JP2006324872A - 車両用無線通信システム - Google Patents

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修 前田
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Abstract

【課題】自動二輪車のグループツーリングにおいて外部から取得した情報の共有化を可能とする車両用無線通信システムを提供する。
【解決手段】リーダ車両に親機12を搭載し、メンバ車両に子機14を搭載する。親機12はナビゲーション情報等の所定情報を外部から取得し、グループID及び情報IDとともに子機14に送信する。子機14はグループIDが一致する場合だけ受領確認通知をグループID及び車両IDとともに親機12に返信する。親機12はグループIDが一致する場合だけ受領確認通知を受け付けて返信者リストを更新する。親機12は全てのメンバ車両から受領確認通知が返信されて来るまで同じ所定情報を繰り返し送信する。子機14は受信した情報IDが以前に受信したものと一致する場合は受信した所定情報を古いものとして破棄し、一致しない場合はその所定情報を新しいものとして表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用無線通信システムに関し、さらに詳しくは、一の車両に装着可能な親機と当該他の車両に装着可能な子機とを備えた車両用無線通信システムに関する。
自動二輪車は複数台が集団で走行するグループツーリングがよく行われる。その場合、グループ内での意思疎通や情報の共有化が簡単にできることが望まれている。グループツーリングでは一般に、リーダが先導し、休憩、燃料補給、後続車両の遅れ調整などのための停車、走行ルートの選択などを後続車両に指示することが多い。従来、これらの指示は、手信号や灯火類による合図、無線による音声通信などで行われている。ヘルメット内にマイク及びスピーカを装着し、これらを有線で小型携帯無線機に接続する方法は既に実用化され、各種製品が販売されている。
特開2001−148657号公報(特許文献1)には、同乗者だけでなく、他の車両の運転者及び同乗者とも通信可能な車両用無線通信システムが開示されている。このシステムは、ヘルメット内にマイク、スピーカ及び無線通信装置を装着するとともに、車両に中継装置を搭載しておき、自身の車両に搭載された中継装置を介して運転者及び同乗者間の音声信号を無線で送受信するとともに、他の車両に搭載された中継装置とも送受信するようになっている。
しかしながら、このシステムでは、音声による相互連絡しかできず、GPS(Global Positioning System)から自身の車両の位置情報を取得したり、VICS(Vehicle Information Communication System)から交通情報を取得したりするなど、外部から情報を取得してそれをグループメンバ全員で共有化することはできない。
一方、特開2001−280982号公報(特許文献2)には、自身の車両の位置情報や交通情報など、外部からの情報を取得して運転者及び同乗者に提示する装置が開示されている。この装置は、ブルートゥース(登録商標)による無線通信装置を運転者及び同乗者のヘルメットに装着するとともに、外部からの情報を取得する車載装置を後部座席の下方等に搭載しておき、取得した外部からの情報を車載装置から両者の無線通信装置に送信してヘルメット内のディスプレイに表示するようになっている。
しかしながら、このような装置を用いたとしても、外部から取得した情報をグループメンバ全員で共有化するためには、ナビゲーション装置等を全車両に搭載しなければならない。また、ナビゲーション装置等は一般に高価であり、全車両に搭載するのは困難である。また、ナビゲーション装置等を全車両に搭載したとしても、他の車両の位置情報を共有化することはできない。
特開2001−148657号公報 特開2001−280982号公報
本発明の目的は、車両、特に自動二輪車のグループツーリングにおいて、外部から取得した情報の共有化を可能とする車両用無線通信システムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による車両用無線通信システムは、一の車両に装着可能な送信機と、他の車両に装着可能な受信機とを備える。送信機は、外部情報取得手段と、情報提示手段と、通信手段とを含む。外部情報取得手段は、外部から所定情報を取得する。情報提示手段は、外部情報取得手段により取得された所定情報を提示する。通信手段は、外部情報取得手段により取得された所定情報を送信する。受信機は、通信手段と、情報提示手段とを含む。通信手段は、送信機から送信された所定情報を受信する。情報提示手段は、通信手段により受信された所定情報を提示する。ここで、所定情報には、ナビゲーションサーバから取得される道路地図、走行ルート、GPSから取得される現在地、VICSから取得される交通情報、インターネットから取得される天気情報、訪問地から取得される観光情報、飲食店情報、その他の一般情報、他の車両から取得される対向車の接近情報などが含まれる。また、情報提示手段には、運転者又は同乗者に対し、所定情報を画像で表示するディスプレイ、所定情報を音声で知らせるスピーカなどが含まれる。
この車両用無線通信システムでは、送信機は、外部から所定情報を取得して運転者又は同乗者に提示するとともに、受信機に送信する。受信機は、送信機から送信された所定情報を受信して運転者又は同乗者に提示する。その結果、グループツーリング等において、外部から取得した所定情報をグループ全員で共有することができる。
好ましくは、送信機の通信手段は、当該一の車両及び当該他の車両で形成されるグループに割り当てられたグループ識別情報を所定情報とともに送信する。受信機はさらに、受信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較するグループ認証手段を含む。グループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致した場合、受信機の情報提示手段は所定情報を提示する。
この場合、送信機は所定情報とともにグループ識別情報を送信し、受信機はグループ識別情報が一致した場合に所定情報を提示するので、他のグループで配信されている所定情報との混信を防止することができる。
好ましくは、受信機の通信手段は、所定情報を受信した場合、その旨を示す受領確認通知を送信機に送信する。送信機はさらに、送信機の通信手段により受信された受領確認通知を受け付ける受領確認受付手段を含む。
この場合、受信機は受領確認通知を送信機に送信するので、送信機は送信した所定情報が受信機に届いたことを確認することができる。
好ましくは、送信機の通信手段はさらに、当該一の車両及び当該他の車両で形成されるグループに割り当てられたグループ識別情報を所定情報とともに送信する。受信機はさらに、受信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較するグループ認証手段を含む。所定情報を受信した場合において、グループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致したとき、受信機の通信手段は、所定情報を受信した旨を示す受領確認通知をグループ識別情報とともに送信機に送信する。送信機はさらに、グループ認証手段と、受領確認受付手段とを含む。グループ認証手段は、送信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較する。受領確認受付手段は、送信機のグループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致した場合、送信機の通信手段により受信された受領確認通知を受け付ける。
この場合、受信機も受領確認通知とともにグループ識別情報を送信し、送信機はグループ識別情報が一致した場合に受領確認通知を受け付けるので、他のグループで送信されている受領確認通知との混信を防止することができる。
さらに好ましくは、受信機の通信手段は、当該他の車両に割り当てられた車両識別情報を受領確認通知とともに送信する。受領確認受付手段は、送信機の通信手段により受信された車両識別情報に対応付けて受領確認通知を記録する。送信機はさらに、全ての車両識別情報に対応付けて受領確認通知が記録されたか否かを判断する全車両受領確認手段を含む。全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて受領確認通知が記録されていない場合、送信機の通信手段は所定情報を繰り返し送信する。
この場合、受信機は受領確認通知とともに車両識別情報を送信し、送信機は車両識別情報に対応付けて受領確認通知を記録し、全ての受信機から受領確認通知が返信されて来るまで所定情報を繰り返し送信するので、所定情報を全ての受信機に確実に配信することができる。
さらに好ましくは、全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて受領確認通知が記録されていない場合、送信機の情報提示手段は当該他の車両のうち受領確認通知が記録されていない車両との通信に失敗している旨を提示する。
この場合、送信機は受領確認通知が返信されて来ない車両との通信に失敗している旨を提示するので、グループのリーダは、はぐれたメンバがいることに気付くことができる。
さらに好ましくは、送信機はさらに、未返信回数カウント手段と、未返信回数比較手段とを含む。未返信回数カウント手段は、全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて受領確認通知が記録されていない場合、当該受領確認通知が記録されていない車両識別情報の未返信回数をカウントする。未返信回数比較手段は、未返信回数カウント手段によりカウントされた未返信回数を所定回数と比較する。未返信回数比較手段による比較の結果、未返信回数が所定回数を超えた車両識別情報について、送信機の情報提示手段は当該車両との通信に失敗している旨を提示する。
この場合、所定情報を送信したのに受領確認通知が返信されて来ない車両がある場合において、未返信回数が所定回数を超えたとき、送信機は当該車両との通信に失敗している旨を提示するので、はぐれたメンバがいないのに通信状態が悪いために受領確認通知が返信されて来なかったとしても、直ちに通信に失敗している旨が提示されることはない。そのため、はぐれたメンバがいるものとリーダが頻繁に勘違いすることはない。
好ましくは、全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて受領確認通知が記録された場合、送信機の情報提示手段は当該他の全ての車両との通信に成功している旨を提示する。
この場合、送信機は全ての車両との通信に成功している旨を提示するので、グループのリーダは、はぐれているメンバがいないことを確認することができる。
好ましくは、送信機の通信手段は、所定情報に割り当てられた情報識別情報を所定情報とともに送信する。受信機はさらに、受信機の通信手段により今回受信された情報識別情報を以前に受信された情報識別情報と比較する新規情報判断手段を含む。新規情報判断手段による比較の結果、情報識別情報が一致した場合、受信機の情報提示手段は所定情報を提示する。
この場合、送信機は所定情報とともに情報識別情報を送信し、受信機は情報識別情報が一致した場合、所定情報を提示するので、上述したように送信機が同じ所定情報を繰り返し送信したとしても、以前に同じ所定情報を受信したことのある受信機がそれを繰り返し提示することはない。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態による車両用無線通信システム10は、親機12と、1又は2以上の子機14とを備え、主に自動二輪車によるグループツーリングに使用される。親機12は送信機として機能し、リーダ車両16に装着される。子機14は受信機として機能し、メンバ車両18に装着される。親機12及び子機14は相互に通信可能である。親機12はさらに、携帯電話網等のアンテナ20を経由してナビゲーションサーバ22とも通信可能で、また、GPS衛星24とも通信可能である。通信方式としては、免許が不要である短距離無線通信(たとえばブルートゥース(登録商標)、赤外線通信)を用いることができる。
図2を参照して、親機12は、子機14と通信するための通信回路26と、ナビゲーションサーバ22及びGPS衛星24と通信するためのナビゲーション装置28と、CPU(Central Processing Unit)30と、ディスプレイ32と、メモリ34とを備える。メモリ34には、親機用通信プログラム36、返信者リスト38などが記憶される。親機用通信プログラム36及び返信者リスト38の詳細は後述する。
図3を参照して、子機14は、親機12と通信するための通信回路40と、CPU42と、ディスプレイ44と、メモリ46とを備える。メモリ46には、子機用通信プログラム48、情報ID履歴50などが記憶される。子機用通信プログラム48及び情報ID履歴50の詳細は後述する。子機14は、親機12から送信される所定情報を受信する受信専用機である。
親機12のナビゲーション装置28は、運転者等の操作に応じて出発地及び目的地の入力を受け付けると、必要な走行ルートに関連する最新の道路地図をナビゲーションサーバ22からダウンロードし、図4(a)に示すように、その道路地図52を走行ルート54とともに、リーダ車両16のメーター付近に装着されたディスプレイ32に表示する。ナビゲーション装置28はまた、GPS衛星24からリーダ車両16の現在地を取得し、ディスプレイ32に表示された道路地図52上にリーダ車両16の現在地56を表示する。
親機12は、道路地図52、走行ルート54、リーダ車両16の現在地56などの情報(以下「ナビゲーション情報」という)を子機14に送信する。子機14は、図4(b)及び(c)に示すように、道路地図52、走行ルート54及びリーダ車両16の現在地56をメンバ車両18のディスプレイ44に表示する。したがって、メンバ車両18はナビゲーション装置を搭載しなくても、道路地図52、走行ルート54及びリーダ車両16の現在地56をリーダ車両16から取得するため、グループメンバ全員でナビゲーション情報を共有することができる。
次に、図5を参照し、上述した車両用無線通信システム10の動作を説明する。親機用通信プログラム36は後述するステップS101〜S112を親機12というコンピュータに実行させるためのものであり、子機用通信プログラム48は後述するステップS201〜S207を子機14というコンピュータに実行させるためのものである。
親機12の通信回路26は、ナビゲーション装置28によりナビゲーションサーバ22から取得されたナビゲーション情報を子機14に送信し(S101)、子機14の通信回路40はこれを受信する(S201)。
図6を参照して、親機12及び子機14の間で送受信されるデータは、グループID(識別情報)、車両ID、情報ID、情報種別コード、及び所定情報を含む。
グループIDは、ツーリンググループ間の混信を防止するために、各ツーリンググループにあらかじめ割り当てられる識別子である。ツーリングを行う前に所望のグループIDを決定し、リーダ車両16の親機12及びメンバ車両18の子機14の全てに同じグループIDを設定する。設定されたグループIDは、親機12のメモリ34及び子機14のメモリ46に記憶される。
車両IDは、データの送信元を特定するために、各車両16,18にあらかじめ割り当てられる識別子である。ツーリングを行う前に所望の車両IDを決定し、リーダ車両16の親機12及びメンバ車両18の子機14の全てに、互いに異なる車両IDを設定する。たとえば「01」の車両IDをリーダ車両16に割り当て、「02」以降の車両IDをメンバ車両18に割り当てる。設定された車両IDもまた、親機12のメモリ34及び子機14のメモリ46に記憶される。
所定情報は、走行ルートを伴う道路地図、リーダ車両の現在地、天気(詳細は後述)、受領確認通知(詳細は後述)などである。
情報IDは、親機12が外部から新しい所定情報を取得するたびに自動的に生成され、各所定情報に割り当てられる識別子である。
情報種別コードは、所定情報の種別を示すコードである。たとえば所定情報が走行ルートを伴う道路地図の場合、情報種別コードは「01」である。また、所定情報がリーダ車両の現在地の場合、情報種別コードは「02」である。また、所定情報が天気の場合、情報種別コードは「03」である。さらに、所定情報が受領確認通知の場合、情報種別コードは「04」である。
再び図5を参照して、子機14は、ナビゲーション情報の受信後、ナビゲーション情報に付与されたグループIDをあらかじめ設定されたグループIDと比較することにより、受信されたナビゲーション情報が自身のグループ用か否かを認証する(S202)。比較の結果、グループIDが一致しない場合(S202でNG)、子機14は受信されたナビゲーション情報を破棄する(S203)。
一方、グループIDが一致する場合(S202でOK)、子機14は、ナビゲーション情報を確かに受信した旨を示す受領確認通知を親機12に返信し(S204)、親機12はこれを受信する(S102)。ここで送信されるデータもまた、図6に示したフォーマットを有する。ただし、上記と異なり、このデータは子機14から発信されるものであるから、車両IDは「01」以外の「02」以降である。また、このデータは受領確認通知であるから、情報種別コードは「04」である。
親機12は、受信された受領確認通知に付与されたグループIDをあらかじめ設定されたグループIDと比較することにより、受信された受領確認通知が自身のグループ用か否かを認証する(S103)。比較の結果、グループIDが一致しない場合(S103でNG)、親機12は受信された受領確認通知を破棄する(S104)。
一方、グループIDが一致する場合(S103でOK)、親機12は、受信された受領確認通知を受け付け、メモリ34に記憶された返信者リスト38を更新する(S104)。
図7を参照して、返信者リスト38には、メンバ車両18の車両IDに対応付けて、受領確認通知の有無、受領確認通知の受信時刻、未返信カウンタ、及び送信情報IDが記録される。未返信カウンタには、ナビゲーション情報を送信したのに受領確認通知が返信されて来なかった回数が記録される。送信情報IDには、親機12から送信されたナビゲーション情報の情報IDが記録される。
ステップS104で返信者リスト38を更新する際には、親機12は、受領確認通知に付与された車両IDを確認し、その車両IDに対応する受領確認通知を「○(受領確認通知あり)」に変更するとともに、そのときの時刻を記録する。
親機12は、更新された返信者リスト38を参照し、全ての車両IDの受領確認通知が「○」になったか否か、つまり、全てのメンバ車両18(子機14)から受領確認通知が返信されて来たか否かを判断する(S105)。
判断の結果、全ての車両IDの受領確認通知が「○」になっていない、つまり、まだ「×」が残っている場合(S105でNO)、そのまだ「×」になっている車両IDの未返信カウンタをカウントアップして未返信回数をカウントする(S106)。
親機12は、未送信カウンタの未返信回数を所定回数(たとえば「3」)と比較し(S107)、未返信回数数が所定回数を超えた場合(S107でYES)、受領確認通知がまだ「×」になっているメンバ車両18との通信に失敗している旨をディスプレイ32に表示する(S108)。たとえば図8に示すように、道路地図52上に「3号車連絡無し」と表示する。ただし、未返信回数が所定回数を超えていない場合(S107でNO)、ステップS108はスキップされ、そのような表示は行われない。
その後、親機12は所定時間(たとえば1秒〜1分)をカウントし(S109)、その所定時間が経過すると(S110)、ステップS101に戻り、再びナビゲーション情報を送信する(S101)。
一方、ステップS105における判断の結果、全ての車両IDの受領確認通知が「○」になった場合(S105でYES)、親機12は、返信者リスト38の未返信カウンタをゼロにリセットし(S111)、全てのメンバ車両18との通信に成功している旨をディスプレイ32に表示する(S108)。たとえば「全車連絡有り」などと表示する。
一方、子機14は、受領確認通知の返信(S204)後、受信されたナビゲーション情報に付与された情報IDを以前に受信された情報ID(後述するステップS206を参照)と比較することにより、そのナビゲーション情報が新しいものか否かを判断する(S205)。情報IDが一致し、そのナビゲーション情報が既に受信されたものである場合(S205でNO)、子機14はそのナビゲーション情報を破棄する(S203)。一方、情報IDが一致せず、そのナビゲーション情報が新しいものである場合(S205でYES)、子機14は、ナビゲーション情報に付与された情報IDを情報ID履歴50としてメモリ46に記録し(S206)、図4(b)及び(c)に示すように、そのナビゲーション情報をディスプレイ44に表示する(S207)。
ツーリングではリーダが先導して後続車両に指示を出すことが一般的であるが、本発明の第1の実施の形態によれば、リーダ車両16にはナビゲーション装置28を備えた親機12を搭載し、メンバ車両18にはナビゲーション装置を備えていない子機14を搭載し、親機12で取得したナビゲーション情報を子機14に一斉に送信して表示するようにしているため、メンバ車両18には高価なナビゲーション装置を搭載しなくても、外部から取得したナビゲーション情報をグループ全員で共有することができる。
ツーリングの途中で予定ルートを変更することはよくあるが、この車両用無線通信システム10を搭載していれば、リーダが予定ルートを変更すると、その情報はグループメンバ全員に伝えられるので、後続車が混乱して道に迷うことがない。
走行中にルート変更を決め、それを親機12のナビゲーション装置28に入力する場合、二輪車では両手で運転操作をしており、前方から長い時間目をそらすことはできない上、手袋もしているためボタン操作は不可能である。そこで、リーダのヘルメットに音声用マイクを装着し、ナビゲーション装置28に音声入力機能及び音声認識機能を持たせ、ライダの音声によって入力操作を行うようにしてもよい。たとえば目的地変更の場合は「目的地変更、○○○、ルート検索」と言えば、ナビゲーション装置28が新しい目的地を設定し、そこまでのルートを検索してディスプレイ32に表示する。また、予定ルート変更の場合は「ルート変更、次の交差点左折、ルート検索」と言えば、新しいルートを検索してディスプレイ32に表示する。道路地図52の画面上では、ルートは色や線幅を変えて分かり易く表示される。さらに、リーダの音声はメンバにも伝えられるので、メンバは画面を見て情報を知る前に音声を聞いて情報を知ることができる。
また、親機12はナビゲーション情報とともにグループIDを送信し、子機14はグループIDが一致した場合にナビゲーション情報を表示するので、他のグループで配信されているナビゲーション情報と混信することはない。また、子機14は受領確認通知を親機12に送信するので、親機12は送信したナビゲーション情報が子機14に届いたことを確認することができる。さらに、子機14も受領確認通知とともにグループIDを送信し、親機12はグループIDが一致した場合に返信者リスト38を更新するので、他のグループで送信されている受領確認通知と混信することはない。
一般に、ツーリングでは車両の間隔は刻々と変化し、周囲の状況によって無線通信可能距離も変化する。したがって、ときにはリーダ車両16とメンバ車両18とが無線通信可能距離よりも離れてしまうことがある。この場合、リーダから送られた情報はメンバ全員に伝わらないことになる。また、リーダ車両16からの距離が無線通信可能距離よりも大きくなってしまったメンバ車両18がある場合、受領確認通知は子機14から親機12に返信されない。
この車両用無線通信システム10では、子機14は受領確認通知とともに車両IDを送信し、親機12は車両IDに対応付けて受領確認通知を記録し、全ての子機14から受領確認通知が返信されて来るまでナビゲーション情報を繰り返し送信するので、ナビゲーション情報を全ての子機14に確実に配信することができる。
また、親機12は受領確認通知が返信されて来ないメンバ車両18との通信に失敗している旨を表示するので、リーダは、はぐれたメンバがいることに気付くことができる。この場合、リーダは状況に応じて車両を止め、はぐれたメンバを待ったり、戻って探したりすることになる。また、親機12は全てのメンバ車両18との通信に成功している旨を表示するので、リーダは、はぐれているメンバがいないことを確認することができる。
また、はぐれたメンバがいないにもかかわらず、通信状態が悪いために、受領確認通知が返信されて来ない場合がある。このような場合にも直ちに通信に失敗している旨を表示してしまうと、リーダは、はぐれたメンバがいるものと頻繁に勘違いすることになる。しかしながら、この車両用無線通信システム10では、ナビゲーション情報を送信したのに受領確認通知が返信されて来ないメンバ車両18がある場合において、未返信回数が所定回数を超えたとき、親機12は当該メンバ車両18との通信に失敗している旨を表示するので、そのような問題は起こらない。
また、上述したように親機12は、全ての子機14から受領確認通知が返信されて来るまで同じナビゲーション情報を繰り返し送信するが、親機12はナビゲーション情報とともに情報IDを送信し、子機14は情報IDが一致した場合、ナビゲーション情報を表示するので、以前に同じナビゲーション情報を受信したことのある子機14がそれを繰り返し表示することはない。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態は外部からナビゲーション情報を取得しているが、外部から取得する情報はこれに限定されるものではない。
たとえば交通情報を例にとると、近年はVICSのように渋滞や交通規制などの交通情報をリアルタイムに提供するシステムが整備されており、車両に搭載したナビゲーション装置で交通情報を取得することができる。したがって、図9に示すように、リーダ車両16の親機12にVICS対応のナビゲーション装置28を用いれば、VISCアンテナ(又はビーコン)58を経由してVICSサーバ60にアクセスし、そこから交通情報を取得するができる。交通情報はメンバ車両18の子機14にも配信され、ディスプレイ44に表示されるので、交通情報をグループ全員で共有することができる。
また、自動二輪車の場合、雨が降るとライダは濡れるため、四輪車以上に天気情報は重要である。早目に降雨情報が得られれば、適切に休憩をしたり、雨具を装着したりできるからである。近年では降雨センサや雨雲レーダが各地に多数設置されており、かなり詳細な天気情報を地図画像でインターネットから取得することができる。また、親機12に路車間通信装置を設ければ、凍結等の路面情報も取得することができる。したがって、リーダ車両16の親機12で天気情報や路面情報を取得してメンバ車両18の子機14に配信し、子機14のディスプレイ44に表示するようにすれば、これらの情報をグループ全員で共有することができる。
また、ツーリングでは初めて訪れる地方を走行することがある。その場合、各地の観光情報や飲食店情報など、最新のローカル情報が得られれば、安心して楽しく旅行ができる。今後、道の駅やコンビニエンスストア、飲食店などが無線LAN(Local Area Network)やDSRC(Dedicated Short Range Communication)などによる情報提供ステーションとなる。したがって、リーダ車両16の親機12に路車間通信装置を設け、最新のローカル情報を取得してメンバ車両18の子機14に配信し、子機14のディスプレイ44に表示するようにすれば、最新のローカル情報をグループ全員で共有することができる。
また、二輪車は四輪車とは異なる走行特性を持つので、走行して楽しい道や走りにくい道は四輪車と異なることが多い。そのため、ツーリングの途中に見ず知らずの二輪車ライダ同士が情報交換をすることがある。しかし、それは偶然会った人に限られる情報交換である。そこで、上記情報提供ステーションを活用して多くの人と情報交換できるように、あるライダが他のライダに伝えたいこと(走行注意の道路やお勧めコースなど)を携帯電話の電子メール機能で情報提供ステーションのサーバに送って掲示板などに保存しておき、他のライダがそれを見られるようにする。この場合、電子メールの文章がディスプレイに表示される。
なお、このような路車間通信は車両が情報提供ステーションに接近したときだけ行われ、親機12の路車間通信装置によって自動的にこれらの情報が取得される。
また、ツーリングでは狭くて見通しの悪いカーブが連続する山道を走行することも多い。その場合、対向する車両とすれ違う際に衝突事故の危険があり、十分に気をつけて走行する必要がある。現在研究されているITS(Intelligent Transport System)では、ブラインドコーナで対向車の接近情報を無線で通信することが検討されている。このような車々間通信装置をグループの先頭を走行するリーダ車両16の親機12に搭載すれば、対向車の接近情報をいち早く取得することができる。さらに、その情報を後続のメンバ車両18の子機14に配信すれば、対向車の接近情報をグループ全員で共有することができる。
おな、対向車の接近情報はディスプレイに表示するよりも、後述するように音声でライダに伝えるようにした方が望ましい。このような走行状況では、目は前方を注視していなければならないからである。
[第3の実施の形態]
上記実施の形態は各種情報をディスプレイに画像で表示するようにしているが、親機又は子機にスピーカを設け、各種情報を音声でライダに伝えたり、画像及び音声の両方でライダに伝えたりするようにしてもよい。つまり、各種情報は視覚的に提示されてもよく、また、聴覚的に提示されてもよい。
しかし、親機又は子機本体にスピーカを設け、そこから音声を出力したのでは高速走行時には風切り音が大きいため、ライダに聞こえない可能性がある。そこで、図10に示すように、ライダのヘルメットにスピーカ及び無線受信装置62を装着し、車体に取り付けられた親機12又は子機14から無線受信装置62に音声信号を送信し、ヘルメット内部のスピーカで音声を再生するようにした方が望ましい。このようにすれば、周りに迷惑な大音量の音声を親機12又は子機14から出力しなくても、各種情報を音声でライダに確実に伝えることができる。
[第4の実施の形態]
上記実施の形態は、リーダ車両16の親機12だけにナビゲーション装置28を設けているが、図11及び図12に示すように、メンバ車両18の子機64にもナビゲーション装置66を設けてもよい。この場合、子機64は、メンバ車両18の現在地を車両IDとともにリーダ車両16の親機12に送信する。親機12はこれを受信し、図13(a)に示すように、受信された各メンバ車両18の現在地68をリーダ車両16の現在地56とともにディスプレイ32に表示する。各メンバ車両18の子機64もまた、図13(b)及び(c)に示すように、各メンバ車両18の現在地68をリーダ車両16の現在地56とともにディスプレイ44に表示する。
このようにすれば、リーダはグループ内の全車両の現在地を把握することができる。もしメンバの誰かが信号停止や車両の故障などでグループから遅れたとしても、リーダは直ぐにそのメンバ車両18の現在地を知ることができるので、メンバに適切な指示を出すことができる。さらに、その指示情報をリーダ車両16からメンバ車両18に配信するようにすれば、メンバ全員で同じ情報を共有することができる。
また、ツーリングでは出発地点や出発時刻がグループメンバによって異なる場合もある。その場合は途中で合流することになるが、その際にはディスプレイ32,44に、リーダ車両16のいる地点の地図と、そこから離れたメンバ車両18のいる地点の地図とを切り替えて表示したり、並べて表示したりすることができる。
また、上記実施の形態では情報を画像又は音声でライダ(運転者)に提示する場合を例に説明したが、2人乗りの場合には情報を運転者及び同乗者の両方に提示するのが望ましいが、少なくとも一方に提示すれば足りる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の第1の実施の形態による車両用無線通信システムの構成を示す図である。 図1に示した車両用無線通信システムにおける親機の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した車両用無線通信システムにおける子機の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した車両用無線通信システムにおける親機及び子機のディスプレイに表示される画面を示す図である。 図1に示した車両用無線通信システムの動作を示すフロー図である。 図1に示した車両用無線通信システムにおける親機及び子機の間で送受信されるデータのフォーマットを示す図である。 図2に示した親機のメモリに記録される返信者リストの構成を示すテーブルである。 図2に示した親機のディスプレイに表示される画面を示す図であって、あるメンバ車両から受領確認通知が返信されて来ない場合にその旨を表示したものである。 本発明の第2の実施の形態による車両用無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による車両用無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態による車両用無線通信システムの構成を示す図である。 図11に示した車両用無線通信システムにおける子機の構成を示す機能ブロック図である。 図11に示した車両用無線通信システムにおける親機及び子機のディスプレイに表示される画面を示す図である。
符号の説明
10 車両用無線通信システム
12 親機
14,64 子機
16 リーダ車両
18 メンバ車両
26,40 通信回路
28,66 ナビゲーション装置
32,44 ディスプレイ
36 親機用通信プログラム
38 返信者リスト
40 通信回路
48 子機用通信プログラム
50 情報ID履歴

Claims (11)

  1. 一の車両に装着可能な送信機と、他の車両に装着可能な受信機とを備えた車両用無線通信システムであって、
    前記送信機は、
    外部から所定情報を取得する外部情報取得手段と、
    前記外部情報取得手段により取得された所定情報を提示する情報提示手段と、
    前記外部情報取得手段により取得された所定情報をに送信する通信手段とを含み、
    前記受信機は、
    前記送信機から送信された所定情報を受信する通信手段と、
    前記通信手段により受信された所定情報を提示する情報提示手段とを含むことを特徴とする車両用無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記送信機の通信手段は、当該一の車両及び当該他の車両で形成されるグループに割り当てられたグループ識別情報を前記所定情報とともに送信し、
    前記受信機はさらに、
    前記受信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較するグループ認証手段を含み、
    前記グループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致した場合、前記受信機の情報提示手段は前記所定情報を提示する、ことを特徴とする車両用無線通信システム。
  3. 請求項1に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記受信機の通信手段は、前記所定情報を受信した場合、その旨を示す受領確認通知を前記送信機に送信し、
    前記送信機はさらに、
    前記送信機の通信手段により受信された受領確認通知を受け付ける受領確認受付手段を含むことを特徴とする車両用無線通信システム。
  4. 請求項1に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記送信機の通信手段はさらに、当該一の車両及び当該他の車両で形成されるグループに割り当てられたグループ識別情報を前記所定情報とともに送信し、
    前記受信機はさらに、
    前記受信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較するグループ認証手段を含み、
    前記所定情報を受信した場合において、前記グループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致したとき、前記受信機の通信手段は、前記所定情報を受信した旨を示す受領確認通知を前記グループ識別情報とともに前記送信機に送信し、
    前記送信機はさらに、
    前記送信機の通信手段により受信されたグループ識別情報を割り当てられたグループ識別情報と比較するグループ認証手段と、
    前記送信機のグループ認証手段による比較の結果、グループ識別情報が一致した場合、前記送信機の通信手段により受信された受領確認通知を受け付ける受領確認受付手段とを含むことを特徴とする車両用無線通信システム。
  5. 請求項3に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記受信機の通信手段は、当該他の車両に割り当てられた車両識別情報を前記受領確認通知とともに送信し、
    前記受領確認受付手段は、前記送信機の通信手段により受信された車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知を記録し、
    前記送信機はさらに、
    全ての車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知が記録されたか否かを判断する全車両受領確認手段を含み、
    前記全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知が記録されていない場合、前記送信機の通信手段は前記所定情報を繰り返し送信することを特徴とする車両用無線通信システム。
  6. 請求項5に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知が記録されていない場合、前記送信機の情報提示手段は当該他の車両のうち前記受領確認通知が記録されていない車両との通信に失敗している旨を提示する、ことを特徴とする車両用無線通信システム。
  7. 請求項6に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記送信機はさらに、
    前記全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知が記録されていない場合、当該受領確認通知が記録されていない車両識別情報の未返信回数をカウントする未返信回数カウント手段と、
    前記未返信回数カウント手段によりカウントされた未返信回数を所定回数と比較する未返信回数比較手段とを含み、
    前記未返信回数比較手段による比較の結果、未返信回数が所定回数を超えた車両識別情報について、前記送信機の情報提示手段は当該車両との通信に失敗している旨を提示する、ことを特徴とする車両用無線通信システム。
  8. 請求項5に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記全車両受領確認手段による判断の結果、全ての車両識別情報に対応付けて前記受領確認通知が記録された場合、前記送信機の情報提示手段は当該他の全ての車両との通信に成功している旨を提示する、ことを特徴とする車両用無線通信システム。
  9. 請求項5に記載の車両用無線通信システムであって、
    前記送信機の通信手段は、前記所定情報に割り当てられた情報識別情報を前記所定情報とともに送信し、
    前記受信機はさらに、
    前記受信機の通信手段により今回受信された情報識別情報を以前に受信された情報識別情報と比較する新規情報判断手段を含み、
    前記新規情報判断手段による比較の結果、情報識別情報が一致しない場合、前記受信機の情報提示手段は前記所定情報を提示する、ことを特徴とする車両用無線通信システム。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の車両用無線通信システムに使用される送信機。
  11. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の車両用無線通信システムに使用される受信機。
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