JP2001309448A - 通話を処理する方法、物品、及び通話処理システム - Google Patents
通話を処理する方法、物品、及び通話処理システムInfo
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Abstract
領域の近傍で通話の最適化を行うための方法及び装置を
提供すること。 【解決手段】 モバイル・ユニット(301)が通信デッ
ド・ゾーン(304)に接近すると、通話が適切な態様で
自動的に切断される(305)。モバイル・ユニット(30
1)が通信デッド・ゾーン(304)から退出すると、その
通話を自動的に再接続することができる(306)。デッ
ド・ゾーン(304)が接近中であることを知らせるため
に、適切な自動切断の一部として、可聴メッセージ、可
視メッセージ及び触知性刺激のうち少なくとも1つが、
モバイル・ユニット(301)及び通話の相手方に与えら
れる。また、このメッセージは、デッド・ゾーン(30
4)から退出する前の時間及びその際に取るべきアクシ
ョンのうち少なくとも1つを指示することができる。同
様に、モバイル・ユニット(301)がデッド・ゾーン(3
04)から退出せんとしているときは、再接続の前に、モ
バイル・ユニット(301)及び通話の相手方にその旨の
指示を与えることができる。
Description
に詳細に説明すれば、モバイル通信(例えば、セルラ電
話による音声又はデータ通信)において、無線デッド・
ゾーン領域の近傍で通話(call)を最適化することに係
る。
(例えば、セルラ電話。以下「モバイル・ユーザ」又は
単に「ユーザ」ともいう。)及び基地局の間の無線通信
信号の交換を含んでいるのが普通である。地上に基礎を
おくモバイル・ユニットの場合、これらの無線通信信号
は、谷や丘のような自然に生じる地形変化を含む、通信
を制限し得る多数の現象に遭遇することがある。なぜな
ら、モバイル通信は、モバイル・ユニット及び基地局の
間の2点間の、見通し内伝送路に基づくことが多いから
である。地形変化や人工的な障害物等が通信を妨げるこ
とがあり、その結果、「デッド・ゾーン」が発生するこ
とになる。
いか又は弱すぎて信頼性のある通信を提供できないよう
な地理的領域である。デッド・ゾーンの発生原因として
は、モバイル・ユニットが丘の背後、橋の下又はトンネ
ル内を進行するときに生ずるような無線信号のシャドウ
化や、無線反射性オブジェクト(例えば、建物)から反
射する信号によって生ぜられるような無線信号パターン
内の信号反射/イメージ等がある。また、或る状況で
は、信号の吸収が生じ、その結果としてデッド・ゾーン
が発生することもある。例えば、特定の無線信号を吸収
する素材として、或る非反射性(1/4波長)の被覆が
知られているだけでなく、かかる現象は自然界でも生ず
ることがある。
セルラ電話機から比較的複雑なモバイル式データ伝送及
び受信装置に強化されるにつれて、デッド・ゾーンは、
電話による通話を中断するような単なる阻害要因ではな
くなってきた。
えば、交通情報の更新、静的及び動的な2点間の経路指
定、遠隔診断、ユーザ支援設定、地域無線局の検出及び
選択を含んでいる。1997年に米国のラスベガスで開
催されたCOMDEXショーでは、いわゆる「テレマテ
ィックス(Telematics)」を包含する「コンセプト・カ
ー」が展示された。テレマティックスは、電子メール、
ウェブ・ページ、個人の優先項目(株式、天気、スポー
ツ等)、メモ、ナビゲーション、車両のセキュリティ/
安全性等をアクセスするための車載インターネット通信
ツールを含むことができるばかりか、例えば乗客用のビ
デオ/映画にまで拡張されつつある。適当であれば、こ
れらのパーソナル通信ツールとともに、エンジン室の防
火壁を通してオンボードの車両制御及び診断コンピュー
タ・バスへのインタフェースを設けることにより、ユー
ザ又は(1群のトラック用の)遠隔管理システムは、車
両エンジンの診断を実行するとともに、経路上の当該車
両の進行状況を監視することができる。
トがデッド・ゾーンに進入すれば、通信が不可能である
ときにデータの完全な再送を試みるために、相当な時間
及びバンド幅が浪費されるのは明らかである。より重大
な結果が生じ得るのは、データ伝送の内容が部分的に歪
められるか又は遅延される場合である。例えば、株式市
場でオンライン取引を行っている投資家にとっては、数
分の遅延でさえ、有益な取引を失うことになりかねない
からである。
され且つ「ERROR CORRECTION FOR WIRELESS NETWORKS」
と題する、本出願人所有の米国特許出願第09/133
649号(以下「第1の関連出願」という)には、「サ
ービス・プロバイダ又はモバイル局のユーザに対し、高
いエラー率又はデッド・ゾーンを有する領域を報告する
ための方法、装置及びシステムが提供される・・・各モ
バイル局は、その現位置を、エラーを有する位置のデー
タベースと周期的に比較する・・・この比較の結果に応
じて、モバイル局は、接続上の問題を予期することがで
きる」と開示されている(要約書及び本文の20頁16
行〜21頁18行)。モバイル・ユニットは、オンボー
ドGPS(全地球測位システム)を使用して、その現位
置を獲得する(8頁4行〜20行)。
ットは、受信エラー率を監視するためのエラー率モニタ
と、エラー率が予定の閾値を超えるときに基地局に対し
エラー・メッセージを送信するためのメッセージ・プロ
セッサとを含んでいる(21頁19行〜22頁8行)。
全てのエラー・メッセージの記録を保持するように常時
維持されるデータベースは、受信デッド・ゾーンの領域
を写像するために使用され、ユーザがデッド・ゾーンに
進入中であるか否かを決定するためにユーザによって照
会可能である。基地局は、ユーザに対し、接続性を維持
するために取るべき適切なステップを通知することがで
きる(22頁15行〜23頁2行)。第1の関連出願に
よれば、ユーザは、デッド・ゾーンを回避するような経
路を与えられるか、又はユーザがデッド・ゾーンに接近
中であるという警告信号として可聴警報を与えられる
(23頁12行〜17行、38頁239行〜245行、
39頁259行〜261行、40頁262行〜263
行)。
ステップを取ることは、不都合であるか又は不可能であ
る場合すらある。例えば、モバイル・ユニットが大型ト
ラック又は乗用車であれば、当該モバイル・ユニットを
道路際に寄せた後に向きを変えたり、デッド・ゾーンを
回避するために他の経路を取ることができない場合があ
る。幾つかの領域、例えば米国の東海岸を南北に延びる
州間高速自動車道95号では、迂回経路は制限されてい
るか又は全く存在しない。
デッド・ゾーンに接近中であるという可聴警報としての
警告信号を与えることは有用であるが、ユーザに対し、
単なる警告信号ではなくそれ以上のものを提供すること
が有利であろう。
方法は、デッド・ゾーンから退出中のユーザについて何
を行うべきかを全く考慮していない。更に、第1の関連
出願に開示されているデッド・ゾーンの位置を決定する
方法は、伝送エラー率を調べるというものである。しか
し、エラー率は、デッド・ゾーンだけで決まるのではな
く、他の多くの要因によっても決まることがある。即
ち、送信機が故障していたり、送信機上のアンテナが伸
張不能であるか又は部分的に接地されていたり、モバイ
ル・ユニット内の電池が消耗していたり、一時的な障害
物が存在するような場合にも、エラー率が大きくなるか
らである。
され且つ「MOBILE CLIENT-BASE STATION COMMUNICATION
BASED ON RELATIVE GLOBAL POSITION INFORMATION」と
題する、本出願人所有の米国特許出願第09/2398
54号(以下「第2の関連出願」という)には、相対的
な地理的位置情報に基づいて改良された無線モバイル電
気通信伝送/受信制御を提供するためのシステムが開示
されている。第2の関連出願に開示されているように、
GPSを使用してモバイル・ユニットの位置、速度及び
方向を決定し、これを無線地形図のデータベースと比較
して、いわゆるデッド・ゾーンへの進入を予測するとと
もに、取るべき適切なアクションを決定することができ
る。データ損失を回避するためには、デッド・ゾーンに
接近中であり且つデータを伝送中又は受信中であるモバ
イル・ユニットに対し、通信システムが優先順位を与え
るようにすればよい。更に、モバイル・ユニットがデッ
ド・ゾーンの接近を知っている場合には、当該モバイル
・ユニットとのデータ伝送(送信又は受信)を、促進又
は遅延させることができる。モバイル・ユニットがデッ
ド・ゾーンから退出する時点を通信システム側で予測す
ることができれば、通信資源を一層効率的に使用するこ
とができる。基地局からモバイル・ユニットへ伝送すべ
きデータは、デッド・ゾーンからの退出を予期して格納
することができる。同様に、モバイル・ユニットは、デ
ッド・ゾーン内に位置する間に基地局へのデータ伝送を
同じ態様でバッファすることができる。このように、位
置情報及び道筋に基づく通信のスケジューリング及び優
先順位付け(伝送の促進化又は遅延化を含む)は、第2
の関連出願に従って実現されている。
る、単一のユーザ、単一のデッド・ゾーン及び基地局の
シナリオを2次元的に簡略化して示す図である。実際の
環境では、任意の数のユーザ及びデッド・ゾーンが存在
し得るが、以下で説明する図1の単純なケースについて
の原理は、或る優先順位手順を追加すれば、実際の環境
に対し容易に拡張することができる。つまり、情報の送
信及び受信のための優先順位は、所与のモバイル・ユニ
ットが所与のデッド・ゾーンに対しどの程度接近してい
るか、所与のモバイル・ユニットによってどの程度のバ
ンド幅が使用されるか、伝送が緊急であるか等に基づ
く。
図1の単純なケースでは、基地局は、2次元の座標系の
原点にあると仮定する。この2次元の座標系は、基地局
がサービスする、或るローカル領域上の地表に近似させ
ることができる。基地局の位置(0,0)は、説明の便
宜上そのように選ばれたに過ぎず、これを所望の経度及
び緯度にある任意の地理的位置とすることも全く差し支
えない。基地局には、複数のデッド・ゾーンのそれぞれ
の座標を格納する。本明細書では、かかる座標を単に
「デッド・ゾーン位置」と称することもある。実際の環
境では、基地局がカバーする地理的領域内に多数のデッ
ド・ゾーンが存在し得るが、図1には単一のデッド・ゾ
ーンが示されているに過ぎない。
デッド・ゾーン位置は、一連の(Xi j, Yij)座標として
格納することができる。但し、インデックスi=1〜N
は、特定の(x, y)座標対を表す。j番目の各デッド・
ゾーンが忠実に表されるように、Nは適当に大きな整数
として選ばれる。これは、もちろん、3次元の一般的な
ケースを2次元に簡略化したものであるが、地上に基礎
をおくモバイル・ユニットについては、地上の任意の位
置が一定の高度を有するという理由で、これを完全に受
け入れることができる。しかし、航空機又は宇宙船のよ
うな地上に基礎を置かないモバイル・ユニットについて
は、デッド・ゾーンの第3の次元を考慮することになろ
う。これは外延によって、一般的な3次元のケースに適
用することができる。但し、説明の便宜上、2次元の簡
略化形式を提示する。周知のように、GPSシステム
は、緯度、経度及び高度データを提供する。
ユーザがデッド・ゾーンに進入する前の残存時間量を推
定するために、ユーザが接近するにつれて、デッド・ゾ
ーン境界を漸進的に精密化する。これは、フラクタル・
タイプの方法であって、基地局及びユーザの一方又は両
方に設けられたプロセッサが実行しなければならない計
算量を最小にするという点で有利である。これを実現す
るには、例えば基地局のサーバ・プロセッサを使用し
て、デッド・ゾーン境界をフラクタル形式で格納させる
ことにより、ユーザが当該デッド・ゾーンに接近するに
つれて、各境界を漸進的に精密化すればよい。周知のよ
うに、「フラクタル」という用語は、「フラクタル幾何
学」に由来する。簡述すると、フラクタルとは、フラク
タル次元を有する自己相似性を備える形状のことであ
る。
複雑で入り組んだ海岸線又は樹枝構成の輪郭は、理論的
に無限の長さを有しているので、単純な1次元の直線以
上のものであるが、2次元の平面以下のものであると見
なすことができるような何かである。周知の「フラクタ
ル」は、コッホ(Koch)曲線である。コッホ曲線は、
1.2618次元のオブジェクト、即ちフラクタル次元
を有するオブジェクトである。1次元のオブジェクトと
して、1本の直線を仮定する。この直線に第1の結び目
を置くと、これは直線よりも複雑になるが、まだ平面に
なってはいない。次に、第1の結び目によって形成され
た各線分に1つの結び目を置き、この操作を反復する。
その結果、コッホ曲線が形成されることになる。これら
の結び目は、(元の直線を「高さ」方向に拡張するの
で)1次元の直線を2次元の平面に向けて成長させる
が、これは(閉曲線でないので)平面のような2次元の
オブジェクトではない。他の例は、シェルピンスキー
(Sierpinski)の3角形(又は詰め物)である。このオ
ブジェクトを形成するために、2次元の1つの充填3角
形を使用し、この充填3角形の中間3角形を除去する
と、元の3角形の内部に比較的小さな3つの3角形が残
る。これらの小さな3角形について、この操作を反復
し、同様の操作を無限回にわたって反復する。その結
果、元の2次元の3角形よりは次元が小さいが、単純な
1次元の直線よりも次元が大きなもの、即ちほぼ1.5
850次元のオブジェクトが得られることになる。
願で説明されているように、ユーザが図示のデッド・ゾ
ーンから遠い位置にあるとき、デッド・ゾーン境界を、
その「コーナ部」の座標(X1, Y1)及び(X2, Y2)で近
似する。即ち、或る距離では、このデッド・ゾーンは、
2点(X1, Y1)及び(X2, Y2)の間の線形領域、即ち1
次元の直線として近似することができる。説明の便宜
上、デッド・ゾーン及び地上に基礎を置くモバイル・ユ
ニット(ユーザ)の間の地形が平坦であり、従ってデッ
ド・ゾーンの高さを無視することができるものと仮定す
る。(十分に大きな距離では、デッド・ゾーンは0次元
の点として近似することができる。)
ユーザがデッド・ゾーンに接近するにつれて、デッド・
ゾーン境界は、単純な1次元の直線よりも複雑である
が、2次元の平面以下のもの(即ち、フラクタル・タイ
プの境界)となる。ユーザがこのデッド・ゾーン境界に
到達する前の近似的な時間を決定するためには、ユーザ
が接近するにつれて、この近似値がより正確となるよう
にこれを精密化することができる。距離が大きい場合に
は、大まかな推測値を求めることで十分である。という
のは、ユーザがデッド・ゾーン境界に到達する前の時間
が30分程度であれば、デッド・ゾーンの進入に備える
のに十分な時間が与えられるからである。しかし、距離
がより小さくなって、この時間スケールが数分の程度に
まで減少すると、この時間のより正確な推定値が必要に
なることは明らかである。前述のように、これを実現す
るには、基地局のサーバ・プロセッサを使用して、デッ
ド・ゾーン境界をフラクタル形式で格納させることによ
り、ユーザがデッド・ゾーンに接近するにつれて、各境
界を漸進的に精密化すればよい。
樹枝構成のような自然界の現象と同様に、デッド・ゾー
ン境界は、純粋なユークリッド幾何学と完全に整合して
いるわけではない。即ち、デッド・ゾーン境界は、おそ
らくは完全に滑らかな曲線又は境界線ではないからであ
る。しかし、このことは、それが数学的なモデル化にな
じまないことを意味しない。ここで検討中のデッド・ゾ
ーン境界のような複雑で且つランダムに不規則なオブジ
ェクトは、フラクタル・アプローチを使用して近似的に
モデル化することができる。以下、反復的関数システム
(IFS)の概念を使用してこれを説明する。
反復関数システム(IFS)とは、本質的に1つの座標
系から他の座標系への写像を行うためのシステムであ
り、特に、多数回にわたって反復される関数(例えば、
アフィン変換)のシステムである。アフィン変換は、回
転、鏡映及び平行移動の組み合わせにより表すことがで
きる。以下、単純な例として、ランダム法を説明する。
最初に、境界又は有界化枠(bounding frame)により定
義されたオブジェクトを、この有界化枠内の幾つかの数
の枠に細分する。これらの枠は、或るサイズ及び有界化
枠に対する或る向きを有しており、結果における鏡映、
回転及び平行移動(アフィン変換)を定義する。次に、
この方法は、有界化枠の内部にある任意の点を選び、こ
れを有界化枠内のランダムに選択された細分化枠に写像
する。「写像」とは、元の点が有界化枠に対して配置さ
れたように、ランダムに選択された細分化枠内の点を、
細分化枠に対して配置することを意味する。即ち、元の
点が有界化枠の中央にあった場合には、新しい点は、ラ
ンダムに選択された細分化枠の中央に配置されることに
なる。この新しい点は、元の点と比べると、有界化枠に
対して異なる位置を有する。次に、この新しい点をラン
ダムに選択された他の細分化枠に写像し、以後同様の操
作を反復する。これらの反復的なアフィン変換の結果と
して、1つのフラクタルが得られる。フラクタルを生成
するためのランダム法は、「完全な」フラクタルを生成
しないが、過度な計算を必要としないという利点があ
る。この方法が「ランダム」である所以は、細分化枠が
ランダムに選ばれたということにある。IFSには、決
定論的方法もある。この決定論的方法では、最初に、有
界化枠内のあらゆる点を、各細分化枠に写像する。各細
分化枠は、それ自体を、元の細分化枠と同数の枠にそれ
ぞれ細分する。即ち、元々4つの細分化枠があった場合
には、その各々を4つの枠にそれぞれ分割して、合計で
16個の枠を得る。次に、元の4つの細分化枠内にある
各点を、それぞれの4つの枠に写像し、以後同様の操作
を反復する。
他の幾つかのフラクタル方法も知られている。例えば、
比較的新しいフラクタル方法は、その設計者(Aristrid
Lindenmayer)の名前に因んで、Lシステム・フラクタ
ル法と呼ばれている。フラクタルの1つの特性は、いわ
ゆる「自己相似性」である。即ち、フラクタルの形状を
どこまで細かく眺めていっても、同じ形状が登場する。
フラクタルの一部が拡大される場合は、拡大された部分
がフラクタル全体を反復又は複製する。更に、フラクタ
ルを使用すると、この自己相似性を呈するような任意の
プロセス、イメージ又はオブジェクトを記述することが
できる。面白いことに、レーザが生成したホログラフ
も、多くの自然現象と同様に、この特性を呈する。周知
のフラクタル幾何学は、数学者である「Benoit B. Mand
elbrot」の名前に因んで、「マンデルブロー集合」と呼
ばれている。この集合は、無限的に複雑であるが、10
行のコンピュータ・プログラムで十分に記述することが
できる。
デッド・ゾーン境界のフラクタル・モデルが有用である
のは、前述の自己相似性のためである。デッド・ゾーン
境界に接近することは、フラクタル・エッジを拡大する
こと、即ちフラクタルの拡大率を増加することに類似し
ている。前述のように、フラクタルの縮小版は、そのス
ケール又は拡大率がどのようなものであれ、フラクタル
全体を通して出現するのである。フラクタル・モデルを
デッド・ゾーン境界に適用することは、モバイル・ユニ
ットがデッド・ゾーン境界に接近するにつれて、反復的
なフラクタル方法を使用して、時間推定値を精密化する
ことを意味するに過ぎない。
M(t))に位置するように示されている。「t」は、ユー
ザの位置が時間の関数であることを示している。即ち、
ユーザが移動するにつれて、その位置が時間とともに変
化する。ユーザの瞬間的な位置が時間とともに変動する
につれて、道筋に相当する進行方向及び進行率を推測す
ることができる。以下、所与の時点における瞬間的な位
置(現位置)、進行方向及び進行率を総称して、「位置
情報」と称する。この瞬間的な位置及び道筋、即ち「位
置情報」を、後述するパケット・プロトコルを使用し
て、基地局に対し周期的に通信する。
基地局は、ユーザから受信した前記位置情報及び基地局
に予め格納されているデッド・ゾーンの位置情報に基づ
いて、ユーザが特定のデッド・ゾーンに進入するまでの
推測時間に関する情報を決定し、これをユーザへ通信す
ることができる。かかる2方向性の情報交換が有利であ
ることは明らかである。即ち、計算パワーを基地局に配
置して拡張機能を達成する一方で、モバイル・ユニット
のサイズ及び複雑さを受け入れ可能な水準に維持するこ
とができるからである。
うに、ユーザがデッド・ゾーンに進入した場合、ユーザ
は、基地局から以前に提供されたデッド・ゾーンの範囲
に関する情報を使用して、基地局との通信が再び可能と
なる時間を推定することができる。デッド・ゾーン内に
位置する間、ユーザは、基地局との通信を試みるために
資源を浪費するという不利を回避することができる。ま
た、デッド・ゾーンからの退出時間を予期したので、通
信が再び可能となる瞬間に、ユーザは伝送を開始する準
備ができている。デッド・ゾーン内を移動する間、ユー
ザは、エネルギーを節約するべくスリープ・モードに入
り、それと並行して、予期されたデッド・ゾーンからの
退出時間の際に正常モードに戻るようにタイマをセット
することができる。代替的に、モバイル・ユニットは、
ICMPプロトコルによって基地局を周期的にチェック
して、通信が再確立可能であるか否かを決定してもよ
い。この代替方法が有用であるのは、デッド・ゾーン又
はデッド・ゾーン内の領域が動的に又はランダムに変化
することが分かっている場合である。即ち、通信を再確
立可能な時間及び場所が存在し得るとしても、これらは
完全には予測可能ではないから、これらをテストしなけ
ればならない。このテストは若干の資源を使用するが、
このテストにより通信が再確立可能であると決定された
場合の効率上の利得を比較・考量すると、このテストを
採用することには価値がある。
うに、(動的であってもよい)デッド・ゾーンの境界に
関する新しい情報は、例えば、デッド・ゾーンから退出
した後の、ユーザから基地局への伝送内に含めることが
できる。基地局は、このデッド・ゾーン情報を使用し、
必要に応じて、デッド・ゾーンの位置及び範囲を保持し
ているデータベースを更新することができる。これを実
現するためには、例えば、デッド・ゾーンへの予期され
た進入に先行する或る時間に、基地局からユーザに対し
テスト信号を送信して、テスト信号が消失する瞬間にデ
ッド・ゾーンへの進入点を指示するとともに、瞬間的な
位置情報については、基地局への後の伝送に備えて、こ
れをモバイル・ユニット内に格納すればよい。同様に、
デッド・ゾーンからの予期された退出の直前に、モバイ
ル・ユニットは位置情報の伝送を開始し、一方、基地局
はこの位置情報の受信に応答して、デッド・ゾーンから
の退出点境界を指示することができる。もし、この手順
から又は他の認識された環境の下で、統計的に十分に意
味のあるパターン(例えば、その年の特定の日の特定の
時間に、特定のデッド・ゾーンが予測可能な範囲を有す
ること)が出現すれば、これを効率上の追加の利得のた
めにデータベースに統合することができる。
この位置情報は、航空パイロットから地上の管制局に提
供される、乱気流の位置情報に類似している。地上の管
制局は、かかる位置情報の更新を使用して、乱気流が存
在する位置をより正確に推定することができ、その結
果、その管制空域内に存在する他の航空機も利益を受け
ることになる。これと類似する態様で、ユーザから提供
されるこれらのデッド・ゾーン「更新」は、基地局及び
他のユーザの利益になり得る。
ユーザがデッド・ゾーンに進入するまでの推定時間を計
算し、フラクタル・タイプの方法を使用してこれを精密
化するようになっている。しかし、本発明を理解するた
めには、その厳密な数学的説明は不要である。デッド・
ゾーン進入点の推定時間に関する精密化は、ユーザがデ
ッド・ゾーンに進入するまで、継続されるようになって
いる。この精密化プロセスは、フラクタル的なものであ
る。即ち、デッド・ゾーン境界のスケールは、ユーザが
接近するにつれて、(フラクタル拡大率を増加するのと
同様に)定常的に改善されるからである。
ユーザがデッド・ゾーン内に位置する場合、(定義によ
り)基地局との更なる通信を行うことはできない。しか
し、ユーザは、衛星からのGPSデータを介して、又は
その内部にある慣性誘導システムのような他の測位シス
テムからのデータを介して、その位置を依然として知っ
ていると仮定することができる。ユーザがデッド・ゾー
ンに進入する前に、デッド・ゾーンからの退出予測時間
に関する情報を基地局から送信することができる。代替
的に、基地局は、ユーザが退出すると予測されるデッド
・ゾーン退出点境界に関連するデッド・ゾーン座標を送
信することができる。その後、ユーザ内のプロセッサが
複数の計算を実行することができる。
幾つかの場合、ユーザは、或る延長期間の間に静止した
ままになる(又はそのように見える)ことがある。例え
ば、ユーザが建物の内部に入ると、予測不能な遅延に遭
遇する。基地局又はユーザが、デッド・ゾーンからの退
出予測時間を含むところの或る許容範囲内で通信を確立
しない場合、その通信は保留され、通信すべき後続デー
タは保留キュー内に置かれることになろう。通信が再び
可能になると、ユーザは、その位置情報を基地局に提供
し、そして通信データは保留キューから除去される。
ルは、第2の関連出願に開示されている。パケット伝送
(通常、モバイル通信用に最適)を仮定すると、幾つか
のパケットは、GPS情報を含んでいる。また、幾つか
のパケットは、ユーザがデッド・ゾーンに進入する前の
推定時間又は通信の中断期間に係る推定時間を含むこと
ができる。この情報を使用して、基地局及びユーザの間
の伝送をスケジュールすることができる。このパケット
・プロトコルは、次の通りである。
ト) GPSデータ ECC
えば、GPSデータ)は、他の伝送フォーマット及びプ
ロトコル内に含めることができるので、パケット式の伝
送システム内の実現に制限されるものではない。
テムの実施例を示している。モバイル・ユニット500
は、無線通信媒体(大気)によって、基地局502と通
信する。モバイル・ユニット500内のトランシーバ5
04は、プロセッサ506の制御下で、基地局502内
の対応するトランシーバ508及びプロセッサ510と
信号を通信する。また、モバイル・ユニット500は、
全地球測位能力、例えば複数のGPS衛星513からの
信号を受信するGPSレシーバ512を含んでいる。モ
バイル・ユニット500内のデータ源514は、パーソ
ナル・コンピュータ、ファックス機器等の装置であっ
て、プロセッサ506及びトランシーバ504を通し
て、基地局502にデータ・ブロックを送信する。ブロ
ック520によって表されるように、基地局502は、
電話ネットワーク(TELNET)、衛星通信ネットワ
ーク(SATNET)又はそれらの組み合わせ、地球の
衛星とセルラーネットワークの組み合わせであるイリジ
ウム(Iridium)・システムなどに接続されてい
る。基地局502内のマップ・データベース516は、
基地局502がサービスする地理的領域のデッド・ゾー
ン(即ち、通信が弱いか又は完全に遮断されている場
所)を識別するためのデータベースを保持している。
マップ・データベース516は、特定の状況、即ちモバ
イル・ユニット500が他の基地局(図示せず)により
サービスされる隣接領域に向かって進行している状況で
は、これらの隣接領域に関する或る地理的データを保持
することができる。このような状況では、基地局502
は、そのサービス領域に隣接するようなデッド・ゾーン
に関する位置情報を、モバイル・ユニット500に伝送
することができる。また、或るデッド・ゾーンが2つの
異なる基地局によりサービスされる領域にまたがってい
る場合にも、このような情報をモバイル・ユニット50
0に伝送することができる。
モバイルユニット・プロセッサ506は、GPSデータ
を処理し、位置/進行方向情報を基地局502に送信す
る。基地局プロセッサ510は、この位置/進行方向情
報を受信し、既知のデッド・ゾーン(前出)を基準とす
るモバイル・ユニット500の相対的な位置を決定す
る。また、基地局プロセッサ510は、モバイル・ユニ
ット500の位置や検出済みの伝送エラー等に基づい
て、マップ・データベース516内の情報を更新するこ
とができる。
るシステム及び方法を改良することに向けられている。
も公知である。例えば、米国特許第5564070号に
は、ネットワーク・アクセス可能なアプリケーションか
ら受信したデータを保持し且つモバイル・ユニットがネ
ットワークと実際に無線通信状態にある場合にのみ当該
データをモバイル・ユニットに伝送して、処理の継続性
を保証するためのネットワーク処理システムが開示され
ている。
れた通信品質に基づいてデータ率の適応性選択を行うと
ともに、互いに競合する複数の通信プロトコル間の衝突
を優先順位に基づいて解決するための階層通信システム
が開示されている。
ル・サービス局を有する複数の通信ネットワーク間をユ
ーザが移動する際に、当該ユーザの位置を決定するとと
もに、当該ユーザに対するメッセージを経路指定するた
めの方法が開示されている。この方法の基礎を成すユー
ザ特定情報は、ローカル・サービス局に格納され、ユー
ザを追跡するために使用することができる。格納された
メッセージ及びデータは、経路指定されてユーザに転送
することができる。
情報に基づいて通信サービスを制御するための方法が開
示されている。もし、通信サービスを要求しているユニ
ットが、制限された地理的位置、例えばRF(無線周波
数)に感応しやすい医療機器を有する病院の近傍にあれ
ば、その通信が制限され、さもなければ、その通信が許
容される。
を検出し且つ処理すると、モバイル又は静止ユニットの
現位置、緯度、経度及び高度を確認することができる。
このようなシステムは、航空機及び地上に基礎を置く車
両をナビゲートするために使用され(米国特許第560
6506号)、モバイル・ユニットを追跡するためにも
使用されている(米国特許第5564079号)。ま
た、GPSシステムを慣性ナビゲーション・システムと
統合することも行われている(米国特許第560650
6号)。
を電話方式に関連して使用し、位置の識別を電話番号の
識別と組み合わせることにより、特定の電話番号を有す
るユーザの地理的位置を確認することが開示されてい
る。
1261号には、デジタル機器内に格納された構成デー
タを使用し、その位置に基づいて当該デジタル機器の構
成を通信するためにGPSを使用することが開示されて
いる。
に依存する代わりに、近傍のセルと交換される信号を使
用して、モバイル通信を追跡するためのシステムが開示
されている。
が望ましいことは明らかである。
は、モバイル通信(例えば、セルラ電話による音声又は
データ通信)において、デッド・ゾーン領域の近傍で通
話の最適化を行うための方法及び装置を提供することで
ある。
ることにより、デッド・ゾーンに関するモバイル通信の
処理を改良するための方法及び装置を提供することであ
る。
開示する方法及び装置により達成される。
れば、ユーザがデッド・ゾーンに接近し且つこれを通過
する際のモバイル通信を処理する方法が提供される。デ
ッド・ゾーンとは、送信及び受信の一方又は両方が実質
的に困難であるか又は不可能であるような領域である。
は、GPS、見通し線、非天測位置推測、無線3角測量
及びこれと同等の位置判定システムのうちの1つによっ
て決定されると仮定する。また、無線ユーザは、車両、
自転車、列車、航空機、歩行等を介して、モバイルであ
ると仮定する。
願に開示されている方法及び装置に基づいて、ユーザの
位置、速度及び方向が得られ、無線地形図のデータベー
スと比較される。
て既知のデッド・ゾーンにユーザが接近中であるとき、
基地局はユーザを追跡し、デッド・ゾーン内の可能な経
路を追跡する。もし、ユーザがデッド・ゾーンを通過す
ると予測すれば、基地局は、通話を一時的に中断して
「ユーザA」がデッド・ゾーンに接近中であることを通
知する。
の可能なメッセージ又はアクションを設定することがで
きる。
信して、ユーザが或る期間内にデッド・ゾーンに進入す
ることを通知するとともに、ユーザが取るべきアクショ
ンを指示することができる。例えば、このメッセージ
は、次の音声メッセージとすることができる。「貴方
は、次の2分以内にデッド・ゾーンに進入します。すぐ
に通話を終了して下さい。貴方は、10分後に再接続す
る必要があります。」
ンへの進入及びそこからの退出に基づいて、自動切断及
び再接続を提供することができる。自動再接続は、セル
ラ通信システムの標準サービス又は有料サービスとして
提供することができる。
は、セルラ通信システムが自動的にどんなアクションを
取るかを通知することができる。例えば、このメッセー
ジは、次の音声メッセージとすることができる。「貴方
は、デッド・ゾーンに接近中であり、次の2分以内にデ
ッド・ゾーンに進入します。当システムは、1分以内に
通話を切断し、デッド・ゾーン通過後の次の10分以内
に通話を再接続します。」
はデータ・ダウンロードのようなデータ伝送が行われて
いる場合には、同様の措置を実現することができる。こ
の場合、セルラ電話のヘッドセット又はイヤホンを通し
て聴取している音声メッセージの代わりに、伝送メッセ
ージを、ユーザのパーソナル・コンピュータに搭載され
ているオーディオ・システム等に伝えることができる。
代替的に、伝送メッセージをパーソナル・コンピュータ
の画面上に表示することもできる。
内の適当な場所で光を点滅させて、デッド・ゾーンの接
近を警告することができる。この場合、最初は、黄色又
は琥珀色の光を遅い速度で点滅させ、ユーザがデッド・
ゾーンに接近するにつれて、点滅速度を次第に速くし、
一旦、デッド・ゾーンに進入すると、赤色の光を点滅さ
せ、ユーザがデッド・ゾーンの境界に接近すると、黄色
又は琥珀色の光を最初はゆっくりと点滅させた後、ユー
ザがデッド・ゾーンから退出するまで、次第に速く点滅
させ、デッド・ゾーンから退出してしまうと、そのこと
を指示するために緑色の光に変えることができる。
願に開示されているように、デッド・ゾーンのサイズ及
び車両の推定速度に基づいて、デッド・ゾーンの通過に
要する時間を計算することができる。これらのパラメー
タに基づいて、デッド・ゾーンの境界を予測することが
できる。この予測は、デッド・ゾーンの進入前に、基地
局からモバイル・ユニットに送信することができる。
ニットは、デッド・ゾーンに進入する直前にデッド・ゾ
ーン境界をロードされるか、又は選択されたデッド・ゾ
ーンのデータベースを有することができる。このように
すると、モバイル・ユニットは、GPS、慣性ナビゲー
ション又は他の公知の位置決定手段を使用し、その位置
情報をローカルに格納されたデッド・ゾーン境界と比較
して、デッド・ゾーンの他方の境界を基準とするその相
対的な位置を追跡することができる。モバイル・ユニッ
トは、この位置情報を使用して、デッド・ゾーンの境界
への接近を警告することができる。
ッド・ゾーン内に進入する場合、単にその車両の走行距
離計から進行距離を監視して、GPSオーバヘッドを排
除することができる。その車載コンピュータは、ベクト
ル距離が他方のデッド・ゾーン境界までの距離を上回る
と決定するとき、基地局との通信を再確立するように試
みる。一旦、通信が確立されると、ユーザは通信する準
備ができている。その車両が非天測位置推測又は慣性ナ
ビゲーション能力を有する場合、これも同様に使用する
ことができる。
両)がデッド・ゾーン内で停止する場合、基地局は、予
め計算された当該ユーザのデッド・ゾーン通過推定時間
よりも長い所定の割り当て時間後に交信がないことを通
して当該ユーザの停止状態を決定した後、以前に接続さ
れていた通話の他の全ての相手方に対し再接続を行うと
ともに、当該ユーザが交信不能な無線領域(デッド・ゾ
ーン)内に位置すること及び当該ユーザとの再接続が可
能な時間は現状況では推測不能であることを通知するこ
とができる。
ン境界に対する「カウントダウン」を実現することがで
きる。即ち、電話機、パーソナル・コンピュータ又は車
両内の適当な場所に提供される音声又は可視指示によっ
て、次のような音声/メッセージを伝えることができ
る。「貴方は、まもなくデッド・ゾーンから退出(又は
デッド・ゾーンに進入)します。貴方の通話は、次のカ
ウントダウンに従って継続することができます(又は切
断しなければなりません)。3秒−2秒−1秒−は
い。」代替的に、デッド・ゾーンへの進入又はそこから
の退出を指示するために、前述のような態様で、赤色、
黄色又は琥珀色、及び緑色の光を使用することができ
る。例えば、点滅している黄色又は琥珀色のLEDは、
ユーザに対し、当該ユーザがデッド・ゾーンに近いこと
を明示することができる。光の点滅速度が速くなるほ
ど、デッド・ゾーンの進入境界点又は退出境界点に一層
接近していることになる。
デッド・ゾーン境界の接近に対する指示として、音声を
使用することができる。例えば、一連のビープ音を使用
してデッド・ゾーンの接近を指示することができる。ビ
ープ音の間隔が短くなるほど、デッド・ゾーンの進入境
界点又は退出境界点に一層接近していることになる。ユ
ーザが選択可能な音声指示は、ブザー、デッド・ゾーン
に接近するにつれて次第に大きくなるビープ音、チャイ
ム等を含むことができる。
知性指示(例えば、振動しているハンドル又は座席クッ
ション)を提供することができる。
の他のユーザ又は電話サービス局が、たまたまデッド・
ゾーン内に位置するユーザを呼び出そうとする場合、呼
び出し元に対し次の情報を与えることができる。「貴方
が呼び出そうとしている相手方は、現在は交信不能で、
次の1分間は通信デッド・ゾーン内にいます。」この5
0秒後には、次の情報が与えられる。「貴方の相手方
は、次のカウントダウンに従って現在のデッド・ゾーン
から退出します。10秒−9秒・・3秒−2秒−1秒・
・。」
被呼者(ユーザ)がデッド・ゾーンから退出する推定時
間に基づいて、自動再ダイヤルを実行することができ
る。この再ダイヤルは、デッド・ゾーン内に位置する被
呼者が既知のナビゲーション経路を辿るものと仮定し
て、正確なタイミングで行うことができる。
ン内に位置する間にユーザが電話をかけることを試みる
場合、システムは、当該ユーザが現在デッド・ゾーン内
に位置すること、並びに当該ユーザの現在の経路及び進
行速度に基づいて次の何分かはデッド・ゾーンから退出
しないことを事前に警告する。その後、システムは、モ
バイル・ユニットがデッド・ゾーンから退出する際に、
自動的に再ダイヤルを行うように設定され得る(オプシ
ョン)。
とを望んでおり、そして一層少ない時間でデッド・ゾー
ンから退出するための代替経路が利用可能であれば、シ
ステムは、その旨をユーザに通知することができる。こ
のシナリオでは、少なくともデッド・ゾーンを通過する
代替経路を提供するための、マップ情報のオンボード記
憶装置が設けられる。なぜなら、このような情報につい
て、基地局に照会することができないからである。例え
ば、モバイル・ユニットの通信システムに組み込まれた
オンボード・リーダによって、CD−ROMのマップ・
データをアクセスすることができる。代替的に、この目
的のために、特定のデッド・ゾーンに進入する直前に、
デッド・ゾーンを通過する全ての主要な経路を基地局か
らモバイル・ユニットにダウンロードして、これを一時
的記憶装置に格納することができる。後者の方法は、こ
の特定の機能を実現するモバイル・ユニットの複雑さや
コストを減少させるのに有効である。もし、モバイル・
ユニットが、特定の経路領域(例えば、特定の州におけ
る特定の郡)又は多数の定期運行経路を有する1群の商
用車のうちの1台であれば、かかる経路領域又は定期運
行経路内の既知のデッド・ゾーンを通過する代替経路を
含むようなデッドゾーン・マップ情報を、その内部に予
めプログラムすることができる。このようにすると、ユ
ーザが代替経路を取ることにより、通信を比較的速やか
に再確立することを必要としている場合には、予めプロ
グラムされたマップ情報をアクセスして、その是非を容
易に確認することができる。
音声メッセージを混合再生するように、モバイル・ユニ
ットのオーディオ・システム(例えば、CDを演奏中の
車載ステレオ・システム)を構成して、ユーザに対し、
デッド・ゾーンの接近、進入及び退出を通知することが
できる。
メッセージを送信して、モバイル・ユニットの速度を特
定の低い値に変更することを通知することにより、デッ
ド・ゾーンの前にデータ伝送を終了させることができ
る。こうするには、セルラ通信システムの他のユーザが
伝送している他のデータの優先順位と、モバイル・ユニ
ットのデータの優先順位とを考慮する必要がある。
行われている場合、モバイル・ユニットは、それがデッ
ド・ゾーンに進入する直前であることを通知され、その
後にデータ転送が一時的に停止される。デッド・ゾーン
から退出した後、モバイル・ユニットは、データが完全
に転送されたことを通知される。
れば、データが電子メールである場合、モバイル・ユニ
ットは、デッド・ゾーン内に位置する間に、幾つかの電
子メールを読み、これに応答することができる。残りの
着信電子メール及びそれに応答するための発信電子メー
ルは、モバイル・ユニットがデッド・ゾーンを通過し
て、そこから退出した後に転送される。
ニットは、デッド・ゾーンを迂回する新規な経路を取る
ためのオプションを与えられ得る。このオプションが有
利であるのは、例えば、データ又は通話が重要なもので
且つ代替経路が存在するような場合である。
ロバイダが提供するカスタマ・ケア(付加価値サービ
ス)及び無駄な通信時間の減少を含んでおり、これによ
り低品質の通信に相当する無線プロバイダへのコスト及
びユーザへのコストを少なくすることができる。このこ
とは、基地局がデッド・ゾーンについての知識を持って
いるために、無線プロバイダの無線インフラストラクチ
ャの利用度を向上させることにつながる。即ち、無線プ
ロバイダは、通話を切断するようにユーザに対し事前に
警告するとともに、ユーザのための通話を再確立して、
特に都市又は非常に混雑した無線領域内で、その無線イ
ンフラストラクチャの利用度を最大化することができ
る。
は、「カスタマ・ケア」サービスと呼ぶことができ、無
線プロバイダは、これらの改良されたサービスを提供す
る結果として、追加の収益を得ることができよう。
説明から明らかとなろう。
施例を参照して、本発明を一層詳細に説明する。但し、
以下で説明する実施例は、例として提示したものであっ
て、本発明の概念を特定の物理的構成に制限するものと
してこれを解釈してはならない。
れている。ユーザは、車両301内にあって、基地局5
02(図2)を介して、他の位置に存在する1人以上の
個人(図示せず)と無線通信302(例えば、セルラ電
話機による通信)を行っている。説明の便宜上、通信の
相手方は、地上の加入電話機であると仮定する。但し、
実際の環境では、この相手方は、他の基地局を介して通
信中のセルラ電話機であってもよい。
ることができる、第2の関連出願に従った通信システム
の無線インフラストラクチャが例示されている。モバイ
ル・ユニット500は、無線通信媒体(大気)によっ
て、基地局502と通信する。モバイル・ユニット50
0内のトランシーバ504は、プロセッサ506の制御
下で、基地局502内の対応するトランシーバ508及
びプロセッサ510と信号を通信する。また、モバイル
・ユニット500は、全地球測位能力、例えば複数のG
PS衛星513からの信号を受信するGPSレシーバ5
12を含んでいる。モバイル・ユニット500内のデー
タ源514は、パーソナル・コンピュータ、ファックス
機器等の装置であって、プロセッサ506及びトランシ
ーバ504を通して、基地局502にデータ・ブロック
を送信する。ブロック520によって表されるように、
基地局502は、電話ネットワーク(TELNET)、
衛星通信ネットワーク(SATNET)及びセルラ・ネ
ットワークの組み合わせに接続されている。基地局50
2内のマップ・データベース516は、基地局502に
よりサービスされる地理的領域のデッド・ゾーン(即
ち、通信が弱いか又は完全に遮断されている場所)を識
別するためのデータベースを保持している。
況、即ちモバイル・ユニット500が他の基地局(図示
せず)によりサービスされる隣接領域に向かって進行し
ている状況では、これらの隣接領域に関する或る地理的
データを保持することができる。このような状況では、
基地局502は、そのサービス領域に隣接するようなデ
ッド・ゾーンに関する位置情報を、モバイル・ユニット
500に伝送することができる。また、或るデッド・ゾ
ーンが2つの異なる基地局によりサービスされる領域に
またがっている場合にも、このような情報をモバイル・
ユニット500に伝送することができる。
GPSデータを処理し、位置/進行方向情報を基地局5
02に送信する。基地局プロセッサ510は、この位置
/進行方向情報を受信し、既知のデッド・ゾーン(前
出)を基準とするモバイル・ユニット500の相対的な
位置を決定する。また、基地局プロセッサ510は、モ
バイル・ユニット500の位置や検出済みの伝送エラー
等に基づいて、マップ・データベース516内の情報を
更新することができる。
話中、車両301は、GPS衛星513(図2)を使用
するGPS追跡303から得られたGPS情報を、例え
ば無線通信信号302とインタリーブして提供してい
る。このGPS情報は、基地局502が車両301の位
置、進行方向及び速度を知ることができるように、表1
のプロトコルに従って提供されるものである。更に、基
地局502は、第2の関連出願に開示されている方法に
従って、デッド・ゾーン304の位置を知っている。そ
のため、基地局502は、各デッド・ゾーンの座標を格
納したマップ・データベース516(図2)を備えるこ
とができる。
ンフラストラクチャにとって共通の問題である。無線イ
ンフラストラクチャにおけるデッド・ゾーン問題は、毎
日取り扱われなければならない。例えば、米国のハイウ
ェイ52号に沿ったキャノン滝の南には、ミネソタ州の
ロチェスターとミネソタ州のミネアポリスとの間に、デ
ッド・ゾーンが存在する。もし、ロチェスターからミネ
アポリスに向かって運転中の無線通信ユーザが、このデ
ッド・ゾーンに接近するときに通話中であれば、当該ユ
ーザは、その通話の相手方に対し、当該ユーザがデッド
・ゾーンに接近中であること、通話が切断することを事
前に警告しなければならない。また、当該ユーザは、そ
の通話の相手方に対し、デッド・ゾーンが原因で通話が
一旦切断した場合には、デッド・ゾーンを通過しそこか
ら退出した後の5〜10分以内に電話をかけ直すことを
知らせなければならない。
いる場合、ユーザが遭遇するかもしれない全てのデッド
・ゾーンの正確な位置及び範囲を追跡することは、実際
的でないことが明らかである。従って、思いがけないデ
ッド・ゾーンに進入することを余儀なくされ、その結
果、予期しないままに通話が中断することになる。更
に、既知のデッド・ゾーンへの進入が差し迫っており、
そのため通話を中断することを覚えておくように努める
ことは、ユーザの注意力を失わせることになりかねな
い。また、デッド・ゾーンから退出した後に、手動的に
再ダイヤルして通話の相手方と再接続することは、時間
を要するだけでなく、運転中のユーザの注意力を失わせ
ることにもなる。本発明は、これらの問題を解決する。
ているものと同様のデッド・ゾーンの位置決定システム
(図1及び図2)が、セルラ電話ネットワークの無線イ
ンフラストラクチャに関連して設けられているものと仮
定する。以下で詳述するように、本発明は、機能の拡張
を提供する。
セルラ電話ネットワークは、デッド・ゾーン304の位
置を予測し、モバイル・ユーザ301がデッド・ゾーン
304に接近すると、図3の305に示すように、それ
によって影響を受ける通話を自動的に切断する。前述の
ように、影響を受ける通話は、1人以上の相手方を含む
ことがある。次に、本システムは、切断された通話に関
連するバンド幅を他のユーザのために自動的に自由にす
る。モバイル・ユーザ301がデッド・ゾーン304を
通過した後、本システムは、図3の306に示すよう
に、切断された通話を再確立する。
ステムを有するセルラ電話ネットワークは、無線インフ
ラストラクチャを完全に制御している。それは地形及び
デッド・ゾーンの位置に精通していないユーザにサービ
スを提供し、ユーザが移動中にあるにも拘わらず生産的
な作業を続けることを可能にする。
て、通話を切断する前にその通話を自動的に中断するこ
とができる。本システムの基地局は、ユーザ及びデッド
・ゾーン内の可能な経路を追跡する。ユーザがデッド・
ゾーンを通過することを予測する場合、基地局は、その
通話を一時的に中断して、「ユーザA」がデッド・ゾー
ンに接近中であることを通知する。ユーザは、多数の可
能なメッセージ又はアクションを設定することができ
る。
内にデッド・ゾーンに進入することを通知するととも
に、ユーザが取るべきアクションを指示することができ
る。例えば、デッド・ゾーンに進入せんとしているユー
ザに向けられるメッセージは、次の音声メッセージとす
ることができる。「貴方は、次の2分以内にデッド・ゾ
ーンに進入します。すぐに通話を終了して下さい。貴方
は、10分後に再接続する必要があります。」
システムが自動的にどんなアクションを取るかを通知す
ることができる。例えば、このメッセージは、次の音声
メッセージとすることができる。「貴方は、デッド・ゾ
ーンに接近中であり、次の2分以内にデッド・ゾーンに
進入します。当システムは、1分以内に通話を切断し、
デッド・ゾーン通過後の次の10分以内に通話を再接続
します。」第2の関連出願に開示されているように、デ
ッド・ゾーンのサイズ及び車両の推定速度に基づいて、
デッド・ゾーンの通過に要する時間を計算することがで
きる。
する場合、基地局は、予め計算された当該ユーザのデッ
ド・ゾーン通過推定時間よりも長い所定の割り当て時間
後に交信がないことを通して当該ユーザの停止状態を決
定した後、以前に接続されていた通話の他の全ての相手
方に対し再接続を行うとともに、当該ユーザが交信不能
な無線領域(デッド・ゾーン)内に位置すること及び当
該ユーザとの再接続が可能な時間は現状況では推測不能
であることを通知することができる。
切断するようにユーザに対し事前に警告するとともに、
ユーザのための通話を再確立して、特に都市又は非常に
混雑した無線領域内で、その無線インフラストラクチャ
の利用度を最大化することができる。
既知のデッド・ゾーンにユーザが接近中であるとき、基
地局はユーザを追跡し、デッド・ゾーン内の可能な経路
を追跡する。もし、ユーザがデッド・ゾーンを通過する
と予測すれば、基地局は、通話を一時的に中断して「ユ
ーザA」がデッド・ゾーンに接近中であることを通知す
る。
クションを設定することができる。メッセージを送信し
て、ユーザが或る期間内にデッド・ゾーンに進入するこ
とを通知するとともに、ユーザが取るべきアクションを
指示することができる。例えば、このメッセージは、次
の音声メッセージとすることができる。「貴方は、次の
2分以内にデッド・ゾーンに進入します。すぐに通話を
終了して下さい。貴方は、10分後に再接続する必要が
あります。」
て、自動切断及び再接続を提供することができる。自動
再接続は、セルラ通信システムの標準サービス又は有料
サービスとして提供することができる。
的にどんなアクションを取るかを通知することができ
る。例えば、このメッセージは、次の音声メッセージと
することができる。「貴方は、デッド・ゾーンに接近中
であり、次の2分以内にデッド・ゾーンに進入します。
当システムは、1分以内に通話を切断し、デッド・ゾー
ン通過後の次の10分以内に通話を再接続します。」
ドのようなデータ伝送が行われていれば、同様の措置を
実現することができる。この場合、セルラ電話のヘッド
セット又はイヤホンを通して聴取している音声メッセー
ジの代わりに、伝送メッセージを、ユーザのパーソナル
・コンピュータに搭載されているオーディオ・システム
等に伝えることができる。代替的に、伝送メッセージを
パーソナル・コンピュータの画面上に表示することもで
きる。
せて、デッド・ゾーンの接近を警告することができる。
この場合、最初は、黄色又は琥珀色の光を遅い速度で点
滅させ、ユーザがデッド・ゾーンに接近するにつれて、
点滅速度を次第に速くし、一旦、デッド・ゾーンに進入
すると、赤色の光を点滅させ、ユーザがデッド・ゾーン
の境界に接近すると、黄色又は琥珀色の光を最初はゆっ
くりと点滅させた後、ユーザがデッド・ゾーンから退出
するまで、次第に速く点滅させ、デッド・ゾーンから退
出してしまうと、そのことを指示するために緑色の光に
変えることができる。
デッド・ゾーンのサイズ及び車両の推定速度に基づい
て、デッド・ゾーンの通過に要する時間を計算すること
ができる。これらのパラメータに基づいて、デッド・ゾ
ーンの境界を予測することができる。この予測は、デッ
ド・ゾーンの進入前に、基地局からモバイル・ユニット
に送信することができる。
進入する直前にデッド・ゾーン境界をロードされるか、
又は選択されたデッド・ゾーンのデータベースを有する
ことができる。このようにすると、モバイル・ユニット
は、GPS、慣性ナビゲーション又は他の公知の位置決
定手段を使用し、その位置情報をローカルに格納された
デッド・ゾーン境界と比較して、デッド・ゾーンの他方
の境界を基準とするその相対的な位置を追跡することが
できる。モバイル・ユニットは、この位置情報を使用し
て、デッド・ゾーンの境界への接近を警告することがで
きる。
合、単にその車両の走行距離計から進行距離を監視し
て、GPSオーバヘッドを排除することができる。その
車載コンピュータは、ベクトル距離が他方のデッド・ゾ
ーン境界までの距離を上回ると決定するとき、基地局と
の通信を再確立するように試みる。一旦、通信が確立さ
れると、ユーザは通信する準備ができている。その車両
が非天測位置推測又は慣性ナビゲーション能力を有する
場合、これも同様に使用することができる。
する場合、基地局は、予め計算された当該ユーザのデッ
ド・ゾーン通過推定時間よりも長い所定の割り当て時間
後に交信がないことを通して当該ユーザの停止状態を決
定した後、以前に接続されていた通話の他の全ての相手
方に対し再接続を行うとともに、当該ユーザが交信不能
な無線領域(デッド・ゾーン)内に位置すること及び当
該ユーザとの再接続が可能な時間は現状況では推測不能
であることを通知することができる。
ウン」を実現することができる。即ち、電話機、パーソ
ナル・コンピュータ又は車両内の適当な場所に提供され
る音声又は可視指示によって、次のような音声/メッセ
ージを伝えることができる。「貴方は、まもなくデッド
・ゾーンから退出(又はデッド・ゾーンに進入)しま
す。貴方の通話は、次のカウントダウンに従って継続す
ることができます(又は切断しなければなりません)。
3秒−2秒−1秒−はい。」代替的に、デッド・ゾーン
への進入又はそこからの退出を指示するために、前述の
ような態様で、赤色、黄色又は琥珀色、及び緑色の光を
使用することができる。例えば、点滅している黄色又は
琥珀色のLEDは、ユーザに対し、当該ユーザがデッド
・ゾーンに近いことを明示することができる。光の点滅
速度が速くなるほど、デッド・ゾーンの進入境界点又は
退出境界点に一層接近していることになる。
デッド・ゾーン境界の接近に対する指示として、音声を
使用することができる。例えば、一連のビープ音を使用
してデッド・ゾーンの接近を指示することができる。ビ
ープ音の間隔が短くなるほど、デッド・ゾーンの進入境
界点又は退出境界点に一層接近していることになる。ユ
ーザが選択可能な音声指示は、ブザー、デッド・ゾーン
に接近するにつれて次第に大きくなるビープ音、チャイ
ム等を含むことができる。
いるハンドル又は座席クッション)を提供することがで
きる。
サービス局が、たまたまデッド・ゾーン内に位置するユ
ーザを呼び出そうとしていれば、呼び出し元に対し次の
情報を与えることができる。「貴方が呼び出そうとして
いる相手方は、現在は交信不能で、次の1分間は通信デ
ッド・ゾーン内にいます。」この50秒後には、次の情
報が与えられる。「貴方の相手方は、次のカウントダウ
ンに従って現在のデッド・ゾーンから退出します。10
秒−9秒・・3秒−2秒−1秒・・。」本システムは、
被呼者(ユーザ)がデッド・ゾーンから退出する推定時
間に基づいて、自動再ダイヤルを実行することができ
る。この再ダイヤルは、デッド・ゾーン内に位置する被
呼者が既知のナビゲーション経路を辿るものと仮定し
て、正確なタイミングで行うことができる。
ユーザが電話をかけることを試みるならば、本システム
は、当該ユーザが現在デッド・ゾーン内に位置するこ
と、並びに当該ユーザの現在の経路及び進行速度に基づ
いて次の何分かはデッド・ゾーンから退出しないことを
事前に警告する。その後、本システムは、モバイル・ユ
ニットがデッド・ゾーンから退出する際に、自動的に再
ダイヤルを行うように設定され得る。
とを望んでおり、そして一層少ない時間でデッド・ゾー
ンから退出するための代替経路が利用可能であれば、本
システムは、その旨をユーザに通知することができる。
このシナリオでは、少なくともデッド・ゾーンを通過す
る代替経路を提供するための、マップ情報のオンボード
記憶装置が設けられる。なぜなら、このような情報につ
いて、基地局に照会することができないからである。例
えば、モバイル・ユニットの通信システムに組み込まれ
たオンボード・リーダによって、CD−ROMのマップ
・データをアクセスすることができる。代替的に、この
目的のために、特定のデッド・ゾーンに進入する直前
に、デッド・ゾーンを通過する全ての主要な経路を基地
局からモバイル・ユニットにダウンロードして、これを
一時的記憶装置に格納することができる。後者の方法
は、この特定の機能を実現するモバイル・ユニットの複
雑さやコストを減少させるのに有効である。もし、モバ
イル・ユニットが、特定の経路領域(例えば、特定の州
における特定の郡)又は多数の定期運行経路を有する1
群の商用車のうちの1台であれば、かかる経路領域又は
定期運行経路内の既知のデッド・ゾーンを通過する代替
経路を含むようなデッドゾーン・マップ情報を、その内
部に予めプログラムすることができる。このようにする
と、ユーザが代替経路を取ることにより、通信を比較的
速やかに再確立することを必要としている場合には、予
めプログラムされたマップ情報をアクセスして、その是
非を容易に確認することができる。
るように、モバイル・ユニットのオーディオ・システム
(例えば、CDを演奏中の車載ステレオ・システム)を
構成して、ユーザに対し、デッド・ゾーンの接近、進入
及び退出を通知することができる。
イル・ユニットの速度を特定の低い値に変更することを
通知することにより、デッド・ゾーンの前にデータ伝送
を終了させることができる。こうするには、セルラ通信
システムの他のユーザにより伝送されている他のデータ
の優先順位と、モバイル・ユニットのデータの優先順位
とを考慮する必要がある。
プロダクトとして実現することができる。このプログラ
ム・プロダクトは、フロッピー(登録商標)・ディス
ク、CD−ROM、テープ等の記録媒体基板、デジタル
又はアナログ通信リンク等の伝送タイプ媒体を含んでい
る。
載の発明を実施するための方法は、添付図面を参照して
なされた本発明の実施例に関する前述の説明において適
切に開示されている。
正、変更可能であることは明らかである。しかし、これ
らの実施例は単に例示であるに過ぎないので、本発明の
技術的範囲は、その均等物も含めて各請求項の記載に基
づいて判断されるべきものである。
いる構成要素と同等の多数の構成要素が前者の代わりに
使用可能ものとして本明細書中で言及されているが、こ
のことは、同等の構成要素の全てを網羅することを意味
するものではなく、ましてや本発明の技術的範囲が同等
の構成要素のうちの特定のもの又はその組み合わせに制
限されることを意味するものでもない。当業者には明ら
かなように、現に公知の又は今後開発されるであろう他
の同等の構成要素を、本発明の概念及び範囲内で使用す
ることができる。
線、無線3角測量及びそれと同等の位置決定システムの
うちの1つを使用して決定することができる。また、モ
バイル・ユーザは、車両、自転車、列車、航空機、歩行
等を介して、移動することができる。
関連出願)に開示されている、単一のユーザ、単一のデ
ッド・ゾーン及び基地局のシナリオを2次元的に簡略化
して示す図である。
関連出願)に従った通信システムの実施例を示す図であ
る。
である。
Claims (37)
- 【請求項1】基地局及びモバイル・ユニットを有する通
信システムにおいて、前記基地局を通して前記モバイル
・ユニット及び少なくとも1人の他の相手方の間の通話
を処理する方法であって、(a)識別されたデッド・ゾ
ーンを基準とする前記モバイル・ユニットの相対的な位
置及び進行方向を決定するステップと、(b)前記ステ
ップ(a)に基づいて、前記モバイル・ユニット及び前
記他の相手方の間の通話を制御するステップとを含み、 前記ステップ(b)は、前記モバイル・ユニットが前記
デッド・ゾーンに進入する前に、前記通話の適切な自動
切断を実行するステップを含む、前記方法。 - 【請求項2】前記ステップ(b)は、前記モバイル・ユ
ニットが前記デッド・ゾーンから退出する際に、前記通
話の適切な自動再接続を実行するステップを更に含む、
請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記ステップ(b)は、前記モバイル・ユ
ニット及び前記他の相手方に対し、デッド・ゾーンに接
近中であり且つ前記通話が自動的に切断されるという第
1の指示を送信するステップを更に含む、請求項2記載
の方法。 - 【請求項4】前記ステップ(b)は、前記他の相手方に
対し、前記モバイル・ユニットが前記デッド・ゾーンか
ら退出中であり且つ前記通話が自動的に再接続されると
いう第2の指示を送信するステップを更に含む、請求項
2記載の方法。 - 【請求項5】前記第1の指示は、前記デッド・ゾーンに
進入し且つ前記通話が切断される前の残存時間量に関す
る情報を含む、請求項4記載の方法。 - 【請求項6】前記第2の指示は、前記デッド・ゾーンか
ら退出し且つ前記通話が再接続される前の残存時間量に
関する情報を含む、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】前記第1及び第2の指示は、可聴指示から
成る、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】前記可聴指示は、録音音声及び合成音声の
うちの少なくとも1つから成る、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】前記第1及び第2の可聴指示のうちの少な
くとも1つは、前記デッド・ゾーンに進入するか又は前
記デッド・ゾーンから退出する前の残存時間量をそれぞ
れ指示するために、音量、ピッチ及び反復度のうちの少
なくとも1つが変化する一連のトーンを含む、請求項7
記載の方法。 - 【請求項10】前記第1及び第2の指示は、可視指示か
ら成る、請求項6記載の方法。 - 【請求項11】前記可視指示は、英数字から成る、請求
項10記載の方法。 - 【請求項12】前記可視指示は、少なくとも1つの光か
ら成る、請求項10記載の方法。 - 【請求項13】前記少なくとも1つの光は、前記デッド
・ゾーンに進入するか又は前記デッド・ゾーンから退出
する前の残存時間量をそれぞれ指示するために、輝度、
カラー及び点滅反復度のうちの少なくとも1つが変化す
るように制御される、請求項12記載の方法。 - 【請求項14】前記少なくとも1つの光は、前記モバイ
ル・ユニットが接近中の任意のデッド・ゾーンに対し相
対的に近接していないときは緑色であり、前記モバイル
・ユニットが接近中の任意のデッド・ゾーンに対し相対
的に近接しているときは琥珀色であり、前記モバイル・
ユニットがデッド・ゾーン内に位置するときは赤色であ
る、請求項13記載の方法。 - 【請求項15】前記少なくとも1つの光は、前記モバイ
ル・ユニットがデッド・ゾーンの進入境界又は退出境界
により近接するのに応じてより速く点滅する、請求項1
3記載の方法。 - 【請求項16】前記第1及び第2の指示は、触知性指示
から成る、請求項6記載の方法。 - 【請求項17】前記第1及び第2の触知性指示は、前記
モバイル・ユニット内の振動性ハンドルから成る、請求
項16記載の方法。 - 【請求項18】前記通話は、音声通信から成る、請求項
3記載の方法。 - 【請求項19】前記通話は、データ通信から成る、請求
項3記載の方法。 - 【請求項20】前記通話は、音声及びデータ通信から成
る、請求項3記載の方法。 - 【請求項21】基地局及びモバイル・ユニットを有する
通信システムにおいて、前記基地局を通して前記モバイ
ル・ユニット及び少なくとも1人の他の相手方の間の通
話を処理する方法であって、(a)識別されたデッド・
ゾーンを基準とする前記モバイル・ユニットの相対的な
位置及び進行方向を決定するステップと、(b)前記ス
テップ(a)に基づいて、前記モバイル・ユニット及び
前記他の相手方の間の通話を制御するステップとを含
み、 前記ステップ(b)は、 前記モバイル・ユニット及び前記他の相手方に対し、前
記モバイル・ユニットがデッド・ゾーンに接近中である
という指示を送信するステップと、 前記モバイル・ユニット及び前記他の相手方に対し、前
記通話の終了方法を命令するステップと、 前記モバイル・ユニット及び前記他の相手方に対し、指
定された時間後の前記通話の再接続方法を通知するステ
ップとを含み、 前記指定された時間は、前記モバイル・ユニットの速度
及び前記デッド・ゾーンを通過する際の現在の経路に沿
った距離に基づいている、前記方法。 - 【請求項22】前記通話中にデータが伝送されている場
合には、 前記デッド・ゾーンに進入する前に、前記データ伝送が
完了可能であるか否かを決定するステップと、 前記モバイル・ユニットに対し、前記デッド・ゾーンに
進入し且つ前記通話を切断する前に前記データ伝送を完
了するのに必要な前記モバイル・ユニットの速度変更量
を通知するステップを更に含む、請求項21記載の方
法。 - 【請求項23】前記ステップ(b)は、 前記モバイル・ユニットが前記デッド・ゾーンから退出
する際に、前記通話の適切な自動再接続を実行するステ
ップを含み、 前記通話中にデータが伝送されている場合には、 前記モバイル・ユニットに対し、前記デッド・ゾーンに
進入する前に前記データ伝送が中断されることを通知す
るステップと、 前記デッド・ゾーンから退出した後、前記データ伝送を
再開するステップと、 前記データ伝送が完了したとき、そのことを前記モバイ
ル・ユニットに通知するステップを更に含む、請求項2
1記載の方法。 - 【請求項24】前記データが着信電子メールである場合
には、 前記モバイル・ユニットが前記デッド・ゾーン内に位置
する間に、前記デッド・ゾーンに進入する前に受信した
前記着信電子メールを前記モバイル・ユニット内に表示
するステップと、 発信電子メールを前記モバイル・ユニット内に格納する
ステップと、 前記モバイル・ユニットが前記デッド・ゾーンから退出
するとき、残存する着信電子メールを前記モバイル・ユ
ニットで受信するとともに、前記格納された発信電子メ
ールを前記モバイル・ユニットから伝送するステップと
を含む、請求項23記載の方法。 - 【請求項25】前記通話の中断を回避するため、前記デ
ッド・ゾーンを迂回する代替経路を前記モバイル・ユニ
ットに供給するステップを更に含む、請求項21記載の
方法。 - 【請求項26】前記モバイル・ユニットが前記デッド・
ゾーン内に位置する間に、 前記モバイル・ユニットによる通話開始の試みに応答し
て、前記モバイル・ユニットに対し、前記デッド・ゾー
ンから退出する前の推定残存時間量を通知するステップ
と、 他の相手方による前記モバイル・ユニットへの通話開始
の試みに応答して、前記他の相手方に対し、前記モバイ
ル・ユニットが前記デッド・ゾーンから退出する前の推
定残存時間量を通知するステップを更に含む、請求項2
1記載の方法。 - 【請求項27】通話情報が格納され、前記推定残存時間
量が経過したときに通話が自動的に開始される、請求項
26記載の方法。 - 【請求項28】前記モバイル・ユニットが前記デッド・
ゾーン内に位置する間に、 前記モバイル・ユニットが前記デッド・ゾーンから退出
するまでの推定時間に相当するカウント・ダウンを提供
するステップを更に含む、請求項21記載の方法。 - 【請求項29】前記モバイル・ユニットが前記デッド・
ゾーン内に位置する間に、 前記デッド・ゾーンを通過する複数の代替経路及び前記
デッド・ゾーンから退出するときの各代替経路の推定時
間の指示を提供するステップを更に含む、請求項21記
載の方法。 - 【請求項30】前記ステップ(a)は、全地球測位シス
テムを利用するステップ、慣性ナビゲーション・システ
ムを利用するステップ、前記モバイル・ユニットの走行
距離計を利用するステップ及び非天測位置推測システム
を利用するステップのうちの少なくとも1つから成る、
請求項21記載の方法。 - 【請求項31】コンピュータ用のプログラム・プロダク
トから成る物品であって、 前記プログラム・プロダクトは、請求項21記載の方法
を実現するようにコンピュータ・システムを作動させる
ための、媒体及び当該媒体上に配置された手段から成
る、前記物品。 - 【請求項32】通信ゾーンを有する基地局及び少なくと
も1つのモバイル・ユニットの間の無線通信を容易にす
るための通話処理システムであって、(a)前記モバイ
ル・ユニットに設けられ、前記モバイル・ユニットの瞬
間的な地理的位置及び進行方向を決定するための位置決
め手段と、(b)前記モバイル・ユニットに設けられ、
前記瞬間的な地理的位置及び進行方向を前記基地局に転
送するための転送手段と、(c)前記基地局に設けら
れ、前記通信ゾーン内の識別されたデッド・ゾーン位置
のデータベースを格納するための識別デッド・ゾーン・
データベース手段と、(d)前記基地局に設けられ、前
記モバイル・ユニットから転送された前記瞬間的な地理
的位置及び進行方向を、前記通信ゾーン内の識別された
デッド・ゾーン位置の前記データベースと比較するとと
もに、前記識別されたデッド・ゾーン位置を基準とする
前記モバイル・ユニットの相対的な位置を決定するため
の比較手段と、(e)前記モバイル・ユニット及び前記
基地局に設けられ、前記モバイル・ユニットが前記識別
されたデッド・ゾーンの1つに進入する前に、通話の適
切な自動切断を実行するための少なくとも1つの処理手
段から成る、前記通話処理システム。 - 【請求項33】前記処理手段(e)は、前記モバイル・
ユニットが前記デッド・ゾーンから退出する際に、前記
通話の適切な自動再接続を実行するための手段を更に含
む、請求項32記載のシステム。 - 【請求項34】前記処理手段(e)は、前記モバイル・
ユニットに対し、デッド・ゾーンに接近中であり且つ前
記通話が自動的に切断されるという第1の指示を送信す
るための手段を更に含む、請求項33記載のシステム。 - 【請求項35】前記処理手段(e)は、前記モバイル・
ユニットが前記デッド・ゾーンから退出中であり且つ前
記通話が自動的に再接続されるという第2の指示を送信
するための手段を更に含む、請求項34記載のシステ
ム。 - 【請求項36】前記第1の指示は、前記デッド・ゾーン
に進入し且つ前記通話が切断される前の残存時間量に関
する情報を含む、請求項35記載のシステム。 - 【請求項37】前記第2の指示は、前記デッド・ゾーン
から退出し且つ前記通話が再接続される前の残存時間量
に関する情報を含む、請求項36記載のシステム。
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