JP2010161110A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力密度の集中を抑制して発熱の分散を図り、かつ電気位相差を低減した高性能な半導体装置を提供する。
【解決手段】基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、素子分離領域によって囲まれた活性領域上に配置されたゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22と、素子分離領域14上に配置され、それぞれゲート電極24,ソース電極20およびドレイン電極22に接続されたゲート端子電極240,ソース端子電極200およびドレイン端子電極220とを備え、ゲート電極24の分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、熱の分散と高周波信号の位相に配慮した半導体装置に関する。
半導体装置において、大電力を得るためにはトータルのゲート幅(ゲート電極の長さ)を長くする必要がある。しかしながら、各ユニット電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)のゲート幅が長くなると、ゲート電極の延長に伴うゲート抵抗の増加、および各ゲート電極を伝播する信号波形の位相差などによって、半導体装置の利得が小さくなる。このために、高周波動作が困難とある。このため一般的には、並列に各ユニットFETに並べて、高周波で動作する電力増幅素子を得ている。
一方、無効発光を減少させて外部量子効率を改善するために、表面電極のパターンに自己相似形状、すなわちフラクタル形状を適用する発光ダイオードについては、既に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、任意数の半導体素子の並列動作において、入力または出力信号の電気的位相差を改善するために、半導体素子の入力および出力電極とボンディング接続される金属部材に凹凸形状を形成した半導体装置については、既に開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平06−5912号公報(第3頁、第1図) 特開平08−17999号公報(第4−5頁、第1図)
本発明の目的は、発熱の分散を図り、かつ、電気的位相差を低減した半導体装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、基板と、前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置されたゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、前記素子分離領域上に配置され、それぞれ前記ゲート電極,前記ソース電極および前記ドレイン電極に接続されたゲート端子電極,ソース端子電極およびドレイン端子電極とを備え、前記ゲート電極の分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成する半導体装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、基板と、前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、前記素子分離領域上に配置され、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極とを備え、前記ゲート電極の分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成する半導体装置が提供される。
本発明によれば、発熱の分散を図り、かつ、電気的位相差を低減した半導体装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置のゲート電極パターンの説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例1の模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例2の模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例3の模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。 本発明の比較例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成図。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下において、同じブロックまたは要素には同じ符号を付して説明の重複を避け、説明を簡略にする。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(素子構造)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図1に示すように表される。また、第1の実施の形態に係る半導体装置のゲート電極パターンは、図2に示すように表される。
第1の実施の形態に係る半導体装置においては、図1および図2に示すように、ゲート電極24,24a〜24cの分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成する。ここで、ゲート電極24a〜24cの分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形は、Lシステム(L-system)と呼ばれる図形である。
ゲート電極24,24a〜24cの分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形において、θを分岐角度、αを縮小率、nを分岐数とすると、n個目の分岐の枝の長さd(n,θ)は、n−1個目の分岐の枝の長さd(n−1,θ)との関係において、d(n,θ)=α・d(nー1,θ)が成立する。図1および図2において、αは0.7、分岐角度θは約30°である。
ゲート電極24,24a〜24cをLシステムとばれる再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成することで、ユニットFETを効率よく分散し、かつゲートに入力される電気信号の位相も整合化された高性能な半導体装置が得られる。
本発明の比較例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図9に示すように、基板10と、基板10上に配置された複数のゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22と、それぞれゲート電極24,ソース電極20およびドレイン電極22に接続されたゲート端子電極240,ソース端子電極200およびドレイン端子電極220とを備える。図9の比較例においては、ゲート電極24とソース電極20間、ゲート電極24とドレイン電極22間、およびゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22の下層が活性領域160を構成し、動作状態において発熱体となる。比較例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成では、活性領域160に半導体装置の発熱が集中する。
また、比較例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成では、ゲート端子電極240からゲート電極24までの距離にばらつきがある。尚、図9において、I−I線に沿う模式的断面構造は、後述する図3〜図5に示される第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例1〜構成例3と同様である。
(構成例1)
第1の実施の形態に係る半導体装置は、図3に示すように、基板10と、基板10上に配置されたGaNエピタキシャル成長層12と、GaNエピタキシャル成長層12上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18上に配置されたソース電極20,ゲート電極24およびドレイン電極22と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18とGaNエピタキシャル成長層12の一部分に形成された素子分離領域14とを備える。GaNエピタキシャル成長層12上のアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18との界面には、2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)層16が形成されている。図3に示す半導体装置では、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)が構成されている。
(構成例2)
第1の実施の形態に係る半導体装置の別の構成例は、図4に示すように、基板10と、基板10上に配置されたGaNエピタキシャル成長層12と、GaNエピタキシャル成長層12上に配置されたソース領域26およびドレイン領域28と、ソース領域26上に配置されたソース電極20,GaNエピタキシャル成長層12上に配置されたゲート電極24およびドレイン領域28上に配置されたドレイン電極22と、GaNエピタキシャル成長層12の一部分に形成された素子分離領域14とを備える。
GaNエピタキシャル成長層12とゲート電極24との界面には、ショットキーコンタクト(Schottky Contact)が形成されている。図4に示す構成例2の半導体装置では、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET:Metal Semiconductor Field Effect Transistor)が構成されている。
(構成例3)
第1の実施の形態に係る半導体装置の更に別の構成例は、図5に示すように、基板10と、基板10上に配置されたGaNエピタキシャル成長層12と、GaNエピタキシャル成長層12上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18上に配置されたソース電極20およびドレイン電極22と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18上のリセス部に配置されたゲート電極24と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18とGaNエピタキシャル成長層12の一部分に形成された素子分離領域14とを備える。GaNエピタキシャル成長層12上のアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18との界面には、2DEG層16が形成されている。図5に示す半導体装置は、HEMTに相当している。
図3〜図5の構成例は、図1のI−I線に沿う模式的断面構造に相当する。ただし、図3〜図5の構成例では、ソース電極20およびドレイン電極22がストライプ形状に表されている。一方、ソース電極20およびドレイン電極22は、素子分離領域14上に延在して配置されていてもよい。すなわち、図1に示すように、島状に配置されていても良い。
第1の実施の形態に係る半導体装置は、図1および図3〜図5のいずれかに示すように、基板10と、基板10上に配置された窒化物系化合物半導体層12と、窒化物系化合物半導体層12上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18からなる活性領域と、活性領域を互いに素子分離する素子分離領域14と、素子分離領域14によって囲まれた活性領域上に配置されたゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22と、素子分離領域14上に配置され、それぞれゲート電極24,ソース電極20およびドレイン電極22に接続されたゲート端子電極240,ソース端子電極200およびドレイン端子電極220とを備える。
素子分離領域14は、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18および窒化物系化合物半導体層12の深さ方向の一部まで形成されている。
素子分離領域14は、イオン注入により形成される。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1014 (ions/cm2)程度であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keV程度である。
素子分離領域14上およびデバイス表面上には、パッシベーション用の絶縁層(図示省略)が形成されている。この絶縁層としては、例えば、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって堆積された窒化膜、アルミナ(Al23)膜、酸化膜(SiO2)、酸窒化膜(SiON)などで形成することができる。
ソース電極20およびドレイン電極22は、例えば、Ti/Alなどで形成される。
ゲート電極24は、例えばNi/Auなどで形成することができる。
また、基板10は、SiC基板、GaAs基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、Si基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板若しくはダイヤモンド基板のいずれかを備えていてもよい。
第1の実施の形態に係る半導体装置においては、ゲート電極24,24a〜24cの配置は、図1および図2に示すように、規則的で相似な自己相似形状、すなわちフラクタル形状となっており、ユニットゲートをチップ内に樹上に効率よく分散することができるため、チャネル温度を下げることができる。その結果、高周波特性および信頼性が向上する。また、各ユニットゲートまでの距離も等間隔となることから、各ユニットゲートでの信号の位相を合わせることができるため高周波特性も改善される。
本発明の第1の実施の形態によれば、電力密度の集中を抑制して発熱の分散を図り、かつ、電気的位相差を低減し、入出力信号の位相を整合化した高性能な半導体装置を提供することができる。
(変形例)
第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図6に示すように表される。また、第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的断面構造は、図3〜図5に示す構成例1〜構成例3と同様の構造を適用することができる。
第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置は、図6および図3〜図5のいずれかに示すように、基板10と、基板10上に配置された窒化物系化合物半導体層12と、窒化物系化合物半導体層12上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18からなる活性領域と、活性領域を互いに素子分離する素子分離領域14と、素子分離領域14によって囲まれた活性領域上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22と、素子分離領域14上に配置され、ゲート電極24、ソース電極20およびドレイン電極22ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極240、ソース端子電極200およびドレイン端子電極220とを備える。
第1の実施の形態と同様に、ゲート電極24,24a〜24cの分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成する。
また、第1の実施の形態と同様に、ゲート電極24,24a〜24cの分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形は、Lシステムである。
また、第1の実施の形態と同様に、ゲート電極24,24a〜24cの分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形において、θを分岐角度、αを縮小率、nを分岐数とすると、n個目の分岐の枝の長さd(n,θ)は、n−1個目の分岐の枝の長さd(n−1,θ)との関係において、d(n,θ)=α・d(nー1,θ)である。特に、図6の例では、αは0.7、分岐角度θは約30°に相当する。
第1の実施の形態の変形例によれば、電力密度の集中を抑制して発熱の分散を図り、かつ、並列動作するFETユニットの電気的位相差を低減し、入出力信号の位相を整合化した高性能な半導体装置を提供することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係る半導体装置の模式的平面パターン構成は、図7に示すように表される。第2の実施の形態は、ゲート電極24,24a〜24cの分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形において、αは0.7、分岐角度θを90°とした構成例に対応する。第2の実施の形態に係る半導体装置の模式的断面構造は、図3〜図5に示す構成例1〜構成例3と同様の構造を適用することができる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
第2の実施の形態によれば、電力密度の集中を抑制して発熱の分散を図り、かつ、電気的位相差を低減し、入出力信号の位相を整合化した高性能な半導体装置を提供することができる。
(変形例)
第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的平面パターン構は、図8に示すように表され、図7の構成を並列に3個並べた構成例に対応している。図8の例では、3個並列に並べた例が示されているが、並列に配置される個数は3個に限定されるものではなく、更に多くの個数を並列配置しても良い。第2の実施の形態の変形例に係る半導体装置の模式的断面構造も、図3〜図5に示す構成例1〜構成例3と同様の構造を適用することができる。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
第2の実施の形態の変形例によれば、電力密度の集中を抑制して発熱の分散を図り、かつ、並列動作するFETユニットの電気的位相差を低減し、入出力信号の位相を整合化した高性能な半導体装置を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1〜第2の実施の形態およびその変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上記の実施形態では、分岐角度θとして、約30°、および90°の例を示したが、分岐角度θの値はこれらに限定されるものではない。
また、上記の実施形態では、αの値として、例えば、0.7の例を示したが、これに限定されるものではない。
更に、上記の実施形態では、分岐数nは3の例を示したが、更に分岐数nの値を増加しても良い。
なお、本発明の半導体装置としては、FET,HEMT,MESFETに限らず、LDMOS(Lateral Doped Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero-junction Bipolar Transistor)などの増幅素子、メムス(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)素子などにも適用できることは言うまでもない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本発明の半導体装置は、内部整合型電力増幅素子、電力MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit)、マイクロ波電力増幅器、ミリ波電力増幅器、高周波MEMS素子などの幅広い分野に適用可能である。
10…基板
12…窒化物系化合物半導体層(GaNエピタキシャル成長層)
14…素子分離領域
16…2次元電子ガス(2DEG)層
18…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
20…ソース電極
22…ドレイン電極
24,24a,24b,24c…ゲート電極
26…ソース領域
28…ドレイン領域
200…ソース端子電極
220…ドレイン端子電極
240…ゲート端子電極

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置されたゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、
    前記素子分離領域上に配置され、それぞれ前記ゲート電極,前記ソース電極および前記ドレイン電極に接続されたゲート端子電極,ソース端子電極およびドレイン端子電極と
    を備え、前記ゲート電極の分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成することを特徴とする半導体装置。
  2. 基板と、
    前記基板上に配置された窒化物系化合物半導体層と、
    前記窒化物系化合物半導体層上に配置され、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)からなる活性領域と、
    前記活性領域を互いに素子分離する素子分離領域と、
    前記素子分離領域によって囲まれた前記活性領域上に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲート電極、ソース電極およびドレイン電極と、
    前記素子分離領域上に配置され、前記ゲート電極、前記ソース電極および前記ドレイン電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成したゲート端子電極、ソース端子電極およびドレイン端子電極と
    を備え、前記ゲート電極の分岐を再帰的な自己相似のフラクタル図形で構成することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記ゲート電極の分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形は、Lシステムであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート電極の分岐における再帰的な自己相似のフラクタル図形において、θを分岐角度、αを縮小率、nを分岐数とすると、
    n個目の分岐の枝の長さd(n,θ)は、n−1個目の分岐の枝の長さd(n−1,θ)との関係において、
    d(n,θ)=α・d(nー1,θ)であることを特徴とする請求項1〜3の内、いずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記基板は、SiC基板、GaAs基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、Si基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板若しくはダイヤモンド基板のいずれかを備えることを特徴とする請求項1〜4の内、いずれか1項に記載の半導体装置。
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KR101473114B1 (ko) * 2013-03-06 2014-12-15 가부시끼가이샤 도시바 전계 효과 트랜지스터 및 그것을 사용한 반도체 장치

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