JP2000163950A - 磁気的メモリ - Google Patents

磁気的メモリ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 順次連続する過程または方法に起因する情報
の再書き込みによる時間損失が発生せず、メモリセルの
固有インピーダンスが製造に起因して変動することにデ
ータ処理が依存しないような磁気的メモリを提供する。 【解決手段】 評価回路は比較回路を有し、該比較回路
によって、基準素子から送出された基準信号が読み出す
べきメモリセルのセンス信号と比較されるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意アクセス可能
な磁気的メモリであって、メモリセルフィールドと、ワ
ード線路に配属されたアドレシング回路と、センス線路
に配属された評価回路とを有し、前記メモリセルフィー
ルドは、ワード線路とセンス線路との交点にマトリクス
状に配置された多数のメモリセルからなり、前記メモリ
セルの論理的データ内容は磁気的状態によって定められ
前記アドレシング回路によって、データ内容を読み出す
べき選択された1つまたは複数のメモリセルのワード線
路には読み出し電圧が印加され、前記評価回路によっ
て、選択されたメモリセルのデータ内容に相応する信号
が検出され、評価される形式の磁気的メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなマトリクス編成の磁気的メモ
リ(MRAM)では、データ情報が磁化方向の形態で、
ワード線路とセンス線路との交点に配置された磁気的メ
モリセルの情報担体層に含まれる。メモリセルを読み出
すために、センス線路またはワード線路(以下、常にワ
ード線路とする)に読み出し電圧が印加され、ワード線
路またはセンス線路を介して、メモリ状態を反映するメ
モリセルのインピーダンスによって変化する信号が、配
属されたワード線路増幅回路またはセンス線路増幅回路
によって評価される。
【0003】メモリセルのインピーダンスにおける、情
報内容(“1”または“0”)による相対差(抵抗変化
率)はここでは典型的には20%である。これは比較的
小さな値である。さらに、他のすべてのメモリセルが読
み出すべきメモリセルに対して並列路を形成し、従って
大きな寄生インピーダンスを形成しているので、インピ
ーダンス差の検出がますます困難になる。この寄生イン
ピーダンスは、読み出すべきメモリセルのインピーダン
ス差の作用をすでにワード線路当たり約100素子ある
場合にほとんど減衰してしまう。そしてこのようにして
センス線路を介して取り出され、後から評価回路により
分析される信号(センス信号)に不利に作用する。
【0004】製造に起因して磁気的メモリの場合は、メ
モリセルの固有インピーダンスの変動がチャージ、ウェ
ハ、および個々の磁気的メモリのメモリセルフィールド
内に発生する。そのため、固有インピーダンスの測定を
読み出すべきメモリセルのメモリ状態の検出には使用で
きない。
【0005】これまで公知の、メモリセルのメモリ内容
を検出する手段は次のとおりである:所属のワード線路
およびセンス線路を作動し、読み出し電圧をメモリセル
に印加し、メモリセルの信号を評価することにより、メ
モリセルを読み出す。このようにして得られた測定信号
は、例えば容量的に中間記憶される。これに基づいて、
メモリセルを新たに既知の値(“1”または“0”)に
より書き込み、再び読み出す。そして新たな測定信号を
中間記憶された測定信号と比較し、これにより実際のメ
モリ状態を検出する。ここでの欠点は明らかに、この手
段が複数のステップにわたることである。
【0006】別の公知の手段では、メモリセル内にある
磁気基準層が使用される。ここでも、永久的磁気基準層
と可変的磁気基準層とを区別することができる。永久的
磁気基準層には、上に述べた固有インピーダンスの変動
という同じ問題が発生するから、ここでは詳細には考慮
しない。磁気的配向において、可変的磁気基準層はメモ
リセルを読み出すため、ワード線またはセンス線路を通
る電流によって所定の方向で磁気的に配向することがで
きる(基準方向)。配向の方向変化、およびひいては固
有インピーダンスの変化がこの場合、固有インピーダン
ス値の代わりに評価される。情報担体層の磁化方向(こ
れは情報内容と等価である)はここでも得ることがで
き、比較的軟磁性の基準層が反転磁化される。基準層が
強磁性層であり、情報担体層が切り替えられるメモリも
使用できる。
【0007】これまで公知のすべての方法およびメモリ
は、メモリセルの情報の読み出しが順次連続する過程に
よって行われるという欠点がある。このためにかかる時
間コストが大きい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、順次
連続する過程または方法に起因する情報の再書き込みに
よる時間損失が発生せず、メモリセルの固有インピーダ
ンスが製造に起因して変動してしまうことがデータ処理
に影響を与えないような磁気的メモリを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は冒頭に述べた
磁気的メモリにおいて、評価回路は比較回路を有し、該
比較回路によって、基準素子から送出された基準信号が
読み出すべきメモリセルのセンス信号と比較されるよう
に構成して解決される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、評価回路が比較回路
を有し、この比較回路によって基準素子から送出された
基準信号が選択されたメモリセルのセンス信号と比較さ
れる。
【0011】本発明では、読み出し過程が、ウェハまた
はチャージの固有インピーダンスの変動による影響を、
メモリチップに構成された基準素子を設けることにより
受けなくなるようにすることが提案される。このことに
より、メモリセルの情報を読み出すことができ、その際
に固有インピーダンスの大きな変動が影響及ぼすことが
ない。このことは、メモリセルのセンサ信号と基準セル
の基準信号により比較回路で差信号を形成することによ
って行われる。
【0012】有利にはここでは比較回路は差動増幅器に
よって構成され、差動増幅器には抵抗が配属されてお
り、この抵抗の一方の端部は差動増幅器の入力側と、他
方の端部は出力側と接続されており、差動増幅器の入力
側には抵抗が前置接続されている。
【0013】本発明の有利な実施例では、ワード線路お
よびセンス線路が個別にアーススイッチによりアースと
接続される。ここから得られる利点は、メモリセル全体
により形成される多数の寄生素子が、信号検出に必要な
いワード線路およびセンス線路を接地すると格段に低減
することである。
【0014】有利には基準素子を次のように構成する。
すなわち、電気的ないし磁気的特性がメモリセルの特性
に適合し、必要な場合には同じ特性を変化することによ
りメモリセルの特性に調整する。その際にこれらはメモ
リセルフィールドの外に配置する。有利には基準素子は
基準増幅回路と直接接続される。この基準増幅回路は基
準セルの信号を基準信号に処理する。
【0015】メモリセルフィールド内にあるメモリセル
の磁気的ないし電気的特性が非常に大きく変動する場
合、本発明の改善形態では、近似的に同じ電気的ないし
磁気的特性を有する関連のメモリセルの複数の異なるセ
ル領域にメモリセルフィールドを分散し、セル領域に固
有の基準セルないしは基準信号を割り当て、これにより
読み出すべきメモリセルのセンス信号の差信号の信号品
質および基準素子の信号品質が悪化しないようにする。
【0016】有利には基準素子が読み出すべきメモリセ
ルとできるだけ同じ磁気的ないしは電気的特性を有する
ようにするため、これをメモリセルフィールド内にある
メモリセルとして構成することができる。従って有利に
は基準素子のセンス線路は基準増幅回路と接続される。
このように任意に選択可能で空間的に可変に構成された
基準素子は、有利には読み出すべきメモリ素子の近傍に
あるように選択する。
【0017】本発明のとくに有利な実施例では、基準素
子が同じワード線路および同じセンス線路にない。すな
わち、選択されたメモリセルに隣接するワード線路およ
び/またはセンス線路にある。有利にはこの場合、基準
素子のワード線路は比較回路と接続することができる。
【0018】本発明の別の実施例では、読み出すべきメ
モリセルに隣接する複数の基準素子が設けられており、
読み出すべきメモリセルとは重ならないそれらのワード
線路は共通に比較回路と接続されている。従って別の実
施例では、基準素子のセンス線路に別の電圧レベルを、
読み出すべきメモリセルのワード線路と同じように印加
する。
【0019】有利にはメモリセルフィールドのメモリセ
ルは次のように構成される。すなわち、基板にワード線
路が取り付けられ、この上に第1の磁気材料層、磁気的
トンネルバリア層および第2の磁気材料層が設けられ、
その上にワード線路に交差してセンス線路が取り付けら
れる。層システムのコンダクタンスは、第1および第2
の磁気材料層によって形成される2つの金属電極のフェ
ルミエッジにおけるエネルギーレベル密度に比例する。
電極が磁気的であることにより、電流はトンネルバリア
層によって2つのスピンチャネルに分解される。ここで
これらチャネルのスピン方向は種々の形式の磁気層の磁
化によって配向され、この磁気層は他の部分よりも強磁
性である。ここでトンネル電流はそれぞれスピンチャネ
ルの1つで、このスピン方向に対するバリアの両側にお
けるエネルギーレベル密度に比例する。軟磁性層の磁化
方向が強磁性層を基準にして変化すれば、同時に2つの
スピンチャネルに対する軟磁性層のエネルギーレベル密
度も変化する。その結果、バリアを流れる全体電流も変
化する。
【0020】同じように有利にはメモリセルは、第1の
形式の磁気層、分離層、第2の形式の磁気層、および分
離層、そしてこれらの構成の繰り返しという層シーケン
スによって構成することができる。この層シーケンスは
交差するセンス線路とワード線路との間に配置されてい
る。磁化方向を回転することにより(例えば第1の形式
の磁気層を第2の形式の磁気層に対して)、層シーケン
スステープルの抵抗が変化する。第1および第2の形式
の磁気層の平行磁化と、逆平行な配向との間の抵抗差は
ビット状態を表すことができる。
【0021】本発明の有利な改善形態は従属請求項に記
載されている。
【0022】以下、本発明を複数の図面に基づいて詳細
に説明する。
【0023】
【実施例】図1には、メモリセル1を有する磁気的メモ
リの断面が示されている。基板2にはセンス線路4が取
り付けられており、このセンス線路の上にはセンス線路
4に対して垂直に配置されたワード線路3が設けられて
いる。ワード線路3とセンス線路4との交点には、磁気
材料7の第1の層、トンネルバリア層6,第2の磁気層
5の層シーケンスが配置されており、これらはメモリセ
ル1を形成する。2つの磁気層5と7は一方では情報の
記憶のために、他方では基準層として用いる。以下、磁
気層7は情報担体層であり、磁気層5は基準層であると
仮定し、基準層は情報担体層7よりも軟磁性の材料から
なる。
【0024】メモリセル1を書き込みおよび読み出しす
るために、相応のワード線路3に電圧が印加され、所属
のセンス線路4は少なくとも仮想的にアースされる。こ
こでメモリセルを読み出すために、基準層5の磁化方向
を所期のように変化させ、情報担体層7の磁気的状態を
検出することができる。
【0025】層システムのコンダクタンスは、第1と第
2の磁気材料層(5と7)により形成される2つの金属
電極のフェルミエッジにおけるエネルギーレベル密度に
比例し、この電極は一方ではワード線路3と、他方では
センス線路4と接続されている。電極が磁気的であるこ
とによって、電流はトンネルバリア層6によって2つの
スピンチャネルに分解される。ここでこれらチャネルの
スピン方向は、一方の磁気層が他方の磁気層よりも強磁
性である異なる形式の磁気層(5または7)の磁化に従
って配向される。ここでスピンチャネルのそれぞれ1つ
のトンネル電流は、このスピン方向に対するバリアの両
側におけるエネルギーレベル密度に比例する。軟磁性層
が強磁性層を基準にして磁化方向を変化すれば、同時に
軟磁性層のエネルギーレベル密度は両方のスピンチャネ
ルに対して変化する。その結果、バリアを流れる全体電
流が変化する。
【0026】図2は、磁気的メモリセル1の別の構成の
横断面を示す。ここではメモリセルは層シーケンスステ
ープルの形態であり、このステープルは、第1の形式の
磁気層8、分離層9,第2の形式の磁気層10,そして
再び分離層8,そしてこれら構成の繰り返しによって形
成されている。磁気的メモリセル1を形成する層シーケ
ンスステープルは交差するセンサ線路4とワード線路3
との間に配置される。ここでワード線路はセンサ線路4
に対して垂直に延在する。
【0027】図3に示された、マトリクス状の磁気的メ
モリの概略的ステープル計画図は、ワード線路3(数
M)とセンス線路4(数N)との交点に配置されたメモ
リセル1を示す。センス線路4はそれぞれ書き込み電流
スイッチ13Aを介して書き込み電流源3と、また読み
出しスイッチ12Bを介してセンス線路増幅回路12と
接続されている。ワード線路3には、メモリセル1を読
み出すために電圧を印加することができる。例えばメモ
リセル1B、1Cおよび1Dにより直接取り囲まされた
メモリセル1Aを読み出すべき場合、ワード線路3Aに
読み出し電圧Vが印加され、書き込み電流スイッチ13
Aが開放され、読み出しスイッチ12Bが閉鎖される。
調整された信号電流Isは、読み出すべきメモリセル1
Aのセンス線路4Aを介してセンス線路増幅回路12に
よって評価される。このセンス線路増幅回路の入力側1
2Cは仮想的にアースされている。ここで電流電圧変換
器12Aが信号電流Isを検知すべき信号ΔVに変換す
る変換器として用いられる。この信号電流Isは、2つ
の情報状態(1と0)にあるメモリセル1Aのインピー
ダンス差ΔR/Rに基づき情報を表す。ここでの欠点
は、別のメモリセル1が読み出すべきメモリセル1Aに
対して平行路を形成することである。入力側12Cが仮
想的にアースされておらず、インピーダンスを介して結
合されれば、別のメモリセル1の平行路は全体で寄生全
体インピーダンスZpとなる。これは次式により計算的
にシミュレートされる。
【0028】
【数1】
【0029】ここでRは個々のメモリセル1のインピー
ダンスである。検知すべき信号ΔVに対してこのこと
は、1ワード線路当たりわずか数100の素子数を前提
とすれば、個々の絶縁されたメモリセルに対して信号幅
が次式に従って少なくとも係数、約104だけ低減する
ことを意味する。
【0030】
【数2】
【0031】Mがさらに大きくなると、セル1Aを読み
出し過程のため再プログラミングするのに必要な電力は
次式に従って増大する。
【0032】
【数3】
【0033】従ってパルス持続時間が10ns、ワード
線路が約100,R=105Ω、ΔR/R=20%、読
み出し過程当たりΔV=50mVであれば、約5nJが
メモリセルで散逸することとなる。このことは大規模な
適用に対しては高すぎる値である。
【0034】読み出すべきメモリセル1Aのセンス線路
4Aを仮想的にアースし、不必要なセンス線4をすべて
アーススイッチを介してアースすることにより、寄生イ
ンピーダンス網を形成し、従って寄生全体インピーダン
スを形成する素子の数を格段に低減することができる。
LESEはこの場合、Mにだけ比例し、M3には比例しな
い。
【0035】図4には、不必要なセンス線路4をアース
スイッチ14を介して接地した際の、寄生ネットワーク
の概略的回路図が簡単に示されている。センス線路4A
のアーススイッチ14Aは開放されている。並列回路お
よび直列回路から生じる寄生ネットワーク22と23は
ここでは次のように組成される。ネットワーク22は、
ワード線路3A(2つの素子が図示されている)の(M
−1)個のメモリセルインピーダンスの並列回路からな
る。全体のネットワークは(N−1)倍で発生する。こ
こでサブネットワーク24はそれぞれ(M−1)個のメ
モリセルインピーダンスの並列回路からなる(2つの素
子が図示されている)。センス線路増幅回路12に対す
る入力側は仮想的に接地されている。従って出力信号Δ
Vは実質的に電流電圧変換器12AのインピーダンスR
Uと、読み出すべきメモリセル1AのインピーダンスRS
およびその変化ΔRSにより、次式に従って決められ
る。
【0036】
【数4】
【0037】磁気的メモリの製造プロセスに起因する、
メモリセルの固有インピーダンスR Sの変動により、イ
ンピーダンスの絶対値検出を読み出すべきメモリセル1
Aのメモリ状態の検出に使用することはできない。
【0038】読み出すべきメモリセル1Aのメモリ状態
を検出する方法は、次の方法ステップとすることができ
る。ワード線路3Aに読み出し電圧Vを印加することに
より、読み出すべきメモリセル1Aのインピーダンスを
測定し、結果を中間記憶し、メモリセル1Aを所定のメ
モリ状態に再プログラミングし、メモリセル1Aの新た
なインピーダンス測定により得られた結果を先行する結
果と比較し、データ状態を検出する。しかしこの方法の
欠点は、情報を読み出しの後に再度新たに書き込まなけ
ればならないことであり、読み出し過程は個々の順次処
理すべきステップに分解される。情報の新たな書き込み
は、メモリセルがいわゆるハード/ソフト系からなる場
合には必要ない。強磁性/軟磁性系とは、使用される磁
気基準層が磁気的に情報担体層よりも軟磁性である系を
言う。この場合、磁気基準層の磁化方向が変化するので
新たな書き込みが必要ない。
【0039】図5には、磁気的メモリの概略的回路図が
示されている。このメモリは、メモリセルフィールド1
1の外にある付加的な基準素子17,所属の基準増幅回
路18,および比較回路16を有し、比較回路は基準増
幅回路18の信号とセンス線路増幅回路12の信号とを
相互に比較する。基準素子17の電気的ないし磁気的特
性はメモリセル1の電気的ないし磁気的特性に適合され
ている。このことは、基準素子自体の変化(例えば素子
の面積)または所属の抵抗ネットワークの適合または基
準増幅回路18のインピーダンス18Aの適合により行
われる。読み出し過程に対し、読み出すべきメモリセル
1Aにはワード線路3Aを介して読み出し電圧Vが印加
される。調整された信号電流はセンス線路4Aを介して
取り出され、センス線路増幅回路12により評価され
る。このようにして得られたセンス信号Vsは基準増幅
回路18の基準信号Vrと比較回路16によって比較さ
れる。比較回路はVsとVrの差信号、以下測定信号V
mと称する、を送出する。この回路の基本的考えは、メ
モリセル1の入力特性を、そのセンス信号Vsと、メモ
リセルの電気的ないし磁気的特性に相応する信号との差
形成によって比較回路16による評価の際に除去するこ
とである。これによりメモリセルの磁化状態だけがイン
ピーダンス測定の結果を定めるようになる。このことに
より理想的な場合には、メモリセルの固有インピーダン
スが製造に起因してチャージ毎に変動する、それどころ
かウェハのメモリ毎に変動するという障害となる影響が
除去される。
【0040】図6には本発明の別の実施例が示されてい
る。類似のインピーダンス特性を有するメモリセルが1
つのセル領域19にまとめられる。このセル領域には固
有の読み出し電圧Viが配属される。またはセンス線路
増幅回路12のインピーダンス12Aおよび・または基
準増幅回路18に配属されたインピーダンス18Aが適
合される。または基準素子17に種々の電圧Vgが印加
される。これにより測定信号Vmには、メモリセル1の
電気的ないしは磁気的特性の障害となる影響が近似的に
なくなる。有利にはこのために、所属の基準素子17を
備えた基準増幅回路18が複数設けられる。セル領域1
9の定義と、基準特性の調整を行うために、磁気的メモ
リを測定しなければならない。磁気的メモリの打ち勝つ
べきばらつきはここでは限界にまで低減される。
【0041】図7は本発明の別の変形実施例を示す。こ
こでは基準素子がメモリセルフィールド11内に配置さ
れた基準セル1Rによって構成されている。基準セル1
Rはここでは有利には、読み出すべきメモリセル1Aに
隣接するメモリセルによって構成される。この基準セル
の信号はセンス線路4Bを介して基準増幅回路18に供
給される。基準セル1Rには読み出すべきメモリセル1
Aのワード線路3Aによって読み出し電圧Vが印加され
る。メモリセル1Eはここでは基準セル1Rに対して等
価のセルである。メモリ状態を検出するために、基準セ
ル1Rが配置されたセンス線路4Bと読み出すべきメモ
リセル1Aのワード線路3Aとに読み出し電圧Vが印加
される。
【0042】図9は、集積構成された基準素子1Rを有
する磁気的メモリの概略的回路図を示す。メモリセル1
D,1B,1Rはここでは読み出すべきメモリセル1A
に直接隣接している。測定検出に関与しないすべてのセ
ンス線路およびワード線路4,3は閉じたアーススイッ
チ14を介して接地されている(14Aから14Dは開
放している)。ワード線路3Aとセンス線路4Bには読
み出し電圧Vが印加される。読み出すべきメモリセル1
Aの信号はセンス線路4Aを介して、読み出しスイッチ
12Bを介して接続されたセンス線路増幅回路12に導
かれる。センス線路増幅回路は出力側にセンス信号Vs
を生成する。基準セル1Rの信号はワード線路3Bと基
準スイッチ18Bを介して基準増幅回路18に導かれ、
基準信号Vrが生成される。比較回路16は2つの信号
VrとVsを処理して、測定信号Vmを出力する。
【0043】読み出すべきメモリセル1Aのセンス線路
4Aにあるメモリセル1Bは両側で、基準増幅回路18
とセンス線路増幅回路12の入力側によって仮想的に接
地されており、従って基準素子1Rの信号に対して不利
に作用しない。メモリセル1Dは両側でワード線路3A
とセンス線路4Bの書き込み電圧Vに接続されており、
測定信号Vmに対して不利に作用しない。
【0044】図10は寄生素子の概略的回路図を示す。
ここでは不必要なセンス線路4とワード線路3はアース
スイッチ14を介して接地されている。寄生インピーダ
ンス1Fは(N−2)倍の個数(ここでは2つだけが図
示されている)ある。また寄生インピーダンス1Gは
(M−2)倍の個数ある(ここでは2つだけが図示され
ている)。これらは並列回路として発生する。すでに述
べたように両側で読み出し電圧Vと接続されたメモリセ
ル1Dは信号に関与しない。同じように両側で基準増幅
回路18とセンス線路増幅回路12の入力側を介して仮
想接地されたメモリセル1Bも関与しない。回路からわ
かるように、基準信号Vrは専ら基準素子1Rのインピ
ーダンスのみに依存する。
【0045】磁気的基準層5が関与しない、メモリセル
と基準セルの2つの信号を比較する静的測定には次のよ
うな欠点がある。すなわち、メモリセルの情報担体層7
の磁化方向、すなわちメモリ状態が同じである場合、2
つのセルが論理1であるか0であるかを区別することが
できない。
【0046】動的測定では、メモリセルおよび/または
基準セルのメモリ内容は測定信号Vmの最初の測定(イ
ニシャル)の後に所定の状態に達するため上書きされ
る。そして第2の測定で測定信号Vmが検出される(フ
ァイナル)。メモリ状態は次の表によって表すことがで
きる。
【0047】
【表1】
【0048】信号変化ΔVmを信号評価に利用すれば、
正の符号を備えた信号だけが得られ(次の表のVm(フ
ァイナル)とΔVm)、メモリセルおよび/または基準
セルの磁化反転の前に符号検出による信号検出を行う必
要がなくなる。このことにより読み出し過程が促進され
る。
【0049】
【表2】
【0050】欠点は、メモリ素子の状態検出を順次連続
して行わなければならないことである。
【0051】上に述べたようにメモリセルと基準セル
(基準セルの信号Vrはメモリ内容の検出に必要であ
る)のメモリ状態を検出した後、信号Vrを記憶し、基
準セルの既知のメモリ状態を利用することによって、後
続の各読み出し過程はこの情報により比較に対して行わ
れる。メモリチップの均一性がこれを許容するなら、基
準セルの基準信号Vsとメモリ状態の検出は後続のすべ
ての読み出し過程に対して1回で十分である。このこと
は高速の静的読み出しに相応する。
【0052】メモリセル1Aと基準セル1Rの情報が等
しい場合の検出も、磁気基準層5を用いて行うことがで
き、測定信号Vmを磁化反転の前後で記録する必要がな
い。
【0053】このような動的測定では、基準セル1Rの
磁気基準層5(磁気的に情報担体層7よりも軟磁性であ
る)は、センス線路信号Irを基準セル1Rのセンス線
路4Bに流すことにより切り替わる。ここで磁気基準層
5の磁化方向は、基準セル1Rの情報担体層7の磁化方
向に対して垂直であり、センス線路4Bを流れるセンス
線路電流Irに対しても垂直に配向される。従って基準
セル1Rのインピーダンスは基準セル1Rに記憶された
情報に依存せず、メモリセルの電気的ないし磁気的特性
を、基準セルに記憶された情報に依存しないで反映す
る。またVmの符号は読み出すべきメモリセル1Aの情
報内容を一義的に定める。ここでは、情報担体層の磁化
方向はセンス線路に対して平行に延在していることが前
提である。しかしこれがセンス線路に対して垂直に延在
することも考えられる。しかしこの場合は、メモリセル
の再プログラミングのために磁気基準層の“切替フィー
ルド”をワード線路によって構成しなければならない。
【0054】この手段により、メモリセルをメモリ状態
の検出後に再度新たに書き込む必要がない。または所定
の状態にもたらす必要がない。このことは大きな時間節
約を意味する。
【0055】図11には、基準セル1Rのセンス線路4
Bを通るセンス線路電流Irが明りょうに示されてい
る。図示の実施例で、基準増幅回路18は1つだけ設け
られており、基準セル1Rのそれぞれのワード線路3は
アクティブスイッチ20により基準増幅回路18と接続
される。
【0056】図12は本発明の別の実施例を示す。図示
の実施例では、メモリセル1のインピーダンスにおける
横勾配が急峻であるのを補償するためにメモリセルフィ
ールド11内で種々異なる基準セル1Hの複数の信号が
平均化される。読み出すべきメモリセル1Aに対して対
称かつ隣接して配置された基準セル1Hに、センス線路
4Bおよび4Cを介してセンス線路電流スイッチ21に
よりセンス線路電流Irが印加される。これに基づいて
基準セル1Hの磁気基準層5が中立的な磁化方向にもた
らされる。この実施例では4つの基準セル1Hの信号が
ワード線路3Bと3Cからアクティブスイッチ20を介
して基準増幅回路18に供給される。基準増幅回路18
はここでは、基準信号Vrが正しいレベルになるよう適
合されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】交差するセンス線路とワード線路を備えた磁気
的メモリの概略的回路図である。
【図2】CPP素子の概略的断面図である。
【図3】評価回路の基本構成を備えた磁気的メモリの構
造を示す概略図である。
【図4】信号形成に重要な素子の概略的回路図である。
【図5】メモリセルフィールド外に基準素子を備えた評
価回路を有する磁気的メモリの概略的回路図である。
【図6】メモリセルフィールド外に基準素子を備えた評
価回路を有する磁気的メモリの概略的回路図であり、フ
ィールド内には統合された磁気的メモリセルを有する。
【図7】メモリセルフィールド外に基準素子を備えた評
価回路を有する磁気的メモリの概略的回路図であり、こ
こではセンス線路を介して基準信号を検出する。
【図8】メモリセルフィールド内に基準素子を備えた評
価回路を有する磁気的メモリの概略的回路図であり、こ
こではワード線路を介して基準信号を検出する。
【図9】ワード線路を介して基準信号を検出する評価回
路の基本回路構成と、磁気的メモリの概略的構造を示す
図である。
【図10】基準セル素子を用いた、信号形成に重要な素
子の概略的回路図である。
【図11】メモリセルフィード内に基準素子を備えた評
価回路を有する磁気的メモリの概略的回路図であり、こ
こでは基準信号をスイッチと接続されたワード線路を介
して検出する。
【図12】評価回路と複数の基準素子をメモリフィール
ド内に有する磁気的メモリの概略的回路図であり、ここ
ではワード線路を介して基準信号を検出する。
【符号の説明】 1 メモリセル 2 基板 3 ワード線路 4 センス線路 5、7 磁気層 6 トンネルバリア層 8 第1の形式の磁気層 9 分離層 10 第2の形式の磁気層

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意アクセス可能な磁気的メモリ(NR
    AM)であって、メモリセルフィールド(11)と、ワ
    ード線路(3)に配属されたアドレシング回路と、セン
    ス線路(4)に配属された評価回路とを有し、 前記メモリセルフィールドは、ワード線路(3)とセン
    ス線路(4)との交点にマトリクス状に配置された多数
    のメモリセル(1)からなり、 前記メモリセルの論理的データ内容は磁気的状態によっ
    て定められ前記アドレシング回路によって、データ内容
    を読み出すべき選択された1つまたは複数のメモリセル
    (1)のワード線路(3)には読み出し電圧(V)が印
    加され、 前記評価回路によって、選択されたメモリセルのデータ
    内容に相応する信号が検出され、評価される形式の磁気
    的メモリにおいて、 前記評価回路は比較回路(16)を有し、 該比較回路によって、基準素子から送出された基準信号
    (Vr)が読み出すべきメモリセルのセンス信号(V
    s)と比較される、ことを特徴とする磁気的メモリ。
  2. 【請求項2】 スイッチ(14)が設けられており、該
    スイッチによってワード線路(3)およびセンス線路
    (4)は個別にアースと接続される、請求項1記載の磁
    気的メモリ。
  3. 【請求項3】 選択されたメモリセルおよび基準セルは
    少なくとも片側で仮想的に接地されている、請求項1ま
    たは2記載の磁気的メモリ。
  4. 【請求項4】 比較回路(16)は、センス信号(V
    s)と基準信号(Vr)との差信号を送出する、請求項
    1から3までのいずれか1項記載の磁気的メモリ。
  5. 【請求項5】 基準素子の電気的ないし磁気的特性はメ
    モリセルの電気的ないし磁気的特性に適合している、請
    求項1から4までのいずれか1項記載の磁気的メモリ。
  6. 【請求項6】 基準素子(17)はメモリセルフィール
    ド(11)外に配置されており、基準素子の電気的ない
    し磁気的特性は可変調整可能である、請求項1から5ま
    でのいずれか1項記載の磁気的メモリ。
  7. 【請求項7】 基準素子(17)は基準増幅回路(1
    8)と接続されている、請求項1から6までのいずれか
    1項記載の磁気的メモリ。
  8. 【請求項8】 メモリセルフィールドは複数の異なるセ
    ル領域(19)に分割されており、 該セル領域は近似的に同じ電気的ないし磁気的特性を有
    する関連のメモリセルからなり、 各セル領域に適合された基準信号または固有の基準信号
    が配属されている、請求項1から7までのいずれか1項
    記載の磁気的メモリ。
  9. 【請求項9】 基準素子はメモリセルフィールドのメモ
    リセル(1)(基準セル)によって構成されている、請
    求項1から5までのいずれか1項記載の磁気的メモリ。
  10. 【請求項10】 基準セル(1R)の信号は、センス線
    路(4)を介して基準増幅回路(18)と接続されてい
    る、請求項9記載の磁気的メモリ。
  11. 【請求項11】 メモリセルフィールドのメモリセルに
    よって構成された基準素子(1R)は、読み出すべきメ
    モリセル(1A)に隣接するワード線路(3)および/
    またはセンス線路(4)に接続している、請求項9また
    は10記載の磁気的メモリ。
  12. 【請求項12】 基準セル(1R)のワード線路(3)
    は基準増幅回路(18)と接続されている、請求項9お
    よび11記載の磁気的メモリ。
  13. 【請求項13】 読み出すべきメモリセル(1A)に隣
    接して配置された複数の基準セルが設けられている、請
    求項12記載の磁気的メモリ。
  14. 【請求項14】 基準セルは、基準増幅回路(18)と
    共通に接続されている、請求項13記載の磁気的メモ
    リ。
  15. 【請求項15】 基準セルには、例えば読み出すべきメ
    モリセルと同様に別の電圧レベルが印加される、請求項
    13または14記載の磁気的メモリ。
  16. 【請求項16】 比較回路(16)は差動増幅器(16
    A)によって構成されており、 該差動増幅器には抵抗(16B)が配属されており、 該抵抗の一方の端部は、差動増幅器の一方の入力側と、
    他方の端部は差動増幅器の出力側と接続されており、 前記差動増幅器の入力側には抵抗が前置接続されてい
    る、請求項1から15までのいずれか1項記載の磁気的
    メモリ。
  17. 【請求項17】 比較回路(16)には一方では、基準
    素子(17)または基準セル(1R)の信号を基準信号
    (Vr)に生成するための基準増幅回路(18)が前置
    接続されており、他方ではセンス線路増幅回路(12)
    が前置接続されており、 該センス線路増幅回路は読み出すべきメモリセル(1
    A)の信号をセンス信号(Vs)に生成する、請求項1
    から16までのいずれか1項記載の磁気的メモリ。
  18. 【請求項18】 基板(2)にワード線路(4)が設け
    られており、 該ワード線路には、第1の磁気材料層(5)、磁気的ト
    ンネルバリア層(6)、および第2の磁気材料層(7)
    が設けられており、 前記ワード線路に交差してセンス線路(4)が設けられ
    ている、ことを特徴とする磁気的メモリセル。
  19. 【請求項19】 第1の磁気材料は第2の磁気材料より
    も磁気的に軟磁性である、請求項18記載の磁気的メモ
    リセル。
  20. 【請求項20】 第1の形式の磁気層(8)は磁気基準
    層を、第2の形式の磁気層(10)は情報担体層を形成
    する、請求項18または19記載の磁気的メモリセル。
  21. 【請求項21】 メモリセルは、第1の形式の磁気層
    (8)、分離層(9)、第2の形式の磁気層(10)、
    分離層、およびそれら構成の繰り返しである層シーケン
    スによって構成されており、 該層シーケンスは交差するセンス線路(4)とワード線
    路(3)との間に配置されている、ことを特徴とする磁
    気的メモリセル。
  22. 【請求項22】 第1の形式の磁気層(8)は第2の形
    式の磁気層(10)よりも磁気的に軟磁性である、請求
    項21記載の磁気的メモリセル。
  23. 【請求項23】 第1の形式の磁気層(8)は磁気基準
    層を形成し、第2の形式の磁気層(10)は情報担体層
    を形成する、請求項21または22記載の磁気的メモリ
    セル。
  24. 【請求項24】 任意アクセス可能な磁気的メモリ(N
    RAM)の読み出し方法であって、 該磁気的メモリは、メモリセルフィールド(11)と、
    ワード線路(3)に配属されたアドレシング回路と、セ
    ンス線路(4)に配属された評価回路とを有し、 前記メモリセルフィールドは、ワード線路(3)とセン
    ス線路(4)との交点にマトリクス状に配置された多数
    のメモリセル(1)からなり、 前記メモリセルの論理的データ内容は磁気的状態によっ
    て定められ前記アドレシング回路によって、データ内容
    を読み出すべき選択された1つまたは複数のメモリセル
    (1)のワード線路(3)には読み出し電圧(V)が印
    加され、 前記評価回路によって、選択されたメモリセルのデータ
    内容に相応する信号が検出され、評価される形式の磁気
    的メモリの読み出し方法において、 基準素子から送出された基準信号(Vr)を読み出すべ
    きメモリセルのセンス信号(Vs)と比較する、ことを
    特徴とする読み出し方法。
  25. 【請求項25】 基準素子の基準信号(Vr)を記憶
    し、 メモリセルのメモリ内容のさらなる検出の際に、記憶さ
    れた基準信号を読み出すべきメモリセルのセンス信号と
    比較する、請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 読み出すべきメモリセルに隣接して配
    置された複数の基準素子の信号を評価する、請求項24
    または25記載の方法。
  27. 【請求項27】 複数の基準素子の信号を共通に基準増
    幅回路(18)によって評価する、請求項26記載の方
    法。
  28. 【請求項28】 基準セルに、読み出すべきメモリセル
    と同様に別の電圧レベルを印加する、請求項26または
    27記載の方法。
  29. 【請求項29】 基準素子は、磁気基準層、トンネルバ
    リアおよび情報担体層の層シーケンス、または磁気基準
    層、分離層、情報担体層および分離層の層シーケンス、
    およびそれら構成の繰り返しから成り、 メモリセルとして構成された前記基準素子の磁気基準層
    の磁化方向を、基準信号(Vr)とセンス信号(Vs)
    との比較の間に、情報担体層の磁化方向に対して垂直に
    配向する、請求項24から28までのいずれか1項記載
    の方法。
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