JP2000159835A - 硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体、スピーカー及び接着方法 - Google Patents
硬化性樹脂組成物、接着剤組成物、接合体、スピーカー及び接着方法Info
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Abstract
に好適な硬化性樹脂組成物、特にアラミド繊維からなる
ダンパーを使用したスピーカーの組み立てに好適な接着
剤組成物の提供。 【解決手段】 (1)重合性ビニルモノマー、(2)重
合開始剤、(3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導
体、(4)β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエ
ステル、並びに(5)リン酸塩を含有する硬化性樹脂組
成物。さらに、(6)エラストマー成分を含有してもよ
い。
Description
び綿といった被着体の接着、好ましくは強化繊維からな
る被着体の接着、より好ましくはアラミド繊維からなる
被着体の接着に好適な(メタ)アクリル系モノマーを含
有する硬化性樹脂組成物に関する。特にアラミド繊維か
らなるダンパーを使用したスピーカーの組み立てに好適
な接着剤組成物に関する。
着剤の要求は、省力化、省資源及び省エネルギー等のた
めに年々増大する傾向にある。従来、常温速硬化型接着
剤としては、二液型速硬化エポキシ系接着剤、嫌気性接
着剤、瞬間接着剤及び第二世代のアクリル系接着剤(S
GA) が知られている。
硬化剤を計量、混合して被着体に塗布し、主剤と硬化剤
の反応により硬化するものである。しかしながら、二液
型速硬化エポキシ系接着剤は主剤と硬化剤の計量と混合
が不充分な場合、著しい強度の低下を起こすことがあ
り、又、計量と混合を充分に行った場合でも剥離強度と
衝撃強度が低いという欠点があった。
組成物を圧着して空気を遮断することにより硬化するも
のである。しかしながら、圧着する際に接着剤組成物の
一部が被着体からハミ出した場合、ハミ出した部分が空
気に接触するために硬化しないという欠点があった。
又、被着体間のクリアランスが大きい場合も硬化しない
という欠点があった。
成分とし、作業性に優れている。しかしながら、剥離強
度や衝撃強度が低いという欠点があった。又、耐湿性と
耐水性も劣るために使用範囲が著しく限定されるという
欠点があった。
量を必要とせず、不完全な計量や混合、時には二剤の接
触だけでも、常温で数分又は数十分で硬化するため、作
業性に優れ、しかもSGAは剥離強度や衝撃強度が高
く、ハミ出し部分の硬化も良好であるために広く用いら
れている。
や布に対する密着性が悪く、例えば、コーン、ダンパー
及びボイスコイルからなるスピーカー3点部の材料に使
用される布や紙には、接着しにくいという欠点があっ
た。
成されている。即ち、ボトムプレート1、リング状のマ
グネット2、リング状のトッププレート3を積層し、接
着した界磁部にフレーム4を結合し、このフレーム4の
周縁部5にコーン6の周縁部(コーンエッジ)7を結合
し、このコーン6の中央部にボイスコイル8を結合し、
このボイスコイル8の中間部をダンパー9で保持してボ
イスコイル8の下部をボトムプレート1の中央部にはま
りこむように構成し、コーン6の中央上面にダストキャ
ップ10を貼り付けて構成している。
パー9からなるスピーカー3点部の接着は図2に示すよ
うになっている。ボイスコイル8は、ボイスコイル8の
外周に紙テープ11を巻き付け、さらに紙テープ11の
外周にコイル12を巻き付けて構成している(図中、丸
印で明示した部分はスピーカー3点部の接着箇所を示
す。スピーカー3点部は接着剤組成物13により接着し
ている)。
のように硬い被着体と、紙や布のようにしなやかさを有
する被着体とを接着することにより行われる。硬い被着
体としなやかさを有する被着体との接着において、紙や
布製のダンパー9やコーンエッジ7をフレーム4に接着
剤組成物13により接着する場合、塗布圧着した硬化前
の時点から、ダンパー9やコーンエッジ7が反りにより
フレーム4から浮き上がらないことが要求されている。
−19789号公報には、多孔性や発泡性の材料に適し
た接着剤組成物が開示されている。この接着剤組成物に
より、スピーカーの3点部等に使用する布や紙への接着
が可能となってきた。
力型のスピーカーや自動車に使用する車載用のスピーカ
ーの需要が大きくなってきている。高出力型のスピーカ
ーの場合にはボイスコイルに流れる電流が多くなって発
熱しやすく、又、車載用のスピーカーの場合にはエンジ
ン稼働時や夏期時に車中温度が高くなるために、スピー
カー自体に耐熱性が要求されるようになった。
用する材料が紙や布から、耐熱性が大きいアラミド繊維
に変わりつつある。ここで、アラミド繊維とは芳香族ポ
リアミド繊維の略称をいう。
た接着剤組成物が求められるようになった。
の成分を使用することにより、アラミド繊維に対する密
着性が良好な硬化性樹脂組成物が得られるという知見を
得て、本発明を完成するに至った。
重合性ビニルモノマー、(2)重合開始剤、(3)芳香
族アミン及び/又はピリジン誘導体、(4)β−ジケト
ンキレート及び/又はβ−ケトエステル、並びに(5)
リン酸塩を含有してなる硬化性樹脂組成物であり、
(1)重合性ビニルモノマー、(2)重合開始剤、
(3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導体、(4)
β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエステル、
(5)リン酸塩、並びに(6)エラストマー成分を含有
してなる硬化性樹脂組成物であり、(1)重合性ビニル
モノマー100重量部、(2)重合開始剤0.5〜10
重量部、(3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導体
0.05〜5重量部、(4)β−ジケトンキレート及び
/又はβ−ケトエステル0.05〜5重量部、(5)リ
ン酸塩0.05〜10重量部、並びに(6)エラストマ
ー成分5〜35重量部を含有してなる硬化性樹脂組成物
であり、(1)重合性ビニルモノマーが(メタ)アクリ
ル系モノマーである該硬化性樹脂組成物であり、(1)
重合性ビニルモノマーが一般式(A)で示される(メ
タ)アクリル系モノマー及び一般式(B)で示される
(メタ)アクリル系モノマーを含有してなる該硬化性樹
脂組成物であり、一般式(A) Z−O−R1 (式中、Zは(メタ)アクリロイル基を示し、R1 は炭
素数1〜10のアルキル基を表す。)
H6−、-CH2CH(CH3) −、−C4H8−又は−C6H12−を示
す。R3 は水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
pは0〜8の整数を示す。) (3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導体がN,N
−ジメチルアニリンである該硬化性樹脂組成物であり、
(4)β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエステ
ルがバナジルアセチルアセトネートである該硬化性樹脂
組成物であり、(5)リン酸塩が一般式(C)で示され
る酸性リン酸化合物である該硬化性樹脂組成物であり、
素又はメチル基、R5 は−C2H4−、−C3H6−、−CH2CH
(CH3)−、−C4H8−、−C6H12−又は
又は2の整数を示す。〕 (5)リン酸塩がアシッドホスホオキシエチルメタクリ
レートである該硬化性樹脂組成物であり、ヒドロキシル
基を有する(メタ)アクリル系モノマーを実質的に含有
していない該硬化性樹脂組成物であり、第一剤に少なく
とも成分(2)を含有してなり、第二剤に少なくとも成
分(3)及び成分(4)を含有してなる二剤型の該硬化
性樹脂組成物である。そして、該硬化性樹脂組成物を含
有してなる接着剤組成物である。又、該接着剤組成物を
使用して被着体を接着してなる接合体であり、被着体が
強化繊維、金属及び/又は綿である該接合体であり、被
着体がアラミド繊維である該接合体である。さらに、該
接着剤組成物を使用してなるスピーカーであり、該接着
剤組成物を使用してコーン、ボイスコイル、及びアラミ
ド繊維製又は綿製のダンパーからなる三点部を接着して
なるスピーカーであり、ダンパーがアラミド繊維である
該スピーカーである。そして、該接着剤組成物を使用し
て被着体を接着してなる接着方法であり、被着体が金
属、強化繊維及び/又は綿である該接着方法であり、被
着体がアラミド繊維である該接着方法である。
マーとしては、その種類及び構造等特に制限はないが、
反応性及び接着性の点で、(メタ)アクリル系モノマー
が好ましい。
タ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸エステル
から選ばれるアクリル系化合物をいう。(メタ)アクリ
ル系モノマーとしては、以下のものが挙げられる。
ル系モノマー 一般式(A) Z−O−R1 (式中、Zは(メタ)アクリロイル基を示し、R1 は炭
素数1〜10のアルキル基を表す。)
ましく、1〜3のアルキル基がより好ましい。炭素数1
0を越えると表面硬化性が低下してベタツキが見られ、
硬化速度が低下するおそれがある。
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート及びイソ
プロピル(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらの
1種又は2種以上が使用できる。これらの中では、安価
で接着性が良好な点で、メチルメタクリレートが好まし
い。
ル酸モノマー 一般式(B)
H6−、-CH2CH(CH3) −、−C4H8−又は−C6H12−を示
す。R3 は水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
pは0〜8の整数を示す。)
しては、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロ
キシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
(メタ)アクリロキシジエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシプロポキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリ
ロキシテトラエトキシフェニル)プロパン及び2,2−
ビス(4−(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパン等が挙げられ、これらの1種又は2種以上
が使用できる。これらの中では、接着性の点で、2,2
−ビス(4−(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパンが好ましい。
い。8を越えると接着性が低下するおそれがある。
ステル このような(メタ)アクリル系モノマーとしては、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート及びステアリル(メタ)アクリレート
等の高級脂肪族アルコールの(メタ)アクリル酸エステ
ル、ジシクロペンタニルオキシアルキル(メタ)アクリ
レート、ジシクロペンテニルオキシアルキル(メタ)ア
クリレート、並びに、エチレングリコール等のモノエー
テルアルコールの(メタ)アクリル酸エステル等が挙げ
られ、これらの1種又は2種以上が使用できる。
ステル このような(メタ)アクリル系モノマーとしては、トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート及びジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げら
れ、これらの1種又は2種以上が使用できる。
ウレタンプレポリマー このような(メタ)アクリル系モノマーは、例えば水酸
基を有する(メタ)アクリル系モノマー、有機ポリイソ
シアネート及び多価アルコールを反応することにより得
られる。
モノマーとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート及
びヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。又有機ポリイソシアネートとしては、トルエンジイ
ソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホロン
ジイソシアネート等が挙げられる。多価アルコールとし
ては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール及びポリエステル
ポリオール等が挙げられる。
ル系モノマー このような(メタ)アクリル系モノマーとしては、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート及びヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート等といったヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。又、ヒドロキシル基
を有する(メタ)アクリル系モノマーとしては、300
0M(共栄社油脂化学社製)や3000A(共栄社油脂
化学社製)といったビスデノールAグリシジルエーテル
(メタ)アクリル酸付加物も挙げられる。これらの1種
又は2種以上が使用できる。
ロキシアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートがより好まし
い。
応性及び接着性の点で、一般式(A)で示される(メ
タ)アクリル系モノマー及び/又は一般式(B)で示
される(メタ)アクリル系モノマーが好ましく、一般
式(A)で示される(メタ)アクリル系モノマー及び
一般式(B)で示される(メタ)アクリル系モノマーを
併用することがより好ましい。
中、20〜85重量部が好ましく、35〜70重量がよ
り好ましい。20重量部未満だと固着時間が短くて作業
性が低下し、接着性が低下するおそれがあり、85重量
部を越えると固着時間が長く、接着性が低下するおそれ
がある。
中、15〜80重量部が好ましく、30〜65重量がよ
り好ましい。15重量部未満だと固着時間が長く、接着
性が低下するおそれがあり、80重量部を越えると固着
時間が短くて作業性が低下し、接着性が低下するおそれ
がある。
ラミド繊維を接着させる場合には、を実質的に含有し
ないことが好ましい。但し、硬化速度を向上させ、綿を
接着させ、金属に対する引張剪断強度を向上させる場合
には、を少量使用することができる。この場合のの使
用量は、を除く成分(1)100重量部に対して、0
〜5重量部が好ましく、0〜1重量部がより好ましく、
0重量部が最も好ましい。5重量部を越えるとアラミド
繊維への接着性が低下するおそれがある。
は、クメンハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイ
ドロパーオキサイド、ターシャリーブチルハイドロパー
オキサイド、ジイソプロピルベンゼンジハイドロパーオ
キサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ベンゾ
イルパーオキサイド及びターシャリーブチルパーオキシ
ベンゾエート等の有機過酸化物が好ましく、これらの1
種又は2種以上が使用できる。これらの中では、成分
(3)や成分(4)との反応性の点で、クメンハイドロ
パーオキサイドが好ましい。
成分(1)100重量部に対して、0.5〜10重量部
が好ましく、1〜7重量部がより好ましい。0.5重量
部未満では硬化速度が遅いおそれがあり、10重量部を
越えると貯蔵安定性が悪くなるおそれがある。
香族アミン及び/又はピリジン誘導体が挙げられる。芳
香族アミンとしては、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジメチル−p−トルイジン及びN,N−ジオキシエ
チル−p−トルイジン等が挙げられる。ピリジン誘導体
としては、2,4−ピリジンジアミン等が挙げられる。
これらの1種又は2種以上が使用できる。これらの中で
は、成分(2)との反応性の点で、芳香族アミンが好ま
しく、N,N−ジメチルアニリンがより好ましい。
重量部に対して、0.05〜5重量部が好ましく、0.
1〜1重量部がより好ましい。0.05重量部未満では
硬化速度が遅く、特にアラミド繊維や綿への接着性が小
さいおそれがあり、5重量部を越えると貯蔵安定性が悪
くなるおそれがある。
−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエステルが挙げ
られる。β−ジケトンキレートとしては、バナジルアセ
チルアセトネート、コバルトアセチルアセトネート及び
銅アセチルアセトネート等が挙げられる。β−ケトエス
テルとしては、ナフテン酸バナジルやステアリン酸バナ
ジル等が挙げられる。これらの1種又は2種以上が使用
できる。これらの中では、成分(2)との反応性の点
で、還元性を有する金属塩が好ましく、β−ジケトンキ
レートがより好ましく、バナジルアセチルアセトネート
が最も好ましい。
重量部に対して、0.05〜5重量部が好ましく、0.
1〜1重量部がより好ましい。0.05重量部未満では
硬化速度が遅く、接着性が小さいおそれがあり、5重量
部を越えると未反応の成分が残り、接着性が低下するお
それがある。
一般式(C)で示される酸性リン酸化合物をいう。
素又はメチル基、R5 は−C2H4−、−C3H6−、−CH2CH
(CH3)−、−C4H8−、−C6H12−又は
又は2の整数を示す。〕
シエチル(メタ)アクリレート、アシッドホスホオキシ
プロピル(メタ)アクリレート及びビス(2−(メタ)
アクリロイルオキシエチル)ホスフェート等が挙げられ
る。これらの1種又は2種以上が使用できる。これらの
中では、効果が大きい点で、アシッドホスホオキシエチ
ルメタクリレートが好ましい。
重量部に対して、0.05〜10重量部が好ましく、
0.1〜7重量部がより好ましい。0.05重量部未満
だと硬化速度が遅く、特にアラミド繊維や綿への接着性
が小さいおそれがあり、10重量部を越えると接着性が
低下するおそれがある。
るために、(6)エラストマー成分を使用することが好
ましい。
状弾性を有する高分子物質をいい、(メタ)アクリル系
モノマーに溶解又は分散できるものが好ましい。
は、アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重
合体、アクリロニトリル−ブタジエン−メチルメタクリ
レート共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン−
スチレン共重合体(MBS)、アクリロニトリル−スチ
レン−ブタジエン共重合体、並びに、アクリロニトリル
−ブタジエンゴム、線状ポリウレタン、スチレン−ブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム及びブタジエンゴム等の
各種合成ゴム、天然ゴム、スチレン−ポリブタジエン−
スチレン系合成ゴムといったスチレン系熱可塑性エラス
トマー、ポリエチレン−EPDM合成ゴムといったオレ
フィン系熱可塑性エラストマー、並びに、カプロラクト
ン型、アジペート型及びPTMG型といったウレタン系
熱可塑性エラストマー、ポリブチレンテレフタレート−
ポリテトラメチレングリコールマルチブロックポリマー
といったポリエステル系熱可塑性エラストマー、ナイロ
ン−ポリオールブロック共重合体やナイロン−ポリエス
テルブロック共重合体といったポリアミド系熱可塑性エ
ラストマー、1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラス
トマー、並びに、塩ビ系熱可塑性エラストマー等が挙げ
られる。これらのエラストマー成分は相溶性が良けれ
ば、1種又は2種以上を使用してもよい。
ンも使用できる。
マーに対する溶解性や接着性の点で、メチルメタクリレ
ート−ブタジエン−スチレン共重合体及び/又はアクリ
ロニトリル−ブタジエンゴムが好ましく、メチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン共重合体及びアクリロ
ニトリル−ブタジエンゴムの併用がより好ましい。
重量部に対して、5〜35重量部が好ましく、10〜3
0重量部がより好ましい。5重量部未満だと粘度及び接
着性が低下するおそれがあり、35重量部を越えると、
アラミド繊維や綿への接着性が低下し、粘度が高すぎて
作業上不都合が生じるおそれがある。
ロロスルホン化ポリエチレン、ポリウレタン、スチレン
−アクリロニトリル共重合体及びポリメチルメタクリレ
ート等の熱可塑性高分子、並びに、微粉末シリカ等も使
用してもよい。
している部分の硬化を迅速にするために各種パラフィン
類を使用することができる。パラフィン類としては、パ
ラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カ
ルナバろう、蜜ろう、ラノリン、鯨ろう、セレシン及び
カンデリラろう等が挙げられる。
0重量部に対して、0.1〜5重量部が好ましく、0.
3〜2.5重量部がより好ましい。0.1重量部未満で
は空気に接している部分の硬化が悪くなるおそれがあ
り、5重量部を越えると接着強度が低下するおそれがあ
る。
止剤を含む各種の酸化防止剤等を使用することができ
る。酸化防止剤としては、ハイドロキノン、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、2,6−ジターシャリーブチ
ル−p−クレゾール、2,2’−メチレンビス(4−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)、トリフェ
ニルホスファイト、フェノチアジン及びN−イソプロピ
ル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン等が挙げ
られる。
重量部に対して、0.001〜3重量部が好ましく、
0.01〜1重量部がより好ましい。0.001重量部
未満では効果がなく、3重量部を越えると硬化強度が低
下するおそれがある。
充填剤、着色剤及び防錆剤等の既に知られている物質を
使用することもできる。
維、炭素繊維、ガラス繊維及びポリビニルアルコール繊
維等の強化繊維、金属、紙、綿並びにガラス等の接着に
使用できる。これらの中では、接着性の点で、強化繊
維、金属及び綿の接着に好適に使用することができ、強
化繊維や綿の接着により好適に使用することができ、強
化繊維の接着に最も好適に使用することができる。強化
繊維の中では、炭素繊維やアラミド繊維に好適に使用す
ることができ、アラミド繊維により好適に使用すること
ができる。又、金属の中では、鉄に好適に使用すること
ができる。
徴がある。スピーカーに使用した場合、耐熱性が大きい
ために、高温下でもスピーカーの音響特性が低下しない
という効果を有する。
パラ型とメタ型に分類される。本願の硬化性樹脂組成物
そのどちらにも使用できるが、メタ型に好適に使用でき
る。
ポリマー(ポリパラフェニレンテレフタルアミド)と、
コポリマー(コポリパラフェニレン/3、4’−ジフェ
ニルオキシテレフタルアミド)に分類される。ホモポリ
マーとしては、商品名「ケブラー」(デュポン社製)や
商品名「トワロン」(アクゾ社製)等が挙げられ、コポ
リマーとしては、商品名「テクノーラ」(帝人社製)等
が挙げられる。
ー(ポリメタフェニレンイソフタルアミド)としては、
商品名「ノーメックス」(デュポン社製)や商品名「コ
ーネックス」(帝人社製)等が挙げられる。
用の接着剤組成物として使用する場合、アラミド繊維ど
うしの接着だけでなく、アラミド繊維からなる被着体
と、金属や紙といった被着体という、アラミド繊維と、
アラミド繊維と異なる異種材料との接着にも使用でき
る。
耐久性、特に耐熱性に優れる点で、アラミド繊維を使用
したダンパーと、ボイスコイル及び/又はフレームとを
接着し、スピーカーを組み立てることが好ましい。
やアルミニウム板に紙テープを巻き付けたものが好まし
い。フレームの材料としては、プラスチックや金属が好
ましく、金属が最も好ましい。
お安価な点で多く使用されており、本発明の硬化性樹脂
組成物がアラミド繊維以外にも綿への接着性に優れるこ
とは、産業上有益である。
剤組成物として使用することが挙げられる。二剤型につ
いては、本発明の接着剤組成物の必須成分全てを貯蔵中
は混合せず、接着剤組成物を第一剤及び第二剤に分け、
第一剤に少なくとも成分(2)を、第二剤に少なくとも
成分(3)と成分(4)を別々に貯蔵する。又、成分
(5)は第二剤に貯蔵することが好ましい。この場合、
両剤を同時に又は別々に被着体に塗布して接触、硬化す
ることによって、二剤型の接着剤組成物として使用でき
る。
のいずれか一方又は両方に(メタ)アクリル系モノマー
及びその他の任意の成分を予め含有せしめ、使用時に両
者を混合することによって、一剤型の接着剤組成物とし
て使用できる。
優れる点で、二剤型の接着剤組成物として使用すること
が好ましい。
る。なお、以下、各使用材料の使用量の単位は重量部で
示す。又、各使用材料については、次のような略号を使
用した。
ル)プロパン:市販品、一般式(B)でp=5のもの 2、2−ビス(4−メタクリロキシエトキシフェニル)
プロパン:市販品 2−ヒドロキシエチルメタクリレート:市販品 クメンハイドロパーオキサイド:市販品 N,N−ジメチルアニリン:市販品 バナジルアセチルアセトネート:市販品 ナフテン酸バナジル:市販品 リン酸塩−1:市販品、アシッドホスホオキシエチルメ
タクリレート リン酸塩−2:市販品、アシッドホスホオキシプロピル
メタクリレート メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重合
体:市販品 アクリロニトリル−ブタジエンゴム:市販品、高ニトリ
ルNBR パラフィン類:市販品、パラフィンワックス 重合禁止剤:ハイドロキノンモノメチルエーテル、市販
品 SPCC:市販品、SPCC−Dブラスト処理鋼板 綿:市販品、綿帆布、セルロース アラミド繊維:帝人(株)製、商品名「コーネックス」 炭素繊維:市販品
た。
い、試験片(100mm×25mm×1.6mmt、S
PCC−Dサンドブラスト処理)の片方に第一剤と第二
剤を等量混合したものを塗布し、その後、直ちにもう片
方の試験片を重ね合わせて貼り合わせたものを試料とし
た。試料の固着時間(単位:分)は、温度23℃、湿度
50%の環境下で、プッシュプルゲージ(Model
S、Komura社製)で引っ張り、貼り合わせ直後か
ら、0.4MPa以上の強度が測定されるまでの時間を
測定した。
S K−6856に従い、試験片(100mm×25m
m×1.6mmt、SPCC−Dサンドブラスト処理)
の片方に第一剤と第二剤を等量混合したものを塗布し、
その後、直ちにもう片方の試験片を重ね合わせて貼り合
わせた後、室温で24時間養生したものを試料とした。
試料の引張剪断強度(単位:MPa)は、温度23℃、
湿度50%の環境下において、引張速度10mm/分で
測定した。
K−6854に従い、試験片(70mm×25mm×
0.3mmt、SPCC−Dサンドブラスト処理)の片
方に第一剤と第二剤を等量混合したものを塗布し、その
後、直ちにもう片方の試験片を重ね合わせて貼り合わせ
た後、室温で24時間養生したものを試料とした。試料
の剥離強度(T形剥離強度、単位:kN/m)は、温度
23℃、湿度50%の環境下において、引っ張り速度5
0mm/分で測定した。
に従い、試験片(JIS L−3102並綿帆布120
9番の9号:70mm×25mm×0.7mmt、無処
理)の片方に第一剤と第二剤を等量混合したものを塗布
し、その後、直ちにもう片方の試験片を重ね合わせて貼
り合わせたこと以外は、SPCC/SPCC剥離強度と
同様に測定した。
K−6854に従い、試験片(炭素繊維:70mm×2
5mm×0.17mmt、無処理)の片方に第一剤と第
二剤を等量混合したものを塗布し、その後、直ちにもう
片方の試験片を重ね合わせて貼り合わせたこと以外は、
SPCC/SPCC剥離強度と同様に測定した。
度50%の条件下で試験した。図1に示すスピーカーを
組み立てた。ダンパー9(外径60mm×内径20mm
×厚さ0.25mm)の材料として綿又はアラミド繊維
を用いた。これらの材料にフェノール系熱硬化性樹脂組
成物を含浸させて、図1に示すダンパー9の形状に加熱
成形した。なお、フレーム4の材料としては表面をクロ
メートメッキ処理した鉄を用いた。得られたダンパー9
と、図2に示す紙テープ11及びコイル12を巻き付け
たボイスコイル8(アルミニウム製)とを、ボイスコイ
ルの接合部が紙である箇所(図2の丸印で示した箇所)
を介して接着し、又、ダンパー9とフレーム5を接着す
ることにより、図3に示すスピーカー(紙テープ11及
び接着剤組成物13は図示していない)を作成して強度
測定用試料とした。接着方法としては、接合部に、第一
剤と第二剤を等量混合したものを約0.2g塗布し、室
温で24時間養生させ、接着させる方法を用いた。スピ
ーカー3点部接着強度(単位:kg)は、温度23℃、
湿度50%の環境下で測定した。ボイスコイル8の中央
部にボイスコイル引張治具15を挿入し、フレームの周
縁部5をフレーム固定治具14の周縁部(図3の丸印で
示した箇所)と固定した。ボイスコイル引張治具15を
矢印方向に引張り速度100mm/分で引っ張り、スピ
ーカー3点部接着強度を測定した。
一液と第二液を500mlずつ取り、25℃の恒温槽に
24時間放置したものを試料とした。粘度の測定は、2
5℃で単一円筒型回転粘度計で2分間連続して測定し
た。
合して、第一剤と第二剤からなる接着剤組成物を調製
し、測定結果を表1に併記した。
いて、炭素繊維への接着性を知るために、炭素繊維/炭
素繊維剥離強度を測定した。測定結果を表2に併記し
た。
合して、第一剤と第二剤からなる接着剤組成物を調製
し、測定結果を表3に併記した。
合して、第一剤と第二剤からなる接着剤組成物を調製
し、測定結果を表4に併記した。
合して、第一剤と第二剤からなる接着剤組成物を調製
し、測定結果を表5に併記した。
合して、第一剤と第二剤からなる接着剤組成物を調製
し、測定結果を表6に併記した。
強化繊維及び綿といった被着体に対しての接着性に優れ
た接合体が得られる。特に耐熱性を有するアラミド繊維
に対しての接着性に優れた接合体が得られる。アラミド
繊維を使用した接合体は、高温下での耐久性に優れ、特
にスピーカーに使用した場合には音響特性が低下しない
ので、その産業上の有益性は極めて大きい。
る。
面図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 (1)重合性ビニルモノマー、(2)重
合開始剤、(3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導
体、(4)β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエ
ステル、並びに(5)リン酸塩を含有してなる硬化性樹
脂組成物。 - 【請求項2】 (1)重合性ビニルモノマー、(2)重
合開始剤、(3)芳香族アミン及び/又はピリジン誘導
体、(4)β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエ
ステル、(5)リン酸塩、並びに(6)エラストマー成
分を含有してなる硬化性樹脂組成物。 - 【請求項3】 (1)重合性ビニルモノマー100重量
部、(2)重合開始剤0.5〜10重量部、(3)芳香
族アミン及び/又はピリジン誘導体0.05〜5重量
部、(4)β−ジケトンキレート及び/又はβ−ケトエ
ステル0.05〜5重量部、(5)リン酸塩0.05〜
10重量部、並びに(6)エラストマー成分5〜35重
量部を含有してなる硬化性樹脂組成物。 - 【請求項4】 (1)重合性ビニルモノマーが(メタ)
アクリル系モノマーである請求項1〜4のいずれか1項
記載の硬化性樹脂組成物。 - 【請求項5】 (1)重合性ビニルモノマーが一般式
(A)で示される(メタ)アクリル系モノマー及び一般
式(B)で示される(メタ)アクリル系モノマーを含有
してなる請求項1〜4のいずれか1項記載の硬化性樹脂
組成物。 一般式(A) Z−O−R1 (式中、Zは(メタ)アクリロイル基を示し、R1 は炭
素数1〜10のアルキル基を表す。) 【化1】 (式中、Zは前述の通りである。R2 は−C2H4−、−C3
H6−、-CH2CH(CH3) −、−C4H8−又は−C6H12−を示
す。R3 は水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、
pは0〜8の整数を示す。) - 【請求項6】 (3)芳香族アミン及び/又はピリジン
誘導体がN,N−ジメチルアニリンである請求項1〜5
のいずれか1項記載の硬化性樹脂組成物。 - 【請求項7】 (4)β−ジケトンキレート及び/又は
β−ケトエステルがバナジルアセチルアセトネートであ
る請求項1〜6のいずれか1項記載の硬化性樹脂組成
物。 - 【請求項8】 (5)リン酸塩が一般式(C)で示され
る酸性リン酸化合物である請求項1〜7のいずれか1項
記載の硬化性樹脂組成物。 【化2】 〔式中、RはCH2 =CR4CO(OR5)m −基(但し、R4 は水
素又はメチル基、R5 は−C2H4−、−C3H6−、−CH2CH
(CH3)−、−C4H8−、−C6H12−又は 【化3】 を示し、mは1〜10の整数を示す。)を示し、nは1
又は2の整数を示す。〕 - 【請求項9】 (5)リン酸塩がアシッドホスホオキシ
エチルメタクリレートである請求項1〜8のいずれか1
項記載の硬化性樹脂組成物。 - 【請求項10】 ヒドロキシル基を有する(メタ)アク
リル系モノマーを実質的に含有していない請求項1〜9
のいずれか1項記載の硬化性樹脂組成物。 - 【請求項11】 第一剤に少なくとも成分(2)を含有
してなり、第二剤に少なくとも成分(3)及び成分
(4)を含有してなる二剤型の請求項1〜10のいずれ
か1項記載の硬化性樹脂組成物。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
硬化性樹脂組成物を含有してなる接着剤組成物。 - 【請求項13】 請求項12記載の接着剤組成物を使用
して被着体を接着してなる接合体。 - 【請求項14】 被着体が強化繊維、金属及び/又は綿
である請求項13記載の接合体。 - 【請求項15】 被着体がアラミド繊維である請求項1
3記載の接合体。 - 【請求項16】 請求項12記載の接着剤組成物を使用
してなるスピーカー。 - 【請求項17】 請求項12記載の接着剤組成物を使用
してコーン、ボイスコイル、及びアラミド繊維製又は綿
製のダンパーからなる三点部を接着してなるスピーカ
ー。 - 【請求項18】 ダンパーがアラミド繊維である請求項
17記載のスピーカー。 - 【請求項19】 請求項12記載の接着剤組成物を使用
して被着体を接着してなる接着方法。 - 【請求項20】 被着体が強化繊維、金属及び/又は綿
である請求項19記載の接着方法。 - 【請求項21】 被着体がアラミド繊維である請求項1
9記載の接着方法。
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JP34240097 | 1997-12-12 | ||
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JP9-342401 | 1997-12-12 | ||
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JP10-269619 | 1998-09-24 | ||
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