JP2000164605A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000164605A JP10340429A JP34042998A JP2000164605A JP 2000164605 A JP2000164605 A JP 2000164605A JP 10340429 A JP10340429 A JP 10340429A JP 34042998 A JP34042998 A JP 34042998A JP 2000164605 A JP2000164605 A JP 2000164605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GaAs高出力FETで高出力を得るために高
ドレイン電圧で動作させる際に、ゲートフィンガーの両
端部の動作層と素子分離絶縁層の境界領域に起こる電界
集中に起因する、しきい値電界を越えることによる破壊
を防止し、信頼性を大幅に向上したFET構造を提供す
る。 【解決手段】 ゲート電極フィンガー両端の部分におけ
る動作層と素子分離絶縁層の境界領域および/またはそ
の近傍に設けられた、境界領域で生じる高電圧を緩和す
る手段。たとえば両層の間に設けられた低濃度の中間
層。また、ドレイン側の保護膜上に設けられたフィール
ドプレート電極。さらに、境界部分の近傍に部分的に形
成されたリセス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高出力用途のGaAs
電界効果型トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来構造例を示す。図において1
2はソース電極、13はドレイン電極で、それぞれn+コ
ンタクト層2の上に縁取りするように載っている。1
2、13の各電極を載せたn+コンタクト層2は、一定の
比較的狭い間隔を隔てて向き合いながらnタイプ動作層
1の上に載っており、両者のちょうど中間にゲート電極
10(図3では不図示)のフィンガー部11が一直線に走る
ように載っている。
【0003】n+コンタクト層2の縁の別の2辺は、それ
ぞれゲート電極フィンガー11と直角に交わる直線上に
あり、それらからわずかに外側を走る直線を境界とし
て、nタイプ動作層1と素子分離絶縁層3は連続に形成
されている。ゲート電極フィンガー11は素子分離絶縁
層3の側にわずかに延び、一方の端にゲート電極10が
つながっている。
【0004】また、特開平5-235044号公報、特
開平5-235045号公報では前記と概略同様の構成
をもつが、一部が相違する電界効果トランジスタの例が
示されている。前記との主な相違点はゲート電極フィン
ガーをとりまくようにリセスが形成されていることであ
る。この点について、特にn+コンタクト層については記
載は明らかでないが、リセスに相当するゲート電極のま
わりだけn+層を除去しているものと想定される。さらに
実施形態ごとに少しずつ相違した構成をもっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】GaAs高出力FETで
は通常高出力を得るために高ドレイン電圧で動作させて
いる。図3に示した従来構造を動作させた場合、ゲート
・ドレイン間に高電圧がかかるためドレイン側ゲートエ
ッジが高電界になる。この時、ゲートフィンガーの両端
部の動作層と素子分離絶縁層の境界領域はバイアスしな
い状態でもn-i構造による内蔵電界が生じるため、さら
に電界集中が起こりやすくなっている。そのため、ある
しきい値電界を越えた場合に破壊が生じやすいという問
題がある。
【0006】前記特開平5-235044号公報は、前
記従来構造と概略同様の構成をもつが、一部が相違する
電界効果トランジスタにおいて、絶縁層にそった部分の
ゲート電極とドレイン電極間の距離を長くすることで電
界を緩和し、絶縁層の耐圧を向上させる手段と構成を示
している。しかし、実施例に示された構成は前記従来構
造とほぼ同等のものと考えられ、したがってさらなる電
界集中の抑制と破壊の防止の必要がある。
【0007】また、前記特開平5-235045号公報
は、上記と概略同様で、素子分離注入層に張り出したゲ
ート電極下に絶縁膜を敷くことで電界を緩和し、耐圧の
向上を図っている。ところが、このような構造にすると
素子分離層と絶縁膜を完全にオンラインでアラインメン
トするという、工程能力的にかなり厳しい要求が生じ
る。オンラインでのアラインメントが完全でない場合が
あり、その結果期待された電界の緩和や耐圧の向上が見
られない。また、その部分にマージンを設けるとFET
がピンチオフしないという問題を起こす。
【0008】本発明は上記課題を解決し、破壊に対する
信頼性を大幅に向上したFET構造を提供するものであ
る。
【0009】
【発明を解決するための手段】本発明は、表面に導電型
半導体からなる動作層と、素子分離絶縁層とを有し、該
動作層とソース電極およびドレイン電極の各々の間がn+
層によって隔てられている電界効果トランジスタ構造に
おいて、ゲート電極フィンガー両端の部分における該動
作層と該素子分離絶縁層の境界領域および/またはその
近傍に、該境界領域で生じる高電圧を緩和する手段を設
けたものである。
【0010】また、表面にn+コンタクト層、その下に動
作層となる導電型半導体からなる層を持つエピタキシャ
ル基板に、フォトレジストでソース・ドレイン領域のパ
ターンを形成する工程と、該領域以外の該n+コンタクト
層を除去する工程と、動作層領域をフォトレジストパタ
ーンでマスクして電子加速イオン注入し素子分離絶縁層
を設ける工程と、ゲート、ソース、ドレインの各電極を
形成する工程からなる電界効果トランジスタ構造の製造
方法において、ゲート電極フィンガー両端の部分におけ
る該動作層と該素子分離絶縁層の境界領域および/また
はその近傍に、該境界領域で生じる高電圧を緩和する手
段を設ける工程を有する、電界効果トランジスタ構造の
製造方法についてのものである。
【0011】
【発明の実施の形態】前記の高電圧を緩和する手段とし
ては、第1に、前記動作層と前記素子分離絶縁層の間に
低濃度の中間層を設けること、第2に、前記動作層と前
記素子分離絶縁層の境界部分の近傍で該境界部分を含
み、前記n+層にはさまれた以外の領域にかかる、前記ド
レイン側の保護膜上にフィールドプレート電極を設ける
こと、第3に、前記動作層と前記素子分離絶縁層の境界
部分の近傍で該境界部分を含み、前記n+層にはさまれた
以外の領域に部分的にリセスを形成すること、があげら
れる。
【0012】図1に本発明による第1の実施形態による
製造方法を示す。本実施形態は図3に示した従来構造と
比較して、前記動作層と前記素子分離絶縁層の間に低濃
度の中間層を設けられた点に特徴を有する。図2は図1
のA-A'断面を示す。まず、nタイプ動作層1、n+コン
タクト層2の形成されたエピタキシャル基板にフォトレ
ジスト21でパターンを形成し、ソース・ドレイン領域
以外のn+コンタクト層2をエッチングして除去する(図
2a)。次に動作層領域1をフォトレジスト22でカバー
し、高電圧加速イオン注入し、低濃度領域4を形成する
(図2b)。次に前記フォトレジスト22を除去した後、
新たに前記フォトレジストパターン22より外側に動作
層1を囲むようにフォトレジストパターン23を形成す
る。これをマスクにして、ドーズ量を大きくして再び高
電圧加速イオン注入し、素子分離絶縁領域を設ける(図
2c)。その後通常の製造方法によりゲート,ソース,ドレ
インの各電極(10、12、13)を形成しFETが完成す
る(図2d)。
【0013】イオン注入に用いられるイオンは、通常ホ
ウ素イオンが用いられるが、同様の効果を奏するもので
あれば特に制限はない。具体的には、ホウ素と同族のA
l、Ga、In、Tlの各イオンや、水素イオンが用いられ
る。
【0014】前記イオンのドーズ量にも特に制限はない
が、例えば前記ホウ素イオンを用いる場合は、中間層の
低濃度領域形成の場合、1016cm-3台の濃度、すなわち
ドーズ量として好ましくは5×1010〜1×1012cm-2
より好ましくは1×1011〜1×1012cm-2、例えば5×1
11cm-2であれば十分な効果が得られる。また、素子
分離絶縁領域形成時のドーズ量は好ましくは5×1012
〜1×1014cm-2、より好ましくは3×1013〜1×1014
cm-2、例えば5×1013cm-2とすれば十分な効果が得
られる。
【0015】また、加速電圧は、好ましくは50keV〜
120keV、より好ましくは60keV〜80keV、例え
ば70keVとするのが好ましい。
【0016】中間層の厚みは、2回目のイオン注入にお
けるフォトレジストパターン23の領域と1回目のイオ
ン注入における領域(22)との差の部分に相当するが、
好ましくは1μm〜4μm、より好ましくは2μm〜3
μmとする。
【0017】図5に本発明による第2の実施形態による
製造方法を示す。本実施形態は動作層1と素子分離絶縁
層3の境界部分は図3に示した従来構造と同様である
が、ゲートフィンガー11上、動作層1と素子分離絶縁
領域3の境界部にフィ―ルドプレート14が設けられた
構造である。ここで図5A-A'の断面構造を図6に示す
が、ゲート電極10がドレイン側のみ保護膜15上に張り
出した構造(フィールドプレート構造)となっている。こ
のような構造とすることで前記第1の実施形態による方
法の項で説明したように、ゲートドレイン間に逆方向バ
イアスが印加された時に従来構造で問題となるフィンガ
ー端に生じる高電界をフィールドプレート14に印加さ
れる負電圧により緩和することが可能となる。その結果
上記第1の実施形態と同様に、素子破壊に対する耐性を
向上させることができる。
【0018】フィールドプレート14の張り出しは、保
護膜15方向へは好ましくは0.2μm〜2μm、より好
ましくは0.5μm〜1μm、ドレイン電極13方向へは
好ましくは0.2μm〜2μm、より好ましくは0.5μ
m〜1μmとする。
【0019】なお、イオン照射の条件は前記第1の実施
形態における、2回目の照射と同じであり、フォトレジ
スト領域23のみ、前記1回目の範囲(22)とする。
【0020】図7に本発明による第3の実施形態による
製造方法を示す。本実施形態は動作層1と素子分離絶縁
層3の境界部分は図3に示した従来構造と同様である
が、動作層1と素子分離絶縁領域3の境界部、ゲートフ
ィンガー11の交差する部分にリセス5が設けられた構
造となっている。ここで図7A-A'の断面構造を図8に
示すが、本構造ではリセス段差部に局所的な電界が生じ
ゲートドレイン間にかかる電圧が分散されるため、ゲー
ト端での電界を緩和することが可能となる。その結果上
記第1および第2の実施形態と同様に、素子破壊に対す
る耐性を向上させることができる。
【0021】リセス5を形成する方法には、ウェットエ
ッチング、反応性ドライエッチング、イオンミリングな
どが挙げられる。
【0022】また、リセス5の深さは好ましくは50n
m〜200nm、より好ましくは100nm〜150nm、
幅は横方向(各電極方向)に好ましくは2μm〜5μm、
より好ましくは3μm〜4μm、縦方向(保護膜方向)に
好ましくは2μm〜5μm、より好ましくは3μm〜4
μmとする。
【0023】なお、イオン照射の条件は前記第2の実施
形態による方法におけるのと全く同じである。
【0024】
【実施例】以下実施例について示す。
【0025】[実施例1]前記第1の実施形態による実施
例を示す。(図1参照) パターン形成・エッチング工程は前記の通りである。
(図2参照) イオン注入にはホウ素イオンを用い、加速電圧は70ke
V、ドーズ量は低濃度領域4の形成時に5×1011c
-2、素子分離絶縁領域3の形成時に5×1013cm -2
した。
【0026】中間層4の厚み、すなわち2回目のイオン
注入におけるフォトレジストパターンの領域23と1回
目のイオン注入における領域22との差の部分の幅は、
3μmとした。
【0027】ゲート、ソース、ドレインの各電極(10、
12、13)形成は通常の方法をとった。
【0028】図4に本発明と従来構造のFETにゲート
ドレイン間逆方向電圧を印加した場合のエレクトロルミ
ネッセンスによる発光パターンを示す。各素子の位置関
係を(a)に示す。従来構造ではゲートフィンガー端に強
い発光領域がありこの部分が局所的に高電界になってい
ることが確認される(b)。これに対して本発明によるF
ETは均一に発光しており、ゲートフィンガー11の方
向で電界が均一に分布していることを示している(c)。
【0029】[実施例2]前記第2の実施形態による実施
例を示す。(図5参照) 本実施例の特徴は、パターン形成・エッチング工程にお
いて、実施例1の前記工程から低濃度層を形成する工程
が省略され、従来例と同様であり、本実施例の特徴は、
実施例1の前記工程から低濃度層を形成する工程が省略
されている。
【0030】イオン注入にはホウ素イオンを用い、加速
電圧は70keV、ドーズ量は素子分離絶縁領域形成時に
5×1013cm-2とした。
【0031】ソース、ドレインの各電極(12、13)の形
成は通常の方法をとったが、ゲート電極10は通常の方
法に加えて、ドレイン側のみ保護膜上に張り出した構造
(フィールドプレート構造)とし、フィールドプレート1
4の張り出しは、保護膜15方向へは0.5μm、ドレイ
ン電極13方向へは0.5μmとした。
【0032】その結果、実施例1と同様、ゲートフィン
ガー11の方向で電界が均一に分布するFETを得るこ
とができた。
【0033】[実施例3]前記第3の実施形態による実施
例を示す。(図7参照) パターン形成・エッチング工程は従来例同様であり、前
記工程から低濃度層を形成する工程を省略したものに相
当する。
【0034】イオン注入にはホウ素イオンを用い、加速
電圧は70keV、ドーズ量は素子分離絶縁領域形成時に
5×1013cm-2とした。
【0035】イオン注入後に、ゲートフィンガー11を
設ける予定部分でかつ動作層1と素子分離絶縁領域3の
境界部との交差部分に、n+コンタクト層2にかからない
ようにして、ウェットエッチングによりリセス5を形成
した。リセス5の深さは150nm、幅は横方向(各電極1
2、13の方向)に2μm、縦方向(素子分離絶縁層3の
方向)に4μmとした。
【0036】ソース、ドレインの各電極(12、13)形成
は通常の方法をとり、ゲート電極10のみ、フィンガー
部11の先端をリセス5のくぼみに合わせて曲げて形成
し(図8参照)、他は通常の方法と同様とした。
【0037】その結果、実施例1、2と同様、ゲートフ
ィンガー11の方向で電界が均一に分布するFETを得
ることができた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施例を
適用することにより、ゲートフィンガー上動作層と素子
分離絶縁層の境界領域に生じる電界の集中を緩和するこ
とが可能となり、素子破壊に対する耐性を向上した高信
頼なデバイスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における電界効果ト
ランジスタ構造を示す。
【図2】 本発明の第1の実施形態における電界効果ト
ランジスタ構造の製造方法を示す。
【図3】 従来の電界効果トランジスタ構造の例を示
す。
【図4】 本発明と従来構造のFETにゲートドレイン
間逆方向電圧を印加した場合のエレクトロルミネッセン
スによる発光パターンを示す。
【図5】 本発明の第2の実施形態における電界効果ト
ランジスタ構造を示す。
【図6】 上記図5のA-A'の断面構造を示す。
【図7】 本発明の第3の実施形態における電界効果ト
ランジスタ構造を示す。
【図8】 上記図7のA-A'の断面構造を示す。
【符号の説明】
1 nタイプ動作層 2 n+コンタクト層 3 素子分離絶縁層 4 低濃度領域(中間層) 5 リセス部 10 ゲート電極 11 ゲートプレート 12 ソース電極 13 ドレイン電極 14 フィールドプレート 15 表面保護 21、22、23 フォトレジスト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に導電型半導体からなる動作層と、
    素子分離絶縁層とを有し、該動作層とソース電極および
    ドレイン電極の各々の間がn+層によって隔てられている
    電界効果トランジスタ構造において、ゲート電極フィン
    ガー両端の部分における該動作層と該素子分離絶縁層の
    境界領域および/またはその近傍に、該境界領域で生じ
    る高電圧を緩和する手段を設けたことを特徴とする電界
    効果トランジスタ構造。
  2. 【請求項2】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の間に設けられた中間層であ
    って、該中間層のイオン注入濃度が該素子分離絶縁層に
    比べて低くされた、請求項1に記載の電界効果トランジ
    スタ構造。
  3. 【請求項3】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の境界部分の近傍で該境界部
    分を含み、前記n+層にはさまれた以外の領域にかかる、
    前記ドレイン電極側の保護膜上に設けられたフィールド
    プレート電極である、請求項1に記載の電界効果トラン
    ジスタ構造。
  4. 【請求項4】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の境界部分の近傍で該境界部
    分を含み、前記n+層にはさまれた以外の領域に部分的に
    形成されたリセスである、請求項1に記載の電界効果ト
    ランジスタ構造。
  5. 【請求項5】 表面にn+コンタクト層、その下に動作層
    となる導電型半導体からなる層を持つエピタキシャル基
    板に、フォトレジストでソース・ドレイン領域のパター
    ンを形成する工程と、該領域以外の該n+コンタクト層を
    除去する工程と、動作層領域をフォトレジストパターン
    でマスクして電子加速イオン注入し素子分離絶縁層を設
    ける工程と、ゲート、ソース、ドレインの各電極を形成
    する工程からなる電界効果トランジスタ構造の製造方法
    において、ゲート電極フィンガー両端の部分における該
    動作層と該素子分離絶縁層の境界領域および/またはそ
    の近傍に、該境界領域で生じる高電圧を緩和する手段を
    設ける工程を有することを特徴とする電界効果トランジ
    スタ構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の間に設けられた中間層であ
    って、前記動作層領域をフォトレジストパターンでマス
    クして電子加速イオン注入する工程が、1回目の、ドー
    ズ量5×1010〜1×1012cm-2で該中間層を形成する工
    程と、2回目の、フォトレジストパターンを該動作層か
    ら見て1回目より外側に設けてドーズ量5×1012〜1×
    1014cm-2で該素子分離絶縁層を形成する工程からな
    る、請求項5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の境界部分の近傍で該境界部
    分を含み、前記n+層にはさまれた以外の領域にかかる、
    前記ドレイン側の保護膜上に設けられたフィールドプレ
    ート電極であり、前記ゲート電極を形成する工程で、両
    端部に前記位置に該フィールドプレート電極を設ける、
    請求項5に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記の高電圧を緩和する手段が、前記動
    作層と前記素子分離絶縁層の境界部分の近傍で該境界部
    分を含み、前記n+層にはさまれた以外の領域に部分的に
    形成されたリセスであり、前記素子分離絶縁層を形成す
    る工程の後、前記ゲート電極を形成する工程の前に、該
    領域にリセスを形成する工程を有する、請求項5に記載
    の製造方法。
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