JP2019160354A - 車両間情報共有システム - Google Patents

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Abstract

【課題】予防安全性に優れ、安価なコストで実現可能な車両間情報共有システムを提供する。【解決手段】複数の自動二輪車A〜Gの集団Hの周辺に存在する集団メンバではない自動二輪車Zも複数の自動二輪車A〜Gの集団メンバの一部とした仮想集団として、集団メンバではない自動二輪車Zが複数の自動二輪車A〜Gの集団Hを意識して集団走行を伴う場合、複数の自動二輪車A〜Gの集団H内では、相互間で車両情報を送受信可能にすると共に集団情報を形成し、複数の自動二輪車A〜Gの集団Hと四輪車両X,Yとの車車間通信を、集団情報を使って複数の自動二輪車A〜Gの集団H、対四輪車両X,Yとして行う。【選択図】図1

Description

本発明は車両、特に集団行動する自動二輪車がその集団情報を共有し、更に当該集団の周囲の四輪車両との間で情報を共有する車両間における情報共有システムに関するものである。
自動二輪車の集団が同じ目的地に向かって走行する場合として、例えばメンバ同士が集まってツーリングを行う場合がある。その際、メンバ相互間での情報共有により利便性、安全性の確保を図るようしたシステムとして、特許文献1や特許文献2に開示されるシステム等が知られている。
例えば特許文献1に開示される情報共有システムでは、情報共有サーバは、搭乗者が所属するグループ毎に識別情報を記憶するグループ情報記憶部と、共有情報を受信する第2の受信部と、受信した共有情報に含まれる識別情報が属するグループの他の携帯情報端末の識別情報を読み出し、読み出した識別情報を宛先とし、共有情報を送信する第2の送信部とを有する。
特開2013−210979号公報 特開2013−7632号公報
しかしながら、四輪の有人運転車両や四輪の自動運転車両のいずれの場合でも、自車の周囲を集団で走行する自動二輪車に出会い、交通状況により進路変更等をしたい場合、自動二輪車の集団情報を正確に把握しないと的確な判断に迷うことがある。特に、四輪車両が自動運転する場合、ミリ波レーダや撮像手段により自車周囲の状況を把握しながら行う機械による運転である。このため有人運転の場合よりも周囲状況を更に正確に、しかも早期に把握することが的確な運転を行う上で重要である。
また、例えば前方に大型車両が存在すると、ミリ波レーダや撮像手段等の検知手段の利用ではその大型車両の前方の状況が死角になり易い。そのためその死角となっている場所の状況を正確に把握しないと予防安全の観点からは必ずしも十分ではない。
更に、四輪車両に搭載する車両検知手段の装置及びシステムは、コスト面あるいはそれらの配置スペースを考慮した場合、なるべく簡潔なものが望ましい。
本発明はかかる実情に鑑み、予防安全性に優れ、安価なコストで実現可能な車両間情報共有システムを提供することを目的とする。
本発明の車両間情報共有システムは、複数の自動二輪車の集団と前記複数の自動二輪車の集団の周辺に存在する四輪車両との車両間情報共有システムにおいて、前記複数の自動二輪車の集団の周辺に存在する集団メンバではない自動二輪車も前記複数の自動二輪車の前記集団メンバの一部とした仮想集団として、前記集団メンバではない自動二輪車が前記複数の自動二輪車の集団を意識して集団走行を伴う場合、前記複数の自動二輪車の集団内では、相互間で車両情報を送受信可能にすると共に集団情報を形成し、前記複数の自動二輪車の集団と前記四輪車両との車車間通信を、前記集団情報を使って前記複数の自動二輪車の集団、対前記四輪車両として行うことを特徴とする。
本発明によれば、自動二輪車が集団情報を共有すると共に、この集団情報が周囲の四輪車両に提供され四輪車両との間で共有される。自動二輪車自身及び周囲の四輪車両も自動二輪車の集団の全体状況を把握できるため、情報不足による想定外の行動を未然に防止することができる。自動二輪車の集団と四輪車両との間で情報共有することで、互いの高い安全性を確保維持することができる。
本発明の車両間情報共有システムが適用される道路状況の一例を模式的に示す図である。 本発明の車両間情報共有システムに係る自動二輪車の概略構成を模式的に示す車両側面図である。 本発明の車両間情報共有システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の車両間情報共有システムにおける情報共有の処理例を示すフローチャートである。 本発明の車両間情報共有システムにおける情報共有の他の処理例を示すフローチャートである。 本発明の車両間情報共有システムが適用される他の道路状況の例を模式的に示す図である。 本発明の車両間情報共有システムが適用される他の道路状況の例を模式的に示す図である。
以下、図面に基づき、本発明による車両間情報共有システムにおける好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る車両間情報共有システムが適用される状況の一例を示している。この例では本発明が適用される道路環境として例えば片側2車線の道路1の場合とし、走行車線2とこの走行車線2の右側に用意される追越車線3とを有する。走行車線2の左側には路側帯2aが設けられる。中央分離帯4を挟んで片側2車線道路1の反対側に対向車線5がある。なお、道路環境としてはこの例に限らず、例えば片側3車線以上の場合も適用可能である。
図1において、7台の自動二輪車A〜Gがグループ(集団H)となって、図示例のような隊列を組んでツーリング走行しているものとする。また、集団行動中の自車二輪車A〜Gの周辺で四輪車両X,Y(有人運転車両あるいは自動運転車両いずれの場合もある)が並走している。
ここで、各自動二輪車A〜Gは、図2に模式的に示すようにエンジン100がフレーム101に搭載されると共に、前輪102及び後輪103を有し、操舵用のハンドル104や、燃料タンク105及びライダーの着座用のシート106等を備える一般的に鞍乗型車両であってよい。
各自動二輪車A〜Gそれぞれには更に、図3を参照して本発明の情報共有システム10を構成する装置もしくは機器類(構成機器類)が搭載され、具体的には制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)11、位置情報取得手段12、車速検知手段13、車車間通信手段14、自車周辺に存在する車両を検知する等を行う車両検知手段15及び自車がレーダ探知されているかを探知するレーダ探知手段16等を備える。これらの構成機器類は、図2に概略示したように各自動二輪車A〜Gの所定位置に配設される。
ECU11は、エレクトロニックコントロールユニットであり、例えばシート106の下部等に配設される。ECU11は、情報共有システム10全体の動作を制御するCPU17、各種プログラムやデータが格納されたメモリ18、入力及び出力インタフェース19等を含んで構成される。なお、構成機器類から得られる情報は、CPU17で処理可能なデータに変換等の信号処理を行う信号処理部20を介してCPU17へ送られる。ECU11には更に、CPU17がメモリ18に格納されたプログラムを実行することで、構成機器類から得られる情報に基づいて算出等の処理を行う相対距離算出部21及び相対速度算出部22、更に集団H全体についての集団情報を形成する集団情報形成部23や画像処理部24等を含み、これらがCPU17と接続されると共に、それらの算出処理等を行うための演算部25等を有する。
位置情報取得手段12は、複数の人工衛星から送信される電波を受信して自車の位置情報を取得する。位置情報取得手段12として具体的にはGPS受信機等であってよく、例えば燃料タンク105の周辺等に配設されるが、人工衛星から良好に電波を受信できる位置であれば何れの位置に配設されていてもよい。GPS受信機により受信された電波情報はECU11に送信され、CPU17により演算部25にて走行中に刻々変化する自車の位置情報を常に算出する。
車速検知手段13は、自車の走行速度を検知し、例えば自車の前輪102の回転数あるいはトランスミッションギヤの出力端に設けたドライブスプロケットの回転数を検出する回転数センサ等により構成される。回転数センサ等により検知された車速情報はECU11に送信され、CPU17により演算部25にて走行中に刻々変化する自車の車速を常に算出する。
車車間通信手段14は、自車以外の車両(自動二輪車A〜G)に搭載された車車間通信手段14と通信する。車車間通信手段14はビーコン(Beacon)等により構成され、例えばシート106の周辺に配設されてよいが、良好に通信できる位置であれば何れの位置に配設されていてもよい。車車間通信手段14は、他の自動二輪車からの車両情報を受信する受信部と自車の車両情報(自車情報)を発信する発信部とを有する。車車間通信手段14の受信部で受信された車両情報はECU11に送信され、一方、ECU11で生成された自車情報は発信部を介して発信される。ここで、車両情報とは、車両の識別情報及び車両の位置情報等が含まれる。識別情報は車両固有のIDであり、位置情報は車両の現在の位置を示す座標である。また、車両情報として車速等が含まれる。
自動二輪車A〜Gは相互間で直接又は間接に車車間通信手段14により車両情報を送受信し、集団情報形成部23においてCPU17によるプログラムに従って、集団メンバ全員の車両情報である集団情報を形成する。集団情報形成部23で形成された集団情報はメモリ18に格納され、即ち自動二輪車A〜Gは集団情報を共有する。この集団情報によれば、ツーリング等の集団行動する集団Hの総台数、集団H中の先頭及びしんがりの位置、更に集団H内における自車の位置等を把握することができる。また、集団情報には、集団H中の先頭及びしんがり位置から算出される集団長さ等も含まれる。
また、各自動二輪車A〜Gは集団メンバのみならず、自車周囲の四輪車両X,Yに対して車車間通信手段14により集団情報を送信する(図1において車車間通信14Aとして示す)。
車両検知手段15は、自車周囲の四輪車両X,Yの存在を検知する撮像手段、典型的にはカメラ(赤外線カメラ等を含む)により構成され、各自動二輪車A〜Gの側方、即ち進行方向に対して右側及び左側を撮影する(図1において撮影15Aとして示す)。車両検知手段15は、ライダー自身によって撮像部(レンズ)が覆われないように例えば前輪102に近接して配設するとよい。車両検知装手段15により撮影された画像情報は、これを撮影した自動二輪車A〜GのECU11に送信される。なお、車両検知手段15のカメラは1台に限らず、右側及び右側にそれぞれ1台ずつあるいは1台以上を搭載してもよく、また、車両側方のみならず、前方あるいは後方も撮影してもよい。
相対距離算出部21では、車車間通信手段14を介して得られた各自動二輪車A〜Gの位置情報から、自動二輪車A〜G相互間の相対位置及び相対距離を算出する。位置情報取得手段12の位置情報はリアルタイムで取得もしくは検知され、相対距離算出部21で算出される相対位置として、各自動二輪車A〜G相互間の単なる車間距離ではなく、現在位置での自動二輪車A〜G相互の方位に関する情報を含んでおり、各自動二輪車A〜Gが道路1上で走行車線2にあるのか、あるいは追越車線3にあるのかを把握することができる。
相対速度算出部22では、相対距離算出部21で得られた各自動二輪車A〜Gとの相対距離の時間的変化により、自動二輪車A〜G相互間の相対速度を算出する。なお、自動二輪車A〜Gの車速検知手段13で得られた車速に基づき、周囲の自動二輪車A〜Gの自車に対する相対速度を算出することもできる。自車及び周囲の自動二輪車A〜Gの相対距離に変化がなければ相対速度0、即ち周囲の自動二輪車A〜Gは自車と同速度である。
集団情報形成部23ではCPU17によるプログラムに従って、相対距離算出部21で得られた位置情報、相対速度算出部22で得られた相対速度情報等から、集団メンバ全員の車両情報である集団情報を形成する。この集団情報は自動二輪車A〜Gのいずれか1つで形成したものを、自動二輪車A〜G相互間で直接又は間接に車車間通信手段14を介して送受信し、集団情報として共有し、あるいは各自動二輪車A〜Gの集団情報形成部23がそれぞれ独自に形成することもできる。
画像処理部24において、集団情報形成部23で得られた集団情報に基づき、画像情報として再現するために画像処理する。画像処理部24に付随して表示手段26を持ち、この表示手段26がライダーに対して集団情報についての画像情報を提供する。なお、表示手段26としては、集団情報を可視化するディスプレイ装置等でよく、例えば自動二輪車A〜Gのスピードメータ等を含むメータユニット等の計器類に付帯して設けたモニタ上に表示することができる。画像処理部24で形成する画像情報についても、自動二輪車A〜Gのいずれか1つで形成したものを、自動二輪車A〜G相互間で直接又は間接に車車間通信手段14を介して送受信し、集団情報として共有し、あるいは各自動二輪車A〜Gがそれぞれ独自に形成することもできる。
自動二輪車A〜Gは更に、四輪車両から照射されるレーダ波又はレーザを感知するレーダ探知機能を有するレーダ探知手段16において、四輪車両X,Yから照射されたレーダ波又はレーザを探知すると、その探知した信号がECU11に送信される。ECU11において、CPU17によりその探知信号を処理し、レーダ波又はレーザの発信源を特定、即ち逆探知することができる。
なお、CPU17により更にそのレーダ探知手段16の探知信号を処理し、表示手段26にて画像表示する。そして、レーダ照射された自動二輪車A〜Gのライダーに対してレーダ照射されたことを告知するようにすることもできる。
一方、各四輪車両X,Yは、本発明の情報共有システム10を構成する装置もしくは機器類(構成機器類)が搭載され、具体的には図3を参照して制御装置としてのECU27、位置情報取得手段28、車速検知手段29、車車間通信手段30、自車周辺に存在する自動二輪車A〜Gを検知する等を行う車両検知手段31等を備える。
なお、これらの構成機器類は、四輪車両X,Yが有人運転車両であるか、自動運転車両であるかに応じて選択的に装備される。有人運転車両の四輪車両X,Yの場合、少なくとも車車間通信手段30及び後述する表示手段を有する。また、自動運転車両の四輪車両X,Yの場合、好適にはすべての構成機器類を含む。
ECU27は、エレクトロニックコントロールユニットであり、CPU32、各種プログラムやデータが格納されたメモリ33、入力及び出力インタフェース34等を含んで構成される。なお、構成機器類から得られる情報は、CPU32で処理可能なデータに変換等の信号処理を行う信号処理部35を介してCPU32へ送られる。
ECU27には更に、CPU32がメモリ33に格納されたプログラムを実行することで、構成機器類から得られる情報に基づいて算出等の処理を行う相対距離算出部36及び相対速度算出部37、更に画像処理部38等を含み、これらがCPU32と接続されると共に、それらの算出処理等を行うための演算部39等を有する。
位置情報取得手段28は、複数の人工衛星から送信される電波を受信して自車の位置情報を取得する。位置情報取得手段28として具体的にはGPS受信機等であってよく、人工衛星から良好に電波を受信できる位置であれば、四輪車両X,Yの何れの位置に配設されていてもよい。GPS受信機により受信された電波情報はECU27に送信され、CPU32により演算部39にて走行中に刻々変化する自車の位置情報を常に算出する。
車速検知手段29は、自車の走行速度を検知し、四輪車両X,Yの車輪の回転数を検出する回転数センサ等により構成される。回転数センサ等により検知された車速情報はECU27に送信され、CPU32により演算部39にて走行中に刻々変化する自車の車速を常に算出する。
車車間通信手段30は、自動二輪車A〜Gに搭載された車車間通信手段14と通信可能である。車車間通信手段30はビーコン(Beacon)等により構成され、良好に通信できる位置であれば、四輪車両X,Yの何れの位置に配設されていてもよい。車車間通信手段30は少なくとも、自動二輪車A〜Gからの車両情報及び集団情報等を受信する受信部を有する。車車間通信手段30で受信された情報はECU27に送信され、メモリ33に格納される。
車両検知手段31は、自車周囲の自動二輪車A〜G等の存在を検知するレーダ装置、典型的にはミリ波レーダあるいはレーザレーダにより構成される。車両検知手段31は各四輪車両X,Yの主に前方あるいは斜め前方の車両を検知するが、図1を参照して、車両検知手段31から照射されたレーダ波22Aあるいはレーザ22Bは、自動二輪車A〜Gのレーダ探知手段16により探知される。ここで、図1のようにミリ波レーダの検知範囲を第1レーダ波検知範囲S1とし、レーザレーダの検知範囲を第2レーダ波検知範囲S2とする。
相対距離算出部36では、車車間通信手段30を介して得られた各自動二輪車A〜Gの位置情報(集団Hの集団情報)から、自動二輪車A〜Gとの相対位置及び相対距離を算出する。位置情報取得手段28の位置情報はリアルタイムで取得もしくは検知され、相対距離算出部36で算出される相対位置として、自動二輪車A〜Gとの単なる車間距離ではなく、現在位置での自動二輪車A〜Gの方位に関する情報を含んでおり、各自動二輪車A〜Gが道路1上で走行車線2にあるのか、あるいは追越車線3にあるのかを把握することができる。
なお、この相対距離算出部36は典型的には自動運転車両の場合に具備されるが、必要に応じて有人運転車両において具備してもよい。
相対速度算出部37では、相対距離算出部36で得られた各自動二輪車A〜Gとの相対距離の時間的変化により、自動二輪車A〜Gとの相対速度を算出する。なお、自動二輪車A〜Gの車速検知手段13で得られた車速に基づき、周囲の自動二輪車A〜Gの四輪車両X,Yに対する相対速度を算出することもできる。
なお、この相対速度算出部37は典型的には自動運転車両の場合に具備されるが、必要に応じて有人運転車両において具備してもよい。
画像処理部38において、車車間通信手段30を介して得られた集団Hの集団情報に基づき、画像情報として再現するために画像処理する。画像処理部38に付随して表示手段40を持ち、この表示手段40が四輪車両X,Yの運転者に対して集団情報についての画像情報を提供する。表示手段40としては、自動二輪車A〜Gの集団情報を可視化するディスプレイ装置等でよく、例えば四輪車両X,Yのメータパネル等に付帯して設けたモニタ上に表示することができる。
なお、これらの画像処理部38及び表示手段40は典型的には有人車両の場合に具備される。
次に、本発明による車両間情報共有システム10の作動例について、図1の例で説明する。ここで、本実施形態の車両間情報共有システム10は、次のような処理を特徴とする。
先ず、集団行動する自動二輪車A〜Gが各々これらの自動二輪車A〜Gが属する集団情報を共有し、車車間通信にて周囲の四輪車両X,Yと情報を共有する。この共有する情報が集団情報である。
この場合、自動二輪車A〜Gからの情報は、これらの自動二輪車A〜Gが備える車両検知手段15としての撮像手段により四輪車両X,Yを検知した場合に発信する。
また、自動二輪車A〜Gからの情報は、四輪車両X,Yの車両検知手段31から照射されるレーダ波又はレーザを探知した場合に発信する。
以下、本実施形態の車両間情報共有システム10の具体的な処理例を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4に示すフローチャートは、ECU11のCPU17がメモリ18に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、ECU11は、常に位置情報取得手段12のGPS受信機や車速検知手段13等から情報を取得している。
先ずステップS11において、自車が集団メンバの一員であるかを判断する。本例のようにツーリング等で自動二輪車A〜Gが集団Hを編成する場合、ツーリング出発前又は出発時に集団メンバ各自のID情報をECU11内のメモリ18に登録しておき、このID情報から互いに直ちに確認することができる。
次にステップS12において、ステップS11で自動二輪車A〜Gが集団メンバであることを確認したら、現状の集団Hの全体情報、即ち集団情報を集団Hで共有しているかを判断する。この集団情報の共有の判断に当たり車車間通信手段14を介して、互いに自車情報を送受信し、相互の自車情報を取得し合う。この場合、例えば隣接する自動二輪車A〜G同士で車車間通信手段14を介して自車情報を送受信する処理をリレー式に順次実行し、自車の持つ情報及び相手側の持つ情報を授受し合うことで、集団Hの全体情報を取得することができる。例えば図1の図示例のような集団H中の先頭の自動二輪車Aとしんがりの自動二輪車Gのように、車車間通信手段14による直接的な送受信がし難い場合でも、集団メンバ全員で集団Hの全体情報を間接的に授受して共有することができる。
次にステップS13において、ステップS12で自動二輪車A〜Gが集団情報を共有したら、周囲に四輪車両X,Yがあるかを確認する。この場合、自動二輪車A〜Gが備える車両検知手段15としての撮像手段を用いて、四輪車両X,Yの存在を確認する。例えば図1の図示例のように自動二輪車D,E,Fのうち自動二輪車Fが、周囲にある四輪車両Xを撮影し(撮影15A)、ECU11のCPU17によりその撮影画像を画象処理することで、四輪車両Xの存在を検知することができる。また、近距離での検知に有効である超音波を使用した車両検知手段15としてもよい。
なお、図1の図示例のように四輪車両Xの周囲にある自動二輪車D,Eが、撮像手段により四輪車両Xを撮影して、四輪車両Xの存在を検知する場合もある。あるいはまた、四輪車両Yがある場合にはその周囲にある自動二輪車Gが、撮像手段により四輪車両Yを撮影して、四輪車両Yの存在を検知することができる。
次にステップS14において、ステップS13で四輪車両X,Yの存在を確認したら、その四輪車両X,Yに対して車車間通信手段14により自動二輪車A〜Gの集団情報を発信する。この場合、例えば図1の図示例のように四輪車両Xの周囲でその存在を確認した自動二輪車F自身が、ステップS12で既に共有している自動二輪車A〜Gの集団情報を車車間通信手段14により四輪車両Xに発信する。四輪車両Xは車車間通信手段30により、自動二輪車Fから発信された自動二輪車A〜Gの集団情報を取得し、自車の周囲に自動二輪車A〜Gの集団Hがあることを把握することができる。このように自動二輪車A〜Gの集団情報は、周囲に存在する四輪車両Xを含めて全体で共有される。
四輪車両Xが有人運転車両であれば、自動二輪車A〜Gの集団Hの集団情報が、表示手段40のモニタ等に表示される。四輪車両Xの運転者は表示手段40を見て、自動二輪車A〜Gの集団Hの全体状況を確認することができる。
次にステップS15において、四輪車両Xを検知した自動二輪車Fは他の集団メンバに対して、四輪車両Xが近接していることを通知する。この場合、自動二輪車Fは四輪車両Xの車両情報を、車車間通信手段14を介して例えば自動二輪車Eあるいは自動二輪車Gに送信する。そして、四輪車両Xの車両情報は、ステップS12で行った場合と同様に自動二輪車A〜Gの集団H全員で共有される。
このように自動二輪車A〜Gが、近接してくる四輪車両Xに関する情報を持つことで、四輪車両Xに対する対応方法等を予め準備でき、安全性確保に極めて有効である。
上記の場合、自動二輪車A〜Gの集団情報は、別の処理により四輪車両Xに提供することができる。即ち、四輪車両Xの車両情報を自動二輪車Fから取得した、例えば自動二輪車Dあるいは自動二輪車Eが、自動二輪車A〜Gの集団情報を車車間通信手段14により四輪車両Xに発信することも可能である。
ここで、本実施形態の車両間情報共有システム10の別の具体的な処理例として、図5に示すフローチャートを参照して説明する。図5に示すフローチャートは、ECU11のCPU17がメモリ18に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、ECU11は、常に位置情報取得手段12のGPS受信機や車速検知手段13等から情報を取得している。
先ずステップS21において、自車が集団メンバの一員であるかを判断する。本例のようにツーリング等で自動二輪車A〜Gが集団Hを編成する場合、ツーリング出発前又は出発時に集団メンバ各自のID情報をECU11内のメモリ18に互いに登録しておき、このID情報から直ちに確認することができる。
次にステップS22において、ステップS21で自動二輪車A〜Gが集団メンバであることを確認したら、現状の集団Hの全体情報、即ち集団情報を集団Hで共有しているかを判断する。この集団情報の共有の判断に当たり車車間通信手段14により自車情報を送受信し、互いの自車情報を取得し合う。この場合、例えば隣接する自動二輪車A〜G同士で車車間通信手段14を介して自車情報を送受信する処理をリレー式に順次実行し、自車の持つ情報及び相手側の持つ情報を授受し合うことで、集団Hの全体情報を取得することができる。例えば図1の図示例のような集団H中の先頭の自動二輪車Aとしんがりの自動二輪車Gのように、車車間通信手段14による直接的な送受信がし難い場合でも、集団メンバ全員で集団Hの全体情報を共有することができる。
次にステップS23において、ステップS22で自動二輪車A〜Gが集団情報を共有したら、四輪車両X,Yの車両検知手段31からレーダ波又はレーザが照射されたかを確認する。例えば図1の図示例のように四輪車両Y(典型的には自動運転車両とする)がその前方を走行する自動二輪車Fに対して、車両検知手段31からレーザ22Bを照射したものとし、その反射波により四輪車両Yは自動二輪車Fの存在を感知する。一方、自動二輪車Fはレーダ探知手段16により、四輪車両Yからレーザ22Bが照射されたことを探知する。この場合、第2レーダ波検知範囲S2内にある自動二輪車E,F,Gのうち自動二輪車Fのレーダ探知手段16で受信した探知信号が、自動二輪車FのECU11のCPU17により信号処理され、四輪車両Yの存在を検知することができる。
なお、図1の図示例の場合に限らず、自動二輪車A〜Gのいずれかがレーダ波又はレーザが照射された場合を含み、例えば第2レーダ波検知範囲S2内に入った自動二輪車E,Gが、四輪車両Yからレーザ22Bが照射されていることを探知する場合もある。
あるいは、ミリ波レーダの第1レーダ波検知範囲S1内にある自動二輪車A〜D(この場合、走行車線2における四輪車両Yの前方には四輪車両Xがないものとする)が、四輪車両Yからレーダ波22Aを照射されていることを探知する場合もある。
次にステップS24において、ステップS23で四輪車両Yの車両検知手段31からレーダ波又はレーザが照射されたことを確認したら、その四輪車両Yに対して車車間通信手段14により自動二輪車A〜Gの集団情報を発信する。この場合、例えば図1の図示例のように四輪車両Yの前方を走行する自動二輪車F自身が、ステップS22で既に共有している自動二輪車A〜Gの集団情報を車車間通信手段14により四輪車両Yに発信する。四輪車両Yは車車間通信手段30により、自動二輪車Fから発信された自動二輪車A〜Gの集団情報を取得し、自車の前方あるいは周囲に自動二輪車A〜Gの集団Hがあることを把握することができる。このように自動二輪車A〜Gの集団情報は、周囲に存在する四輪車両Yを含めて全体で共有される。
四輪車両Yが自動運転車両であれば、自動二輪車A〜Gの集団Hの集団情報に基づき、相対距離算出部36にて各自動二輪車A〜Gとの相対位置及び相対距離を算出し、更には相対速度算出部37にて、相対距離算出部36で得られた各自動二輪車A〜Gとの相対距離の時間的変化により、自動二輪車A〜Gとの相対速度を算出する。四輪車両Yはこれらの相対距離及び相対速度に関する情報により、自動二輪車A〜Gとの適正な車間距離等を保ちつつ、その後の自動運転を継続することができる。
次にステップS25において、四輪車両Yからレーダ波又はレーザを照射された自動二輪車Fは他の集団メンバに対して、四輪車両Yが近接していることを通知する。この場合、自動二輪車Fは四輪車両Yの車両情報を、車車間通信手段14を介して例えば自動二輪車Eあるいは自動二輪車Gに送信する。そして、四輪車両Yの車両情報は、ステップS22で行った場合と同様に自動二輪車A〜Gの集団H全員で共有される。
上記の場合、図1を参照して自動二輪車Fは、四輪車両Yの第2レーダ波検知範囲S2の範囲内にある。ここで、自動二輪車A〜Gに対するレーダ検知において、一般にミリ波レーダの場合、樹脂部分は透過し、タイヤ等のゴム部分では減衰し、これらの部分はレーダで捕捉し難い特性がある。車両前後方向よりも側面方向の方が、レーダ波の反射面積(特に金属部分の面積)が多くなるため、検知にて見落とされる可能性が減る。自動二輪車Fの近くであれば、車両側面からレーダ波を当て易く、また、反射面積が車両前後方向と比べて確保できるので、車両前後方向に比べて検知にて見落とされ難い。自動二輪車Fは四輪車両Yの斜め前方にあるため、車両前後方向からレーザ22Bを照射される場合よりも、より高い確度で検知される。
次に、本発明の車両間情報共有システム10による主要な作用効果等について説明する。
図1の例のように集団行動する自動二輪車A〜G各々が集団情報を共有すると共に、この集団情報が周囲の四輪車両X,Yに提供されて共有される。
各自動二輪車A〜Gは自身の属する集団Hの全体状況や集団H内での位置等を把握することで、集団H内で適正且つ円滑な集団行動を実施できることに加えて、周囲の四輪車両X,Yも自動二輪車A〜Gの集団Hの全体状況を把握できるため、情報不足による想定外の行動を未然に防止することができる。自動二輪車A〜Gの集団Hと四輪車両X,Yとの間で情報共有することで互いの高い安全性を確保維持することができる。例えば、図1の例では四輪車両Xと並走する自動二輪車Eの後続車両である自動二輪車Fあるいは自車二輪車Gの存在を把握することで、四輪車両Xにおけるそれらの車両の見落しや確認不足等による突然の車線変更、あるいは無理な追い越し等の発生を防ぐことができる。自動二輪車A〜G及び四輪車両X,Y双方の安全性確保に極めて有効である。
また、四輪車両X,Yが特に自動運転車両の場合、先方に存在する自動二輪車A〜Gが死角に入っていても自車の周囲状況を正確に把握して予防安全に寄与する。例えば、図1の例のように道路1において走行車線2及び追越車線3に跨って、自動二輪車A〜Gの集団Hが隊列を組んで走行しているものとする。また、自動運転車両の四輪車両Yの前方を走行する四輪車両Xの先方には、四輪車両Xの存在による四輪車両Yに対する死角領域6が生じ、即ちこの死角領域6内にある自動二輪車A,B,Cはミリ波レーダで検知不能となる。また、第1レーダ波検知範囲S1外の死角領域7には自動二輪車E,F,Gが走行している。
このような状況下において、四輪車両Yは例えば、第2レーダ波検知範囲S2内にある自動二輪車Fに対してレーザ22Bを照射し、その自動二輪車Fが四輪車両Yに対して自動二輪車A〜Gの集団情報を車車間通信手段14により四輪車両Yに発信する(図5、ステップS24)。これにより四輪車両Yは、死角領域6内にある自動二輪車A,B,Cの存在を把握することができ、このように自動二輪車A〜Gの集団情報を、周囲に存在する四輪車両Yを含めて全体で共有することで、死角がある運転状況の場合でも高い安全性を確保することができる。
また、四輪車両が特に自動運転車両の場合、動きの早い自動二輪車の情報を正確に把握するためにはミリ波レーダや撮像手段等の検知手段の数を多くして高性能化を図る必要がある。例えば、レーダ波が届き難い車両の陰に存在する自動二輪車に対する検知漏れを防ぐためにレーダ装置を高性能化する。本発明によれば、自動二輪車A〜Gとの間で四輪車両X,Yの車車間通信手段30で取得する集団情報により、周囲状況を正確且つ迅速に把握することができ、検知手段等の数を増やすことなく周囲状況の把握が可能になるので、実質的に検知システムを安価にできる。
上記に加えて、集団メンバ以外の自動二輪車がある場合にも本発明の車両間情報共有システム10は効果がある。例えば図1に示される例において、追越車線3には自動二輪車A〜Gの集団Hの隊列先頭付近で、集団メンバ以外の自動二輪車Zが並走しているものとする。自動二輪車Zは集団メンバではないが、四輪車両X,Y側の走行にとっては自動二輪車Zが集団メンバの走行の一部と意識され、自動二輪車Zにとっては単独行動の場合よりも認知され易い。集団メンバを意識していれば、結果的に自動二輪車Zも意識することになるので、自動二輪車Zを集団メンバに加えた仮想集団とも言える。
更にまた、ミリ波レーダあるいはレーザで車両を検知するシステムを装備していない車両に対しても、車車間通信で情報発信する。そのようなレーダ装置を持たない車両も集団情報を取得することができ、集団情報の有効利用を図る。
ここで、本発明に係る車両間情報共有システム10が適用される別の状況の例を説明する。図6は、走行車線2及び追越車線3を有する片側2車線の道路1がカーブしている場合の例を示している。なお、中央分離帯4を挟んで片側2車線道路1の反対側に対向車線5がある。道路1には例えば複数の自動二輪車A〜Dと四輪車両X,Yが走行し、道路1がカーブしているために自動二輪車A,C,D等は四輪車両Yのレーダ装置の死角領域に入ってしまう道路状況では、レーダ波/レーザにより捕捉できる情報は、直線道路の場合よりも一般には少なくなる。
この例のように自動二輪車Bが四輪車両Yの車両検知手段のレーダ波22Aによる検知範囲内にあるが、自動二輪車B以外の自動二輪車A,C,D、特に先頭の自動二輪車A等がレーダ波22Aにより捕捉し難い状況となっている。この場合、自動二輪車Bが四輪車両Yの車両検知手段からレーダ波を照射されたことを確認後、例えば自動二輪車Dが四輪車両Yに対して自動二輪車A〜Dで共有している集団情報を発信する。そして、自動二輪車A〜Dの集団情報は、周囲に存在する四輪車両Yを含めて全体で共有される。
この例を始めとしてカーブした道路状況下においても、自動二輪車の集団と四輪車両との間で、本発明の情報共有システムに従い情報共有することで互いの高い安全性を確保維持することができる。自動二輪車の集団の全体状況を把握できるため、自動二輪車及び四輪車両双方の安全性確保に極めて有効である。
また、図7は、上り下りの坂道が多い道路1には図示例のように複数の自動二輪車A〜Eと四輪車両X,Yが走行し、道路1が上り下りの坂道となっているために、自動二輪車A〜Eのいずれかが四輪車両X,Yそれぞれのレーダ装置の死角領域に入ってしまう。
この例のように自動二輪車Dが四輪車両Yの車両検知手段のレーダ波22Aによる検知範囲内にあるが、自動二輪車D以外の自動二輪車A,B,C,E、特に先頭の自動二輪車A等がレーダ波22Aにより捕捉し難い状況となっている。この場合、自動二輪車Dが車両検知手段の撮像手段で例えば前方の四輪車両Xの撮影し(撮影15A)、あるいは自動二輪車Dが四輪車両Yの車両検知手段からレーダ波22Aを照射されたことを確認後、自動二輪車Dが四輪車両Yに対して、車車間通信14Aにて自動二輪車A〜Eで共有している集団情報を発信する。そして、自動二輪車A〜Eの集団情報は、周囲に存在する四輪車両Yを含めて全体で共有される。
この例を始めとして上り下りの坂道が多い道路状況下においても、カーブ道路の場合と同様に自動二輪車の集団と四輪車両との間で、本発明の情報共有システムに従い情報共有することで互いの高い安全性を確保維持することができる。
上述したカーブや上り下りの坂道が多い道路状況の他に、例えば交差点において自動二輪車の集団の先頭車両が、その交差点に入ろうとする四輪車両に情報提供することで後続車両を含めた自動二輪車の集団の全体状況を知らせることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、自動二輪車の集団あるいは四輪車両の台数、互いの位置関係等は図1等の図示例に限定されず、種々のバリエーションもしくは態様に対して本発明は適用可能である。
1 道路、2 走行車線、3 追越車線、4 中央分離帯、5 対向車線、6,7 死角領域、10 情報共有システム、11 ECU、12 位置情報取得手段、13 車速検知手段、14 車車間通信手段、15 車両検知手段、16 レーダ探知手段、17 CPU、18 メモリ、19 入力及び出力インタフェース、20 信号処理部、21 相対距離算出部、22 相対速度算出部、23 集団情報形成部、24 画像処理部、25 演算部、26 表示手段、27 ECU、28 位置情報取得手段、29 車速検知手段、30 車車間通信手段、31 車両検知手段、32 CPU、33 メモリ、34 入力及び出力インタフェース、35 信号処理部、36 相対距離算出部、37 相対速度算出部、38 画像処理部、39 演算部、40 表示手段、100 エンジン、101 フレーム、102 前輪、103 後輪、104 ハンドル、105 燃料タンク、106 シート、A〜G 自動二輪車、H 集団、X,Y 四輪車両。

Claims (6)

  1. 複数の自動二輪車の集団と前記複数の自動二輪車の集団の周辺に存在する四輪車両との車両間情報共有システムにおいて、
    前記複数の自動二輪車の集団の周辺に存在する集団メンバではない自動二輪車も前記複数の自動二輪車の前記集団メンバの一部とした仮想集団として、前記集団メンバではない自動二輪車が前記複数の自動二輪車の集団を意識して集団走行を伴う場合、
    前記複数の自動二輪車の集団内では、相互間で車両情報を送受信可能にすると共に集団情報を形成し、
    前記複数の自動二輪車の集団と前記四輪車両との車車間通信を、前記集団情報を使って前記複数の自動二輪車の集団、対前記四輪車両として行うことを特徴とする車両間情報共有システム。
  2. 前記集団情報は、前記複数の自動二輪車の集団の先頭の位置の車両からしんがりの位置の車両までの車両間で、直接又は間接に送受信して共有されることを特徴とする請求項1に記載の車両間情報共有システム。
  3. 前記車両情報を、前記複数の自動二輪車の集団の車両間でリレー式に送受信して前記集団情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両間情報共有システム。
  4. 前記車両情報は、車両固有のID、又は車両の位置、又は車速を含む情報とすること特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両間情報共有システム。
  5. 前記複数の自動二輪車の集団は、複数の車線にまたがる集団であること特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両間情報共有システム。
  6. 前記複数の自動二輪車の集団の個々の車両は、前記四輪車両を検知した場合、及び前記四輪車両から照射される検知手段を探知した場合の少なくともいずれか一方の場合に、前記四輪車両と車車間通信を行なうこと特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両間情報共有システム。
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