JP2585146Y2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2585146Y2
JP2585146Y2 JP1991052152U JP5215291U JP2585146Y2 JP 2585146 Y2 JP2585146 Y2 JP 2585146Y2 JP 1991052152 U JP1991052152 U JP 1991052152U JP 5215291 U JP5215291 U JP 5215291U JP 2585146 Y2 JP2585146 Y2 JP 2585146Y2
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長市 木村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、LCD等の基板を所定
の位童に搬送する基板搬送装置に関するものであり、特
に、基板を保持する基板搬送体の構成に改良を加えたも
のに係る。
【0002】
【従来の技術】近年、LCD等の基板を製造する工程
は、オートメーション化が進んでいる。このオートメー
ション化を実現する上で、基板を各工程に順次搬送する
基板搬送装置は不可欠となっている。基板搬送装置の中
でも、基板に対して加熱あるいは冷却等の熱処理加工を
行う加工台に基板を搬送する場合は、いわゆるリフトア
ンドキャリー方式の基板搬送装置が一般的に使用されて
いる。このリフトアンドキャリー方式とは、基板を保持
する基板搬送体(以下、キャリアと呼ぶ。)を備え、こ
のキャリアを上下方向及び前後方向に交互に往復移動さ
せて、基板を順次、加工台に搬送する方式である。
【0003】ここで、リフトアンドキャリー方式の基板
搬送装置の構成を、図4〜図9を参照して説明する。図
4及び図9は基板搬送装置の正面図、図5〜図8は図4
及び図9のA−A断面図における始端部付近から見た側
面図である。また、図5〜図8において、基板搬送装置
によって搬送される基板pの前進方向は、図中右方向と
する。なお、基板pはLCD等に用いられる略長方形の
薄形ガラス基板である。
【0004】図4において、基板搬送装置が配設される
略直方体状の基台14は、図示されない室内の床面に固
定されている。基台14は水平な上面を有しており、こ
の上面の左右両端部付近には互いに平行な2本のガイド
レール13,13が敷設されている。ガイドレール13
上にはスライダ12が摺動自在に設けられている。
【0005】スライダ12上には前記ガイドレール13
と平行に延びるスライドプレート11が設置されてい
る。すなわち、スライドプレート11は平行に2本設置
され、その上にはスライドプレート11に直交するよう
に支持ベース10が一定の間隔で固定されている。ま
た、スライドプレート11には、このスライドプレート
11を前後方向に往復動させるキャリー機構(図示せ
ず)が取付けられている。
【0006】支持ベース10の左右両端部にはL字形の
ガイド部9,9が立ち上げられている。このガイド部9
には上下方向に長いガイド溝9aが開口されている。ガ
イド部9の外側には摺動アーム7が配設されている。こ
の摺動アーム7の自由端(図中下側)には、前記ガイド
溝9a内を摺動する摺動レール8が設けられている。
【0007】また、摺動アーム7の固定端(図中上側)
には前記基台14の上面に平行な上下動ベース6が固定
されている。この上下動ベース6は、リフト機構(図示
せず)によって上下方向に往復動される。図4の上下動
ベース6は上方に移動している状態である。
【0008】上下動ベース6の上面の左右両端部には支
持アーム5が一定の間隔で立ち上げられている。この支
持アーム5の先端部にはガイドレール13の長手方向に
平行に延びる取付プレート4が固定されている。この取
付プレート4には一定の間隔でキャリア3が取付けられ
ている。このキャリア3は略楔形であり、先端には基板
pの側縁部を下方から保持する保持爪3aが形成されて
いる。
【0009】左右の支持アーム5の間には、例えば発熱
量が異なる複数のヒータ1基台14に部材(図示せず)
を介してガイドレール13の長手方向に平行に設けられ
ている。このヒータ1の左右方向の幅寸法は、その左右
両端部が前記キャリア3の先端部と重なり合う程度に設
定されている。
【0010】更に、ヒータ1の上面には加工台として、
ヒータ1からの熱を均一化して基板pを加熱する均熱板
2が設けられている。ところで、ヒータ1の周縁部は発
熱にバラツキがある。そこで、均熱板2の大きさはヒー
タ1の周縁部よりも一回り小さく設定される。これによ
り、均熱板2にはヒータ1より均一な熱が供給される。
また、均熱板2の左右方向の幅寸法は、前記キャリア3
が下降した時、保持爪3aが当接しない程度に設定され
ている。
【0011】なお、図5〜図8に示すように、始端の均
熱板2に近接して、搬入ローラ15が回動自在に設置さ
れている。
【0012】以上のような構成を有する基板搬送装置
は、次のようにして基板pを搬送する。まず、搬入ロー
ラ15の上端部と均熱板2の上面とが水平位置にある
時、搬入ローラ15により基板pが均熱板2上にスムー
ズに搬入され、基板pがヒータ1からの熱を受けて均熱
板2により、最初の加熱処理加工がなされる(図5)。
【0013】均熱板2上で基板pに対する加熱処理加工
が終了すると、リフト機構が動作して、上下動ベース6
が上昇する。この上下動ベース6の上昇に伴い、上下動
ベース6上の支持アーム5、取付プレート4及びキャリ
ア3も一体となって上昇し、向い合う複数のキャリア3
が基板pの平行な側縁部を下方から保持して、均熱板2
より基板pを持上げる。上下動ベース6の上昇動作は、
摺動アーム7に設けられた摺動レール8がガイド溝9a
を摺動することによってガイドされる(図6)。
【0014】次に、キャリア3が基板pを保持したま
ま、キャリー機構が動作して、スライドプレート11が
図中右方に前進する。スライドプレート11の前進動作
は、スライダ12がガイドレール13上を摺動すること
によってガイドされる。これに伴って、スライドプレー
ト11上に取付けられている部材は全て前進する(図
7)。
【0015】次いで、キャリア3が所定の位置まで移動
するとキャリー機構が停止し、代ってリフト機構が先程
とは逆方向に動作して、上下動ベース6及びキャリア3
が下降する。これにより、キャリア3に保持された基板
pは、前進した状態で次の均熱板2に載置される。な
お、上下動ベース6の下降動作もまた、摺動アーム7に
設けられた摺動レール8がガイド溝9aを摺動すること
によってガイドされる。また、キャリア3が前進した段
階で、搬入ローラ15により基板pが搬入される(図
8)。
【0016】その後、図9に示すように、キャリア3が
ヒータ1に当接する直前でリフト機構が停止し、上下動
ベース6及びキャリア3の下降が停止する。更に、キャ
リー機構が先程とは逆方向に動作してスライドプレート
11が図中左方に後退し、図5に示した元の水平位置ま
で戻る。
【0017】この様にして、基板pは順次、発熱量の異
なるヒータ1で熱せられた均熱台2上を搬送されてい
き、最終的に終端の均熱板2の終端部に近接して設置さ
れた搬出ローラにまで送られて、次の工程に搬送され
る。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】ところで、基板に熱処
理加工を行う場合、熱のひずみ等により基板が割れるこ
とがある。また、基板を組込む機器の薄形化は最近益々
進んでおり、基板そのものに対しても、かなりの薄形化
が要求されている。そのため、そのため、基板の強度は
低く、基板は破損し易くなっている。また、基板が何ら
かの事由によってずれで搬送されてくることもある。
【0019】破損した基板の破片が上記の基板搬送装置
によって搬送された場合、次のような不具合が生じる。
図10及び図11に破損した基板qと破片を搬送した場
合を示す。図10は基板搬送装置の正面図、図11はキ
ャリアの拡大正面図である。
【0020】破損した基板qの幅寸法が、対向するキャ
リア3の保持爪3aの間隔よりも短くなった場合、リフ
ト機構の動作により上下動ベース6及びキャリア3が上
昇しても、キャリア3は破損した基板qの一方の側縁部
を保持することができない。また、前述したように、均
熱板2はヒータ1よりも一回り小さく設定されるため、
破損した基板qの破片がヒータ1の周縁部に残った状態
になったりする。
【0021】この様な状態でキャリア3がキャリー機構
により前進し、その後リフト機構により下降した場合、
キャリア3はヒータ1上に落下した破損した基板q上に
下降する。この時、図11に示すように、破損した基板
qの破片によりキャリア3の下降動作が阻まれるため、
キャリア3は図中S2分下降しただけで動かなくなる。
そのため、破損していない基板pを保持している他のキ
ャリア3までも下降が停止される。
【0022】また、キャリア3の本来の下降ストローク
はS1であるため、キヤリア3がフルストローク下がる
まで、リフト機構を動作させると、上下動ベース6や取
付プレート4並びに破損した基板qの破片に衝突してい
るキャリア3等に反力(過負荷)が加わる。その結果、
基板搬送装置全体がダメージを受け、装置の破損に繋が
る。また、破損した基板qの破片が第10図に示すよう
に均熱板2上にある場合、キャリア3で保持させるべく
リフト機構でキャリア3を上昇させると、一方のみが保
持された片持ち状態となり、次の均熱板にうまく載せら
れなかったり、破損した基板を残したままになる。ま
た、何らかの事由によって基板がずれて搬送されてく
る。この場合、別の基板を保持したキャリア3がこの破
損した残りの基板やずれた基板に当たって良い基板を破
損させる等の不具合が生ずる。
【0023】本考案は、以上の問題点を解消するために
提案されたものであり、その目的とするところは、加工
台から落下した破損した基板の破片によるキャリアの移
動の停止やずれて搬送される基板等に別の基板を保持し
たキャリアが当たって基板を破損させることを防ぎ、基
板搬送装置に加わるダメージを回避して装置全体を保護
する基板搬送装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の本考案は、LCD等の基板を基板
搬送体によって下方から保持し、水平方向に搬送する基
板搬送装置において、前記基板に所定の処理を行う加工
台の近傍には水平方向に移動可能な搬送手段が設けら
れ、この搬送手段には前記加工台に近接した位置で、前
記加工台に対して垂直方向に移動可能な取付部材が設け
られ、前記取付部材には、その上面において基板を支持
する基板搬送体が移動可能に設けられると共に、前記基
板搬送体が前記基板を下方から保持して搬送する位置
で、この基板搬送体の下方向への移動を規制する規制部
が設けられ、前記基板搬送体に下方側から反力が加わっ
た場合、前記基板搬送体が前記規制部から離れて上方向
へ移動可能に設けられていることを特徴とする。また、
請求項2の考案は、前記基板搬送体の規制部から離れた
ことを検知する検知手段を備えることを特徴とする。
【0025】
【作用】以上のような構成を有する請求項1記載の本考
案では、取付部材に設けられた基板搬送体は、規制部に
よって基板を下方から保持する位置で前記基板搬送体の
下方向への移動を規制される。よって、基板は基板搬送
体によって確実に保持されつつ、基板搬送体が下方向へ
移動されることで、その基板が加工台に搬送される。と
ころで、破損した基板の破片が基板搬送装置に保持され
ず加工台から落下し、その破損した基板の破片に移動す
る基板搬送体が衝突した場合、さらに取付部材の移動が
進むと、基板搬送体に対して基板を保持する方向とは異
なる方向、すなわち基板の破片からの反力が下方側から
加わる。この時、前記基板を保持する基板搬送体が上方
向へ移動可能に設けられているため、取付部材の下方へ
の移動方向に対して逆方向、すなわち上方向に移動す
る。したがって、取付部材自体の移動は妨害されること
がなく、取付部材に取付けられた他の基板搬送体が基板
を保持した状態でその移動が継続される。
【0026】また、請求項2記載の本考案では、検知手
段によって上記のような破損した基板による基板搬送体
の移動動作を検知することができるため、基板搬送体に
よって保持されない破損した基板が基板搬送装置のどこ
に位置するのか等の情報を即座に得ることができる。従
って、破損した基板の除去作業を簡単に行うことができ
る。更に、破損した基板を除去した後、基板搬送体を逆
方向に再度移動させるだけで、基板搬送体を基板保持が
可能な初期状態に容易に戻すことができる。
【0027】
【実施例】本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。なお、図1は本考案の一実施例である基板搬
送装置の要部斜視図、図2は本考案の他の実施例の側面
図である。また、これらの実施例は上記従来技術にて示
した基板搬送装置に採用されるものであり、同一の部材
に関しては同一符号を付し、説明は省略する。
【0028】図1において、キャリア16は略楔形状で
あり、絶縁物から構成される。キャリア16の基端部は
外形が半円形であり、この半円の中心部分に挿通孔16
bが形成されている。また、キャリア16の先端部には
基板を下方から保持する保持爪16aが形成されてい
る。更に、キャリア16の上面には接点部16cが設け
られている。
【0029】また、取付プレート4(請求項の取付部材
に相当する)の上面には、図2に示すようにキャリア1
6の幅寸法よりわずかに広い間隔を有して一対の取付部
41,41が複数個設けられており、この取付部41,
41には前記キャリア16の挿通孔16bに対応する取
付孔42が形成されている。取付部41,41の間にキ
ャリア16が嵌込まれ、取付孔42及び挿通孔16bに
取付軸43が挿通されることにより、キャリア16が取
付プレート4に対して上下方向に回動可能に取付けられ
る。
【0030】更に、取付プレート4の内側縁部には、キ
ャリア16の下面を支持して、キャリア16の下方への
回動を規制する規制部17が内側に延びて設けられてい
る。この規制部17で、キャリア16の下方への回動が
規制される。すなわち、この規制部17により、キャリ
ア16は下方に対する回動は水平状態で規制され、上方
のみの回動となる。
【0031】また、取付プレート4の外側縁部には、キ
ャリア16が上方に回転する際に前記接点部16cが接
触するように、略くの字形の導電板18が設けられてい
る。この導電板18と接点部16cとは、キャリア16
の上方への回動動作を検知する検知手段であり、どのキ
ャリア16が回動したか等の情報を表示するモニタ(図
示せず)に電気的に接続されている。
【0032】以上のような構成を有する本実施例におい
て、取付プレート4に取付けられたキャリア16は通
常、規制部17によって基板pを保持するように水平状
態に規制されるため、キャリア16が基板pを保持し、
取付プレート4の移動に応じて基板を適宜搬送する。
【0033】一方、破損した基板qの破片が均熱板2か
らヒータ1に滑り落ちると、取付プレート4がリフト機
構(図示せず)によって加工した場合、キャリア16が
この破片上にのり、キャリア16には下方から強い反力
が加わり、図1の2点鎖線に示すように、キャリア16
は上方に回動する。そのため、取付プレート4自体の下
降動作は妨害されることがなく、取付プレート4に取付
けられた他のキャリア16は、基板pを保持した状態で
下降動作を継続することができる。
【0034】この様に、本実施例によれば、下降動作を
とるキャリア16に対して、破損した基板qの破片が障
害物となっても、その部分のキャリア16が上方に回動
して破損した基板qの破片によって装置全体にダメージ
が加わることがない。また、何らかの事由によって基板
がずれて搬送された場合、別の基板を保持したキャリア
16がこのずれた基板に当たっても、キャリア16が上
方に回動するため、基板を破損することながない。
【0035】また、本実施例において、上記のようなキ
ャリア16の上方への回動によって、キャリア16の接
点部16cが導電板18に接触すると、どのキャリア1
6が回動動作を行ったのか等の情報が図示されないモニ
タに表示される。そのため、破損した基板qの破片やす
れた基板が基板搬送装置のどこに位置するのかを検知す
ることができ、破損した基板やずれた基板の除去作業を
短時間で簡単に行うことができる。
【0036】しかも、破損した基板qの破片やずれた基
板の除去後、上方に回動したキャリア16を下方に回動
させるだけで、初期状態に簡単に戻すことができる。そ
のため、基板製造工程の全体を停止させる必要性がな
く、基板製造効率を向上させることができる。
【0037】なお、本考案は以上のような実施例に限定
されるものではなく、例えば、キャリアの回動の検知手
段としては、図2に示すように、基板搬送方向と平行に
光Lを発射する発光部20と、この発光部20からの光
Lを受光する受光部21を取付プレート4の左右端に設
けても良い。また、これら発光部20と受光部21は、
キャリア16を1個または複数個挟んで設けても良い。
また、キャリア16の移動方向も回動に限定されるもの
ではなく、図3に示すキャリア22のように、上下方向
への直線移動が可能なものでも良い。
【0038】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の基板搬送装
置によれば、移動するキャリアに対して、破損した基板
の破片やずれた基板が障害物となっても、キャリアが移
動してこれを回避するため、装置はダメージを受けるこ
とがない。また、破損した基板の破片やずれた基板の除
去作業およびキャリアの初期状態への復帰作業が容易で
あるため、基板製造工程の全体を停止させる必要がな
く、基板の製造効率が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基板搬送装置の一実施例の要部側面
図。
【図2】本考案の基板搬送装置の他の実施例を示す平面
図。
【図3】本考案の基板搬送装置の他の実施例の要部を示
す側面図。
【図4】従来の基板搬送装置の正面図。
【図5】図4及び図9のA−A断面図における始端部付
近から見た側面図。
【図6】図4及び図9のA−A断面図における始端部付
近から見た側面図。
【図7】図4及び図9のA−A断面図における始端部付
近から見た側面図。
【図8】図4及び図9のA−A断面図における始端部付
近から見た側面図。
【図9】従来の基板搬送装置の正面図。
【図10】従来の基板搬送装置の正面図。
【図11】従来の基板搬送装置の拡大正面図。
【符号の説明】 1 ヒータ 2 均熱板 3 キャリア 3a 保持爪 4 取付プレート 5 支持アーム 16 キャリア 16a 保持爪 16c 接点部 17 規制部 18 導電板 20 発光部 21 受光部 22 キャリア p 基板 q 破損した基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石原 光浩 神奈川県横浜市笠間町1000番地 株式会 社芝浦製作所 大船工場内 (56)参考文献 特開 昭59−201782(JP,A) 実開 昭58−15353(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LCD等の基板を基板搬送体によって下
    方から保持し、水平方向に搬送する基板搬送装置におい
    て、 前記基板に所定の処理を行う加工台の近傍には水平方向
    に移動可能な搬送手段が設けられ、この搬送手段には前
    記加工台に近接した位置で、前記加工台に対して垂直方
    向に移動可能な取付部材が設けられ、 前記取付部材には、その上面において基板を支持する基
    板搬送体が移動可能に設けられると共に、前記基板搬送
    体が前記基板を下方から保持して搬送する位置で、この
    基板搬送体の下方向への移動を規制する規制部が設けら
    れ、 前記基板搬送体に下方側から反力が加わった場合、前記
    基板搬送体が前記規制部から離れて上方向へ移動可能に
    設けられていること、 を特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記基板搬送体の規制部から離れたこと
    を検知する検知手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の基板搬送装置。
JP1991052152U 1991-07-06 1991-07-06 基板搬送装置 Expired - Lifetime JP2585146Y2 (ja)

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