JP2000164689A - 基板保持具および基板処理装置 - Google Patents

基板保持具および基板処理装置

Info

Publication number
JP2000164689A
JP2000164689A JP33766298A JP33766298A JP2000164689A JP 2000164689 A JP2000164689 A JP 2000164689A JP 33766298 A JP33766298 A JP 33766298A JP 33766298 A JP33766298 A JP 33766298A JP 2000164689 A JP2000164689 A JP 2000164689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
processing
substrate holder
boat
processing liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33766298A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Iwata
智巳 岩田
Yusuke Muraoka
祐介 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP33766298A priority Critical patent/JP2000164689A/ja
Publication of JP2000164689A publication Critical patent/JP2000164689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の主面の全体にわたって均一に処理液が
供給されるように、適切なフローを形成して基板を処理
する技術を提供する。 【解決手段】 基板Wを保持するボート20は、搬送ロ
ボット用係合部23とリフタ用係合部24とを備える。
ボート20は、基板浸漬時において、処理槽MBの底面
BF上に直接載置されず、底面BFから所定の距離を置
いた上方位置で、リフタLFによって保持される。これ
らの係合部23,24は基板Wの整列方向の端部に存在
する結合部材22の外面側に設けられており、処理液の
フローを阻害しない。また、リフタLFの連結部材33
が、処理液に対する整流板として処理液のフローを対称
にすることができる。この際、基板受け部材21の中央
部材21Aも協働して整流機能を果たす。処理後の基板
Wは、ボート20に保持されたまま、ボート搬送ロボッ
トによって搬送され、基板に対する直接接触を伴う授受
の回数も少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示器用基板等のFPD(Flat Panel Display)用基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板(以下「基板」という)を処理液に浸漬させて処理
する基板処理装置と、そのような基板処理装置において
基板を保持するために好適な基板保持具とに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の基板を縦姿勢で保持して処理液の
中に浸漬する装置として、特開平9−330901号公
報に開示された装置がある。この従来装置では、搬送用
キャリアから移載された複数の基板を処理用キャリアに
よって縦姿勢で保持し、その処理用キャリアを搬送ロボ
ットで水平搬送するとともに、その処理用キャリアを昇
降自在なリフタに受渡し、そのリフタが処理用キャリア
を基板とともに処理槽内の処理液に浸漬させるよう構成
されている。
【0003】このようなタイプの装置(キャリア付き装
置)は、基板をキャリアを介さずに直接に搬送ロボット
やリフタで保持して処理液中に浸漬するタイプの装置
(キャリアレス装置)と比較して、基板に直接接触する
状態で搬送ロボットやリフタとの間での基板を受渡す必
要がなくなるため、搬送不良が生じにくいという利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のキャ
リア付き装置では、図16に模式的に示すように、処理
用キャリア520を搬送ロボットで搬送する際には基板
Wの整列方向Yに伸びるフランジ部521の部分を搬送
ロボットの開閉自在なチャック601で挟持して懸架す
るようになっている。また、リフタによって処理用キャ
リア520を支持するときには、整列方向Yに伸びたリ
フタアーム602を処理用キャリアの底部の両端部52
2に係合させて持ち上げるように構成されている。
【0005】このため、このような従来装置では、処理
用キャリア520には整列方向Yに沿ってフランジ部5
21が存在し、また、処理用キャリア520をリフタで
保持して処理液中に浸漬させる際には整列方向Yに伸び
たリフタアーム602が処理用キャリア520の底部両
端に存在することになる。
【0006】このような状況は、静止状態の処理液に基
板を浸漬させるだけであればさほどの障害にならない
が、基板の主面に沿って処理液にフロー(流れ)を生じ
させて基板の処理効率を向上させようとする際には処理
液のフローの流線を乱し、ひいては基板処理の効率性や
均一性を阻害する原因となる。
【0007】そして、これは、「処理用キャリア」と呼
ばれているかどうかにかかわらず、基板を保持して処理
液中に浸漬させる際に使用されるとともに、基板を保持
したままリフタから搬送ロボットに受け渡される基板保
持具一般について解決すべき問題となっている。
【0008】本発明の第1の目的は、上述のような点に
鑑み、適切なフローが形成できて、基板の主面の全体に
わたって均一に処理液が供給できる基板保持具を提供す
ることにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、基板の主面
の全体にわたって均一に処理液が供給されるように、適
切なフローを形成して基板を処理できる基板処理装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の基板保持具は、複数の基板の
浸漬処理を行う基板処理装置において、前記複数の基板
を保持した状態で搬送手段によって搬送されるととも
に、昇降自在な昇降手段によって支持されて前記複数の
基板とともに所定の処理液へ浸漬される基板保持具であ
って、複数の基板をその主面が互いに略平行となる縦姿
勢の状態で保持するとともに、互いに所定の間隔をおい
て配列された複数の基板受け部材と、前記複数の基板受
け部材の両端部のそれぞれにおいて、各基板受け部材を
相互に結合する1組の結合部材と、前記1組の結合部材
の少なくともひとつの外面側に設けられ、前記昇降手段
と係合可能な昇降用係合部と、前記1組の結合部材の少
なくともひとつの外面側に設けられ、前記搬送手段と係
合可能な搬送用係合部と、を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の基板保持具は、請求項1
に記載の基板保持具において、前記複数の基板受け部材
は、板面が立った状態で略水平方向に伸びた長板状の中
央部材を含み、前記基板保持具が、前記中央部材を通る
鉛直面に関して実質的に対称の形状とされていることを
特徴とする。
【0012】上記第2の目的を達成するため、請求項3
に記載の基板処理装置は、請求項1または請求項2に記
載の基板保持具によって保持された複数の基板を所定の
処理液に浸漬して処理する基板処理装置であって、処理
液を貯留する処理槽と、前記処理槽内に処理液を供給す
る処理液供給手段と、前記昇降用係合部に係合して前記
基板保持具を保持し、前記基板保持具を昇降させる昇降
手段と、前記搬送用係合部に係合して前記基板保持具を
保持し、前記基板保持具を搬送する基板搬送手段と、を
備えることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の基板処理装置は、前記昇
降用係合部が前記1組の結合部材のそれぞれに設けられ
た請求項1に記載の基板保持具によって保持された複数
の基板を所定の処理液に浸漬して処理する基板処理装置
であって、処理液を貯留する処理槽と、前記処理槽内に
処理液を供給する処理液供給手段と、前記昇降用係合部
に係合して前記基板保持具を保持し、前記基板保持具を
昇降させる昇降手段と、前記搬送用係合部に係合して前
記基板保持具を保持し、前記基板保持具を搬送する基板
搬送手段と、を備え、前記昇降手段は、前記1組の結合
部材のそれぞれに設けられる前記昇降用係合部に係合し
て、前記基板保持具をその両端部においてそれぞれ保持
する1組の基板保持具受け部材と、前記1組の基板保持
具受け部材の相互間をその両下端部において連結する連
結部材とを有し、前記連結部材は、基板浸漬時において
基板保持具に保持される基板の中央下方に位置するよう
に設けられて、板面が立った状態で略水平方向に伸びた
長板状の部材であることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の基板処理装置は、前記昇
降用係合部が前記1組の結合部材のそれぞれに設けられ
た請求項2に記載の基板保持具によって保持された複数
の基板を所定の処理液に浸漬して処理する基板処理装置
であって、処理液を貯留する処理槽と、前記処理槽内に
処理液を供給する処理液供給手段と、前記昇降用係合部
に係合して前記基板保持具を保持し、前記基板保持具を
昇降させる昇降手段と、前記搬送用係合部に係合して前
記基板保持具を保持し、前記基板保持具を搬送する基板
搬送手段と、を備え、前記昇降手段は、前記1組の結合
部材のそれぞれに設けられる前記昇降用係合部に係合し
て、前記基板保持具をその両端部においてそれぞれ保持
する1組の基板保持具受け部材と、前記1組の基板保持
具受け部材の相互間をその両下端部において連結する連
結部材とを有し、前記連結部材は、基板浸漬時において
基板保持具に保持される基板の中央下方に位置するよう
に設けられて、板面が立った状態で略水平方向に伸びた
長板状の部材であり、前記昇降手段が前記基板保持具を
保持した状態で前記中央部材と上下方向に整列すること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】<A.第1実施形態> <装置および動作の概要>図1は、この発明の第1実施
形態に係る基板処理装置1の概略平面図であり、図2
は、概略側面図である。図示のように、基板処理装置1
は、カセット載置部2と、基板取出部3と、基板移載部
4と、処理部5A〜5Dとを備える。
【0016】基板処理装置1において処理の対象となる
複数の未処理基板は、カセットCSに収容された状態で
カセット載置部2の所定位置に載置される。そして、載
置されたカセットCSは、水平移動、昇降移動及び垂直
軸回りの回転が可能なカセット移載ロボット12によっ
て、基板取出部3に移載される。
【0017】基板取出部3は、昇降移動する一対の基板
ホルダ3a,3Bを備える。各基板ホルダ3a,3Bの
上面には基板保持用の溝が刻設されており、カセットC
S中の未処理基板を垂直かつ互いに平行に支持すること
ができるようになっている。したがって、基板ホルダ3
a,3Bが上昇すると、位置P32(図2)に配置され
るカセットCSの内部から複数の基板が同時に取り出さ
れる。
【0018】カセットCSから取り出された基板Wは、
位置P33において基板移載ロボット14が有する一対
の回転可能なハンド14aによって把持され、基板移載
ロボット14の水平移動に伴って、基板移載部4のボー
ト昇降用のリフタ30(LF)上の位置P43にまで水
平移動される。そして、基板移載ロボット14に直接的
に把持されるこれらの複数の基板Wは、リフタ30の上
昇動作に伴って、リフタ30上に配置されるボート(基
板保持具)20に移載され、所定の位置P44にまで上
昇する。
【0019】その後、ボート20は、ボート搬送ロボッ
ト16の回転可能な一対のハンド16aによって保持さ
れ、リフタ30からボート搬送ロボット16へと受け渡
される。このボート搬送ロボット16は、基板移載部4
および処理部5に亙って水平方向(矢印A2)に移動可
能であり、このボート搬送ロボット16の水平移動に伴
って、ボート20に保持される基板Wが、他の処理部5
A〜5Dに対して搬送される。
【0020】処理部5は、薬液処理部5A、水洗処理部
5B、多機能処理部5C、乾燥処理部5Dを有し、これ
らの複数の処理部5A〜5Dにおいて、順次洗浄処理お
よび乾燥処理が行われる。
【0021】薬液処理部5Aは、薬液を収容する薬液槽
CBを有し、水洗処理部5Bは、純水を収容する水洗槽
WBを有する。また多機能処理部5Cは、単一槽内で各
種の薬液処理や水洗処理を行う処理槽MBを有する。さ
らに乾燥処理部5Dは、基板の乾燥を行うための図示し
ない乾燥装置をその内部に有している。
【0022】また各処理部5A〜5Dは、それぞれ、昇
降可能なリフタLF(30A〜30D)をさらに有して
おり、ボート20に保持される複数の基板をボート搬送
ロボット16との間で授受することができる。それぞれ
のリフタLFは、その昇降可能範囲の上部位置において
ボート搬送ロボット16に把持されるボート20を受け
取った後、下降してボート20上の基板Wを処理液に浸
漬するなどして各処理部における処理を行うことができ
る。
【0023】そして各処理部において所定の一連の処理
が終了した後、上記で説明した動作と逆の動作によっ
て、ボート搬送ロボット16に把持された複数の基板W
は、基板移載部4においてボート20から取り出された
後、基板取出部3およびカセット載置部2を介して、カ
セットCSに収容されて基板処理装置1の外部に搬出さ
れる。
【0024】<ボート20>ここで、複数の基板を保持
する基板保持具であるボート20について図3の概略斜
視図を参照しながら説明する。ボート20は、複数(図
では3本)の基板受け部材21(21A,21B,21
C)と、1組の結合部材22と、各結合部材22の外面
側から突出する凸部として形成される円柱形状の搬送ロ
ボット用係合部23と、各結合部材22の外面側から突
出する凸部として形成される円柱形状のリフタ用係合部
24とを有している。
【0025】複数の基板受け部材21は、基板の主面
(半導体デバイスなどが作成される面)に垂直な略水平
方向に延びて配列した長板状(あるいは棒状)の部材で
あり、基板Wの中央下部を支持する中央部材21Aと、
基板Wの側部を支持する部材21B,21Cとを含む。
中央部材21Aおよび側部の部材21B、21Cが長板
状の場合は、図3中に示すようにそれらの板面PFが立
った状態で略水平方向に伸びた配置関係にあることが好
ましい。
【0026】各基板受け部材21は、複数の基板保持溝
GVを有し、この基板保持溝GVにおいて基板Wを支持
することによって、複数の基板をその主面が互いに略平
行となる状態で保持することができる。これらの部材2
1A〜21Cは、互いに所定の間隔をおいて配置され、
基板処理時においては、この基板受け部材21相互間の
間隙を通過して、基板に対して処理液などが供給され
る。また、1組の結合部材22は、複数の基板受け部材
21の両端部のそれぞれにおいて各基板受け部材21
(21A,21B,21C)を相互に結合する部材であ
る。このボート20は、中央部材21Aを通る鉛直面に
関して実質的に面対称の形状となっている。
【0027】このボート20は、ボート搬送ロボット1
6およびリフタLFのそれぞれに対して着脱自在であ
り、次述するように、ボート20の搬送ロボット用係合
部23およびリフタ用係合部24を利用して、それぞ
れ、ボート搬送ロボット16およびリフタLFによって
保持される。
【0028】<ボート搬送ロボット16およびリフタL
F>図4は、図2と同じ方向(Y方向)から見たボート
搬送ロボット16の側面図であり、図5はそれに対して
垂直な方向(X方向)から見たボート搬送ロボット16
の側面図である。これらの図に示されるように、ボート
搬送ロボット16は、軸A1に対して矢印AR1の方向
に回転して開閉可能な一対のハンド16aと、本体16
bとを有している。また、ハンド16aは、その下側先
端部付近において、半円状の切り欠き部16cを有して
おり、ボート20の搬送ロボット用係合部23との間で
係合することができる。これにより、ボート搬送ロボッ
ト16はボート20を懸架して保持することが可能であ
る。
【0029】また、図6の斜視図に示すように、リフタ
LF(30,30A〜30D)は、1組のボート受け部
材31と、昇降駆動軸32と、昇降駆動部DLとを有し
ている。また、1組のボート受け部材31は、その相互
間をその両下端部において連結部材33によって連結さ
れている。ボート受け部材31、昇降駆動軸32、およ
び連結部材33は、図示のように固定接続されており、
これらが一体となって、昇降駆動部DLにより矢印AZ
1の方向に昇降駆動される。好ましくは連結部材33は
板面LFPが立った状態で略水平方向に伸びた長板状の
部材であり、図8を参照して後述するように、リフタL
Fによってボート20を保持したとき、連結部材33と
中央部材21Aとは上下方向に整列する。
【0030】ボート受け部材31は、リフタ用係合部2
4と係合することが可能な切り欠き部(係合端)31a
を有している。この切り欠き部31aを用いて、ボート
20の(Y方向の)両端部側に設けられているリフタ用
係合部24を支持することによって、ボート20を保持
することができる。
【0031】<基板浸漬処理動作>つぎに、基板処理装
置1における基板の浸漬処理動作について説明する。上
述したように、処理対象となる基板Wは、カセットCS
(図2)から取り出された後、基板移載ロボット14に
よって直接的に把持され、基板移載部4のリフタ30上
に配置されるボート20に移載される。そして、これら
の基板Wは、ボート搬送ロボット16によって、ボート
20に保持された状態で各処理部5A〜5Dに対して搬
送される。ここでは、これらの基板Wが多機能処理部5
Cに対して搬送され、所定の処理が行われる場合につい
て説明する。
【0032】多機能処理部5Cの上方位置P54に搬送
されたボート20は、ボート搬送ロボット16からリフ
タLFへと受け渡される。図4に示すように、下方より
上昇したリフタLF(30C)の切り欠き部31aがボ
ート20のリフタ用係合部24と係合することにより、
ボート20はリフタLFに保持される。そして、ボート
搬送ロボット16のハンド16aが矢印AR1の方向に
開くことによって、ハンド16aに保持されていたボー
ト20がリフタLFに受け渡される。その後、リフタL
FがZ軸の負の向きに下降して、多機能処理槽MB内に
貯留される処理液に浸漬される。
【0033】図7は、リフタLFに保持されるボート2
0が、多機能処理槽MB内に浸漬されている状態を示す
図である。この状態において、ボート20に保持される
複数の基板Wに対して、所定の処理液L1による処理が
行われる。図8の概略側面図に示すように、多機能処理
槽MBは、Y方向に延びる供給管51を有しており、供
給管51に設けられた供給口51aから処理液が多機能
処理槽MBに対して供給される。また、多機能処理槽M
Bから溢れた処理液は、処理液回収溝52によって回収
され、フィルタ(図示せず)などを介して循環供給され
得る。
【0034】これらの図に示すように、ボート20は、
基板Wの浸漬処理中において、処理槽MBの底面BF上
に直接載置されず、底面BFから所定の距離を置いた上
方位置で、リフタLFによって保持されている。そのた
め、処理槽MBの底面BF付近に配置される供給口51
aから供給される処理液のフローを形成するにあたって
障害となるような部材を処理槽MBの底面BF近傍に配
置しなくて済む。また、搬送ロボット用係合部23やリ
フタ用係合部24が結合部材22の外面側に形成されて
いるため、基板Wへ向かう処理液のフローをこれらの係
合部23,24が乱すこともない。したがって、ボート
20に保持される複数の基板Wに対して、その主面の全
体にわたって均一に処理液L1が供給されるように、適
切なフローを形成して基板Wを処理することが可能にな
る。
【0035】また、図8に示すように、連結部材33
は、ボート20浸漬時において中央部材21Aの直下に
位置し、ボート20に保持される基板Wの中央下方に位
置するように設けられている。この連結部材33は、X
Z平面に平行な平面における断面形状が鉛直方向(Z方
向)に細長い矩形状となっている。そのため、供給口5
1aから供給される処理液は、連結部材33に向けて進
行したのち、図中に矢印で示すように、基板Wの主面に
平行な面内において鉛直方向の直線に関して線対称とな
るようなフローを形成する。このように、連結部材33
は、処理液のフローを整える整流板として機能する。し
たがって、基板Wの主面の全体にわたって均一に処理液
が供給されるように、適切なフローを形成して基板Wの
処理を行うことが可能になる。
【0036】ここで、ボート20の中央部材21Aは、
連結部材33の直上に位置し、連結部材33と協働して
整流機能を果たす。ただし、中央部材21AのZ方向の
幅が小さいためにこの整流機能が存在しないかあるいは
少ない場合(たとえば、中央部材21AがZ方向の幅を
十分に有しない棒状の部材である場合)であっても、連
結部材33がZ方向に十分な幅を有していれば、この連
結部材33のみによっても十分な整流機能を果たすこと
ができる。
【0037】<ボート20の分離構造について>上述し
たように、ボート20は、リフタLFに対して着脱自在
であり、リフタLFから分離できる構造となっている。
そして、このボート20は、基板Wを保持したままで、
リフタLFとボート搬送ロボット16との間で授受され
る。言い換えれば、基板Wは、ボート20に保持された
まま授受される。したがって、この際において基板Wと
リフタLFとの間の直接的な接触が存在しない。たとえ
ば、リフタLF自体に基板を保持する部分を設けて基板
移載ロボット14との間で直接的に基板Wを授受する場
合に比べて、基板に対する直接接触を伴う受け渡しの回
数を減らすことが可能である。これにより、接触に起因
するパーティクルの発生、および基板Wの損傷などの可
能性を低減することができる。
【0038】<B.第2実施形態>第2実施形態に係る
基板処理装置は、第1実施形態の基板処理装置1(図
1、図2)と同様の構成を備えるが、ボート20の代わ
りにボート120(図9)を利用し、リフタLF(3
0,30A〜30D)の代わりに、ボート120に対応
する図10のリフタLF(130,130A〜130
D)を備える点で異なる。このため、この第2実施形態
の基板処理装置のシステム構成の概要は図1の装置1と
同様であり、図1中においてこの第2実施形態の装置が
参照番号1Bによって表現されている。
【0039】図9を参照すると、ボート120は、複数
(図では3本)の基板受け部材121(121A,12
1B,121C)と、1組の結合部材122と、各結合
部材122の外面側から突出する凸部として形成される
円柱形状の搬送ロボット用係合部123と、一方の結合
部材122(122a)の外面側から突出する凸部とし
て形成される円柱形状のリフタ用係合部124とを有し
ている。このリフタ用係合部124は、比較的大きな半
径を有する円柱形状の部材124aがそれよりも小さな
半径を有する円柱形状の部材124bによって結合部材
122aに固定される構造を有している。
【0040】また、図10の斜視図に示すように、リフ
タLF(130,130A〜130D)は、ボート受け
部材131と、昇降駆動軸132と、昇降駆動部DLと
を有している。ボート受け部材131と昇降駆動軸13
2とは、図示のように固定接続されており、一体となっ
て、昇降駆動部DLにより矢印AZ1の方向に昇降駆動
される。
【0041】ボート120およびリフタLF(130A
など)の構成要素のそれぞれは、第1実施形態のボート
20およびリフタLF(30Aなど)の対応部分と同様
の構成を有するが、いくつかの相違点を有している。以
下では、この相違点を中心に説明を行う。
【0042】<ボート120の保持>まず、本実施形態
においては、リフタLFがボート120をいわゆる「片
持ち」状態で保持するため、それに対応する構成が相違
している。
【0043】リフタ用係合部124は、1組の結合部材
122のうちの片側の結合部材122aにのみ設けられ
ているので、この点において、リフタ用係合部24が両
側の結合部材22に設けられている(第1実施形態の)
ボート20と異なっている。
【0044】一方のボート受け部材131は、リフタ用
係合部124が存在する側にのみ設けられており、リフ
タ用係合部124と係合することが可能な切り欠き部1
31aを有している。この切り欠き部131aを用い
て、ボート120の(Y方向の)片側に設けられている
リフタ用係合部124を係合保持することによって、ボ
ート120を「片持ち」で保持することができる。
【0045】ここで、上記においては、部材124a,
124bを円柱形状としているが、その他の形状、たと
えば、楕円柱形状あるいは矩形形状としてもよい。ま
た、単一のリフタ用係合部124を設けるのではなく、
片側の結合部材122aにおいて複数のリフタ用係合部
124を設けてもよい。これにより、より安定な保持を
実現することも可能である。
【0046】<ボート120の整流機能>また、この第
2実施形態においては、整流機能に関する第1実施形態
との相違点が存在する。第2実施形態のリフタLFに
は、整流機能を有する連結部材33が存在しない。しか
しながら、本実施形態では、ボート120の中央部材1
21Aが同様の整流機能を果たす。
【0047】図11は、リフタLFに保持されるボート
120が、多機能処理槽MB内に浸漬されている状態を
示す図である。この状態において、ボート120に保持
される複数の基板Wに対して、所定の処理液L1による
処理が行われる。図12の概略側面図に示すように、多
機能処理槽MBは、Y方向に延びる供給管51を有して
おり、供給管51に設けられた供給口51aから処理液
が多機能処理槽MBに対して供給される。また、多機能
処理槽MBから溢れた処理液は、処理液回収溝52によ
って回収される。
【0048】図12に示すように、基板の中央下部を支
持する中央部材121Aは、XZ平面に平行な平面にお
ける断面形状が鉛直方向(Z方向)に細長い矩形状、す
なわち板面PF(図9、図12)が立った状態で略水平
方向に伸びた長板状となっている。そのため、供給口5
1aから供給される処理液は、中央部材121Aに向け
て進行したのち、図中に矢印で示すように、基板Wの主
面に平行な面内において鉛直方向の直線に関して線対称
となるようなフローを形成する。このように、中央部材
121Aは、処理液のフローを整える整流板として機能
する。したがって、基板Wの主面の全体にわたって均一
に処理液が供給されるように、適切なフローを形成して
基板を処理することが可能になる。搬送ロボット用係合
部123およびリフタ用係合部124が、基板Wに向か
う処理液のフローの障害とならないことも、第1の実施
形態と同様である。
【0049】<C.その他の変形例など>第1実施形態
においては、図8に示すように、連結部材33により整
流機能を持たせていたが、これに限定されない。
【0050】たとえば、連結部材33を設けることな
く、中央部材21Aを第2実施形態の中央部材121A
(図12)と同様の構成とすることにより、中央部材2
1Aに同様の整流機能を持たせることも可能である。
【0051】また、第1実施形態において、リフタLF
(図7)には、ボート受け部材31と昇降駆動軸32と
の間に、基板浸漬時における処理槽MBの側壁部SFと
の干渉を回避するための迂回部分が設けられている。し
かしながら、基板移載部4や、処理槽への基板浸漬を行
わない処理部5(たとえば乾燥処理部5A)に設けられ
るリフタLF(たとえば、30,30A)については、
このような迂回部分を有する必要が無く、切り欠き部3
1a(図6)の下方側にのみ昇降駆動軸32が延びるよ
うな構造とすることもできる。第2実施形態におけるリ
フタLFについても同様である。
【0052】さらに、上記実施形態においては、多機能
処理部5Cにおける処理について説明したが、その他の
処理部5においても同様の処理が行われ得る。
【0053】また、上記実施形態においては、ボート2
0(120)は、1組の結合部材22(122)のそれ
ぞれの外面側に搬送ロボット用係合部23(123)を
設けているが、これに限定されず、1組の結合部材22
(122)の少なくともひとつの外面側に設ければよ
い。
【0054】図13のボート120Aは、そのような変
形例の一つを表す。搬送ロボット用係合部以外の構成に
ついては、第2実施形態のボート120と同様である。
ボート120Aは、一方の結合部材122bのみに搬送
ロボット用係合部123Aを有している。この搬送ロボ
ット用係合部123Aは、結合部材122bの外面側か
ら突出する凸部として形成されており、比較的大きな半
径を有する円柱形状の部材123aがそれよりも小さな
半径を有する円柱形状の部材123bによって結合部材
122bに固定される構造を有している。
【0055】図14は、ボート120Aを搬送するボー
ト搬送ロボット16Aを表す概略斜視図である。ボート
搬送ロボット16Aは、本体16dと一対のハンド16
eとを有している。本体16dは、水平方向(矢印AR
2の方向)および鉛直方向(矢印AR3の方向)に移動
可能であり、また一対のハンド16eのそれぞれは、矢
印AR4に示すように本体16dに対して水平方向に相
対的に移動可能であり、これにより一対のハンド16e
の相互間の距離を調整することができる。また、ハンド
16eは、その下側先端部付近において、搬送ロボット
用係合部123Aと係合することが可能な切り欠き部1
6fを有している。
【0056】このボート搬送ロボット16Aは、ボート
120Aに対向する正面位置にまで水平移動した後、一
対のハンド16eの相互間の距離を広げた状態で下降
し、切り欠き部16fが搬送ロボット用係合部123A
よりも下方の所定の位置に到達した時点で、一対のハン
ド16eの相互間の距離を狭くして鉛直方向に上昇す
る。これにより、搬送ロボット用係合部123Aとの干
渉を回避しつつ、ボート搬送ロボット16Aの切り欠き
部16fは搬送ロボット用係合部123Aと係合するこ
とができる。このようにして、ボート搬送ロボット16
Aは、この切り欠き部16fを用いて、一方の結合部材
122bにのみ設けられている搬送ロボット用係合部1
23Aを係合保持することによって、ボート120Aを
「片持ち」状態で搬送することができる。なお、係合状
態を解除するには、上述の動作と逆の順序の動作を行え
ばよい。
【0057】図15のボート120Bは、さらに別の変
形例であり、搬送ロボット用係合部123Aを設ける位
置が異なる点以外は、ボート120Aと同様の構成を有
している。このボート120Bは、一方の結合部材12
2a側、すなわち、リフタ用係合部124が配設される
側の結合部材にのみ搬送ロボット用係合部123Aを有
しており、もう一方の結合部材122aには、搬送ロボ
ット用係合部123Aを有していない。
【0058】また、このボート120Bも、図14に示
すボート搬送ロボット16Aの切り欠き部16fの位置
および向きなどを搬送ロボット用係合部123Aの位置
に合わせて変更したボート搬送ロボットによって搬送可
能である。
【0059】上記変形例では、リフタLF(図10)に
よって片持ちで保持されるボート120において、ボー
ト搬送ロボット16Aが片持ちでボート120を保持す
るための片持ち保持用の搬送ロボット用係合部123A
を設けた場合を例示したが、リフタLF(図6)によっ
て両持ちで保持されるボート20(図3)において、搬
送ロボット用係合部23の代わりに上述の搬送ロボット
用係合部123Aを設けて、ボート搬送ロボット16A
により「片持ち」で保持して搬送してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1の基板保持具で
は、搬送手段や昇降手段によって係合保持されるべき係
合部が、基板整列方向の端部側に対応する結合部材の外
側に設けられているため、基板に向かう処理液のフロー
がこれらによって乱されることがない。また、昇降手段
のアームを基板保持具の底部両端に伸ばす必要がないた
め、基板に向かう処理液のフローが昇降手段のアームに
よって実質的に乱されることも防止できる。その結果、
処理液のフローが滑らかになり、基板処理の効率化を図
ることができる。
【0061】さらに、この基板保持具は昇降手段と搬送
手段とのいずれもが保持することができるため、キャリ
アレス装置と比較して基板に直接接触した状態での受渡
しが少ないというメリットも確保されている。
【0062】請求項2の基板保持具では、中央部材自身
が整流板として機能するとともに、基板保持具が中央部
材に関して実質的に対称に形成されているため、基板付
近において対称的な処理液フローが実現され、基板処理
の均一性が特に向上する。
【0063】請求項3の基板処理装置では、請求項1ま
たは請求項2の基板保持具の長所を生かして均一な基板
処理の効果が得られるとともに、キャリアレス装置と比
較して基板に直接接触した状態での受渡しが少ないとい
うメリットも確保される。
【0064】請求項4の基板処理装置では、昇降手段の
連結部材が整流板として機能するので、基板付近におい
て対称的な処理液フローが実現され、基板処理の均一性
が特に向上する。
【0065】請求項5の基板処理装置では、整流板とし
て機能する部材として基板保持具の中央部材と昇降手段
の連結部材との2つが存在し、しかもそれらが縦方向に
整列して協働することによって整流機能が特に高くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る基板処理装置1(1
B)の概略構成を示す概略平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る基板処理装置1の
概略側面図である。
【図3】第1実施形態に係るボート20(基板保持具)
の概略斜視図である。
【図4】Y方向から見たボート搬送ロボット16の側面
図である。
【図5】X方向から見たボート搬送ロボット16の側面
図である。
【図6】第1実施形態に係るリフタLF(30,30A
〜30D)の斜視図である。
【図7】リフタLFに保持されるボート20が、多機能
処理槽MB内に浸漬されている状態を示す図である。
【図8】ボート20に保持される基板Wの浸漬状態を示
す概略側面図である。
【図9】第2実施形態に係るボート120(基板保持
具)の概略斜視図である。
【図10】第2実施形態に係るリフタLF(130,1
30A〜130D)の斜視図である。
【図11】リフタLFに保持されるボート120が、多
機能処理槽MB内に浸漬されている状態を示す図であ
る。
【図12】ボート120に保持される基板Wの浸漬状態
を示す概略側面図である。
【図13】ボート120の変形例を示す概略斜視図であ
る。
【図14】ボート搬送ロボット16の変形例を示す概略
斜視図である。
【図15】ボート120の別の変形例を示す概略斜視図
である。
【図16】従来例に係る処理用キャリアの概念図であ
る。
【符号の説明】
1,1B 基板処理装置 3 基板取出部 4 基板移載部4 5,5A〜5D 処理部 12 カセット移載ロボット 14 基板移載ロボット 16 ボート搬送ロボット 20,120 ボート 21A,121A 中央部材(基板受け部材) 23,123 搬送ロボット用係合部 24,124 リフタ用係合部 30,30A〜30D,130,130A〜130D,
LF リフタ 31,131 ボート受け部材 33 連結部材 51 供給管 BF 底面 CB,WB,MB 処理槽 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 祐介 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 DA03 FA01 FA09 FA12 FA19 GA07 GA14 GA15 GA48 GA49 MA23 5F043 DD23 EE02 EE04 EE09 EE21 EE27 EE33 EE35 EE36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基板の浸漬処理を行う基板処理装
    置において、前記複数の基板を保持した状態で搬送手段
    によって搬送されるとともに、昇降自在な昇降手段によ
    って支持されて前記複数の基板とともに所定の処理液へ
    浸漬される基板保持具であって、 複数の基板をその主面が互いに略平行となる縦姿勢の状
    態で保持するとともに、互いに所定の間隔をおいて配列
    された複数の基板受け部材と、 前記複数の基板受け部材の両端部のそれぞれにおいて、
    各基板受け部材を相互に結合する1組の結合部材と、 前記1組の結合部材の少なくともひとつの外面側に設け
    られ、前記昇降手段と係合可能な昇降用係合部と、 前記1組の結合部材の少なくともひとつの外面側に設け
    られ、前記搬送手段と係合可能な搬送用係合部と、を備
    えることを特徴とする基板保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板保持具において、 前記複数の基板受け部材は、板面が立った状態で略水平
    方向に伸びた長板状の中央部材を含み、 前記基板保持具が、前記中央部材を通る鉛直面に関して
    実質的に対称の形状とされていることを特徴とする基板
    保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板保
    持具によって保持された複数の基板を所定の処理液に浸
    漬して処理する基板処理装置であって、 処理液を貯留する処理槽と、 前記処理槽内に処理液を供給する処理液供給手段と、 前記昇降用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を昇降させる昇降手段と、 前記搬送用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を搬送する基板搬送手段と、 を備えることを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降用係合部が前記1組の結合部材
    のそれぞれに設けられた請求項1に記載の基板保持具に
    よって保持された複数の基板を所定の処理液に浸漬して
    処理する基板処理装置であって、 処理液を貯留する処理槽と、 前記処理槽内に処理液を供給する処理液供給手段と、 前記昇降用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を昇降させる昇降手段と、 前記搬送用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を搬送する基板搬送手段と、を備え、 前記昇降手段は、 前記1組の結合部材のそれぞれに設けられる前記昇降用
    係合部に係合して、前記基板保持具をその両端部におい
    てそれぞれ保持する1組の基板保持具受け部材と、 前記1組の基板保持具受け部材の相互間をその両下端部
    において連結する連結部材とを有し、 前記連結部材は、基板浸漬時において基板保持具に保持
    される基板の中央下方に位置するように設けられて、板
    面が立った状態で略水平方向に伸びた長板状の部材であ
    ることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記昇降用係合部が前記1組の結合部材
    のそれぞれに設けられた請求項2に記載の基板保持具に
    よって保持された複数の基板を所定の処理液に浸漬して
    処理する基板処理装置であって、 処理液を貯留する処理槽と、 前記処理槽内に処理液を供給する処理液供給手段と、 前記昇降用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を昇降させる昇降手段と、 前記搬送用係合部に係合して前記基板保持具を保持し、
    前記基板保持具を搬送する基板搬送手段と、 を備え、 前記昇降手段は、 前記1組の結合部材のそれぞれに設けられる前記昇降用
    係合部に係合して、前記基板保持具をその両端部におい
    てそれぞれ保持する1組の基板保持具受け部材と、 前記1組の基板保持具受け部材の相互間をその両下端部
    において連結する連結部材とを有し、 前記連結部材は、基板浸漬時において基板保持具に保持
    される基板の中央下方に位置するように設けられて、板
    面が立った状態で略水平方向に伸びた長板状の部材であ
    り、前記昇降手段が前記基板保持具を保持した状態で前
    記中央部材と上下方向に整列することを特徴とする基板
    処理装置。
JP33766298A 1998-11-27 1998-11-27 基板保持具および基板処理装置 Pending JP2000164689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33766298A JP2000164689A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 基板保持具および基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33766298A JP2000164689A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 基板保持具および基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000164689A true JP2000164689A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18310777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33766298A Pending JP2000164689A (ja) 1998-11-27 1998-11-27 基板保持具および基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000164689A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219312A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Toshiba Corp 基板処理方法および基板処理装置
CN109285804A (zh) * 2017-07-21 2019-01-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶圆垂直稳定性校准系统及校准晶圆垂直稳定性的方法
CN110491813A (zh) * 2018-05-15 2019-11-22 上海新微技术研发中心有限公司 双面晶舟、晶圆翻转装置及晶圆翻转方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219312A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Toshiba Corp 基板処理方法および基板処理装置
CN109285804A (zh) * 2017-07-21 2019-01-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶圆垂直稳定性校准系统及校准晶圆垂直稳定性的方法
CN109285804B (zh) * 2017-07-21 2020-12-01 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 晶圆垂直稳定性校准系统及校准晶圆垂直稳定性的方法
CN110491813A (zh) * 2018-05-15 2019-11-22 上海新微技术研发中心有限公司 双面晶舟、晶圆翻转装置及晶圆翻转方法
CN110491813B (zh) * 2018-05-15 2022-04-12 上海新微技术研发中心有限公司 双面晶舟、晶圆翻转装置及晶圆翻转方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4180787B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP3510463B2 (ja) 基板の整列装置及び整列方法
KR101022959B1 (ko) 기판처리장치
JP2008156758A (ja) 基板ホルダ及びめっき装置
JP3971601B2 (ja) 基板受渡装置および基板処理装置
KR102363210B1 (ko) 기판 반전 장치, 기판 처리 장치 및 기판 협지 장치
JPH10270530A (ja) 基板搬送処理装置
KR101768519B1 (ko) 기판 처리 설비
JP2000164689A (ja) 基板保持具および基板処理装置
JP2002373928A (ja) 被移送体移送装置及びその移送方法
TW202021036A (zh) 基板保持器、鍍敷裝置及基板的鍍敷方法
JP3446158B2 (ja) 基板搬送処理装置
JP3127073B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP3912478B2 (ja) 基板搬送装置
KR100459335B1 (ko) 기판 정렬 시스템 및 그 정렬 방법
JP2977153B2 (ja) ウェハ移し替え装置
KR100466296B1 (ko) 이송 로봇 및 이를 이용한 기판 정렬 시스템
JPH0562955A (ja) 半導体洗浄装置及び半導体ウエハ保持装置
JP2000036527A (ja) 基板搬送処理装置及び基板搬送処理方法
JP2002329703A (ja) 基板洗浄装置及び方法
JP2013051267A (ja) 槽キャリア及び基板処理装置
WO2024062683A1 (ja) 基板処理装置
KR20080023587A (ko) 기판 세정 장치
JP3413567B2 (ja) 基板搬送処理装置及び基板搬送処理方法
JPH09260478A (ja) ウェーハキャリア、並びにウェーハ湿式処理装置及び方法