JP2000158043A - 線材コイルの整形装置 - Google Patents

線材コイルの整形装置

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JP2000158043A
JP2000158043A JP10340695A JP34069598A JP2000158043A JP 2000158043 A JP2000158043 A JP 2000158043A JP 10340695 A JP10340695 A JP 10340695A JP 34069598 A JP34069598 A JP 34069598A JP 2000158043 A JP2000158043 A JP 2000158043A
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巨城 今村
Kunihiko Marukawa
邦彦 丸川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整形作業に要する時間を大幅に短縮すると共
に作業時の安全性の向上を図る。 【解決手段】 線材コイルが外挿されるキャリア12の
設置面2を有して90°回転可能に設けられた回転台1
と、該回転台1を回転駆動させる駆動手段7,8a,8
b,9,10,11と、設置面2に対して直角方向に突
設され、回転台1の回転によって該設置面2が水平方向
を沿う面とされた際に、キャリア12が装入されて該キ
ャリア12を所定位置に位置決めし、且つ、該回転台1
の回転によって設置面2が鉛直方向を沿う面とされた際
に、キャリア12を受け止めて該キャリア12の下方へ
の位置ずれを阻止すると共に、キャリア12に外挿され
た線材コイル13の内周部を受け止めて該線材コイル1
3を支持する支持部材16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば表面処理時
に解束した線材コイルの整形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】線材コイルを表面処理する場合、通常、
図8に示すように、軸線を水平方向に向けた状態(ダウ
ンエンド姿勢)の線材コイルaの内周部をコイル搬送用
Cフックbで支持し、この状態で線材コイルaを各処理
槽c〜hに所定の順序で浸漬して各処理を行うが、この
場合、線材コイルaの線同士が接触しないようにして線
材コイルa表面で十分且つ均一な処理が行われるよう
に、表面処理前に線材コイルaの解束を行う必要があ
る。
【0003】そして、表面処理後の線材コイルaを出荷
時の状態にするには、解束状態の線材コイルaのハンド
リングが困難なため、図9〜図11に示すように、フォ
ークリフトFの荷受け用支持部iで線材コイルaの内周
部を支持して該線材コイルaを軸線を水平方向に向けて
設置されたキャリアjに外挿し、次いで、キャリアjの
天端にホイストのワイヤkを掛け、この状態で、ホイス
トを引き上げつつフォークリフトFを後退させてキャリ
アjの軸線が鉛直方向に向くようにし、これにより、線
材コイルaを縦向きにして出荷時の状態に整形するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコイルの整形方法では、フォークリフトFの荷受け
用支持部iに支持された線材コイルaをキャリアjに外
挿する際に、該キャリアjを作業員等で支える必要があ
り、また、ホイストを引き上げつつフォークリフトFを
後退させる作業を慎重に行う必要が生じて整形作業に多
大の時間を要するという不都合がある。
【0005】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、整形作業に要する時間を大幅に短縮
することができると共に作業時の安全性の向上を図るこ
とができる線材コイルの整形装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る線材コイルの整形装置は、線材コイ
ルが外挿されるキャリアの設置面を有して90°回転可
能に設けられた回転台と、該回転台を回転駆動させる駆
動手段と、前記設置面に対して直角方向に突設され、前
記回転台の回転によって該設置面が水平方向を沿う面と
された際に、前記キャリアが装入されて該キャリアを所
定位置に位置決めし、且つ、該回転台の回転によって前
記設置面が鉛直方向を沿う面とされた際に、前記キャリ
アを受け止めて該キャリアの下方への位置ずれを阻止す
ると共に、前記キャリアに外挿された前記線材コイルの
内周部を受け止めて該線材コイルを支持する支持部材と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である線材コイルの整形装置を説明するための正面
図、図2は図1の右側面図、図3はコイル受け台とキャ
リアとの位置関係を説明するための図、図4はキャリア
に線材コイルを外挿するときの状態を示す図、図5は図
4の矢印V方向から見た図、図6はキャリアに線材コイ
ルが外挿された状態を示す図、図7は回転台を90°回
転させた状態を示す図である。
【0008】図において符号1は回転台であり、該回転
台1は第1の平面部(設置面)2と該第1の平面部2の
端部から該第1の平面部2に対して直交する方向に沿っ
て延びる第2の平面部3とを有しており、外周面は円弧
面4とされて架台5に取り付けられた4個のローラ6に
よって90°回転可能に支持されている。円弧面4には
周方向に沿ってチェーン7が固定されており、該チェー
ン7には架台5に取り付けられた2連スプロケット8
a,8bの一方のスプロケット8aにかみ合い、他方の
スプロケット8bはチェーン9を介して架台5に取り付
けられた駆動モータ10のスプロケット11にかみ合っ
ている。
【0009】そして、駆動モータ10を駆動させると、
該駆動力がスプロケット11、チェーン9、2連スプロ
ケット8b,8a及びチェーン7を介して回転台1に伝
達され、これにより、該回転台1が正逆方向に90°回
転駆動されるようになっている。ここで、駆動モータ1
0、スプロケット11、チェーン9、2連スプロケット
8a,8b及びチェーン7によって本発明の駆動手段を
構成している。
【0010】第1の平面部2にはパイプ等で構成された
キャリア12が設置されるようになっており、該キャリ
ア12は、線材コイル13が外挿される軸状の外挿部1
4と、外挿部14の端部に設けられたフランジ状の設置
部15とを備える。また、第1の平面部2には、2本の
コイル支持棒(支持部材)16が第1の平面部2の幅方
向に互いに離間して該第1の平面部2に対して直角方向
に突設されている。
【0011】コイル支持棒16は、回転台1の回転によ
って第1の平面部2が水平方向を沿う面とされた際に、
キャリア12の設置部15が装入されるようになってお
り、該装入時には設置部15を装入方向にガイドしてキ
ャリア12を第1の平面部2の所定位置に位置決めする
機能を持っている。
【0012】また、コイル支持棒16は、回転台1の回
転によって第1の平面部2が鉛直方向を沿う面とされた
際に(図4及び図5参照)、キャリア12の設置部15
を受け止めて該キャリア12の下方への位置ずれを阻止
すると共に、キャリア12の外挿部14に外挿された線
材コイル13の内周部を受け止めて該線材コイル13を
支持するようになっている。
【0013】また、第1の平面部2には二台のシリンダ
装置17が軸線を第1の平面部2の幅方向に向けて且つ
各ピストンロッド17aを互いに外方に向けて配設され
ており、各ピストンロッド17aの先端にはクランプ1
8が取り付けられている。各シリンダ装置17のピスト
ンロッド17aは上述したキャリア12の装入時には伸
長駆動されてクランプ18がキャリア12の設置部15
に干渉しないようになっており、また、キャリア12の
装入後には収縮駆動されてキャリア12の設置部15を
クランプ18によって保持するようになっている。かか
る保持により、回転台1が回転する際のキャリア12の
転倒を防止するようになっている。
【0014】更に、第1の平面部2にはキャリア12に
外挿された線材コイル13の下端面を受け止めるコイル
受け台19が設けられており、該コイル受け台19はキ
ャリア12の設置部15の外側位置にシリンダ装置17
を間に挟んで二箇所ずつ合計4箇所配置されている(図
5参照)。シリンダ装置17の第2の平面部3から離間
する側の二個のコイル受け台19は送りねじ20に連結
されており、該送りねじ20のハンドル21を回転させ
ることにより、該コイル受け台19が第1の平面部2の
中央部に向けて接近離間移動するようになっている。
【0015】そして、線材コイル13のサイズやキャリ
ア12のサイズが変わって線材コイル13の下端面のコ
イル受け台19に対する接触位置が変わる場合には、ハ
ンドル21を回してコイル受け台19の位置を変えて対
応するようになっている。また、図3を参照して、各コ
イル受け台19の受け面はキャリア12の設置部15よ
り高い位置に配置されており、これにより、線材コイル
13の外径がキャリア12の設置部15の外径に近づい
て設置部15の出代が小さくなった場合でも、上述した
クランプ18による設置部15の保持を可能にしてい
る。
【0016】かかる構成の整形装置を用いて表面処理後
の線材コイル13を出荷時の状態にするには、まず、図
1及び図2に示すように、回転台1の第1の平面部2が
水平方向を沿う面とされた状態で、コイル支持棒16に
クレーンフック22に吊られたキャリア12の設置部1
5を装入し、該キャリア12を第1の平面部2の所定位
置に位置決めする。
【0017】次いで、各シリンダ装置17のピストンロ
ッド17aを収縮駆動させてキャリア12の設置部15
をクランプ18によって保持した後、駆動モータ10を
駆動して回転台1を図2の状態から右回りに90°回転
させ、第1の平面部2が鉛直方向に沿う面となるように
する。
【0018】次いで、図4に示すように、表面処理後の
解束状態の線材コイル13の内周部をフォークリフトF
の荷受け用支持部iで支持し、この状態でフォークリフ
トFを回転台1のキャリア12に向けて移動させて、該
線材コイル12をキャリア12の外挿部14及びコイル
支持棒16に外挿する。
【0019】次いで、フォークリフトFを後退させて荷
受け用支持部iを線材コイル13の内周部から抜き取
り、該内周部をコイル支持棒19によって受け止めて支
持し、この状態で、駆動モータ10を駆動して回転台1
を図6の状態から左回りに90°回転させ、図7に示す
ように、第1の平面部2が水平方向を沿う面になるよう
にして線材コイル13の軸線が鉛直方向を向くようにす
る。
【0020】次いで、シリンダ装置17のピストンロッ
ド17aを伸長駆動させてクランプ18によるキャリア
12の設置部15の保持を解除し、その後、クレーンフ
ック22でキャリア12を線材コイル13と共に吊り上
げて回転台1から離脱させ、アップエンド姿勢の線材コ
イル13をキャリア12と共に所定の位置に載置し、こ
れにより、線材コイル13の整形作業が完了する。
【0021】上記の説明から明らかなように、この実施
の形態では、軸線を水平方向に向けて配置されたダウン
エンド姿勢の線材コイル13を簡単にアップエンド姿勢
でキャリア12に収束することができるので、整形作業
に要する時間を大幅に短縮することができ、しかも、従
来のように、キャリア12を人手等で用いて支える必要
もないため作業時の安全性の向上を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、ダウンエンド姿勢の線材コイルを簡単にアッ
プエンド姿勢でキャリアに収束することができるので、
整形作業に要する時間を大幅に短縮することができると
共に、作業時の安全性の向上を図ることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である線材コイルの
整形装置を説明するための正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】コイル受け台とキャリアとの位置関係を説明す
るための図である。
【図4】キャリアに線材コイルを外挿するときの状態を
示す図である。
【図5】図4の矢印V方向から見た図である。
【図6】キャリアに線材コイルが外挿された状態を示す
図である。
【図7】回転台を90°回転させた状態を示す図であ
る。
【図8】線材コイルの表面処理工程を説明するための説
明的斜視図である。
【図9】フォークリフトの荷受け用支持部によって支持
された線材コイルをキャリアに外挿するときの状態を示
す図である。
【図10】キャリアの天端にホイストのワイヤを掛けた
状態を示す図である。
【図11】ホイストを引き上げつつフォークリフトを後
退させる状態を示す図である。
【符号の説明】
1…回転台 2…第1の平面部(設置面) 7…チェーン(駆動手段) 8a,8b…2連スプロケット(駆動手段) 9…チェーン(駆動手段) 10…駆動モータ(駆動手段) 11…スプロケット(駆動手段) 12…キャリア 13…線材コイル 16…コイル支持棒(支持部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材コイルが外挿されるキャリアの設置
    面を有して90°回転可能に設けられた回転台と、 該回転台を回転駆動させる駆動手段と、 前記設置面に対して直角方向に突設され、前記回転台の
    回転によって該設置面が水平方向を沿う面とされた際
    に、前記キャリアが装入されて該キャリアを所定位置に
    位置決めし、且つ、該回転台の回転によって前記設置面
    が鉛直方向を沿う面とされた際に、前記キャリアを受け
    止めて該キャリアの下方への位置ずれを阻止すると共
    に、前記キャリアに外挿された前記線材コイルの内周部
    を受け止めて該線材コイルを支持する支持部材とを備え
    たことを特徴とする線材コイルの整形装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517950A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 シーメンス インダストリー インコーポレイテッド コイルダウンエンダ
CN105562461A (zh) * 2016-02-29 2016-05-11 天津德祥鹏金属制品有限公司 一种拉丝机放线设备
CN106623492A (zh) * 2015-09-10 2017-05-10 首要金属科技美国有限责任公司 直接式卷输送系统

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CN105562461A (zh) * 2016-02-29 2016-05-11 天津德祥鹏金属制品有限公司 一种拉丝机放线设备

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