプ33
2、高確率中明示用LED333、異常電圧報知LED
334に制御信号が出力される。大入賞口ソレノイド3
30(電気的駆動装置)は変動入賞装置(アタッカー)
104をオープンさせるもので、可変表示装置102が
大当り状態になると、V入賞を条件に各サイクルで一定
時間あるいは一定の玉数だけ大入賞口ソレノイド330
が励磁されてアタッカー104が開く。報知用の各種の
LED331、ランプ332としては、遊技盤13にお
ける大当り表示器121、装飾部材109、110、サ
イドランプ111、112、装飾ランプ113、114
等があり、ゲーム内容に応じて適当に点灯あるいは点滅
する。高確率中明示用LED333は可変表示装置10
2の大当り確率が高確率に設定されているときに点灯す
る。異常電圧報知LED(報知手段)334は電圧降下
検出装置324によって各種ランプおよびソレノイドの
電源電圧が所定値よりも降下したことが検出された場合
に、この異常状態を外部に報知するものである。なお、
異常電圧報知LED334は、例えば排出制御回路盤2
06上に装着され、外部の遊技者からは目視できないよ
うになっている。
【0031】また、ドライバ311からは大当り信号3
41、特図回動信号342、始動口入賞信号343、異
常電圧情報344がホールの管理装置(図示略)に出力
される。大当り信号341(特別遊技状態信号)は大当
りが発生したこと(遊技者にとって有利な特別遊技状態
を起生させたこと)を知らせるもので、特図回動信号3
42は可変表示装置102の図柄が回動中であることを
知らせるものである。始動口入賞信号343は始動口1
03、105、106に入賞したことを知らせるもの
で、異常電圧情報344(電源電圧異常信号)は電圧降
下検出装置324によって各種ランプおよびソレノイド
の電源電圧が所定値よりも降下したことが検出された場
合に、この異常状態を管理装置に知らせるものである。
ドライバ311は必要なデータを送信するデータ信号線
351、必要な制御コードを送信する制御コード信号線
352、必要なストローブ信号を送信するストローブ信
号線353を介して表示制御回路354に接続されてい
る。ストローブ信号は設定されたデータ信号の有効/無
効を示すものである。表示制御回路354は可変表示装
置(すなわち、映像表示装置)102の図柄表示を制御
するもので、例えば特図表示器用CPU、フォントRO
M、V−RAMを含むIC回路によって構成され、駆動
信号を生成し、可変表示装置102を駆動する。さら
に、ドライバ311からは送信クロック信号361およ
び賞球データ信号362が排出制御回路に出力される。
上記CPU301、ROM302、RAM303、EE
PROM304は全体として遊技制御手段401を構成
し、遊技制御手段401は遊技の進行を制御する。ま
た、遊技制御手段401は特別遊技状態出力手段および
異常信号出力手段としての機能を実現する。遊技制御手
段401のCPU301には前述したように電源回路3
06(電源生成手段)から必要な電源が供給され、CP
U301は遊技の進行を制御する処理を行う。したがっ
て、CPU301は電源回路306(電源生成手段)か
ら供給される所定の直流電源に基づき遊技の進行を制御
する処理を行うことになる。
【0032】次に、上述したCPU301によって行わ
れる各種制御の手順を図6以降の図を参照して詳細に説
明する。CPU301による制御は、パチンコ装置1の
電源の投入と同時に開始され、電源が投入されている限
り繰り返してその処理が実行されるメインルーチンと、
その他の各サブルーチンがある。メインルーチン 最初に、メインルーチン(いわゆるゼネラルフロー)に
ついて図6を参照して説明する。このルーチンは、前述
したようにパチンコ装置1の電源の投入後、繰り返して
行われ、具体的には後述の割り込み信号によってシーケ
ンスの最後の停止状態から脱出して、1シーケンスずつ
プログラム処理を開始するようになっている。なお、割
り込み信号は2ms毎に発せられる。メインルーチンは
フェーズ(PHASE)1〜フェーズ(PHASE)4
に区分される。
【0033】メインルーチンが起動すると、まずステッ
プS10で初期情報を設定を行う(詳細は後述の図7参
照)。次いで、ステップS12で今回が電源投入時であ
るか否かを判別する。電源投入時であれば、ステップS
14に進んで初期化処理、具体的にはRAM303のチ
ェック等を行う。このとき、例えば可変表示装置102
に初期図柄(例えば、「123」)を表示させるような
コマンドのセッティングを行ったり、その他、例えばフ
ラグの設定、出力ポート310のリセット、サブルーチ
ンのイニシャライズ等を行ってもよい。初期化処理を終
了すると、ステップS16に進んで出力処理を行い、次
のフェーズ(PHASE)3に移行する。ステップS1
2で電源投入時でなければ、ステップS18に分岐し、
通常のシーケンスを実行する。まず、ステップS18で
排出制御回路との間で賞球データの授受を行う賞球制御
処理を実行し、ステップS20で大当り確率の3段階設
定処理を行う。次いで、ステップS22で各種サブルー
チンでセットされた出力データを出力する出力処理を行
い、ステップS24で大当り乱数および停止図柄発生乱
数等の更新処理を行う。次いで、ステップS26で各種
スイッチのチャタリング除去、論理変換等を行う入力処
理を実行する。このようにして、フェーズ(PHAS
E)1の処理を実行する。
【0034】ステップS26を経ると、次いで、フェー
ズ(PHASE)2に移行する。まず、ステップS28
でパワーフェール処理を行う。これは、ランプ電源、ソ
レノイド電源等の電源電圧の監視を行っている電圧降下
検出装置324からの信号の監視を行い、電圧降下を確
認した場合にランプおよびソレノイドの出力をオフにす
るもので、詳細は後述のサブルーチンで説明する。次い
で、ステップS30で変動入賞装置104内のカウント
スイッチ323の入賞監視処理を行い、ステップS32
で同じく変動入賞装置104内の継続スイッチ入賞監視
処理を行う。次いで、ステップS34で特別図柄作動ス
イッチ(第1種始動口)の入賞監視処理を行う。このよ
うにして、フェーズ(PHASE)2の処理を実行す
る。次いで、フェーズ(PHASE)3のデバイス制御
処理に移り、まず、ステップS36で時分割分岐処理
(詳しくは、イベントカウンタの値による分岐)を行
う。これは、イベントカウンタの値を取り出し、その値
によって対応するステップに分岐するものである。例え
ば、イベントカウンタの値(EVENT)が0のときは
不正処理のステップに進み、イベントカウンタの値(E
VENT)が1のときはゲーム処理(特図ゲーム処理)
のステップに進み、イベントカウンタの値(EVEN
T)が2のときはソレノイド編集処理のステップに進
み、さらにイベントカウンタの値(EVENT)が3の
ときはランプ、LED処理のステップに進む。
【0035】ステップS38では不正処理を行う。これ
は、不正検出を行い、不正条件が発生した場合、これが
なくなるまで不正動作(例えば、大入賞口ソレノイド3
31をオフしたり、不正を示すランプを点滅したりす
る)を行うものである。具体的には、例えばカウントス
イッチ323のノーカウント不正、玉詰り不正等の監視
を行うとともに、不正状態の報知処理等を行う。ステッ
プS40では特図ゲーム処理を行う。これは、特別図柄
のゲームを実行するもので、特図の通常表示、特図の変
動表示、大当り図柄の判定、ファンファーレ表示、はず
れ表示等が行われる。ステップS42ではソレノイド編
集処理を行う。これは、各種ゲームに対応して各ソレノ
イドのオン/オフ情報をセットする処理、外部への始動
口入賞信号のオン/オフ情報をセットする処理を行うも
のである。これにより、例えば大当りが発生すると、大
入賞口ソレノイド331をオンしてアタッカー(変動入
賞装置)104をオープンしたりする制御が行われる。
ステップS44ではランプ、LED処理を行う。これ
は、遊技盤13における各種のランプ332、LED3
31に対してゲーム状態に対応して表示情報をセットす
るものである。すなわち、各種のランプ332、LED
331に対する必要な点滅編集を行うものである。この
ようにして、フェーズ(PHASE)3の処理を実行す
る。
【0036】次いで、フェーズ(PHASE)4の表示
器制御、音編集および出力処理に移る。まず、ステップ
S46で表示器制御処理を行う。これは、表示制御回路
354に必要な制御データを転送するものである。次い
で、ステップS48で音編集および出力処理を行う。こ
れは、音(例えば、効果音)の出力編集およびその出力
処理を行うものである。これにより、サウンドジェネレ
ータ312によって遊技に必要な効果音(例えばファン
ファーレ動作音)が生成されたり、大当り時やリーチ時
の効果音が生成されたりする。そして、CPU310は
停止状態となり、後述の割り込み信号に基づき停止状態
から脱出することで、メインルーチンが繰り返される。
【0037】フェーズ(PHASE)1の一部の詳細な
サブルーチン 次に、図7はメインルーチンのフェーズ(PHASE)
1におけるステップS10〜ステップS22までの詳細
なサブルーチンを示す図である。まず、ステップS10
0でスタックポインタの設定を行う。このように、毎回
スタックポインタの設定を行うことにより、ノイズ等で
1シーケンス中にスタックが壊れたとしても、他のメモ
リ領域の破壊を防止することができる。次いで、ステッ
プS102で内部RAM303のアクセスを許可し、ス
テップS104でPCT1の割り込み信号をリセットす
る。PCT1の割り込み信号とは、内部タイマに予めセ
ットされた時間(2ms)が経過すると出力される信号
のことで、この割り込み信号に基づきCPU301は停
止状態から脱出することにより、1シーケンスずつプロ
グラム処理を開始するようになっている。そのため、毎
回、この内部タイマをリセットしておく必要がある。次
いで、ステップS106でシーケンスの最後でRAM3
03にストアしておいたリフレッシュレジスタの値を読
み込み、再度リフレッシュレジスタに書き込み、ステッ
プS108で電源投入時であるか否かを判別する。電源
投入時でなければステップS110に進んでRAM30
3の検査用にシーケンスの最後でセットされるチェック
データが壊れていないか(つまり、RAM検査領域は正
常か)どうかを判定し、壊れている場合にはステップS
122に進む。
【0038】一方、チェックデータが壊れていない場合
(RAM検査領域が正常な場合)にはステップS112
に進んでチェックデータを全て判定したか(全RAM領
域のチェックが終了か)否かを判別し、全て判定してい
ないときは残りのチェックデータを判定するためにステ
ップS110に戻って処理を繰り返す。そして、全ての
チェックデータを判定すると、ステップS114に進
む。なお、チェックデータはRAM303の先頭、真ん
中、最後の3箇所に有している。次いで、ステップS1
14に進み、SV制御を行う。これは、排出制御回路と
賞球データの授受を行う通信処理を実行するものであ
る。次いで、ステップS116で確率設定・表示処理を
行う。これにより、確率設定スイッチによって設定され
た大当り確率、リーチ率のデータを書き込んだり、読み
込んだり、表示したりする制御が行われる。
【0039】次いで、ステップS118に進み、電源投
入時のウエイト時間は終了したか否かを判別する。電源
投入時のウエイト時間とは、電源投入時、まずEEPR
OM304に設定されている確率値を読み込み、その値
を内部RAM303にストアして、再度、EEPROM
304に設定されている確率値を読み込み、先程、内部
RAM303にストアしていた値と比較することによる
設定値の読み込み確認、およびEEPROM304への
動作確認をするのに必要な遅延時間発生処理のためのも
のである。また、確率設定中はゲームを進行させないた
めの分岐処理ともなる。確率設定中はステップS118
の判別結果をNOとする。ステップS118の判別結果
がYESのときはステップS120に進み、各サブルー
チンでセットされた出力データの出力処理を行う。その
後、メインルーチンのステップS24に進む。また、ス
テップS118の判別結果がNOのときはステップS1
26にジャンプして電源投入時のウエイト時間(遅延時
間)を更新し、次いで、ステップS128で出力処理を
行い、その後、メインルーチンのステップS38に進
む。一方、ステップS108で電源投入時であると判定
されたときはステップS122に進んで内部RAM30
3の領域初期化を行う。次いで、ステップS124でC
PU301の各種の内蔵レジスタを初期化する。その
後、ステップS126に進む。このようにして、フェー
ズ(PHASE)1におけるステップS10〜ステップ
S22の処理が行われる。
【0040】パワーフェイル処理 次に、図8はメインルーチンのフェーズ(PHASE)
2におけるステップS28のパワーフェイル処理の詳細
なサブルーチンを示す図である。まず、ステップS20
0でフェイル信号がオンしているか、すなわち電圧降下
検出装置324からの電圧降下検出信号がある(電圧が
降下している:例えば、停電)かどうかを判別し、判別
結果がYESの場合はランプおよびソレノイド電源電圧
が降下していると判断してステップS202でランプお
よびソレノイドをオフする。すなわち、ランプおよびソ
レノイドへの電源供給を停止する。これにより、ランプ
電源であるDC24Vおよびソレノイド電源であるDC
30Vが供給停止となる。次いで、ステップS204で
異常電圧情報を設定してホールの管理装置に出力する
(すなわち、電源電圧異常信号を出力する)。これによ
り、管理装置に対してランプおよびソレノイド電源電圧
が降下していることが知らされ、適切な処置を取ること
ができる。例えば、係員が該当するパチンコ装置1に急
行し、原因を確かめて修理等の処置を取ることができ
る。すなわち、遊技店側は異常状態の発生を容易に知る
ことができて、その原因を確認可能となり、パチンコ装
置1に異常電圧が発生した場合の対処が容易となる。特
に、大当り遊技状態のパチンコ装置1に異常電圧が発生
した場合に、遊技者が十分な遊技利益を得ることなく、
当該大当り遊技状態が終了してしまうことがあっても、
遊技店側(例えば、管理装置)はどの台にそのような事
態が発生したかを特定でき、必要な処置を取ることが可
能になる。
【0041】次いで、ステップS206でRAM303
をアクセス禁止に設定する。次いで、ステップS208
で現在の状態を報知するために異常電圧報知LED33
4(5V電源使用)にオン情報を設定する。これによ
り、異常電圧報知LED334が点灯し、ホールの係員
がパチンコ機2の盤面を開放したとき、裏面側で遊技者
に知られることなく、容易に異常状態を認識することが
できる。ステップS208を経ると、処理を停止しリセ
ット待ちとなる。このように、ランプおよびソレノイド
電源電圧が降下していると判断した場合には、ステップ
S200〜ステップS208を経てリセット待ちのルー
トを通り、電源が破壊しないようにし、かつCPU30
1の動作電圧である5V電源が降下しないように、比較
的大きい電流の流れを停止すべくランプおよびソレノイ
ドへの電源供給が停止される。したがって、電源の破壊
を未然に防止することができる。また、必要最小限の処
理をCPU301で続行することができ、例えば賞球制
御、出力処理、乱数更新処理などを行うことができる。
その結果、入賞球に対する賞球数が保証される等して遊
技者の利益を保護することができる。ただし、特図ゲー
ムは停止している。さらに、ランプおよびソレノイド電
源電圧をオフするので、異常の影響が5V電源に及ぶの
を抑えることができ、DC5Vが正常な値よりも上昇し
てCPU等が破壊されたり、あるいはDC5Vが正常な
値よりも低下してCPU等の作動が阻害されるという不
具合を防止することができる。
【0042】一方、ステップS200でNOでフェイル
信号がオフしているとき、すなわち電圧降下検出装置3
24からの電圧降下検出信号がない(電圧が降下してい
ない)場合は、ランプおよびソレノイド電源電圧が正常
であると判断してステップS210に進み、異常電圧情
報の設定を解除するとともに、ステップS212で異常
電圧報知LED334にオフ情報を設定してメインルー
チンにリターンする。なお、電圧降下検出装置324か
らの電圧降下検出信号に基づいて上記処理と対応させて
発射装置の動作を停止するようにしてもよい。また、可
変変表示装置は蛍光表示管でもよいし、あるいはカラー
液晶、TV等でもよく、さらに他の表示装置でもよい。
要は、各種の遊技情報を表示可能なものであればよい。
電源電圧の異常時には表示器(係員専用だが)のみなら
ず、連動して効果音、音声合成による報知を加えて、遊
技者の印象を害することなく、知らせるようにしてもよ
い。そのようにすると、遊技者に余計な心配を与えるこ
となく、必要な情報を提供し、確実に知らせることがで
きる。
【0043】本発明はカードリーダを備えていないパチ
ンコ機にも適用できるのは、もちろんである。また、本
発明に係わる遊技機は上記実施例のようなプリペイドカ
ード方式のパチンコ機に適用する例に限らない。例え
ば、クレジット方式のパチンコ機にも適用することがで
きる。さらに、プリペイドカード方式でなく、全くカー
ドを必要としないパチンコ機についても幅広く適用する
ことが可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、遊技制御手段が所定の
遊技条件の成立に基づき遊技者にとって有利な特別遊技
状態を起生させ場合には、外部に特別遊技状態信号を出
力する特別遊技状態出力手段と、直流電源電圧に異常状
態が発生したか否かを監視する監視手段と、前記監視手
段からの異常信号に基づき前記直流電源電圧が異常(例
えば、停電)であると判定した場合に、外部に電源電圧
異常信号を出力する異常信号出力手段と、を備えたの
で、大当り遊技状態の遊技機に異常電圧が発生した場合
に、遊技者が十分な遊技利益を得ることなく、当該大当
り遊技状態が終了してしまうことがあっても、遊技店側
に対して電源電圧の異常状態が知らされ、遊技店側(例
えば、管理装置)はどの台にそのような事態が発生した
かを特定でき、必要な処置(例えば、遊技者の利益保護
となる処置)を取ることが可能になる。また、その原因
が遊技者の操作ミスによるものなのか、あるいは遊技機
に異常が発生したことによるものなのかが判断でき、遊
技者の利益保護となる対処が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ装置の一実施例の構成を
示す斜視図である。
【図2】同実施例の遊技盤を示す正面図である。
【図3】同実施例の可変表示装置の映像表示部の構成を
示す図である。
【図4】同実施例のパチンコ装置の裏機構を示す図であ
る。
【図5】同実施例のパチンコ装置の制御系のブロック図
である。
【図6】同実施例の遊技制御のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】同実施例のメインルーチンのステップS10〜
ステップS22までの詳細なサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図8】同実施例のパワーフェイル処理の詳細なサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ装置(遊技機) 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 EEPROM 306 電源回路(電源生成手段) 324 電圧降下検出装置(監視手段) 401 遊技制御手段(異常信号出力手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部交流電源から所要の直流電源を生成
    する電源生成手段と、 前記電源生成手段から供給される所定の直流電源に基づ
    き遊技の進行を制御する遊技制御手段と、を備えた遊技
    機において、 前記遊技制御手段が所定の遊技条件の成立に基づき遊技
    者にとって有利な特別遊技状態を起生させ場合には、外
    部に特別遊技状態信号を出力する特別遊技状態出力手段
    と、 前記直流電源電圧に異常状態が発生したか否かを監視す
    る監視手段と、 前記監視手段からの異常信号に基づき外部に電源電圧異
    常信号を出力する異常信号出力手段と、を備えたことを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、 前記直流電源電圧が所定値より低い場合に異常状態と判
    定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052981A (ja) * 2001-08-08 2003-02-25 Heiwa Corp 遊技機
JP2007044096A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2008017891A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Daiman:Kk パチンコ機

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