JP2002165258A - グループメンバーの所在位置認識装置及び所在位置認識プログラム並びにそれを記録した記録媒体 - Google Patents

グループメンバーの所在位置認識装置及び所在位置認識プログラム並びにそれを記録した記録媒体

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JP2002165258A
JP2002165258A JP2000359327A JP2000359327A JP2002165258A JP 2002165258 A JP2002165258 A JP 2002165258A JP 2000359327 A JP2000359327 A JP 2000359327A JP 2000359327 A JP2000359327 A JP 2000359327A JP 2002165258 A JP2002165258 A JP 2002165258A
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JP2000359327A
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Masato Tadokoro
眞人 田所
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループメンバーの所在位置を容易に認識で
きるグループメンバーの所在位置認識装置を提供する。 【解決手段】 グループメンバーのそれぞれが所在位置
認識装置100を携行し、GPS受信機112によって
取得した自己の所在位置情報をメモリ132に記憶する
と共に送信機122を介してワイヤレスで他の全てのグ
ループメンバーに伝送し、他のグループメンバーから伝
送された所在位置情報を受信機123を介して受信して
メモリ132に記憶し、予めメモリ132に記憶されて
いる地図情報に基づいて表示部140の表示器に地図を
表示し、この地図に重ねて各メンバーの所在位置を表示
する。さらに、操作部150を介してメモリ132に蓄
積されているメンバーの位置情報から現時点におけるメ
ンバーの予測位置を算出して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループメンバー
のそれぞれが携行することによって各メンバーが他のメ
ンバーの所在位置を認識することができるグループメン
バーの所在位置認識装置と所在位置認識プログラム並び
にそれを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2人以上のメンバーからなるグル
ープで行動する際に、メンバー間の距離が離れると他の
メンバーの所在位置を認識することが困難になることが
ある。例えば、グループ登山においては、何れかのメン
バーが道に迷って遭難した場合にはこのメンバーを捜し
出すのが難しいことが多く、他のメンバーが捜索活動を
行うと2次遭難の恐れもある。さらに、冬山登山におい
ては雪崩の危険が多々あり、万が一に雪崩に巻き込まれ
たときのために、雪崩ビーコンを所持して登山すること
がある。この雪崩ビーコンを所持することにより、雪崩
に巻き込まれたときに救難信号を発することができるの
で、自己の所在を電波によって知らせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
雪崩ビーコンは電波を発信することによって雪崩で埋没
したときの救助標的とするものである。例えば、Ortovo
x社のF−1型雪崩ビーコンは周波数457kHzの電
波を発信する。このため、捜索者は受信電波の強度を頼
りにして遭難者を捜さなければならず、捜索に多大の時
間を要することが多々ある。また、雪崩ビーコンは、雪
崩に遭遇したときのみ用いられており、これ以外のとき
に役立つことは殆ど無い。
【0004】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、グル
ープメンバーの所在位置を容易に認識できるグループメ
ンバーの所在位置認識装置及び所在位置認識プログラム
並びにそれを記録した記録媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、2人以上のグループメンバ
ーのそれぞれが携行し、各メンバーが他のメンバーの所
在位置を認識するグループメンバーの所在位置認識装置
であって、GPS受信機と、該GPS受信機から得られ
た自己の所在位置情報を記憶する自己位置情報記憶手段
と、前記自己の所在位置情報をワイヤレスで他の全ての
グループメンバーに伝送する情報伝送手段と、他のグル
ープメンバーから伝送された所在位置情報を受信する情
報受信手段と、該受信した所在位置情報を各メンバーに
対応させて記憶するメンバー位置情報記憶手段と、該メ
ンバー位置情報記憶手段に記憶されている各メンバーの
所在位置を表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
るグループメンバーの所在位置認識装置を提案する。
【0006】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記GPS受信機から得られた自己の所在位置
情報が自己位置情報記憶手段に記憶され、前記自己の所
在位置情報が情報伝送手段によってワイヤレスで他の全
てのグループメンバーに伝送される。さらに、他のグル
ープメンバーから伝送された所在位置情報は情報受信手
段によって受信され、該受信された所在位置情報はメン
バー位置情報記憶手段に各メンバーに対応させて記憶さ
れ、該メンバー位置情報記憶手段に記憶されている各メ
ンバーの所在位置が表示手段によって表示される。これ
により、各メンバーは他のメンバーの所在位置を容易に
認識することができる。従って、該装置を用いることに
より、登山活動や、二輪車、ヨット、ボートを用いたレ
ジャー、及びトレッキングにおけるグループメンバーの
所在位置情報の認識、及びレスキュー隊による救難活動
などに役立てることができる。
【0007】また、請求項2では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、前記情報
伝送手段は、前記自己の所在位置情報と共に自己の識別
情報を伝送する手段を有するグループメンバーの所在位
置認識装置を提案する。
【0008】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記情報伝送手段によって前記自己の所在位置
情報と共に自己の識別情報が伝送されるため、メンバー
を容易に特定することができる。
【0009】また、請求項3では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、前記表示
手段は、特定のメンバーを指定してその所在位置を表示
する手段を有するグループメンバーの所在位置認識装置
を提案する。
【0010】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、特定のメンバーを指定することにより該メンバ
ーの所在位置のみが表示される。
【0011】また、請求項4では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、前記情報
伝送手段は伝送対象の情報を暗号化して伝送する手段を
有し、前記情報受信手段は受信した情報が暗号化されて
いるときに該暗号化情報を解読する手段を有するグルー
プメンバーの所在位置認識装置を提案する。
【0012】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、伝送対象の情報が暗号化されて伝送されると共
に、受信した情報が暗号化されているときには該暗号化
情報が自動的に解読される。
【0013】また、請求項5では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、計時手段
と、該計時手段の計時に基づいて所定の時間間隔で他の
メンバーとの間で所在位置情報の伝送及び受信を行う情
報交換手段とを備え、前記メンバー位置情報記憶手段
は、各メンバーから受信した所在位置情報と受信時刻と
を対応付けて記憶する手段を含むグループメンバーの所
在位置認識装置を提案する。
【0014】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記計時手段の計時に基づいて前記情報交換手
段によって所定の時間間隔で他のメンバーとの間で所在
位置情報の伝送及び受信が行われ、さらに前記メンバー
位置情報記憶手段によって各メンバーから受信された所
在位置情報と受信時刻が対応付けられて記憶される。こ
れにより、各メンバーの移動過程を認識することができ
る。
【0015】また、請求項6では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、所定地域
の地図情報を記憶する地図情報記憶手段を備え、前記表
示手段は、前記地図情報記憶手段に記憶されている地図
を表示すると共に該地図に重ねて各メンバーの所在位置
を表示する手段を有するグループメンバーの所在位置認
識装置を提案する。
【0016】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記表示手段によって、前記地図情報記憶手段
に記憶されている地図に重ねて各メンバーの所在位置が
表示されるので、各メンバーの所在位置を視覚的に容易
に認識することができると共に自己の所在位置との位置
関係をも視覚的に容易に認識することができる。
【0017】また、請求項7では、請求項6に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、前記表示
手段は、前記地図に重ねて各メンバーの所在位置の軌跡
を表示する手段を有するグループメンバーの所在位置認
識装置を提案する。
【0018】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記表示手段によって前記地図に重ねて各メン
バーの所在位置の軌跡が表示されるので、各メンバーの
移動過程を視覚的に容易に認識することができる。
【0019】また、請求項8では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、付加情報
入力手段と、該入力された付加情報を他のグループメン
バーに伝送する手段と、他のグループメンバーから伝送
された付加情報を受信して表示する手段とを備えたグル
ープメンバーの所在位置認識装置を提案する。
【0020】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、付加情報入力手段によってメッセージや所定場
所の位置情報などの任意の付加情報を入力することがで
きると共に、該入力された付加情報が他のグループメン
バーに伝送される。さらに、他のグループメンバーから
伝送された付加情報が受信されて表示される。これによ
り、各メンバー間で各メンバーの所在位置情報以外の付
加情報の交換を行うことができると共に該付加情報を共
有することができる。
【0021】また、請求項9では、請求項1に記載のグ
ループメンバーの所在位置認識装置において、他のメン
バーに対する所在位置情報伝送命令を伝送する手段と、
他のメンバーから前記所在位置情報伝送命令を受信した
ときに自己の所在位置情報を自動的に伝送する手段とを
設けたグループメンバーの所在位置認識装置を提案す
る。
【0022】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、他のメンバーに対して所在位置情報伝送命令を
伝送することにより、該他のメンバーからその所在位置
情報が自動的に返信される。また、他のメンバーから所
在位置情報伝送命令を受信したときは、自己の所在位置
情報が自動的に伝送される。これにより、該装置を操作
することができない状態にあっても、該装置が駆動して
いるならば自己の所在位置情報を他のメンバーに伝送す
ることができる。
【0023】また、請求項10では、請求項1に記載の
グループメンバーの所在位置認識装置において、前記情
報伝送手段と情報受信手段は携帯型無線電話機を含むグ
ループメンバーの所在位置認識装置を提案する。
【0024】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、前記情報伝送手段と情報受信手段は携帯型無線
電話機を含み、前記情報伝送手段の一部及び前記情報受
信手段の一部として前記携帯型無線電話機が用いられ
る。
【0025】また、請求項11では、請求項1に記載の
グループメンバーの所在位置認識装置において、GPS
受信機と携帯型無線電話機とを携行型パーソナルコンピ
ュータの入出力ポートに連結してなり、前記携行型パー
ソナルコンピュータは、前記GPS受信機から自己の所
在位置情報を取得し、該自己の所在位置情報を記憶する
と共に該自己の所在位置情報を前記携帯型無線電話機を
介して他のグループメンバーに伝送し、他のグループメ
ンバーから伝送された所在位置情報を受信すると共に該
受信した所在位置情報を各メンバーに対応させて記憶
し、各メンバーの所在位置を表示する所在位置認識プロ
グラムを記録した記録媒体と、前記所在位置認識プログ
ラムを選択的に実行させる手段とを備えているグループ
メンバーの所在位置認識装置を提案する。
【0026】該グループメンバーの所在位置認識装置に
よれば、該装置は、GPS受信機と携帯型無線電話機と
を携行型パーソナルコンピュータの入出力ポートに連結
することによって構成され、前記所在位置認識プログラ
ムによって前記携行型パーソナルコンピュータを動作さ
せることによってグループメンバーの所在位置認識機能
が発揮される。これにより、汎用機器を用い且つ前記所
在位置認識プログラムを前記携行型パーソナルコンピュ
ータに備えることによってグループメンバーの所在位置
認識装置を構成できるので、容易に一般に普及させるこ
とができる。
【0027】また、請求項12では、2人以上のグルー
プメンバーのそれぞれが携行し、GPS受信機と携帯型
無線電話機とを携行型パーソナルコンピュータの入出力
ポートに連結してなり、各メンバーが他のメンバーの所
在位置を認識するグループメンバーの所在位置認識装置
において前記携行型パーソナルコンピュータの動作を指
示する所在位置認識プログラムであって、前記GPS受
信機から自己の所在位置情報を取得し、該自己の所在位
置情報を記憶すると共に該自己の所在位置情報を前記携
帯型無線電話機を介して他のグループメンバーに伝送
し、他のグループメンバーから伝送された所在位置情報
を受信すると共に該受信した所在位置情報を各メンバー
に対応させて記憶し、各メンバーの所在位置を表示する
所在位置認識プログラムを提案する。
【0028】該所在位置認識プログラムによれば、汎用
機器を用い且つ前記所在位置認識プログラムを前記携行
型パーソナルコンピュータに備えることによってグルー
プメンバーの所在位置認識装置を構成できるので、該装
置を容易に一般に普及させることができる。さらに、該
所在位置認識プログラムをインターネットを代表とする
各種の通信網を介して配布することにより、前記所在位
置認識装置を迅速に普及させることができる。
【0029】また、請求項13では、2人以上のグルー
プメンバーのそれぞれが携行し、GPS受信機と携帯型
無線電話機とを携行型パーソナルコンピュータの入出力
ポートに連結してなり、各メンバーが他のメンバーの所
在位置を認識するグループメンバーの所在位置認識装置
において前記携行型パーソナルコンピュータの動作を指
示する所在位置認識プログラムを記録した記録媒体であ
って、前記GPS受信機から自己の所在位置情報を取得
し、該自己の所在位置情報を記憶すると共に該自己の所
在位置情報を前記携帯型無線電話機を介して他のグルー
プメンバーに伝送し、他のグループメンバーから伝送さ
れた所在位置情報を受信すると共に該受信した所在位置
情報を各メンバーに対応させて記憶し、各メンバーの所
在位置を表示する所在位置認識プログラムを記録した記
録媒体を提案する。
【0030】該所在位置認識プログラムを記録した記録
媒体によれば、汎用機器を用い且つ前記所在位置認識プ
ログラムを前記携行型パーソナルコンピュータに備える
ことによってグループメンバーの所在位置認識装置を構
成できるので、該装置を容易に一般に普及させることが
できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0032】図1は、本発明の第1実施形態におけるグ
ループメンバーの所在位置認識装置を示す外観斜視図、
図2はその電気系回路のブロック図である。図におい
て、100は所在位置認識装置(以下、単に認識装置と
称する)で、携行可能な直方体形状のケーシング101
を備え、その前面に液晶表示器141と複数のスイッチ
151が設けられている。さらに上面には無線通信用の
アンテナユニット102が設けられ、側面及び底面には
光通信用の発受光部161並びに外部電源接続用のコネ
クタ173がそれぞれ設けられている。
【0033】この認識装置100は、2人以上のメンバ
ーからなるグループにおいて、各メンバーが認識装置1
00を携行することによって、各メンバーが全てのメン
バーの所在位置を容易に知ることができる装置である。
さらに、認識装置100を介して全てのメンバーに同一
メッセージを伝送することができ、全てのメンバーが同
じ情報を所有することができる。例えば、本認識装置1
00は、グループ登山において各メンバーの所在位置を
確認したりメッセージの伝送に用いることができる。さ
らには、震災や火山噴火の際の救援・救助活動時にも有
効に使用することができる。以下に、その詳細を説明す
る。
【0034】認識装置100の電気系回路は、図2に示
すように、GPS受信部110と、無線通信部120、
中央処理部130、表示部140、操作部150、光通
信機160、電源部170から構成されている。
【0035】GPS受信部110は、アンテナユニット
102内に設けられたGPS受信用アンテナ111とG
PS受信機112から構成されている。GPSとは、周
知のglobal Positioning System のことであり複数の衛
星から送信された電波を受信して地球上における受信位
置を特定できるシステムのことである。従って、GPS
受信機から出力される位置情報によって自己の所在地を
経度と緯度の座標によって知ることができる。このGP
S受信機112から出力される位置情報などの情報は中
央処理部130のCPU131に送られる。
【0036】無線通信部120は、アンテナユニット1
02内に設けられた無線通信用アンテナ121と、送信
機122、受信機123、アンテナ切替器124から構
成されている。アンテナ切替器124は、中央処理部1
30から出力される切替制御信号に基づいて送信機12
2或いは受信機123の何れか一方とアンテナ121と
を接続する。本実施形態では送信周波数と受信周波数を
同じに周波数帯に設定しているため、アンテナ切替器1
24を必要とする。
【0037】送信機122は、中央処理部130のCP
U131から出力された伝送対象のデータを入力し、該
データを電波としてアンテナ121から送信する。受信
機123は、他の認識装置100から送信された電波を
アンテナ121を介して受信し、これを復調してデータ
を再生し、該データを中央処理部130のCPU131
に対して出力する。
【0038】中央処理部130は、周知のCPU131
とメモリ132から構成され、CPUは例えば計時手段
としてのタイマー回路を備えたワンチップCPUであ
り、予め設定されているプログラムに基づいて動作す
る。メモリ132は、ROM及びRAMから構成され、
後述する地図情報、メンバー情報、メッセージ、その他
の付加情報等を記憶・蓄積する。
【0039】表示部140は、上記液晶表示器141及
びブザーや振動器(図示せず)を含み、CPU131か
ら送出された地図情報や位置情報及びメッセージなどの
表示情報を表示器141に表示すると共にメッセージ受
信時等の緊急を要する場合にブザーの鳴動或いは振動器
を振動させることによってこれを報知する。
【0040】操作部150は、上記複数のスイッチ15
1を含み、スイッチ151を介して操作者から入力され
た命令をCPU131へ送出する。
【0041】光通信機160は、上記発受光部161を
含み、他のパーソナルコンピュータ或いは他の認識装置
100との間で、CPU131の制御信号に基づいて周
知のIRDA(Infra Red Data Association)等の光通
信を行い、光信号を介してデータの転送授受を行う。
【0042】電源部170は、電源制御部171と、電
池172、上記コネクタ173からなる。コネクタ17
3は外部電源を接続するためのものであり、電源制御部
171はコネクタ173に外部電源が接続されてないと
きは電池172から各構成部分へ電力を供給し、コネク
タ173に外部電源が接続されているときは外部電源か
ら各構成部分に電力を供給する。電池172は認識装置
100のケーシング101内に収納されている。
【0043】上記構成よりなる認識装置100を使用す
る際には、グループメンバーのそれぞれが認識装置10
0を携行する。また、使用する前に、初期設定として、
各メンバーが行動する地域の地図情報をメモリ132に
記憶させておくと共に、各メンバーの名前などをメンバ
ー識別情報としてメモリ132に記憶させておく。これ
らの情報は、他のパーソナルコンピュータを用いて予め
作成しておき、光通信を用いて認識装置100のメモリ
132に転送しておく。また、メンバー識別情報は操作
部150のスイッチ151操作によって入力したり変更
することも可能である。さらに、メンバー間で所在位置
等の情報の授受を行うための送信タイミング等を設定し
ておく。これにより、初期設定終了後に各メンバーの認
識装置100が駆動を開始して自動的に各メンバーの所
在位置情報をGPSから座標として取得すると共に各メ
ンバー間で所在位置情報の送受信を行い、各認識装置1
00は全てのメンバーの所在位置情報を地図に重ねて或
いは詳細なデータとして表示する。
【0044】次に、本実施形態における認識装置100
の動作を図3に示す処理機能ブロック図及び図4乃至図
11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0045】認識装置100のCPU131における処
理機能としては、図3に示すように、総合演算処理21
0と、初期設定処理220、画面表示処理230、地図
情報データベース240、地図生成処理250、GPS
信号受信処理260、個体座標及び付加情報受信処理2
70、付加情報選択処理280、個体情報及び付加情報
送信処理290が備えられている。
【0046】総合演算処理210では、各処理機能の切
替や各メンバーの予測位置の算出及び表示と、2点間距
離の算出及び表示、方位の算出及び表示などの演算処理
を行う。
【0047】初期設定処理220では、メンバーの識別
情報の設定と、送信タイミングの設定、付加情報の設
定、送信情報の暗号化の有無の設定などを行い、設定さ
れた各種情報をメモリ132に記憶する。
【0048】画面表示処理230では、処理選択画面や
各種情報の表示を行う。
【0049】地図情報データベース240では、入力さ
れた地図情報を蓄積する。
【0050】地図生成処理250では、地図情報データ
ベース240に蓄積されている地図情報から表示領域の
選択等を行う。
【0051】GPS信号受信処理260では、GPS受
信機112の駆動を制御して、GPS信号を受信し座標
情報及びその他の情報を取得し、取得した時刻の情報と
共にメモリ132に蓄積して記憶する。
【0052】個体座標及び付加情報受信処理270で
は、無線通信部120の駆動を制御して、各メンバーの
認識装置100から送信された各メンバーの所在位置情
報(座標情報)及び付加情報を受信すると共に、これら
の受信情報が暗号化されているときは暗号を解読するた
めの復号処理を行い、各メンバー毎の所在位置及びこの
位置に存在したときの時刻及び付加情報を取得して、各
メンバー毎にメモリ132に記憶して蓄積する。これに
より、各メンバーの移動に沿った複数の所在位置情報及
びその時刻情報がメモリ132に蓄積される。
【0053】付加情報選択処理280では、光通信によ
って外部装置から情報を取り込んで付加情報として設定
したり、操作部150を介して入力された情報或いはメ
ッセージを付加情報として設定してメモリ132に記憶
・蓄積する。これらの付加情報としては、メッセージの
他に、所定の場所(地点)の所在位置情報(座標情報)
等も含みこれらの位置情報も地図に重ねて表示可能であ
る。また、上記所定の場所(地点)とは、登山において
は目標地点や中継地点或いはベースキャンプ地点などで
ある。
【0054】個体情報及び付加情報送信処理290で
は、無線通信部120の駆動を制御して、GPS受信機
112によって取得した自己の所在位置情報(座標情
報)及び位置情報を取得した時刻の情報と付加情報選択
処理280によって入力或いは選択された付加情報及び
自己の識別情報を伝送対象情報として、各メンバーの認
識装置100へ送信する。このとき、操作者の必要に応
じて送信情報を暗号化することができる。
【0055】CPU131における処理の流れを図4乃
至図11に示す。
【0056】認識装置100が駆動を開始すると、図4
に示すように、表示器141に図12に示す初期画面3
10が表示される(SA1)。この初期画面では、画面
上部に現在時刻311と、自己の所在位置の座標すなわ
ち北緯座標312及び東経座標313が表示され、画面
中央部に地図314及び各メンバーM1,M2,M3の
所在位置PM1〜PM3が表示される。さらに、画面下
部には選択画面への切替ボタン315と詳細画面への切
替ボタン316が表示される。ここでは、3人のメンバ
ーM1〜M3が各メンバーの認識装置100に登録され
ているものとして説明する。
【0057】メンバーM1,M2,M3の所在位置PM
1〜PM3の表示は、メンバーを区別するM1〜M3の
文字と記号とによって表示され、自己を表す記号と他の
メンバーを表す記号は異なるものに設定され、自己の所
在位置を容易に区別できるようになっている。
【0058】上記初期画面310で、スイッチ151を
操作して詳細画面への切替ボタン316に反転表示のカ
ーソルを合わせてOKのスイッチ操作をすると、図13
に示す詳細画面320に変わり、地図が表示されていた
部分の画面が文字画面321切り替わりに、各メンバー
M1〜M3の所在位置の座標が文字によって表示され
る。このとき、各メンバーの識別情報として登録した氏
名と、GPSによって所在位置座標を取得した時刻が同
時に表示される。また、詳細画面への切替ボタン316
に変えて地図表示への切替ボタン322が表示される。
【0059】上記初期画面310で、スイッチ151を
操作して選択画面への切替ボタン315に反転表示のカ
ーソルを合わせてOKのスイッチ操作をすると、図14
に示す選択画面330に変わり、中央部分に選択項目画
面331が表示される(SA2,SA3)。本実施形態
では選択項目として「1:初期設定」、「2:付加情報
入力」、「3:表示メンバー選択」、「4:軌跡表
示」、「5:予測位置・距離表示」「6:情報要求」を
設けてある。これらは項目番号の横に点滅するカーソル
を移動して選択することができる。
【0060】「1:初期設定」を選択すると(SA
4)、GPS情報の取り込みや他の認識装置100との
通信処理などの認識処理が一旦停止され(SA5)、初
期設定処理が行われる(SA6)。初期設定処理が完了
すると上記認識処理が再開される(SA7)。
【0061】また、「2:付加情報入力」を選択すると
(SA8)、付加情報選択処理画面(図示せず)が表示
されて、付加情報の選択及び入力処理が行われる(SA
9)。
【0062】「3:表示メンバー選択」を選択すると
(SA10)、登録されているメンバーの一覧が表示さ
れ(SA11)、地図上に所在位置を表示するメンバー
の選択を行うことができる。これにより、メンバー全員
或いは1人又は複数の任意のメンバーを選択すると、こ
の選択に基づいて画面表示処理が実行され(図4SA1
2)、選択されたメンバーの所在位置が地図上に表示さ
れる。
【0063】「4:軌跡表示」を選択すると(SA1
3)、メモリ132に記憶されている情報に基づいて、
図15に示す表示画面340のように、軌跡表示画面3
41に切り替わり、表示対象となっているメンバーの移
動した軌跡が表示される(SA14)。図15は、メン
バーM1のみが表示対象として選択されている場合の表
示画面である。
【0064】「5:予測位置・距離表示」を選択すると
(SA15)、表示対象となっているメンバーの予測位
置または2人のメンバー間或いは登録されている2つの
座標間の距離を表示させることができる。例えば、メン
バーの予測位置を表示させるときは、表示対象となって
いるメンバーに関して、メモリ132に蓄積されている
複数の所在位置情報から現時点の所在位置を予測算出し
て(SA16)、図16に示す表示画面350のよう
に、予測位置表示画面351に切り替わりその予測位置
352が点滅表示される(SA17)。また、2地点間
の距離を表示させるときは、2つの地点を選択する画面
が表示され、何れかの2地点を選択することによってそ
の間の距離が算出されて表示される。
【0065】「6:情報要求」を選択すると(SA1
8)、メンバー選択画面(図示せず)が表示され、ここ
でメンバーを選択することによって、選択したメンバー
に対して緊急に所在位置情報を要求する信号が送信され
る。これは、これは後述する送信タイミングの間隔を長
く設定してある場合、特定のメンバーの所在位置を至急
知りたいときに有効な手段として設けてある。
【0066】また、前述したように付加情報として、所
定の場所(地点)の所在位置情報(座標情報)等を他の
メンバーから受信したとき或いは予め登録されていると
きは、図17に示すように、これらの位置情報も地図に
重ねて表示される。図17の画面においては、登山の目
標地点が「T」の記号で表示され、中継地点が「R」の
記号で表示されている。
【0067】一方、上記初期設定処理では、初期設定項
目の選択画面(図示せず)が表示され、図5に示すよう
に、前記選択画面において選択された処理が実行され
る。即ち、初期設定項目としては例えば「地図データ読
み込み」、「外部メンバーデータ読み込み」、「メンバ
ーデータ入力設定」、「送信タイミング設定」、「その
他の情報設定」が設けられている。
【0068】「地図データ読み込み」が選択されると
(SB1)、光通信機160を介して他のパーソナルコ
ンピュータからの地図データの読み込みが行われ(SB
2)、読み込んだ地図データはメモリ132に格納され
る。「外部メンバーデータ読み込み」が選択されると
(SB3)、光通信機160を介して他のパーソナルコ
ンピュータからのメンバーデータの読み込みが行われ
(SB4)、読み込んだメンバーデータはメモリ132
に格納される。「メンバーデータ入力設定」が選択され
ると(SB5)、操作部150のスイッチ入力に基づい
てメンバーデータが入力或いは変更される(SB6)。
「送信タイミング設定」が選択されると(SB7)、操
作部150のスイッチ入力に基づいて送信タイミングが
設定される(SB8)。「その他の情報設定」が選択さ
れると(SB9)、地図上に表示したい特定地点の入力
設定を行うことができる(SB10)。設定が完了する
と(SB11)、初期設定処理が終了される。
【0069】ここで、上記送信タイミングの設定とは、
認識装置100から所在位置などの情報を何秒間隔で送
信するかを設定するものである。例えば、図18に示す
ように、自己の所在位置情報を送信する間隔時間T1を
設定するものである。本実施形態におけるCPU131
のプログラムでは、メンバーの登録設定が行われた時点
或いは変更が行われた時点においてメンバーの人数によ
って間隔時間T1の設定可能な最小値が計算され最小値
以上にしか設定できないようになっている。このタイミ
ングに関わるのはGPS信号の受信(GPS)と自己の
所在位置情報の送信(Talk)と他のメンバーが送信
した所在地情報の受信(Listen)である。GPS
信号の受信は午前0時0分0秒を基準に設定されてい
る。
【0070】また、各メンバーの自己の所在位置情報の
送信(Talk)タイミングは、メンバー登録時の順番
によって自動的に決定される。第1番目のメンバーの自
己の所在位置情報の送信(Talk)タイミングはGP
S受信開始時からT2秒経過後に設定されている。さら
に、次に登録されているメンバーとの間の送信(Tal
k)の間隔時間はT3秒に設定されている。また、GP
S受信(GPS)及び情報送信(Talk)以外は全て
情報受信(Listen)を行うように設定されてい
る。これにより、グループ内の各メンバーの認識装置1
00に同一のメンバー登録が行われていれば、送信タイ
ミングが重なることなくメンバー間の通信を行うことが
でき、情報を共有することができる。尚、上記送信タイ
ミングの設定は一例であり、これに限定されることはな
い。
【0071】画面表示処理では、図6に示すように、選
択・入力画面の表示が指示されたときは(SC1)選択
・入力画面を表示し(SC2)、地図表示が指示された
ときは(SC3)表示地図情報として記憶されている地
図を表示する(SC4)と共に選択されているメンバー
の所在位置及び登録されている特定地点を表示する(S
C5)。また、メッセージ表示が指示されたときは(S
C6)自己が入力したメッセージ或いは他のメンバーか
ら受信したメッセージを表示する(SC7)。さらに、
その他の付加情報表示が指示されたときは(SC8)指
示された付加情報を表示する(SC9)。
【0072】また、地図生成処理では、図7に示すよう
に、表示領域を指示する命令を取得して(SD1)、メ
モリ132に記憶されている地図データの中から指定さ
れた領域の地図データを抽出して(SD2)、これを表
示地図情報としてメモリ132に記憶する(SD3)。
【0073】GPS信号受信処理では、図8に示すよう
に、GPS受信機112を介してGPS信号を受信し
(SE1)、該受信した信号から座標、速度、時間など
の情報抽出して(SE2)、該抽出した座標を自己の所
在位置情報として受信時刻と共にメモリ132に記憶す
る(SE3)。
【0074】情報受信処理では、図9に示すように、他
のメンバーから送信された情報を受信したか否かを監視
し(SF1)、受信した情報が暗号化されているときは
これを復号して解読し(SF2)、所在位置情報が含ま
れているときはこれをメンバーに対応させてメモリ13
2に記憶する(SF3,SF4)。このとき位置情報と
共に送られてきた時刻も記憶する。また、メッセージや
特定地点の座標などの付加情報が含まれているときは
(SF5)、ブザーを鳴動する或いは振動器を振動させ
るなどして付加情報を受信したことを知らせる(SF
6)と共に、受信した付加情報をメモリ132に記憶す
る(SF7)。また、自己に対する情報要求が含まれて
いるときは(SF8)、GPS信号受信処理を行い最新
の自己の所在位置を取得してメモリ132に記憶すると
共にこの情報を送信する(SF9)。この情報を送信す
る際には、他のメンバーの送信タイミングに重ならない
ように自動的に送信タイミングが決定される。
【0075】付加情報選択処理では、図10に示すよう
に、外部情報の取り込みかまたは操作部150からの付
加情報の入力を選択することができる。外部情報の取り
込みが選択されると(SG1)光通信機160を介して
他のコンピュータなどから情報が取り込まれて(SG
2)、メモリ132に送信付加情報として記憶される
(SG5)。また、付加情報入力が選択されると(SG
3)、メッセージや特定位置の入力画面(図示せず)が
表示され、操作部150を操作してこれらの情報を入力
することができ(SG4)、入力された情報は送信付加
情報としてメモリ132に記憶される(SG5)。
【0076】情報送信処理では、図11に示すように、
送信情報を暗号化するように初期設定されているときは
送信情報の暗号化を行い(SH1)、情報の送信を行う
(SH2)。この情報の送信タイミングは前述したとお
りである。
【0077】前述したように本実施形態の認識装置10
0をグループ内の各メンバーが携行することによって、
各メンバーが他のメンバーの所在位置を容易に認識する
ことができる。また、雪山登山において他のメンバーが
雪崩に遭遇したときも該メンバーの所在位置を的確に知
ることができるので、救助活動にも絶大なる威力を発揮
することができる。さらに、本認識装置100を用いる
ことにより、登山活動や、二輪車、ヨット、ボートを用
いたレジャー、及びトレッキングにおけるグループメン
バーの所在位置情報の認識、及び図19の地図表示画面
370に示すように都市部や郊外におけるレスキュー隊
による救難活動及び救助活動などに役立てることもでき
ることは言うまでもないことである。
【0078】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0079】図20は第2実施形態におけるグループメ
ンバーの所在位置認識装置400を示す構成図である。
第2実施形態では汎用の電子機器を用いて前述した第1
実施形態の認識装置100とほぼ同等の機能を有する認
識装置400を構成した。
【0080】即ち、第2実施形態における認識装置40
0は、無線通信用のトランシーバー或いはPHSや携帯
電話などの無線電話機からなる通信機401と、一般に
PDA(Personal Digital Assistance)と称される携
帯情報端末機(手帳サイズのパーソナルコンピュータ)
(以下、単にPDAと称する)402、PDA402に
接続されたGPSモジュール403、及び携行サイズの
バッテリー404から構成され、図21に示すように、
これらをメンバーのそれぞれが身体に装着して用いる。
【0081】通信機401は、データ通信用端子を有す
るもので、このデータ通信用端子はPDA402の外部
機器接続ポートに接続されている。また、バッテリー4
04は、グループの行動時間中に通信機401及びPD
A402を駆動させるに十分な容量を有するもので、通
信機401及びPDA402に接続されてこれらに電力
を供給する。
【0082】また、PDA402には、第1の実施形態
で説明したプログラムと同様の所在位置認識プログラム
が予めインストールされている。ここで、PDA402
は、光通信機能を有するため第1実施形態と同様に他の
パーソナルコンピュータから情報を転送することも可能
であると共に、汎用の多種のアプリケーションプログラ
ムを実行させることが可能であるため、上記認識プログ
ラムからこれらのアプリケーションプログラムを呼び出
して連動できるようになっている。これにより、上記ア
プリケーションプログラムによって作成した情報を所在
位置認識プログラムに取り込めるようになっている。
【0083】通信機401として無線通信用トランシー
バーを用いたときの送信タイミングは前述した第1実施
形態と同じである。
【0084】また、通信機401としてPHSや携帯型
電話機を用いたときは、図22に示すように、各メンバ
ーのPDA402にメンバーを登録するときに各メンバ
ーの所有する携帯型電話機の電話番号を登録しておき、
各メンバーのPDA402に同じメンバー登録リストを
記憶させておく。このメンバー登録リストに基づいて、
リスト順に次々に情報を転送する。即ち、図23に示す
ように、メンバーが5人の時は、登録リストの1番目に
記載されているメンバーM1は、2番目に記載されてい
るメンバーM2に電話をかけて情報を伝送する。メンバ
ーM2は受信した情報に対して自己の所在位置情報や付
加情報を付け加えて、3番目に記載されているメンバー
M3に電話をかけて情報を伝送する。メンバーM3は受
信した情報に対して自己の所在位置情報や付加情報を付
け加えて、4番目に記載されているメンバーM4に電話
をかけて情報を伝送する。メンバーM4は受信した情報
に対して自己の所在位置情報や付加情報を付け加えて、
5番目に記載されているメンバーM5に電話をかけて情
報を伝送する。メンバーM5は受信した情報に対して自
己の所在位置情報や付加情報を付け加えて、1番目に記
載されているメンバーM1に電話をかけて情報を伝送す
る。ここで、メンバーM1の認識装置400は、受信し
た情報のうち前回自己が伝送した所在位置情報と付加情
報を更新してメンバーM2に伝送する。以上を繰り返す
ことにより全メンバーM1〜M5が同一の情報を共有す
ることができる。
【0085】また、地形や建物などの影響或いは電波状
態の悪化によって何れかのメンバー間で通信不能になっ
たときは、図24に示すように情報の伝送方向を逆方向
に切り替えることにより、情報の共有を図ることができ
る。この場合、伝送する情報には伝送方向を示す情報も
含まれている。図24では第2のメンバーM2と第3の
メンバーM3との間が通信不能になった場合を表してい
る。このとき、メンバーM2はメンバーM1から情報を
受信した後、自己の情報を更新して第3のメンバーM3
に電話をかけたが接続不可能であったため、第1のメン
バーM1に電話をかけて情報伝送を行っている。第3の
メンバーM3の認識装置400は、第4のメンバーM4
から情報を受信した後、受信情報に対して自己の情報を
付け加えて第2のメンバーM2に電話をかけるが接続不
能であるため、情報伝送方向の情報を逆方向に切り替え
て、第4のメンバーM4に情報を伝送する。
【0086】また、本実施形態では伝送する情報の中に
付加情報として上記のメンバー登録リストの情報を含め
ることができるようになっている。この場合、メンバー
登録リストの情報を受信した認識装置400は、自己に
記憶されているメンバー登録リストを更新する。これに
より、グループ行動中に新たなメンバーが加わる場合或
いは何れかのメンバーがグループ行動から抜ける場合
に、容易に対応することができる。
【0087】前述した第2実施形態の認識装置400に
よれば、現在一般に市販されている電子機器を用い、P
DA402に上記の所在位置認識プログラムをインスト
ールするだけで認識装置400を構成することができる
ので、容易に一般に広く普及させることができ、通常の
登山活動や雪山登山、二輪車でのツーリング、ヨット、
ボートを用いたレジャー、及びトレッキングにおけるグ
ループメンバーの所在位置情報の認識、レスキュー隊に
よる救難活動及び救助活動などに簡単に利用することが
できる。
【0088】尚、前述した第1及び第2実施形態は本願
発明の一具体例であって、本願発明がこれらの構成のみ
に限定されることはない。例えば、表示画面や伝送情報
の内容などは、本認識装置100,400を用いるグル
ープ形態によって適宜変更して良いことは言うまでもな
い。また、画面表示された地図を拡大・縮小表示できる
ようにして、メンバー全体の配置や任意メンバーの周辺
地理の詳細を表示できるようにしても良い。また、無線
通信部120の周波数及び高周波出力は上記実施形態で
は特定していないが、本装置を使用するグループ形態に
適応して決定することが好ましい。さらに、非常時にお
ける緊急信号等を発信できるようにしても良い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項11に記載のグループメンバーの所在位置認識
装置によれば、各メンバーが他のメンバーの所在位置を
容易に認識することができるので、該装置を用いること
により、登山活動や、二輪車、ヨット、ボートを用いた
レジャー、及びトレッキングにおけるグループメンバー
の所在位置情報の認識及びメンバー遭難時の救難活動、
及び震災や火災などの災害時におけるレスキュー隊によ
る救難活動などに役立てることができる。
【0090】また、請求項12に記載の所在位置認識プ
ログラムによれば、汎用機器を用い且つ前記所在位置認
識プログラムを携行型パーソナルコンピュータに備える
ことによってグループメンバーの所在位置認識装置を構
成できるので、該装置を容易に一般に普及させることが
できる。さらに、該所在位置認識プログラムをインター
ネットを代表とする各種の通信網を介して配布すること
により前記所在位置認識装置を迅速に普及させることが
できる。
【0091】また、請求項13に記載の所在位置認識プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、該記録媒体の配
布により、汎用機器を用い且つ前記所在位置認識プログ
ラムを携行型パーソナルコンピュータに備えることによ
ってグループメンバーの所在位置認識装置を構成できる
ので、該装置を容易に一般に普及させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置を示す外観斜視図
【図2】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の電気系回路を示すブロック図
【図3】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の処理機能ブロックを示す図
【図4】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図5】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図7】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図8】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図9】本発明の第1実施形態におけるグループメンバ
ーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャート
【図10】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャー
【図11】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の動作を説明するフローチャー
【図12】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図13】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図14】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図15】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図16】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図17】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図18】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の情報送信タイミングを説明す
る図
【図19】本発明の第1実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の表示画面を説明する図
【図20】本発明の第2実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置を示す構成図
【図21】本発明の第2実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置を装備した状態を説明する図
【図22】本発明の第2実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置のメンバー登録リストを示す図
【図23】本発明の第2実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の情報共有方法を説明する図
【図24】本発明の第2実施形態におけるグループメン
バーの所在位置認識装置の情報共有方法を説明する図
【符号の説明】
100…所在位置認識装置、101…ケーシング、10
2…アンテナユニット、110…GPS受信部、111
…GPS受信用アンテナ、112…GPS受信機、12
0…無線通信部、121…無線通信用アンテナ、122
…送信機、123…受信機、124…アンテナ切替器、
130…中央処理部、131…CPU、132…メモ
リ、140…表示部、141…液晶表示器、150…操
作部、151…スイッチ、160…光通信機、161…
光通信用発受光部、170…電源部、171…電源制御
部、172…電池、173…外部電源接続用コネクタ、
400…所在位置認識装置、401…通信機、402…
PDA、403…GPSモジュール、404…バッテリ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 11/60 300 H04B 7/26 106A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2人以上のグループメンバーのそれぞれ
    が携行し、各メンバーが他のメンバーの所在位置を認識
    するグループメンバーの所在位置認識装置であって、 GPS受信機と、 該GPS受信機から得られた自己の所在位置情報を記憶
    する自己位置情報記憶手段と、 前記自己の所在位置情報をワイヤレスで他の全てのグル
    ープメンバーに伝送する情報伝送手段と、 他のグループメンバーから伝送された所在位置情報を受
    信する情報受信手段と、 該受信した所在位置情報を各メンバーに対応させて記憶
    するメンバー位置情報記憶手段と、 該メンバー位置情報記憶手段に記憶されている各メンバ
    ーの所在位置を表示する表示手段とを備えたことを特徴
    とするグループメンバーの所在位置認識装置。
  2. 【請求項2】 前記情報伝送手段は、前記自己の所在位
    置情報と共に自己の識別情報を伝送する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のグループメンバーの所
    在位置認識装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、特定のメンバーを指定
    してその所在位置を表示する手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載のグループメンバーの所在位置認識
    装置。
  4. 【請求項4】 前記情報伝送手段は伝送対象の情報を暗
    号化して伝送する手段を有し、前記情報受信手段は受信
    した情報が暗号化されているときに該暗号化情報を解読
    する手段を有することを特徴とする請求項1に記載のグ
    ループメンバーの所在位置認識装置。
  5. 【請求項5】 計時手段と、該計時手段の計時に基づい
    て所定の時間間隔で他のメンバーとの間で所在位置情報
    の伝送及び受信を行う情報交換手段とを備え、 前記メンバー位置情報記憶手段は、各メンバーから受信
    した所在位置情報と受信時刻とを対応付けて記憶する手
    段を含むことを特徴とする請求項1に記載のグループメ
    ンバーの所在位置認識装置。
  6. 【請求項6】 所定地域の地図情報を記憶する地図情報
    記憶手段を備え、 前記表示手段は、前記地図情報記憶手段に記憶されてい
    る地図を表示すると共に該地図に重ねて各メンバーの所
    在位置を表示する手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載のグループメンバーの所在位置認識装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記地図に重ねて各メ
    ンバーの所在位置の軌跡を表示する手段を有することを
    特徴とする請求項6に記載のグループメンバーの所在位
    置認識装置。
  8. 【請求項8】 付加情報入力手段と、該入力された付加
    情報を他のグループメンバーに伝送する手段と、 他のグループメンバーから伝送された付加情報を受信し
    て表示する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のグループメンバーの所在位置認識装置。
  9. 【請求項9】 他のメンバーに対する所在位置情報伝送
    命令を伝送する手段と、 他のメンバーから前記所在位置情報伝送命令を受信した
    ときに自己の所在位置情報を自動的に伝送する手段とを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のグループメン
    バーの所在位置認識装置。
  10. 【請求項10】 前記情報伝送手段と情報受信手段は携
    帯型無線電話機を含むことを特徴とする請求項1に記載
    のグループメンバーの所在位置認識装置。
  11. 【請求項11】 GPS受信機と携帯型無線電話機とを
    携行型パーソナルコンピュータの入出力ポートに連結し
    てなり、 前記携行型パーソナルコンピュータは、 前記GPS受信機から自己の所在位置情報を取得し、該
    自己の所在位置情報を記憶すると共に該自己の所在位置
    情報を前記携帯型無線電話機を介して他のグループメン
    バーに伝送し、他のグループメンバーから伝送された所
    在位置情報を受信すると共に該受信した所在位置情報を
    各メンバーに対応させて記憶し、各メンバーの所在位置
    を表示する所在位置認識プログラムを記録した記録媒体
    と、 前記所在位置認識プログラムを選択的に実行させる手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のグル
    ープメンバーの所在位置認識装置。
  12. 【請求項12】 2人以上のグループメンバーのそれぞ
    れが携行し、GPS受信機と携帯型無線電話機とを携行
    型パーソナルコンピュータの入出力ポートに連結してな
    り、各メンバーが他のメンバーの所在位置を認識するグ
    ループメンバーの所在位置認識装置において前記携行型
    パーソナルコンピュータの動作を指示する所在位置認識
    プログラムであって、 前記GPS受信機から自己の所在位置情報を取得し、該
    自己の所在位置情報を記憶すると共に該自己の所在位置
    情報を前記携帯型無線電話機を介して他のグループメン
    バーに伝送し、他のグループメンバーから伝送された所
    在位置情報を受信すると共に該受信した所在位置情報を
    各メンバーに対応させて記憶し、各メンバーの所在位置
    を表示することを特徴とする所在位置認識プログラム。
  13. 【請求項13】 2人以上のグループメンバーのそれぞ
    れが携行し、GPS受信機と携帯型無線電話機とを携行
    型パーソナルコンピュータの入出力ポートに連結してな
    り、各メンバーが他のメンバーの所在位置を認識するグ
    ループメンバーの所在位置認識装置において前記携行型
    パーソナルコンピュータの動作を指示する所在位置認識
    プログラムを記録した記録媒体であって、 前記GPS受信機から自己の所在位置情報を取得し、該
    自己の所在位置情報を記憶すると共に該自己の所在位置
    情報を前記携帯型無線電話機を介して他のグループメン
    バーに伝送し、他のグループメンバーから伝送された所
    在位置情報を受信すると共に該受信した所在位置情報を
    各メンバーに対応させて記憶し、各メンバーの所在位置
    を表示することを特徴とする所在位置認識プログラムを
    記録した記録媒体。
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