JP2000159341A - 基板ガラスの移送装置 - Google Patents

基板ガラスの移送装置

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JP2000159341A
JP2000159341A JP33995998A JP33995998A JP2000159341A JP 2000159341 A JP2000159341 A JP 2000159341A JP 33995998 A JP33995998 A JP 33995998A JP 33995998 A JP33995998 A JP 33995998A JP 2000159341 A JP2000159341 A JP 2000159341A
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glass
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pdp
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substrate glass
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JP33995998A
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Toshiro Takashima
俊郎 高嶋
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/061Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板ガラスの検査工程の時間短縮(タクトタ
イムの短縮)を図るとともに、確実な検査を行うことの
できる基板ガラスの移送装置を提供する。 【解決手段】 移送装置10は、PDP用ガラスより幅
広に位置する一対のサイドレール16の内側に突出可能
な支持ガイド24を設け、支持ピン26の突出にてPD
P用ガラス12の持ち上げを可能にするとともに、サイ
ドレール16を連桿とする四節機構17を形成し、この
四節機構17における揺り腕18には駆動手段を設け、
当該駆動手段の稼働にて揺り腕18、20を揺動させ、
サイドレール16に保持されたPDP用ガラス12を検
査装置14へ移送可能にした。このため素早い移送が可
能となり、検査工程の時間短縮を図ることができる。ま
たステージ32が平坦になり、接触子36によりPDP
用ガラス12がたわむのを防止でき、確実な検査を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板ガラスの移送
装置に係り、特に検査部へのガラス基板の搬入または搬
出の高速化を図ることのできる基板ガラスの移送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下、P
DPと称す)の製造に用いられる大型の基板ガラス(約
1300mm*約1000mm)では、その製造ライン
における搬送方式は、基板自体のサイズおよび重量の関
係から、一般的にローラコンベア方式が採用されてい
る。図5は従来の基板ガラスとなるPDP用ガラスの検
査装置を示す上面図である。同図に示すように、PDP
用ガラスの製造ラインにはその途中にPDP用ガラスの
検査装置1が配置されている。このような検査装置1で
は、当該検査装置1の前後にローラコンベア2が設けら
れており、当該ローラコンベア2を回転駆動させること
で、PDP用ガラス3を矢印4の方向(図中、左側から
右側)に搬送可能にしている。
【0003】すなわち検査装置1では、PDP用ガラス
3の検査を行う場合、検査ラインにおける検査装置1の
前段側のローラコンベア2AにてPDP用ガラス3を搬
送させ、ローラコンベア1Bに受け渡し、検査装置1の
中央に設けた検査テーブル1Aへと移動させる。そして
当該検査テーブル1Aへと移動したPDP用ガラス3に
対し、その上方から図示しない検査装置が下降し、オー
プン/ショートの導通検査や、配線抵抗値の測定(検
査)が施される。検査終了後は、検査テーブル1Aに設
けられたローラコンベア1Bを再び稼働させ、検査装置
1の後段のローラコンベア2BにPDP用ガラス3を受
け渡し、さらに後段へと搬出をおこなうようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した検査装
置1におけるPDP用ガラス3の搬入および搬出の方法
では以下に掲げるような問題点があった。すなわち第1
の問題点は、検査装置1をPDP用ガラス3が通過する
時間について検証してみると、PDP用ガラス3の検査
を実際に行う時間の合計と、PDP用ガラス3の搬入お
よび搬出時間の合計とが、ほぼ同じ程度になり(共に4
0秒程度)、搬入および搬出にかかる時間が非常にかか
っていた。しかし移送対象物がガラスであるためその取
り扱いは難しく、時間短縮のためにPDP用ガラス3の
移送速度を上げることが難しかった。このため本検査工
程の効率が悪く、当該検査工程の時間短縮を図ることの
できる他の移送方法が望まれていた。
【0005】そしてこの問題を解決するためフォーク式
ロボットアームを用い基板ガラスを移送する方法が考え
られたが、基板ガラスは大きくまた重量物であるため、
アームの先端にたわみが生じ、移送が不安定になるおそ
れがあった。また前記アームを補強することも考えられ
るが、当該アーム自体が大ががりなものになり装置自体
が高価なものになる。
【0006】さらに第2の問題点としては、PDP用ガ
ラス3を搬送用テーブル1Aの所定位置まで搬送させる
ため、当該搬送用テーブル1A自体にもローラコンベア
1Bを設けているが、このローラコンベア1Bを設けた
ことにより、搬送用テーブル1Aの形状に制限が生じ、
検査に最適な形状とすることができなかった。すなわち
具体的には、PDP用ガラス3の検査は、その上方に配
置された検査装置が下降し、当該検査装置のテストピン
がPDP用ガラス3の電極に当接して検査を行うのであ
るが、その際搬送用テーブル1Aに設けたローラコンベ
ア1Bが下降し、PDP用ガラス3はその中央部が搬送
用テーブル1A側から支持されることがなかった。この
ため前記テストピンの押圧力によりガラス自体が湾曲
し、接点不良等の障害により検査を確実に行うことがで
きない問題があった。そしてPDP用ガラス3に生じる
たわみは、近年のPDP用ガラス3の薄型化の傾向によ
って、より顕著になっている。
【0007】本発明は上記従来の問題点に着目し、基板
ガラスの検査工程の時間短縮(タクトタイムの短縮)を
図るとともに、確実な検査を行うことのできる基板ガラ
スの移送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、PDP用ガラ
スの検査部に隣接し、前記PDP用ガラスの移送をなす
ための基板ガラスの移送装置であって、前記基板ガラス
より幅広に形成されるサイドレールの内側に突出可能な
支持ガイドを設け、当該支持ガイドの突出にて前記基板
ガラスの持ち上げを可能にするとともに、前記サイドレ
ールを連桿とする四節機構を形成し、この四節機構にお
ける揺り腕には駆動手段を設け、当該駆動手段の稼働に
て前記揺り腕を揺動させ、前記サイドレールに保持され
た前記基板ガラスを前記検査部へ設置可能にするよう構
成した。また前記四節機構を昇降手段の上部に設け、前
記サイドレールの軌跡を前記昇降手段の稼働にて低く抑
えることが好ましい。
【0009】
【作用】上記の如く構成した本発明によれば、検査装置
の上流側から基板ガラスが搬送され、移送装置に設けら
れたサイドレールに基板ガラスが取り込まれると、サイ
ドレールに設けられた支持ガイドをサイドレールの内側
に突出させる。このようにサイドレールの内側に支持ガ
イドを突出させれば、基板ガラスは支持ガイドにて保持
される形態となる。ここで支持ガイドが設けられるサイ
ドレールは、四節機構における連桿をなしている。この
ため駆動手段を稼働させ、四節機構における揺り腕を揺
動させれば、この揺り腕の揺動に伴い連桿となるサイド
レールも連動する。そしてサイドレールの可動範囲(移
動範囲)は検査装置の前段から当該検査装置の検査部に
及んでいることから、このサイドレールの連動にて当該
サイドレールに支持された基板ガラスを前記検査部に移
送させることができる。そして基板ガラスを検査部に移
送させた後は、支持ガイドを引き込むことで基板ガラス
を検査部に置くことができる。またその後検査部にて検
査がなされた基板ガラスは、検査装置の後段に設けられ
た移送装置のサイドレールにて保持され、検査装置の後
方へと移送されればよい。
【0010】ところで四節機構を昇降手段の上部に設
け、サイドレールの軌跡を昇降手段の稼働にて低く抑え
れば、検査部の上方に数多く配置される検査用機器と干
渉することがない。このため検査用機器を基板ガラスに
より接近させることが可能となり、当該検査用機器の移
動に伴う時間(タクトタイム)を短縮させることが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る基板ガラスの
移送装置に好適な具体的実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本実施の形態に係るPDP用ガラ
スの移送装置の形態を示す側面図であり、図2は同移送
装置の形態を示す上面図であり、図3は同移送装置の形
態を示す斜視図である。これらの図に示すように本実施
の形態に係るPDP用ガラスの移送装置(以下、移送装
置と称す)10は、PDP用ガラス12の製造ラインに
設けられたPDP用ガラスの検査装置(以下、検査装置
と称す)14の前後に配置されている。
【0012】移送装置10は、図3(1)に示すように
サイドレール16と、このサイドレール16を連桿とす
る四節機構17、すなわちサイドレール16の両端部に
リンク結合された第1揺れ腕18と第2揺れ腕20と、
サイドレール16に対向し四節機構17の連桿となる移
送装置10の土台22とを主構成としている。なお第1
揺れ腕18と第2揺れ腕20との長さは等しく、四節機
構17は平行リンク機構となっている。そしてこうした
四節機構17はサイドレール16が平行になるよう一対
設けられるとともに、その幅はPDP用ガラス12の幅
が収まるように設定され、さらにこれら四節機構17同
士は一対の連結アーム25によって接続されており、互
いの連動を可能にしている。また土台22の内部には図
示しない駆動手段が設けられており、この駆動手段は、
第1揺れ腕18または第2揺れ腕20のいずれか一方に
連結されており、前記駆動手段を可動させることで第1
揺れ腕18または第2揺れ腕20のいづれか一方を土台
22とのリンク結合部まわりに揺動させ、これにリンク
結合されるサイドレール16をライン配設方向に沿って
移動可能にしている。
【0013】なおサイドレール16のライン配設方向の
移動距離は、第1揺れ腕18および第2揺れ腕20の長
さによって設定されることから、これら第1揺れ腕18
および第2揺れ腕20の長さは、サイドレール16が検
査装置14の内外を跨ぐよう設定されるとともに、サイ
ドレール16が検査装置14側に移動した際、当該サイ
ドレール16が保持するPDP用ガラス12が検査装置
14における検査位置に収まるように設定される。また
このように第1揺れ腕18および第2揺れ腕20の長さ
を設定すれば、製造ラインの上流側に配置されたローラ
コンベア21Aによって搬送されてきたPDP用ガラス
12をサイドレール16にて取り込み、検査装置14へ
と移送させることができる。また検査装置14通過後の
PDP用ガラス12は検査装置14の直後に設けた移送
装置14によって製造ラインの下流側に配置されたロー
ラコンベア21Bに受け渡すようにすればよい。
【0014】また一対のサイドレール16の対向面側に
おいては、サイドレール16の長手方向に沿って等間隔
に3箇所、支持ガイド24が設けられる。当該支持ガイ
ド24は、図3(2)に示すように一対のサイドレール
16に挟まれた内側に向かって支持ピン26を突出可能
にしている。そしてこの支持ピン26の出し入れには、
エアシリンダやソレノイド等を用いるようにすればよ
い。また支持ピン26の先端形状は段付き形状28にな
っており、この段付き形状28の部分にPDP用ガラス
12を収めることで、当該PDP用ガラス12の保持を
可能にしている。なお移送装置10側から検査装置14
側にPDP用ガラス12を受け渡す際には、サイドレー
ル16を検査装置14側に移動させるとともに当該サイ
ドレール16に設けた支持ガイド24を稼働させ、支持
ピン26を引き込み、PDP用ガラス12の保持を解除
すればよい。
【0015】ところで製造ラインの流れ方向(図中、矢
印30の方向)に沿って搬送させるPDP用ガラス12
は長方形状となっており、その大きさは一辺が約130
0mm、他辺が約1000mmとなっている。またガラ
ス自体の厚みは、2.8mm〜3.1mm程度(最新の
ものでは2.1mm〜2.5mm程度)で、その重量は
10kg程度となっている。
【0016】また移送装置10を前後に配置させる検査
装置14は、PDP用ガラス12を収容可能にするだけ
の面積を有したステージ32が設けられており、当該ス
テージ32の上方には、昇降可能な検査用機器34が設
けられている。そして当該検査用機器34の下面、すな
わちPDP用ガラス12と対面する面には、多数の接触
子36が設けられている。またステージ32には、PD
P用ガラス12の収容範囲内に支持ピン32Aが複数設
けられており、この支持ピン32AにてPDP用ガラス
12を支持するようにしている。このように支持ピン3
2AにてPDP用ガラス12をステージ32から浮かせ
て保持したことによりサイドレール16に設けた支持ガ
イド24をPDP用ガラス12の下方にもぐり込ませ、
支持ピン26にてPDP用ガラス12を保持可能にして
いる。このため検査用機器34を下降させ当該検査用機
器34に設けられた接触子36を、PDP用ガラス12
に設けられた検査用パッド(図示せず)に接触させるこ
とでPDP用ガラス12に配線された配線パターンのオ
ープン/ショート検査(導通検査)や、配線パターンの
抵抗値等を検査することが可能になっている。
【0017】このように構成された移送装置10を用い
て、PDP用ガラス12を検査装置14に搬入させ、そ
の後搬出させる作業手順を説明する。まず、製造ライン
の上流側からローラコンベア21AにてPDP用ガラス
12が製造工程を終え搬送されてくる。このとき検査装
置14の上流側に配置された移送装置10は、そのサイ
ドレール16がローラコンベア21A側に配置されるよ
う揺り腕16をローラコンベア21A側に揺動させてお
く(図1の状態)。そしてこの状態を保持しておくと、
上流側から移動してきたPDP用ガラス12は、一対の
サイドレール16の内側に取り込まれる。このようにサ
イドレール16の内側にPDP用ガラス12を取り込ん
だ後は、当該PDP用ガラス12の下方に位置する支持
ガイド24から支持ピン26を突出させ、当該支持ピン
26をPDP用ガラス12の下方にもぐり込ませる。そ
して支持ピン26を突出させた後は、土台22に内蔵さ
れた駆動手段を稼働させ、第1揺れ腕18または第2揺
れ腕20を揺動させる。ここで第1揺れ腕18または第
2揺れ腕20は四節機構17を構成していることから連
桿となるサイドレール16は、この揺れ腕の揺動に伴っ
て検査装置14側へと移動する。このときサイドレール
16はPDP用ガラス12を支持ピン26によって保持
しているので、サイドレール16の移動とともにPDP
用ガラス12を検査装置14側に移送させることができ
る。このようにPDP用ガラス12を検査装置14側に
移送させた後は、支持ガイド24から突出する支持ピン
26を前記支持ガイド24に引き込み、PDP用ガラス
12を検査装置14側に受け渡せばよい。そしてPDP
用ガラス12を検査装置14側に受け渡した後は、再び
駆動手段を稼働させ、再び製造ラインの上流側から新規
のPDP用ガラス12を取り込むように、サイドレール
16をローラコンベア21A側に移動させればよい。
【0018】ステージ32から突出する支持ピン32A
に置かれたPDP用ガラス12は、その設置後、上方か
ら検査機器34が下降し、当該検査機器34の下面に設
けられた接触子36をPDP用ガラス12に形成された
検査用パッドに接触させる。ここで支持ピン32Aの高
さは均一になっているので、上方から接触子36がPD
P用ガラス12の表面を押圧しても当該PDP用ガラス
12にたわみが生じることがない。このため接触子36
と検査用パッドとの確実な導通を図ることができる。そ
して接触子36と検査用パッドとの接触後は、接触子3
6間に電圧を印加し、PDP用基板12の配線パターン
にショート等が無いか、あるいは配線パターンの抵抗値
は正常であるかなどの検査を実施する。そして検査終了
後は、検査用機器34を上昇させ、検査用パッドから接
触子36を離反させる。
【0019】このように検査装置14にてPDP用ガラ
ス12の検査を終了した後は、PDP用ガラス12を検
査装置14から搬出させる必要がある。これは検査装置
14の後段に設けた移送装置10を用い、サイドレール
16を検査装置14側に移動させ、支持ピン26にてP
DP用ガラス12を保持し、その後製造ラインの下流側
に設けられたローラコンベア21BへとPDP用ガラス
12を移送させればよい。このように四節機構17で構
成した移送装置14を用いることによりPDP用ガラス
12の移送時間が20秒以内となり、搬入や搬出を含め
た検査時間の合計を60秒以内にすることができ、検査
時間の効率向上を図ることが可能となる。
【0020】ところで移送装置10においては、四節機
構17で構成されているため、サイドレール16の軌跡
は図4(1)に示すように高さ方向の変動を伴ってい
た。しかし検査装置14においては、その上方に検査用
機器34が配設されており、このため第1揺れ腕18お
よび第2揺れ腕20の長さによっては、サイドレール1
6の軌跡と検査用機器34とが干渉するおそれがあり、
このため昇降時間の増大という問題を生じさせつつも、
検査用機器34をステージ32のより上方へと移動させ
なければならない。しかし四節機構17の下方すなわち
土台22の下方に昇降手段を設け、サイドレール16の
移送とともに昇降手段を稼働させれば(下降させれ
ば)、サイドレール16の軌跡高さを低く抑えることが
できる。このため検査用機器34をステージ32に対し
接近させることができ、当該検査用機器34の昇降時間
の短縮を図ることができる。
【0021】なお昇降手段については、その動力として
油圧シリンダや電動モータを用い、プログラムにてこれ
らを制御し、サイドレール16の軌跡高さを低く抑える
ことも可能であるが、これら動力を用いずとも、同図
(2)に示すように第1揺れ腕18および第2揺れ腕2
0の下方先端を延長させ、この先端部38をカム曲面4
0に沿って移動させるとともに、土台22とのリンク結
合部を長穴42の形状にし、第1揺れ腕18および第2
揺れ腕20を上下移動可能にすれば、カム曲面40の形
状によりサイドレール16の軌跡高さを低く抑えること
ができる。
【0022】また本実施の形態では、製造ラインの上流
および下流に設けたローラコンベア21A、21Bの搬
送速度により検査工程の効率が制限されるが、ローラコ
ンベア21A、21Bを複数本配置するか、もしくはP
DP用ガラス12を複数枚収容可能とするカセットを用
意し、当該カセット自体を搬送させることで搬送効率を
上げて対応すればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板ガラスの検査部に隣接し、前記基板ガラスの移送をな
すための基板ガラスの移送装置であって、前記基板ガラ
スより幅広に形成されるサイドレールの内側に突出可能
な支持ガイドを設け、当該支持ガイドの突出にて前記基
板ガラスの持ち上げを可能にするとともに、前記サイド
レールを連桿とする四節機構を形成し、この四節機構に
おける揺り腕には駆動手段を設け、当該駆動手段の稼働
にて前記揺り腕を揺動させ、前記サイドレールに保持さ
れた前記基板ガラスを前記検査部へ設置可能にしたこと
から、基板ガラスの検査工程の時間短縮(タクトタイム
の短縮)を図るとともに、確実な検査を行うことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るPDP用ガラスの移送装置
の形態を示す側面図である。
【図2】同移送装置の形態を示す上面図である。
【図3】同移送装置の形態を示す斜視図である。
【図4】移送装置におけるサイドレールの軌跡高さを示
す説明図である。
【図5】従来のPDP用ガラスの検査装置を示す上面図
である。
【符号の説明】
1 PDP用ガラスの検査装置 1A 検査テーブル 1B ローラコンベア 2(2A、2B) ローラコンベア 3 PDP用ガラス 4 矢印 10 PDP用ガラスの移送装置 12 PDP用ガラス 14 PDP用ガラスの検査装置 16 サイドレール 17 四節機構 18 第1揺れ腕 20 第2揺れ腕 21A ローラコンベア 21B ローラコンベア 22 土台 24 支持ガイド 25 連結アーム 26 支持ピン 28 段付き形状 30 矢印 32 ステージ 32A 支持ピン 34 検査用機器 36 接触子 38 先端部 40 カム曲面 42 長穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板ガラスの検査部に隣接し、前記基板
    ガラスの移送をなすための基板ガラスの移送装置であっ
    て、前記基板ガラスより幅広に位置する一対のサイドレ
    ールの内側に突出可能な支持ガイドを設け、当該支持ガ
    イドの突出にて前記基板ガラスの持ち上げを可能にする
    とともに、前記サイドレールを連桿とする四節機構を形
    成し、この四節機構における揺り腕には駆動手段を設
    け、当該駆動手段の稼働にて前記揺り腕を揺動させ、前
    記サイドレールに保持された前記基板ガラスを前記検査
    部へ設置可能にしたことを特徴とする基板ガラスの移送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記四節機構を昇降手段の上部に設け、
    前記サイドレールの軌跡を前記昇降手段の稼働にて低く
    抑えたことを特徴とする請求項1に記載の基板ガラスの
    移送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114030893A (zh) * 2021-12-20 2022-02-11 镇升玻璃制品(中山)有限公司 一种具备玻璃切割叠装联动式加工设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114030893A (zh) * 2021-12-20 2022-02-11 镇升玻璃制品(中山)有限公司 一种具备玻璃切割叠装联动式加工设备

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