JP7024175B2 - 端末、サーバ、システム、管理方法及びプログラム - Google Patents

端末、サーバ、システム、管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末、サーバ、システム、管理方法及びプログラムに関する。
従来より、予め登録されている友人が近隣に存在することを検知し、自分とその友人とでグループを作成する空間共有システムがある(特許文献1参照)。
特開2013-065241号公報
しかしながら、上述したような特許文献1に記載の既往の空間共有システムでは、グループを作成するためには煩雑な操作が必要であり、一時的なグループの作成については想定されていなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の端末は、
サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末であって、
前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信手段と、
前記端末を装着するユーザが行うジェスチャーを取得するジェスチャー取得手段と、
前記ジェスチャー取得手段が所定のジェスチャーを取得した場合、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した前記他の端末の識別情報と前記自機の識別情報とを前記サーバにおいて紐付けすることで、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信手段と、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
本実施形態におけるグループ運用の手法について説明するための概念図である。 本発明の一実施形態に係るグループ運用システムSのシステム構成を示すシステム構成図である。 親の携帯端末1Aにおけるグループの作成から解散までの画面表示の変遷を示す模式図である。 子の携帯端末1Bにおけるグループへの加入から脱退までの画面表示の変遷を示す模式図である。 地図の表示画面の表示例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末1のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ2のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図6の携帯端末1及び図7のサーバ2の機能的構成のうち、グループ運用処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図8の機能的構成を有する図6の親の携帯端末1Aが実行する(親側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。 図8の機能的構成を有する図6の子の携帯端末1Bが実行する(子側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。 図8の機能的構成を有する図7のサーバ2が実行する(サーバ側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。 親の携帯端末1Aにおけるパーティーの作成に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。 エントリー中画面の詳細を示す模式図である。 子の携帯端末1Bにおけるパーティーの参加に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。 エントリー中画面の詳細を示す模式図である。 パーティー作成完了後のマップ表示について説明するための模式図である。 パーティー解散及びパーティーから抜ける機能を説明するための模式図である。 パーティー解散及びパーティーから抜ける機能を説明するための模式図である。 メッセージ送信に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態におけるグループ運用の手法について説明するための概念図である。
本実施形態においては、共通するアプリケーションを有する複数の携帯端末1同士がグループを構成して、当該グループ内において携帯端末1の各々の情報(本実施形態においては、位置)を共有する。
本実施形態のグループは、図1に示すように、グループを作成したいユーザ(親)によって、各携帯端末1に対して、呼びかけが行われる。呼びかけに応じたユーザ(子)は、呼びかけを行ったユーザ(親)が指定した場所に集合して、ユーザ(親)が指定した動作(本実施形態においては、ジェスチャー)を行うことにより、グループへの加入(グループ登録)が完了する。その後、グループに属する携帯端末1にグループに属するメンバーの位置を互いに共有される。
なお、以下において、グループを作成するユーザが所持する携帯端末1を「親の携帯端末1A」といい、グループに加入するユーザが所持する他の携帯端末1’を「子の携帯端末1B」という。
図2は、本発明の一実施形態に係るグループ運用システムSのシステム構成を示すシステム構成図である。
グループ運用システムSは、図2に示すように、携帯端末1(親の携帯端末1Aと、子の携帯端末1B)と、サーバ2と、を含む。即ち、グループ運用システムSでは、メンバーとなる携帯端末1が属するグループの管理(作成・解散・加入・脱退・位置共有)をサーバ2で行う。
携帯端末1は、サーバ2との間で通信を行う通信機能と、自機の姿勢変化や位置を取得可能なセンシング機能と、自機や他機の位置を表示可能な表示機能と、を有する。
サーバ2は、携帯端末1との間で通信を行う通信機能と、グループの作成/解散/加入/脱退を管理する機能と、グループに属する携帯端末1の各々に対して、互いの位置を共有させる機能と、を有する。
親の携帯端末1Aからサーバ2には、少なくとも、グループ加入の条件等の情報(以下、「グループ作成情報」という。)と、位置共有に用いられる自機の位置情報が送信され、サーバ2からは逆に、グループ内の子の携帯端末1Bの現在の位置情報が配信される。
また、子の携帯端末1Bからサーバ2には、少なくとも、グループ加入に必要な情報(以下、「グループ加入情報」という。)と、自機の位置情報が送信され、サーバ2からは逆に、グループ内の他の携帯端末1の現在の位置情報が配信される。逆に、グループを解散する場合には、親の携帯端末1Aからグループの解散を要求する情報(以下、「グループ解散情報」という。)が送信され、グループから脱退する場合には、子の携帯端末1Bからグループの脱退を要求する情報(以下、「グループ脱退情報」という。)が送信される。グループ作成情報・グループ加入情報・グループ脱退情報・グループ解散情報・親の携帯端末1Aからグループへの加入を締め切る要求の情報(以下、「グループ締切情報」という。)を総称して、以下、「グループ情報」ともいう。
具体的には、グループ運用システムSにおいては、グループの運用に関して以下のような手順で行われる。
(1)親の携帯端末1Aにおいてグループを作成する旨を入力して、親の携帯端末1Aからサーバ2にグループ作成情報を送信して要請する。
グループ作成情報には、グループを作成する旨・グループへの加入可能な位置範囲・グループへの加入の際の条件(本実施形態においては、所定の動作を行うことが条件であり、詳細には、所定のジェスチャー)を含む。
(2)グループへの加入が可能な位置範囲に、グループに加入を希望する子の携帯端末1Bを所持するユーザが集結する。
(3)子の携帯端末1Bは、グループへの加入希望の旨と、位置範囲にあることを示すために位置の取得と、加入条件となる予め決められた動作(本実施形態においては、ジェスチャー)を行う。当該、グループへの加入希望の旨と、位置情報、ジェスチャーの情報を含むグループ作成情報が子の携帯端末1Bからサーバ2に送信される。
(4)サーバ2において、子の携帯端末1Bを所持するユーザが行ったジェスチャーが正しい場合には、グループへの加入を承認する管理が行われる。その結果、親の携帯端末1Aと子の携帯端末1Bの各々には、グループに加入している携帯端末1の位置が周辺地図上に表示される。
(5)グループを作成した親の携帯端末1Aにおいては、グループの解散が可能であり、グループに加入した子の携帯端末1Bではグループからの脱退が可能となる。グループからの脱退した場合には、周辺地図上から消えて、その後の位置が表示されない。
このため、グループ運用システムSにおいては、グループを作成した親の携帯端末1Aやグループに加入した子の携帯端末1Bの個人のアドレス等を互いの携帯端末1間で取得されることがない。また、所定の範囲内で所定のジェスチャーを行うと登録できるために、他の携帯端末1’を所持するユーザを特定されることもない。逆に、所定の範囲内を目視可能な範囲に設定すれば、互いのユーザを認識した安全な状態でグループを運用することができる。
即ち、グループ運用システムSでは、所定の位置範囲内で所定のジェスチャーをすることで、グループに加入することができ、グループを作成した親の携帯端末1Aの解散やグループに加入した子の携帯端末1Bの脱退があった場合に、携帯端末1の各々には、他の携帯端末1の情報が残っていないために、その後の足取りや連絡が取れなくなることから、「その場限り」の関係でグループを作成することができる。さらに、例えば、所定の位置範囲から出た場合や、所定の時刻が過ぎた場合等の場所や時間に制限を設けてグループの解散/脱退をさせることで、「その場限り」感を高めることができる。
図3は、親の携帯端末1Aにおけるグループの作成から解散までの画面表示の変遷を示す模式図である。
図3の例に示すように、アプリケーションを起動させることで、[募集!]と[加入!]を選択可能な画面(以下、「初期画面」という。)が表示される。[募集!]を選択することで、グループを作成することになり、携帯端末1はグループを主催する側である親の携帯端末1Aとして機能することになる。これに対して、[加入!]を選択することで、グループに加入することになり、携帯端末1はグループに加入する側である子の携帯端末1Bとして機能することになる。
「募集!」が選択されることで、グループのエリア範囲を決定する画面に遷移する。
グループのエリア範囲を決定する画面では、地図上にエリア範囲を示す枠が表示され、[+]/[-]ボタンを操作することでエリア範囲の大きさを変更する。なお、エリア範囲を拡大して表示画面の外縁まで広がることで、その後は、地図が広域になる。
その後、地図をタップすることで、出現する決定ボタンをタップすることで、エリア範囲が決定する。
エリア範囲の決定によって、募集中状態画面に遷移する。募集中状態画面では、加入の有無を表示する募集の状態が表示される。なお、募集中状態画面には、互いに手を繋いだ人型アイコンが周状に表示され、加入が認識されると、人型アイコンの表示が変更されるように構成される。加入が認識されると、例えば、人型アイコンの色が付いていく表示となる。
そして、募集中状態画面をタップすることで、出現する決定ボタンをタップすることで、募集が締め切られる。
その後、地図の表示画面に遷移して、加入メンバーの位置が地図上に表示される。本例では、募集中状態画面での人型アイコンに対応する表示で、加入メンバーの位置が地図上に表示される。なお、メッセージの送受信機能を追加した場合、メッセージ送信者に対応する人型アイコンに吹き出しを表示してメッセージを表示するように構成してもよい。また、状態表示機能を追加した場合には、人型アイコンの状態(例えば、エマージェンシー状態等)が対応して変化(例えば、色や形状の変化等)するように構成してもよい。
地図の表示画面において、所定の操作(例えば、左フリック)を行うと、グループの解散を決定する画面に遷移し、[解散]ボタンをタップすると、グループが解散する。その後、画面は初期画面に遷移する。
図4は、子の携帯端末1Bにおけるグループへの加入から脱退までの画面表示の変遷を示す模式図である。
図4の例に示すように、初期画面において、[加入!]を選択すると、募集中状態画面に遷移して、加入を表明したグループ内における自分の状態を表示する。募集中状態画面において[You]で囲まれる人型アイコンが自分の状態を示しており、画面遷移後においては、未加入状態であるため、表示が変更されていない。その後、加入の条件である所定の動作(例えば、ジェスチャー)を促すメッセージが点灯表示される。本例では、動作内容を示す、「ジャンプしよう!」というメッセージが表示される。なお、所定の動作は、ユーザが行う動作であればよく、ユーザ自身が行うジェスチャーのようなものであっても、画面を5回連続でタップするような携帯端末1に対する操作あってもよいし、プルダウンメニューから選択するように構成してもよい。
その後、メッセージに従ってジェスチャーを行うと、認識がされてグループに加入する。グループに加入することで、対応する人型アイコンの表示が変更され、募集の締め切り待ちのメッセージが表示される。
募集が締め切られると、地図の表示画面に遷移して、加入メンバーの位置が地図上に表示される。
地図の表示画面において、所定の操作(例えば、左フリック)を行うと、グループの脱退を決定する画面に遷移し、[脱退]ボタンをタップすると、グループから脱退する。その後、画面は初期画面に遷移する。
図5は、地図の表示画面の表示例を示す模式図である。
地図の表示画面は、図5(a)の例に示すように、表示している携帯端末1の位置を中心にして所定の範囲の地図を表示する。そして、当該地図上の対応する位置に他の携帯端末1’に対応するユーザを表示する。なお、本例では、[You]は自機の位置を示し、[田中],[ヘンリー]は予めニックネームが登録された他の携帯端末1’を示す。なお、人型アイコンも任意に自由に設定可能である。
所定のタイミングで、図5(b)の例に示すように、レーダー表示が行われる。レーダー表示では、他の携帯端末1’の現在位置が再検索されて表示されると共に、自機を中心にして所定の距離指標が表示される。ユーザは、自機を中心にして、図中放射円や目盛りで示した距離指標を参照することで、他の携帯端末1’との位置関係と共に距離関係も把握することが可能となる。距離指標が示す距離は、例えば、100m等の任意に設定可能にしたり、メンバーの携帯端末1の距離に応じて可変にしたりしてもよい。
なお、地図の表示画面は、所定の時間(例えば、1分)表示させておいて、その後、時計表示を行う等、バックグラウンドに遷移するように構成してもよい。その際、サーバ2からの配信(情報の更新)の都度、地図の表示画面を表示するようにしてもよい。
また、ユーザのタップ操作により、通常の地図表示(図5(a))と、レーダー表示(図5(b))を切り替えるように構成してもよい。
また、上述した例では、平面的な地図を表示するように構成したが、例えば、図5(c)に示すように、上空から所定の範囲を見下ろしたような鳥瞰図のような視点で地図を表示するように構成してもよい。この場合、平面図では分かりづらい、高さ方向の距離感をよりユーザに認識させることができる。例えば、スキー場においてメンバーがどの場所に居るかを示すような場合に有効に機能する。
図6は、本発明の一実施形態に係る携帯端末1のハードウェアの構成を示すブロック図である。なお、以下において、携帯端末1のハードウェアの構成については、符号の後に携帯端末1であることを表す「-1」を付す。
携帯端末1は、例えば、スマートウォッチやスマートフォンとして構成される。
携帯端末1は、図6に示すように、CPU(Central Processing Unit)11-1と、ROM(Read Only Memory)12-1と、RAM(Random Access Memory)13-1と、バス14-1と、入出力インターフェース15-1と、GPS部16-1と、センサ部17-1と、入力部18-1と、出力部19-1と、記憶部20-1と、通信部21-1と、ドライブ22-1と、を備えている。
CPU11-1は、ROM12-1に記録されているプログラム、又は、記憶部20-1からRAM13-1にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13-1には、CPU11-1が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11-1、ROM12-1及びRAM13-1は、バス14-1を介して相互に接続されている。このバス14-1にはまた、入出力インターフェース15-1も接続されている。入出力インターフェース15-1には、GPS部16-1、センサ部17-1、入力部18-1、出力部19-1、記憶部20-1、通信部21-1及びドライブ22-1が接続されている。
GPS部16-1は、図示しないGPS受信アンテナを介して、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信する。CPU11-1は、GPS部16-1が受信したGPS信号に基づいて、機器の現在位置を示す緯度及び経度、高度の情報等の位置情報を取得する。
センサ部17-1は、ジャイロ、加速度、地磁気、GPSの各種のセンシングを行って、姿勢情報や位置情報を出力する。
入力部18-1は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19-1は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
本実施形態においては、画像やアイコン等を表示するディスプレイとなる出力部19-1にタッチやスワイプ等の入力操作可能な入力部18-1が重畳的に配置されて、インターフェースとなるタッチパネルを構成する。
記憶部20-1は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21-1は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22-1には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22-1によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20-1にインストールされる。また、リムーバブルメディア31-1は、記憶部20-1に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20-1と同様に記憶することができる。
図7は、本発明の一実施形態に係るサーバ2のハードウェアの構成を示すブロック図である。なお、以下において、サーバ2のハードウェアの構成については、符号の後に携帯端末1であることを表す「-2」を付す。
サーバ2は、例えば、PC(Personal Computer)として構成される。
サーバ2は、CPU11-2乃至入出力インターフェース15-2,及び入力部18-2リムーバブルメディア31-2のハードウェアの構成を有する。CPU11-2乃至入出力インターフェース15-2,及び入力部18-2リムーバブルメディア31-2は、携帯端末1のCPU11-1乃至入出力インターフェース15-1,及び入力部18-1リムーバブルメディア31-1と同様の構成であるため説明を省略する。
図8は、図6の携帯端末1及び図7のサーバ2の機能的構成のうち、グループ運用処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
グループ運用処理とは、親の携帯端末1Aによって作成を指示されたグループにおいて、グループに属する携帯端末1(親の携帯端末1Aと子の携帯端末1B)の位置情報を、グループに属する全ての携帯端末1(親の携帯端末1Aと子の携帯端末1B)で共有する一連の処理をいう。本実施形態においては、グループに属することで、メンバーの位置を互いに共有する。
携帯端末1でグループ運用処理を実行する場合には、図8に示すように、CPU11-1において、グループ設定処理部51と、通信制御部52と、出力制御部53と、が機能する。
グループ設定処理部51は、ユーザからの入力部18-1を介した操作等で、グループの各種設定を行う。
具体的には、グループ設定処理部51は、位置共有アプリケーションの起動や終了の処理を実行し、親の携帯端末1Aの場合には、グループの作成、グループの解散に係る処理を実行し、子の携帯端末1Bの場合には、グループへの加入、グループの脱退に係る処理を実行する。
通信制御部52は、サーバ2との間で通信を行うように通信部21-1を制御する。
具体的には、通信制御部52は、グループ作成情報、グループ参加情報、グループ脱退情報、グループ解散情報をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する。また、通信制御部52は、サーバ2から配信される携帯端末1の位置を含む地図情報を受信するように通信部21-1を制御する。
出力制御部53は、各種画面を表示するように出力部19-1を制御する。
具体的には、出力制御部53は、親の携帯端末1Aの場合には、図3の例に示すような、初期画面から解散までの画面を表示するように出力部19-1を制御する。また、出力制御部53は、子の携帯端末1の場合には、図4の例に示すような、初期画面から脱退までの画面を表示するように出力部19-1を制御する。さらに、出力制御部53は、図5(a)及び(b)の例に示すような、サーバ2から配信される各携帯端末1を配置した地図情報を表示するように出力部19-1を制御する。
サーバ2でグループ運用処理を実行する場合には、図8に示すように、CPU11-2において、通信制御部91と、グループ管理処理部92と、が機能する。
また、記憶部20-2の一領域には、グループ情報記憶部101と、地図情報記憶部102と、が設定される。
グループ情報記憶部101には、グループ作成情報、グループ加入情報、グループ作成情報やグループ加入情報と紐付けられるグループID等のグループ情報が記憶される。本実施形態においては、グループ作成情報は、グループの位置範囲,端末のアプリケーションのID(以下、「APP_ID」という。),ジェスチャーの種類,現在の位置情報を含む。また、グループ加入情報は、APP_ID、現在の位置情報、ジェスチャーの種類を含む。
地図情報記憶部102には、端末の位置提供用の地図情報が記憶される。
通信制御部91は、携帯端末1との間で通信を行うように通信部21-2を制御する。
具体的には、通信制御部91は、携帯端末1から送信されるグループ作成情報、グループ参加情報、グループ脱退情報、グループ解散情報を受信するように通信部21-2を制御する。また、通信制御部52は、携帯端末1の位置を含む地図情報をグループ内の携帯端末1に配信するように通信部21-2を制御する。
グループ管理処理部92は、携帯端末1からの要求等に基づいて、グループの管理に係る処理を実行する。
具体的には、グループ管理処理部92は、携帯端末1から受信したグループ作成情報に基づいて、グループIDを作成し紐付けて、グループを作成し、当該情報をグループ情報記憶部101に記憶させる処理を実行する。また、グループ管理処理部92は、携帯端末1から受信したグループ加入情報に基づいて、加入条件を判定して、グループへの加入を行う処理を実行する。また、グループ管理処理部92は、グループ内の携帯端末1に対して、各携帯端末1を配置した地図情報を生成する処理を実行する。また、グループ管理処理部92は、携帯端末1から受信したグループ脱退情報(APP_ID)により、グループ情報記憶部101に記憶されるグループIDとの紐付けを解除して、グループから脱退させる処理を実行する。また、グループ管理処理部92は、携帯端末1から受信した解散情報により、グループ情報記憶部101に記憶されるグループ情報を削除して、グループを解散させる処理を実行する。
図9は、図8の機能的構成を有する図6の親の携帯端末1Aが実行する(親側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。
(親側)グループ運用処理は、ユーザによる入力部18-1への(親側)グループ運用処理開始の操作により開始される。
ステップS11において、グループ設定処理部51は、位置共有アプリケーションを起動する。
ステップS12において、グループ設定処理部51は、グループ位置範囲・ジェスチャー種類を設定する。グループ位置範囲は、図3の例に示すように、地図において範囲を指定することにより設定する。ジェスチャー種類は、例えば、複数の選択肢(端末を掲げる/ジャンプする等)の中から選択してもよいし、親の携帯端末1Aでのジェスチャーを特定して種類を設定するように構成してもよい。
ステップS13において、通信制御部52は、グループ作成情報(グループ位置範囲,APP_ID,位置情報,ジェスチャー種類)をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する(グループ作成)。その結果、サーバ2において、グループ作成情報に対応するグループIDが紐付けられて、グループが作成される。
ステップS14において、通信制御部52は、サーバ2から配信される仲間の位置を含む地図情報を取得するように通信部21-1を制御する。そして、出力制御部53は、仲間の位置を含む地図を表示するように出力部19-1を制御する。出力部19-1には、例えば、自機を中心として、グループに属する携帯端末1が表示されたような、図5(a)に示す画面が表示される。また、所定のタイミングで、図5(b)の例に示すように、位置の再検索が行われて、現在の位置になるように加入している携帯端末1が再配置される。
ステップS15において、グループ設定処理部51は、グループの加入を締め切ったか否かを判定する。グループの加入を締め切っていない状態では、出力部19-1には、例えば、図3に示すように、募集中状態画面が表示される。グループの加入がされると、人型のアイコンの表示が変化して、増えていくような表示が行われる。この表示はステップS14で表示された図5(a)や図5(b)に示す画面から自動的に切り替わったり、手動で切り換えたりすることで表示される。
グループの加入を締め切っていない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS14に戻る。
これに対して、グループの加入を締め切った場合には、ステップS15においてYESと判定されて、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、通信制御部52は、グループの加入の締め切るグループ締切情報をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する(グループ加入締め切り)。その結果、サーバ2において、グループへの紐付けに係る処理を行わずに、グループの加入を締め切る。
ステップS17において、グループ設定処理部51は、解散操作があった否かを判定する。本実施形態においては、図3の例に示すように解散ボタンをタップしたり、位置共有アプリケーションを終了させたりすることで、解散操作があったものとする。
解散操作がなかった場合には、ステップS17においてNOと判定されて、処理はステップS14に戻る。
これに対して、解散操作があった場合には、ステップS17においてYESと判定されて、処理はステップS18に進む。
ステップS18において、通信制御部52は、グループの解散を要求するグループ解散情報をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する(グループ解散)。その結果、サーバ2においてグループ情報が削除されて、グループが解散する。
その後、(親側)グループ運用処理は終了する。
図10は、図8の機能的構成を有する図6の子の携帯端末1Bが実行する(子側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。
(子側)グループ運用処理は、ユーザによる入力部18-1への(子側)グループ運用処理開始の操作により開始される。
ステップS31において、グループ設定処理部51は、位置共有アプリケーションを起動する。
ステップS32において、グループ設定処理部51は、センサ部17-1から取得したセンサ情報に基づいて、ジェスチャーを認識する。
ステップS33において、グループ設定処理部51は、ジェスチャーを認識したか否かを判定する。ジェスチャー認識の結果、グループ設定処理部51は、ジェスチャーの種類を特定する。
ジェスチャーを認識しない場合には、ステップS33においてNOと判定されて、処理はステップS32に戻る。
これに対して、ジェスチャーを認識した場合には、ステップS33においてYESと判定されて、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、通信制御部52は、グループ加入情報(APP_ID,位置情報,ジェスチャー種類)をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する(グループ作成)。その結果、サーバ2において、位置情報がグループ位置範囲内であり、ジェスチャー種類が一致している場合に、グループIDと、APP_IDとが紐付けられて、グループに加入する。
ステップS35において、通信制御部52は、サーバ2から配信された仲間の位置を含む地図情報を取得するように通信部21-1を制御する。そして、出力制御部53は、仲間の位置を含む地図を表示するように出力部19-1を制御する。出力部19-1には、例えば、自機を中心として、グループに属する携帯端末1が表示されたような、図5(a)に示す画面が表示される。また、所定のタイミングで、図5(b)の例に示すように、位置の再検索が行われて、現在の位置になるように加入している携帯端末1が再配置される。
ステップS36において、グループ設定処理部51は、脱退操作があった否かを判定する。本実施形態においては、図4の例に示すように脱退ボタンをタップしたり、位置共有アプリケーションを終了させたりすることで、脱退操作があったものとする。
脱退操作がない場合には、ステップS37においてNOと判定されて、処理はステップS35に戻る。
これに対して、脱退操作があった場合には、ステップS36においてYESと判定されて、処理はステップS37に進む。
ステップS37において、通信制御部52は、グループ脱退情報(APP_ID)をサーバ2に送信(脱退)する。その結果、サーバ2においてグループIDとの紐付けが解除されて、グループから脱退する。
その後、(子側)グループ運用処理は終了する。
図11は、図8の機能的構成を有する図7のサーバ2が実行する(サーバ側)グループ運用処理の流れを説明するフローチャートである。
(サーバ側)グループ運用処理は、ユーザによる入力部18-2への(サーバ側)グループ運用処理開始の操作により開始される。
ステップS51において、通信制御部91は、親の携帯端末1Aからグループ作成情報を受信するように通信部21-2を制御する。受信したグループ作成情報は、グループ情報記憶部101に記憶されて、対応するグループIDと紐付けられる(グループ作成)。
ステップS52において、通信制御部91は、子の携帯端末1Bからグループ加入情報を受信するように通信部21-2を制御する。
ステップS53において、グループ管理処理部92は、グループに加入させるか否かを判定する。グループへの加入は、位置情報がグループ位置範囲内にあり、ジェスチャーの種類が一致した場合に行われる。
グループに加入させない場合には、ステップS53においてNOと判定されて、処理はステップS52に戻る。
これに対して、グループに加入させる場合には、ステップS53においてYESと判定されて、処理はステップS54に進む。
ステップS54において、グループ管理処理部92は、グループ情報記憶部101において、APP_IDとグループIDを紐付ける(グループ加入)。
ステップS55において、通信制御部91は、親の携帯端末1A及び子の携帯端末1Bに対して仲間の位置を含む地図をグループ内の携帯端末1に配信するように通信部21-2を制御する。配信に際して、地図情報記憶部102に記憶される地図上の、各携帯端末1の位置情報に対応する位置に、該当携帯端末1をアイコン化して表示する画像が生成される。
ステップS56において、通信制御部91は、グループ締切情報を受信したか否かを判定する。
グループ締切情報を受信しない場合には、ステップS56においてNOと判定されて、処理はステップS52に戻る。
これに対して、グループ締切情報を受信した場合には、ステップS56においてYESと判定されて、処理はステップS57に進む。
ステップS57において、通信制御部91は、親の携帯端末1A及び子の携帯端末1Bに対して仲間の位置を含む地図をグループ内の携帯端末1に配信するように通信部21-2を制御する。配信に際して、地図情報記憶部102に記憶される地図上の、各携帯端末1の位置情報に対応する位置に、該当携帯端末1をアイコン化して表示する画像が生成される。
ステップS58において、グループ管理処理部92は、子の携帯端末1Bからグループ脱退情報を受信した場合には、該当するAPP_IDとグループIDの紐付けを解除する(グループ脱退)。
ステップS59において、グループ管理処理部92は、親の携帯端末1Aから解散情報を受信した場合には、該当するグループ情報を削除する(グループ解散)。また、親の携帯端末1A及び子の携帯端末1Bから何も受信しない場合には、処理はステップS57に戻る。
その後、(サーバ側)グループ運用処理は終了する。
アウトドアでアクティビティを行う場合、その日、その場で集まった仲間同士で、その時だけ、位置情報共有をしたいケースがある。
一般的に存在するSNS(Social Networking Service)などの情報共有では、予めユーザ登録やグループ登録を行わねばならず、面倒であり、また、位置情報は近親者ですら知られたくないケースも多く、ユーザ登録やグループ登録した上で、さらに、位置情報許可するか、しないかの設定を毎回行う必要があり面倒であるという問題がある。
ユーザにおいては、普段の生活では情報共有したくないが、今だけは情報共有を手軽に簡単に行いたいという需要がある。そこで、グループ運用システムSにおいては、位置情報から特定のエリア範囲にいる携帯端末1(人物)をグループ登録できるように構成する。
ただし、エリア範囲内には関係のない人物もいたり、成りすましで仲間に入ろうとする人物もいたりするかもしれないため、エリア範囲内に位置し、かつ、仲間であることを特定する仕組みが必要である。
グループ運用システムSでは、エリア範囲にいることを判断するために位置情報と、仲間であることを判断するために予め決定した特定の情報(本実施形態においては、ジェスチャー情報)と、を組み合わせることで、グループ登録を行えるように構成する。
その結果、グループ運用システムSでは、特定のエリア範囲にいる人物で、同じジェスチャーを行った人物を、“仲間と認識”して、簡単に、すぐにグループ登録できる。エリア範囲内であることと、ジェスチャーを条件とすることで、相手の名前すら知っている必要もなく、セキュリティ的な情報漏洩も起こらない仕組みを、手軽で、気軽に、簡単に、早く提供することができる。
また、上述したようなSNSなどの情報共有では、一度グループ登録すると、そのグループ化を解除またはグループからの脱退を簡単な操作で行うことが出来なかったのに対して、本発明では携帯端末1に紐付けの解除をサーバ2に送信するためのインターフェースを常時ユーザに対して提供し続けることができるので、簡単にグループの解除又はグループからの脱退を行うことができ、その場限りの一時的なグループ化を実現している。
グループ運用システムSの利用シーンとしては、以下のようなシーンがある。
グループ運用システムSは、「年齢」、「技術」、「体力」が異なり、それぞれ異なるペースで行動することが多いアウトドアアクティビティにおいて有効的に機能する。
例えば、サイクリング、トレイルラン、ランニング、キャンプ、釣り、スキー・スノボにおいては、アクティビティは、個別に開始し、始めたら個別行動が行われる。
[アクティビティ個別開始の例]
・「5時くらいから○○のあたりでやっているよ。(時間が合えば一緒にやろうよ)」(釣り)
・「○○日から△△場でソロキャンプしているけど。(時間が合えば一緒にやろうよ)」(キャンプ)
・「俺、朝一で滑るから、起きたら連絡して」(スキー・スノボ)
・「いつものとこで、先入っているから。(時間が合えば一緒にやろうよ)」(サーフィン)
[アクティビティ開始後の個別行動の例]
・「先行くね。○○橋のコンビニで待っているよ。」(サイクリング)
・「先行くね。茶店で待っているから。」(トレイルラン)
・「先行くね。ゴールで待っているよ。」(ランニング)
・「あっちのハイキングコースに行ってくるね。」(キャンプ)
・「俺、向こうのポイント攻めるから、昼ぐらいに戻るよ」(釣り)
・「俺こっちのコース行くから、リストで集合ね」(スキー・スノボ)
別々に行動するから、仲間がどこで何をしてるかが気になるため、グループ運用システムSの利用シーンの需要が生じることとなる。
例えば、サイクリングにおいては、待ち合わせ場所に集合して、グループを構成して、個別にサイクリングを開始する。その後、各自に徐々に差が出てくるため、情報(位置や状態やメッセージ)の共有が必要になる。その後、ゴール地点に到着したら、その場で解散する。
このため、(1)アクティビティ中は仲間がどこにいるか、すぐにわかる。アクティビティが始まったら、仲間同士でお互いの位置がわかる。アクティビティが終わったら、位置がわからなくなる。
(2)アクティビティ中は仲間の状態がすぐにわかる。アクティビティが始まったら、仲間同士で状態がわかる。アクティビティが終わったら、状態がわからなくなる。
[仲間同士で状態がわかった例]
・あいつ、歩いている。
・あいつ、走っている。
・あいつ、止まっている。
・あいつ、転んだ。
・あいつ、時速○○kmで走行している。
・あいつ、×匹釣っている。
・あいつ、近づいてきた(□□m)。
・あいつ、離れ始めた(△△m)。
(3)初めて逢った人とも簡単に仲間になることができる。
アウトドアでは「友達の友達」のような初対面の人が来ることはよくあり、簡単にその場で仲間になることができる。
(4)アクティビティ情報以外のプライバシーが守られている。
アクティビティ以外は特に付き合いを持ちたくない、お互いの生活には特に踏み込まない等のような関係性を保つことができる。
図12は、親の携帯端末1Aにおけるグループとなるパーティーの作成に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。なお、本実施形態においては、ビーコンで運用を行うように構成してもよい。ビーコンにより運用する場合には、自機のビーコンIDと、対応する自機の固有IDをサーバ2で紐付けして登録しておき、ビーコンを受信する度に、受信したビーコンのビーコンIDをサーバ2にアップする。サーバ2側では、ビーコンIDに対応する固有IDの登録があるかを判断して、対応する固有IDの登録があった場合には、受信したビーコンIDに対応する携帯端末1の情報を、ビーコンIDをアップしてきた携帯端末1に送信する。サーバ2から受信したビーコンIDに対応する携帯端末1の情報を受信した携帯端末1では、その受信したビーコンIDに対応する携帯端末1をパーティーに係る機能を有する携帯端末1であるとして、パーティーの作成、解散、参加、脱退等の各種のパーティーに係る処理を行うように構成することができる。ビーコンの送受信によって、互いが交信範囲内の距離にあることが保証されると共に、サーバ2を介するように構成することで、携帯端末1間で直接的に個体の識別情報等の個人情報をやり取りすることなく各種の処理を行うことができる。
パーティーの作成は、図12の例に示すように、パーティー未参加状態においては、アプリケーションの起動画面からパーティー未参加画面に遷移する。パーティー未参加画面では、周辺環境の地形図に自機の位置と共に、予め登録した自己を識別するためのアイコンが表示される。パーティー未参加画面には、親となりパーティーを作成するボタン[NEW]と、異なりパーティーに参加するボタン[JOIN]が表される。
パーティーの作成を行うため、[NEW]ボタンをタップすると、パーティーを作る実行ボタン画面に遷移する。パーティーを作る実行ボタン画面では、アイコンの画像を背景として、パーティーを作る実行ボタンが表示される。パーティーを作る実行ボタンをタップすることで、パーティーを作る確認が行われ、ビーコンが送信されて、その後、子となるメンバーの参加状況を示すエントリー中画面に遷移する。
図13は、エントリー中画面の詳細を示す模式図である。
エントリー中画面は、図13に示すように、パーティーへの参加希望者のアイコン(参加希望者が個々に事前設定しておいたアイコン画像でもよい)が、パーティーへの参加人数を示す領域R100を中心として、周囲の領域R101に等分割に表示される。パーティーへの参加人数を示す領域R100の背景には、パーティーを作成した親のアイコンの画像が表示される。本例では、参加希望者8名であったため、パーティーへの参加人数を示す領域R100には、参加希望者8名とパーティーを作成した者の合計9名の人数を示す[9]が表示される。
また、領域R101には、参加表明順に時計回りで等分割に参加希望者のアイコンの画像が表示される。
また、メンバー数を示す領域には、[CLOSE?]の文字が表示され、当該領域をタップすることで、メンバーの参加を締め切ることができる。
なお、メンバーは、所定の時間を経過することで自動的に締め切るように構成することができるが、この際、メンバー数を示す領域の直上に示す円弧を締め切りまでの残り時間を示すタイマ表示として機能させることができる。
その後、メンバー数を示す領域をタップして、メンバーの締め切りの処理が終わると、図12に示すように、参加したメンバーの位置を地図上に表示した全員マップ画面が表示される。全員マップ画面では、親と子は色分けされて識別表示される。
図14は、子の携帯端末1Bにおけるパーティーの参加に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。
パーティーへの参加は、図14の例に示すように、パーティー未参加状態においては、アプリケーションの起動画面からパーティー未参加画面に遷移し、子となりパーティーに参加するボタン[JOIN]をタップする。その後、リーダー検索中画面に遷移し、親からのビーコンを受信した場合には、親の名前と、アイコンが表示されたパーティーへの参加確認画面に遷移する。当該パーティーに参加を希望した場合は、エントリー待ち中画面に遷移する。なお、ビーコンを受信しない場合には、再検索をする画面に遷移する。再検索をする画面では、再検索の希望有無のボタンと、「リーダーの近くに移動してお試し下さい」等のビーコン受信のためのアドバイスが表示される。
図15は、エントリー中画面の詳細を示す模式図である。
エントリー中画面は、図15に示すように、パーティーへの参加希望者のアイコンが、パーティーへの参加人数を示す領域R110を中心として、周囲の領域R111に等分割に表示される。パーティーへの参加人数を示す領域R110の背景には、自機のアイコンの画像が表示される。本例では、参加希望者6名であったため、パーティーへの参加人数を示す領域R110には、パーティーを作成した者を含めた合計7名の人数を示す[7]が表示される。
また、領域R111には、親を先頭にして参加表明順に時計回りで等分割に参加希望者のアイコンの画像が表示される。本例では、自分以外の参加希望者の表示数を8としており、領域R111を8分割した領域が設けられる。2カ所の領域にアイコンの画像が表示されていないため、6名の参加希望者がいることがわかる。
また、メンバー数を示す領域には、[CANCEL?]の文字が表示され、当該領域をタップすることで、メンバーの参加をキャンセルすることができる。
図14に示すように、親からパーティーの作成がキャンセルされた場合、参加キャンセル画面2に遷移して、「リーダーによってパーティー作成がキャンセルされました。」というメッセージが表示される。
親からのパーティー作成のキャンセルがなかった場合には、パーティーの作成が完了し、全員マップ画面に遷移する。
全員マップ画面では、参加したメンバーの位置を地図上に表示すると共に、対応するアイコンの画像が表示される。また、全員マップ画面では、親と子は色分けされ、さらに、自機も他の子と色分けされて識別表示される。
図16は、パーティー作成完了後のマップ表示について説明するための模式図である。
マップ表示では、メンバー全員を同一画面で表示する全員マップ画面と、各メンバーを個別に表示する個人表示画面の間で画面遷移を行う。全員マップ画面において、[MEMBER]ボタンをタップすることで、個人表示画面に遷移し、さらに[MEMBER]ボタンをタップすることでメンバーの表示の切り替えを行うことができる。
全員マップ画面では、親、子、自機が色分けされて識別表示される。また、マップ表示において表示される地図は、二次元の平面地図と、航空写真と、地形の中からユーザが選択可能に構成される。
図17及び図18は、パーティー解散及びパーティーから抜ける機能を説明するための模式図である。
親の携帯端末1Aには、全員マップ画面において、図17に示すように、パーティーの解散を行う解散実行ボタン画面に遷移するためのアイコン(本実施形態においては、下三角形状のアイコン)が表示される。当該アイコンを画面の下方にスワイプしてスライド操作することで、解散実行ボタン画面に遷移する。
解散実行ボタン画面では、中央部分にある解散実行ボタンをタップすることで、解散確認画面に遷移する。解散確認画面において、解散を決定すると、解散が完了して、アプリケーションが終了する。また、解散の確認を行う解散確認画面では、「パーティーのリンクが解除され、全ての情報が削除されます。本当に解散しますか?」という解散による弊害を報知するメッセージと解散の確認のメッセージが表示される。
また、解散実行ボタン画面では、所定の方向にスワイプすることで、画面遷移を前後させることができ、図17に示すように、解散実行ボタン画面から自動解散設定画面へと遷移させることができる。
自動解散設定画面では、自動解散の有無を設定することができ、自動解散する場合には、時間設定画面に遷移し、時間設定を行うことができる。本実施形態においては、パーティーの作成後から、60分、120分、180分のいずれかの時間で時限的にパーティーを組むことができ、設定した時間の経過後にパーティーが自動的に解散する。
なお、子の携帯端末1Bの場合には、解散実行及び自動解散設定の機能に相当する機能として、パーティーから抜ける退出機能と、所定時間経過後に自動的に退出する自動退出機能がある。
自動解散設定画面をスワイプすると、メンバー確認画面に遷移する。その一例を図18に示す。メンバー確認画面からは、パーティーに参加しているメンバーの一覧を表示することができ、表示されたメンバーの一覧から、メンバーの退出を親権限として行うことができる。なお、子であるメンバーの場合には、メンバーを退出させる権限はなく、メンバーの一覧を表示したり、各メンバーのステータスを表示したりするのみとなる。
図19は、メッセージ送信に係る画面表示の変遷例を示す模式図である。
メッセージ送信は、図19に示すように、全員マップ画面や個人表示画面に表示される[MESSAGE]ボタンをタップすることにより可能となる。
[MESSAGE]ボタンをタップすると、現時点までに各メンバーにより送信されたメッセージを確認できたり、図示しないが各種メッセージの入力やメッセージひな形が一覧で表示されたりするメッセージ一覧画面に遷移する。[入力]のアイコンをタップした場合、音声入力の画面に遷移し、当該画面が表示されている状態で音声入力を行うと、音声入力結果がテキストで表示される。その後、表示された内容で送信を行う確認画面を経て、メッセージの送信が行われる。なお、メッセージは、個別のメンバーに送信することも可能であり、全メンバーや特定の複数のメンバーに送信することも可能に構成される。
以上のように構成されるグループ運用システムSは、通信機能を備えた他の携帯端末1と、当該携帯端末1の各々と通信接続され、当該携帯端末1と情報交換を管理するサーバ2と、を備える。
携帯端末1は、通信制御部52を有する。
通信制御部52は、自機の識別情報をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する。
サーバ2は、通信制御部91と、グループ管理処理部92と、有する。
通信制御部91は、携帯端末1の夫々の識別情報を、当該携帯端末1の通信機能を介して携帯端末1から取得するように通信部21-2を制御する。
グループ管理処理部92は、取得した識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化する。
グループ管理処理部92は、サーバ2において自機の識別情報と他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、紐付けの解除をサーバ2に送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供する。
これにより、携帯端末1においては、取得した識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化し、紐付けの解除(グループからの脱退・解散)をすることができるために、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループの作成・解除をすることができる。
携帯端末1は、さらに出力部19-1を有する。
グループ管理処理部92は、紐付け解除のためのインターフェースとして常時グループ解除アイコンを、出力部19-1を介して表示させる。
これにより、携帯端末1においては、ユーザに対して常にグループ解除を意識させることができる。
携帯端末1は、入力部18-1を有する。
グループ管理処理部92は、紐付け解除のためのインターフェースとしてユーザによる入力部18-1への所定のスワイプ操作を設定する。
これにより、携帯端末1においては、ユーザが直感的、かつ、簡単な操作で紐付け解除を行うことができる。
グループ管理処理部92は、さらにユーザからの設定に応じた自動グループ解除条件を設定し、当該自動グループ解除条件に基づいて、携帯端末1は自動的に紐付けを解除する。
これにより、携帯端末1においては、所定の条件を満たすと自動的にグループから脱退・グループの解散を行う機能を搭載することができる。
通信制御部52は、グループ化がなされた後に当該グループ化を解除する旨を指示するグループ化解除情報(グループ解散情報)をサーバ2に送信するように通信部21-1を制御する。
グループ管理処理部92は、携帯端末1からグループ化解除情報(グループ解散情報)を受信したか否かを判定する。
グループ管理処理部92は、グループ管理処理部92によってグループ化解除情報(グループ解散情報)を受信したと判定した場合に、グループ管理処理部92により紐付けされた複数の識別情報のうち、グループ化解除情報(グループ解散情報)を送信した携帯端末1に対応する識別情報の紐付けを解除する。
これにより、携帯端末1においては、グループ化解除情報(グループ解散情報)を受信することで携帯端末1に対応する識別情報の紐付けを解除することができるために、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
通信制御部91は、さらに、携帯端末1からグループ化を許可する旨を指示するグループ化許可情報(グループ作成情報)を取得するように通信部21-1を制御する。
グループ管理処理部92は、グループ化許可情報(グループ作成情報)に基づいて、取得した識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化する。
これにより、携帯端末1においては、グループ化許可情報(グループ作成情報)に基づいて、複数の携帯端末1をグループ化することができるために、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
サーバ2は、グループ管理処理部92を有する。
通信制御部91は、識別情報の夫々に対応して携帯端末1で取得された所定情報を携帯端末1から取得するように通信部21-2を制御する。
グループ管理処理部92は、通信制御部91により取得された識別情報の各々に対応する所定情報が予め定められた所定条件を満たしているか否かを判定する。
グループ管理処理部92は、グループ管理処理部92により所定情報(本実施形態においては、ジェスチャー)が所定条件を満たしていると判定された識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化する。
これにより、携帯端末1においては、所定情報が条件を満たしていることで、グループ化するために、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
通信制御部91は、携帯端末1から送信される自機の位置情報を取得するように通信部21-2を制御する。
グループ管理処理部92は、予め定められた距離範囲内に、位置情報から得られた携帯端末1の位置が存在するか否かを判定することで、所定条件を満たしているか否かを判定する。
これにより、携帯端末1においては、距離範囲内に、位置情報から得られた携帯端末1の位置が存在することを条件にグループ化することができるために、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
グループ管理処理部92は、携帯端末1からの指示に基づいて、予め定められた距離範囲を設定する。
これにより、携帯端末1においては、距離範囲を設定することができるために、状況に応じて、一時的なグループを作ることができる。
通信制御部91は、グループ化されうる携帯端末1の数を携帯端末1に送信するように通信部21-2を制御する。
これにより、携帯端末1においては、数を予め決めた上で、一時的なグループを作ることができる。
通信制御部91は、さらに、携帯端末1からグループ化を締め切る旨を指示するグループ化締切情報(グループ締切情報)を取得するように通信部21-2を制御する。
グループ管理処理部92は、携帯端末1から送信されるグループ化締切情報(グループ締切情報)を受信すると、その時点までに得られた識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化する。
これにより、携帯端末1においては、グループ化締切情報(グループ締切情報)を受信した時点での一時的なグループを作ることができる。
携帯端末1は、サーバ2と通信接続され、複数の携帯端末1間の情報交換を行う。
通信制御部52は、サーバ2に対して自機の識別情報を送信するように通信部21-1を制御する。
通信制御部52は、サーバ2において自機の携帯端末1の識別情報と、他の携帯端末1の識別情報とを紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化させることを許可するグループ化許可情報(グループ加入情報)を送信するように通信部21-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、煩雑な処理をする必要なく、一時的なグループを作ることができる。
グループ設定処理部51は、端末における所定情報(本実施形態においては、ジェスチャー情報)を取得する。
通信制御部52は、所定情報(本実施形態においては、ジェスチャー情報)が予め定められた所定条件を満たしているか否か判定された場合に、識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1をグループ化させるグループか許可情報(グループ加入情報)を送信するように通信部21-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、所定情報(本実施形態においては、ジェスチャー情報)を設定することができるために、セキュリティ等を向上させることができる。
携帯端末1は、グループ設定処理部51を備える。
グループ設定処理部51は、予め定められた距離範囲内に、携帯端末1の位置が存在するか否かを判定することで所定条件が満たされるか否を判定するための自機の位置情報を取得するようにGPS部16-1を制御する。
通信制御部52は、サーバ2に対して通信制御部91によって取得された位置情報を送信するように通信部21-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、自機の位置情報を用いて、一時的なグループを作ることができる。
グループ設定処理部51は、ユーザによる操作等で距離範囲を予め設定する。
これにより、携帯端末1においては、距離範囲を予め設定することができるために、状況に応じて、一時的なグループを作ることができる。
携帯端末1は、出力制御部53を備える。
出力制御部53は、サーバ2によってグループ化されうる携帯端末1の数が設定された場合に、当該携帯端末1の数を報知するように出力部19-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、グループ化できる携帯端末1の数をユーザに認識させることができる。
通信制御部52は、サーバ2に対して、その時点までに得られた識別情報を紐付けして、複数の携帯端末1のグループ化を締め切る旨を指示するグループ化締切情報(グループ締切情報)を送信するように制御する。
これにより、携帯端末1においては、状況に応じて、グループ化を締め切ることができ、一時的なグループを作ることができる。
出力制御部53は、サーバ2に対して、その時点までに紐付けされた識別情報の夫々に対応する所定画像を、出力部19-1に表示させるように制御する。
これにより、携帯端末1においては、例えば、ユーザ自身を示すユーザが登録した自機を識別する画像を表示させることができる。
出力制御部53は、識別情報の紐付けされた順番又は紐付けられた識別情報の合計数が判別できるように、出力部19-1に所定画像を表示させるように制御する。
これにより、携帯端末1においては、紐付けされた順番又は紐付けられた識別情報の合計数が判別可能な表示を行うことができる。
通信制御部52は、紐付けられた自機及び他の携帯端末1の位置情報をサーバ2より取得するように通信部21-1を制御する。
出力制御部53は、位置情報に基づいて紐付けされた自機及び/又は他の端末の位置情報を報知するように出力部19-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、自機及び他の携帯端末1の位置を確認することができる。
通信制御部52は、メッセージを受け付けるように通信部21-1を制御する。
出力制御部53は、紐付けされた自機及び他の携帯端末1の位置情報とメッセージとを報知するように出力部19-1を制御する。
これにより、携帯端末1においては、自機及び他の携帯端末1の位置と他の携帯端末1等からのメッセージを確認することができる。
通信部21-1は、他の携帯端末1との間で無線通信を行う。
通信制御部52は、通信部21-1による無線通信の状態に基づいて、サーバ2に対して自機の識別情報を送信する。
これにより、携帯端末1においては、例えば、他の携帯端末1との間での無線通信の状態を含めて自機の識別情報をサーバ2に送信することができ、通信状態が良好・悪化した場合に自機の識別情報を送信することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、グループ内の情報共有機能として、位置情報を共有する例を示したが、これに限られない。例えば、端末間のデータのやり取りやインスタントメッセージのやり取りを行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態は、グループの解散や脱退においてグループ情報を削除したり、紐付けを解除したりするように構成したが、グループ情報を無効にしたり、特定の紐付けを無効にしたりするように構成してもよい。
また、上述の実施形態は、グループへの加入の最大人数を任意に設定するように構成してもよい。例えば、親の携帯端末1Aにおいてユーザ操作により最大人数を設定するように構成してもよい。また、所定の人数が加入した場合に自動的に加入の締め切りを行うようにしてもよい。この場合、最低参加人数を満たして所定の時間経過した等を条件に自動的に加入の締め切りを行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、サーバ2を介して、グループを管理する運用を行うように構成したがこれに限られず、端末(例えば、親の端末)のみでグループを管理するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、同じ位置範囲でエリア範囲を設定したが、例えば、同じ気圧や高度、同じ言語、同じ設定等をエリア範囲として設定してもよい。この際、例えば、同じ気圧や高度、同じ設定等の場合には、設定時と状態が変わった場合に、グループを解散・脱退するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、エリア範囲をGPSにより取得した位置情報の範囲として構成したが、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy等の近距離通信が可能な範囲とてもよい。また、エリア範囲をビーコンにより交信可能な範囲としてもよい。具体的には、ビーコンにより運用する場合には、自機のビーコンIDと、それに対応する自機の固有IDをサーバ2で紐付けして登録しておき、ビーコンを受信した場合に、受信したビーコンIDをサーバ2にアップする。サーバ側では、ビーコンIDとそれに対応する固有IDが登録されているものであるかを判断して、登録されている場合には、受信したビーコンIDに対応する固有IDの携帯端末1と、自機の固有IDの携帯端末1が近くにあるとして、互いの携帯端末1をグループとして扱って、情報の配信等を行うように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、グループの解散やグループからの脱退をユーザが任意に行うように構成したが、例えば、空間的に、グループ内のメンバーの距離が離れたり、所定の範囲内から出たりすることで、グループの解散やグループからの脱退を自動的に行うように構成してもよい。また、時間的に所定の時間が経過したり、所定の時間となったりした場合に、グループの解散やグループからの脱退を自動的に行うように構成してもよい。また、例えば、位置範囲から離れて脱退となった場合でも、再び条件が揃えば、再加入させるように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、セキュリティの意味合いでも、親が指定したジェスチャーを行われたことを条件にして、グループの加入を行うように構成したが、単に、所定の場所にいることを条件にしたり、さらに複雑な条件や複数の条件を付加したりして構成してもよい。
また、上述の実施形態では、エリア範囲を設定して、そのエリア範囲内の携帯端末が所定条件を満たしたら、当該エリア範囲内の携帯端末1のグループ化を行ったが、特にエリア範囲を設定することなく、単に親が指定したジェスチャー等の所定条件が満たされたらグループ化をするようにしてもよい。
また、上述の実施形態は、アウトドアでのアクティビティを行う場合、会社での出張時や展示会等の所定の行動範囲が決まっている場合、団体行動を伴う旅行等の場合に効果的に機能する。また、上述の実施形態は、サーバ2を介して情報の共有を行うため、端末間での直接のやり取りがないため、情報等の流出の心配がなく、不特定の相手ともグループを構成することの安心感を与えることができる。
また、上述の実施形態では、各種設定は、親の携帯端末1Aや子の携帯端末1Bにおいて任意/自動に設定することも可能に構成することができ、サーバ2で任意/自動に設定するように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される携帯端末1は、スマートフォンやスマートウォッチを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、グループ運用処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図8の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が携帯端末1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図8の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図6及び図7のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図6及び図7のROM12や、図6及び図7の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末であって、
前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信手段と、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とを紐付けして、複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信手段と、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除手段と、
を備えることを特徴とする端末。
[付記2]
前記端末は、さらに第1の表示部を有し、
前記グループ化解除手段は、前記紐付け解除のためのインターフェースとして前記第1の表示部に常時グループ解除アイコンを表示させる、
ことを特徴とする付記1に記載の端末。
[付記3]
前記端末は、圧力センサ部を有し、
前記グループ化解除手段は、前記紐付け解除のためのインターフェースとして前記ユーザによる前記圧力センサ部への所定のスワイプ操作を設定する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の端末。
[付記4]
前記グループ化解除手段は、さらにユーザからの設定に応じた自動グループ解除条件を設定するグループ解除条件設定手段を有し、当該自動グループ解除条件に基づいて、前記端末は自動的に前記紐付けを解除する、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の端末。
[付記5]
前記端末における所定情報を取得する情報取得手段と、
前記所定情報が予め定められた所定条件を満たしている場合に、前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末をグループ化させる前記グループ化許可情報を送信する所定情報送信手段と、
を備えることを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の端末。
[付記6]
予め定められた距離範囲内に前記端末の位置が存在するか否かを判定することで前記所定条件が満たされるか否かを判定するための、自機の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記サーバに対して前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする付記5に記載の端末。
[付記7]
前記距離範囲を予め設定する距離範囲設定手段を備える、
ことを特徴とする付記6に記載の端末。
[付記8]
前記サーバによって前記グループ化されうる端末の数が設定された場合に、当該端末の数を報知する報知手段を備える、
ことを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の端末。
[付記9]
前記サーバに対して、その時点までに得られた前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末のグループ化を締め切る旨を指示するグループ化締切情報を送信するグループ化締切情報送信手段を備える、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の端末。
[付記10]
第2の表示部と、
前記サーバに対して、その時点までに紐付けされた前記識別情報の夫々に対応する所定画像を、前記第2の表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする付記1乃至9の何れか1つに記載の端末。
[付記11]
前記表示制御手段は、前記識別情報の紐付けされた順番又は紐付けられた識別情報の合計数が判別できるように、前記第2の表示部に前記所定画像を表示させる、
ことを特徴とする付記10に記載の端末。
[付記12]
前記紐付けられた自機及び他の端末の位置情報を前記サーバより取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報に基づいて前記紐付けされた自機及び/又は他の端末の位置情報を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする付記1乃至11のいずれか1つに記載の端末。
[付記13]
メッセージを受け付けるメッセージ受付手段を有し、
前記報知手段は、前記紐付けされた自機及び他の端末の位置情報と前記メッセージとを報知する、
ことを特徴とする付記12に記載の端末。
[付記14]
前記他の端末に対して無線通信を行う端末間無線通信手段を有し、
前記識別情報送信手段は、前記端末間無線通信手段による前記無線通信の状態に基づいて、前記サーバに対して自機の識別情報を送信する、
ことを特徴とする付記1乃至13の何れかに記載の端末。
[付記15]
端末と通信接続され、当該端末と情報交換を管理するサーバであって、
前記端末の夫々の識別情報を、当該端末の通信機能を介して前記端末から取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得した前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末をグループ化するグループ化手段と、
前記紐付けられた複数の端末の何れか1つから、ユーザに常時提供する紐付け解除インターフェースを介して前記紐付け解除の指示を受け付けたら、前記複数の端末の紐付けを解除するグループ化解除手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。
[付記16]
通信機能を備えた端末と、当該端末の各々と通信接続され、当該端末と情報交換を管理するサーバと、を備えたシステムであって、
前記端末は、
自機の識別情報をサーバに送信する情報送信手段と、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除情報送信手段と、を有し、
前記サーバは、
前記端末の夫々の識別情報を、当該端末の通信機能を介して前記端末から取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段により取得した前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末をグループ化するグループ化手段と、
前記端末から前記紐付けの解除を受信したか否かを判定する解除判定手段と、
前記解除判定手段によって前記紐付けの解除を受信したと判定した場合に、前記グループ化手段により紐付けされた複数の前記識別情報のうち、前記紐付けの解除を送信した前記端末に対応する前記識別情報の紐付けを解除するグループ化解除手段と、を有する、
ことを特徴とするシステム。
[付記17]
サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末で実行される管理方法であって、
前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信ステップと、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と、前記他の端末の識別情報とを紐付けして、複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信ステップと、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除ステップと、
を含むことを特徴とする管理方法。
[付記18]
サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末を制御するプログラムであって、
前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信手段、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と、前記他の端末の識別情報とを紐付けして、複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信手段、
前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・携帯端末,2・・・サーバ,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・GPS部,17・・・センサ部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,21・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・グループ設定処理部,52・・・通信制御部,53・・・出力制御部,91・・・通信制御部,92・・・グループ設定処理部,101・・・グループ情報記憶部,102・・・地図情報記憶部

Claims (16)

  1. サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末であって、
    前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信手段と、
    前記端末を装着するユーザが行うジェスチャーを取得するジェスチャー取得手段と、
    前記ジェスチャー取得手段が所定のジェスチャーを取得した場合、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した前記他の端末の識別情報と前記自機の識別情報とを前記サーバにおいて紐付けすることで、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信手段と、
    前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除手段と、
    を備えることを特徴とする端末。
  2. 前記端末は、さらに第1の表示部を有し、
    前記グループ化解除手段は、前記紐付け解除のためのインターフェースとして前記第1の表示部に常時グループ解除アイコンを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記端末は、圧力センサ部を有し、
    前記グループ化解除手段は、前記紐付け解除のためのインターフェースとして前記ユーザによる前記圧力センサ部への所定のスワイプ操作を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記グループ化解除手段は、さらにユーザからの設定に応じた自動グループ解除条件を設定するグループ解除条件設定手段を有し、当該自動グループ解除条件に基づいて、前記端末は自動的に前記紐付けを解除する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の端末。
  5. 予め定められた距離範囲内に前記端末の位置が存在するか否かを判定するための、自機の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記サーバに対して前記位置情報取得手段によって取得された前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の端末。
  6. 前記距離範囲を予め設定する距離範囲設定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 前記サーバによって前記グループ化されうる端末の数が設定された場合に、当該端末の数を報知する報知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の端末。
  8. 前記サーバに対して、その時点までに得られた前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末のグループ化を締め切る旨を指示するグループ化締切情報を送信するグループ化締切情報送信手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の端末。
  9. 第2の表示部と、
    前記サーバに対して、その時点までに紐付けされた前記識別情報の夫々に対応する所定画像を、前記第2の表示部に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の端末。
  10. 前記表示制御手段は、前記識別情報の紐付けされた順番又は紐付けられた識別情報の合計数が判別できるように、前記第2の表示部に前記所定画像を表示させる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の端末。
  11. 前記紐付けられた自機及び他の端末の位置情報を前記サーバより取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づいて前記紐付けされた自機及び/又は他の端末の位置情報を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の端末。
  12. メッセージを受け付けるメッセージ受付手段を有し、
    前記報知手段は、前記紐付けされた自機及び他の端末の位置情報と前記メッセージとを報知する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の端末。
  13. 前記他の端末に対して無線通信を行う端末間無線通信手段を有し、
    前記識別情報送信手段は、前記端末間無線通信手段による前記無線通信の状態に基づいて、前記サーバに対して自機の識別情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の端末。
  14. 請求項1乃至13の何れか1項に記載の端末と、当該端末の各々と通信接続され、当該端末と情報交換を管理するサーバと、を備えたシステムであって、
    前記サーバは、
    前記端末の夫々の識別情報を、当該端末の通信機能を介して前記端末から取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得した前記識別情報を紐付けして、複数の前記端末をグループ化するグループ化手段と、
    前記端末から前記紐付けの解除を受信したか否かを判定する解除判定手段と、
    前記解除判定手段によって前記紐付けの解除を受信したと判定した場合に、前記グループ化手段により紐付けされた複数の前記識別情報のうち、前記紐付けの解除を送信した前記端末に対応する前記識別情報の紐付けを解除するグループ化解除手段と、を有する、
    ことを特徴とするシステム。
  15. サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末で実行される管理方法であって、
    前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信ステップと、
    前記端末を装着するユーザが行うジェスチャーを取得するジェスチャー取得ステップと、
    前記ジェスチャー取得ステップにおいて所定のジェスチャーを取得した場合、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した前記他の端末の識別情報と前記自機の識別情報とを前記サーバにおいて紐付けすることで、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信ステップと、
    前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除ステップと、
    を含むことを特徴とする管理方法。
  16. サーバと通信接続され、他の端末と情報交換を行う端末を制御するプログラムであって、
    前記サーバに対して自機の識別情報を送信する識別情報送信手段、
    前記端末を装着するユーザが行うジェスチャーを取得するジェスチャー取得手段、
    前記ジェスチャー取得手段が所定のジェスチャーを取得した場合、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した前記他の端末の識別情報と前記自機の識別情報とを前記サーバにおいて紐付けすることで、前記所定のジェスチャーと同じジェスチャーを取得した複数の端末をグループ化させることを許可するグループ化許可情報を送信するグループ化許可情報送信手段、
    前記サーバにおいて前記自機の識別情報と前記他の端末の識別情報とが紐付けられた状態において、前記紐付けの解除を前記サーバに送信するためのインターフェースをユーザに対して常時提供するグループ化解除手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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