JP3912478B2 - 基板搬送装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、基板搬送装置に関し、さらに詳細にいえば、カセット内に水平状態で収容されている基板を垂直状態にするとともに、垂直状態で整列させるための基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、基板搬送装置は種々の分野(例えば、半導体ウエハ洗浄分野)で汎用されている。なお、以下においては、半導体ウエハ洗浄分野に基づいて説明するが、他の分野についても同様である。
【0003】
半導体ウエハ洗浄装置においては、カセット内に水平状態(表面が水平な状態)で収容された複数枚の半導体ウエハを、全て垂直状態(表面が垂直な状態)にして洗浄槽に収容し、この状態で洗浄液を供給することによって半導体ウエハの洗浄効率を高める構成が一般的に採用される。
【0004】
ここで、カセットとしては、SEMI規格で定められたものが用いられるので、1つのカセットにn枚(nは正の整数)の半導体ウエハが所定のピッチで水平状態で収容される。
【0005】
したがって、一度に洗浄できる半導体ウエハの枚数を増加させるために、2つのカセットに収容されている2n枚の半導体ウエハを全て垂直状態にするとともに、表面どうし、裏面どうしが対向する状態にして洗浄槽に収容することにより、同時に洗浄できる半導体ウエハ枚数を増加させることが一般化してきている。
【0006】
このような半導体ウエハ洗浄装置においては、カセットから水平状態のウエハを取り出して垂直状態にするロボットと、ウエハの間隔を所定のピッチから1/2のピッチ(いわゆるハーフピッチ)に変換する間隔変換装置(例えば、特開平5−175179号公報、特開平9−69503号公報参照)と、ウエハの配置を表面どうし、裏面どうしを対向させる配置状態にする配置状態設定装置(例えば、特開平6−163501号公報、特開平7−307319号公報参照)とを設けることによって、2つのキャリアから複数枚のウエハを取り出して第1のウエハ群と第2のウエハ群とを形成し、第2のウエハ群のウエハを第1のウエハ群の各ウエハの隙間に挿入して第3のウエハ群を生成し、第3のウエハ群を一括して洗浄することができる。そして、表面どうし、裏面どうしを互いに対向させることによって、洗浄の品質を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の構成の半導体ウエハ洗浄装置を採用した場合には、カセットと洗浄槽との間におけるウエハの搬送を行うために、ロボット、間隔変換装置、配置状態設定装置が必要であるのみならず、これらの間におけるウエハ受け渡しのための仮置きスペースが複数バッチ分必要であり、ウエハ搬送装置が全体として大型化するのみならず、設置面積も大きくなり、しかも著しいコストアップを招いてしまうという不都合がある。
【0008】
【発明の目的】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができる基板搬送装置を提供することを第1の目的とし、さらに所要時間を短縮することができる基板搬送装置を提供することを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の基板搬送装置は、カセットに対して、複数枚の基板を1枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段と、搬入出手段により保持された基板を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段の姿勢を制御する姿勢制御手段と、垂直状態の基板を所定の整列部に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる移動手段と、該移動手段により移動させられた垂直状態の基板を垂直状態のまま受け取って支承するとともに、次の基板の受け取りのために基板の面に垂直な方向に所定距離移動する整列支承手段とを含み、該整列支承手段は、複数枚の基板を垂直状態で所定の間隔に整列支承する固定ホルダーと、前記固定ホルダーと同じ向きに基板を支承する可動ホルダーと、可動ホルダーを固定ホルダーの所定位置に正対させるべく移動させる位置決め機構と、位置決めされた可動ホルダーと固定ホルダーとの間で基板の授受を行わせるべく可動ホルダーを昇降させる昇降機構とを含むものである。
【0011】
請求項2の基板搬送装置は、前記姿勢制御手段として、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1枚ごとに180°反転させるものを採用するものである。
【0013】
請求項3の基板搬送装置は、カセットに対して、複数枚の基板をより少ない複数枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段と、搬入出手段により保持された基板を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段の姿勢を制御する姿勢制御手段と、垂直状態の基板を所定の整列部に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる移動手段とを含み、前記姿勢制御手段として、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1回ごとに180°反転させるものを採用し、前記移動手段として、より少ない複数枚の垂直状態の基板により形成された基板間隙に対応させて垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる動作と、より少ない複数枚の垂直状態の基板に続く所定位置に対する垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる動作とを選択するものを採用するものである。
【0016】
請求項4の基板搬送装置は、カセットに対して、複数枚の基板を1枚おきにより少ない複数枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段と、搬入出手段により保持された基板を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段の姿勢を制御する姿勢制御手段と、垂直状態の基板を所定の整列部に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる移動手段とを含み、前記姿勢制御手段として、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1回ごとに180°反転させるものを採用し、前記移動手段として、より少ない複数枚の垂直状態の基板により形成された基板間隙に対応させて、かつ基板の表面どうしの間隔が裏面どうしの間隔よりも小さくなるように、垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる動作を行うものを採用するものである。
【0019】
請求項5の基板搬送装置は、前記整列部として、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態で垂直状態の基板を支持する第1整列部と表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態で垂直状態の基板を支持する第2整列部とを含むものを採用し、表面どうしが対向する2枚の基板を単位として第1整列部と第2整列部との間で基板を移動させる間隔調整手段をさらに含むものである。
【0020】
【作用】
請求項1の基板搬送装置であれば、カセット内に水平状態で収容されている複数枚の基板を搬入出手段によって1枚づつ水平状態で取り出し、搬入出手段により取り出された基板を垂直状態にすべく姿勢制御手段によって搬入出手段の姿勢を制御し、垂直状態の基板を整列させるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動手段によって整列部まで移動させる。そして、逆の動作を行わせることによって、基板を整列部からカセットまで搬送することができる。
さらに、整列支承手段によって、前記移動手段により移動させられた垂直状態の基板を垂直状態のまま受け取って支承するとともに、次の基板の受け取りのために基板の面に垂直な方向に所定距離移動することができる。
さらにまた、前記整列支承手段において、固定ホルダーによって、複数枚の基板を垂直状態で所定の間隔に整列支承し、可動ホルダーによって、前記固定ホルダーと同じ向きに基板を支承し、位置決め機構によって、可動ホルダーを固定ホルダーの所定位置に正対させるべく移動させ、昇降機構によって、位置決めされた可動ホルダーと固定ホルダーとの間で基板の授受を行わせるべく可動ホルダーを昇降させることができる。
【0021】
したがって、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができ、さらに、整列支承手段の移動距離を制御することにより基板どうしの間隔を制御することができ、さらにまた、移動可能かつ走行可能な可動ホルダーおよび固定ホルダーによって、基板を所定の間隔に整列させることができる。
【0023】
請求項2の基板搬送装置であれば前記姿勢制御手段として、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1枚ごとに180°反転させるものを採用するのであるから、請求項1の作用に加え、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができる。
【0025】
請求項3の基板搬送装置であれば、カセット内に水平状態で収容されている複数枚の基板を搬入出手段によって、より少ない複数枚づつ水平状態で取り出し、搬入出手段により取り出された基板を垂直状態にすべく姿勢制御手段によって搬入出手段の姿勢を制御し、垂直状態の基板を整列させるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動手段によって整列部まで移動させる。そして、逆の動作を行わせることによって、基板を整列部からカセットまで搬送することができる。
そして、前記姿勢制御手段によって、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1回ごとに180°反転させ、前記移動手段によって、より少ない複数枚の垂直状態の基板により形成された基板間隙に対応させて垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる動作と、より少ない複数枚の垂直状態の基板に続く所定位置に対する垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させる動作とを選択することができる。
【0026】
したがって、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができる。また、請求項1の基板搬送装置と比較して、基板1枚当たりに換算した搬送速度を高めることができる。
さらに、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができる。
さらにまた、より少ない複数枚の基板単位で、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができる。
【0029】
請求項4の基板搬送装置であれば、カセット内に水平状態で収容されている複数枚の基板を搬入出手段によって、1枚おきにより少ない複数枚づつ水平状態で取り出し、搬入出手段により取り出された基板を垂直状態にすべく姿勢制御手段によって搬入出手段の姿勢を制御し、垂直状態の基板を整列させるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動手段によって整列部まで移動させる。そして、逆の動作を行わせることによって、基板を整列部からカセットまで搬送することができる。
さらに、前記姿勢制御手段によって、搬入出手段により保持された基板を垂直状態にするに当たって、基板の表面の向きを1回ごとに180°反転させることができる。
さらにまた、前記移動手段によって、より少ない複数枚の垂直状態の基板により形成された基板間隙に対応させて、かつ基板の表面どうしの間隔が裏面どうしの間隔よりも小さくなるように、垂直状態の基板の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段を移動させることができる。
【0030】
したがって、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができる。また、請求項1の基板搬送装置と比較して、基板1枚当たりに換算した搬送速度を高めることができ、しかも一度に搬送される基板どうしの間隙を大きくすることができる。さらに、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができる。さらにまた、より少ない複数枚の基板単位で、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができる。
【0033】
請求項5の基板搬送装置であれば、前記整列部として、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態で垂直状態の基板を支持する第1整列部と表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態で垂直状態の基板を支持する第2整列部とを含むものを採用し、表面どうしが対向する2枚の基板を単位として第1整列部と第2整列部との間で基板を移動させる間隔調整手段をさらに含むのであるから、請求項4の作用に加え、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態と表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態との間での基板の配列状態の変更を簡単に達成することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、この発明の基板搬送装置の実施の態様を詳細に説明する。
【0035】
図1はこの発明の基板搬送装置が組み込まれた基板洗浄装置を示す概略平面図、図2は同上の透視斜視図である。
【0036】
この基板洗浄装置は、外ハウジング1の外部所定位置にカセット載置台2を設けている。そして、外ハウジング1の内部に基板搬送用第1ロボット3と、基板整列支承装置4と、洗浄槽5と、基板搬送用第2ロボット6とを設けている。また、カセット載置台に対応させて外ハウジング1の所定位置に開閉扉部材(図示せず)を設けている。
【0037】
前記基板搬送用第1ロボット3は、開閉扉部材を通してカセット7に対する基板8の水平状態(基板の表面が水平な状態)での搬入、搬出動作、基板8の姿勢を水平状態と垂直状態(基板の表面が垂直な状態)との間で変換させる姿勢変換動作、および垂直状態の基板8の基板整列支承装置4に対する搬入、搬出動作を行うことができる軸構成を有するものである。そして、前記姿勢変換動作としては、基板を水平状態から垂直状態に変換するに当たって、基板の表面の向きを1枚ごとに180°反転させるものであることが好ましい。また、基板8を把持するロボットハンド31としては、例えば、図3中(a)(b)に示すように、U字状のアーム31aの基部に可動係合部31bを、先端部に1対の固定係合部31cを、それぞれ有し、基板8の外周部のみを3点把持するものが採用される。ここで、可動係合部31bおよび固定係合部31cは、互いに対向する端部がテーパ面を有し、しかもテーパ面に続く中央部がアーム31aに対して直交する係合面を有し、基板8をアーム31aから離した状態で把持することができる{図3中(b)参照}。
【0038】
前記基板整列支承装置4は、例えば、図4に示すように、互いに平行な1対の固定ホルダー41と、基板搬送用第1ロボット3との間で1枚づつの基板8の授受が行われる可動ホルダー42と、可動ホルダー42を固定ホルダー41の所定位置に正対させるべく往復動作させる位置決め駆動機構43と、位置決めされた可動ホルダー42と固定ホルダー41との間で基板8の授受を行わせるべく可動ホルダー42を昇降させる昇降機構44とを有している。
【0039】
前記基板搬送用第2ロボット6は、基板整列支承装置4と従来公知の洗浄槽5との間で複数枚の基板8を一括して搬送するものであり、水平方向における往復動作、および往復動作の任意の位置における昇降動作を行うことができる軸構成を有するものである。
【0040】
上記の構成の基板洗浄装置の作用を図5から図9を参照して説明する。
【0041】
基板搬送用第1ロボット3を動作させてカセット7から基板8を1枚だけ水平状態で搬出し{図5中(a)参照}、この基板8を垂直状態に姿勢変換するとともに、可動ホルダー42の近辺まで移動させ{図5中(b)参照}、昇降機構44によって可動ホルダー42を上昇させて基板8を可動ホルダー42に供給する{図6中(a)参照}。次いで、位置決め駆動機構43によって可動ホルダー42と共に基板8を水平方向に移動させ、昇降機構44によって可動ホルダー42を下降させることにより基板8を1対の固定ホルダー41に移行させる{図6中(b)参照}。
【0042】
その後、下降した可動ホルダー42を位置決め駆動機構43によって元の位置まで水平方向に移動させ{図7中(a)参照}、昇降機構44によって可動ホルダー42を上昇させることにより次の基板受け取りに備える。
【0043】
次に、基板搬送用第1ロボット3を動作させてカセット7から基板8を1枚だけ水平状態で搬出し{図8中(a)参照}、この基板8を垂直状態に姿勢変換する{この場合における垂直状態の姿勢は、図5中(b)の姿勢とは180°異なる}とともに、可動ホルダー42まで移動させ{図8中(b)参照}、基板8を供給する{図9中(a)参照}。次いで、位置決め駆動機構43によって可動ホルダー42と共に基板8を水平方向に移動させ、昇降機構44によって可動ホルダー42を下降させることにより基板8を1対の固定ホルダー41に移行させる{図9中(b)参照}。したがって、先行する基板8と今回の基板8とは表面どうしが対向する状態である。
【0044】
その後は、可動ホルダー42の動作、基板搬送用第1ロボット3の動作を反復することにより、カセット7に収容されている全ての基板を基板整列支承装置4に搬送することができる。
【0045】
カセット7に収容されている全ての基板を基板整列支承装置4に搬送した後は、基板搬送用第2ロボット6によって全ての基板8を一括して洗浄槽5に供給し、基板8の洗浄を行うことができる。
【0046】
基板8の洗浄が終了した後は、洗浄液の排出、基板8の乾燥処理を行ってから、基板搬送用第2ロボット6によって全ての基板8を一括して洗浄槽5から取り出し、基板整列支承装置4に搬送する。その後は、基板搬送用第1ロボット3および基板整列支承装置4を上記と逆に動作させることによって基板8を1枚づつ基板整列支承装置4からカセット7に戻すことができる。
【0047】
以上の説明から分かるように、カセット7との間で基板8を搬送しつつ姿勢を変換し、しかも整列させるための装置として、基板搬送用第1ロボット3および基板整列支承装置4を採用するだけでよいから、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができる。また、基板整列支承装置4における固定ホルダー41の基板支承間隔を、ロボットハンドの厚みよりも小さい間隔に設定することができるので、基板整列支承装置4を小型化することができ、ひいては洗浄槽5をも小型化することができる。さらに、基板8を仮置きするためのスペースが基板1枚分のみでよいから、この面からも省スペース化を達成することができる。
【0048】
図10は基板整列支承装置の他の構成例を示す要部概略図である。
【0049】
この基板整列支承装置が図4の基板整列支承装置と異なる点は、可動ホルダー42の所定位置に基板8の有無を検出するための基板センサ9を設けた点のみである。
【0050】
なお、基板センサ9としては、透過型光センサであってもよいが、反射型光センサであってもよい。そして、この基板センサ9は、可動ホルダー42に支承されている基板8の下部、固定ホルダー41に支承されている基板8の下部を検出できるように取り付け位置が設定されている。
【0051】
したがって、この構成の基板整列支承装置を採用した場合には、可動ホルダー42が基板8を支承しているか否かを検出することができるので、基板8の授受が行われたか否かを確実に検出することができる。
【0052】
また、図11に示すように、基板センサ9が取り付けられた可動ホルダー42を下降状態において水平方向に移動させることによって、固定ホルダー41の何れの位置に基板8が支承されているかを検出することができる。
【0053】
以上には、2つのカセット7内の全ての基板8を基板整列支承装置4に搬送する場合について説明した。これは、少品種大量生産を行う場合に好適である。
【0054】
しかし、近年は、多品種少量生産を行う要求が強くなってきている。このような状況においては、カセット内に基板8が間欠状態で収容されていることが考えられるが、このような場合にも、カセット7から基板8を1枚づつ取り出して所定の間隔で整列させることができ、しかも表面どうし、裏面どうしを互いに対向させることができ、洗浄などの品質を保つことができる。もちろん、カセット7に収容されている基板8のうち、任意の基板8のみを選択して洗浄処理などを行う枚葉処理に簡単に対処することができる。これらの場合には、基板8が局部的にのみ存在することになるので、基板整列支承装置4の中央部のみ、もしくは端部のみに存在させることができる。
【0055】
また、基板支承間隔を任意に設定した固定ホルダー41を採用することによって、基板8の支承間隔を任意に設定することができるので、最適な洗浄効果を達成できる基板間隔を実現することができる。具体的には、基板の支承間隔を大きく、もしくは小さく設定し、表面どうし、裏面どうしを互いに対向させ、表面と裏面とを対向させ、表面どうしの間隔と裏面同士の間隔とを互いに異ならせることができる。
【0056】
以上の実施態様においては、基板搬送用第1ロボット3および基板整列支承装置4を用いて基板を、姿勢変換を伴って搬送するようにしているが、用途によっては、基板整列支承装置を省略することが可能である。
【0057】
図12はこの発明の基板搬送装置のさらに他の実施態様が組み込まれた基板洗浄装置の要部(基板搬送用第1ロボット)を示す概略図である。
【0058】
この基板搬送用第1ロボット3が図3の基板搬送用第1ロボットと異なる点は、複数枚(この実施態様では4枚)のU字状のアーム31aを所定間隔毎(例えば、カセット7に収容された基板8のピッチの2倍のピッチ)に配置し、各アーム31aに可動係合部31bおよび固定係合部31cを設けた点のみである。
【0059】
図13はこの発明の基板搬送装置のさらに他の実施態様が組み込まれた基板洗浄装置の他の要部(基板整列支承装置)を示す概略図である。
【0060】
この基板整列支承装置4が図4の基板整列支承装置と異なる点は、互いに平行な1対の固定ホルダー41の長さを長くして、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態で垂直状態の基板を支持する第1整列部41aと表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態で垂直状態の基板を支持する第2整列部41bとを形成した点、可動ホルダー42に代えて、表面どうしが互いに対向した2枚の基板8を同時に、第1整列部41aと第2整列部41bとの間で搬送する間隔調整部42’を採用した点のみである。なお、間隔調整部42’を第1整列部41aの任意の所定位置、第2整列部41bの任意の所定位置に正対させるべく往復動作させる位置決め駆動機構43と、位置決めされた間隔調整部42’と第1整列部41a、第2整列部41bとの間で2枚の基板8の授受を行わせるべく間隔調整部42’を昇降させる昇降機構44とを有している。
【0061】
上記の構成の基板洗浄装置の作用を図14から図19を参照して説明する。
【0062】
先ず、基板搬送用第1ロボット3を動作させてカセット7から奇数番目の4枚の基板8を水平状態で搬出し(図14参照)、これらの基板8を垂直状態に姿勢変換するとともに、基板整列支承装置4の第1整列部41aの直上まで移動させ、次いで下降させることによって、4枚の基板8を第1整列部41aに供給する(図15参照)。
【0063】
そして、基板搬送用第1ロボット3を動作させてカセット7から偶数番目の4枚の基板8を水平状態で搬出し(図16参照)、これらの基板8を垂直状態に姿勢変換するとともに、基板整列支承装置4の第1整列部41aの直上まで移動させ、次いで下降させることによって、4枚の基板8を、既に供給された基板8と交互に位置するように、かつ基板8の表面どうし、裏面どうしが互いに対向するように、第1整列部41aに供給する(図17参照)。
【0064】
したがって、この状態においては、基板8の表面どうしの間隔が裏面どうしの間隔よりも小さくなっている(例えば、カセット7内における基板どうしの間隔が10mmであり、表面どうしの間隔が5mmであれば、裏面どうしの間隔が15mmになる)。換言すれば、基板8の裏面どうしの間隔が大きく設定されているのであるから、他の基板8に接触することなくロボットハンド31を侵入させることができる。
【0065】
その後、間隔調整部42’によって、第2整列部41bに最も近い2枚の基板8を第1整列部41aから持ち上げ{図18中(A)参照}、間隔調整部42’によって、持ち上げられた2枚の基板8を第2整列部41bに向かって移動させ{図18中(B)参照}、間隔調整部42’によって、2枚の基板8を下降させて第2整列部41bに支承させる{図18中(C)参照}。
【0066】
次に、間隔調整部42’を上記と同様に動作させることによって、次の2枚の基板8を第2整列部41bに支承させる{図18中(A)(B)(C)参照}。
【0067】
同様にして、残りの2枚づつの基板8を第2整列部41bに支承させることができる。
【0068】
その後は、上記の一連の処理を反復することによって、カセット7内の全ての基板8を第2整列部41bに支承させることができる。
【0069】
そして、間隔調整部42’による基板8の搬送においては、ロボットハンドを用いる搬送と異なり、基板8どうしの間隔を十分に小さくすることができる。換言すれば、基板8の裏面どうしの間隔を表面どうしの間隔まで小さくすることができる。
【0070】
その後は、図1、図2の基板洗浄装置と同様にして基板の洗浄を行うことができる。
【0071】
もちろん、上記と逆の動作を行うことにより、洗浄後の基板8をカセット7に戻すことができる。
【0072】
この実施態様を採用すれば、第1整列部41aとして前記の実施態様よりも多い枚数の基板8を支承させることが必要であるから、基板整列支承装置4が多少大型化するが、カセット7と第1整列部41aとの間における基板8の搬送を、複数枚単位で行うとともに、第1整列部41aと第2整列部41bとの間における基板8の搬送を2枚単位で行うのであるから、前記の実施態様と比較して基板搬送の所要時間を短縮することができる。
【0073】
図12、図13の実施態様は、基板8どうしの間隔を5mmに設定した場合にはロボットハンド31と基板8との接触を回避できない場合(ロボットハンド31の厚みが大きい場合)に好適であり、ロボットハンド31により基板8を搬送するに当たって、第1整列部41aに支承された状態における基板8の裏面どうしの間隔を15mmにすることができ、ロボットハンド31と基板8との干渉を確実に回避することができる。
【0074】
ただし、ロボットハンド31の厚みが十分に小さい場合には、基板8どうしの間隔を5mmに設定してもロボットハンド31と基板8との干渉を回避することができる。
【0075】
したがって、このような場合には、ロボットハンド31の複数のU字状のアーム31aを、カセット7に収容された基板8のピッチと同じピッチに配置し、カセット7に対して連続的に複数枚の基板8を水平状態で搬入、もしくは搬出し、ロボットハンド31により保持された基板を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせ、第1整列部41aおよび間隔調整部42’を介在させることなく、直接に第2整列部41bに対する供給、取り出しを行わせることにより基板8の搬送を達成することができる。もちろん、垂直状態の基板8を表面どうし、裏面どうしが正対する状態にすることができる。
【0076】
この結果、基板搬送の高速化および構成の簡単化、小型化を両立させることができる。
【0077】
【発明の効果】
請求項1の発明は、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体として小型化できるとともに、設置面積を小さくすることができ、しかもコストダウンを達成することができ、さらに、整列支承手段の移動距離を制御することにより基板どうしの間隔を容易に変更することができ、さらにまた、移動可能かつ走行可能な可動ホルダーおよび固定ホルダーによって、基板を所定の間隔に整列させることができるという特有の効果を奏する。
【0079】
請求項2の発明は、請求項1の効果に加え、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができるという特有の効果を奏する。
【0081】
請求項3の発明は、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体としての小型化、設置面積の狭小化、コストダウンを達成することができるとともに、請求項1の発明と比較して、基板1枚当たりに換算した搬送速度を高めることができ、さらに、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができ、さらにまた、より少ない複数枚の基板単位で、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができるという特有の効果を奏する。
【0084】
請求項4の発明は、搬入出手段、姿勢制御手段および移動手段は1台のロボットで実現することができるので、全体としての小型化、設置面積の狭小化、コストダウンを達成することができるとともに、全体として小型化できるとともに、請求項1の発明と比較して、基板1枚当たりに換算した搬送速度を高めることができ、しかも一度に搬送される基板どうしの間隙を大きくすることができ、さらに、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができ、さらにまた、より少ない複数枚の基板単位で、表面どうし、裏面どうしを対向させた状態で基板を整列させることができるという特有の効果を奏する。
【0087】
請求項5の発明は、請求項4の効果に加え、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態と表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態との間での基板の配列状態の変更を簡単に達成することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基板搬送装置が組み込まれた基板洗浄装置を示す概略平面図である。
【図2】同上の透視斜視図である。
【図3】基板搬送用第1ロボットのロボットハンドを示す概略図である。
【図4】基板整列支承装置の構成を示す斜視図である。
【図5】基板搬送用第1ロボットによる基板の搬送を説明する概略図である。
【図6】可動ホルダーから固定ホルダーへの基板の搬送を説明する概略図である。
【図7】可動ホルダーの復帰動作を説明する概略図である。
【図8】基板搬送用第1ロボットによる基板の搬送を説明する概略図である。
【図9】可動ホルダーから固定ホルダーへの基板の搬送を説明する概略図である。
【図10】基板整列支承装置の他の構成例を示す要部概略図である。
【図11】基板整列支承装置の他の機能を説明する概略図である。
【図12】この発明の基板搬送装置のさらに他の実施態様が組み込まれた基板洗浄装置の要部(基板搬送用第1ロボット)を示す概略図である。
【図13】この発明の基板搬送装置のさらに他の実施態様が組み込まれた基板洗浄装置の他の要部(基板整列支承装置)を示す概略図である。
【図14】カセットから奇数番目の基板を取り出す処理を説明する概略図である。
【図15】カセットから取り出した基板を第1整列部に供給する処理を説明する概略図である。
【図16】カセットから偶数番目の基板を取り出す処理を説明する概略図である。
【図17】カセットから取り出した基板を第1整列部に供給する処理を説明する概略図である。
【図18】第1整列部から第2整列部に最初の2枚の基板を搬送する処理を説明する概略図である。
【図19】第1整列部から第2整列部に次の2枚の基板を搬送する処理を説明する概略図である。
【符号の説明】
3 基板搬送用第1ロボット 4 基板整列支承装置
7 カセット 8 基板
41a 第1整列部 41b 第2整列部
42’ 間隔調整部
Claims (5)
- カセット(7)に対して、複数枚の基板(8)を1枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段(3)と、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段(3)の姿勢を制御する姿勢制御手段(3)と、垂直状態の基板(8)を所定の整列部に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる移動手段(3)と、該移動手段(3)により移動させられた垂直状態の基板(8)を垂直状態のまま受け取って支承するとともに、次の基板(8)の受け取りのために基板(8)の面に垂直な方向に所定距離移動する整列支承手段(4)とを含み、該整列支承手段(4)は、複数枚の基板(8)を垂直状態で所定の間隔に整列支承する固定ホルダー(41)と、前記固定ホルダー(41)と同じ向きに基板(8)を支承する可動ホルダー(42)と、可動ホルダー(42)を固定ホルダー(41)の所定位置に正対させるべく移動させる位置決め機構(43)と、位置決めされた可動ホルダー(42)と固定ホルダー(41)との間で基板(8)の授受を行わせるべく可動ホルダー(42)を昇降させる昇降機構(44)とを含むことを特徴とする基板搬送装置。
- 前記姿勢制御手段(3)は、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を垂直状態にするに当たって、基板(8)の表面の向きを1枚ごとに180°反転させるものである請求項1に記載の基板搬送装置。
- カセット(7)に対して、複数枚の基板(8)をより少ない複数枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段(3)と、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段(3)の姿勢を制御する姿勢制御手段(3)と、垂直状態の基板(8)を所定の整列部(4)に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる移動手段(3)とを含み、前記姿勢制御手段(3)は、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を垂直状態にするに当たって、基板(8)の表面の向きを1回ごとに180°反転させるものであり、前記移動手段(3)は、より少ない複数枚の垂直状態の基板(8)により形成された基板間隙に対応させて垂直状態の基板(8)の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる動作と、より少ない複数枚の垂直状態の基板(8)に続く所定位置に対する垂直状態の基板(8)の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる動作とを選択するものであることを特徴とする基板搬送装置。
- カセット(7)に対して、複数枚の基板(8)を1枚おきにより少ない複数枚づつ水平状態で搬出、搬入を行う搬入出手段(3)と、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を水平状態と垂直状態との間で姿勢変換を行わせるべく搬入出手段(3)の姿勢を制御する姿勢制御手段(3)と、垂直状態の基板(8)を所定の整列部(4)に対して搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる移動手段(3)とを含み、前記姿勢制御手段(3)は、搬入出手段(3)により保持された基板(8)を垂直状態にするに当たって、基板(8)の表面の向きを1回ごとに180°反転させるものであり、前記移動手段(3)は、より少ない複数枚の垂直状態の基板(8)により形成された基板間隙に対応させて、かつ基板(8)の表面どうしの間隔が裏面どうしの間隔よりも小さくなるように、垂直状態の基板(8)の搬入、搬出を行わせるべく姿勢が制御された搬入出手段(3)を移動させる動作を行うものであることを特徴とする基板搬送装置。
- 前記整列部(4)は、表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが異なる状態で垂直状態の基板(8)を支持する第1整列部(41a)と表面同士の間隔と裏面同士の間隔とが等しい状態で垂直状態の基板(8)を支持する第2整列部(42b)とを含み、表面どうしが対向する2枚の基板(8)を単位として第1整列部と第2整列部との間で基板(8)を移動させる間隔調整手段(42’)をさらに含む請求項4に記載の基板搬送装置。
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