JP2010062321A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板10と、基板10上に配置された窒化物系化合物半導体層12、窒化物系化合物半導体層12に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14からなる活性領域と、活性領域を互いに素子分離する素子分離領域24と、素子分離領域24によって囲まれた活性領域上に配置されたゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26と、ゲート電極20下の一部をエッチングした溝部28a,28bとを備える半導体装置およびその製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、窒化ガリウム(GaN)などで構成され、信頼性の高い大電力用の半導体装置およびその製造方法に関する。
窒化ガリウム(GaN)系半導体を利用した電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)は、電流コラプスやリーク電流が大きいことが知られている。その原因としてエピタキシャル結晶中にある転位や結晶欠陥が挙げられる。
結晶欠陥はリーク電流の増大や電流コラプス現象の発生などといった基本的な性能を低下させてしまうため、結晶欠陥の少ないエピタキシャル層を得ることは非常に重要である。
この結晶の転位や欠陥を少なくするために、GaN層中にアルミニウム窒化ガリウム(AlGaN)層や窒化アルミニウム(AlN)層を挿入することが知られている。
従来の半導体装置は、図8に示すように、例えばSiCからなる基板10上に配置されたGaN層12と、GaN層12上に配置されたAlGaN層14と、AlGaN層14上に配置されたゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26とを備える。ソース電極18とAlGaN層14間には、ソースコンタクト18aが配置され、ドレイン電極26とAlGaN層14間には、ドレインコンタクト26aが配置されている。
さらに、従来の半導体装置は、図8に示すように、AlGaN層14およびGaN層12の一部分をメサエッチングで形成した素子分離領域25が、周辺部に形成されている。メサエッチングで形成した素子分離領域25によって、半導体装置の活性領域が規定される。なお、メサエッチングで形成した素子分離領域25の側壁部および活性領域上には、図8に示すように、パッシベーション膜となる絶縁層22が形成されている。
また、GaNとAlGaNまたはAlNは格子定数差が大きく、GaN層とAlGaN層間にピエゾ分極による電荷が発生してしまい、このGaN層中に発生した電荷は、半導体装置の高周波特性を極端に落としてしまうという問題がある。
例えば、GaN層12とAlGaN層14は格子定数差が大きく、GaN層12とAlGaN層14間にピエゾ分極による電荷が発生してしまい、GaN層12中に発生した電荷は、半導体装置の高周波特性を極端に落としてしまうという問題がある。
このようなピエゾ分極による電荷は、GaN層12の導電性を増大させ、ゲート電極20とソース電極18間或いはゲート電極20とドレイン電極26間のリーク電流を増大させ、半導体装置の電力増幅利得を低下させる原因となる。
ゲート寸法を0.1μm級に形成することができ、かつゲート電極およびソース電極或いはドレイン電極間にリーク電流を生じさせないGaN系半導体を用いた電界効果トランジスタおよびその製造方法については、既に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1においては、断面形状がT字型であるゲート電極を有する電界効果トランジスタを用いて、ゲートリーク電流を低減している。
また、抵抗値の高いIII族窒化物半導体結晶、III族窒化物半導体基板、半導体装置およびIII族窒化物半導体結晶の製造方法については、既に開示されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2においては、例えば遷移金属としてFeが添加されたIII族窒化物半導体結晶であって、Ga原子空孔密度が1×1016cm-3以下であるFeドープGaN層が開示されている。FeドープGaN層のFe原子密度は、5×1017cm-3〜1020cm-3である。また、上記FeドープGaN層からなるIII族窒化物半導体基板上に形成された半導体層を有する半導体装置についても開示されている。
また、所定値以上の格子定数の差を有する複数の窒化物系化合物半導体層を結晶性の良い状態で多層形成することができ、エピタキシャル成長方向への貫通転位の伝播を抑制できる半導体素子についても、既に開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
GaN層とAlGaN層などで構成された大電力用半導体装置において、電気的に素子分離する方法として、イオン注入によって素子分離する方法(インプラアイソレーション)と、メサエッチングによって素子分離する方法がある。インプラアイソレーションによって素子分離すると素子の信頼性が低下するという問題点がある。
メサエッチングによる素子分離方法では、デバイスに段差ができてしまうために、露光装置で配線などを形成する場合に焦点が合いにくくなり、微細化することが困難になるという問題点がある。
特開2002−141499号公報(第3−4頁、第1図) 特開2007−184379号公報(第6−7頁、第4図および第5図) 特開2007−221001号公報(第1図、第7図および第10図)
本発明の目的は、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、基板と、前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、ゲート電極の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置されたゲート電極、ソース電極およびドレイン電極とを備える半導体装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板と、前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、複数のフィンガーを有するゲート電極の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域の第1表面上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、前記基板の前記第1表面上に配置され、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極とを備える半導体装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板上に窒化物系化合物半導体層を形成する工程と、前記窒化物系化合物半導体層上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域を形成する工程と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域を形成する工程と、ゲート電極の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部を形成する工程と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上にゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板上に窒化物系化合物半導体層を形成する工程と、前記窒化物系化合物半導体層上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域を形成する工程と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域を形成する工程と、複数のフィンガーを有するゲート電極の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部を形成する工程と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域の第1表面上に、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、前記基板の前記第1表面上に、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明は、インプラアイソレーションによって素子分離されたGaN層とAlGaN層などで構成された大電力用半導体装置において、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置を提供する。
本発明によれば、インプラアイソレーションによって素子分離されたGaN層とAlGaN層などで構成された大電力用半導体装置において、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明によれば、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、電子がGaN層中に注入されることを防止することができ、これにより、デバイスのドレイン電流が徐々に減少する電流コプラス現象を抑制することができ、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明によれば、また、デバイス表面の凹凸がほとんど無くなることにより、露光装置の焦点合わせが容易となり、これにより、ゲート電極の微細化が可能となり、高周波特性も向上する大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下において、同じブロックまたは要素には同じ符号を付して説明の重複を避け、説明を簡略にする。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(素子構造)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図1に示すように表される。また、図1のI−I線に沿う模式的断面構造は、図2に示すように表され、図1のII−II線に沿う模式的断面構造は、図3に示すように表される。
第1の実施の形態に係る半導体装置は、図1〜図3に示すように、基板10と、基板10上に配置された窒化物系化合物半導体層12と、窒化物系化合物半導体層12上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14からなる活性領域AAと、活性領域AAを互いに素子分離する素子分離領域24と、ゲート電極20の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部28aと、素子分離領域24によって囲まれた活性領域AA上に配置されたゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26とを備える。
素子分離領域24は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14および窒化物系化合物半導体層12の深さ方向の一部まで形成されている。
溝部28aは、図3に示すように、ゲート電極20の先端部において、ゲート電極20の近傍の活性領域の一部を含んで形成されている。
さらに、図1および図3に示すように、ゲート電極20に接続され、素子分離領域24上に配置されたゲート端子電極21をさらに備え、溝部28bが、ゲート電極20とゲート端子電極21との間の活性領域AAの一部を含んで形成されていてもよい。
素子分離領域24は、イオン注入により形成される。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1014(ions/cm2)程度であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keV程度である。
素子分離領域24上およびデバイス表面上には、パッシベーション用の絶縁層22が形成されている。この絶縁層22としては、例えば、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって堆積された窒化膜、アルミナ(Al23)膜、酸化膜(SiO2)、酸窒化膜(SiON)などで形成することができる。
ソース電極18とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14との界面には、ソースコンタクト18aが形成され、ドレイン電極26とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14との界面には、ドレインコンタクト26aが形成されている。ソース電極18およびドレイン電極26は、例えば、アルミニウム(Al)、Ti/Auなどで形成される。
ゲート電極20は、例えばNi/Auなどで形成することができる。
ソースコンタクト18aおよびドレインコンタクト26aは、例えば、Al/Ti,若しくはNi/Al/Tiなどからなる積層構造によって形成することができる。
窒化物系化合物半導体層12と、窒化物系化合物半導体層12上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14との界面には、2次元電子ガス層が形成される。
基板10は、炭化シリコン(SiC)基板、半絶縁性シリコン基板上、サファイア基板などで構成することができる。
窒化物系化合物半導体層12は、例えばGaN層で形成される。
(実験結果)
第1の実施の形態に係る半導体装置と従来例に係る半導体装置の電流変化量Idss/Idss0の比較結果を、横軸を時間として、図4に示す。図4において、電流変化量Idss/Idss0は、初期状態のドレイン・ソース間の飽和電流値Idss0に対する飽和電流値Idssの比を表している。ここで、比較対照とする従来例とは、第1の実施の形態に係る半導体装置と同様に、素子分離領域24をイオン注入で形成すると共に、溝部28a,28bを形成しない完全なプレーナ構造の場合に相当する。
図4から明らかなように、従来例においては、電流変化量Idss/Idss0の経時変化が顕著であり、時間の経過とともにドレイン・ソース間の飽和電流値が低下する。これに対して、第1の実施の形態に係る半導体装置においては、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、飽和電流値の低下が抑制されている。
(製造方法)
第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、基板10上に窒化物系化合物半導体層12を形成する工程と、窒化物系化合物半導体層12上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14からなる活性領域AAを形成する工程と、活性領域AAを互いに素子分離する素子分離領域24を形成する工程と、ゲート電極20の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部28a,28bを形成する工程と、素子分離領域24によって囲まれた活性領域AA上にゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26を形成する工程とを有する。
素子分離領域24を形成する工程において、素子分離領域24は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14および窒化物系化合物半導体層12の深さ方向の一部まで形成する。
溝部を形成する工程において、溝部は、ゲート電極20の先端部において、ゲート電極20の近傍の活性領域AAの一部を含んで形成する。
ゲート電極20に接続され、素子分離領域24上にゲート端子電極21を形成する工程をさらに有し、溝部28bが、ゲート電極20とゲート端子電極21との間の活性領域AAの一部を含んで形成してもよい。
素子分離領域を形成する工程において、素子分離領域25は、イオン注入により形成する。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。
(a)SiC基板10上にTMG(トリメチルガリウム)とアンモニアガスを流し、エピタキシャル成長によりGaN層12を、例えば約1μm〜2μm程度の厚さに形成する。
(b)次に、TMAl(トリメチルアルミニウム)とアンモニアガスを流し、エピタキシャル成長によりAl組成比率約30%程度のアルミニウム窒化ガリウム層(Al0.3Ga1-0.3N)(0.1≦x≦1)14を、例えば約20nm〜100nm程度の厚さに形成する。
(c)次に、イオン注入技術によって、活性領域AAを互いに素子分離する素子分離領域24を形成する。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1011 (ions/cm2)程度であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keV程度である。
(d)次に、ドライエッチング技術によって、ゲート電極20の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部28a,28bを形成する。ドライエッチング技術としては、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)技術などを適用することができる。反応ガスとしては、例えば、BCl3などの塩素系のエッチングガスを使用することができる。ここで、溝部28a,28bの深さは、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14の厚さよりも深く、例えば、約100nm〜200nm程度である。したがって、溝部28a,28bの底面は、窒化物系化合物半導体層(GaN層)12である。
(e)次に、素子分離領域24によって囲まれた活性領域AA上にソースコンタクト18a、ドレインコンタクト26aを形成する。コンタクト形成技術としては、真空蒸着技術、スパッタリング技術などを適用することができる。ソースコンタクト18aおよびドレインコンタクト26aは、例えば、Al/Ti,若しくはNi/Al/Tiなどからなる積層構造によってオーミック電極として形成する。
(f)次に、ゲート電極20を形成する。電極形成技術としては、真空蒸着技術、スパッタリング技術などを適用することができる。ゲート電極20は、例えば、Ni/Auなどによって形成することができる。ゲート電極20は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14との間で、ショットキーコンタクトを形成する。ゲート電極20の幅は、例えば、約0.1μm〜1μm程度である。
(g)次に、デバイス表面全体に、パッシベーション用の絶縁層22を形成する。この絶縁層22は、例えば、PECVD法によって堆積された窒化膜、Al23膜、SiO2膜、SiON膜などで形成することができる。
(h)次に、ソース電極18、ドレイン電極26を形成する。電極形成技術としては、真空蒸着技術、スパッタリング技術などを適用することができる。ソース電極18およびドレイン電極26は、例えば、アルミニウム(Al)、Ti/Auなどで形成される。
以上の(a)〜(h)の工程により、第1の実施の形態に係る半導体装置を完成する。
本発明の第1の実施の形態によれば、インプラアイソレーションによって素子分離されたGaN層とAlGaN層などで構成された半導体装置において、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、信頼性が高く、かつ微細化可能な半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態によれば、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、電子がGaN層中に注入されることを防止することができ、これにより、デバイスのドレイン電流が徐々に減少する電流コプラス現象を抑制することができ、信頼性が高く、かつ微細化可能な半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態によれば、また、デバイス表面の凹凸がほとんど無くなることにより、露光装置の焦点合わせが容易となり、これにより、ゲート電極の微細化が可能となり、高周波特性も向上する半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
[第2の実施の形態]
(素子構造)
第2の実施の形態に係る半導体装置の全体的な模式的平面パターン構成は、図5に示すように表される。また、図5のA部分の拡大図は、図6に示すように表される。基本的な素子断面構造は、第1の実施の形態において示された図2〜図3と同様であるため、各層の説明は省略する。
第2の実施の形態に係る半導体装置においては、大電力化のための電極パターン配置とゲート電極下に形成される溝部28aを備えた点に特徴を有する。
第2の実施の形態に係る半導体装置の全体的な模式的平面パターン構成は、図2〜図3および図5〜図6に示すように、基板10と、基板10上に配置された窒化物系化合物半導体層12と、窒化物系化合物半導体層12上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14からなる活性領域AAと、活性領域AAを互いに素子分離する素子分離領域24と、複数のフィンガーを有するゲート電極20の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部28aと、素子分離領域24によって囲まれた活性領域AAの第1表面上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26と、基板10の第1表面上に配置され、ゲート電極20、ソース電極18およびドレイン電極26ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極240、ソース端子電極200およびドレイン端子電極220とを備える。
素子分離領域24は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)14および窒化物系化合物半導体層12の深さ方向の一部まで形成されている。
溝部28aは、複数のフィンガーを有するゲート電極20の先端部において、ゲート電極20の近傍の活性領域AAの一部を含んで形成されている。
溝部は、図1において示された溝部28bの構成と同様ように、ゲート電極20とゲート端子電極240との間の活性領域AAの一部を含んで形成されていてもよい。
また、素子分離領域24は、イオン注入により形成されている。
図5の構成例において、各部の寸法は、例えば、セル幅W1は約120μm、W2は約80μm、セル長W3は約100μm、W4は約120μmであり、ゲート幅WGは全体として100μm×6本×4セル=2.4mm程度である。
図5の例では、ソース端子電極200において、基板10の裏面からVIAホール260が形成されて、基板10の裏面には接地導体が形成されている。そして、回路素子を接地する場合、基板10を貫通するVIAホール260を介して、基板10上に設けた回路素子と基板10の裏面に形成した接地導体とが電気的に接続される。
尚、ゲート端子電極240は、ボンディングワイヤなどで周辺の半導体チップに接続され、また、ドレイン端子電極220も、ボンディングワイヤなどで周辺の半導体チップに接続される。
(製造方法)
第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、基板上に窒化物系化合物半導体層を形成する工程と、窒化物系化合物半導体層上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域を形成する工程と、活性領域を互いに素子分離する素子分離領域を形成する工程と、複数のフィンガーを有するゲート電極の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部を形成する工程と、素子分離領域によって囲まれた活性領域の第1表面上に、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、基板の第1表面上に、ゲート電極、ソース電極およびドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極を形成する工程とを有する。
素子分離領域を形成する工程において、素子分離領域は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)および窒化物系化合物半導体層の深さ方向の一部まで形成する。
溝部を形成する工程において、溝部は、複数のフィンガーを有するゲート電極の先端部において、ゲート電極の近傍の活性領域の一部を含んで形成する。
素子分離領域を形成する工程において、素子分離領域は、イオン注入により形成する。
第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の詳細については、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
(変形例)
第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図7に示すように表される。
第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置においては、図7に示すように、溝部28aは、複数のフィンガーを有するゲート電極20の先端部において、ゲート電極の近傍の活性領域の一部を含んで、複数のフィンガー電極の配列方向に平行なストライプ状に形成されている。
第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の製造方法においても、溝部を形成する工程において、溝部28aは、複数のフィンガーを有するゲート電極20の先端部において、ゲート電極20の近傍の活性領域AAの一部を含んで、複数のフィンガー電極の配列方向に平行なストライプ状に形成する。
さらに、図1および図3に示すように、溝部28bが、素子分離領域24上に配置されたゲート端子電極240と複数のフィンガーを有するゲート電極20との間の活性領域AAの一部を含んで、複数のフィンガーを有するゲート電極20の下に形成されていてもよい。
また、これらの溝部28bは、図7と同様に、複数のフィンガー電極の配列方向に平行なストライプ状に形成されていてもよい。
本発明の第2の実施の形態によれば、インプラアイソレーションによって素子分離されたGaN層とAlGaN層などで構成された大電力用半導体装置において、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明の第2の実施の形態によれば、ゲート電極下の一部をエッチングして溝部を形成することにより、電子がGaN層中に注入されることを防止することができ、これにより、デバイスのドレイン電流が徐々に減少する電流コプラス現象を抑制することができ、信頼性が高く、かつ微細化可能な大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明の第2の実施の形態によれば、デバイス表面の凹凸がほとんど無くなることにより、露光装置の焦点合わせが容易となり、これにより、ゲート電極の微細化が可能となり、高周波特性も向上する大電力用の半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1〜第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
なお、本発明の半導体装置としては、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)に限らず、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)、LDMOS(Lateral Doped Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero-junction Bipolar Transistor)などの増幅素子、メムス(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)素子なども適用できることは言うまでもない。
基板領域は、GaAs基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、Si基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/GaAlNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板若しくはダイヤモンド基板を備えていてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本発明の半導体装置は、内部整合型電力増幅素子、電力MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit)、マイクロ波電力増幅器、ミリ波電力増幅器、高周波MEMS素子などの幅広い分野に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置であって、図1のI−I線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置であって、図1のII−II線に沿う模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置と従来例に係る半導体装置のIdss/Idss0の横軸を時間とする電流変化量の比較結果。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の全体的な模式的平面パターン構成図。 図5のA部分の拡大図。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 従来例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。
符号の説明
10…基板
12…窒化物系化合物半導体層(GaN層)
14…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
18…ソース電極
18a…ソースコンタクト
20…ゲート電極
21…ゲート端子電極
22…絶縁層
24,25…素子分離領域
26…ドレイン電極
26a…ドレインコンタクト
28a,28b…溝部
200…ソース端子電極
220…ドレイン端子電極
240…ゲート端子電極
260…VIAホール
AA…活性領域

Claims (21)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、
    ゲート電極の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置されたゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記素子分離領域は、前記アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)および前記窒化物系化合物半導体層の深さ方向の一部まで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記溝部は、前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域の一部を含んで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート電極に接続され、前記素子分離領域上に配置されたゲート端子電極をさらに備え、前記溝部は、前記ゲート電極と前記ゲート端子電極との間の活性領域の一部を含んで形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記素子分離領域は、イオン注入により形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 基板と、
    前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、
    複数のフィンガーを有するゲート電極の配置予定分の一部にエッチングにより形成した溝部と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域の第1表面上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、
    前記基板の前記第1表面上に配置され、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記素子分離領域は、前記アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)および前記窒化物系化合物半導体層の深さ方向の一部まで形成されたことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記溝部は、前記複数のフィンガーを有する前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域を含んで形成されたことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記溝部は、前記複数のフィンガーを有する前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域を含んで、前記複数のフィンガー電極の配列方向に平行なストライプ状に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  10. 前記溝部は、前記ゲート電極と前記ゲート端子電極との間の活性領域を含んで形成されたことを特徴とする請求項6または7に記載の半導体装置。
  11. 前記素子分離領域は、イオン注入により形成されたことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 基板上に窒化物系化合物半導体層を形成する工程と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域を形成する工程と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域を形成する工程と、
    ゲート電極の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部を形成する工程と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上にゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 前記素子分離領域を形成する工程において、前記素子分離領域は、前記アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)および前記窒化物系化合物半導体層の深さ方向の一部まで形成することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記溝部を形成する工程において、前記溝部は、前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域の一部を含んで形成することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記ゲート電極に接続され、前記素子分離領域上にゲート端子電極を形成する工程をさらに有し、前記溝部は、前記ゲート電極と前記ゲート端子電極との間の前記活性領域の一部を含んで形成することを特徴とする請求項12または13に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記素子分離領域を形成する工程において、前記素子分離領域は、イオン注入により形成することを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 基板上に窒化物系化合物半導体層を形成する工程と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域を形成する工程と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域を形成する工程と、
    複数のフィンガーを有するゲート電極の配置予定部分の一部をエッチングして、溝部を形成する工程と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域の第1表面上に、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
    前記基板の前記第1表面上に、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 前記素子分離領域を形成する工程において、前記素子分離領域は、前記アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)および前記窒化物系化合物半導体層の深さ方向の一部まで形成することを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記溝部を形成する工程において、前記溝部は、前記複数のフィンガーを有する前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域の一部を含んで形成することを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記溝部を形成する工程において、前記溝部は、前記複数のフィンガーを有する前記ゲート電極の先端部において、前記ゲート電極の近傍の前記活性領域の一部を含んで、前記複数のフィンガー電極の配列方向に平行なストライプ状に形成することを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
  21. 前記素子分離領域を形成する工程において、前記素子分離領域は、イオン注入により形成することを特徴とする請求項17〜20のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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