JPH0734825Y2 - コイル状物の収納箱 - Google Patents
コイル状物の収納箱Info
- Publication number
- JPH0734825Y2 JPH0734825Y2 JP1988042600U JP4260088U JPH0734825Y2 JP H0734825 Y2 JPH0734825 Y2 JP H0734825Y2 JP 1988042600 U JP1988042600 U JP 1988042600U JP 4260088 U JP4260088 U JP 4260088U JP H0734825 Y2 JPH0734825 Y2 JP H0734825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- storage box
- bottom plate
- shoe
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、大型のコイル状物を収納するのに用いる箱
に関する。
に関する。
アルミニウム箔などを巻き取った大型のコイル状物を運
搬するため、これを木箱に収納して梱包している。
搬するため、これを木箱に収納して梱包している。
この木箱の底板外面には、フォークリフトのフォーク等
を挿入するため、底板と床面とに間隔をあけるシュー、
いわゆるスキッドが固着されている。
を挿入するため、底板と床面とに間隔をあけるシュー、
いわゆるスキッドが固着されている。
上記シューは、通常むくの角材を底板の端縁に沿って固
着しているが、むくの角材は高価であるばかりでなく、
取扱い時に木箱を床面に置くと、衝撃が直接収納物へ伝
達され、木箱内に宙吊りにされているコイル状物にたわ
みが発生して皺が生じるなどの欠点を有する。
着しているが、むくの角材は高価であるばかりでなく、
取扱い時に木箱を床面に置くと、衝撃が直接収納物へ伝
達され、木箱内に宙吊りにされているコイル状物にたわ
みが発生して皺が生じるなどの欠点を有する。
この考案の課題は、上記の欠点を無くし、安価でかつ耐
衝撃性、クッション性に優れたシューを有する収納箱を
提供することである。
衝撃性、クッション性に優れたシューを有する収納箱を
提供することである。
上記の課題を解決するため、この考案は、底板と側板及
び妻板より成り、前記妻板に芯棒保持部を設けた収納箱
において、前記底板の外面に、複数の木板を部分的に固
着して積み重ねたシューを固定したことを特徴とする。
び妻板より成り、前記妻板に芯棒保持部を設けた収納箱
において、前記底板の外面に、複数の木板を部分的に固
着して積み重ねたシューを固定したことを特徴とする。
〔作用〕 複数枚の木板でシューを形成しているので、廃材を利用
することができ、安価であって、しかも複数枚の木板を
部分的に固着して積み重ねることによってクッション
性、耐衝撃性が増加する。
することができ、安価であって、しかも複数枚の木板を
部分的に固着して積み重ねることによってクッション
性、耐衝撃性が増加する。
第1図及び第2図に示すように、収納箱1は、底板2の
側縁に固着された側板3、3′と端縁に固着された妻板
4、4′及び開口部を閉じる蓋板5より成る。
側縁に固着された側板3、3′と端縁に固着された妻板
4、4′及び開口部を閉じる蓋板5より成る。
前記妻板4、4′の内面には、補強板6、6′が固着さ
れている。この補強板6、6′の上端は、妻板4、4′
の上端よりやや低くなっており、段部が形成されてい
る。また、妻板4、4′及び補強板6、6′を貫通する
縦方向の芯棒保持溝7、7′が形成されている。
れている。この補強板6、6′の上端は、妻板4、4′
の上端よりやや低くなっており、段部が形成されてい
る。また、妻板4、4′及び補強板6、6′を貫通する
縦方向の芯棒保持溝7、7′が形成されている。
第2図に示すように、コイル状物AのコアBに芯棒8、
8′を挿入し、前記保持溝7、7′に芯棒8、8′の外
端部を係合してコイル状物Aを収納箱1内に懸垂した状
態で収容する。
8′を挿入し、前記保持溝7、7′に芯棒8、8′の外
端部を係合してコイル状物Aを収納箱1内に懸垂した状
態で収容する。
前記芯棒8、8′をその位置に保持し、ひいてはコイル
状物Aのガタツキを防止するため、第3図に示すような
保持部材10が用いられる。この保持部材10は、前記妻板
4、4′と補強板6、6′との段違い部に係止される支
持板11と、妻板4、4′の外面に当接する当て板12と、
前記支持板11と当て板12との間隔を保持し、かつ前記溝
7、7′と丁度同巾の係止板13より成り、この係止板13
を溝7,7′に挿入すると、第2図に示すように、係止板1
3の先端が芯棒8、8′に当接し、かつ支持板11が補強
板6、6′と妻板4、4′の段違い部に係止し、当て板
12は、妻板4、4′の上部外面に当接している。
状物Aのガタツキを防止するため、第3図に示すような
保持部材10が用いられる。この保持部材10は、前記妻板
4、4′と補強板6、6′との段違い部に係止される支
持板11と、妻板4、4′の外面に当接する当て板12と、
前記支持板11と当て板12との間隔を保持し、かつ前記溝
7、7′と丁度同巾の係止板13より成り、この係止板13
を溝7,7′に挿入すると、第2図に示すように、係止板1
3の先端が芯棒8、8′に当接し、かつ支持板11が補強
板6、6′と妻板4、4′の段違い部に係止し、当て板
12は、妻板4、4′の上部外面に当接している。
前記底板2の端縁に沿って、シュー20、20′が設けられ
ている。
ている。
第4図に示すように、シュー20は、複数の木板21を積み
重ねて固着したものであって、固着の方法は、まず最初
の一枚目又は二枚目までを底板2の内面から釘づけし、
釘30の先端を折り曲げて抜け止めとし、この外面に他の
木板21を重ね合せて釘31又は接着剤で部分的に固着する
のがよい。このようにすると、例え外面の何枚かの木板
が外れても、抜け止めされた一枚目又は二枚目までの木
板は外れることがない。
重ねて固着したものであって、固着の方法は、まず最初
の一枚目又は二枚目までを底板2の内面から釘づけし、
釘30の先端を折り曲げて抜け止めとし、この外面に他の
木板21を重ね合せて釘31又は接着剤で部分的に固着する
のがよい。このようにすると、例え外面の何枚かの木板
が外れても、抜け止めされた一枚目又は二枚目までの木
板は外れることがない。
なお、固着の方法は上述に限らない。例えば全体を重ね
合せて底板2の外面から釘づけしてもよい。
合せて底板2の外面から釘づけしてもよい。
この考案によれば、以上のように、複数枚の木板を部分
的に固着して重ね合せたものを底板に固定してシューを
形成したので、廃材を利用することができてコスト的に
安価となり、さらにクッション性が増加するので、収納
したコイル状物の保護機能が向上するなどの効果を挙げ
ることができる。
的に固着して重ね合せたものを底板に固定してシューを
形成したので、廃材を利用することができてコスト的に
安価となり、さらにクッション性が増加するので、収納
したコイル状物の保護機能が向上するなどの効果を挙げ
ることができる。
第1図はこの考案の収納箱の一実施例を示す斜視図、第
2図は同上にコイル状物を収納した状態を示す断面図、
第3図は芯棒の保持部材を示す斜視図、第4図はシュー
の部分拡大断面図である。 A……コイル状物、B……コア、1……収納箱、2……
底板、3、3′……側板、4、4′……妻板、5……蓋
板、6、6′……補強板、7、7′……芯棒保持溝、
8、8′……芯棒、10……保持部材、20、20′……シュ
ー、21……木板。
2図は同上にコイル状物を収納した状態を示す断面図、
第3図は芯棒の保持部材を示す斜視図、第4図はシュー
の部分拡大断面図である。 A……コイル状物、B……コア、1……収納箱、2……
底板、3、3′……側板、4、4′……妻板、5……蓋
板、6、6′……補強板、7、7′……芯棒保持溝、
8、8′……芯棒、10……保持部材、20、20′……シュ
ー、21……木板。
Claims (1)
- 【請求項1】底板と側板及び妻板より成り、前記妻板に
芯棒保持部を設けた収納箱において、前記底板の外面
に、複数の木板を部分的に固着して積み重ねたシューを
固定したことを特徴とするコイル状物の収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042600U JPH0734825Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | コイル状物の収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042600U JPH0734825Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | コイル状物の収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144333U JPH01144333U (ja) | 1989-10-04 |
JPH0734825Y2 true JPH0734825Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31269009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988042600U Expired - Lifetime JPH0734825Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | コイル状物の収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734825Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6532226B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2019-06-19 | 三菱電機ロジスティクス株式会社 | 胴枠体及び梱包箱 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP1988042600U patent/JPH0734825Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144333U (ja) | 1989-10-04 |
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