JP2000159230A - 締付材収容部付きパレット - Google Patents

締付材収容部付きパレット

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JP2000159230A
JP2000159230A JP10337783A JP33778398A JP2000159230A JP 2000159230 A JP2000159230 A JP 2000159230A JP 10337783 A JP10337783 A JP 10337783A JP 33778398 A JP33778398 A JP 33778398A JP 2000159230 A JP2000159230 A JP 2000159230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットと締付材とを一体的に保管すること
ができるとともに、使用時には締付材を容易かつ迅速に
使用することができる締付材収容部付きパレットを提供
する。 【解決手段】 締付材収容部付きパレットは、上下に配
置された載置板11及び底板12と、載置板11及び底
板12の両側部を連結する側部桁13と、両側部桁13
の中間に設けられた中間桁14とから構成されている。
中間桁14には開口部24が形成され、開口部24から
中央にかけての内部に収容空間25が設けられるととも
に、その収容空間25には、収容箱26が引き出し可能
に収容されている。そして、巻き締め具34は巻回さ
れ、収容箱26の内部に収容されるとともに、収容箱2
6と一体的に中間桁14の内部に収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の積載物を運
搬、移動する等の際に積載物を締付材を使用して緊結す
ることができるとともに、締付材の不使用時には内部に
その締付材を収容することができる締付材収容部付きパ
レットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状をなす締付材によって緊結さ
れた複数の積載物をフォークリフトによって倉庫等に運
搬、移動する際には、合成樹脂により矩形状に形成され
たパレットが使用されている。このようなパレットは、
裏面部及び表面部と、裏面部及び表面部の両側部間に設
けられた一対の側部桁と、両側部桁間の中間に設けられ
た中間桁とから一体的に構成されている。
【0003】すなわち、裏面部及び表面部の両側部間
は、長四角筒状をなす一対の側部桁によって連結されて
いる。両側部桁の中間における裏面部及び表面部間に
は、長四角筒状をなす中間桁が設けられている。そし
て、両側部桁と中間桁との間には一対の挿通孔が形成さ
れ、この挿通孔内にはフォークリフトのフォークが挿入
されるようになっている。
【0004】この種のパレットを使用する際には、ま
ず、表面部上面に複数の積載物が載置される。次いで、
これら積載物の上部が締付材によって緊結され、一体化
される。この状態で、パレットの挿通孔内にフォークリ
フトのフォークが挿入され、運搬が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパレットの
不使用時において、積載物が少ないときには締付材を使
用せず、パレットのみを使用する場合があるため、締付
材とパレットはそれぞれ不使用時には、各々の専用の保
管場所に保管されている。ところが、この従来のパレッ
トを使用していて締付材が必要となった場合、締付材を
専用の保管場所まで取りに行く必要があり、また、締付
材を使用後に保管場所まで戻しに行かなければならず、
このような作業が煩雑であるという問題があった。ま
た、複数の締付材を使用した場合には、締付材を紛失す
るおそれがあり、パレットの数と締付材の数とが合わな
くなるという問題があった。加えて、それぞれの不使用
時の保管場所を必要とするという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、パレットと締付材とを一体的に保管するこ
とができるとともに、使用時には締付材を容易かつ迅速
に使用することができる締付材収容部付きパレットを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の締付材収容部付きパレットの発
明は、上下に位置する板状体と、両板状体の両側部を連
結するように形成された筒状をなす側部桁と、それら側
部桁の中間に形成された筒状をなす中間桁とから構成
し、中間桁と両側部桁との間をフォークリフトのフォー
ク挿入口とするとともに、中間桁には積載物を締付け固
定するための締付材を収容するための収容部を設けたも
のである。
【0008】請求項2に記載の締付材収容部付きパレッ
トの発明は、請求項1に記載の発明において、前記収容
部は、中間桁に対して引き出し可能な収容箱であるもの
である。
【0009】請求項3に記載の締付材収容部付きパレッ
トの発明は、請求項2に記載の発明において、前記中間
桁又は収容箱には係合突部を設け、収容箱又は中間桁に
は前記係合突部と係合する係合部を設け、係合突部と係
合部との係合関係により中間桁内からの収容箱の抜け出
しを規制したものである。
【0010】請求項4に記載の締付材収容部付きパレッ
トの発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明におい
て、前記中間桁は、収容箱の移動を案内するガイド部と
横方向への移動を規制するための規制部とを備えたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、締付
材収容部付きパレットを構成する板状体としての載置板
11及び底板12は、合成樹脂により正方形状に形成さ
れ、所定間隔だけ互いに離間した状態で配置されてい
る。このパレットは、高さ方向の中央で2分割された下
面デッキ22及び上面デッキ23から構成され、下面デ
ッキ22及び上面デッキ23を位置合わせして熱溶着す
ることにより形成されている。一対の側部桁13は、載
置板11及び底板12の側縁に沿って長四角筒状をなす
ように形成され、載置板11及び底板12の両側部を連
結している。
【0012】中間桁14は両側部桁13と平行に延びる
ように両側部桁13の中間に配置され、底板12及び載
置板11間に長四角筒状をなすように設けられている。
これら両側部桁13と中間桁14の間はフォーク挿入口
15となり、図示しないフォークリフトのフォークが挿
入されるようになっている。
【0013】図10に示すように、載置板11及び底板
12には複数の嵌挿孔16が貫設されている。複数の滑
り止め部材17は合成ゴムにより円筒状をなすように形
成され、一端部が嵌挿孔16から露出した状態で各嵌挿
孔16に嵌挿され、地面及び積載物36と接触すること
により、パレット及び積載物36の位置ずれを防止する
ようになっている。
【0014】図2、図3及び図6に示すように、複数の
桁部補強リブ18は下面デッキ22の上面において、両
側部桁13及び中間桁14の内側に格子状に形成されて
いる。複数の底部リブ19は下面デッキ22の底面にお
いて、両側部桁13及び中間桁14の底部を除く底板1
2下面に格子状に形成され、各桁13,14と直交する
方向に延びるように3本並列に配置されている。複数の
上部リブ20は上面デッキ23の底面において、両側部
桁13及び中間桁14間の載置板11下面に碁盤目状を
なすように形成されている。そして、各リブ18,1
9,20はパレットに対して加えられる捩れ等の力を受
け、その変形を防止するようになっている。
【0015】図2及び図3に示すように、両側部桁13
及び中間桁14と底部リブ19とに囲まれた内側部分の
底板12には4つの四角孔21が貫設されている。図
1、図3及び図6に示すように、中間桁14はパレット
の外周面に開口する四角形状の開口部24が形成されて
いる。中間桁14の開口部24から中央にかけての内部
には、下面デッキ22側の中間桁14に設けられた下部
の収容空間25aと、上面デッキ23側の中間桁14に
設けられた上部の収容空間25bとにより収容空間25
が形成されている。そして、中間桁14の収容空間25
には、収容部としての収容箱26が引き出し可能に収容
されている。
【0016】図1及び図9に示すように、収容箱26は
有底長四角箱状に形成され、外端部が中間桁14の開口
部24から僅かに露出した状態となっている。収容箱2
6の外端壁27は、中間桁14の開口部24と比較して
その面積が大きくなるように形成されている。そして、
収容箱26の外端壁27周縁と中間桁14の開口部24
周縁とが係合することによって、収納箱26の収容空間
25奥部への移動を規制するようになっている。この収
容箱26の外端壁27には中央に円孔27aが貫設さ
れ、この円孔27aに指を掛けることにより収容箱26
の引き出しを行うようになっている。
【0017】図3〜図5に示すように、中間桁14下部
の収容空間25a内において、中間桁14の底壁中央部
には、ガイド部としてのガイドリブ28が開口部24か
ら内奥部まで延びるように突出して形成されている。そ
して、収容箱26を中間桁14内から出し入れする際、
このガイドリブ28上に収容箱26底面を摺動させるこ
とにより、収容空間25内において収容箱26の移動が
案内されるようになっている。複数のサブガイドリブ2
9は、ガイドリブ28と直交する方向に延びるように中
間桁14の底壁に突出して形成され、収容箱26の移動
を案内するとともに、横方向へのがたつきを防止するよ
うになっている。
【0018】中間桁14の両側壁には、規制部としての
複数の規制リブ30が高さ方向に延びるように突出して
形成されている。各規制リブ30の先端縁には、板状を
なす複数の規制板31が各規制リブ30に対して垂設さ
れている。そして、収容箱26を出し入れする際、収容
箱26が横方向へ移動しようとする場合には、収容箱2
6の側壁と規制板31とが係合することによって、横方
向への移動を規制するようになっている。また、中間桁
14下部の収容空間25a内において、最奥部の底壁上
にも同様の規制リブ30及び規制板31が形成され、こ
の規制板31と収容箱26の内端壁とが係合することに
よって、収容箱26の中間桁14中央方向への移動を規
制するようになっている。
【0019】図6〜図8に示すように、中間桁14上部
の収容空間25b内において、中間桁14の天板及び両
側壁には、下部の収容空間25aに設けられたものと同
様のガイドリブ28、サブガイドリブ29、規制リブ3
0及び規制板31が設けられている。そして、収容箱2
6の横方向への移動及び中間桁14中央方向への移動を
規制するようになっている。
【0020】図5及び図9に示すように、収容箱26底
面の外端縁には、係合部としての係合溝32が収容箱2
6の幅方向に延びるように凹設されている。この係合溝
32と対応する中間桁14の開口部24下端には、その
高さが前記ガイドリブ28よりも若干高くなるように形
成された係合突部33が設けられている。そして、収容
箱26を中間桁14内に収容した状態で係合突部33と
係合溝32とが係合することにより、収容箱26の中間
桁14内からの抜け出しが規制されている。
【0021】図10に示すように、締付材としての巻き
締め具34は、布により帯状をなすように形成されると
ともに、一端の表面両側部に面ファスナー35が取着さ
れるとともに、他端の裏面に面ファスナー35が取着さ
れている。
【0022】巻き締め具34を使用する場合には、載置
板11上に積み重ねられた複数の積載物36の上部に巻
き付けて締付け固定するようになっている。また、図1
に示すように、不使用状態の巻き締め具34は円柱状を
なすように巻回されるとともに、収容箱26の内部に収
容され、収容箱26と一体的に中間桁14の内部に収容
されるようになっている。
【0023】前記締付材収容部付きパレットの作用につ
いて以下に記載する。さて、本実施形態のパレットを形
成する際には、下面デッキ22及び上面デッキ23がそ
れぞれ別の型枠によって形成される。そして、両デッキ
22,23を上下に位置合わせした後、接触する部分を
加熱して溶着することによってパレットが形成される。
その後、中間桁14内に巻回した巻き締め具34を収容
した収容箱26が収容され、締付材収容部付きパレット
が構成される。
【0024】図1に示すように、巻き締め具34は、不
使用時には巻回され、収容箱26の内部に収容された状
態で中間桁14内に収容されることにより、締付材収容
部付きパレットと一体的に保管される。そして、使用時
には、まず、収容箱26の円孔27aに指を掛け、収容
箱26を中間桁14内から引き出すとともに、巻回され
た状態の巻き締め具34を収容箱26内から取り出した
後、収容箱26を中間桁14内に収容する。
【0025】このように収容箱26を中間桁14内から
出し入れするとき、収容箱26はその底壁がガイドリブ
28上を摺動することによりガイドされながら移動す
る。そのとき、両側の規制板31により横方向の移動が
規制され、横ずれ、がたつき等することなく収容箱は迅
速に引き出される。
【0026】また、収容箱26を出し入れするとき、ガ
イドリブ28上を摺動させることによって、収容箱26
の底壁に生ずる摩擦抵抗は極力小さくなる。加えて、こ
のガイドリブ28を成形する際、成形条件によってはガ
イドリブ28が波状に形成されるおそれがある。しか
し、このガイドリブ28と直交するように形成された複
数のサブガイドリブ29によって、左右両方向から補強
されたガイドリブ28は直線状をなすように維持され
る。
【0027】図10に示すように、巻き締め具34は、
使用時には積み重ねられた積載物36の上部に巻き付け
られ、一端の上に他端が載せられ、締め付けながら両端
の面ファスナー35を接合することにより、複数の積載
物36が締め付け固定される。そして、一対のフォーク
挿入口15に図示しないフォークリフトのフォークを挿
入した後、複数の積載物36を載せたパレットを持ち上
げて運搬を行う。このとき、収容箱26はその係合溝3
2と中間桁14開口部24の下端に設けられた係合突部
33とが係合していることから、パレットを斜めにした
ときや、パレットが振動したときにおいても、収納箱2
6の中間桁14からの抜け出しが規制される。
【0028】前記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 ・ 実施形態の締付材収容部付きパレットによれば、中
間桁14内に収容箱26を設け、この収容箱26内に巻
き締め具34を収容するように構成したことから、パレ
ットと巻き締め具34とを一体的に保管することができ
るとともに、使用時には巻き締め具34を容易かつ迅速
に使用することができる。
【0029】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、巻き締め具34の収容部を収容箱26とし、
中間桁14に対して引き出し可能に構成したことから、
使用時には巻き締め具34を、より容易かつ迅速にパレ
ット内から取り出すことができる。
【0030】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、収容箱26に係合溝32を設け、これと対応
するように中間桁14の開口部24下端に係合突部33
を設けたことから、パレット使用時において、例えばパ
レットが斜めになったり、振動したりしたときに収容箱
26が中間桁14内から抜け出すことを防止することが
できる。
【0031】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、中間桁14内に収容箱26の移動を案内する
ガイドリブ28と横方向への移動を規制する規制リブ3
0とを設けたことから、収容箱26の引き出し及び収容
を、横ずれ、がたつき等することなく迅速に行うことが
できる。
【0032】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、規制リブ30に加え、規制板31を設けたこ
とから、規制板31と収容箱26とがより広い面積で係
合することによって、横方向への移動を確実に規制する
ことができる。
【0033】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、収容箱26の外端壁27の面積を開口部24
の面積よりも大きくなるように形成したことから、開口
部24周縁と外端壁27との係合により、収容箱26の
中間桁14内奥部への移動を規制し、収容箱26が中央
桁14内に入り込むことを防止することができる。
【0034】・ 実施形態の締付材収容部付きパレット
によれば、規制リブ30及び規制板31を中間桁14収
容空間25の最奥部にも設けたことから、収容箱26の
中間桁14内奥部への移動を確実に規制することができ
る。
【0035】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 図11に示すように、本実施形態の規制板31を省
略し、規制リブ30端縁と収容箱26側壁とが係合する
ように構成してもよい。
【0036】このように構成した場合、実施形態の収容
箱26の引き出し及び収容時における横ずれ、がたつき
を防止する効果に加えて、パレットの構成を簡易なもの
とすることができる。
【0037】・ 本実施形態の収容箱26において係合
溝32を省略し、底面の外端縁から若干中央寄りに係合
突部を突設してもよい。また、中間桁14の開口部24
下端に設けられた係合突部33を省略してもよい。そし
て、開口部24下端の内面を係合部とし、収容箱の係合
突部と中間桁14の係合部とを係合することにより、収
容箱26の中間桁14内からの抜け出しを規制してもよ
い。
【0038】このように構成した場合においても、収容
箱26の中間桁14内からの抜け出しを規制することが
できる。 ・ 本実施形態の下面デッキ22を使用することなく、
上面デッキ23を2枚重ね合わせ、熱溶着することによ
って、上下両面を載置板とした両面使用パレットとして
構成してもよい。
【0039】このように構成した場合、本実施形態の効
果に加えて、パレットの両面を使用することができると
ともに、同一のデッキを製作すればよく、製造装置を簡
易化し、製作を容易に行うことができる。
【0040】・ 本実施形態の嵌挿孔16及び滑り止め
部材17を省略して構成してもよい。このように構成し
た場合、パレットの構成を簡易なものとすることができ
る。
【0041】・ 本実施形態の収容箱26を省略し、中
間桁14の収容空間25内に巻き締め具34を収容する
ことによって、収容空間25を収容部として構成しても
よい。
【0042】このように構成した場合、部品点数を減少
させることによって、パレットの構成を簡易なものとす
ることができる。 ・ 本実施形態の締付材は、巻き締め具34に限定され
るものではなく、例えば合成樹脂フィルム又は合成繊維
製の帯、紐等としてもよい。
【0043】・ 本実施形態の収容箱26の形状は、長
四角箱状に限定されるものではなく、例えば円筒状等と
してもよい。 ・ 本実施形態のサブガイドリブ29を省略して構成し
てもよい。
【0044】このように構成した場合、パレットの構成
を簡易なものとすることができる。さらに、前記実施形
態より把握できる技術的思想について以下に記載する。 ・ 前記中間桁の外端壁に開口部を設け、収容箱の外端
部が開口部から露出するように構成するとともに、収容
箱の外端壁の面積が開口部よりも大きくなるように構成
し、外端壁と開口部周縁との係合関係により収容箱の中
間桁内奥部への移動を規制した請求項2〜請求項4のい
ずれかに記載の締付材収容部付きパレット。
【0045】このように構成した場合、開口部周縁と基
端部側壁との係合により、収容箱の中間桁内奥部への移
動を規制し、収容箱が中間桁内に入り込むことを防止す
ることができる。
【0046】・ 前記中間桁は、収容箱の移動方向に直
交する方向に延びるように設けられ、収容箱の中間桁の
内奥部への移動を規制するための規制部を備えたもので
ある請求項2〜請求項4に記載の締付材収容部付きパレ
ット。
【0047】このように構成した場合、収容箱と規制部
との係合により、収容箱の中間桁内奥部への移動を確実
に規制することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
締付材収容部付きパレットによれば、パレットの中間桁
内に設けられた収容部内に締付材を収容するように構成
したことから、パレットと締付材とを一体的に保管する
ことができるとともに、使用時には締付材を容易かつ迅
速に使用することができる。
【0049】請求項2に記載の発明の締付材収容部付き
パレットによれば、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、収容部を収容箱とし、中間桁に対して引き出し可能
に構成したことから、使用時には締付材をより容易かつ
迅速にパレット内から取り出すことができる。
【0050】請求項3に記載の発明の締付材収容部付き
パレットによれば、請求項2に記載の発明の効果に加え
て、パレット使用時において、例えばパレットが斜めに
なったり、振動したりしたときに収容箱が中間桁内から
抜け出すことを防止することができる。
【0051】請求項4に記載の発明の締付材収容部付き
パレットによれば、請求項2又は請求項3に記載の発明
の効果に加えて、収容箱の引き出し及び収容を、横ず
れ、がたつき等することなく迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の締付材収容部付きパレットを示す
分解斜視図。
【図2】 締付材収容部付きパレットの下面デッキを示
す底面図。
【図3】 締付材収容部付きパレットの下面デッキを示
す平面図。
【図4】 下面デッキを示す一部を拡大した正断面図。
【図5】 下面デッキを示す一部を拡大した側断面図。
【図6】 締付材収容部付きパレットの上面デッキを示
す底面図。
【図7】 上面デッキを示す一部を拡大した正断面図。
【図8】 上面デッキを示す一部を拡大した側断面図。
【図9】 収容箱を示す側面図。
【図10】 締付材収容部付きパレットの使用状態を示
す斜視図。
【図11】 別形態の中間桁を示す部分平面図。
【符号の説明】 11…板状体としての載置板、12…板状体としての底
板、13…側部桁、14…中間桁、15…フォーク挿入
口、26…収容箱、28…ガイド部としてのガイドリ
ブ、30…規制部としての規制リブ、31…規制部とし
ての規制板、32…係合部としての係合溝、33…係合
突部、34…締付材としての巻き締め具、36…積載
物。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に位置する板状体と、両板状体の両
    側部を連結するように形成された筒状をなす側部桁と、
    それら側部桁の中間に形成された筒状をなす中間桁とか
    ら構成し、中間桁と両側部桁との間をフォークリフトの
    フォーク挿入口とするとともに、中間桁には積載物を締
    付け固定する締付材を収容するための収容部を設けた締
    付材収容部付きパレット。
  2. 【請求項2】 前記収容部は、中間桁に対して引き出し
    可能な収容箱である請求項1に記載の締付材収容部付き
    パレット。
  3. 【請求項3】 前記中間桁又は収容箱には係合突部を設
    け、収容箱又は中間桁には前記係合突部と係合する係合
    部を設け、係合突部と係合部との係合関係により中間桁
    内からの収容箱の抜け出しを規制した請求項2に記載の
    締付材収容部付きパレット。
  4. 【請求項4】 前記中間桁は、収容箱の移動を案内する
    ガイド部と横方向への移動を規制するための規制部とを
    備えたものである請求項2又は請求項3に記載の締付材
    収容部付きパレット。
JP33778398A 1998-11-27 1998-11-27 締付材収容部付きパレット Expired - Fee Related JP4126123B2 (ja)

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