JP2000166793A - 浴槽用ハンドグリップ - Google Patents
浴槽用ハンドグリップInfo
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- JP2000166793A JP2000166793A JP10351609A JP35160998A JP2000166793A JP 2000166793 A JP2000166793 A JP 2000166793A JP 10351609 A JP10351609 A JP 10351609A JP 35160998 A JP35160998 A JP 35160998A JP 2000166793 A JP2000166793 A JP 2000166793A
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- bathtub
- handgrip
- hand grip
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- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
する。 【解決手段】 浴槽1の内壁面にアーチ状の浴槽用ハン
ドグリップ10が取り付けられている。このグリップ1
0は合成樹脂製の芯材11と該芯材11を覆う合成樹脂
製の表面層12とを有する2色成形品よりなるハンドグ
リップ本体13と、このハンドグリップ本体13の両端
面に設けられた取付座30とを有する。ハンドグリップ
本体13の両端面には取付座30の嵌合用の凹部20が
成形時に設けられ成形後にドリル22を用いた後加工を
施すことにより横ビス21をハンドグリップ本体13に
形成する。ブロック部32を凹部20に挿入し、横ビス
41を横ビス穴21を通して横ビス穴31に螺じ込むこ
とにより、取付座30とハンドグリップ本体13とが一
体化される。
Description
取付される浴槽用ハンドグリップに関する。
は、金属製のものと合成樹脂製のものとがある。合成樹
脂製の浴槽用ハンドグリップにあっては、端部に金属製
の取付座を一体化させている。この取付座が抜け出さな
いようにするために、合成樹脂製のハンドグリップ本体
と金属製の該取付座に横ビス穴を形成し、この横ビス穴
に横ビスを挿着している。
れており、横ビスが該雌ネジに螺着される。合成樹脂製
のハンドグリップ本体に横ビス穴を設けるには、金型内
面からキャビティ内にピンを突設しておき、合成樹脂材
料の射出後にピンを抜くようにしている。
て射出成形すると材料がピンの周囲を二手に別れて流
れ、ピンの後側(材料の流れ方向において後側)にて再
び材料が合流するところから、この合流部分においてウ
ェルド(ウェルドライン)が発生し易い。このウェルド
が発生すると、見栄えが悪いだけでなく、一般需要者が
浴槽用ハンドグリップにクラックが入っているものと誤
解するおそれがある。
プを成形する材料に光輝性粉体及び/又は粒体を混ぜる
と、材料の流動性が低くなるところから、上記のウェル
ドがさらに発生し易いものとなる。また、ハンドグリッ
プを芯材と表面との2層成形により成形する場合にもウ
ェルドが発生し易くなる。
用ハンドグリップを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は握り易く且つ強度の高い浴槽用ハンドグ
リップを提供することを第2の目的とする。
リップは、合成樹脂製のハンドグリップ本体の端部に浴
槽への取付用の金属製取付座が設けられており、該ハン
ドグリップ本体及び該取付座に横ビス穴が設けられ、該
横ビス穴に横ビスが挿着されている浴槽用ハンドグリッ
プにおいて、該ハンドグリップ本体の横ビス穴はハンド
グリップ本体の成形後に後加工により設けられたもので
あることを特徴とする。
横ビス穴をハンドグリップ本体の成形後にあけるため、
ハンドグリップ本体の成形時には金型内に横ビス穴形成
用のピンを突設させておくことが必要である。このた
め、ピンの存在に起因したウェルド発生が防止される。
る材料が光輝性粉体及び/又は粒体を含んでいてもウェ
ルドが防止される。また、ハンドグリップ本体を芯体と
表面層との2層成形によって成形する場合にもウェルド
が防止される。
プは、アーチ状に湾曲し、両端面が浴槽の内壁面に対面
し該浴槽内壁面に固定取付される浴槽用ハンドグリップ
において、該浴槽用ハンドグリップはその長手方向にお
いて対称形状であり、該浴槽用ハンドグリップの長手方
向の中央部付近は直径28〜32mmの円形断面形状で
あり、該浴槽用ハンドグリップを浴槽の内壁面に固定取
付した状態における該浴槽用ハンドグリップの上下厚み
は長手方向においてほぼ同一であり、該浴槽用ハンドグ
リップの中心線と直交する水平方向の幅は、長手方向の
中央部が最も小さく両端側にかけて徐々に拡大している
ことを特徴とするものである。
中央部が直径28〜32mm(約30mm前後)と細
く、握り易い。また、この中央部から離れるに従って太
くなるので、手を乗せ易い。さらに浴槽用ハンドグリッ
プの強度も高い。
おいて対称形状であるので、浴槽の背側及び足側のいず
れからも手をかけ易い。
央部以外の断面形状を下向きに凸の略三角形又は水平方
向に広がる楕円形状とすることにより、この部分に手を
かけ易くなる。
の発明の実施の形態について説明する。
グリップ10が取り付けられている。このグリップ10
は合成樹脂製の芯材11と該芯材11を覆う合成樹脂製
の表面層12とを有する2色成形品よりなるハンドグリ
ップ本体13と、このハンドグリップ本体13の両端面
に設けられた取付座30とを有する。
の両端面には取付座30の嵌合用の凹部20が成形時に
設けられている。図7に示すように、成形後にドリル2
2を用いた後加工を施すことにより横ビス穴21をハン
ドグリップ本体13に形成する。
た雌ネジ孔よりなる横ビス31が貫設されたブロック部
32と、該ブロック部32から突出するボルト部33と
を備えている。
横ビス41を横ビス穴21を通して横ビス穴31に螺じ
込むことにより、取付座30とハンドグリップ本体13
とが一体化される。取付座30,30を備えた浴槽用ハ
ンドグリップ10は、取付座30のボルト部33を浴槽
内壁面のグリップ取付孔2に通し、補強板43及びバネ
座金44を介してナット42をボルト部33に螺じ込む
ことにより、該浴槽1の内壁面に固定取付される。45
はパッキンを示す。
穴21が後加工により形成されるため、光輝性粉体及び
/又は粒体を含んでいる場合であっても、また図示のよ
うに2層成形品の場合であってもウェルドが生じない。
なお、図4の通り、横ビス41の頭部が横ビス穴21の
縁部の表面層12を押えつけるため横ビス穴21内に水
分が入りにくい。この結果、芯材11と表面層12との
界面での剥離が生じにくい。
化した合成樹脂が好適である。
の形態に係る浴槽用ハンドグリップについて説明する。
が浴槽1の内壁面に当接するようにして固定取付され
る。この浴槽用ハンドグリップ50は、その長手方向に
おいて対称形状(即ち、図9の状態において左右対称形
状)である。
断面形状であり、それから両端側にかけて徐々に長手方
向と垂直な断面積が大きくなっている。この中央部以外
の箇所では、図11(a),(b)に示すように該長手
方向と垂直な断面形状は横長の楕円形又は下向きに凸の
略三角形状となっている。なお、図11(b)の形状を
より正確に表現すると、上面、左側面、右側面ともに外
方に膨出する湾曲形状である。また、突角部はいずれも
丸みを帯びている。
記の通り、中央部付近が直径約30mmの円形断面形状
であり、握り易い。この中央部から左右両側にかけて徐
々に幅広になるために、手や腕をのせ易い。また、図1
1の断面形状であるため、手をかけ易い。
あるため、浴槽の足側、背側のいずれのサイドからでも
握り易く、手や腕をのせ易い。
徐々に断面積が大きくなっているので、合成樹脂製とし
ても十分な強度を確保することができる。
浴槽用ハンドグリップは、ウェルドが発生しにくく、見
栄えが良い。
リップは、握り易く、強度も高い。また、手や腕をかけ
易い構造とすることもできる。
ものであり、(a)図は一部を水平断面とした平面図、
(b)図は正面図、(c)図は底面図である。
る。
断面図である。
面図である。
示す断面図である。
ある。
示すものであり、(a)図は平面図、(b)図は正面図
である。
示すものであり、(a)図は縦断面図、(b)図は平面
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 合成樹脂製のハンドグリップ本体の端部
に浴槽への取付用の金属製取付座が設けられており、該
ハンドグリップ本体及び該取付座に横ビス穴が設けら
れ、該横ビス穴に横ビスが挿着されている浴槽用ハンド
グリップにおいて、 該ハンドグリップ本体の横ビス穴はハンドグリップ本体
の成形後に後加工により設けられたものであることを特
徴とする浴槽用ハンドグリップ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ハンドグリップ
本体を構成する合成樹脂は、透明又は半透明であり、且
つ光輝性の粉体及び/又は粒体が分散されたものである
ことを特徴とする浴槽用ハンドグリップ。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記ハンドグ
リップ本体は強化樹脂製の芯体と、該芯体を覆う表面層
とを有することを特徴とする浴槽用ハンドグリップ。 - 【請求項4】 アーチ状に湾曲し、両端面が浴槽の内壁
面に対面し該浴槽内壁面に固定取付される浴槽用ハンド
グリップにおいて、 該浴槽用ハンドグリップはその長手方向において対称形
状であり、該浴槽用ハンドグリップの長手方向の中央部
付近は直径28〜32mmの円形断面形状であり、該浴
槽用ハンドグリップを浴槽の内壁面に固定取付した状態
における該浴槽用ハンドグリップの上下厚みは長手方向
においてほぼ同一であり、該浴槽用ハンドグリップの中
心線と直交する水平方向の幅は、長手方向の中央部が最
も小さく両端側にかけて徐々に拡大していることを特徴
とする浴槽用ハンドグリップ。 - 【請求項5】 請求項4において、前記中央部以外にあ
っては、浴槽の内壁面に固定取付した状態における該浴
槽用ハンドグリップの中心線と直交する断面形状が下向
きに凸の略三角形であることを特徴とする浴槽用ハンド
グリップ。 - 【請求項6】 請求項4において、前記中央部以外にあ
っては、浴槽の内壁面に固定取付した状態における該浴
槽用ハンドグリップの中心線と直交する断面形状が水平
方向幅が上下厚みよりも大きな楕円形であることを特徴
とする浴槽用ハンドグリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351609A JP2000166793A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 浴槽用ハンドグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351609A JP2000166793A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 浴槽用ハンドグリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000166793A true JP2000166793A (ja) | 2000-06-20 |
Family
ID=18418434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10351609A Pending JP2000166793A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 浴槽用ハンドグリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000166793A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010142271A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Inax Corp | 縦長グリップ付き浴槽 |
JP7018038B2 (ja) | 2019-05-20 | 2022-02-09 | グローブライド株式会社 | 遊動式の釣糸ガイド、当該釣糸ガイドの製造方法、及び当該釣糸ガイドを備えた釣竿 |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP10351609A patent/JP2000166793A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010142271A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Inax Corp | 縦長グリップ付き浴槽 |
JP7018038B2 (ja) | 2019-05-20 | 2022-02-09 | グローブライド株式会社 | 遊動式の釣糸ガイド、当該釣糸ガイドの製造方法、及び当該釣糸ガイドを備えた釣竿 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031219 |
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