JP2000155883A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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JP2000155883A
JP2000155883A JP10330097A JP33009798A JP2000155883A JP 2000155883 A JP2000155883 A JP 2000155883A JP 10330097 A JP10330097 A JP 10330097A JP 33009798 A JP33009798 A JP 33009798A JP 2000155883 A JP2000155883 A JP 2000155883A
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隆治 大内
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貴俊 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の装置(ドアホン又は集合玄関機又は管理
人室機)との通話中に音響装置から警報音を出力する場
合、警報信号を検知してから所定時間においては、音を
小さくするインターホン装置を提供する。 【解決手段】 スピーカSPK2及びマイクMICを備
え、他の装置と送受話を行うハンドセットHS及びスピ
ーカSPK1を有し、他の装置との通話中に外部から警
報信号を受信した場合、ハンドセットHSのスピーカS
PK2及びスピーカSPK1から警報音を出力するイン
ターホン装置において、警報信号を受信後の所定時間、
スピーカSPK2及びスピーカSPK1から出力する警
報音の音量を下げて出力させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅や一戸建
て住戸等に設けられるインターホン装置に係り、特に、
火災感知器等の警報機器が接続され、警報機器からの警
報信号により警報音を発する機能を備えたインターホン
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインターホン装置は、住戸の玄関
の外に設けられたドアホン、集合住宅の場合には更に、
ロビーに設けられた集合玄関機及び管理人室機と接続さ
れ、ドアホン又は集合玄関機又は管理人室機からの呼出
に応じて、インターホン装置に設けられたスピーカから
呼出音が流れ、居住者等は送受話器を取り上げて又は通
話ボタンを押して呼出者と通話するものである。また、
インターホン装置には、住戸内に設けてある警報機器、
例えば火災感知器、ガス漏れ検知器、防犯センサ等が更
に接続され、火災、ガス漏れ、侵入等が検知された場合
の警報機器からの警報信号により警報音をスピーカから
出力する機能を有している。なお、この警報音は住戸者
に注意を促すものであるという性質から、比較的大きな
音で出力されている。そして、例えばドアホンとの通話
中に火災信号を検知した場合、送受話器のスピーカから
も警報音が出力されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターホン装置において、例えばドアホンに訪れた訪
問者との通話中に警報信号が検知された場合、スピーカ
又は送受話器のスピーカから出力される警報音は、通常
の通話中にこれらのスピーカから出力される受話音声よ
り大きな音となっている。このため、居住者等は、突然
の大きな警報音により動揺してしまい、的確な対応がで
きなくなる等の問題点があった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、他の装置(ドアホン又は集合玄関機又
は管理人室機)との通話中に音響装置から警報音を出力
する場合、警報信号を検知してから所定時間において
は、音量を下げて出力するインターホン装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインターホ
ン装置は、他の装置との通話中に外部からの警報信号を
受信した場合、警報音を出力する音響装置を有するイン
ターホン装置において、警報信号を受信後の所定時間、
音響装置から出力する警報音の音量を下げて出力させる
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の構
成を示す回路図、図2は本発明の一実施の形態の住宅情
報盤の構成を示すブロック図、図3は本発明の一実施の
形態の火災信号受信時の処理の流れを示すフローチャー
ト、図4は防犯設備及びインターホン設備の系統図であ
り、図5は図4の系統図において、各住戸に設けられる
インターホン機能を備えた住戸機にさらに防犯機能を備
えてなる住宅情報盤(以下、「住情盤」と略す)の正面
概略図である。
【0007】ここで、本発明の特徴を示す図1の説明に
先立って、インターホン装置が適用される全体のシステ
ムを図4及び図5に基づいてまず説明する。
【0008】図4において、TCは通話制御装置、VC
は映像制御装置、EP1〜EPkは、マンションなどの
集合住宅の集合玄関に設けられたロビーインターホン
(集合玄関機)、SM1、SM2は、集合住宅の管理室
及び管理人住戸に設けられた管理人インターホン(管理
人室機)、SMPは通話制御装置TCと管理人インター
ホンSM1とを1つのケースに収容した管理人親機、J
1〜Jnは集合住宅の各住戸に設けられたインターホン
機能を備えた住戸機に更に防犯機能を備えた住情盤であ
る。なお、住情盤J1〜Jnにはメモリ内蔵のマイクロ
コンピュータ3(図2参照)が備えられており、マイク
ロコンピュータ3はメモリに格納されているプログラム
により各種の動作処理を行う。なお、本発明において防
犯機能は必須のものではないため、住情盤J1〜Jnを
インターホン機能を備えたインターホン装置に代えても
良い。また、L11〜L13は制御線、L21〜L23
は第1通話線、L31〜L33は第2通話線、L41〜
L43は第1映像線、L51〜L53は第2映像線であ
る。
【0009】また、図4で1は住戸内に設けられ、後述
のドアホンを介して住情盤J1〜Jnに接続された警報
機器の一例である火災感知器で、火災を検知すると住情
盤J1〜Jnに警報信号の一例である火災信号S(図2
参照)を送信する。なお、火災感知器1から送信された
火災信号Sは、住情盤J1〜Jnから各住戸の火災監視
を行う住棟受信機2へ送信されるようになっている。住
棟受信機2では、住情盤J1〜Jnから火災信号Sを受
信すると、火災発生元の住戸近傍であって、火災の影響
が大きいと思われる範囲の住戸(例えば出火階及び直上
階の住戸)の住情盤J1〜Jnへ火災信号Sを送信す
る。DP1〜DPnは各住戸の玄関の外に設けられ、そ
の住戸の住情盤J1〜Jnと火災感知器1に接続された
ドアホンで、住戸内の火災感知器1の動作点検を住戸外
で行うための中継器としての機能を備えたものである。
なお、図示は省略しているが、管理人室内にも火災感知
器1が設けられており、管理人室の住情盤あるいは管理
人室機SM1及び管理人室機SM2に接続されている。
【0010】SE1は監視線LS21〜LS2nによっ
て住情盤J1〜Jnに接続された警報機器の一例である
各住戸の玄関の防犯センサ、SE2〜SEnは監視線L
S21〜LS2nによって住情盤J1〜Jnに接続され
た各住戸の玄関以外の部分(例えばベランダに面した窓
など)に設けられた防犯センサである。なお、図4に
は、各住戸の玄関部分に設けられた防犯センサSE1
を、玄関以外の部分に設けられた防犯センサSE2〜S
Enと同系統の監視線LS21〜LS2nに接続した場
合を示しているが、別系統の監視線LS11〜LS1n
に接続して、防犯センサSE2〜SEnとは別の監視を
させるようにしても良い。
【0011】図5において、HSはインターホンのハン
ドセット(送受話器)で、後で説明する図1に示すよう
に居住者等の音声を集音するマイクMIC、集合玄関機
EP1〜EPk又はドアホンDP1〜DPn又は管理人
室機SM1,SM2からの受話音声並びに警報音等を出
力する音響装置の一例であるスピーカSPK2を有して
いる。SPK1はインタホンの呼出音、管理室からの放
送、警報音等を出力する音響装置の一例であるスピー
カ、MNは集合玄関機EP1〜EPkの図示しないテレ
ビカメラから送られてくる訪問者の映像を映すCRTあ
るいはLCD等のモニタテレビである。また、LP1〜
LP5は各種表示灯で、例えばLP1は電源灯、LP2
は玄関機EP1〜EPkからの呼出であることを示すロ
ビー灯、LP3はドアホンからの呼出であることを示す
ドアホン灯、LP4は管理室からの呼出であることを示
す管理室灯、LP5は防犯警戒中であることを示す警戒
中灯である。
【0012】また図5で、SW1〜SW6は各種スイッ
チ(非ロック式押しボタンスイッチ)で、例えば、SW
1は、在宅防犯モード(在宅モード)または外出防犯モ
ード(外出モード)のいずれかを選択して設定する選択
設定スイッチと、各防犯モードの解除スイッチを兼ねた
防犯スイッチ、SW2は管理人呼出スイッチ、SW3は
音響停止スイッチ、SW4は例えば火災、ガス漏れ等の
事故の復旧スイッチ、SW5は非常通報スイッチ、SW
6は集合玄関の自動ドアを解錠するための解錠スイッチ
である。
【0013】また図5では、各防犯センサSE1〜SE
2の一例として、監視線LS2に直列に設けられたリー
ドスイッチLSWと、各住戸のドアや窓に取り付けるリ
ードスイッチLSWのオンオフ用の磁石MGを図示して
いる。このセンサSE1〜SE2はドアや窓が戸締まり
されているとリードスイッチLSWが磁石MGによりオ
ンする。なお、センサとしては他の形式のものを用いて
も良い。
【0014】ここで、まず、住情盤J1〜Jnのインタ
ーホン機能の動作を集合玄関機EP1〜EPkとの間の
例で説明する。訪問者が例えば集合玄関機EP1の図示
しないテンキーを操作して訪問すべき部屋番号例えば1
02を入力し、次に図示しない呼出スイッチを押すと、
集合玄関機EP1から制御線L11を介して通話制御装
置TCに部屋コードと呼出コードからなる呼出信号が送
出される。通話制御装置TCは集合玄関機EP1から呼
出信号を受信すると、空いている通話線、映像線を調
べ、第2通話線と第2映像線とが使用中であれば、呼出
信号と第1通話線L22及び第1映像線L42の通話・
映像線指定命令を制御線L12を介して102号室の住
情盤J2に送出すると共に、第1映像線L41の映像線
指定命令を制御線L11を介して集合玄関機EP1に送
出する。また、映像制御装置VCに映像線L41とL4
2を接続する命令を送出する。これにより、集合玄関機
EP1では、図示しないテレビカメラを起動すると共
に、第1映像線L41を図示しない映像用接続スイッチ
で接続し、第1映像線L41に訪問者の映像信号を送出
する。
【0015】また、102号室の住情盤J2は、制御線
L12を通じ受信した呼出信号と第1通話線L22およ
び第1映像線L42の通話・映像線指定命令により、図
示しない通話用と映像用の各接続スイッチを制御して第
1通話線L22及び第1映像線L42をそれぞれ接続す
る。また、スピーカSPK1から呼出音を発し、ロビー
灯LP2を点灯し、モニタテレビMNを起動して第1映
像線L42により送られてくる映像信号による映像を放
映する。
【0016】住情盤J2でハンドセットHSが取り上げ
られると、フックスイッチFSW(図1参照)がオン
し、住情盤J2から通話制御装置TCに制御線L12を
介してフックオン信号が送出される。通話制御装置TC
は住情盤J2からフックオン信号を受信すると、集合玄
関機EP1に対し第1通話線L21の通話線指定命令を
送出し、この命令により集合玄関機EP1は図示しない
通話用接続スイッチを制御して第1通話線L21を接続
する。これにより集合玄関機EP1と住情盤J2との間
の通話路が形成され、訪問者からの受話音声はスピーカ
SPK2から、マイクにより集音された居住者等の音声
は集合玄関機EP1から流れ、訪問者と102号室の居
住者との間で通話が行われる。集合玄関に入館用の自動
ドアがある場合には、住情盤J2の解錠スイッチSW6
を操作すると制御線L12、L11を介して集合玄関機
EP1の電気錠に解錠信号が送られ、自動ドアが開放さ
れる。
【0017】また、通話が終了して住情盤J2のハンド
セットHSを元に戻すと、住情盤J2から制御線L12
を介して通話終了信号が通話制御装置TCに送られ、該
通話制御装置TCは住情盤J2、集合玄関機EP1並び
に映像制御装置VCに終了命令を送出する。これによ
り、集合玄関機EP1はテレビカメラをオフすると共に
第1通話線L21と第1映像線L41の各接続スイッチ
を開放し、住情盤J2はモニタテレビMNをオフすると
共に第1通話線L22と第1映像線L42の各接続スイ
ッチを開放し、映像制御装置VCは第1通話線L21と
第1映像線L41の接続を解放する。この結果第1通話
線と第1映像線とは解放される。
【0018】上記の説明により住情盤J1〜Jnの動作
が明らかになったところで、次に本実施の形態の特徴を
示す図1及び図2を説明する。なお、上述した図4と同
一部分には同一符号を付し説明を省略する。LFはノイ
ズ吸収用のラインフィルタ、FSWはハンドセットHS
が取り上げられることによりオンするフックスイッチ、
AP1〜AP6はそれぞれ入力信号を増幅する増幅器、
R1は増幅器AP3の増幅率を下げ、スピーカSPK1
及びスピーカSPK2から出力される音量を制御するた
めの抵抗である。SW11〜SW16はスイッチで、そ
れぞれマイクロコンピュータ3からの切替信号L_P1
1〜L_P16に基づきオン/オフが切り替わる。な
お、スイッチSW11〜SW16のそれぞれは通常時、
オフになっている。
【0019】3は既に参照したようにメモリ内蔵のマイ
クロコンピュータで、信号ANによってフックスイッチ
FSWのオン/オフのチェックを行っており、フックス
イッチFSWのオン/オフに基づき、スイッチSW11
〜SW16のオン/オフをそれぞれ切り替えるための切
替信号L_P11〜L_P16を出力する一方、火災感
知器1又は住棟受信機2から火災信号Sを受信すると、
後述の音声合成IC4に音声出力を指示するための音声
制御信号CSを出力すると共に、火災感知器1から火災
信号Sを受信した場合には、住棟受信機2へ火災信号S
を送出する。4は警報音や例えば「火災です」等の合成
音声AOUTを出力する音声合成IC、5は火災感知器
1とマイクロコンピュータ3間のインターフェースであ
る。6は音声部で、該音声部6の動作については、以下
に詳述する。
【0020】次に、本実施の形態の動作を図3を参照し
ながら説明する。なお、ここでは、他の装置(ドアホン
DP1〜DPn又は集合玄関機EP1〜EPk又は管理
人室機SM1,SM2)からの音声信号が住情盤J1〜
Jnに入力された後の住情盤J1〜Jn内の動作を主に
説明し、その前の動作については、上述の図5の説明と
重複するため省略する。
【0021】集合玄関機EP1〜EPk又は管理人室機
SM1,SM2からの呼出によってスピーカSPK1か
ら呼出音が流れ、該呼出音を聞いた居住者等によりハン
ドセットHSが取り上げられると、フックスイッチFS
Wがオンする。マイクロコンピュータ3は信号ANによ
りフックスイッチFSWのオン/オフをチェックしてお
り、フックスイッチFSWがオンしたことを検出する
と、スイッチSW14及びスイッチSW15をオンにす
るための切替信号L_P14及びL_P15をそれぞれ
送出する。これにより集合玄関機EP1〜EPk又は管
理人室機SM1,SM2と住情盤J1〜Jnの通話路が
形成され、訪問者の音声信号はラインフィルタLFでノ
イズ吸収され、増幅器AP1及び増幅器AP3によって
増幅され、ハンドセットHSのスピーカSPK2から出
力される。居住者等の音声はマイクMICで集音され、
増幅器AP5で増幅され、第1通話線L22又は第2通
話線L32を介して伝送され、集合玄関機EP1〜EP
k又は管理人室機SM1,SM2の図示しないスピーカ
から出力される。
【0022】ドアホンDP1〜DPnからの呼出の場
合、フックスイッチFSWがオンすると、マイクロコン
ピュータ3からスイッチSW13及びSW15をオンす
るための切替信号L_P13及びL_P15がそれぞれ
送出され、ドアホンDP1〜DPnからの音声信号が増
幅器AP2及び増幅器AP3で増幅されてスピーカSP
K2から出力され、マイクMICで集音された居住者等
の音声は、増幅器AP5及びAP6で増幅されてドアホ
ンDP1〜DPnの図示しないスピーカから出力され
る。
【0023】一方、火災感知器1は火災の検知を常時行
っており、火災を検知すると、火災信号を出力する。こ
の火災信号Sはインターフェース5を介して住戸内の住
情盤J1〜Jnのマイクロコンピュータ3へ入力され、
次いでマイクロコンピュータ3から住棟受信機2へ送出
される。住棟受信機2は火災信号Sが入力されると、火
災発生元の住戸近傍であって、火災の影響が大きい思わ
れる範囲の住戸(例えば出火階及び直上階の住戸)へ火
災信号Sを送出し、該火災信号Sは該当の住戸住情盤J
1〜Jnのマイクロコンピュータ3へ入力される。
【0024】マイクロコンピュータ3は、自住戸内の火
災感知器1からの火災信号S又は他の住戸で発生した火
災による住棟受信機2からの火災信号Sを受信すると、
(S1)、スイッチSW16をオンにするための切替信
号L_P16を送出すると共に、音声制御信号CSを送
出して(S2)、警報音や例えば「火災です」等の音声
信号AOUTを出力させるよう音声合成IC4に指示す
る。そして、フックスイッチFSWがオン/オフどちら
であるかをチェックし、オンの場合には(S3)、通話
よりも警報音を優先してスピーカSPK2から出力させ
るため、スイッチSW13及びスイッチSW15(ドア
ホンDP1〜DPnと通話中の場合)、又はスイッチS
W14及びスイッチSW15(集合玄関機EP1〜EP
k又は管理人室機SM1,SM2と通話中の場合)をオ
フにするための対応する切替信号を送出して、他の装置
との通話を切断させると共に、スイッチSW12をオン
にするための切替信号L_P12を出力する(S4)。
この場合、音声合成IC4からの音声信号AOUTは、
矢印Aの径路で伝送されてスピーカSPK2及びスピー
カSPK1から出力されることとなるが、増幅器AP3
の増幅率が抵抗R1によって下げられているので、スピ
ーカSPK2及びスピーカSPK1から出力される音は
小さくなる。なお、SPK1からは、自住戸内へ警報を
発するため音声信号AOUTが増幅器AP4にて更に増
幅されて出力される。
【0025】なお、ステップS2をステップS4,S7
の後にそれぞれ行ってもよい。そして、マイクロコンピ
ュータ3は、火災信号Sを受信してから所定時間(例え
ば2秒間)経過すると(S5)、スイッチSW12をオ
フにするための切替信号L_P12及びスイッチSW1
1をオンにするための切替信号L_P11を送出する
(S6)。この場合、音声信号AOUTは矢印Bの径路
で伝送され、スピーカSPK1から、増幅器AP3によ
る増幅後の音声信号AOUTを更に増幅器AP4にて所
定レベル(例えば70ホン)まで増幅された音声信号A
OUTが出力される。一方、ハンドセットHSのスピー
カSPK2からは、フックスイッチFSWがオン状態で
あれば、増幅器AP3によって増幅された音声信号AO
UTが出力される。ただ、前記所定の時間は、居住者等
がハンドセットHSから出力される警報音を聞いた後、
住戸内の火災の発生元のチェック等を行うために耳元か
らハンドセットHSを離す時間又はハンドセットHSを
所定の位置に戻すのに要する時間等を目安として選ばれ
た時間であるので、居住者等によって、警報音に基づき
前記所定時間が経過する前にハンドセットHSが所定の
位置に戻されていれば、フックスイッチFSWはオフ状
態となっているので、スピーカSPK2からは出力され
ず、スピーカSPK1からのみの出力となる。
【0026】なお、フックスイッチFSWがオフの場合
(S3)には、スイッチSW11をオンにするための切
替信号L_P11を送出する(S7)。この場合、音声
合成ICからの音声信号は、矢印Bの径路で伝送され増
幅器AP3及び増幅器AP4で増幅されスピーカSPK
1から所定のレベル(例えば70ホン)で出力される。
【0027】居住者等は、スピーカSPK1又はSPK
2から出力される警報音に基づいて、火災の発生元のチ
ェックを行う等し、そして、音響停止スイッチSW3を
操作して警報音を停止させ、復旧スイッチSW6を操作
して火災等の事故からの復旧を行う。
【0028】本実施の形態によれば、他の装置との通話
中に警報の一例である火災が検知された場合、音響装置
の一例であるスピーカSPK1及びハンドセットHSの
スピーカSPK2から出力する警報音の音量を所定の時
間、下げるようにしたので、従来のように警報音によっ
て居住者等が動揺するのを防止することができ、居住者
等は適切な対応を行うことが可能となる。
【0029】本実施の形態では、警報機器の警報信号と
して火災感知器1の火災信号Sを例に説明したが、これ
に限られたものではなく、例えばガス漏れ検知器のガス
漏れ信号、防犯センサSE1〜SEnの侵入信号等を受
信した場合に、警報音の音量を下げるようにしてもよ
い。
【0030】また、本実施の形態では、ハンドセットH
Sを有するインターホン装置を例に説明したが、ハンド
セットHSを有さないハンズフリーのインターホン装置
においては、住情盤J1〜JnのスピーカSPK1の直
近で通話を行うため、スピーカSPK1から出力される
警報音の音量を所定時間下げることで、警報音によって
通話者等が動揺することを防止することができる。
【0031】また、本実施の形態では、マイクロコンピ
ュータ3は音声制御信号を音声合成IC4に出力し、音
声合成IC4からの出力を音響装置から警報音として出
力することを例にして説明したが、マイクロコンピュー
タ3から直接音響装置に警報信号を出力して音響装置か
ら警報音を出力するようにしてもよい。なお、音響装置
は、スピーカの他に、警報音を出力するためにブザーを
別途設けるようにしてもよい。
【0032】なお、本実施の形態では、抵抗R1によっ
て増幅器AP3の増幅率を制御する場合を例に説明した
が、これに限られたものではなく、例えば増幅器AP3
に並列に接続した抵抗R3又は抵抗R2と並列に抵抗R
1とスイッチSW12を設けることによって制御するよ
うにしても良い。
【0033】また、本実施の形態では、住情盤J1〜J
nが集合玄関EP1〜EPk等を有する集合住宅に設け
られている場合を例に説明したが、もちろん一戸建て住
戸であっても良く、この場合も、上記と同等の効果を得
ることができる。但し、一戸建て住戸の場合には住棟受
信機2は設けられていないため、住棟受信機2から火災
信号を受信することはない。
【0034】また、本実施の形態では、住情盤J1〜J
nにおいて本発明を実施した場合を例に説明したが、管
理人室機SM1,SM2においても同様に本発明を実施
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインターホン装置によれば、次の効果を得ることがで
きる。
【0036】他の装置との通話中に警報が検知された場
合、音響装置から出力する警報音の音量を所定の時間、
下げるようにしたので、従来のように警報音によって居
住者等が動揺するのを防止することができ、居住者等は
適切な対応を行うことが可能となる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態の住情盤の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態の火災信号受信時の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図4】防犯設備及びインターホン設備の系統図であ
る。
【図5】図4の住宅情報盤の正面概略図である。
【符号の説明】
J1〜Jn 住情盤(インターホン装置) OP3 増幅器(増幅器) HS ハンドセット SPK1,SPK2 スピーカ MIC マイク S 火災信号 1 火災感知器 2 住棟受信機 3 マイクロコンピュータ(制御回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都田 崇 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA11 AA23 AA32 BB03 BB75 DD03 DD25 DD26 FF21 GG67 GG70 GG84 5K038 AA06 CC02 CC12 DD01 DD16 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の装置との通話中に外部からの警報信
    号を受信した場合、警報音を出力する音響装置を有する
    インターホン装置において、 前記警報信号を受信後の所定時間、音響装置から出力す
    る警報音の音量を下げて出力させることを特徴とするイ
    ンターホン装置。
  2. 【請求項2】 前記警報信号を受信すると、警報音制御
    信号を出力する制御回路と、 前記警報音制御信号を増幅して前記音響装置に出力させ
    る増幅器とを備え、 前記制御回路は警報信号を受信すると、所定時間、前記
    増幅器の増幅率を下げることを特徴とする請求項1記載
    のインターホン装置。
  3. 【請求項3】 前記警報信号を受信すると、警報音制御
    信号を出力する制御回路と、 前記警報音制御信号を入力し、当該警報音制御信号に基
    づいて前記警報音を出力する音声合成手段と、 前記警報音を増幅して音響装置に出力させる増幅器とを
    備え、 前記制御回路は警報信号を受信すると、所定時間、前記
    増幅器の増幅率を下げることを特徴とする請求項1記載
    のインターホン装置。
  4. 【請求項4】 前記外部からの警報信号とは、住戸内に
    設けられた警報機器又は集合住宅全体の警報を監視する
    住棟受信機からの警報信号であることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のインターホン装置。
  5. 【請求項5】 前記音響装置は、インターホン装置のハ
    ンドセットに設けられていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のインターホン装置。
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JP2010231822A (ja) * 2010-07-20 2010-10-14 Tokyo Gas Co Ltd 警報器
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