JP2000156395A - 処理システム - Google Patents

処理システム

Info

Publication number
JP2000156395A
JP2000156395A JP34664398A JP34664398A JP2000156395A JP 2000156395 A JP2000156395 A JP 2000156395A JP 34664398 A JP34664398 A JP 34664398A JP 34664398 A JP34664398 A JP 34664398A JP 2000156395 A JP2000156395 A JP 2000156395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
unit
transport path
processed
processing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34664398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohisa Tateyama
清久 立山
Masafumi Nomura
雅文 野村
Yoshiharu Ota
義治 太田
Shinichiro Araki
真一郎 荒木
Ikuo Yamaki
郁郎 八巻
Fumio Orimo
文夫 下茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP34664398A priority Critical patent/JP2000156395A/ja
Priority to KR1019990049533A priority patent/KR100561703B1/ko
Priority to TW088119757A priority patent/TW440894B/zh
Publication of JP2000156395A publication Critical patent/JP2000156395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上しつつ、クリーンルームの大型
化を抑えることができる処理システムの提供。 【解決手段】 ガラス基板Gに対して真空系の処理を施
す真空系処理エリア50とガラス基板Gに対して大気系
の処理を施す大気系処理エリア70とをそれぞれ別個の
エリアに配置している。また、真空系処理エリア50で
は、ガラス基板Gに対して真空系の処理を施す処理部が
搬送路10に沿って各処理毎及びレイヤ毎に設けられ、
さらに各レイヤ毎に区分けして配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウェ
ハや液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LC
D)に使われる基板上にフォトリソ工程を行う処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】TFT(Thin Film Transistor)アレイ
を形成する工程では、成膜前洗浄工程−成膜工程−レジ
スト塗布工程−露光工程−現像工程−エッチング工程−
レジスト剥離工程が、1枚のガラス基板に対してアレイ
を構成するレイヤの数だけ、例えば5回繰り返される。
【0003】従来、このようなTFTアレイを形成する
場合、例えばクリーンルーム内に各工程毎の装置、洗浄
装置、成膜装置、レジスト塗布・現像装置、露光装置、
エッチング装置及びアッシング装置を配置し、各装置間
でのガラス基板の搬送は自走搬送装置(AGV)により
行われている。
【0004】ところで、このようにAGVを使って各装
置間でガラス基板の搬送を行う場合には生産性はそれ程
上がらない。そのため、最近では搬送路上に全ての処理
装置を処理の順番に沿って並べ、順次処理を施していく
生産方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような生産方式では、システム全体が巨大化する、とい
う課題がある。特に、TFTアレイや半導体ウェハ等で
は、システムをクリーンルーム内に収める必要があるた
め、システムの巨大化がクリーンルームの大型化を招来
し、設備コストの増大を招く、という問題を生じる。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、生産性を向上しつつ、クリーンルーム
の大型化を抑えることができる処理システムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の処理システムは、搬送路と、前記搬送路に
沿った第1のエリアに配置され、被処理体に対して真空
系の処理を施す複数の第1の処理部と、前記搬送路に沿
った第2のエリアに配置され、被処理体に対して大気系
の処理を施す複数の第2の処理部と、前記搬送路上を移
動可能に配置され、前記第1及び第2の処理部との間で
被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備するもので
ある。ここで、大気系とは、常圧の状態を含むものであ
る。レイヤとは、例えば基板上に形成される層のことで
ある。例えば、各層ごとにフォトリソ工程〜エッチング
・アッシング工程が行われる。
【0008】本発明では、搬送路に沿って処理部を配置
することで、生産性を向上させている。また、これら処
理部のうち、被処理体に対して真空系の処理を施す第1
の処理部については第1のエリアに配置し、被処理体に
対して大気系の処理を施す第2の処理部については第2
のエリアに配置することで、クリーンルームの大型化を
抑えている。即ち、真空系の処理を施す第1の処理部に
ついては、処理部内が周囲の雰囲気と遮断されているた
めに、被処理体にパーティクル等が付着する心配があま
りなく、クリーンルーム内に収容する必要はない。従っ
て、本発明では、上記構成により少なくとも第2のエリ
アだけをクリーンルームに収容すればよいので、クリー
ンルームの大型化を抑えることができる。
【0009】本発明の処理システムは、被処理体上にレ
イヤ毎に複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成す
る処理システムであって、搬送路と、前記搬送路に沿っ
た第1のエリアに配置され、被処理体に対して真空系の
処理を施し、かつ、真空系の各処理毎及びレイヤ毎に設
けられ、さらに第1のエリア内で各レイヤ毎に区分けし
て配置された複数の第1の処理部と、前記搬送路に沿っ
た第2のエリアに配置され、被処理体に対して大気系の
処理を施す複数の第2の処理部と、前記搬送路上を移動
可能に配置され、前記第1及び第2の処理部との間で被
処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備するものであ
る。
【0010】本発明では、搬送路に沿って処理部を配置
し、かつ、これら処理部のうち、被処理体に対して真空
系の処理を施す第1の処理部については第1のエリアに
配置し、被処理体に対して大気系の処理を施す第2の処
理部については第2のエリアに配置しているので、生産
性を向上させつつ、クリーンルームの大型化を抑えるこ
とができる。また、第1の処理部については第1のエリ
ア内で各レイヤ毎に区分けして配置されているので、問
題が発生した場合にどの処理部に問題があるのかを絞り
込みし易く、問題の顕在化や分析を容易に行え、また各
レイヤの搬送装置その他を共通(同一)モジュール化し
易くなる。
【0011】本発明の処理システムは、被処理体上にレ
イヤ毎に複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成す
る処理システムであって、ほぼ直線状に設けられた搬送
路と、前記搬送路の一端に配置され、被処理体の搬入出
を行う搬入出部と、前記搬入出部の近傍で前記搬送路に
沿って配置され、被処理体に対して成膜前洗浄処理を施
す洗浄処理部と、前記洗浄処理部と隣接するように前記
搬送路に沿った第1のエリアに配置され、被処理体に対
して少なくとも成膜処理、エッチング処理、レジスト剥
離処理を含む真空系の処理を施し、かつ、真空系の各処
理毎及びレイヤ毎に設けられ、さらに第1のエリア内で
各レイヤ毎に区分けして配置された複数の第1の処理部
と、前記第1のエリアと隣接するように前記搬送路の第
2のエリアに配置され、被処理体に対して少なくとレジ
スト塗布処理、現像処理を含む大気系の処理を施す複数
の第2の処理部と、前記第2のエリアの近傍で前記搬送
路の他端に配置され、被処理体に対して露光処理を施す
露光処理部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前
記各部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを
具備するものである。これにより、生産性を向上させつ
つ、クリーンルームの大型化を抑えることができる。ま
た、問題が発生した場合にどの処理部に問題があるのか
を絞り込みし易く、問題の顕在化や分析を容易に行え
る。さらに、各レイヤの搬送装置その他を共通(同一)
モジュール化し易くなる。
【0012】本発明の処理システムは、前記各レイヤ毎
に区分けして配置された第1の処理部が、さらに前記搬
送路に沿ってレイヤの順番に配置されているものであ
る。これにより、被処理体を搬送路上で円滑に搬送する
ことができる。
【0013】本発明の処理システムは、前記各レイヤ毎
に区分けして配置された第1の処理部の近傍に、各レイ
ヤ毎に必要な検査装置が配置されているものである。こ
れにより、被処理体の搬送距離を最小に抑えつつ検査を
行うことができる。
【0014】本発明の処理システムは、被処理体上にレ
イヤ毎に複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成す
る処理システムであって、搬送路と、前記搬送路に沿っ
た第1のエリアに配置され、被処理体に対して真空系の
処理を施し、かつ、真空系の各処理毎及びレイヤ毎に設
けられ、さらに第1のエリア内で各処理の種類毎に区分
けして配置された複数の第1の処理部と、前記搬送路に
沿った第2のエリアに配置され、被処理体に対して大気
系の処理を施す複数の第2の処理部と、前記搬送路上を
移動可能に配置され、前記第1及び第2の処理部との間
で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備するもの
である。
【0015】本発明では、搬送路に沿って処理部を配置
し、かつ、これら処理部のうち、被処理体に対して真空
系の処理を施す第1の処理部については第1のエリアに
配置し、被処理体に対して大気系の処理を施す第2の処
理部については第2のエリアに配置しているので、生産
性を向上させつつ、クリーンルームの大型化を抑えるこ
とができる。また、第1の処理部については第1のエリ
ア内で各処理の種類毎に区分けして配置されているの
で、用力や付帯設備の共通化が行い易くなる。
【0016】本発明の処理システムは、被処理体上にレ
イヤ毎に複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成す
る処理システムであって、ほぼ直線状に設けられた搬送
路と、前記搬送路の一端に配置され、被処理体の搬入出
を行う搬入出部と、前記搬入出部の近傍で前記搬送路に
沿って配置され、被処理体に対して成膜前洗浄処理を施
す洗浄処理部と、前記洗浄処理部と隣接するように前記
搬送路に沿った第1のエリアに配置され、被処理体に対
して少なくとも成膜処理、エッチング処理、レジスト剥
離処理を含む真空系の処理を施し、かつ、真空系の各処
理毎及びレイヤ毎に設けられ、第1のエリア内で各処理
の種類毎に区分けして配置された複数の第1の処理部
と、前記第1のエリアと隣接するように前記搬送路の第
2のエリアに配置され、被処理体に対して少なくとレジ
スト塗布処理、現像処理を含む大気系の処理を施す複数
の第2の処理部と、前記第2のエリアの近傍で前記搬送
路の他端に配置され、被処理体に対して露光処理を施す
露光処理部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前
記各部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを
具備するものである。これにより、生産性を向上させつ
つ、クリーンルームの大型化を抑えることがで、また用
力や付帯設備の共通化が行い易くなる。
【0017】本発明の処理システムは、前記第1のエリ
ア内に検査装置が配置されてものである。これにより、
被処理体の搬送距離を最小に抑えつつ検査を行うことが
できる。
【0018】本発明の処理システムは、第1の搬送路と
前記第1の搬送路とほぼ直交するように配置された第2
の搬送路と、前記第2の搬送路に沿って配置され、被処
理体に対して露光処理を施す複数の露光装置と、前記第
1の搬送路上を移動可能に配置され、前記第2の搬送路
との間で被処理体の受け渡しを行う第1の搬送装置と、
前記第2の搬送路上を移動可能に配置され、前記第1の
搬送路及び前記露光装置との間で被処理体の受け渡しを
行う第2の搬送装置とを具備するものである。
【0019】本発明では、第1の搬送路とほぼ直交する
第2の搬送路に沿って複数の露光装置を配置するように
構成したので、露光装置を複数必要とするシステムであ
っても従来のように露光装置と他の処理部との間の被処
理体の搬送をAGVで行う必要はなくなり、搬送路上を
移動する搬送装置によって行うことができ、搬送を迅速
かつ円滑に行うことができる。また、必要とする面積を
最小限に抑えることができ、クリーンルームのコストの
最小限に抑えることができる。
【0020】本発明の処理システムは、第1の搬送路
と、前記第1の搬送路に沿って配置され、被処理体に対
して少なくとレジスト塗布処理、現像処理を施す処理部
と、前記第1の搬送路とほぼ直交するように配置された
第2の搬送路と、前記第2の搬送路に沿って配置され、
被処理体に対して露光処理を施す複数の露光装置と、前
記第1の搬送路上を移動可能に配置され、前記第2の搬
送路との間で被処理体の受け渡しを行う第1の搬送装置
と、前記第2の搬送路上を移動可能に配置され、前記第
1の搬送路及び前記露光装置との間で被処理体の受け渡
しを行う第2の搬送装置とを具備するものである。これ
により、露光装置を複数必要とするシステムであっても
従来のように露光装置と他の処理部との間の被処理体の
搬送をAGVで行う必要はなくなり、搬送路上を移動す
る搬送装置によって行うことができ、搬送を迅速かつ円
滑に行うことができる。また、必要とする面積を最小限
に抑えることができ、クリーンルームのコストの最小限
に抑えることができる。
【0021】本発明の処理システムは、第1の搬送路
と、前記第1の搬送路に沿った第1のエリアに配置さ
れ、被処理体に対して真空系の処理を施す複数の第1の
処理部と、前記第1の搬送路に沿った第2のエリアに配
置され、被処理体に対して少なくとレジスト塗布処理、
現像処理を施す処理部と、前記第1の搬送路とほぼ直交
するように配置された第2の搬送路と、前記第2の搬送
路に沿って配置され、被処理体に対して露光処理を施す
複数の露光装置と、前記第1の搬送路上を移動可能に配
置され、前記第2の搬送路との間で被処理体の受け渡し
を行う第1の搬送装置と、前記第2の搬送路上を移動可
能に配置され、前記第1の搬送路及び前記露光装置との
間で被処理体の受け渡しを行う第2の搬送装置とを具備
するものである。これにより、露光装置を複数必要とす
るシステムであっても従来のように露光装置と他の処理
部との間の被処理体の搬送をAGVで行う必要はなくな
り、搬送路上を移動する搬送装置によって行うことがで
き、搬送を迅速かつ円滑に行うことができる。また、必
要とする面積を最小限に抑えることができ、クリーンル
ームのコストの最小限に抑えることができる。
【0022】本発明の処理システムは、前記第2の搬送
路上には前記第2の搬送装置が複数配置されているもの
である。これにより、被処理体の搬送を迅速かつ円滑に
行うことができる。
【0023】本発明の処理システムは、搬送路と、前記
搬送路に沿って配置され、被処理体に対して所定の処理
を施す処理部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、
前記処理部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置
と、前記処理部の搬送装置側に配置され、データの送受
信を行うための第1の光電変換部と、前記搬送装置と前
記処理部との間で被処理体の受け渡しを行う際に前記第
1の光電変換部と対向するように前記搬送装置に配置さ
れ、前記第1の光電変換部との間でデータの送受信を行
うための第2の光電変換部とを具備するものである。
【0024】本発明では、処理部の搬送装置側にデータ
の送受信を行うための第1の光電変換部を配置すると共
に、搬送装置に該搬送装置と処理部との間で被処理体の
受け渡しを行う際に第1の光電変換部と対向するよう
に、第1の光電変換部との間でデータの送受信を行うた
めの第2の光電変換部を配置したので、従来は搬送装置
に処理部毎に各処理部とデータ通信を行うためのハード
ウェアが必要であったのに対して、搬送装置に各処理部
に共通の1つの第2の光電変換部を設ければよくなる。
【0025】本発明の処理システムは、搬送路と、前記
搬送路に沿って配置され、被処理体に対して所定の処理
を施す処理部と、前記搬送路に沿って配置され、被処理
体の検査を行う検査部と、前記搬送路上を移動可能に配
置され、前記処理部及び検査部との間で被処理体の受け
渡しを行う搬送装置と、前記処理部及び検査部の搬送装
置側に配置され、データの送受信を行うための第1の光
電変換部と、前記搬送装置と前記処理部及び前記検査部
との間で被処理体の受け渡しを行う際に前記第1の光電
変換部と対向するように前記搬送装置に配置され、前記
第1の光電変換部との間でデータの送受信を行うための
第2の光電変換部とを具備するものである。
【0026】本発明では、従来は搬送装置に処理部毎に
各処理部とデータ通信を行うためのハードウェアが必要
であったのに対して、搬送装置に各処理部に共通の1つ
の第2の光電変換部を設ければよくなる。また、搬送装
置と検査部との間でデータの送受信を行うようにしてい
るので、例えば検査部から搬送装置へ検査結果を受け渡
すことで、検査が行われた後にさらに被処理体に対して
処理を行う処理部ではこの検査結果を受け取ってこの検
査結果に基づき処理を行うかどうかを判断できる。これ
により、検査部により不良を判断された被処理体に対し
てさらなる処理をキャンセルでき、この結果、処理効率
を上げることができる。
【0027】本発明の処理システムは、被処理体上にレ
イヤ毎に複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成す
る処理システムであって、被処理体の全レイヤを形成す
るための処理部を一体化したものである。
【0028】本発明では、被処理体の全レイヤを形成す
るための処理部を一体化したので、従来はそれぞれ別個
にある処理部を処理能力的に整合を図り、制御の整合も
図る必要があったのに対して、当初よりこれらの整合が
図られており、ユーザの負担を軽減することができる。
【0029】本発明の処理システムは、前記処理部に
は、1つの処理を受け持つ専用処理部と2つ以上の処理
を受け持つ兼用処理があるものである。これにより搬送
装置の負担を軽減することができる。
【0030】本発明の処理システムは、被処理体に対し
て真空系の処理を施す処理部と大気系の処理を施す処理
部とが区分されているものである。これにより、クリー
ンルームのコストの低減を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係るT
FTアレイを形成するための処理システムの平面図であ
る。
【0032】図1に示すように、この処理システム1の
ほぼ中央には、搬送路10が直線状に設けられている。
この搬送路10の一端には、被処理体としてのガラス基
板Gをシステム内へ搬入すると共にシステム外へ搬出す
るための搬入出部20が配設され、搬送路10の他端に
は露光装置2との間でガラス基板Gの受け渡しを行うた
めのインタフェース部30が配設されている。また、搬
送路10の両側には、各種の処理部が配置されるように
なっている。そして、搬送路10の一端から順番に、成
膜前の洗浄処理を行うための洗浄処理エリア40、ガラ
ス基板Gに対して真空系の処理を施す第1のエリアとし
ての真空系処理エリア50、ガラス基板Gに対して大気
系の処理を施す第2のエリアとしての大気系処理エリア
70が設けられている。
【0033】洗浄処理エリア40には、水によりガラス
基板Gをブラシ洗浄する複数、例えば3台のスクラバユ
ニット(WS)41が搬送路10に沿って配置されてい
る。
【0034】真空系処理エリア50には、ガラス基板G
に対して真空系の処理を施す処理部が搬送路10に沿っ
て各処理毎及びレイヤ毎に設けられ、さらに各レイヤ毎
に区分けして配置されている。具体的には、搬送路10
の一端側から順番に、第1レイヤに対する処理を行うた
めの第1の処理エリア51、第2レイヤに対する処理を
行うための第2の処理エリア52、第3レイヤに対する
処理を行うための第3の処理エリア53、第4レイヤに
対する処理を行うための第4の処理エリア54、第5レ
イヤに対する処理を行うための第5の処理エリア55に
区分けされ、それぞれのエリアに所定の処理部が配置さ
れている。
【0035】第1の処理エリア51では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A1)56が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対して成膜処理を行う処理
部としての成膜ユニット(PVD1)57及びテスタ等
の検査装置58が配置されている。
【0036】エッチング・アッシングユニット56は、
図2に示すように、搬送路10側に設けられたロードロ
ック室201と、その奥に設けられた搬送室202と、
搬送室202の両側面に設けられたエッチング処理室2
03及びアッシング処理室204とを有している。そし
て、ロードロック室201と搬送室202との間、搬送
室202と各処理室203、204との間には、これら
の間を気密にシールし、かつ開閉可能に構成されたゲー
トバルブVが介挿されている。また、ロードロック室2
01と外側の大気雰囲気とを連通する開口部にもゲート
バルブVが設けられている。
【0037】エッチング処理室202は、その中にガラ
ス基板Gを載置するためのステージ205が設けられて
おり、その内部を真空排気可能に構成されている。そし
て、エッチング処理室202には、例えば所定のエッチ
ングガスが導入され、また高周波電界を印加することが
可能になっており、これらによりプラズマを形成し、そ
のプラズマによりガラス基板Gの所定の膜をその現像パ
ターンに対応してエッチングするようになっている。
【0038】アッシング処理室204は、その中にガラ
ス基板Gを載置するためのステージ206が設けられて
おり、その内部を真空排気可能に構成されている。そし
て、アッシング処理室204には、アッシングガス例え
ばオゾンが導入可能となっており、アッシングガスによ
りエッチング処理後のレジストを除去する。
【0039】搬送室202も真空排気可能に構成され、
その中に基板搬送部材207が設けられている。基板搬
送部材207は、多関節アームタイプであり、ベース2
08と、中間アーム209と、先端に設けられた基板支
持アーム210とを有しており、これらの接続部分は旋
回可能になっている。この基板搬送部材207は、ロー
ドロック室201、処理室203、204との間でガラ
ス基板Gの受け渡しを行う。基板搬送部材207のベー
ス208の中間アーム209と反対側にはガラス基板G
を保持可能に構成されたバッファ枠体211が設けられ
ており、これによりガラス基板Gを一時的に保持するこ
とにより、スループットの向上を図っている。ロードロ
ック室201も真空排気可能に構成され、その中にガラ
ス基板Gを載置するラック212およびガラス基板Gの
アライメントと行うポジショナー213が設けられてい
る。ポジショナー213は、矢印A方向に沿って移動す
ることにより、ガラス基板Gの相対向する2つの角部を
それぞれ2つのローラ214で押しつけて、ラック21
2上でガラス基板Gのアライメントがなされる。アライ
メントの終了を確認するために、図示しない光学センサ
が用いられる。ロードロック室201は、搬送路10側
との間でガラス基板Gの受け渡しをする場合には、その
中を大気雰囲気とし、ガラス基板Gを処理室203、2
04側へ搬送する場合には、その中を真空雰囲気とす
る。
【0040】図1に示すように、成膜ユニット57は、
搬送路10側に設けられた2組のロードロック室30
1、301と、その奥に設けられた搬送室302と、搬
送室302の外周に設けられた3組の成膜室303、3
04、305とを有している。成膜室303、304、
305は例えば真空雰囲気中でステージに載置されたガ
ラス基板G上にPVDにより所定の膜を成膜するもので
あり、その他の各室はエッチング・アッシングユニット
56のものとほぼ同様の構成を有する。
【0041】第2の処理エリア52では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A2)59が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してCVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(CVD1)60
が配置されている。各ユニットは、上述した第1の処理
エリア51のユニットとほぼ同様の構成を有する。
【0042】第3の処理エリア53では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A3)61が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してPVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(PVD2)62
及びテスタ等の検査装置62aが配置されている。各ユ
ニットは、上述した第1の処理エリア51のユニットと
ほぼ同様の構成を有する。
【0043】第4の処理エリア54では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A4)63が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してCVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(CVD2)64
が配置されている。各ユニットは、上述した第1の処理
エリア51のユニットとほぼ同様の構成を有する。
【0044】第5の処理エリア55では、搬送路10の
一側に真空状態でガラス基板Gに対してエッチング処理
及びアッシング処理を行う処理部としてのエッチング・
アッシングユニット(E/A5)65が配置され、他側
に真空状態でガラス基板Gに対してPVDによる成膜処
理を行う処理部としての成膜ユニット(PVD3)66
及びテスタ等の検査装置67が配置されている。各ユニ
ットは、上述した第1の処理エリア51のユニットとほ
ぼ同様の構成を有する。
【0045】大気系処理エリア70には、ガラス基板G
に対して大気系の処理を施す処理部が搬送路10に沿っ
て配置されている。具体的には、搬送路10の一端側か
ら順番に、2組の現像処理ユニット(DEV)71、7
2、2組の洗浄処理ユニット(SCR)73、74、レ
ジスト塗布ユニット(CT)75、乾燥処理ユニット
(VD)76、エッジリムーバユニット(ER)77が
配置されている。
【0046】現像処理ユニット71、72は、ユニット
内に配置されたカップ内でガラス基板Gを回転させなが
らガラス基板G上に現像液を供給するものである。洗浄
処理ユニット73、74はガラス基板G上をスクラバー
による洗浄を行うものである。レジスト塗布ユニット7
5は、ユニット内に配置されたカップ内でガラス基板G
を回転させながらガラス基板G上にレジスト液を供給す
るものである。乾燥処理ユニット76はレジストが塗布
されたガラス基板Gを乾燥処理するものである。エッジ
リムーバユニット77は、ガラス基板Gの周縁部のレジ
ストを除去するものである。
【0047】搬送路10には、図3に示すように、ガラ
ス基板Gを搬送するための複数の搬送装置11がガラス
基板Gを一旦保持する中継部12を介して直列に接続さ
れている。搬送装置11は、搬送路10に沿って移動可
能な本体13と、装置本体13に対して上下動および旋
回動が可能なベース部材14と、ベース部材14上を水
平方向に沿ってそれぞれ独立して移動可能な上下2枚の
基板支持部材15a,15bとを有している。そして、
ベース部材14の中央部と装置本体13とが連結部16
により連結されている。本体13に内蔵された図示しな
いモータにより連結部16を上下動または回転させるこ
とにより、ベース部材14が上下動または旋回動され
る。このようなベース部材14の上下動および旋回動、
ならびに基板支持部材15a,15bの水平移動により
ガラス基板Gの搬送が行われる。参照符号17a,17
bは、それぞれ基板支持部材15a,15bをガイドす
るガイドレールである。搬送装置11は、搬入出部2
0、インタフェース部30、搬送路10に沿って配置さ
れた各処理部、中継部12との間でガラス基板Gの受け
渡しを行うようになっている。
【0048】搬入出部20には、搬送路10とほぼ直交
するように搬送路21が設けられている。この搬送路2
1を挟んで搬送路10の反対側には、ガラス基板Gを例
えば25枚ずつ収納したカセットCが所定位置に例えば
4個整列して載置されるカセット載置台23が設けられ
ている。また、搬送路21上には、各カセットCから処
理すべきガラス基板Gを取り出して搬送路10側へ受け
渡し、また処理が終了して搬送路10側から受け渡され
たガラス基板Gを各カセットCへ戻す搬送装置(図示を
省略)が移動可能に配置されている。この搬送装置は図
3に示した搬送装置11とほぼ同様の構成とされてい
る。
【0049】インタフェース部30には、ガラス基板G
を搬送するための搬送路31が搬送路10とほぼ直交す
る方向に設けられている。この搬送路31は、ガラス基
板Gを一旦保持する中継部12を介して搬送路10と接
続されている。そして、この搬送路31に沿って複数
台、例えば2台の露光装置(EXP)2が配置されてい
る。また、この搬送路10上には、露光装置2との間で
ガラス基板Gの搬入出を行う搬送装置(図示を省略)が
設けられている。この搬送装置は図3に示した搬送装置
10とほぼ同様の構成とされている。この搬送装置は、
1台でもよいが、必要に応じて2台以上とすることも可
能である。これにより、露光装置2との間で迅速かつ円
滑にガラス基板Gの受け渡しが可能となる。
【0050】次に、このように構成された処理システム
での処理の流れを図4に基づき説明する。搬入出部20
のカセットCから搬送装置(図示を省略)に受け渡され
たガラス基板Gは、搬送路10の搬送装置11に受け渡
される。そして、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40に
搬送されて洗浄処理が行われた後、第1の処理エリア5
1へ搬送されて第1レイヤについての成膜処理が行われ
る。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及び
露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。こ
の後、ガラス基板Gは第1の処理エリア51へ搬送され
て第1レイヤについてのエッチング処理及びアッシング
処理が行われる(ステップ401)。
【0051】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第2の処理エリア
52へ搬送されて第2レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第2の処理エリア52へ搬送さ
れて第2レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ402)。
【0052】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第3の処理エリア
53へ搬送されて第3レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第3の処理エリア53へ搬送さ
れて第3レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ403)。
【0053】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第4の処理エリア
54へ搬送されて第4レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第4の処理エリア54へ搬送さ
れて第4レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ404)。
【0054】次に、ガラス基板Gは洗浄処理エリア40
に搬送されて洗浄処理が行われた後、第5の処理エリア
55へ搬送されて第5レイヤについての成膜処理が行わ
れる。この後、ガラス基板Gは大気系処理エリア70及
び露光装置2に搬送されてフォトリソ処理が行われる。
この後、ガラス基板Gは第5の処理エリア55へ搬送さ
れて第5レイヤについてのエッチング処理及びアッシン
グ処理が行われる(ステップ405)。
【0055】その後、ガラス基板Gは、搬入出部20へ
受け渡され、カセットCへ搬入される。
【0056】このように構成された処理システム1にお
いては、ガラス基板Gに対して真空系の処理を施す真空
系処理エリア50とガラス基板Gに対して大気系の処理
を施す大気系処理エリア70とをそれぞれ別個のエリア
に配置しているので、クリーンルームの大型化を抑える
ことができる。真空系処理エリア50についてはクリー
ム内に配置する必要がないからである。また、真空系処
理エリア50では、ガラス基板Gに対して真空系の処理
を施す処理部が搬送路10に沿って各処理毎及びレイヤ
毎に設けられ、さらに各レイヤ毎に区分けして配置され
ているので、問題が発生した場合にどの処理部に問題が
あるのかを絞り込みし易く、問題の顕在化や分析を容易
に行え、また各レイヤの搬送装置その他を共通(同一)
モジュール化し易くなる。
【0057】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。図5は図1に示した処理システム1の一部拡大平面
図である。搬送路10に沿って配置された各処理部(ス
クラバユニット41〜エッジリムーバ77)501a〜
501dの搬送路10側に、データの送受信を行うため
の第1の光電変換部502を設け、搬送装置11の、当
該搬送装置11が処理部501a〜501dとの間でガ
ラス基板Gの受け渡しを行う際に第1の光電変換部50
2と対向する位置に、第1の光電変換部502との間で
データの送受信を行うための第2の光電変換部503を
配置し、各処理部501a〜501dと搬送装置11と
の間でデータのやりとりを行うように構成したものであ
る。
【0058】例えば、図6に示すように、搬送装置11
が処理部501aとの間でガラス基板Gの受け渡しを行
う際に、搬送装置11に設けられた第2の光電変換部5
03と処理部501aに設けられた第1の光電変換部5
02とが対向し、この間でデータのやりとりを行うこと
が可能となる。同様に、図7に示すように、搬送装置1
1が処理部501cとの間でガラス基板Gの受け渡しを
行う際に、搬送装置11に設けられた第2の光電変換部
503と処理部501cに設けられた第1の光電変換部
502とが対向し、この間でデータのやりとりを行うこ
とが可能となる。
【0059】従来は搬送装置11に処理部501a〜5
01d毎に各処理部501a〜501dとデータ通信を
行うためのハードウェアが必要であったのに対して、本
実施形態の如く構成することで搬送装置11に各処理部
に共通の1つの第2の光電変換部503を設ければよく
なる。これにより、部品点数の削減を図ることができ
る。また、特に図1に示した処理システム1は処理部の
数が膨大であることから、本発明をこのような処理シス
テム1に適用することによって部品点数をかなり削減で
きることになる。さらに、図1に示した処理システム1
では、TFT形成のための一貫した処理を行うため、検
査装置により途中で不良と判定されたガラス基板Gもそ
の後の処理ルートに流れることがある。そこで、検査装
置の検査データを検査装置に設けられた第1の光電変換
部502から搬送装置11に設けられた第2の光電変換
部503へ受け渡し、その後ガラス基板Gを搬送装置1
1から次の処理部へ受け渡す際に先ずこのデータを搬送
装置11から当該処理部へ渡し、検査装置により不良と
判定されたガラス基板Gについては当該処理部側で受け
渡しを拒否するようにしてもよい。これにより、ガラス
基板Gの無用な受け渡しを行うことがなくなり、システ
ム全体の処理効率が向上する。
【0060】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。図8は本発明の他の実施形態に係る処理システムの
平面図である。図1に示した処理システム1の真空系処
理エリア50では、ガラス基板Gに対して真空系の処理
を施す処理部が搬送路10に沿って各処理毎及びレイヤ
毎に設けられ、さらに各レイヤ毎に区分けして配置され
ていたが、本実施形態に係る処理システム81の真空系
処理エリア82では、ガラス基板Gに対して真空系の処
理を施す処理部が各処理の種類毎に区分けして配置され
ている。具体的には、搬送路10の一端側から順番に、
成膜処理を行うための第1の処理エリア83、エッチン
グ処理及びアッシング処理を行うの第2の処理エリア8
4に区分けされ、それぞれのエリアに所定の処理部が配
置されている。なお、第1の処理エリア83と第2の処
理エリア84との間には検査装置85が配置された検査
エリア86が設けられている。
【0061】第1の処理エリア83では、搬送路10の
一側に第1レイヤ〜第3レイヤに対する成膜ユニット8
7〜89が配置され、他側に第4レイヤ〜第5レイヤに
対する成膜ユニット90〜91が配置されている。
【0062】第2の処理エリア84では、搬送路10の
一側に第1レイヤ〜第3レイヤに対するエッチング・ア
ッシングユニット92〜94が配置され、他側に第4レ
イヤ〜第5レイヤに対するエッチング・アッシングユニ
ット95〜96が配置されている。
【0063】このように本実施形態の処理システム81
では、上述した実施形態と同様にクリーンルームの大型
化を抑えることができるばかりか、真空系の処理を施す
処理部については真空系処理エリア82内で各処理の種
類毎に区分けして配置されているので、用力や付帯設備
の共通化が行い易くなる。
【0064】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。図9はこの実施の形態に係る処理システムの構成を
示す斜視図である。同図に示す処理システム101は、
ガラス基板Gの全レイヤを形成するための処理装置を一
体化したものである。具体的には、搬入出装置(C/
S)102、洗浄装置(WS)103、第1レイヤに対
する真空系処理装置104、第2レイヤに対する真空系
処理装置105、第3レイヤに対する真空系処理装置1
06、第4レイヤに対する真空系処理装置107、第5
レイヤに対する真空系処理装置108、スクラバ洗浄装
置109、レジスト塗布装置110、現像処理装置11
1が連接されている。各装置の中央には、隣接する装置
との間でガラス基板Gの受け渡しを行うため搬送路11
2及び搬送装置(図示せず)が設けられている。
【0065】ここで、搬入出装置102はガラス基板G
をシステム内へ搬入すると共にシステム外へ搬出するた
めのものである。洗浄装置103は搬送路112の両側
にスクラバユニット113を有する。第1レイヤに対す
る真空系処理装置104は搬送路112の両側にエッチ
ング・アッシングユニット114及び成膜ユニット11
5を有する。第2レイヤに対する真空系処理装置105
は搬送路112の両側にエッチング・アッシングユニッ
ト116及び成膜ユニット117を有する。第3レイヤ
に対する真空系処理装置106は搬送路112の両側に
エッチング・アッシングユニット118及び成膜ユニッ
ト119を有する。第4レイヤに対する真空系処理装置
107は搬送路112の両側にエッチング・アッシング
ユニット120及び成膜ユニット121を有する。第5
レイヤに対する真空系処理装置108は搬送路112の
両側にエッチング・アッシングユニット122及び成膜
ユニット123を有する。スクラバ洗浄装置109搬送
路112の一側にスクラバ洗浄ユニット124を有す
る。レジスト塗布装置110は搬送路112の一側にレ
ジスト塗布ユニット125及びエッジリムーバ126を
有する。現像処理装置111は搬送路112の一側に現
像処理ユニット127を有する。現像装置111に隣接
して露光装置(図示せず)が接続されるようになってい
る。
【0066】このように本実施の形態によれば、ガラス
基板Gの全レイヤを形成するための処理部を一体化した
ので、従来はそれぞれ別個にある処理部を処理能力的に
整合を図り、制御の整合も図る必要があったのに対し
て、当初よりこれらの整合が図られており、ユーザの負
担を軽減することができる。
【0067】なお、本発明は上述した実施の形態には限
定されず、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能で
ある。例えば、本発明は、TFTアレイガラス基板に対
する処理システムを例にとり説明したが、カラーフィル
タ、更には半導体ウェハ等の他の基板を処理するシステ
ムにも当然適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送路と、前記搬送路に沿った第1のエリアに配置さ
れ、被処理体に対して真空系の処理を施す複数の第1の
処理部と、前記搬送路に沿った第2のエリアに配置さ
れ、被処理体に対して大気系の処理を施す複数の第2の
処理部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前記第
1及び第2の処理部との間で被処理体の受け渡しを行う
搬送装置とを具備したので、生産性を向上させつつ、ク
リーンルームの大型化を抑えることができる。
【0069】本発明によれば、被処理体上にレイヤ毎に
複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成する処理シ
ステムであって、搬送路と、前記搬送路に沿った第1の
エリアに配置され、被処理体に対して真空系の処理を施
し、かつ、真空系の各処理毎及びレイヤ毎に設けられ、
さらに第1のエリア内で各レイヤ毎に区分けして配置さ
れた複数の第1の処理部と、前記搬送路に沿った第2の
エリアに配置され、被処理体に対して大気系の処理を施
す複数の第2の処理部と、前記搬送路上を移動可能に配
置され、前記第1及び第2の処理部との間で被処理体の
受け渡しを行う搬送装置とを具備したので、生産性を向
上させつつ、クリーンルームの大型化を抑えることがで
き、また問題が発生した場合にどの処理部に問題がある
のかを絞り込みし易く、問題の顕在化や分析を容易に行
え、また各レイヤの搬送装置その他を共通(同一)モジ
ュール化し易くなる。
【0070】本発明によれば、被処理体上にレイヤ毎に
複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成する処理シ
ステムであって、ほぼ直線状に設けられた搬送路と、前
記搬送路の一端に配置され、被処理体の搬入出を行う搬
入出部と、前記搬入出部の近傍で前記搬送路に沿って配
置され、被処理体に対して成膜前洗浄処理を施す洗浄処
理部と、前記洗浄処理部と隣接するように前記搬送路に
沿った第1のエリアに配置され、被処理体に対して少な
くとも成膜処理、エッチング処理、レジスト剥離処理を
含む真空系の処理を施し、かつ、真空系の各処理毎及び
レイヤ毎に設けられ、さらに第1のエリア内で各レイヤ
毎に区分けして配置された複数の第1の処理部と、前記
第1のエリアと隣接するように前記搬送路の第2のエリ
アに配置され、被処理体に対して少なくとレジスト塗布
処理、現像処理を含む大気系の処理を施す複数の第2の
処理部と、前記第2のエリアの近傍で前記搬送路の他端
に配置され、被処理体に対して露光処理を施す露光処理
部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前記各部と
の間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備した
ので、生産性を向上させつつ、クリーンルームの大型化
を抑えることができる。また、問題が発生した場合にど
の処理部に問題があるのかを絞り込みし易く、問題の顕
在化や分析を容易に行える。さらに、各レイヤの搬送装
置その他を共通(同一)モジュール化し易くなる。
【0071】本発明によれば、前記各レイヤ毎に区分け
して配置された第1の処理部が、さらに前記搬送路に沿
ってレイヤの順番に配置されているので、被処理体を搬
送路上で円滑に搬送することができる。
【0072】本発明によれば、前記各レイヤ毎に区分け
して配置された第1の処理部の近傍に、各レイヤ毎に必
要な検査装置が配置されているので、被処理体の搬送距
離を最小に抑えつつ検査を行うことができる。
【0073】本発明によれば、被処理体上にレイヤ毎に
複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成する処理シ
ステムであって、搬送路と、前記搬送路に沿った第1の
エリアに配置され、被処理体に対して真空系の処理を施
し、かつ、真空系の各処理毎及びレイヤ毎に設けられ、
さらに第1のエリア内で各処理の種類毎に区分けして配
置された複数の第1の処理部と、前記搬送路に沿った第
2のエリアに配置され、被処理体に対して大気系の処理
を施す複数の第2の処理部と、前記搬送路上を移動可能
に配置され、前記第1及び第2の処理部との間で被処理
体の受け渡しを行う搬送装置とを具備したので、生産性
を向上させつつ、クリーンルームの大型化を抑えること
ができ、また用力や付帯設備の共通化が行い易くなる。
【0074】本発明によれば、被処理体上にレイヤ毎に
複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成する処理シ
ステムであって、ほぼ直線状に設けられた搬送路と、前
記搬送路の一端に配置され、被処理体の搬入出を行う搬
入出部と、前記搬入出部の近傍で前記搬送路に沿って配
置され、被処理体に対して成膜前洗浄処理を施す洗浄処
理部と、前記洗浄処理部と隣接するように前記搬送路に
沿った第1のエリアに配置され、被処理体に対して少な
くとも成膜処理、エッチング処理、レジスト剥離処理を
含む真空系の処理を施し、かつ、真空系の各処理毎及び
レイヤ毎に設けられ、第1のエリア内で各処理の種類毎
に区分けして配置された複数の第1の処理部と、前記第
1のエリアと隣接するように前記搬送路の第2のエリア
に配置され、被処理体に対して少なくとレジスト塗布処
理、現像処理を含む大気系の処理を施す複数の第2の処
理部と、前記第2のエリアの近傍で前記搬送路の他端に
配置され、被処理体に対して露光処理を施す露光処理部
と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前記各部との
間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備したの
で、生産性を向上させつつ、クリーンルームの大型化を
抑えることがで、また用力や付帯設備の共通化が行い易
くなる。
【0075】本発明によれば、前記第1のエリア内に検
査装置が配置されているので、被処理体の搬送距離を最
小に抑えつつ検査を行うことができる。
【0076】本発明によれば、第1の搬送路と前記第1
の搬送路とほぼ直交するように配置された第2の搬送路
と、前記第2の搬送路に沿って配置され、被処理体に対
して露光処理を施す複数の露光装置と、前記第1の搬送
路上を移動可能に配置され、前記第2の搬送路との間で
被処理体の受け渡しを行う第1の搬送装置と、前記第2
の搬送路上を移動可能に配置され、前記第1の搬送路及
び前記露光装置との間で被処理体の受け渡しを行う第2
の搬送装置とを具備したので、露光装置を複数必要とす
るシステムであっても従来のように露光装置と他の処理
部との間の被処理体の搬送をAGVで行う必要はなくな
り、搬送路上を移動する搬送装置によって行うことがで
き、搬送を迅速かつ円滑に行うことができる。また、必
要とする面積を最小限に抑えることができ、クリーンル
ームのコストの最小限に抑えることができる。
【0077】本発明によれば、第1の搬送路と、前記第
1の搬送路に沿って配置され、被処理体に対して少なく
とレジスト塗布処理、現像処理を施す処理部と、前記第
1の搬送路とほぼ直交するように配置された第2の搬送
路と、前記第2の搬送路に沿って配置され、被処理体に
対して露光処理を施す複数の露光装置と、前記第1の搬
送路上を移動可能に配置され、前記第2の搬送路との間
で被処理体の受け渡しを行う第1の搬送装置と、前記第
2の搬送路上を移動可能に配置され、前記第1の搬送路
及び前記露光装置との間で被処理体の受け渡しを行う第
2の搬送装置とを具備したので、露光装置を複数必要と
するシステムであっても従来のように露光装置と他の処
理部との間の被処理体の搬送をAGVで行う必要はなく
なり、搬送路上を移動する搬送装置によって行うことが
でき、搬送を迅速かつ円滑に行うことができる。また、
必要とする面積を最小限に抑えることができ、クリーン
ルームのコストの最小限に抑えることができる。
【0078】本発明によれば、第1の搬送路と、前記第
1の搬送路に沿った第1のエリアに配置され、被処理体
に対して真空系の処理を施す複数の第1の処理部と、前
記第1の搬送路に沿った第2のエリアに配置され、被処
理体に対して少なくとレジスト塗布処理、現像処理を施
す処理部と、前記第1の搬送路とほぼ直交するように配
置された第2の搬送路と、前記第2の搬送路に沿って配
置され、被処理体に対して露光処理を施す複数の露光装
置と、前記第1の搬送路上を移動可能に配置され、前記
第2の搬送路との間で被処理体の受け渡しを行う第1の
搬送装置と、前記第2の搬送路上を移動可能に配置さ
れ、前記第1の搬送路及び前記露光装置との間で被処理
体の受け渡しを行う第2の搬送装置とを具備したので、
露光装置を複数必要とするシステムであっても従来のよ
うに露光装置と他の処理部との間の被処理体の搬送をA
GVで行う必要はなくなり、搬送路上を移動する搬送装
置によって行うことができ、搬送を迅速かつ円滑に行う
ことができる。また、必要とする面積を最小限に抑える
ことができ、クリーンルームのコストの最小限に抑える
ことができる。
【0079】本発明によれば、前記第2の搬送路上には
前記第2の搬送装置が複数配置されているので、被処理
体の搬送を迅速かつ円滑に行うことができる。
【0080】本発明によれば、搬送路と、前記搬送路に
沿って配置され、被処理体に対して所定の処理を施す処
理部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、前記処理
部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置と、前記
処理部の搬送装置側に配置され、データの送受信を行う
ための第1の光電変換部と、前記搬送装置と前記処理部
との間で被処理体の受け渡しを行う際に前記第1の光電
変換部と対向するように前記搬送装置に配置され、前記
第1の光電変換部との間でデータの送受信を行うための
第2の光電変換部とを具備したので、従来は搬送装置に
処理部毎に各処理部とデータ通信を行うためのハードウ
ェアが必要であったのに対して、搬送装置に各処理部に
共通の1つの第2の光電変換部を設ければよくなる。
【0081】本発明によれば、搬送路と、前記搬送路に
沿って配置され、被処理体に対して所定の処理を施す処
理部と、前記搬送路に沿って配置され、被処理体の検査
を行う検査部と、前記搬送路上を移動可能に配置され、
前記処理部及び検査部との間で被処理体の受け渡しを行
う搬送装置と、前記処理部及び検査部の搬送装置側に配
置され、データの送受信を行うための第1の光電変換部
と、前記搬送装置と前記処理部及び前記検査部との間で
被処理体の受け渡しを行う際に前記第1の光電変換部と
対向するように前記搬送装置に配置され、前記第1の光
電変換部との間でデータの送受信を行うための第2の光
電変換部とを具備したので、従来は搬送装置に処理部毎
に各処理部とデータ通信を行うためのハードウェアが必
要であったのに対して、搬送装置に各処理部に共通の1
つの第2の光電変換部を設ければよくなる。また、搬送
装置と検査部との間でデータの送受信を行うようにして
いるので、例えば検査部から搬送装置へ検査結果を受け
渡すことで、検査が行われた後にさらに被処理体に対し
て処理を行う処理部ではこの検査結果を受け取ってこの
検査結果に基づき処理を行うかどうかを判断できる。こ
れにより、検査部により不良を判断された被処理体に対
してさらなる処理をキャンセルでき、この結果、処理効
率を上げることができる。
【0082】本発明によれば、被処理体上にレイヤ毎に
複数種類の処理を施して複数のレイヤを形成する処理シ
ステムであって、被処理体の全レイヤを形成するための
処理部を一体化したので、従来はそれぞれ別個にある処
理部を処理能力的に整合を図り、制御の整合も図る必要
があったのに対して、当初よりこれらの整合が図られて
おり、ユーザの負担を軽減することができる。
【0083】本発明によれば、前記処理部には、1つの
処理を受け持つ専用処理部と2つ以上の処理を受け持つ
兼用処理があるので、搬送装置の負担を軽減することが
できる。
【0084】本発明によれば、被処理体に対して真空系
の処理を施す処理部と大気系の処理を施す処理部とが区
分されているので、クリーンルームのコストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る処理システムの平
面図である。
【図2】 図1に示したエッチング・アッシングユニッ
ト56の一例を示す水平断面図である。
【図3】 図1に示した搬送路装置の一例を斜視図であ
る。
【図4】 本実施形態に係る処理システムでの処理の流
れを示す図である。
【図5】 本発明の他の実施形態に係る処理システムの
一部拡大平面図である。
【図6】 図5に示した処理システムにおける動作を示
す図である。
【図7】 図5に示した処理システムにおける動作を示
す図である。
【図8】 本発明の他の実施形態に係る処理システムの
平面図である。
【図9】 本発明の他の実施形態に係る処理システムの
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 搬送路 11 搬送装置 50 真空系処理エリア 51 第1の処理エリア 52 第2の処理エリア 53 第3の処理エリア 54 第4の処理エリア 55 第5の処理エリア 70 大気系処理エリア 71、72 現像処理ユニット 75 レジスト塗布ユニット G ガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 義治 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成272 番地の4 東京エレクトロン九州株式会社 大津事業所内 (72)発明者 荒木 真一郎 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成272 番地の4 東京エレクトロン九州株式会社 大津事業所内 (72)発明者 八巻 郁郎 東京都港区赤坂5丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内 (72)発明者 下茂 文夫 東京都港区赤坂5丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 FA12 FA15 GA35 GA43 GA47 GA48 GA49 GA50 MA06 MA09 MA23 MA24 MA26 MA27 MA28 NA20 PA30

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路と、 前記搬送路に沿った第1のエリアに配置され、被処理体
    に対して真空系の処理を施す複数の第1の処理部と、 前記搬送路に沿った第2のエリアに配置され、被処理体
    に対して大気系の処理を施す複数の第2の処理部と、 前記搬送路上を移動可能に配置され、前記第1及び第2
    の処理部との間で被処理体の受け渡しを行う搬送装置と
    を具備することを特徴とする処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の処理システムであって、 前記第1の処理部は、真空系の各処理毎及びレイヤ毎に
    設けられ、さらに第1のエリア内で各レイヤ毎に区分け
    して配置されていることを特徴とする処理システム。
  3. 【請求項3】 被処理体上にレイヤ毎に複数種類の処理
    を施して複数のレイヤを形成する処理システムであっ
    て、 ほぼ直線状に設けられた搬送路と、 前記搬送路の一端に配置され、被処理体の搬入出を行う
    搬入出部と、 前記搬入出部の近傍で前記搬送路に沿って配置され、被
    処理体に対して成膜前洗浄処理を施す洗浄処理部と、 前記洗浄処理部と隣接するように前記搬送路に沿った第
    1のエリアに配置され、被処理体に対して少なくとも成
    膜処理、エッチング処理、レジスト剥離処理を含む真空
    系の処理を施し、かつ、真空系の各処理毎及びレイヤ毎
    に設けられ、さらに第1のエリア内で各レイヤ毎に区分
    けして配置された複数の第1の処理部と、 前記第1のエリアと隣接するように前記搬送路の第2の
    エリアに配置され、被処理体に対して少なくとレジスト
    塗布処理、現像処理を含む大気系の処理を施す複数の第
    2の処理部と、 前記第2のエリアの近傍で前記搬送路の他端に配置さ
    れ、被処理体に対して露光処理を施す露光処理部と、 前記搬送路上を移動可能に配置され、前記各部との間で
    被処理体の受け渡しを行う搬送装置とを具備することを
    特徴とする処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の処理システムで
    あって、 前記各レイヤ毎に区分けして配置された第1の処理部
    が、さらに前記搬送路に沿ってレイヤの順番に配置され
    ていることを特徴とする処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のうちいずれか1
    項記載の処理システムであって、 前記各レイヤ毎に区分けして配置された第1の処理部の
    近傍に、各レイヤ毎に必要な検査装置が配置されている
    ことを特徴とする処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の処理システムであって、 前記第1の処理部は、第1のエリア内で各処理の種類毎
    に区分けして配置されていることを特徴とする処理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の処理システムであって、 前記第1の処理部は、第1のエリア内で各処理の種類毎
    に区分けして配置されていることを特徴とする処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7項記載の処理システム
    であって、 前記第1のエリア内に検査装置が配置されていることを
    特徴とする処理システム。
  9. 【請求項9】 第1の搬送路と、 前記第1の搬送路とほぼ直交するように配置された第2
    の搬送路と、 前記第2の搬送路に沿って配置され、被処理体に対して
    露光処理を施す複数の露光装置と、 前記第1の搬送路上を移動可能に配置され、前記第2の
    搬送路との間で被処理体の受け渡しを行う第1の搬送装
    置と、 前記第2の搬送路上を移動可能に配置され、前記第1の
    搬送路及び前記露光装置との間で被処理体の受け渡しを
    行う第2の搬送装置とを具備することを特徴とする処理
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の処理システムであっ
    て、 前記第1の搬送路に沿って配置され、被処理体に対して
    少なくとレジスト塗布処理、現像処理を施す処理部を更
    に具備することを特徴とする処理システム。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の処理システムであっ
    て、 前記第1の搬送路に沿った第1のエリアに配置され、被
    処理体に対して真空系の処理を施す複数の第1の処理部
    と、 前記第1の搬送路に沿った第2のエリアに配置され、被
    処理体に対して少なくとレジスト塗布処理、現像処理を
    施す第2の処理部とを更に具備することを特徴とする処
    理システム。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11のうちいずれ
    か1項記載の処理システムであって、 前記第2の搬送路上には前記第2の搬送装置が複数配置
    されていることを特徴とする処理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1、3または9記載の処理シス
    テムであって、 前記処理部の搬送装置側に配置され、データの送受信を
    行うための第1の光電変換部と、 前記搬送装置と前記処理部との間で被処理体の受け渡し
    を行う際に前記第1の光電変換部と対向するように前記
    搬送装置に配置され、前記第1の光電変換部との間でデ
    ータの送受信を行うための第2の光電変換部とを更に具
    備することを特徴とする処理システム。
  14. 【請求項14】 請求項1、3または9記載の処理シス
    テムであって、 前記搬送路に沿って配置され、被処理体の検査を行う検
    査部と、 前記搬送装置が、前記搬送路上を移動可能に配置され、
    前記処理部及び検査部との間で被処理体の受け渡しを行
    うことを特徴とする処理システム。
  15. 【請求項15】 請求項1、3または9記載の処理シス
    テムであって、 当該処理システムが、被処理体上にレイヤ毎に複数種類
    の処理を施して複数のレイヤを形成するものであって、
    かつ、被処理体の全レイヤを形成するための処理部を一
    体化したことを特徴とする処理システム。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の処理システムであっ
    て、 前記処理部には、1つの処理を受け持つ専用処理部と2
    つ以上の処理を受け持つ兼用処理部があることを特徴と
    する処理システム。
  17. 【請求項17】 請求項15または16記載の処理シス
    テムであって、 被処理体に対して真空系の処理を施す処理部と大気系の
    処理を施す処理部とが区分されていること特徴とする処
    理システム。
JP34664398A 1998-11-12 1998-11-20 処理システム Pending JP2000156395A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34664398A JP2000156395A (ja) 1998-11-20 1998-11-20 処理システム
KR1019990049533A KR100561703B1 (ko) 1998-11-12 1999-11-09 처리시스템
TW088119757A TW440894B (en) 1998-11-12 1999-11-11 Processing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34664398A JP2000156395A (ja) 1998-11-20 1998-11-20 処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000156395A true JP2000156395A (ja) 2000-06-06

Family

ID=18384843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34664398A Pending JP2000156395A (ja) 1998-11-12 1998-11-20 処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000156395A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007180180A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
KR101313656B1 (ko) * 2011-08-29 2013-10-02 주식회사 케이씨텍 인-라인 현상장비 및 이를 이용한 액정표시장치의 제조방법
CN106169434A (zh) * 2016-08-22 2016-11-30 倪武东 一种晶体硅运输清洗装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007180180A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP4509926B2 (ja) * 2005-12-27 2010-07-21 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
KR101313656B1 (ko) * 2011-08-29 2013-10-02 주식회사 케이씨텍 인-라인 현상장비 및 이를 이용한 액정표시장치의 제조방법
CN106169434A (zh) * 2016-08-22 2016-11-30 倪武东 一种晶体硅运输清洗装置
CN106169434B (zh) * 2016-08-22 2018-10-23 倪武东 一种晶体硅运输清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100575320B1 (ko) 기판처리장치
KR100380789B1 (ko) 레이저 어닐장치 및 방법
KR100646515B1 (ko) 도포 현상 처리 시스템 및 도포 현상 처리 방법
JP3215643B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH10144599A (ja) 回転処理装置およびその洗浄方法
KR19980087509A (ko) 레지스트 처리장치
JP2002324829A (ja) 処理システム
JPH1126550A (ja) 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置
JP2005340846A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法並びに基板の製造方法
JP2000156395A (ja) 処理システム
JP3662154B2 (ja) 基板処理システム
JP3420712B2 (ja) 処理システム
JP3154983B2 (ja) 処理装置、および平面表示装置の基板製造装置
KR100561703B1 (ko) 처리시스템
KR100812009B1 (ko) 감압처리장치
JP3400396B2 (ja) レーザアニール装置およびレーザアニール方法
JPH11145055A (ja) 基板処理装置
JP3665716B2 (ja) 処理システム
JP2000353649A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
KR20050104456A (ko) 반도체 제조 설비
JP2001053125A (ja) 処理システム
JPH11145251A (ja) 基板処理装置
KR100586773B1 (ko) 처리시스템
JP2000100718A (ja) 処理装置及びその方法
JP3246659B2 (ja) レジスト処理装置及び液処理装置及び基板処理装置